JPH0447738Y2 - - Google Patents

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JPH0447738Y2
JPH0447738Y2 JP1986079537U JP7953786U JPH0447738Y2 JP H0447738 Y2 JPH0447738 Y2 JP H0447738Y2 JP 1986079537 U JP1986079537 U JP 1986079537U JP 7953786 U JP7953786 U JP 7953786U JP H0447738 Y2 JPH0447738 Y2 JP H0447738Y2
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led
eaves
light
sunlight
holding frame
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はLEDを利用して電気的表示をする
LED表示器に関する。
[従来の技術] 発光形表示器の一つとしてLED応用製品が近
年各方向に利用されている。このLED応用の表
示器については文献(日本科学技術振興財団発行
「日本の科学と技術′84/デイスプレイデバイス」
等)にその動作原理、種類、特徴、動向などが詳
細に述べられている。第6図は表示器の一般的な
構成を示す図である。第6図に示すように多数の
LED1を板2に組み込み、文字、数字、図形な
どその表示したい事項をLED1の発光により表
している。このような発光形の表示器は、屋内の
人工光の明るさの所、屋外の日陰の場所などにお
いては、その表示機能は有効に発揮されるが直接
太陽光の当たる場所での表示は、その機能が有効
に発揮されないことはよく知られている事実であ
る。
この解決策として、第7図に示すように、表示
器の上部に長さLを有する庇3を設け、LED1
の先端の発光部に直接太陽光Aを当てないように
する方法が採られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、太陽光を遮る庇を設けると、太
陽光が庇に当たつて反射し、その反射光がLED
に入射してしまうという問題があつた。又多数の
LEDを格子状に配置すると、太陽光を遮るため
に必要な庇の長さが大きくなり、表示器全体が大
きくなるという問題が生じていた。
そこで本考案は、上記問題点を除去し、太陽光
などの斜め上からの強い光に対して、視認性を損
なわず、又表示器全体を薄く構成することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案では、多数
のLEDを縦横の格子状に配置し保持する保持枠
と、保持枠のLED上部に、LED一個分の間隔で
横方向各列毎に設けられ、LED上部の面を平滑
に、他の一方の面を凹凸に粗く仕上げた庇とを具
備してなる。又、庇はLEDの先端からLED一個
分の間隔の0.5〜1.4倍の長さを突出させてなる。
[作用] 上述した構成により、LED表示器に直接当た
る太陽光を、保持枠に設けられた庇で遮ることに
より、表示機能が有効に発揮される。又、庇の
LED上部と対向する面を平滑に仕上げることで、
LEDからの光を反射させ、凹凸に粗く仕上げら
れた他の一方の面で、太陽光を乱反射・吸収させ
ることができ、LED先端の発光部に対する射光
量を更に少なくし、LEDの光を相対的にはつき
りさせることができる。
[実施例] 本考案の実施例を図面を参照し、詳細に説明す
る。
第1図a,bは本考案のLED表示器を示す正
面図及び側面図である。LED表示器4は、縦横
の格子状に多数の穴が設けられた保持枠2に
LED1が配置され、保持枠2にはLED1上部に
LED1一個分の間隔で横方向各列毎に庇3が設
けられている。
第2図は第1図の要部拡大図である。第2図に
示すように庇3の形状は、LED1上部に対向す
る面は平滑な面(以下平滑面3aで示す)に、他
の一方の面にあたるLED1下部に対向する面は
凹凸状に粗い面(以下粗面3bで示す)となつて
いる。
太陽光Aが斜光角度θで、LED表示器4に入
射すると、太陽光Aは庇3の粗面3bに当たる。
すると、太陽光Aは粗面3bで乱反射・吸収し、
LED1先端の発光部に入射するのを防ぐと共に、
太陽光Aが同方向に反射しないようにすることが
できるため、LED1に太陽光Aの反射光が入射
される量を低減することができる。又、LED1
の光は、LED1の先端から扇状に発光される。
すると、LED1から発光される光は庇3に当た
るが、庇3の平滑面3aに当たつた光は反射しB
方向に発光された形となる。太陽光Aが粗面3b
に当たつて乱反射・吸収する作用と、LED1の
光が平滑面3bに当たつて反射する作用により、
LED1の光をはつきりさせることができる。
第4図はLED1の指向特性を示す図である。
又第5図は庇3の長さと間隔の関係を示す図であ
る。第4図に示すように、LED1は特性Cの様
な指向性があり、LED1の中心より角度がつく
に従い光度の割合Gが少なくなることが分かる。
又、第4図、第5図から、庇3の間隔Wを一定と
し、庇3の長さLが変化するに従い光の境界Dが
変わり、視認角度Eも変わるが、庇3の長さLが
長すぎると視認角度Eが少なくなる。逆に庇3の
長さLを短くすると、視認角度Eは広くなるが、
太陽光Aの影響を受け易くなり、光度の割合Gが
少ない部分の光が増えるだけである。そこで、こ
の特性Cを利用してLED1の光度が高い部分だ
けを有効に発揮させるように庇3の長さを定め
る。庇3の間隔WとLED1の発光面先端から庇
3の先端までの距離Xとの比は0.5〜1.4の範囲が
太陽光Aの影響が小さいとともに、特性Cで光度
の割合Gが高く、表示器をしたから見る場合の見
易さの限界でもあることがたしかめられた。
例として電車の車体側面に行き先表示器(高さ
1.8m程度に設置)として、実施例のLED表示器
1を用いた場合、一般に乗客はこの表示器から数
m離れ、角度20°以内(第4図で下側のDの位置)
で見るので、庇3の長さは上記庇3の間隔の0.5
〜1.4倍にすればよい。よつて屋外ホーム等にお
いても太陽光の影響をあまり受けずにすみ、又表
示器自体が薄くできるので電車用として適したも
のが得られる。又電車の表示器として、各種表示
を行い、色付きのもので見易く、かつ電気的にも
コントロールしやすいものを使用することができ
る。
第3図は他の実施例として、保持枠2をφ°傾射
させてLED1を配置した場合を示す図である。
太陽光Aの斜光角度θは保持枠2を垂直にした場
合に比べφ°だけ小さくすることができる。従つ
て、LED1に太陽光Aが入射する量を更に少な
くすることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によればLED各
列ごとに、LED上部に対向する面を平滑に、他
の一方の面を凹凸に粗く仕上げられた短い庇を設
けることにより、斜め上からの強い光(太陽光な
ど)に対して、視認性が落ちることなく又全体を
薄く構成することができるLED表示器を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による保持枠を示す図でaは保
持枠の正面図、bは保持枠の側面図、第2図は第
1図の要部拡大図、第3図は他の実施例による保
持枠の要部拡大図、第4図はLEDの指向特性を
示す図、第5図は庇の長さと間隔の関係を示す
図、第6図は従来の保持枠の側面図、第7図は第
6図の正面図である。 1……LED、2……保持枠、3……庇、4…
…LED表示器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多数のLEDを縦横の格子状に配置し保持す
    る保持枠と、この保持枠の前記LED上部に、
    前記LED一個分の間隔で横方向各列毎に設け
    られ、前記LED上部の面を平滑に、他の一方
    の面を粗く仕上げた庇とを備えてなることを特
    徴とするLED表示器。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のLED
    表示器において、庇はLEDの先端から前記
    LED一個分の間隔の0.5〜1.4倍の長さを突出さ
    せてなることを特徴とするLED表示器。
JP1986079537U 1986-05-28 1986-05-28 Expired JPH0447738Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986079537U JPH0447738Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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JP1986079537U JPH0447738Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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JPS62193290U JPS62193290U (ja) 1987-12-08
JPH0447738Y2 true JPH0447738Y2 (ja) 1992-11-11

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ID=30929489

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60202469A (ja) * 1984-03-27 1985-10-12 東芝ライテック株式会社 屋外型表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60202469A (ja) * 1984-03-27 1985-10-12 東芝ライテック株式会社 屋外型表示装置

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JPS62193290U (ja) 1987-12-08

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