JPH044818Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH044818Y2
JPH044818Y2 JP1987199656U JP19965687U JPH044818Y2 JP H044818 Y2 JPH044818 Y2 JP H044818Y2 JP 1987199656 U JP1987199656 U JP 1987199656U JP 19965687 U JP19965687 U JP 19965687U JP H044818 Y2 JPH044818 Y2 JP H044818Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
magnetic
lines
gap
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987199656U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01104147U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987199656U priority Critical patent/JPH044818Y2/ja
Publication of JPH01104147U publication Critical patent/JPH01104147U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH044818Y2 publication Critical patent/JPH044818Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は曝気用空気の活性化や空気の脱臭等の
目的で使用することができる空気磁気処理器の改
良に関するものである。
(従来の技術) 廃水処理槽や養魚水槽の曝気用の空気はオゾン
処理すると活性が高まることが従来から知られて
いるが、本考案者は曝気用空気の活性化方法を研
究中に磁石の磁力が空気の活性化に役立つことを
発見した。そこで本考案者は空気の入口と出口を
有するハウジングの内部に空気流路に沿つて磁石
を配置した空気磁気処理装置を既に完成し、特願
昭61−291310号(特開昭63−267363号公報参照)
として出願済みである。ところがこの先願の装置
は外部の送風機からハウジングの空気の入口へ空
気を供給しなければならぬために装置が複雑化す
る欠点があり、また磁力線を空気流路に十分に集
中させることができないために空気の活性化効果
の点でなお不十分な点が残されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記したような先願発明の問題点を更
に改良して、装置の簡素化と磁力線の集中による
空気処理効果のより一層の向上を図ることができ
る空気磁気処理器を提供するために完成されたも
のである。
(問題点を解決するための手段題) 本考案は、永久磁石と、この永久磁石に取り付
けられ所定の間隙にN極とS極とを対峙させた状
態で磁力線を集中させる誘磁鉄板と、この間隙を
通じて磁力線を横切る方向に空気流を生じさせる
送風機とをハウジングの内部に収納したことを特
徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例に基づいて更に詳細
に説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示すもので、
1はベース板2と側板3とから構成されるハウジ
ング、4,4はこのハウジング1の内部に設けら
れた永久磁石である。本実施例では永久磁石4,
4は第2図にも示されるように互いのN極とS極
とが密着するように2個を組合わせるとともに、
後側の永久磁石4のS極と前側の永久磁石4のN
極とにそれぞれ密着するようわん曲させた一対の
誘磁鉄板5,6を備えたものである。これらの誘
磁鉄板5,6の先端は図示のように所定の間隙7
を持たせて相対向させてあり、この間隙7を挟ん
で永久磁石4,4のN極とS極とが実質的に対峙
し磁力線を集中させている。8はハウジング1の
内部に収納された送風機であつて、誘磁鉄板5の
後部に形成された空気吸引孔9から空気を吸引
し、間隙7を通じて空気を噴出させるためのもの
である。この送風機8によつて生じた空気流は誘
磁鉄板5,6によつて間隙7に誘磁集束された磁
力線を横切るように進行することとなり、この間
に磁力線による酸素分子の励起作用を受ける。
上記の実施例では第2図のように永久磁石4,
4を配置したが、第3図のように一方の永久磁石
4の極面にU字状の誘磁鉄板6を取付け、これと
対向させて鉄板9を配置してもよい。この場合に
は鉄板9に分極が生じて中央部がS極、誘磁鉄板
6の先端に対向する部分がN極となり、間隙7を
挟んでN極とS極とが対峙することとなる。また
第4図のように双方の永久磁石4にU字状の誘磁
鉄板5,6を取付けてその先端同志を対峙させる
こともでき、更にまた第5図のように第4図にお
ける永久磁石4を2連式のものとして磁力線をよ
り強力なものとすることもできる。本考案におけ
る永久磁石4の配置方法についてはこのような
種々の変形が可能である。
(作用) このように構成された本考案の空気磁気処理器
は、ハウジング1の内部に設けられた永久磁石
4,4に取り付けられた誘磁鉄板5,6により間
隙7にN極とS極とを対峙させた状態で磁力線を
集中させ、この間隙7を通じて送風機8により空
気流を流して空気の磁気処理を行うものである。
ここで空気の磁気処理とは、磁力線を横切る金属
線に起電力が生ずると同様、常磁性体である空中
の酸素の最外穀電子が磁力線により電子的に励起
状態となることを利用し空気中の酸素の反応性を
高める処理を意味するもので、磁気処理された空
気を例えば曝気用空気に用いれば水中の溶存酸素
濃度を通常の空気による曝気の場合に比較して向
上させることができ、また有機物の変敗によつて
生ずる空気の臭気を脱臭することができることが
確認されている。特に本考案においては送風機8
をハウジング1の内部に収納したので、従来のよ
うに送風機を外部に設置する必要がなくなり設備
全体の簡素化を図ることができ、またそれ単体で
どこにでも取付けが可能であるから使用に便利な
利点がある。
また本考案においては、永久磁石4,4に取り
付けられた誘磁鉄板5,6により所定の間隙7に
磁力線を集中させることにより磁束密度を高めた
ので、先願発明の装置に比較してより優れた磁気
処理効果を得ることができる。
本考案の空気磁気処理器を居室内、冷蔵庫内、
自動車の車内などに設置して磁気処理を行わせた
ところ優れた脱臭力が確認され、特に冷蔵庫内に
おける有機物の変敗に対して優れた脱臭効果が得
られた。また平均体長5cmの金魚50尾を収容した
水量150の養魚槽の曝気を行うにあたり、空気
送量が40/分、水温26℃の場合、磁気処理され
ない通常の空気を用いた場合には溶存酸素量を
0.5mg/から8mg/まで回復させるのに25分
間を要したのに対し、本考案の装置によつて磁気
処理された空気を用いるとわずか7分間で同一レ
ベルまで溶存酸素量が回復した。なお従来のオゾ
ン処理された空気を用いた場合には約15分間、先
願の装置を用いた場合には約9分間を必要とし
た。これらの溶存酸素濃度の測定は飯島精密工業
株式会社製の水中酸素メータを使用した。
(考案の効果) 本考案は以上の説明から明らかなように、先願
の空気磁気処理器を更に改良し、装置の簡素化
と、誘磁鉄板を利用した磁力線の集中による磁気
処理効果のより一層の向上を図ることにより成功
したものであるから、従来の問題点を一掃した空
気磁気処理器として、実用的価値は極めて大きい
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
斜視図、第2図〜第5図は永久磁石の種々の配置
方法を模式的に説明する側面図である。 1……ハウジング、4……永久磁石、5,6…
…誘磁鉄板、7……間隙、8……通風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 永久磁石と、この永久磁石に取り付けられ所定
    の間隙にN極とS極とを対峙させた状態で磁力線
    を集中させる誘磁鉄板と、この間隙を通じて磁力
    線を横切る方向に空気流を生じさせる送風機とを
    ハウジングの内部に収納したことを特徴とする空
    気磁気処理器。
JP1987199656U 1987-12-29 1987-12-29 Expired JPH044818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987199656U JPH044818Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987199656U JPH044818Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01104147U JPH01104147U (ja) 1989-07-13
JPH044818Y2 true JPH044818Y2 (ja) 1992-02-12

Family

ID=31490100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987199656U Expired JPH044818Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH044818Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175167A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Wonder Life:Kk 空気清浄装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62181049A (ja) * 1986-02-05 1987-08-08 人見 和衛 臭気性気体の脱臭装置
JPS62181050A (ja) * 1986-02-05 1987-08-08 人見 和衛 臭気性気体の脱臭装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62181049A (ja) * 1986-02-05 1987-08-08 人見 和衛 臭気性気体の脱臭装置
JPS62181050A (ja) * 1986-02-05 1987-08-08 人見 和衛 臭気性気体の脱臭装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01104147U (ja) 1989-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4563286A (en) System of ionized oxygen allotrope gas water purification and method and apparatus therefor
US4655933A (en) System of ionized oxygen allotrope gas water purification and method and apparatus therefor
US4258730A (en) Electrostatic and magnetic tobacco smoke filtering arrangement
NO20013154L (no) "Blood-pool"-midler for kjernemagnetisk resonans diagnostikk
JPH044818Y2 (ja)
TWI241987B (en) Water activating method and apparatus therefor
JP3389079B2 (ja) 水の活性化方法及びそのための装置
US20060024235A1 (en) Stabilised superparamagnetic particles
KR20170088468A (ko) 양자에너지 발생기가 내장된 산화질소 함유 수분 발생기를 이용한 건강 관리 시스템
JP6889499B2 (ja) 活性酸素発生装置
JPH01153162A (ja) 空気磁気処理装置
CN2217617Y (zh) 富氧磁化水器
JP3716348B2 (ja) 磁気処理装置
JP2569992Y2 (ja) 活水器
JPH0248080Y2 (ja)
JP3019126U (ja) シャワー・ヘッド
JPS63126598A (ja) オゾンエア−曝気水の磁気処理法及び磁気処理装置
CN220056552U (zh) 一种磁化水生产线
CN210930995U (zh) 一种具有熵减功能的食品处理机
JP3038905U (ja) 磁気水処理装置
JP3004704U (ja) 美顔器
KR100622829B1 (ko) 자화수 발생기 및 이를 이용한 수처리 시스템
JP3422223B2 (ja) 第一鉄イオンの封鎖剤及び封鎖方法
JPH0478990U (ja)
JPH0349590B2 (ja)