JPH0448792Y2 - - Google Patents

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JPH0448792Y2
JPH0448792Y2 JP1988042266U JP4226688U JPH0448792Y2 JP H0448792 Y2 JPH0448792 Y2 JP H0448792Y2 JP 1988042266 U JP1988042266 U JP 1988042266U JP 4226688 U JP4226688 U JP 4226688U JP H0448792 Y2 JPH0448792 Y2 JP H0448792Y2
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JP
Japan
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shiyamoji
handle
ceramic plate
deodorizing
ceramic
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JP1988042266U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はしやもじに関し、特に電子ジヤーに
使用するしやもじに関するものである。
〔従来の技術〕
電子ジヤーで保温した御飯から発生する蒸れた
臭いを抑えるためには、しやもじを外に出してお
くか、又は脱臭材等をつけたしやもじをジヤーに
入れておく方法がとられた。
〔考案が解決しようとする課題〕
脱臭材の使用では、しやもじの柄の内部に活性
炭などの脱臭材を入れた筒状構造のものや、しや
もじ全体に特定波長の遠赤外線放射セラミツクス
を塗布したものが供されているが、構造が複雑で
コストも高く、手間がかかつたり、脱臭効果が低
下するとしやもじ全体を買い換える必要があるな
ど、不便な点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、炊き上がつた御飯を数時間以
上保温する場合においても、いやなにおいの発生
を防止できるしやもじを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るしやもじは、しやもじの柄の表
面部分に、植物抽出物を主体とした消臭剤をセラ
ミツクス粒子にコーテイングして作成した消臭加
工セラミツクス板を取り外し可能に取り付けた構
成のものである。
〔作用〕
この考案においては、しやもじ自体に消臭効果
を持たせるようにしたので、炊き上がつた御飯を
数時間以上保温するような場合でも、本考案のし
やもじを電子ジヤーの中に入れておくと、保温時
に発生する電子ジヤー内のいやなにおいを消臭す
ることができる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図は本考案の第1の実施例によるしやもじ
の平面図、第2図は第1図の背面図、第3図は第
1図の−′断面図である。図において、1は
しやもじ、2はしやもじ本体、3はプラスチツク
からなるしやもじの柄、4はしやもじの柄3の裏
面に設けられたホルダー部、5はホルダー部にス
ライド式に設けられた消臭材としてのセラミツク
ス板である。
本発明の一実施例によるしやもじは、液体の消
臭剤、例えば植物抽出物を主体としたフレツシユ
シライマツ(白井松新薬株式会社製商品名)等を
セラミツクスを構成するセラミツクス粒子にコー
テイングし、この消臭剤をコーテイングした粒子
を焼結して作成したセラミツクスの板5を、ホル
ダー部4にスライド式に取付けて構成したもので
ある。
このような上記実施例によるしやもじは、しや
もじ自体に消臭効果を持たせるように構成したの
で、御飯を保温する際、しやもじを電子ジヤー内
に入れておくことで、電子ジヤー内に発生する一
種独特のいやなにおいを消臭することができる。
さらに、御飯を保温する時にしやもじを入れた
ままにするくせのある人にとつては、本考案は非
常に有効であり、本考案のしやもじを使用するこ
とによつて、しやもじを入れたままにすることで
発生するしやもじ自体からの臭いをも加わつた、
より一層のいやな臭いをも消臭することができる
ものである。
また、第4図、第5図、及び第6図は本考案の
第2、第3、及び第4の実施例を示し、ともにし
やもじ本体の柄の断面図を示す。これらの図にお
いて、3はプラスチツクからなる柄、5は消臭加
工されたセラミツクス板、6は柄3に設けられた
突起部、7は突起部6とともに消臭加工されたセ
ラミツクス板5を固定するためのはめ込み凹部、
8は消臭加工されたセラミツクス板5としやもじ
の柄3とを止めて固定するためのボルトである。
第4図はしやもじの柄3の裏面に、はめ込み凹
部7と突起部6を用いて消臭加工されたセラミツ
クス板5を取り付けたもの、第5図はしやもじの
柄3の両面に消臭加工されたセラミツクス板5を
4つの突起部6を用いて取付けたもの、第6図は
しやもじの柄3の両面にボルト8あるいはリベツ
トで消臭加工されたセラミツクス板5を止めつけ
たものを示す。
第2の実施例は第1の実施例と同様にしやもじ
の柄の裏面のみに消臭加工されたセラミツクス板
を取り付けたものであるが、上記第3、第4の実
施例では、しやもじの柄3の両面に消臭材を取り
付けたので、上記第1、第2の実施例に比し、消
臭効果をより長く保持することができる。
また、上記実施例ではセラミツクス粒子1つ1
つに消臭剤をコーテイングし、これを焼結して消
臭効果のあるセラミツクスの板を作成しているの
で、消臭剤のコーテイング部分の面積、及び体積
をともに大きくすることができ、消臭効果をより
長く保持することができる。さらに、セラミツク
スは洗浄性が良く多孔性のため、水洗いをした
り、電子ジヤー内の温度で保温しても消臭剤が不
必要に発散することがなく、消臭剤をコーテイン
グする材質として最も適しているものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、消臭加工したセ
ラミツクスの板を取り付けた構成のもので、御飯
を数時間以上保温するときにも、電子ジヤー内に
本考案のしやもじを入れておくとジヤー内に発生
するいやな臭いを消すことができる。また、しや
もじを洗浄する際、柄に付けた消臭加工したセラ
ミツクス板は必ずしも脱着する必要はなく、しや
もじごと洗浄ができるので、簡便に衛生を保て
る。また長期間使用後消臭効果が低下しても、し
やもじ全体でなくセラミツクス板のみの交換で済
み、経済性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例によるしやもじ
の平面図、第2図は第1図の背面図、第3図は第
1図の−′断面図、第4図は本考案の第2の
実施例によるしやもじの柄の部分の断面図、第5
図は本考案の第3の実施例によるしやもじの柄の
部分の断面図、第6図は本考案の第4実施例によ
るしやもじの柄の部分の断面図である。 図において、1はしやもじ、2はしやもじ本
体、3はプラスチツクからなるしやもじの柄、4
はホルダー部、5は消臭加工されたセラミツクス
板、6は突起部、7ははめ込み凹部、8はボルト
である。なお図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 御飯を保温する機器に使用するプラスチツク
    などからなるしやもじにおいて、 該しやもじの柄の表面部分に、消臭剤を加工
    したセラミツクス板を取り外し可能に取り付け
    たことを特徴とするしやもじ。 (2) 上記セラミツクス板が、植物抽出物を主体と
    した消臭剤をセラミツクス粒子にコーテイング
    した消臭加工セラミツクスであることを特徴と
    する請求項1記載のしやもじ。
JP1988042266U 1988-03-29 1988-03-29 Expired JPH0448792Y2 (ja)

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JP1988042266U JPH0448792Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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JPH01155948U JPH01155948U (ja) 1989-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2506146Y2 (ja) * 1990-05-02 1996-08-07 川嶋工業株式会社 柄を固着した家庭用品

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JPS4840870U (ja) * 1971-09-17 1973-05-24

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JPS62177452U (ja) * 1986-04-28 1987-11-11

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JPS4840870U (ja) * 1971-09-17 1973-05-24

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JPH01155948U (ja) 1989-10-26

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