JPH0448070Y2 - - Google Patents

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JPH0448070Y2
JPH0448070Y2 JP15174086U JP15174086U JPH0448070Y2 JP H0448070 Y2 JPH0448070 Y2 JP H0448070Y2 JP 15174086 U JP15174086 U JP 15174086U JP 15174086 U JP15174086 U JP 15174086U JP H0448070 Y2 JPH0448070 Y2 JP H0448070Y2
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microphone
support
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vibration
directional
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はマイクロホンの指向性のビーム幅を
制御することができる、いわゆるズームマイクロ
ホンにおけるそのマイクロホンユニツトを支持す
るズームマイクロホン支持構造に関する。
「従来の技術」 ズームマイクロホンは例えばカメラにより被写
体を撮像しながらその付近の音を録音する場合
に、そのカメラのレンズをいわゆるズームアツプ
する場合にその被写体に向けたマイクロホンの指
向性ビーム幅を鋭くし、ズームダウンして広い範
囲で被写体を撮影する場合は、マイクロホンの指
向性ビーム幅を広くするために用いられている。
従来のズームマイクロホンにおいては第4図に
示すように、円筒状の外ケース11内の後方部に
マイクロホン合成指向特性を制御するための電子
回路部12が配され、その前方側において外ケー
ス11内にこれと同軸心的に内ケース13が配さ
れ、その内ケース13は防振ゴム14を介して外
ケース11に保持されている。外ケース11の周
面に大きな開口15が形成され、これを塞ぐよう
に外ケース11の内周面には金網15が張られ、
外部の音が外ケース11内に容易に入ることがで
きるように構成されている。内ケース13の周壁
には軸方向に沿つたスリツト17が周面に多数配
列形成され、同様に外部よりの音が内ケース13
内に容易に入るようにされている。
内ケース13内において単一指向性マイクロホ
ンユニツト18,19が軸方向にずらされて配さ
れ、防振ゴム21,22を介してマイクロホンユ
ニツト18,19は内ケース13に保持されてい
る。マイクロホンユニツト18,19の指向方向
は共に前方とされている。これらマイクロホンユ
ニツト18,19の出力は図に示してないが、リ
ード線を通じて電子回路部12内に導入されて合
成され、その合成を制御することによつてマイク
ロホンユニツト18,19の綜合指向特性のビー
ム幅が制御される。この電子回路部12による綜
合指向特性の制御は例えば特公昭59−10119号公
報「可変指向性マイクロホン」に示されている手
法と同様にして行えばよい。外ケース11の外側
に風防23が被されている。
綜合指向特性を所望のように制御できる前提と
して、マイクロホンユニツト18,19として周
波数特性、特に0°及び90°方向の指向特性、更に、
0°及び90°方向の感度などが互に一致したものを
用いる。これらマイクロホンユニツト18,19
は30乃至50cm程度の間隔を持つて配され、選ばれ
た同一特性のマイクロホンユニツトがその特性を
なるべく損われない状態で用いる必要がある。
しかし従来においてはマイクロホンユニツト1
8,19を内ケース13内に保持し、更にその内
ケース13を外ケース11内に保持しているた
め、マイクロホンユニツト18,19の周囲には
多くのものが配置されたことになり、このためマ
イクロホンユニツト18,19の指向特性が害さ
れ、両者の指向特性が一致しなくなる。更に場合
によつては周波数特性も損われることもあつた。
この結果、綜合指向特性を所望のものに制御する
ことができず、特に鋭い指向特性に制御すること
が困難であつた。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば円周面上にほぼ等角間隔で弾
性材よりなる複数の支持線が配され、その支持線
の一端部は匣体に保持される。この複数の支持線
で囲まれた内部に複数のマイクロホンユニツトが
その支持線とほぼ平行にずらされて配置されて、
これら支持線に保持される。
つまりこの考案ではマイクロホンユニツトを弾
性材の支持線で保持しており、マイクロホンユニ
ツトの外周には数少ない支持線が配されるだけで
あつて、内ケースや外ケースなどが設けられない
ため、そのマイクロホンユニツト本来の指向特性
に近い指向特性が得られて、綜合指向特性を所期
のように制御することが可能となる。
「実施例」 第1図及び第2図にこの考案によるズームマイ
クロホン支持構造を示す。匣体31内には図に示
してないが電子回路部が設けられており、またそ
の電子回路部よりマイクロホンの出力端子を導出
するジヤツク、更に指向特性を制御するための制
御信号を入力するためのジヤツクなどが設けられ
ている。
匣体31にこれより突出してこの例では二つの
マイクロホンユニツト32,33を保持するが、
その保持のために弾性材の複数本、例えば3乃至
6本の支持線34が第2図に示すように同一円周
上に等角間隔で配置される。支持線34は超鋼質
線、いわゆるピアノ線を使用することができ、例
えばその線径が1ミリ程度のものを用いる。
支持線34の後方端部は匣体31に保持され
る。図においてはこの保持を匣体31よりの振動
がマイクロホンユニツト32,33に伝達されな
いように防振中継体35を介して保持した場合で
ある。防振中継体35は筒状のいわゆる防振ゴム
からなつており、その一端面に支持線34の一端
部が挿入固定される。図においては支持線34を
折り曲げてその支持線34によつて作られる円筒
の径を細くし、その細くした部分を防振中継体3
5内に挿入保持している。防振中継体35の他端
部は、匣体31の前面板に形成された開口36内
に嵌合挿入される。防振中継体35の外周面に形
成されたリング状溝37内に匣体31に一体に設
けた鍔が嵌め込まれている。更に防振中継体35
の保持を機械的に安定にするため、防振中継体3
5の匣体31側の内周面に補強筒体38が嵌め込
まれている。補強筒体38は防振中継体35の内
周面と嵌合すると共に、防振中継体35を補強筒
体38を両端のフランジで挟み押えている。この
ようにして防振中継体35は匣体31に安定に保
持され、かつ匣体31の振動が支持線34に伝達
され難くなつている。
支持線34に囲まれた内部にマイクロホンユニ
ツト32,33がその支持線と平行にずらされ
て、つまり前後にずらされて配され、かつ支持線
34に保持される。この例においては支持線34
に対するマイクロホンユニツトの保持も防振構造
とした場合であつて、支持リング39の外周面に
支持線34が例えばスポツト溶接により互に固定
される。防振ゴム41を介して支持リング39に
マイクロホンユニツト32を保持させる。マイク
ロホンユニツト33も同様にして保持される。支
持線34の外側において全体を覆つて風防42が
被される。風防42は例えば厚さ5乃至15ミリ程
度のポリウレタンにより構成され、風音を防ぐ作
用をするものである。
マイクロホンユニツト32,33はそれぞれ単
一指向特性のものであり、その指向方向が前方側
にそれぞれ向いており、例えば3乃至5センチ離
して配される。また図に示してないが、これらマ
イクロホンユニツト32,33の出力は匣体31
内の指向特性調整回路に供給され、両マイクロホ
ンの綜合指向特性を制御することができるように
構成されている。
マイクロホンを支持線34に保持させるには、
例えば第3図に示すように支持リング39を短い
円筒状に構成し、その内側にまた短い円筒状の防
振ゴム41を介してマイクロホンユニツト32を
支持させてもよい。匣体31に電子回路を収容せ
ず、例えばテレビジヨンカメラに取付ける場合、
そのカメラ本体内に電子回路を収容してもよい。
「考案の効果」 以上述べたこの考案によるズームマイクロホン
支持構造によれば、マイクロホンユニツト32,
33を支持するのは支持線34によつて行われ、
マイクロホンユニツト32,33に対する音響信
号の到来に邪魔になるものは極く僅かであり、マ
イクロホンユニツト32,33のもともとの特性
に近いものが得られ、従つてその綜合指向特性を
所望のように制御することができ、特に鋭い幅の
狭い指向性ビームも容易に作ることが可能とな
る。
支持線34は弾性線であるため、匣体31より
の振動がマイクロホンユニツト32,33に伝達
され難く、防振の作用も得られている。しかも上
記例のように、支持線34に対するマイクロホン
ユニツトの保持、また支持線34の匣体31への
保持をそれぞれ防振構造とする場合はマイクロホ
ンユニツトに対する防振対策がいつそう良いもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるズームマイクロホン支
持構造の一例を示す要部の断面図、第2図は第1
図の左側面図、第3図はマイクロホンユニツトを
支持線に支持する他の例を示す断面図、第4図は
従来のズームマイクロホン支持構造を示す断面図
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒面上にほぼ等角間隔で配され、一端部が匣
    体に保持された弾性材の複数の支持線と、 これら複数の支持線に囲まれた内部に配され、
    その支持線とほぼ平行して前後にずらされてこれ
    ら支持線に支持された複数の単一指向性マイクロ
    ホンユニツトとよりなるズームマイクロホン支持
    構造。
JP15174086U 1986-10-01 1986-10-01 Expired JPH0448070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15174086U JPH0448070Y2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15174086U JPH0448070Y2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6356895U JPS6356895U (ja) 1988-04-15
JPH0448070Y2 true JPH0448070Y2 (ja) 1992-11-12

Family

ID=31069084

Family Applications (1)

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JP15174086U Expired JPH0448070Y2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01

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JP5304293B2 (ja) * 2009-02-10 2013-10-02 ヤマハ株式会社 収音装置
JP2012175379A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Sony Corp ウインドスクリーン及びマイクロフォン
EP3439319A4 (en) * 2016-03-29 2019-11-13 Tomoegawa Co., Ltd. MICROPHONE-CANON ANTI-WIND PROTECTION

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JPS6356895U (ja) 1988-04-15

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