JPH044899A - マイコプラズマの検出方法 - Google Patents

マイコプラズマの検出方法

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JPH044899A
JPH044899A JP2106354A JP10635490A JPH044899A JP H044899 A JPH044899 A JP H044899A JP 2106354 A JP2106354 A JP 2106354A JP 10635490 A JP10635490 A JP 10635490A JP H044899 A JPH044899 A JP H044899A
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dna
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亮 原澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイコプラズマの検出方法に関し、更に詳細
には該マイコプラズマの特異的なDNA領域の検出に関
する。本発明はまた、このような検出のための検出キッ
トに関する。
〔従来の技術〕
19世紀末にウシの呼吸器病の病原体として発見された
マイコプラズマは広く動物界、植物界で生息し、その一
部は宿主の疾病の原因となっている。例えば、ヒトの原
発性異型肺炎、ニワトリの呼吸器マイコプラズマ症、ブ
タのマイコプラズマ肺炎などがあり、その診断、治療、
予防などの研究が活発に行われている。また、組織培養
中のマイクプラズマ汚染も発見され、汚染マイコプラズ
マの検出方法並びに除去方法などの研究も進行している
。更に、実験動物は医学・生物学の研究の上で果す重要
性が近年高まり、その品質についても高度なものが要求
されてきており、マウス、ラット等の実験動物のコロニ
ーを維持、管理する上でもマイクプラズマ汚染の診断と
予防は重要な項目となってきている。
マイコプラズマの検出方法としては、分離培養方法、D
NA蛍光染色方法、生化学的方法、免疫学的方法などが
開発されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記各方法は、マイコプラズマの検出方法として、通常
利用されてはいるが、その操作は煩雑であり、簡便な方
法ではない。一方、近年種々の遺伝子診断方法が開発さ
れてきた。マイコプラズマの特徴はその遺伝子により規
定されている。このマイコプラズマに特徴的な遺伝子配
列を高感度かつ迅速に検出できればマイコプラズマの存
在を簡便に、確定することができ、家畜、実験動物、組
織培養等の管理が容易となる。
すなわち、本発明の目的はマイコプラズマ−般に共通な
遺伝子配列を明らかにし、その検出方法及びそれに用い
るキットを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は、マイコプ
ラズマの検出方法に関し、マイコプラズマのrRNAを
コードしているDNA配列、又はその一部のマイコプラ
ズマに特異的なDNA配列を検出することを特徴とし、
また第2の発明は、上記第1の発明の方法を用いて検出
を行うだめのマイコプラズマ検出キットに関し、マイコ
プラズマの特異なDNA領域を増幅させるための特定の
ブライマーを含有していることを特徴とする。
マイコプラズマのr RNAをコードするDNAは、1
6SrRNA−スペーサー領域−233rRNA−スペ
サー領域−53r RNAの各DNA配列で構成されて
いる。本発明者らは前記課題を解決するために11種の
マイコプラズマのr RNAをコードしているDNA配
列の一部、すなわち16SrRNΔ−スペーサー領域−
233rRNAをコードしているDNA配列の一部を明
らかにし、次にマイコプラズマ一般に共通なDNA配列
を見出した。
次に、遺伝子検出方法として現在最も高感度で簡便なP
 CR(Polymerase Chain Reac
tion)法〔サイキ(3aiki)ら、サイエンス(
Science)、第230巻、第1350〜1354
頁、(1985)]を行うために、マイコプラズマに共
通なDNA配列の特定領域DNAをPCR法で増幅する
ためのオリゴヌクレオチドブライマーを合成した。
また増幅されたマイコプラズマDNAを検出するための
プローブも合成した。次に各マイコプラズマDNAを鋳
型としてPCR法を行い、すべてのマイコプラズマDN
Aの特定領域が効率よく増幅、検出されることを見出し
た。
以下順を追って本発明を具体的に説明する。
マイコプラズマの検出に用いられるrRNAをコードす
るDNA配列としては、マイコプラズマに共通な配列で
あれば良いが、例えば16SrRNA−スペーサー領域
−23SrRNAをコードするDNA配列より共通配列
を見出せば良い。マイコプラズマの163rRNA−ス
ペーサー領域−23SrRNAをコードしているDNA
配列は次のように決定される。
例えば、培養細胞汚染マイコプラズマの中で高い割合を
占めるマイコプラズマ ファーメンタンス(Mycop
lasma fermentans) P G 18株
、マイコプラズマ ハイオリニス(M、 hyorhi
nis)BTST株、マイコプラズマ オーラレ(M、
ora−1e) C819299株、マイコプラズマ、
ホミニス(M、hominis) P G 21株、マ
イコプラズマ サリバリウム(M、 salivali
um) P 020株、マイコプラズマ アルギニニ(
M、arginini)0230株、ウレアプラズマ 
ウレアリテイカム(Ureaplasmaurealy
ticum)T 960株、マウス、ラットの病原性マ
イコプラズマである、マイコプラズマプJl/ モニス
(M、 pu 1mon is) m 53株、マイコ
プラズマアルスリティディス(M、arthritid
is) PO2株、マイコプラズマ ニューロリテイカ
ム(M、neurolyticum) P G 28株
、ブタの病原性マイコプラズマである、マイコプラズマ
 ノ1イオーーs−モ=工(M、hyopneumon
iae) V P P 11株、ヤギの病原性マイコプ
ラズマである、マイコプラズマ カプリコラム(M、c
apricolum) CALIF。
K10株をそれぞれ培養し、次にDNAを調製する。一
方、マイコプラズマ カブリコラムの16SrRNA−
スペーサー領域−23S r RNAをコードするDN
A配列〔モレキュラー アンド ジェネラル ジェネテ
ィックス(Mo 1ecu tarand Gener
al Genetics)第196巻、第317〜32
2頁(1984))]の本明細書の添付図面の第1図に
示すDNA配列より、この領域及び他のマイコプラズマ
DNAもPCR法で増幅できる一対のブライマ一対、例
えば下記表1のブライマ一対を選定する。
なお、第1図は、マイコプラズマ カブリコラムの19
22bpの塩基配列を示す図である。
表  1 5’ GTAATCGCGAATCAGCTATG 3
’   ブライマー1−1このブライマ一対はDNA合
成機により合成でき、HPLCにて精製できる。このブ
ライマ一対を用い、マイコプラズマ カブリコラム以外
の上記11種のDNAを鋳型としてPCR反応を行い、
DNA配列決定用のDNAの増幅を行う。
PCR法についてはタック−ポリメラーゼ(Taq−p
olymerase)を含む遺伝子増幅キット及び自動
遺伝子増幅装置が宝酒造社から市販されており、これと
前述のブライマ一対を用い、マイコプラズマDNAの増
幅反応を行う。
PCR法としては、酵素として、例えば耐熱性タック−
ポリメラーゼを用い、DNAの変性(95℃)の工程、
ブライマーDNAのアニリング(37℃)の工程、DN
A相補鎖の酵素的合成(72℃)の工程より成る温度サ
イクルを50回繰返し、目的遺伝子を増幅する。この場
合アニーリング温度、温度サイクル回数は、鋳型DNA
とブライマーDNAのTm鋳型、ブライマー間の相同性
を考慮して適宜選定される。
次に増幅されたDNAの塩基配列を決定する。
PCR法によって増幅されたDNAの塩基配列決定は、
−旦DNAをM13又はpUC等のファージ又はプラス
ミドベクターにクローニングする方法、又はこのクロー
ニングのステップを省略し、直接PCR増幅DNAを用
いる方法〔ダイレクト シーフェンス(Direct 
5equence)法〕で決定することができる。タッ
ク−ポリメラーゼを用いたイン ビトo (in vi
tro)D N A合成の際に起こりうるミスインコー
ポレーションに起因するDNA配列の読み間違いを防ぐ
ためにも、また時間、費用を節約するためにも、ダイレ
クト シーエンス法が有利である。
ダイレクト シーフェンス法において、従来はPCR増
幅の際に2つのブライマー比を1=100程度にしてお
いて、片側のDNA鎖を、もう一方のDNA鎮より過剰
に生じさせ〔非対称P CR(Asymmetric 
P CR) ] 、得られた一重鎖DNへを鋳型に用い
て行うのが主流であった。しかし、この方法では、用い
るブライマーによってプライミング効率が大きく異なる
ため、−本領D N Aをシーフェンス反応用に十分量
得るために、あらかじめ実験を行ってブライマーの濃度
比を決めておく必要があっな。今回のように多くのサン
プルの塩基配列を決める必要がある場合は、これは実際
的ではない。本発明者らは、−本領DNAを生じさせな
いで、二本鎖DNAをそのまま用いて塩基配列を決定す
る方法を検討した。その結果、塩基配列決定用ブライマ
ーを鎮状の鋳型DNAにアニールさせる場合において、
鋳型DNAを熱変性させた後、従来専ら用いられてきた
ように徐冷するのではなく急冷することによってブライ
マーと鋳型との会合が、鋳型同士の会合より、より優先
して起こることを見出し、この急冷方法を適用すること
により、二本鎖で鎮状のPCR増幅DNAを鋳型として
用いた場合でも容易にジデオキシ法によりマイコプラズ
マの塩基配列を決定することができた。また、この方法
を用いる場合、ラジオアイソトープ等で末端をamした
ブライマーを用いれば、読み取り可能なシーフェンスラ
ダーを得るために必要な鋳型DNAの精製法としては、
PEGを用いた分別沈殿法でPCR増幅産物からブライ
マーを除くという簡便な操作で十分である。
その各マイコプラズマの16SrRNA−スペーサー領
域−233rRNAをコードするDNA配列は、第2図
〜第15図に示すとおりである。すなわち、第2図はマ
イコプラズマ ハイオリニス(480bp)の、第3図
はマイコプラズマ オーラμ(460bp)の、第4図
はマイコプラズマ サリバリウム(438bp)の、第
5図はマイコプラズマ アルギニニ(400bp)の、
第6図はマイコプラズマ ブルモニス(513bp)の
、第7図はマイコプラズマ ニューロリティカム(53
9bp)の、第8図はマイコプラズマ アルスリティデ
ィス(444bp)の、第9図はマイコプラズマ バイ
オニューモニエ(731bp)の、第10図及び第11
図はマイコプラズマ ファーメンタンス(522bp)
の、第12図及び第13図はマイコプラズマホミニス(
それぞれ406 bp、及び405 bp)の、第14
図及び第15図はウレアプラズマウレアリティカム(そ
れぞれ517 bp、及び516 bp)のそれぞれの
DNA配列を示している。
第1図〜第15図のマイコプラズマDNA配列の相同性
を検討し、これらのマイコプラズマに特有な共通配列を
選定し、検出すればマイコプラズマ一般が検出できる。
これらの配列の検出方法としては、遺伝子工学的検出方
法を用いれば良いが、前述のPCR法が現在量も高感度
な検出方法である。PCR法であらゆるマイコプラズマ
DNAを増幅するためのブライマーとしては、領域内で
マイコプラズマすべてに関してアニーリングできるブラ
イマーDNA対であれば良いし、そのようなブライマ一
対を複数用意して混合して使用してもよい。
ブライマ一対としては、例えば表2のブライマ一対を、
DNA合成機で合成し、HPLCで精製できる。
5’ ACACC八TへへへAGCTGGTAAT 3
’   ブライマー2−15” GCへへCCACCへ
へへAACTCT 3’    ブライマー2−25’
 GTTCTTTGAAAA[l’TGAAT 3’ 
   ブライマー3−1PCR法としては使用ブライマ
一対を選択し、次いで例えばアニーリング温度55℃、
サイクル回数30回の条件でPCR反応を行えば良い。
増幅後のマイコプラズマDNAの検出は、例えばアガロ
ースゲル電気泳動、ポリアクリルアミドゲル電気泳動、
スポット法、及びサインプロット法を用いて行うことが
できる。スポット法、サインプロット法の際は増幅領域
内でプローブDNAを選択すれば良い。その−例として
は、表3のプローブ1を、ブライマー2−1、ブライマ
ー2−2を用いた場合のPCR増幅DNAの検出用プロ
ーブとして用いても良い(表3)。
表  3 5 ’ GTT(’TTTGAAAACTGAAT 3
’  プローブ1プローブDNAは前記ブライマーDN
Aと同様の方法で合成、精製することができる。プロー
ブDNAは、標識化することにより、高感度な検出が可
能となる。
標識化の方法は放射性同位元素標識法に限らず、酵素標
識、蛍光標識、ビオチン、アビジン系標識、ケミプロー
ブ標識法等公知の方法なら何でもよい。
実際選定されたブライマーを用い、各マイコプラズマD
NAの特定領域をPCR反応で増幅することができ、電
気泳動法、サザンハイプリダイゼーション法等により高
感度に検出することができる。
一方、個々の各マイコプラズマDNAを特異的に増幅す
るためには、ブライマー領域内で各マイコプラズマに特
異的なDNA配列となるように、少なくとも一方のブラ
イマーを選定すれば良い。その−例として、マイコプラ
ズマ バイオニューモニエだけを特異的に増幅するプラ
イマ一対として、表4に示すようなものを選定できる。
5’ ACACCATGGGAGCTGGTAAT 3
’   プライマー4−1このようにマイコプラズマ一
般に共通なDNA配列、及び各マイコプラズマに特異的
なDNA配列が明らかになることにより、試料中のマイ
コプラズマの検出、汚染マイコプラズマの同定、病原性
マイコプラズマの検出等を高感度に行うことができる。
なお、表1に示したマイコプラズマ カプリコラムのD
NA配列より選択したブライマ一対は、他の11種のマ
イコプラズマDNAをPCR法で増幅することができる
が、他のマイコプラズマのDNA配列と、配列が完全に
一致しておらず、PCR反応において、37℃での了ニ
ーリングが必要で、反応サイクルも50回行うことによ
り増幅できる。このため、他の細菌のDNA例えば大腸
菌に一12株DNAや、枯草菌DNAをも増幅した。
一方、表2に示すブライマ一対は、マイコプラズマに特
有で、DNA配列も一致し、PCR反応において、55
℃での了ニーリング、反応サイクル30回でマイコプラ
ズマDNAを特異的に増幅し、上記細菌DNAの増幅は
認められなかった。
PCR法の場合、マイコプラズマ感染細胞1個よりの検
出が可能であり、マイコプラズマの早期検出が可能とな
り、汚染細胞、汚染動物等の管理が容易となる。
また、本発明に従って、マイコプラズマ特定DNA領域
を増幅させるためのブライマ一対をそろえてキットして
おくことにより、マイコプラズマの検出を簡便に行うこ
とができる。なお、キットに用いる試薬は溶液状でも良
いし、凍結乾燥物でもよい。
以上PCR法を用いたマイクプラズマの高感度検出法に
ついて詳細に説明してきたが、本発明はPCR法に限定
されるものではなく、特定のDNA及びその相補鎖を高
感度に検出する方法はすべて本発明に含まれるものであ
り、例えif Qβ−レプリケース アンブリフィケー
ション システム〔バイオ/テクノロジー(Bio/l
echnology) 、第6巻、第1197頁(19
88年)〕による方法が挙げられる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例をもって詳細に説明するが、本発明
はこれら実施例によって限定されるものではない。
実施例1 マイコプラズマの16SrRNA−スペーサー領域−2
33rRNAをコードしているDNA領域の塩基配列決
定 (1)  マイコプラズマDNAの調製培養細胞に高頻
度で汚染するマイコプラズマとして、マイコプラズマ 
ファーメンタンスPG18株、マイコプラズマ ハイオ
リニスBTS7株、マイコプラズマ オーテレC819
299株、マイコプラズマ ホミニスPG21株、マイ
コプラズマ サリバリウムPG20株、マイコプラズマ
 アルギニニ0230株、ウレアプラズマ ウレ了すテ
ィカムT960株、マウス病原性マイコプラズマとして
、マイコプラズマ ブルモニスm53株、マイコプラズ
マ アルスリティディスPG6株、マイコプラズマ ニ
ューロリティカムPG28株、ブタ病原性マイコプラズ
マとして、マイコプラズマ バイオニューモニエVPP
II株、ヤギ病原性マイクプラズマとして、マイコプラ
ズマ カブリコラムCALIF。
K10株(いずれも東大医学部附属動物実験施設より分
与)を公知の改良したニドワード(Bdward)培地
31を用いて、37℃で培養し、10000g 。
1時間遠心して培地を除いた。TE緩衝液〔10mM)
 リス(Tris)−HCI、pH7,5、1mM  
BDTA  〕 で菌体を洗浄後、ラジン(Razin
)らの方法〔インターナショナル ジャーナル 才ブ 
システマチック バクテリオロジ−(I nt、 J、
5yst、 Bacter 1−01、)、第33巻、
第201〜206頁(1983) )で各マイコプラズ
マDNAを調製した。
(2)個々のマイコプラズマの16SrRNA−スペー
サー領域−23SrRNAをコードしているDNA領域
の塩基配列決定 マイクプラズマ カブリコラムの既知の16SrRNA
及び23SrRNAをコードしているDNA配列より当
該領域をPCR法で増幅するための一対のオリゴヌクレ
オチド 表1のブライマー1−1及びブライマー1−2
を選定し、アプライドバイオシステムズ社のDNA合成
機を用いて合成し、脱保護の後イオン交換HPLC(T
 S Kゲル、DBAB−2Sillカラム)で精製し
、セブーパク(SBP−P^に)C,、(ウォーターズ
社)で脱塩し、各DNAを約50μg得た。
実施例1−(1)で調製したマイコプラズマのDNA5
01gをそれぞれ0.5 rnI!用チューブに取り、
10μlのIOX増幅用緩衝液、16μlの1.25m
M  dNTP混合液(dATP、 dGTP、 dC
TP。
dTTP)   1μlの20pMブライマー1−1.
1μ1020pMブライマー1−2.0.5μlの5ユ
ニット/μlタック−ポリメラーゼを加え、更に滅菌水
を加えて100μβの溶液にした。
この反応液は上層に100μmのミネラルオイル(シグ
マ社)を加えた後、自動遺伝子増幅装置サーマル−サイ
クラ−(Thermal−Cycler)(宝酒造社販
売)により増幅反応を行った。反応条件は、94℃、3
0秒間の変性→37℃、2分間のブライマーの了ニーリ
ング→72℃、2分間の合成反応のサイクルを50サイ
クル行った。
反応後、上層のミネラルオイルを除去した後、反応液の
2μlを取り、1%アガロース(全酒造社製)ゲル電気
泳動を行い、エチジウムブロマイドでDNAを染色し、
DNAの増幅を確翳忍した。
その結果、ウレアプラズマ ウレアリティカムでは約5
50bpと150bpのバンドが検出され、他のマイコ
プラズマでは約450bpから700bpの単一なバン
ドが検出された。
次に反応液98μlを1.5ml容の別のエッペンドル
フチューブに移しTE(10mM)リスHCI、 1 
mM BDT^、pH8,0)緩衝液で飽和したフェノ
ールとクロロホルムの等量混合液で抽出した後、上層を
別のエッペンドルフチューブに取り、10μlの3モル
酢酸ナトリウム溶液、250μlのエタノールを加え、
かくはんして、−80℃に15分間放置後、16000
rpmで10分間遠心して上清を除去しDNA沈殿を回
収した。
次いで80%エタノール200μlを加え、16000
rpmで3分間遠心後、上清を除去した後真空乾燥した
(エタノール沈殿)。単一バンドが検出された11種の
マイコプラズマDNAに関しては100μlのTE緩衝
液に溶解し20%ポリエチレングリコール、2.5モル
塩化ナトリウム溶液60μmを加えてかくはんして0℃
に1時間放置後、16000rpmで10分間遠心して
上清を除去した。得られたDNA沈殿を80%エタノー
ルで洗浄し、真空乾燥した後100μlの水に溶かした
。2種類のバンドが得られた。
ウレアプラズマ ウレアリティカムに関しては、エタノ
ール沈殿したDNAを10μ矛のTE緩衝液に溶解し1
%低融点アガロース〔ジ−プラーク アガロース(Se
a Plaque Agarose)、宝酒造〕ゲルで
電気泳動後、約550bpの大きさのバンドを切出し、
ジーン クリーン(GBNBCLBAN) nキット〔
フナコシ薬品■〕を用いてDNAを100μlの水に抽
出した。フェノールとクロロホルムの等量混合液で処理
した後エタノール沈殿を行い、20μlの水に溶解した
このようにして得られたDNAを鋳型として次のように
直接ジデオキシ法によるDNA配列決定を行った。PC
RによるDNA増幅に用いたブライマー1−1、及びブ
ライマー1−2をメガラベル(MBGALABBL)キ
ット(全酒造)を用いて5′末端を32pでラベルした
。ラベルしたブライマー1−1、あるいはブライマー1
−2をl pmol、鋳型DNAを約0.8 pmol
、×10緩衝液 (70mM)リス−〇CI 、pH7
,5,200mM塩化ナトリウム、70mM塩化マグネ
シウム、1mMHOT^)1.5μlに水を加え14μ
lにした後、94℃で3分間加熱し水中で急冷した。1
μlのフレノウ(2ユニツト)(宝酒造)を加えて混合
後3μmを4種類のdNTP−ddNTPの混合液2μ
lが入った4本のチューブに分注し混合した。
4種類のdNTP−ddNTPの混合液の組成は次のよ
うである。(G)83μM dATP、dTTP。
4、2 μM dc’GTP(7−deaza2’ d
GTP) 、2.5 t−tMdcTP、58μM d
dGTP、(A)83μMdc7GTP、 d TTP
、 2.5 )tM d CTP、 4.2 μMdA
TP、100μM ddATP、(T)83μMdc’
GTP、 d ATP、 2.5 μM d CTP、
 4.2 μMdTTP、200μM ddT’T’p
、 (C)  62μMdc’GTP、 d A T 
P Xd T T P 、 2.5 μM d CTP
150μMddCTP0 混合した反応液を42℃で20分間保持し、チエイス混
合液(1mM、 dGTP、 dATP、 dTTP。
dCTP)  1μlを加え更に20分間保持した後、
4μlの反応停止液(95%ホルムアミド、20mM 
BDTA 、 0.05%ブロモフェノールブルー0.
05%キシレンシアツールFF)を加えた。
94℃で3分間加熱後、氷上で急冷した後、変性ポリア
クリルアミドゲルにより電気泳動し、オートラジオグラ
フィー後、ラダーを読み取りDNA配列決定を行った。
マイコプラズマ ハイオリニス、マイコプラズマ オー
ラレ、マイコプラズマ サリバリウム、マイコプラズマ
 アルギニニ、マイコプラズマ プルモニス、マイコプ
ラズマ アルスリティディス、マイコプラズマ ニュー
ロリティカム、マイコプラズマ バイオニューモニエの
各DNA配列は第2図〜第9図に示すとおりである。
一方、マイコプラズマ ファーメンタンス、マイコプラ
ズマ ホミニス、ウレアプラズマウレアリティカムに関
して2個のラダーが連続して生じる個所があった。これ
らのマイコプラズマに関しては、PCRで増幅したDN
A断片約250ngをDNAプランティング キット(
Blunting kit) (宝酒造)を用いて末端
を平滑化した。平滑化したDNA断片50ngとpHc
18を制限酵素旧ncI[で切断したDNA断片110
0nをDNAライゲーション キット(宝酒造)を用い
てライゲーションを行った。反応液をコーエン(Coh
en)らの方法により大腸菌JM109の形質転換に用
い、形質転換菌をJ、ビエイラ(J、 Vieira)
らの方法で選別した。3種のマイコプラズマに関して得
られた白コロニーを12個ずつ選び0.5 rd用チュ
ーブに50μlの滅菌水で懸濁し、5分間加熱処理した
後、ジーン アンプ7M  キット(Gene Amp
”Kit) (宝酒造社販売)に含まれている10μl
の10×増幅用緩衝液 [100mM) リス−HCl
、ph  8J、500mMKCl、  15 mM 
MgC1,,0,1%(W/V)ゼラチン〕、16μ矛
の1.25mM  dNTP混合液(dATP。
dGTP、dCTP、dTTP)  1μlの10μM
のM13プライマーM4 (宝酒造社製)  1μlの
10mMM13プライマーRV (宝酒造社製)0.5
μlの5ユニット/μβタック−ポリメラーゼを加え、
更に滅菌水を加えて100μlの溶液にした。
この反応液は上層に100μlのミネラルオイルを加え
た後、自動遺伝子増幅装置サーマル−サイクラ−により
増幅反応を行った。反応条件は、94℃、1分間の変性
→55℃、2分間のプライマーのアニーリング→72℃
、2分間の合成反応のサイクルを25サイクル行った。
反応後、上層のミネラルオイルを除去した後、反応液の
10μlを取り、1%丁ガロース(宝酒造社製)ゲル電
気泳動を行い、エチジウムブロマイドでDNAを染色し
、増幅されたDNAの長さを確認し、3種類のマイコプ
ラズマに関して増幅されたDNAを3クローンずつプラ
イマー1−1、プライマー1−2を用いて同様に直接D
NA配列決定を行った。その結果、3種類のマイコプラ
ズマに関して2種類ずつのDNA配列を得た。その配列
は第10図〜第15図に示すとおりである。
実施例2 マイコプラズマDNAのPCRによる増幅(1)  オ
リゴヌクレオチドプライマーDNAの合成及び精製 図面に示したマイコプラズマDNAの共通配列を増幅す
るために選択した表2に示した2対のブライマーDNA
対をアプライドバイオシステムズ社のDNA合成機を用
いて合成し、脱保護の後、イオン交換HPLC(T S
 K ケル、DBAB−2SWカラム)で精製し、セブ
ーパクC16(ウォーターズ社)で脱塩し、各DNAを
約50ng得た。
(2)マイコプラズマ共通配列DNAのPCRによる増
幅 実施例1−(1)で調製した12種類の各マイコプラズ
マDNA5ng、及び対照とするため調製したマウスD
NA5ng、大腸菌に一12株DNA 5 ng、枯草
菌ISW 1214株DNA5ngを鋳型DNAとして
、それぞれ0.5−容エッペンドルフチューブに2本ず
つとり、10μlの10×増幅用緩衝液、16μmの1
.25mM  dNTP混合液(dATP、 dGTP
、 dCTP、 dTTP)を加え、各鋳型DNAの一
方のチューブに1μ矛の20μMブライマー2−1.1
μlの20μMブライマー2−2、もう一方のチューブ
に1μβの20μMブライマー3−1と1μlの20μ
Mブライマー3−2を加え、0.5μmの5ユニット/
μβタック−ポリメラーゼを加え、更に滅菌水を加えて
100μlの溶液にした。
この反応液は上層に100μlのミネラルオイルを加え
た後、自動遺伝子増幅装置サーマルサイクラ−により増
幅反応を行った。反応条件は、94℃、30秒間の変性
→55℃、2分間のプライマーのアニーリング→72℃
、1分間の合成反応のサイクルを30サイクル行った。
反応後、上層のミネラルオイルを除去した後、反応液の
5μlを取り、1%アガロース(宝酒造社製)ゲル電気
泳動を行い、エチジウムブロマイドでDNAを染色し、
DNAの増幅を確認した。
その結果、いずれのブライマ一対を用いた場合でも各マ
イコプラズマについて、それぞれのDNA配列より予想
される長さのバンドが検出された。しかし、マウスDN
A、大腸菌に一12DNA、枯草菌ISW 1214株
DNAを鋳型とした場合には、バンドは検出されず、各
プライマー対は、マイコプラズマrRNAをコードする
DNAに特異的であった。
実施例3 ブタ肺炎マイコプラズマ ハイオニューモニよDNAの
PCRによる増幅 (1)  オリゴヌクレオチド プライマーDNAの合
成及び精製 マイコプラズマ バイオニューモニエのrRNAをコー
ドするDNA配列より選定した、該マイコプラズマに特
異的なDNA配列を増幅するための表3に示したプライ
マ一対を実施例2−(1)と同様に合成、精製し、それ
ぞれ約50ngのDNAを得た。
(2)フィコプラズマ ハイオニューモニよDNAのP
CRによる増幅 鋳型DNAとして実施例1−(1)で調製した各マイコ
プラズマDNA5ng及び前述のマウスDN A 5 
ng、大腸菌DNA5ng、枯草菌DNA 5ng1ブ
ライマ一対として上記3−(1)で得たプライマーを用
い実施例2−(2)と同様にPCR反応を行い、DNA
の増幅及び検出を行った。その結果、マイコプラズマ 
バイオニューモニエのDNAについてのみそのDNA配
列より予想された長さのバンドが検出され、他のマイコ
プラズマDNA、マウスDNA、大腸菌DNA、枯草菌
DNAを鋳型とした場合にはバンドは検出されず、この
プライマ一対はマイコプラズマバイオニューモニエを特
異的に増幅した。
実施例4 サザンハイブリダイゼーションによるマイコプラズマD
NAの検出 (1)  マイコプラズマDNAの検出実施例2−(2
)でプライマ一対として、プライ7−2−1、ブライ7
−2−2を用いてPcR反応を行った反応溶液2μlを
1%アガロースゲルに電気泳動し、アルカリ変性後、ナ
イロンメンプラン〔アマ−ジャム ハイボンド−N(A
mersham Hybond−N) 〕に−晩サザン
プロットした。紫外線トランスイルミネーター(254
nm)に10分間照射させ、DNAをメンプランに固定
させた。
このメンプランは、プレハイブリダイゼーション緩衝液
(5×デンハーツ液、5XSSC。
0.1%SDS、 100 、ug/ml!サケ精子D
NA)5d中で50℃、2時間プレハイブリダイゼーシ
ョンを行った。次に、プローブとして、実施例2−(1
)で合成したブライマー3−1を用い、該プローブを3
2pにてラベルしたものを加え1晩ハイブリダイゼーシ
ヨンを行った。
プローブの32p−ラベルはメガラベル キット(宝酒
造)を用いて次のように行った。10p molのプロ
ーブ、1μlの10×リン酸化緩衝液、50μCiのC
r−”P〕ATP (アマージャム社)10ユニツトの
T4−ポリヌクレオチドキナーゼを含む反応液に滅菌水
を加えて10μmにし、37℃、30分間反応させた。
反応後、94℃、5分間処理し、この反応液の全量(約
10 ”cpm)をハイブリダイゼーションに用いた。
ハイブリダイゼーション後、メンプランを2xSSC,
0,1%SDSを含む洗浄液1で室温10分間で4回洗
浄し、続いて1xSSC10,1%SDSを含む洗浄液
2で55℃、50分間で2回洗浄した。メンプランは乾
燥させた後、X線フィルム(富士フィルム)を入れたカ
セット内で一70℃、−晩感光させ、オートラジオグラ
フをとった。
この結果、12種類のマイコプラズマDNAの増幅物に
ついてはすべてバンドが検出されたが、マウスDNA、
大腸菌DNA、枯草菌DNAを鋳型とした反応溶液では
バンドは認められなかった。
実施例5 マイコプラズマDNAの増幅・検出キットの作成 試料中のマイコプラズマDNAを増幅・検出するための
キットを作成した。
マイコプラズマ共通配列増幅・検出キット共通配列DN
A増幅用ブライマーとして、表2のブライマー2−1及
びブライマー2−2が各20μM溶液となるようにTE
緩衝液20μlに溶解し、マイコプラズマ プライマー
液(A剤)とした。また表2のブライマー3−1及び3
−2が各20μM溶液となるようにTE緩衝液20μl
に溶解し、マイコプラズマ プライマー液(B剤)とし
た。
A剤を選択し、マイコプラズマDNAを増幅する場合の
DNA検出用プローブとして、表3のプローブ1の2μ
g−t−TE緩衝液20μβに溶解し、マイコプラズマ
 プローブ液(C剤)とした。
A剤、B剤、及びA剤とC剤の組合せでキットI〜■を
作成した(表5)。
表  5 °F マイコプラズマ ハイオニューモニよDNA増幅
・検出用キット マイコプラズマ ハイオニューモニよDNA増幅用ブラ
イマーとして、表4のブライマー41、及び4−2が各
20μM溶液となるようにTE緩衝液20μlに溶解し
、マイコプラズマ プライマー液(D剤)としキラ)I
Vを作成した(表6) 表  6 〔発明の効果〕 以上、詳細に説明したように、本発明により、マイコプ
ラズマ一般に共通な特異的遺伝子領域が明らかとなり、
この領域を検出することによる、試料中のマイコプラズ
マの高感度検出方法及び検出キットが提供された。
また、新たに11種のマイコプラズマのrRNAをコー
ドするDNA配列の一部が明らかとなり、これらの各マ
イコプラズマDNAに特徴的な領域の検出が可能となり
、ブタ肺炎マイコプラズマ バイオニューモニエを特異
的に検出するキットも提供された。
【図面の簡単な説明】
第1図はマイコプラズマ カプリコラムの1992bp
の塩基配列を示す図、第2図はマイコプラズマ ハイオ
リニスの480bpの塩基配列を示す図、第3図はマイ
コプラズマ オーラレの460bpの塩基配列を示す図
、第4図はマイコプラズマ サリバリウムの438bp
の塩基配列を示す図、第5図はマイコプラズマ アルギ
ニニの400bpの塩基配列を示す図、第6図はマイコ
プラズマ ブルモニスの513bpの塩基配列を示す図
、第7図はマイコプラズマ ニューロリティカムの53
9bpの塩基配列を示す図、第8図はマイコプラズマ 
アルスリティディスの444 bpの塩基配列を示す図
、第9図はマイコプラズマ バイオニューモニエの73
11)pの塩基配列を示す図、第10図及び第11図の
マイコプラズマ ファーメンタンスのそれぞれ522b
pの塩基配列を示す図、第12図及び第13図はマイコ
プラズマ ホミニスのそれぞれ406bp及び405b
pの塩基配列を示す図、第14図及び第15図はウレア
プラズマ ウレアリティカムのそれぞれ517bp及び
516bpの塩基配列を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マイコプラズマの検出方法において、マイコプラズ
    マのrRNAをコードしているDNA配列、又はその一
    部のマイコプラズマに特異的なDNA配列を検出するこ
    とを特徴とするマイコプラズマの検出方法。 2、請求項1記載の方法を用いて検出を行うための検出
    キットであって、マイコプラズマの特異なDNA領域を
    増幅させるための特定のプライマーを含有していること
    を特徴とするマイコプラズマ検出キット。
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