JPH0447415A - ワーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御方法及びその装置 - Google Patents

ワーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御方法及びその装置

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JPH0447415A
JPH0447415A JP2153883A JP15388390A JPH0447415A JP H0447415 A JPH0447415 A JP H0447415A JP 2153883 A JP2153883 A JP 2153883A JP 15388390 A JP15388390 A JP 15388390A JP H0447415 A JPH0447415 A JP H0447415A
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JP
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linear motor
workpiece
output
waveform
vibration
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JP2153883A
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Tsutomu Mizuno
勉 水野
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、一位置にて支持したワークを他の位置ニテ開
放すべくリニアモータの駆動により直線軌道上を移動す
るワーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御方法
及び装置に関する。
(従来の技術) ワークを把持ないし吸着し、機器間ないしステーション
間で移動させるワーク搬送用ロボットは、回転式の交流
ないし直流サーボモータで駆動するのが一般的である。
しかし、板金素材のようにワーク重量が比較的軽く、か
つ移動径路が直線的なものである場合には、リニアモー
タの方がより円滑に動作させることができるので、最近
ではリニアモータを用いてのワーク搬送用ロボットが提
案されている。
従来のリニアモータによるワーク搬送ロボットは、リニ
アモータに三角波形または台形波形の加減速パターンを
与え、2位置間を高速に移動させ、−刃側の位置でワー
クを支持し、他方側の位置で支持したワークを開放する
というものである。
リニアモータでワーク搬送ロボットを駆動した場合、約
1g(gは重力加速度)の10m/S’以上の加速度で
動作させることが可能である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の如き従来よりのリニアモータによ
るワーク搬送ロボットでは、ワークを支持していない状
態では正確に位置決めてきるが、ワークを支持すると、
例えばバキュームバットに吸着されているワークが位置
決め点で振動するので、正確な位置決めが困難である。
これは、質量軽減のために、バキュームパッドを支持す
るフィードバーやこのフィードバーに支持されるクラン
プバーなどの移動部材がアルミムウム材で製作されてお
り、剛性を高くすることが困難で、その固有振動数が低
く、急加減速を行なったとき、固有振動が現われるため
である。
このため、位置決め精度が悪化することに加え、特に位
置信号を帰還しているLSM (リニア・シンクロナス
・モータ)ではワークの位置決め時間が長くなるという
問題点があった。
そこで、本発明は、リニアモータの運動パターンを適正
とすることで、ワークの振動を抑え、その位置決め精度
を向上し、位置決め時間を短縮させることができるリニ
アモータの制御方法及びその装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明は、一位置にて支持し
たワークを他の位置にて開放すべくリニアモータの駆動
により直線軌道上を移動するワーク搬送ロボットにおけ
るリニアモータの制御方法において、 前記リニアモータに一定時間毎に出力するパルス数を適
正とすることにより、前記リニアモータの加減速特性を
定めるようにし、 前記加減速特性を定める加減速パターンの少なくとも減
速部分を、前記ワークの振動を抑える曲線形状としたこ
とを特徴とする。
また、この場合、前記曲線形状は、ワーク重量に応じて
変化させることを特徴とする。
また、一位置にて支持したワークを他の位置にて開放す
べくリニアモータの駆動により直線軌道上を移動するワ
ーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御装置にお
いて、 その概要を第1図(a)に示すように、ワーク搬送指令
に伴って所定ストロークの移動指令を出力する移動指令
部1と、 前記ス小ローク間の加減速パターンにつき、前記ワーク
の振動抑制をすべく予め定めた振動抑制用の基準パター
ンを記憶する振動抑制用基準パターン記憶部2と、 前記移動指令部1から出力された移動指令を入力し、前
記振動抑制用基枠パターン記憶部2に記憶された加減速
パターンを参照し、一定時間毎に順次出力する出力パル
ス数の出力波形のうち少なくとも減速部分の波形が前記
振動抑制用の基準パターンと一致するよう、第2図(a
)に示すように出力パルス数を演算する出力パルス演算
部3と、該出力パルス演算部3で演算された出力パルス
を入力し、前記リニアモータを駆動するリニアモータ駆
動部4と、を備えたことを特徴とする。
また、この場合、前記振動抑制用基準パターン記憶部2
に記憶される振動抑制用基準パターンは、ワーク重量に
応じて複数種準備され、ワーク重量に応じて使い分けら
れることを特徴とする。
また、一位置にて支持したワークを他の位置にて開放す
べくリニアモータの駆動により直線軌道上を移動するワ
ーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御装置にお
いて、 その概要を第1図(b)に示すように、ワーク搬送指令
に伴って所定ストロークの移動指令を出力する移動指令
部1と、 該移動指令部1から出力された移動指令を入力し、前記
リニアモータに出力すべき出力パルスを任意の加減速パ
ターンに基いて生成する通常出力パルス生成部5と、 該通常出力パルス生成部5で生成された出力パルスの波
形を総パルス数が一定となる範囲で支持したワークが振
動しないよう変形する変形方式を記憶する波形変形方式
記憶部6と、 前記通常出力パルス生成部5で生成された出力パルスの
波形を前記波形変形方式記憶部6に記憶された波形変形
方式により第2図(b)の破線で示す曲線■を実線■で
示すように変形する出力パルス変形部7と、 該出力パルス変形部7で変形された出力パルスを入力し
、前記リニアモータを駆動するリニアモータ駆動部4と
、を備えたことを特徴とする。
また、この場合、前記波形変形方式記憶部6に記憶され
た波形変形方式は、ワーク重量に応じて複数種準備され
、ワーク重量に応じて使い分けられることを特徴とする
(作用) 本発明のワーク搬送装置におけるリニアモータの制御方
法及び装置では、リニアモータの加減速特性を定める加
減速パターンをワークの振動を抑制する曲線形状にする
ので、搬送ワークの抑制を抑制でき、位置決め精度の向
上と位置決め時間の短縮を図ることができる。
振動抑制された加減速特性を得るためには、予め準備さ
れた振動抑制用の基準パターンに基づいて出力パルスを
定めても良く、また任意の加減速パターンを用いて生成
された出力パルスの波形を後で変形して得るようにして
も良い。
第2図(a)は、減速部分の波形を振動抑制パターンと
した振動抑制用基準パターンIの例を示す説明図、第2
図(b)は、台形状の通常出力パルスの波形■を振動抑
制できるる波形■に変形した例を示す説明図である。
ワークの固有振動はワーク重量に応じて異なるので、こ
の固有振動を抑制すべく、ワーク重量に応じて振動抑制
用基準パターンを、または波形変形方式を変化させるよ
うにしても良い。
(実施例) 第3図(a)、(b)は、本発明を実施したワーク搬送
ロボットR/Bの一例を示す正面図及びその右側面であ
る。
図において、基台8のテーブル9には板状ワークWを積
載するスタッカー10が配置され、前記テーブル9の後
方には、LSM系のリニアモータを支持する支持台11
が設けられている。該支持台11の上方で前面には、各
種操作を行うための操作パネル12が設けられている。
前記リニアモータの支持台11には、その前面側で水平
方向(図(a)において左右方向)にストロークSで直
線移動可能のリニアモータ13が設けられ、このリニア
モータ13にはリフト機構部14を介してアルミ製のフ
ィードバー15が設けられている。リフト機構部14は
、左右に一定間隔を置いて配設され前フィードバー15
を昇降自在とするリフト用軸受16と、前記フィードバ
ー15を昇降動作させるエアシリンダ17かう成る。
前記フィー下バー15には、前記リニアモータ13がス
トロークSの中心位置に位置するとき、前記スタッカー
10の位置を起点として、S/2、S、S、Sの位置に
アルミ製のクランプバー18が前方側に突出して設けら
れ、このクランプバー18の前方側で下方にはバキュー
ムバッド19が設けられている。図において各バキュー
ムバッド19の下方でそれぞれS/2だけ右方にずれた
位置には、プレス機械の各作業位置が位置するものであ
る。
したがって、上記ワーク搬送ロボットR/Bでは、フィ
ードバー15を第5図(a)、(b)に示すように、手
順■、■・・・■で昇降し、左右に移動させ、バキュー
ムバッド19を眼差または開放動作させる場合には、ス
タッカー10のワークWを順次1枚取りして各作業位置
へ順送りできるものである。
第5図(a)に対応して示す第5図(b)のタイムチャ
ートは、フィードバー15の昇降動作と、フィードバー
15の送り速度を示す。時間T1はロボットの1サイク
ルを、時間T2はプレス可動による待ち時間を、時間T
1とT2の和である時間T3は製品加工サイクルを示す
。フィードバー15の送り速度につき、加減速の出力波
形が3角波を歪ませた形で一部曲線形状にされているの
は本発明の適用によるものである。言うまでもなく、各
加減速の出力波形の面積は各ストローク動作についての
移動距離を示す。
第4図は上記ワーク搬送ロボットR/Bの制御装置C0
NTlの構成を示すブロック図である。
AC200Vを入力する電源部2oは、適宜直流電源に
変換して、サーボアンプ21及び制御基板22に電源を
与えるようになっている。
制御基板22は、前記操作パネル12と、前記バキュー
ムバッド19及びエアシリンダ17を駆動する空圧機器
23と、プレス機P/Hと接続される。
前記制御基板22には、第6図の破線で示すサーボ系の
制御部材が内蔵されている。
第6図に示すように、本例のLSM系のリニアモータ1
3の駆動制御装置は、位置指令パルスを比較器24を介
して入力する偏差カウンタ25と、偏差カウンタ25の
出力するディジタル信号をアナログ変換するディジタル
・アナログ変換器26と、この変換器26から出力され
る速度指令に応じてリニアモータ13を移動させるサー
ボアンプ21と、前記リニアモータ13の移動量に応じ
たパルス信号を出力し前記比較器24のマイナス(−)
端子へ帰還する位置検出器Eを備えている。
この駆動制御装置C0NT2では、位置指令パルスの入
力により、偏差カウンタ25に蓄積されるパルス値に応
じD/A変換器26から速度指令の電圧信号を出力する
ことができ、位置指令パルスの単位時間内の人力量に応
じリニアモータ13を任意の速度で移動させることがで
き、入力量に応じた量だけ移動させることができる。
再度第4図において、前記駆動制御装置C0NT2の制
御部材24,25.26を内蔵する制御基板22は、プ
レス機P/Hよりの同期信号を得て、リニアモータ13
を、駆動させるタイミングを作り、空圧機器23とバキ
ュームバッド19及びエアシリンダ17を動作させるた
めの駆動信号を出力する。空圧機器23からは動作確認
信号が帰還される。
また、制御基板22は、前記サーボアンプ21へ上述の
如く速度指令を出力するが、異常時にはサーボアンプか
らアラーム信号が返されるようになっている。
また、制御基板22には、−船釣なCPU、Y>OM、
RAから成るコンピュータを有し、このコンピュータと
第6図に示す駆動制御装置C0NT2との組み合わせに
より第1図(a)または第1図(b)に示す本発明のリ
ニアモータの制御装置が構成され、前記駆動制御装置C
0NT2の位置指令パルス入力端子に出力パルスが人力
されるようになっている。
次に、第7図〜第10図を参照し、上記制御装置C0N
Tl、C0NT2を用いてのリニアモータ13の駆動制
御方式を示す。制御装置は第1図(a)についてのもの
を使用するものとする。
第7図のフローチャートにおいて、ステップ701でス
トロークSを入力すると、ステップ702でROMに書
込まれている位置指令パルスから実際に出力する位置指
令パルスが演算される。
第8図は振動抑制用基準パターン記憶部2としてのRO
Mテーブルに書き込まれる基準パターンの説明図である
横軸は△T毎の出力周期を、縦軸は位置指令パルス数を
示しており、ここでは各出力パルス数の時間変化の波形
が加減速パターンとなる。パルスの総和はPoで規定さ
れている。
ここに、ストロークSを移動するために必要なパルス数
Psは、△εを位置分解能とすると、P s−5/△ε である。
そこで、本例では、Ps≧Po、Ps<Poの条件下で
以下の計算をする。
(i)  Ps≧Poの場合 この場合は、第8図の加減速パターンの最高速を境とし
て前後に分け、この間に無定パルス量出力部分(等速部
分)を設けて、実際に出力するパルス量がPoとなるよ
うにする。なお、端数が生じた場合は、一定パルス量出
力部分で調整し、出力パルスの総和がPsとなるように
する。
実際に出力するパルス数はRAMテーブルに書き込む。
(i i)  Ps<Poの場合 この場合は、P s / P oを計算し、ROMテー
ブルに書き込んである第8図の位置指令パルスにP s
 / P oを乗算する。
端数が生じた場合は、最大の出力パルスを出力する部分
(m’ax)で調整し、実際に出力するパル数の総和が
Psとなるようにするる。
よって、第8図〜第10図に示すパルス演算方式では、
RAMテーブルに書込まれた第9図または第10図に示
すような出力パルスが第6図に示す入力端子に順次出力
され、リニアモータ13が駆動される。
したがって、第8図に示す加減速パターンにつき、特に
減速部分について振動抑制効果が発揮されるよう、第2
図(a)で示したようにパターン形成しておけば、少な
くとも減速部分でワークWの振動が抑制され、リニアモ
ータ13を円滑に移動させることができると共に、高精
度で、がっ高速に位置決めてきる。
固有振動数はワークの重量により変化するので、第8図
に示す加減速パターンをワーク重量範囲に応じてて準備
しておき、ワーク重量に応じて選択して使用することが
できる。
第5図(b)に示すフィードバー15の送り速度の例で
は、ワーク搬送時に、移動区間の全域について振動抑制
している。
なお、回転式のサーボモータでは、この種固有振動を抑
え、位置決め精度を向上させるため、モータの回転量を
カムを介して駆動軸に与えるようにし、カム形状を適正
とすることにより、ワークの振動を軽減することが行わ
れている。このカム形状は、ユニバーサルカム曲線と呼
ばれている。
しかし、回転式のサーボモータでは、カムが固定的であ
るので、曲線を変形させるのは困難である。のに対し本
例のリニアモータの制御方法では容易に変更可能であり
、各種ワークに対して安定して搬送することができる。
また、第1図(b)、第2図(b)に示した発明の応用
では、上記の実施例と異なり、従来同様に任意に作成さ
れた通常出力パルスの加減速曲線を第2図(b)に示す
ように抑制抑制できるよう変形して利用できる。
この場合の変形方式は、生成された出力パルスを一部分
で減算し、他の部分にそれを追加するような態様で十分
である。したがって、この実施例では、従来のリニアモ
ータの制御装置に新たにパルス加減算処理部を追加する
のみで容易に実施できるものである。また、この場合に
も、ワーク重量に応じて波形変形方式を抑制制御効果が
大となるよう任意に変化させることができる。
以上の実施例では、リニアモータがLSMである場合に
ついて示したか、本発明はLPM(リニアパルスモータ
)についても適用可能である。この場合、LPMで位置
信号が帰還されないサーボ系では、振動抑制し、脱調を
生じさせず、正規の位置に位置決めできる利点がある。
また、LPMで位置信号が帰還されているなら、高速位
置決めできる利点がある。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施できる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りのワ
ーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御方法及び
その装置であり、ワークが振動することなく位置決めが
行えるので、ワークの位置決め精度が向上するばかりで
なく、位置決め時間を短縮することができる。
また、ワーク重量に応じて加減速パターンを変形するこ
とができるのでフィードバーに支持されるワークの数、
あるいはワーク種別に応じ、常にワークに振動を生じさ
せないようにすることがで。
きる。
さらに、任意に生成された出力パルスを出力前に変形し
、振動抑制効果を与えることができるので、既存装置の
改良を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び第1図(b)はいずれも本発明の装置
概要を示すブロック図、第2図(a)及び第2図(b)
は第1図(a)及び第1eiU (b)に示した装置に
ついての作用をそれぞれ示す説明図、第3図(a)及び
第3図(b)はワーク搬送ロボットの正面図及びその右
側面図、第4図は上記ワーク搬送ロボットの制御装置の
ブロック図、第5図(a)はロボット動作手順の説明図
、第5図(b)はフィードバーの動作を示すタイムチャ
ート、第6図は本発明の一実施例に係るリニアモータの
制御装置のサーボ系部分を示すブロック図、第7図は第
1図(a)に示す本発明の一実施例に係る制御方式にお
けるパルス演算手順を示すフローチャート、第8図はこ
の実施例に用いられる振動抑制用基準パターンの説明図
、第9図及び第10図は第8図の基準パターンに対し実
際に出力するパルス数を場合分けして示す出力パルスの
説明図である。 1・・・移動指令部 2・・・振動抑制用基準パターン記憶部3・・・出力パ
ルス演算部 4・・・リニアモータ駆動部 5・・・通常出力パルス生成部 6・・・波形変形方式記憶部 7・・・出力パルス変形部 13・・・リニアモータ(本体) 15・・・フィードバー 18・・・クランプバー 19・・・バキュームパッド R/B・・・ワーク搬送ロボット S・・・ストローク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一位置にて支持したワークを他の位置にて開放す
    べくリニアモータの駆動により直線軌道上を移動するワ
    ーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御方法にお
    いて、 前記リニアモータに一定時間毎に出力するパルス数を適
    正とすることにより、前記リニアモータの加減速特性を
    定めるようにし、 前記加減速特性を定める加減速パターンの少なくとも減
    速部分を、前記ワークの振動を抑える曲線形状としたこ
    とを特徴とするリニアモータの制御方法。
  2. (2)請求項1において、前記曲線形状は、ワーク重量
    に応じて変化させることを特徴とするリニアモータの制
    御方法。
  3. (3)一位置にて支持したワークを他の位置にて開放す
    べくリニアモータの駆動により直線軌道上を移動するワ
    ーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御装置にお
    いて、 ワーク搬送指令に伴って所定ストロークの移動指令を出
    力する移動指令部と、 前記ストローク間の加減速パターンにつき、前記ワーク
    の振動抑制をすべく予め定めた振動抑制用の基準パター
    ンを記憶する振動抑制用基準パターン記憶部と、 前記移動指令部から出力された移動指令を入力し、前記
    振動抑制用基準パターン記憶部に記憶された加減速パタ
    ーンを参照し、一定時間毎に順次出力する出力パルス数
    の出力波形のうち少なくとも減速部分の波形が前記振動
    抑制用の基準パターンと一致するよう出力パルス数を演
    算する出力パルス演算部と、 該出力パルス演算部で演算された出力パルスを入力し、
    前記リニアモータを駆動するリニアモータ駆動部と、を
    備えたことを特徴とするリニアモータの制御装置。
  4. (4)請求項3において、前記振動抑制用基準パターン
    記憶部に記憶される振動抑制用基準パターンは、ワーク
    重量に応じて複数種準備され、ワーク重量に応じて使い
    分けられることを特徴とするリニアモータの制御装置。
  5. (5)一位置にて支持したワークを他の位置にて開放す
    べくリニアモータの駆動により直線軌道上を移動するワ
    ーク搬送ロボットにおけるリニアモータの制御装置にお
    いて、 ワーク搬送指令に伴って所定ストロークの移動指令を出
    力する移動指令部と、 該移動指令部から出力された移動指令を入力し、前記リ
    ニアモータに出力すべき出力パルスを任意の加減速パタ
    ーンに基いて生成する通常出力パルス生成部と、 該通常出力パルス生成部で生成された出力パルスの波形
    を総パルス数が一定となる範囲で支持したワークが振動
    しないよう変形する変形方式を記憶する波形変形方式記
    憶部と、 前記通常出力パルス生成部で生成された出力パルス数の
    出力波形を前記波形変形方式記憶部に記憶された波形変
    形方式により変形する出力パルス変形部と、 該出力パルス変形部で変形された出力パルスを入力し、
    前記リニアモータを駆動するリニアモータ駆動部と、を
    備えたことを特徴とするリニアモータの制御装置。
  6. (6)請求項5において、前記波形変形方式記憶部に記
    憶された波形変形方式は、ワーク重量に応じて複数種準
    備され、ワーク重量に応じて使い分けられることを特徴
    とするリニアモータの制御装置。
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