JPH0448705B2 - - Google Patents

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JPH0448705B2
JPH0448705B2 JP16001384A JP16001384A JPH0448705B2 JP H0448705 B2 JPH0448705 B2 JP H0448705B2 JP 16001384 A JP16001384 A JP 16001384A JP 16001384 A JP16001384 A JP 16001384A JP H0448705 B2 JPH0448705 B2 JP H0448705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support roller
strip
expansion
coil
contraction
Prior art date
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Expired
Application number
JP16001384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6137651A (ja
Inventor
Yoshio Takakura
Atsushi Oohira
Isamu Ishama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP16001384A priority Critical patent/JPS6137651A/ja
Publication of JPS6137651A publication Critical patent/JPS6137651A/ja
Publication of JPH0448705B2 publication Critical patent/JPH0448705B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H20/00Advancing webs
    • B65H20/30Arrangements for accumulating surplus web
    • B65H20/32Arrangements for accumulating surplus web by making loops

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、大容量の帯状物(ストリツプ)を蓄
積するスパイラルルーパに関し、より詳細には、
そのサポートローラの位置の拡縮を高精度に行な
い得るようにした制御装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、横軸形スパイラルルーパに於て、ストリ
ツプ相互のスリツプを非常に小さい値におさえ、
表面品質を損なわず、且つ円滑な運転を可能とな
らしむる、サポートローラの拡縮の制御方法が知
られている(米国特許明細書第428802号)。この
公知例に於ては、サポートローラの拡縮が積極的
には行なわれていない。このサポートローラの拡
縮を積極的に行なつている例として、本出願人の
出願に係る特開昭59−149253号がある。また、こ
のサポートローラ拡縮機構をドムラ軸から外部へ
取り出した例として同じく本出願人の出願に係る
特開昭60−56762号がある。
しかしながら、これらのサポートローラの拡縮
技術では、往々にしてストリツプにスリツプ現象
が発生し、ストリツプに表面傷が発生するという
問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる問題を解消し、前記サポート
ローラ位置の拡縮をストリツプにスリツプを発生
することなく高精度で制御し得るスパイラルルー
パにおけるサポートローラ拡縮位置制御装置を提
供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
前記スパイラルルーパでその拡縮を積極的に行
う場合、スパイラルルーパで、必要な性能を発揮
し、且つ実用的な運転を行なうための条件を第
7,8図により説明する。ストリツプ1は入側ピ
ンチローラ2を経てスパイラルルーパに進入し、
入側サポートローラ4上に巻かれ、入側コイル3
を形成する。次に入側コイル3の内側を通つて、
S字状に配列されたヘリカルターンの小径ローラ
5上を通過し、出側サポートローラ7上に巻か
れ、出側コイル6を形成する。出側コイル6の外
側からストリツプは出側ピンチローラ8を通過し
て、スパイラルルーパの外部へ出てゆく。この様
にストリツプは入、出側にコイル状に蓄積される
ことになり、S字状にヘリカルターン部を含むド
ラム軸9が時計方向に回転すれば、蓄積量が増
え、逆に反時計方向に回転すれば、蓄積量が減少
することになる。
上記スパイラルルーパの運転で、入、出側コイ
ル内でストリツプ相互のスリツプを発生させない
ためにも、またストリツプは張力の加わつた状態
でタイトに巻かれるため、サポートローラ4,7
はドラム軸9の半径方向に拡大、縮少する必要が
ある。第8図にその関係を示す。
入、出側コイルが一体となつて回転するために
は次の関係が成立する必要がある。
ここで、 RE1:入側サポートローラ外半径 RE2:入側サポートローラ内半径 RD1:出側サポートローラ内半径 RD2:出側サポートローラ外半径 h:ストリツプ板厚 VE:ストリツプ入側速度 VD:ストリツプ出側速度 あるいは上記の式を積分した次式を満足する必
要がある。
ここで、θはドラムの回転角、lE,lDは各々ル
ーパのストリツプの送り込み長さ、送り出し長さ
であり、次式で表わされる。
lE=∫VE・dt lD=∫VD・dt ……(3) したがつて、入側サポートローラ4と出側サポ
ートローラ7の拡縮は、各々の内半径RE2,RD2
を、(2)式より得られる次式 により演算し、各演算値をサポートローラ半径位
置の検出器よりの実測値と比較し、偏差を零にな
るように制御できる。
上記の条件はコイル状に巻かれたストリツプが
相互にストリツプを発生しない条件であり、スト
リツプが発生すると、ストリツプに表面傷が発生
し、製品価値を著しく低下させ、取扱うストリツ
プによつては不良品になる。通常許容されるスト
リツプは0.2%程度以下である。今、例えばRE2
ΔRE2の誤差があると、スリツプεPは次式で表わ
される。
εP=ΔRE2/RE2 ……(5) 従つて、許容される誤差ΔRE2は次の値となる。
通常使用されるスパイラルルーパではRE2は1〜
2m位であるから ΔRE2=εP×RE2=0.2×10-2×(1〜2)×103=2
〜4mm ……(6) この値はライン運転中のどのような状態でも満
足する必要がある。
〔発明の実施例〕
本発明の実施例のサポートローラ拡縮機構につ
き入側について説明する。出側も全く同様な構造
である。
第1図において、サポートローラ4はラツク1
1、ピニオン12を介して、ドラム軸9の面板1
5に摺動可能に取付けた大歯車13により支持さ
れている。サポートローラ4は第2図に示すよう
にラツク11を取付けたロツド29に取付けられ
ている。ピニオン12の軸は面板15に装着され
ているおり、また大歯車13は外周が歯車24に
噛合い、内周部でピニオン12に噛合つている。
したがつて、大歯車13が面板15に対して相対
的に回転することにより、サポートローラ4はド
ラム軸の半径方向に拡大、縮小することになる。
この大歯車13の回転の駆動系につき第1図〜
第4図を用いて説明する。面板15の回転は、歯
車17,18,19を経て遊星歯車機構21に連
結されている。その遊星歯車21の外筒部は歯車
22に噛合つており、軸23、歯車24を介し
て、大歯車13に連結されている。遊星歯車の一
方の軸25はピニオン26、ラツク27を介し
て、拡縮シリンダ28に接続されている。この駆
動系の歯車比は次の様に定められている。面板1
5から歯車17,18,19、遊星歯車21、歯
車22,24,13までの連比は、ドラム軸と、
大歯車13が全く同じ進度となる様になつてい
る。したがつて、拡縮シリンダ28がストローク
しない限り、大歯車13は面板15に対して相対
的には回転せず、従つて、サポートローラ4は、
ドラム軸の半径方向に移動しない。このサポート
ローラ4を移動させるには、拡縮シリンダ28を
ストロークさせ、遊星歯車21の一方の軸25を
回転させれば良いことになる。この拡縮シリンダ
28側の歯車系の連比は、サポートローラ4の必
要ストロークが拡縮シリンダの全ストロークと対
応する様に決めれば良い。ドラム軸9は歯車箱3
1を介して、電動機32に接続されており、ドラ
ムに回転トルクを加え、スパイラルルーパ入、出
口部のストリツプの張力が保持できるようになつ
ている。
次に拡縮シリンダ28の油圧及び電気制御系に
つき説明する。第5図で拡縮シリンダ28は切換
弁41を介して、圧力調整弁42を経て、油圧源
Pに接続されている。また、切換弁41は、タン
クTに圧力調整弁44、流量調整弁45を介して
接続されており、一方、P側からT側へは流量調
整弁43を介して接続し、常に、ある一定量の流
量をバイパス的に流している。サポートローラ4
の位置は拡縮シリンダ28と完全に比例関係にあ
るから、この拡縮シリンダ28の位置を制御すれ
ば良いことになる。
次にその方法について説明する。ストリツプ送
り込み長さlEは、第7図に示した入側ピンチロー
ラ2に取付いた回転検出器61で、送り出し長さ
lDは出側ピンチローラ8に取付けた回転検出器6
2で、またドラム軸9の回転角θは、第1図に示
した検出器63により測定される。またサポート
ローラ4の半径位置は、拡縮シリンダ28の変位
を検出器64にて検出することにより得られる。
コンピユータ(CPU)49は(2)式と(3)式とによ
り、サポートローラ4および7の半径位置RE2
RD2を演算すると同時に、拡縮シリンダ28の変
位の実測値と比較し、その偏差をも演算する。こ
の偏差量に見合つた制御信号を、油圧コントロー
ラ48に送り、流量調整弁45の流量を制御す
る。第5図に示す油圧回路では、バイパス回路に
より常にP側からT側へ、油を供給しているため
拡縮シリンダ28のオーバストロークに対して
も、流量調整弁45の流量を絞ることにより、拡
縮シリンダ28をどちらの方向にも移動させるこ
とができるようになつている。尚(2)式及び(3)式の
演算に必要なデータはキーボード50より入力で
きるように構成されている。また第5図の油圧回
路には圧力制御弁42,44を油圧コントローラ
46,47により圧力を制御できるようになつて
おり、拡縮シリンダの出力が過大になつたり、ま
たは不足しないようにしている。第6図に第5図
の制御系統を示してある。
以上の実施例の説明では拡縮系の駆動源として
油圧シリンダを使用しているが、これを電動機と
して、直接ピニオン26を駆動しても、同じサポ
ートローラの拡縮動作が得られることは明らかで
ある。その場合、拡縮シリンダのストロークが、
このピニオン26の回転角で表示されることも明
らかであろう。
〔発明の効果〕
以上詳述したところより明らかなように、本発
明によれば、スパイラルルーパに必要なサポート
ローラの拡縮を、コイル相互のスリツプを最少に
抑えるべく高精度に制御でき、ストリツプにスリ
ツプに起因する表面傷の発生が効果的に防止で
き、高速、大容量のスパイラルルーパの実現を可
能にする等、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例のスパイラルルー
パのサポートローラ拡縮装置の模式図、第2図は
サポートローラの取付け状態を示す詳細図、第3
図はサポートローラの取付け状態を示す断面図、
第4図は動力の伝達系統を示す模式図、第5図は
本発明に係る実施例のサポートローラの拡縮制御
装置を示す図、第6図はその電気制御系統を示す
図、第7図はスパイラルルーパの機能を説明する
図、第8図はスパイラルルーパの運転パラメータ
を説明する図である。 1……帯状物(ストリツプ)、3……入側コイ
ル、4……入側サポートローラ、6……出側コイ
ル、7……出側サポートローラ、28……拡縮シ
リンダ、46〜48……油圧コントローラ、49
……演算装置(CPU)、61〜64……検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動しつつある帯状物を巻回しつつ第1のコ
    イル及び第2のコイルをそれぞれ形成させる第1
    の装置及び第2の装置と、前記第1のコイルから
    前記第2のコイルに帯状物をスパイラル状に引き
    出す装置とからなり、前記各コイルを支持するサ
    ポートローラの半径を油圧回路により移動可能に
    構成したスパイラルルーパのサポートローラ拡縮
    位置制御装置において、帯状物の送り込み長さ及
    び送り出し長さ並びにドラムの回転角を各々検出
    する検出装置と、該検出値に基づいて前記サポー
    トローラの半径位置を演算し、該演算値と前記サ
    ポートローラの半径位置の実測値との偏差を演算
    する演算装置とを備え、該偏差値を零にするよう
    に前記サポートローラ移動用油圧回路にフイード
    バツクして前記サポートローラの位置を制御する
    制御装置を設けたことを特徴とするスパイラルル
    ーパのサポートローラ拡縮位置制御装置。 2 前記サポートローラの半径位置RE2,RD2
    次式にて演算する特許請求の範囲第1項記載のス
    パイラルルーパのサポートローラ拡縮位置制御装
    置。 但し、 RE10:入側サポートローラ外半径の初期位置 RD10:出側サポートローラ外半径の初期位置 h:帯状物の板厚 lE:帯状物の送り込み長さ lD:帯状物の送り出し長さ θ:ドラムの回転角
JP16001384A 1984-07-30 1984-07-30 スパイラルル−パのサポ−トロ−ラ拡縮位置制御装置 Granted JPS6137651A (ja)

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JP16001384A JPS6137651A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 スパイラルル−パのサポ−トロ−ラ拡縮位置制御装置

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JP16001384A JPS6137651A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 スパイラルル−パのサポ−トロ−ラ拡縮位置制御装置

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JPS6137651A JPS6137651A (ja) 1986-02-22
JPH0448705B2 true JPH0448705B2 (ja) 1992-08-07

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JP16001384A Granted JPS6137651A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 スパイラルル−パのサポ−トロ−ラ拡縮位置制御装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61119320A (ja) * 1984-11-16 1986-06-06 Nakata Seisakusho:Kk スパイラルル−パ−の回転タワ−回転数制御方法
JPS63248278A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 Hitachi Ltd フアクシミリ用課金デ−タリモ−ト設定方式

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JPS6137651A (ja) 1986-02-22

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