JPH044728Y2 - - Google Patents

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JPH044728Y2
JPH044728Y2 JP1990046836U JP4683690U JPH044728Y2 JP H044728 Y2 JPH044728 Y2 JP H044728Y2 JP 1990046836 U JP1990046836 U JP 1990046836U JP 4683690 U JP4683690 U JP 4683690U JP H044728 Y2 JPH044728 Y2 JP H044728Y2
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JP
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signal
ultrasonic
circuit
scanning device
eyeball
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/10Eye inspection

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野 本考案は、一般に視覚系の測定を行なう装置、
特に眼球の軸長を測定する超音波眼球診断走査装
置に関する。 従来の技術 超音波振動又は音波は、しばしば医学の分野に
おいて、たとえば、人間や器官や物体の特定の内
部特性に関する情報を得るために使用される。超
音波振動は、代表的には、患者の身体又はその他
の物体に接触して置かれたプローブを通して伝送
され、また、内部の構成部分又は器官から反射し
て返送される振動はプローブによつて受信され
る。このような応用の1つに、眼球の角膜から網
膜までの眼球の軸長を測定する超音波診断走査装
置が含まれる。これらの超音波診断走査装置は、
代表的には、特定のしきい値レベルを超える反響
反射を検査しかつ特定数のこれらの反響反射が起
こるときまでに要する時間を記録又は記憶するこ
とによつて眼球の軸長を測定している。次に、こ
の時間値は、超音波が伝送されたときの経過時間
とそのときの速度とを相関させる周知の方程式を
用いて、長さの値と関係づけられる。 これらの距離方程式の1つ又は2つ以上は、通
常、超音波診断走査装置内にプログラムされてい
るので、測定された軸長は、眼球の検査を行なう
医師に便利な数値として表示される。先行技術の
超音波診断走査装置のいくつかは、陰極線管映像
スクリーンを採用し、これによつて反響反射の実
時間画像が表示される。これらの超音波診断走査
装置は、一般に、反響反射が帰つてきたときその
振幅のみを記録する「A走査」と、反響反射から
眼球の二次元画像を生成するために必要な輝度変
調又はグレイ・スケール変化を与える「B走査」
とに分類される。 先行技術の超音波診断走査装置の1例は、
COMPU−SCAN(商標)バイオメトリツク・ル
ーラ(Biometric Ruler)U2020型として、本考
案の譲受人であるストーツ・インスツルメント社
(storz Instrument Company)によつて製造さ
れる装置である。この器械は必要なレンズ計算を
行なう内蔵コンピユータ、及び音響反射のA走査
を表示する陰極線管を含んでいる。 眼球の測定に使用可能なその他の器械は、
CORNEO−SCAN(商標)超音波厚み計CS1000
型であり、製造元は同じくストーツ・インスツル
メント社である。この器械は、眼球の角膜の厚み
を測定するのに使用され、角膜の厚みの計算を行
なう内蔵コンピユータと角膜の厚みの数値を表示
する液晶表示装置(LCD)とを含む。この器械
は、測定を行なう準備ができたときに「準備よ
し」という言葉などのような合成音声を電気的に
発生する回路も含んでいる。この器械の中の音声
回路は、得られた数回の測定値に対する標準偏差
値を話すこともできる。 考案の目的 本考案の主要な目的は、眼球の測定を行なうた
めの改善された超音波眼球診断走査装置を提供す
ることである。 本考案のさらに特定の目的は、眼球の軸長を測
定するための改善された超音波眼球診断走査装置
を提供することである。 本考案の他の目的は、眼球の軸方向不整列状態
を検出することができる超音波眼球診断走査装置
を提供することである。 本考案のさらに他の目的は、角膜のへこみ(後
退)状態を検出することができる超音波眼球診断
走査装置を提供することである。 本考案のさらに他の目的は、その感度を自動的
に調整することができる超音波眼球診断走査装置
を提供することである。 本考案のさらに他の目的は、反響反射を処理す
るときのしきい値レベルを自動的に調整すること
ができる超音波眼球診断走査装置を提供すること
である。 本考案のさらに他の目的は、反響反射の反響ヒ
ストグラムを液晶表示装置上に表示することがで
きる超音波眼球診断走査装置を提供することであ
る。 考案の構成 前述の目的に従つて、本考案は、変換器から眼
球の中へ超音波を送信させる送信装置、反響信号
を受信しかつこの反響信号が所定のしきい値レベ
ルを超えたときこの反響信号の実質的最大振幅に
おいてピーク信号を出力する受信装置、超音波信
号の送信と選択された数のピーク信号の発生との
間の時間及び所定のピーク信号(複数)のそれぞ
れの発生の間の時間を示す計数信号を出力するプ
ログラム可能な装置、送信装置とプログラム可能
な装置とを制御するマイクロコンピユータ装置、
及び被測定眼球のパラメータを示す知覚可能な出
力を発生する出力装置とを全体的に含んだ超音波
眼球診断走査装置を提供する。本考案による超音
波眼球診断走査装置は、また、マイクロコンピユ
ータ装置の制御の下に、反響信号の少なくとも1
つの所定振幅レベルを維持するための感度調整装
置を含んでいる。また、マイクロコンピユータ装
置の制御の下に、予め設定可能なしきい値レベル
を調節するためのしきい値調節装置も具備してい
る。更に、反響信号の反響ヒストグラムを可視表
示するためのドツト・マトリクス液晶表示装置も
含んでいる。 本考案のこのほかの数々の利点と特徴とは、以
下、添附図面を参照する本考案の好適実施例の詳
細な説明により明らかにされる。 好適実施例の詳細な説明 第1図を参照すると、本考案による超音波装置
10の斜視図が示されている。超音波装置10
は、超音波診断走査装置12、ケーブル16によ
り走査装置12に接続された超音波プローブ1
4、及び手を使用しないで操作を可能とするよう
にケーブル20により走査装置12に接続された
足踏スイツチ18を含んでいる。走査装置12
は、超音波装置10に必要な回路の全てを含む
が、これらのなかには、後でさらに詳しく述べる
ように、超音波信号を発生する送信機と送信され
た超音波信号の反響信号を受信する受信機とを含
んでいる。 眼球の測定を行なうために、走査装置12内の
送信機は、高電圧パルスを発生し、このパルスは
ケーブル16を通してプローブ14に送られる。
このパルスによつてプローブ14内の圧電変換器
が超音波周波数の波もしくは振動の短時間幅バー
ストを出力し、これがプローブ14の中の流体室
22と可撓膜24とを通り抜けて検査を受ける患
者の眼球26の中に送られる。この超音波振動が
眼球26を通つて進行するに従い、振動が様々な
組織の境界にぶつかる際に、振動の1部分は後方
へ反射される。それゆえ、たとえば、このような
超音波振動の反射は、超音波のバーストが、プロ
ーブ14から角膜28へ、次に水性領域30から
水晶体32へ、水晶体32からガラス状領域34
へ、更にガラス状領域34から網膜36へと通過
するときに生起される。 プローブ14の変換器は、次に、送信された超
音波バーストの反響反射を電気信号に変換し、こ
の電気信号が走査装置12内の受信機により受信
されかつ処理される。走査装置12からの出力の
うち医師が選択できる1つの出力は、走査装置1
2のドツト・マトリクス液晶表示装置37上にお
ける反響反射の反響ヒストグラム表示である。こ
こで使用される反響ヒストグラムという用語は、
従来の陰極線管表示装置におけるように実時間ベ
ースで更新されないデイジタル画像、すなわち反
響反射の変化しない画像の表示を指している。本
考案によれば、ヒストグラムを作成するに必要な
データは、走査装置12の記憶装置内に記憶され
ており、これにより、ヒストグラムは反響反射が
受信された時刻とは時間的に無関係に表示され
る。このような反響ヒストグラムは、第1図に図
解されており、眼球26の様々な組織の境界と相
関されている。 第1図における第1スパイク38は、超音波振
動が送信されるプローブの変換器の外端の軸方向
位置を表わしており、以下、「主スパイク信号」
と呼ぶことにする。しかしながら、このスパイク
は液晶表示装置37上のヒストグラムの1部を形
成するのではなく、走査回路の動作の理解を容易
にするために、ここに特に図示したものであるこ
とに注意しなければならない。第2スパイク40
は角膜28の軸方向位置を示し、かつ超音波バー
ストの第1反響を表わす。第2スパイク40は、
また、実質的にプローブの可撓膜24の最外面の
軸方向位置にも対応している。第3、第4、及び
第5スパイク42,44,46は、それぞれ、水
晶体32の前面(及び虹彩との少なくとも一方)、
水晶体32の後面、及び網膜36のそれぞれの軸
方向位置を示す。 これらの重要な軸方向寸法を求めることによつ
て、医師その他に医療実務者は、眼球26の物理
的配置及び状態に関する価値あるかつ必要な情報
を得ることができる。このような情報は、眼球の
治療、水晶体移植手術に際する適切な人工水晶体
の選択などに使用される。ここで、超音波プロー
ブ14は、通常、使用に際しては、スタンド形装
置内に取り付けられ、そのスタンド式装置は、プ
ローブに対し位置が固定された面を含み、この面
に対して患者がそのあごとひたいをあてがうよう
にされることに注意すべきである。このようなス
タンド形装置は、普通、スリツト・ランプ・スタ
ンドと呼ばれている。 第1図に示されているように、走査装置12の
前面パネル48は、オン/オフ・スイツチ50、
液晶表示装置(LCD)37、及びキー・ボード
52を含む。キー・ボード52は、2つのキー・
パツド54と56とより成り、それにより、使用
者は、データを入力したり記憶させたり、走査装
置12内に予めプログラムされている各種のプロ
グラム及び情報の種目を選択し、また走査装置1
2の動作機能を制御することができる。キー・ボ
ード52のより詳細な図解が第4図に示されてお
り、後でさらに詳細に説明する。走査装置12
は、また、独立した紙テープ印刷機(第3図のブ
ロツク58)を具備し、これは表示装置37上に
表示された複数データとヒストグラムとの固定記
録を作成する。 次に、第2a図〜第2c図を参照すると、3つ
の反響グラフ100〜104が略示されている。
第1反響グラフ100(第2a図)は、軸方向不
整列状態を表わしており、プローブ14は眼球2
6と適正に整列していない。このような軸方向不
整列は、たとえば、プローブ14が眼球26に対
して適正に心出しされていないこと及びプローブ
が眼球に対して傾いていることとの少なくとも一
方が生じたとき起きる。 第1反響グラフ100において、スパイク10
6は角膜を表わし、スパイク108は水晶体前面
を表わし、スパイク110は水晶体後面を表わ
し、スパイク112は網膜を表わし、またスパイ
ク114から116は鞏膜(眼球の外部被膜)を
表わす。ここで、網膜を表わすスパイク112の
振幅は他のスパイクの振幅よりも遥かに小さく、
また、2つの水晶体のスパイク108,110の
振幅は互いに異なるという点に注意を要する。こ
の第1反響グラフ100は、軸方向整列状態の測
定値を表わす第2c図の第3反響グラフ104と比
較されるべきものである。第3反響グラフ104
内のスパイクの各々は、第1反響グラフ100内
と同じ眼球組織境界を表わし、これらのスパイク
は同じ参照番号にダツシユを付けて識別されてい
る。ここでは、網膜を表わすスパイク112′の
振幅は、他のスパイクの振幅と匹敵しており、ま
た2つの水晶体のスパイク108′,110′はほ
ぼ同じ振幅を有するという点に注意すべきであ
る。 両反響グラフ100と104とは、従来用いら
れている軸方向の長さの測定技術に採用されてい
るしきい値レベルを表わす破線118を含んでい
る。これらの技術は、典型的にはパターン認識ア
ルゴリズムに依存しており、そのパターン認識ア
ルゴリズムは、振幅が所定のしきい値レベルを越
えるスパイクすなわち反響信号の数を計数するこ
とに基づいている。角膜、水晶体、及び網膜はよ
く画定された組織境界であるため、これらの組織
境界からの反響反射もまたよく画定されており、
プローブが眼球と適正に整列したときは、雑音又
は無意味な反射から容易に区別される。したがつ
て、もし角膜から網膜までの距離を測定したい場
合は、最初の4つの有意の反響信号、すなわち、
所定のしきい値レベルを超える最初の4つの反響
反射が計数され、それから第1反響信号と第4反
響信号との間の時間が測定される。次に、この時
間値は、時間値を超音波振動バーストが眼球を通
して伝送されるときの速度と相関させるよく知ら
れた方程式により、距離、すなわち軸方向の長さ
の値に関係付けられる。 上に略述された従来のやり方により、第2c図
に示されるように、正確な軸長「×」は、プロー
ブが眼球に適正に整列されたときに生じる。しか
しながら、第2a図に示されるように、この従来
のやり方では、水晶体前面を表わすスパイク10
8と網膜スパイク112とのどちらもしきい値レ
ベルを越さないので不正確な軸長「Y」を生じ
る。従つて、従来のやり方では、計数される第4
の有意反響信号は、網膜を表わすスパイク112
ではなくて第2の鞏膜のスパイク116であろ
う。 その他の不正確な軸長測定は、第2b図に示さ
れた測定状態において生じる。第2b図に図示の
第2反響グラフ102は、検査される眼球内にお
ける腫瘍の存在に基因するような眼球の異常状態
を図示している。第2反響グラフ102におい
て、スパイク120は角膜を表わし、スパイク1
22は水晶体前面を表わし、スパイク124は水
晶体後面を表わし、スパイク126は腫瘍を表わ
し、スパイク128は網膜を表わし、またスパイ
ク130,132は鞏膜を表わす。この測定状態
においては、プローブは検査される眼球と適正に
整列しているけれども、眼球内の腫瘍の存在によ
つて、しきい値レベル118を越える追加の反響
反射(スパイク126)が生じることに注意を要
する。上に略述された従来の軸長測定によれば、
不正確な軸長「Z」が生じるが、それは第4の有
意の反響信号が腫瘍の最初の境界で起こるからで
ある。 本考案による超音波診断走査装置12は、軸方
向不整列を検出しかつ走査装置12が不正確な軸
長表示出力を出力するのを防止することができる
新しい測定技術を採用している。後でさらに十分
に述べるように、走査装置12はどの反響反射が
あるしきい値レベルを超えるか否かを検査するだ
けでなく、これらの反響反射の所定の対の間の一
時的な関係をも検査し、それらの所定の対の間の
時間が所定の範囲内にあるか否かも検査する。 超音波診断走査装置12は、また、「主スパイ
ク信号」と角膜を表わす反響反射の発生との間の
一時的な関係を検査する。したがつて、第1図を
参照すると、走査装置12は「主スパイク信号」
38と角膜を表わすスパイク40との間の時間を
検査する。この検査は角膜のへこみ(後退)状態
を検出するために行なわれるが、この状態はプロ
ーブ14が眼球20に対して余り強く押しつけら
れると生じる。このような場合には、プローブ1
4の可撓膜24は変形し、それにより、超音波バ
ースト(すなわち、主スパイク信号)の送信の
後、角膜を表わすスパイクが生じるまでの時間を
変化、すなわち短縮させる。後にさらに十分に説
明するように、走査装置12が上記の角膜へこみ
を検出すると、走査装置はこの状態が起こつてい
ることを医師に報らせる知覚可能な出力信号を発
生する。 次に、第3図を参照すると、第1図の超音波診
断走査装置12に含まれる超音波装置回路150
のブロツク図が示されている。この超音波装置の
心臓部にあるマイクロプロセツサ152は、超音
波装置のデータバス154を経由する適当な命令
信号により超音波装置の回路150の機能を制御
する。超音波装置の回路150は、送信機156
を含み、それによつて変換器158は超音波信号
を所定の速度で送信する。送信機156は、送信
命令信号に応答するが、その送信命令信号はマイ
クロプロセツサ152によりデータバス154上
に供給される。その送信命令信号は制御論理回路
160によつて検出され、制御論理回路160は
送信命令信号を導体162を経て送信機156に
送る。 変換器158は、また、送信された超音波信号
の反響反射を受信するように働くが、この反響反
射は、前に述べたように、送信された超音波信号
が検査される眼球の様々な組織境界に出合うとき
に生じる。変換器158は、次に、これらの反響
反射を電気反響信号に変換し、この電気反響信号
は導体164に沿つて参照番号166で全体的に
示された受信機回路へ伝送される。送信機15
6、変換器158及び受信機回路166は全て導
体164に接続されているので、超音波信号が送
信されると同時に、受信機もまた「主スパイク信
号」を検出することができることに注意すべきで
ある。 受信機回路166は、全体的に、増幅器回路1
68、混合器回路170、低域通過フイルタ回路
172、ピーク検出器回路174、及びしきい値
検出器回路176を含む。受信機増幅器回路16
8の利得は感度調節回路によつて調節され、後者
はデイジタル・アナログ(D/A)変換器178
を含む。感度調節回路は、受信機増幅器回路16
8と協働することにより、走査装置12がその感
度を自動的に調節することを可能にする。超音波
プローブの感度は一般的にプローブによつて変動
するので、場合によつては、プローブを特定の走
査装置に「整合」させる必要があることが判つて
いる。しかしながら、本考案の自動感度調節の特
徴により、この操作の必要性を除去し、かつきわ
めて高い感度のプローブが使用されたときに受信
機回路が飽和しないことを保証する。 受信機増幅器回路168の利得、従つて走査装
置12の感度を調節するために、マイクロプロセ
ツサ152はデイジタル・アナログ変換器178
をアドレスし、感度命令信号をデータ・バス15
4上に送る。デイジタル感度命令信号は、デイジ
タル・アナログ変換器178により適当なアナロ
グ値に変換されて、導体180に沿つて受信機増
幅器回路168に伝送される。ここでこの感度調
節技術は、走査装置12の送信側にも適用が可能
であり、送信機156の送信電力を制御すること
によつて所望の調節を実施することができること
を理解すべきである。 受信機回路166の混合器回路170は、増幅
器回路168の二つの出力線に接続されており、
増幅された反響信号を全波整流する。次に、全波
整流された反響信号は、低域通過フイルタ回路1
72に送られて処理されるが、このフイルタ回路
172は、反響信号から高調波を除去する。反響
信号が受信されるとき、反響信号の各々は、高度
に圧縮された減衰正弦波エネルギー・バーストの
形態を有する。混合器回路170は、このエネル
ギー・バーストの正の部分を整流し、低域通過フ
イルタ回路172はこのエネルギー・バーストの
一般的に平滑な包絡波形を生成する。この包絡波
形のグラフ表示は第8図の流れ図と関連して示さ
れている。 低域通過フイルタ172から出力は、ピーク検
出器回路174としきい値検出器回路176の両
方に接続されている。しきい値検出器回路176
は、一般的に比較器を含み、この比較器は、フイ
ルタ処理された反響信号が所定のしきい値レベル
を超えるときは常に「エツジ」信号を導体182
上に発生する。このしきい値レベルはしきい値レ
ベル調節回路によつて制御されるが、このしきい
値レベル調節回路はデイジタル・アナログ変換器
184を含む。デイジタル・アナログ変換器18
4はまたマイクロプロセツサ152によつて制御
され、後者は、変換器184をアドレスしかつし
きい値命令信号をデータ・バス154上に送るこ
とにより、しきい値レベルを変更する。デイジタ
ルしきい値命令信号は、変換器184によつて適
当なアナグロ・レベルに変換され、導体186を
経てしきい値検出器の比較器の入力信号として送
られる。 ピーク検出器回路174は、デイジタル・アナ
ログ変換器184によつて設定された所定のしき
い値レベルを超える各反響信号の最大振幅とほぼ
同時に、短時間幅ピークパルスすなわち「PK」
パルスを導体188上に発生するように動作す
る。ここで、もし反響信号が所定のしきい値レベ
ルを超えないならば、ピーク信号はピーク検出器
回路174により出力されないことを理解すべき
である。したがつて、ピーク検出器回路174は
フイルタ処理された反響信号の包絡波形中の最大
点すなわち中央点を識別するように働き、従つ
て、反響反射が生じた時刻を、しきい値検出器回
路176によつて発生されるエツジ信号との比較
により、より正確に画定することができる。 次に、上述のように識別されたピーク信号及び
エツジ信号は、全体的に参照番号190で示され
たプログラム可能論理兼計時回路に送られる。プ
ログラム可能論理兼計時回路190は、一般的
に、制御論理回路160、10MHz計時兼計数器回
路192、パルス計数器回路194及び二進比較
器回路196を含んでいる。制御論理回路160
は、ピーク信号及びエツジ信号の両方とともに、
マイクロプロセツサ152からデータバス154
を経由して送られるある命令信号を受ける。マイ
クロプロセツサ152からの適当な命令信号に応
答して、制御論理回路160は、ピーク信号又は
エツジ信号が計時兼計数回路190内に含まれる
計数器を制御するために使用されるか否かを決定
する。 主スパイク信号が生じると、論理兼計時回路1
90は、適当な時刻に、導体198を通してスト
ローブ信号を計時兼計数回路192に送る。後に
さらに充分に説明するように、このストローブ信
号に発生時点は、いかなる距離が測定されるべき
かに依存する。たとえば、ストローブ信号は、第
1ピーク信号(すなわち、角膜反射を表すピーク
信号)の受信のとき又は主スパイク信号の検出の
ときに出されるであろう。ストローブ信号によつ
て、計時兼計数器回路192内に含まれる計数器
が10MHzの速度で計数を開始する。この計数動作
は、停止信号が二進比較回路196によつて発生
されるまで持続される。二進比較回路196は、
超音波信号(すなわち、主スパイク信号)の送信
の前に、マイクロプロセツサよりデータバス15
4上に送られるパルス数命令信号によつて制御さ
れる。 眼球の軸長が測定されようとしているとき、マ
イクロプロセツサ152は制御論理回路160に
命令してピーク信号を利用させ、計時兼計数器回
路192内に含まれる計数器を停止させる。した
がつて、制御論理回路160は、導体188より
受けたピーク信号を、導体199を経由してパル
ス計数器194に伝送させる。たとえば、眼球の
角膜と網膜との間の距離が測定される場合、マイ
クロプロセツサは、数値4に相当する二進値を二
進比較器回路196に記憶させる。次にピーク信
号がパルス計数器回路194によつて受信される
と、それらは、計数され、かつ二進比較器回路1
96によつて記憶された二進値と比較される。四
つのピーク信号がパルス計数器回路194によつ
て計数された後、二進比較器回路196は導体2
00上に停止信号を発生し、この信号によつて計
時兼計数器回路192に含まれる計数器は計数を
停止する。 計時兼計数器回路192内の計数器は所定の速
度(すなわち、10MHz)で計数を行なうので、こ
の計数器内に記憶された数値、すなわち計数信号
は超音波信号の送信と選択された数(すなわち、
4個)のピーク信号の発生との間の時間を表わし
ている。次に、計数信号は、コンピユータ記憶装
置202の等速呼出し記憶装置(RAM)部分に
伝送され、後に述べるように、マイクロプロセツ
サは、コンピユータ記憶装置の固定記憶装置
(ROM)部分に記憶されている方程式により、
眼球の軸長を決定するのに必要な計算を行なう。 第7図は、眼球の軸長を測定するための本考案
装置の使用方法の処理ステツプの流れ図を示す。
第7図は、また、角膜へこみ状態と軸方向の不整
列状態とを判定するための好適方法を示す。第1
ステツプ204は、主スパイク信号がすでに起こ
り、計時兼計数器回路192が計数を行なつてお
り、かつパルス計数器194が第1ピーク信号を
受信するために待期している測定処理中の時点を
表わしている。 ステツプ206は、走査装置12が、最初に主
スパイク信号と角膜との間の時間を測定する段階
を表わす。上に述べたように、この時間はマイク
ロプロセツサ152によつて測定され、マイクロ
プロセツサは、計時兼計数器回路192内に含ま
れた計数器を第1ピーク信号(すなわち、角膜に
おける反響反射によるピーク信号)の発生の時に
停止させるために二進の「1」を二進比較器19
6内にプログラムするように働く。 ステツプ208は、角膜へこみ状態を検出する
好適技術を示す。主スパイク信号と角膜との間の
測定時間は、それが最小許容時間より短いかどう
かを判定するために検査される。この最小許容時
間は、走査装置の固定記憶装置内に予めプログラ
ムされてもよいが、この時間は測定時間の直前に
定められる方が好ましい。たとえば、プローブ1
4が眼球と接触していないとき、反響反射はたわ
み膜24によつて起こり走査装置12によつて検
出されるであろう。次に、この反響反射が起こる
までに要した時間は、記憶装置202の等速呼出
し記憶装置部分に記憶され、後に、プローブが検
査される眼球と接触しているときの主スパイク信
号と角膜との間の測定時間と比較するときに使わ
れる。もし角膜による反響反射の時間が、予め記
憶されたたわみ膜による反響反射の時間(又はそ
の他の適当なアルゴリズム)よりも所定の百分率
だけ少ないときに、ステツプ208において
「yes」が出される。 ステツプ208において「yes」が出されるこ
とにより角膜へこみが起こつていることを知らせ
ると、マイクロプロセツサ152は警告命令信号
をデータバス154に出し、この警告命令信号に
より液晶表示装置37は点滅するか可視的に知覚
可能なメツセージを表示する(ブロツク210)。
このメツセージは操作者に角膜へこみ状態が起こ
つていることを指示するので、操作者はプローブ
14の位置又はその上に加えられている圧力を適
当に調節することができる。 ステツプ214〜218は、角膜による反響反
射と次の三つのピーク信号との間のそれぞれの時
間が個々に測定されることを表わす。これらの測
定の各々が行われた後、ステツプ220〜224
は、角膜による反響反射すなわちピーク信号と、
それに続く三つのピーク信号との間の一時的な関
係が検査されることを表わしている。これらの一
時的な関係の判定は、軸方向不整列状態を検出す
るための好適方法を表わしている。 視覚系パラメータは、一般に、患者ごとに異な
るけれども、それにもかかわらず、選択されたパ
ラメータに対する特定の範囲は画定される。たと
えば、角膜のピーク信号と前水晶体のピーク信号
との間の時間は第1所定範囲内になければなら
ず、角膜のピーク信号と後水晶体のピーク信号と
の間の時間は第2所定範囲内になければならない
などである。もしこれらのピーク信号のいずれか
の間の時間が、それぞれの所定範囲外にあるなら
ば、走査装置12が軸方向不整列が起こつている
と判断する。 軸方向不整列が検出されたときは、第7図の線
路212は測定がこの状態が修正されるまで繰り
返されることを表示する。計時兼計数器回路19
2内の計数器より発生する計数信号は、マイクロ
プロセツサ152によるいかなる後続の軸長計算
にも使用されることはないが、それは走査装置1
2から不正確な軸長出力が生じることを防止する
ためであることに注意することが重要である。 なおまた、この状態が検出されたときは、マイ
クロプロセツサ152は信号音発生器回路225
より信号音を発射させることに注意しなければな
らない。それとは反対に、マイクロプロセツサ1
52は、測定処理が開始された後に、軸方向整列
状態が存在するときにのみ、信号音発生器回路2
25が特殊な信号音を発するようにプログラムさ
れることもできる。この場合は、医師が足踏みス
イツチ18を押すかあるいはその他のやり方で測
定処理を開始した後に、信号音が発せられること
により、プローブ14が眼球と適正に整列させら
れており軸長の測定が進行していることを医師に
報らせる。 第7図を再び参照すると、線路226は軸方向
整列状態が存在しているとき、上に示された個々
の時間測定が、所定の回数、好ましくは60回繰り
返されることを表示している。これらの測定の
各々に対して、適当な計数信号が記憶装置202
の等速呼出し記憶装置部分内に記憶され、60回単
位の測定が完了した後に、マイクロプロセツサ1
52はこれらの計数信号の平均値を計算する。次
に、ステツプ228に示されているように、60回
1単位の測定がさらに7回繰り返され、結局、全
部で8つの単位の測定が行なわれる。次に8つの
平均計数信号は、さらに平均されて、その結果の
計数信号が軸長数値に関係付けられる。次に、こ
の数値は、液晶表示装置37上に表示される。行
なわれる測定の回数と用いられる平均化技術と
は、操作装置12により求められる軸長値の精度
を向上させるためのものであることが理解される
であろう。 本考案の一実施例においては、記憶装置202
の固定記憶装置部分に記憶されるプログラムの1
つは、行なわれた8つの単位の測定の標準偏差も
同様に表示できるようになつている。この標準偏
差値は、医師に対し、検査される眼球に対するプ
ローブの位置の安定性についての表示を与える。 上述の角膜へこみ状態と軸方向不整列状態とを
測定しかつ検出する方法は好適方法を表わしてい
るけれども、関連した原理から逸脱することなく
適当な変更を行なうことができることは理解でき
るであろう。たとえば、軸方向不整列状態は、上
述の時間以外の他の時間の比較を行なうことによ
つても検出できる。したがつて、前水晶体のピー
ク信号の発生と後水晶体のピーク信号の発生との
間の時間などを比較することが有利なこともあり
うる。同様に、第2a図に示されているように、
鞏膜の反射の直前に小さい反響信号が現われるか
どうかを判定することも有利であろう。走査装置
12は、白内障、腫瘍、その他の存在による異常
な反射のような状態に対処するためにこれらの方
法を無視するか又は変更する能力をも含んでいる
点に注意しなければならない。たとえば、キー・
ボードによつて、医師は、考慮すべき反響の数を
プログラムしたり、又は用いられる特定のしきい
値レベルを選択することができる。 更に、また、第3図の超音波装置回路150
は、音声合成器回路230を含んでいることに注
意を要する。音声合成器回路230は、走査装置
12によつていくつかの用途に利用される。たと
えば、マイクロプロセツサ152は、音声合成器
回路230が、液晶表示装置37上に表示された
軸長と標準偏差値とを可聴的に話すようにプログ
ラムされることもできる。音声合成器回路230
は、また、走査装置12が測定を行なうための準
備が完了したとき等に、「準備よし」などの各種
の言葉を可聴的に話すように用いることもでき
る。 反響ヒストグラムが走査装置12の液晶表示装
置37上に表示されるようになつているとき、マ
イクロプロセツサ152は、制御論理回路160
に命令してエツジ信号を利用して計時兼計数器回
路192内に含まれた計数器を停止させる。した
がつて、制御論理回路160は、導体182より
入力したエツジ信号のパルス計数器194への伝
送を可能にする。マイクロプロセツサ152は、
二進値を二進比較器196内に記憶させるが、そ
の二進値は検査されるエツジ信号の数に対応して
いる。 第8図を参照すると、本考案による反響ヒスト
グラムを表示するための好適方法を図解した流れ
図が示されている。フイルタ処理された反響信号
(ピーク検出器回路174及びしきい値検出器回
路176に送られる)のグラフ表示232もま
た、関連した方法の理解を容易にするために示さ
れている。 グラフ表示232は、しきい値レベルを表わす
破線234、及び反響信号包絡波形236を含ん
でいる。包絡波形236の第1の山238は角膜
の反響反射を表わし、第2の山240は前水晶体
の反響反射を表わし、第3の山242は後水晶体
の反響反射を表わし、また、第4の山244は網
膜の反響反射を表わしている。点246〜260
は、包絡波形がしきい値レベル234と交さする
8つの点を表わしている。 包絡波形236がしきい値レベル234と交さ
するたびに、第3図内の導体182上のエツジ信
号が論理状態を変化させる。すなわち、点246
において、エツジ信号は低レベル(LO)状態か
ら高レベル(HI)状態に切り換わり、一方、点
248においてエツジ信号は再び低レベル(LO)
状態に切り換わる。エツジ信号のこのような変化
は、制御論理回路160によつて用いられ、計時
兼計数器回路192内に含まれた計数器を制御す
る。したがつて、包絡波形236がしきい値レベ
ルと交さする精密な点が決定され、かつ記憶装置
202の等速呼出し記憶装置部分内に記憶され
る。これらの交さ点が特定のしきい値レベルにお
いて起こるときを測定することにより、包絡波形
236のマツプが作成される。 このように、本考案によれば、しきい値レベル
は、ある所定レベルに調節され、またおのおのの
レベルにおいて包絡波形がしきい値レベルと交さ
する時間が決定される。走査装置12において、
これらの所定しきい値レベルは、一般に、液晶表
示装置37の解像度によつて画定される。液晶表
示装置37は、32行×80列のドツト・マトリクス
表示装置であるけれども、マイクロプロセツサ1
52は16個の異なるしきい値レベルを弁別するよ
うにプログラムされる。ここで、ここに開示され
た実施例に使用された液晶表示装置は、エプソム
(Epsom)モデルEGY84320AT表示装置である。 第8図を再び参照すると、ステツプ262に示
されているように、しきい値レベル234は、反
響ヒストグラム・プログラムの初期設定が行なわ
れた後まず零にリセツトされる。次に、ステツプ
264に示されているように、しきい値レベル2
34は次のより高いレベルに増分され、このレベ
ルは、この時点において液晶表示装置37上に表
示されることができる最低しきい値レベルであ
る。ステツプ266は、二進比較器196に記憶
されているパルス数が零にリセツトされることを
表示している。その後、このパルス数は増分され
(ステツプ268)、計時兼計数器回路192内に
含まれた計数器は、第1エツジ信号の入力ととも
に停止する。さらに、ステツプ268は、制御論
理回路160がまた、検出されるエツジ信号を変
化させ、それにより、計時兼計数器回路192内
に含まれた計数器は、エツジ信号が低論理状態に
切り換わるとき、並びにエツジ信号が高論理状態
に切り換わるときに停止させられる。 次に、計時兼計数器回路192内の計数器は、
零にリセツトされ(ステツプ270)、マイクロ
プロセツサ152は、送信器156に命令してパ
ルスを出力させ、そのパルスにより変換器は超音
波信号を発生する(ステツプ272)。ステツプ
272においては、マイクロプロセツサ152が
制御論理回路160に命令し、計時兼計数器回路
192内に含まれた計数器を使用可能にし、適当
な時点において計数を開始させる。たとえば、こ
の時点は、第1のピーク信号の発生のときとする
ことができる。 パルス計数器194によつて計数されたエツジ
信号の数が二進比較器196内に記憶されている
パルス数と等しくなるとき、ステツプ274は、
現在にしきい値レベルの値が等速呼出し記憶装置
中の記憶場所に記憶され、その記憶場所は、計時
兼計数器回路192によつて決定された計数信号
に相当することを示す。線路276はパルス数が
次のより高い数に増分され、かつ測定が再び繰り
返されることを示す。 この処理は、包絡波形236が現行のしきい値
レベルと交さする各点が検査されてしまうまで続
けられる。この判定は、ステツプ278において
行なわれる。最後の交さ点が検出された後、二進
比較器196は、存在しないエツジ信号をさがす
であろう。したがつて、計時兼計数器回路192
内に含まれた計数器は、計数値が計数器の最大値
に達するまで計数を続ける。この時点で、マイク
ロプロセツサ152は、しきい値レベルがその最
大値まで増分されてしまつたか否かを判定する
(ステツプ280)。もし否であるならば、線路2
82は、しきい値レベル234が次のより高い値
に増分され、かつ新しいしきい値レベルに対する
すべての交さ点が検出されるまで上述の処理が繰
り返されることを示す。 弁別可能なしきい値レベルの各々についてすべ
ての処理が繰り返されたとき、記憶装置202の
等速呼出し記憶装置部分は、包絡波形236のマ
ツプを含み、次に、それはマイクロプロセツサに
よつて発せられた適当な命令信号に応答して表示
される。上述の方法は本考案による反響ヒストグ
ラムを表示するための好適方法を示すけれども、
この方法は開示された原理から逸脱することなく
変更できることは明らかである。たとえば、この
処理中にしきい値レベルを上方に調節する代わり
に最大しきい値レベルから下方に調節することも
できよう。なお、眼球の軸長の測定に付随して、
反響ヒストグラムを作成することが有利なことも
あろう。さらに、適当な状態において、ヒストグ
ラムを周期的又は連続的に更新することも有利で
あろう。 また、走査装置12が反響反射の正確なヒスト
グラムを表示するためには、ヒストグラムを作成
する速度は反響反射が変化する速度よりも充分に
高くすることが必要であり、それにより得られる
ヒストグラムは単一掃引期間中に作られるヒスト
グラムと等価になる。ある場合には反響反射の陰
極線管表示が望まれるかも知れないが、本考案に
よりデイジタル的に作成されるヒストグラムは、
従前の表示形式に対する廉価な代替品を提供する
とともに、その利点の全てを実質的に保持してい
る点に注意すべきである。 第4図を参照すると、キー・ボード52の正面
図が示されている。図示のキー・ボード52は、
数値キー・パツド54と制御キー・パツド56と
を含んでいる。制御キー・パツド56は
「AUDIO(可聴)」キーを含み、このキーは、そ
の両隣りの2つの垂直矢印キーと協働して走査装
置より出力される可聴信号音及び音声の音量を制
御するために使用される。「DELETE(抹消)」キ
ーは、数値キー・パツド54から入力された最終
文字を消去するために使用される。「RESET」
キーは、走査装置12に命令して、この
「RESET」キーが投入される以前における走査
装置の動作モードに復帰させるために使用され
る。「PRINT(印字)」キーは、走査装置12に
命令して、液晶表示装置37上に表示されている
データを印字機58に記録させるために使用され
る。 制御キー・パツド56の「IOL」キーは、走査
装置12の記憶装置内に記憶されているIOL数式
を表示したメニユーを液晶表示装置37の上に呼
び出すために使用される。「CALC(計算)」キー
は、走査装置12に命令して、選択されたIOL又
はその他の適当な数式に対する解答を計算させる
ために使用される。「HENU(メニユー)」キー
は、1つ又は2つ以上のメニユーを液晶表示装置
37上に表示するためのメニユー・モードを始動
するために使用される。2つの水平矢印キーは、
液晶表示装置37の上に表示されている2本のカ
ーソルの位置を制御するために使用される。これ
らのカーソルは、たとえば、液晶表示装置37の
上に表示されているヒストグラムと関連して、そ
の間の軸方向距離の計算が望まれる2つの特定の
反響反射を識別するために使用される。最後に、
「ENTER(入力)」キーは、任意の選択された数
値を、走査装置12の等速呼出し記憶装置に入力
するために使用される。 次に第5a図を参照すると、送信機156の概
略図が示されている。送信機156は、送信命令
信号を制御論理回路160から導体162を経て
受信する。送信命令信号は、切換電圧調整器U2
5とレベル移動回路U26との両方に送られる。
切換電圧調整器U25は、直流高電圧(すなわち
250ボルト)を直流低電圧(すなわち15ボル
ト)から発生するために使用される。この切換電
圧調整器U25は、抵抗器R45とコンデンサC
32とによつて決定される周波数で導体上にパル
ス出力を発生する。このパルス出力はトランジス
タQ1〜Q3の切換えを制御する。トランジスタ
Q3は、変圧器T1の中の電流の通過を制御し、
変圧器T1を通る電流が遮断されるとき、変換器
は高電圧出力を導体286上に発生する。この高
電圧はコンデンサC36を充電し、次に、コンデ
ンサC36はダイオードD6と協働して導体28
6上の電圧を直流高電圧レベルにクランプする。
それに従つて、コンデンサC38は、抵抗器R5
1とダイオードD4とを通してこの直流高電圧レ
ベルまでゆつくりと充電される。 レベル移動回路U26は、導体162上の0.0
から5.0ボルトの入力を導体290上の0.0から
15.0ボルトの出力に変化させるように動作する。
送信命令信号が導体162上に供給されると、レ
ベル移動回路U26の出力は、電界効果トランジ
スタQ4を導通させる。これによりコンデンサC
38はプローブ変換器158の両端間に接続され
た抵抗器R52を通して急速に放電する。このた
め、高電圧パルスが変換器158の両端間に発生
し、それによつて、この変換器は約10MHzの周波
数で短時間幅の超音波パルスを発生する。 更に、送信命令信号は切換電圧調整器U25の
「運転停止(shut down)」端子にも送られる。そ
のため、送信命令信号によつて切換電圧調整器
U25は測定中にターンオフすることにより、高電
圧パルスが測定の精度を妨害しないことを確実に
する。 第5a図は、さらに、マイクロコンピユータ
(端子292)から印字機58(端子294)へ
のインタフエースを示している。このインタフエ
ースは、複数の光学結合器296を含み、こられ
の光学結合器は印字機をマイクロコンピユータ回
路から分離するために使用される。 第5b図を参照すると、受信機回路166の前
方部分の概略図が示されている。この受信機回路
166は、導体164を経由して変換器158に
接続されている。導体164は、さらに、比例
(線形)増幅器U28と対数増幅器U27(導体
298を経由して)とに接続されている。ここ
で、ダイオードD7〜D10が、これらの回路へ
の高電圧レベル入力と低電圧レベル入力とをそれ
ぞれ最高1.5ボルトと最低−1.5ボルトとにクラン
プし、それによりこれらの回路を主スパイク信号
により誘導される高電圧から保護している。 比例(線形)増幅器U28は、導体164より
入力する減衰正弦波反響信号を増幅し、かつ差出
力を発生する。この差出力はインピーダンス整合
変圧器T2に送られ、インピーダンス整合変圧器
T2は増幅された反響信号を導体300と302
とに出力する。導体300は対数増幅器U27に
接続されている。このように、対数増幅器U27
への2つの入力信号として、導体298上の増幅
されない反響信号と導体300上の増幅された信
号とがある。対数増幅器U27は、その内部でこ
れら2つの入力信号を組み合わせて第2の増幅作
用を行なう。 対数増幅器U27からの差出力は、比例増幅器
U30に送られ、比例増幅器U30は第3の増幅
作用を行なう。この第3の増幅段は重要である。
それは、この第3の増幅段の増幅利得は、導体3
04を経由し、前述の感度調節回路によつて制御
されるからである。比例増幅器U30からの出力
は、インピーダンス整合変圧器T3に送られ、こ
のインピーダンス整合変圧器T3の出力は、次
に、第5c図に示された混合器回路170に接続
されている。 他方、変圧器T2からの出力は、導体302を
経て比例増幅器U29に接続されている。この比
例増幅器U29は、走査装置が眼球の角膜厚さを
測定するために使用される場合に、比例増幅器U
30の代わりに使用される。角膜厚さを測定する
ために使用されるプローブは、軸長を測定するた
めに使用されるプローブとは異なつた感度を有す
るので、異なつた増幅技術を用いなければならな
い。更に、比例増幅器U29の利得も、導体30
6を経由して、感度調節回路によつて制御され
る。 次に、第5c図に移ると、受信機回路166の
残余の部分の概略図が示されている。混合器回路
170は、一般的に、平衡混合器U31を含んで
いることが示されており、平衡混合器U31は増
幅された反響信号を整流する。トランジスタQ5
は、エミツタ・ホロワ構成により接続されて高入
力インピーダンスを与え、かつ平衡混合器U31
と低域通過フイルタ回路172との間のバツフア
として動作する。 低域通過フイルタ172からの出力は、導体3
08を経由してピーク検出器174と、導体31
0を経由してしきい値検出器176との両方に接
続されている。しきい値検出器176は、一般的
に、比較器U33を含む構成を有するように示さ
れ、比較器U33は、フイルタされたエツジ信号
が所定のしきい値レベルを越えると、必ず高レベ
ル論理エツジ信号を導体182上に出力するよう
に動作する。このしきい値レベルは、しきい値レ
ベル調節回路から導体312を経由して比較器U
33に送給される。 ピーク検出器回路174は、一般的に参照数字
314で指示される微分器回路と比較器U34と
を含んでいる。微分器回路314は、フイルタさ
れた反響信号の傾斜に比例する出力を発生し、そ
れにより、フイルタされた反響信号が(ほぼその
最大振幅において)正の傾斜から負の傾斜へ変わ
るときに出力信号を発生し、その出力信号は比較
器U34へ零電圧レベル入力信号として供給され
る。この零電圧レベル入力信号によつて、比較器
U34は高レベル論理パルス信号を導体316上
に出力する。導体316は比較器U33の内部の
NANDゲートに接続されており、それにより比
較器U33は、フイルタされた反響信号の最大振
幅がしきい値レベルを越えるとき、低レベル論理
ピークパルス信号を導体188上に出力する。 第5c図は、また、しきい値レベル調節回路3
18の概略図を示している。しきい値レベル調節
回路318はデイジタル・アナログ変換器184
と演算増幅器320とを含んでいる。デイジタ
ル・アナログ変換器184は、第5d図の中のデ
ータ・バス154上のデイジタルしきい値レベル
命令信号をアナグロ電流出力に変換する。このア
ナログ電流出力は、演算増幅器320に送られ、
この演算増幅器320はアナグロ電流値をアナグ
ロ電圧値に変換して導体312上に出力する。 第5d図を参照すると、感度調節回路322の
概略図が示されている。感度調節回路322は、
デイジタル・アナログ変換器178、電流・電圧
変換演算増幅器U8、及びアナグロ・スイツチU
14を含んでいる。アナグロ・スイツチU14
は、第5b図に図示の受信機回路166の中の二
つの比例増幅器U29とU30とのうちのいずれ
かを反響信号の増幅に用いるかを選択するために
使用される。このアナグロ・スイツチは、これら
の増幅器の1つをクランプしかつ導体324上の
適当な切換信号に応答して演算増幅器U8からの
適当なアナグロ電圧値を他の増幅器に送るように
動作する。この切換信号は、マイクロプロセツサ
152からの適当な命令に応答して制御論理回路
160により伝送される。 第5d図は、また、音声合成器回路230と信
号音発生器回路225との概略図を示す。音声合
成器回路230は、デイジタル・アナログ音声制
御器回路U11と二つの記憶回路U12,U13
とを含んでいる。制御器回路U11は、マイクロ
プロセツサ152からのいろいろな命令信号に応
答し、記憶回路U12,U13をアドレスし、か
つアナグロ音声信号を導体326の上に出力す
る。記憶回路U12,U13は、適当な状況にお
いて、走査装置12によつて可聴的に出力される
ことが望まれるある音と言葉とを用いて予めプロ
グラムされている。 音声合成器回路230から導体326の上に送
られる出力は、音量制御回路328へ送られる。
音量制御回路328は、低域通過フイルタ33
0、デイジタル・アナログ変換器U6、及び電
流・電圧変換演算増幅器U2を含んでいる。音量
制御回路328は、また、拡声器駆動回路U5と
拡声器332とを含み、この両者は第5e図に示
されている。デイジタル・アナログ変換器U6
は、マイクロプロセツサ152よりデータ・バス
154を経由して送られる適当な音量制御命令信
号に応答し、拡声器332より出される音声の音
量を調節する。 信号音発生器回路225は、信号音回路U10
を含む構成を有するように図解されているが、信
号音回路U10は、また、音量制御回路328の
低域通過フイルタ330に接続されている。信号
音回路U10は、マイクロプロセツサ152より
データ・バス154を経由して送られる適当な信
号音命令信号に応答し、アナグロ電圧信号を出力
し、このアナグロ電圧信号により拡声器332を
駆動して所望の特定の信号音を出力させる。 第5e図を参照すると、プログラム可能論理兼
計時回路190の概略図が示されている。このプ
ログラム可能論理兼計時回路190の制御論理回
路160は、プログラム可能論理配列(PAL)
回路U23とフリツプ・フロツプ回路U24とを
含んでいる。フリツプ・フロツプ回路U24は、
データ・バス154上のいろいろな命令信号に応
答し、伝送命令信号などの特定の信号を導体16
2の上に出力する。プログラム可能論理配列回路
U23は、それぞれ導体182及び188の上の
エツジ信号及びピーク信号を受け、また選択的に
これらの信号を利用して計時兼計数器回路192
を制御する。 ここで、プログラム可能論理配列回路U23
は、次の式に従つていくつかの信号を出力するよ
うにプログラムされている。すなわち、 Strobe=Part1+・Bang、 Part1=Peak・Meas・PK+・・
Meas・PK・SG+・En・Thr Echo=Peak・PK+・Thr=(+
PK)・(Peak+)=・+・

+・ Thr=Edge・Positive Edge・En+Edge・
Positive Edge・En ここで、記号「+」は論理和「OR」を示し、
記号「・」は論理積「AND」を示す。したがつ
て、たとえば、「Strobe(ストローブ)」信号は、
「Part1」信号が生じるとき、又は「SG」信号及
び「Bang」信号が生じるときは必ず、発生する。
「SG」信号は、計時兼計数器回路192内に含ま
れた計数器が主スパイク信号の発生とともに計数
を開始すべきことを示し、他方「SG」信号は、
この計数器が第1ピーク信号の発生とともに計数
を開始すべきことを示している。「Bsng」信号
は、主スパイク信号が発生したことを示す。 さらに、「Positive edge」信号は、パルス計数
器U19が、低レベル論理状態から高レベル論理
状態に切り換わるエツジ信号を計数すべきことを
示し、他方、「 」信号は、
高レベル
論理状態から低レベル論理状態に切り換わるエツ
ジ信号が計数されるべきことを示す。「Peak」信
号は、パルス計数器U19がエツジ信号ではなく
ピーク信号を計数すべきことを示す。 計時兼計数器回路192は、10MHz刻時装置U
15、ラツチ回路U18、及び16ビツト計数器
を含んでいる。16ビツト計数器には、下位4桁
ビツト用計数器回路U17、第5桁ビツト用JK
フリツプ・フロツプU16、及び残り11ビツト
用計数器回路U59(第6b図に示されている)
の1部とが含まれている。開示された本実施例に
おいては、計時兼計数器回路192内にただ1つ
の計数器を具備しているが、複数個の計数器を使
用し、それに従つて複数の計数信号を発生するこ
とも可能である。 パルス計数器回路194は、パルス計数器U1
9とD型フリツプ・フロツプU22とを含み、後
者はパルス計数器U19をリセツトするために使
用される。最後に、二進比較器回路196は、二
進比較器U20、ラツチ回路U21、JKフリツ
プ・フロツプU16、及びD型フリツプ・フロツ
プU22を含むことが示されている。 プログラム可能論理兼計時回路190の動作を
簡単に説明すると、マイクロプロセツサ152は
プログラム可能論理配列回路U23に命令して、
エツジ信号又はピーク信号のいずれかを導体19
9を通し送信させる。一例として、軸長測定を取
ると、プログラム可能論理配列回路U23は、ピ
ーク信号を導体188を経て受信するとともに、
それを導体199上に送信する。マイクロプロセ
ツサ152は、選択されたパルス数をデータ・バ
ス154上に送り、それはラツチU21に記憶さ
れる。送信命令信号がフリツプ・フロツプ回路U
24によつて解読されると、パルス計数器U19
と計時兼計数器回路192の計数器とはリセツト
される。 次に、主スパイク信号(SG=O)又は第1ピ
ーク信号(SG=1)がプログラム可能論理配列
回路U23によつて検出されると、ストローブ信
号が導体198上に出力される。これによりフリ
ツプ・フロツプU22の出力の状態を変化させ、
計数器U17に計数を開始させる。 たとえば、もしラツチU21に記憶されている
パルス数が二進の「1」であるならば、二進比較
器U20は、最初の高レベルから低レベル反響バ
ー遷移に続いて、低レベル論理信号を導体334
上に発生する。この信号は、フリツプ・フロツプ
U22の出力の状態を再び変化させ、次のストロ
ーブ信号の高レベルへの遷移に続いて、停止信号
を導体200上に発生させる。この停止信号は、
計時兼計数器回路192内に含まれた計数器(す
なわち、回路U16,U17,及びU59)の計
数動作を停止させる。導体336上に「ゲート低
レベル」命令信号を受けると、ラツチU18は計
数器によつて発生された下位5桁ビツト計数信号
をデータ・バス154に供給する。なお、第5e
図は、超音波装置回路150のためのリセツト回
路338の概略図をも示している。 次に、第6a図〜第6c図を参照すると、本考
案によるマイクロコンピユータ回路の概略図が示
されている。マイクロコンピユータ回路340
は、マイクロプロセツサ152(又は中央処理装
置U40)を含んでいる。モトローラ
(Motorola)MC6809の8ビツトマイクロプロセ
ツサ・チツプが開示された実施例に利用されてい
るけれども、任意の適当なマイクロプロセツサ・
チツプ又はミニコンピユータ・チツプが本考案に
おいて使用可能であることを理解すべきである。
マイクロプロセツサ152のデータ入力端はD0
〜D7によつて示されており、他方アドレス入力
端はA0〜A15によつて示されている。複数の
バツフア装置U41〜U43は、データ信号とア
ドレス信号とがマイクロプロセツサ152より発
生されるとき、それらの組のおのおのを受け入れ
るように使用されている。バツフア装置U43の
出力はデータ・バス154に供給され、他方、バ
ツフア装置U41〜U42の組合せ出力はアドレ
ス・バス342に供給される。 マイクロコンピユータ回路340は、また、四
つの固定記憶装置回路U44,U45及び47,
U48を含み、これらの中のはじめの3つは8K
バイトの記憶容量を有し、超音波装置のソフトウ
エアを記憶するために用いられる。固定記憶装置
回路U48は市販の演算ソフトウエア・パツケー
ジを含んでいる。マイクロコンピユータ回路34
0は、また、第6b図に示した2つの持久記憶装
置回路U54とU57とを具備し、それらは音速
などのパラメータを記憶するために使用される。
超音波装置の記憶装置の等速呼出し記憶装置部分
としては、第6b図に示した2つの等速呼出し記
憶装置U51,U52があり、その各々は2Kバ
イトの記憶容量を備えている。これらの記憶装置
の各々は、記憶装置用データ・バス343に接続
され、この記憶装置用データ・バス343はバツ
フア装置U55を介してデータ・バス154に結
合されている(第6b図)。 第6a図は、また、記憶マツプ解読論理回路U
46,U49及びU53をも示している。これら
の回路は、上述の各種の記憶回路内の特定の記憶
場所をアドレスするために使用される。解読器兼
デマルチプレクサ回路U50もまた示されている
が、この回路U50は、マイクロプロセツサ15
2の制御の下に動作しているある回路をアドレス
するのに必要な信号を発生するために使用され
る。たとえば、解読器兼デマルチプレクサ回路U
50は、第3図及び第5d図に示された感度調節
回路322のデイジタル・アナログ変換器178
をアドレスするために使用する「AGCSTB」信
号を導体344上に発生するように動作する。 第6b図を参照すると、マイクロコンピユータ
回路が、3つのラツチ回路U56,U58,及び
U61を含むことが示されている。これらのラツ
チ回路は、おのおのデータ・バス154に接続さ
れ、かつデータ・バス154と液晶表示装置37
との間の表示インタフエースとして用いられる。
第6b図、また、汎用非同期受信機・送信機
(UART)回路U60をも示しており、この回路
U60は、ボー速度発生回路U62(第6c図に
示されている)と共に、保守の目的に使用される
テスト・インタフエース回路346の一部分を形
成する。 第6c図を参照すると、周辺インタフエース・
アダプタ(PIA)回路U63が示されている。こ
の周辺インタフエース・アダプタ回路U63は、
印字機58を制御するために使用される。周辺イ
ンタフエース・アダプタ回路U63は、また、解
読器兼駆動器回路U64と協働して、キー・ボー
ド52からデータを受信し、かつこのデータを記
憶装置データ・バス343に送信するために使用
される。 超音波装置回路150に用いられた回路の一層
の理解を助けるために、超音波装置回路内の集積
回路部品番号の各々と多くの構成素子の値とを示
した表を以下に示す。
【表】
【表】
【表】 考案の効果 以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、眼球の軸長のような眼球に関する諸要目の
測定を行なうのに適した改良された超音波眼球診
断走査装置が得られる。本考案装置はまた、眼球
の軸方向不整列状態を検出し、また同時に角膜が
へこんで(後退して)いるか否かを判定すること
ができる。本考案装置においては、更に、反響反
射を処理するときの感度としきい値とを自動的に
調節することが可能である。更に、本考案装置に
よれば、液晶表示装置を用いて反響反射の反響ヒ
ストグラムを表示することができる等のすぐれた
効果が得られる。 本考案の好適実施例は、上述のような特徴と利
点とを与えるのに充分なほど適合させてあるけれ
ども、先に記載した実用新案登録請求の範囲から
逸脱することなく、本考案は変更可能であること
を理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による眼球測定用超音波装置
の斜視図である。第2a図から第2c図までは、
異なる測定状態を図解した反響グラフを示す図面
である。第3図は、本考案による超音波装置のブ
ロツク線図である。第4図は、第1図に示したキ
ー・ボードの正面図である。第5a図は、第3図
に示した送信機の概略図である。第5b図は、第
3図に示した受信機の回路の前方部分の概略図で
ある。第5c図は、第3図に示した受信機の回路
の残余の部分、及び本考案によるしきい値レベル
調節回路を示す概略図である。第5d図は、本考
案による感度調節回路、及び第3図に示した音声
合成器及び信号音発生器の回路を示す概略図であ
る。第5e図は、本考案によるプログラム可能論
理兼計時回路の概略図である。第6a図から第6
c図までは、それぞれ本考案によるマイクロコン
ピユータ回路の概略図である。第7図は、眼球の
軸長の測定と角膜へこみ状態及び軸方向不整列状
態の判定とを行うために用いる方法の流れ図であ
る。第8図は、本考案による反響ヒストグラムを
表示するために用いる方法の流れ図である。 符号の説明、10……超音波装置、12……超
音波診断走査装置、14……超音波プローブ、1
8……足踏スイツチ、24……可撓膜、37……
液晶表示装置、50……オン/オフ・スイツチ、
52……キー・ボード、150……超音波装置回
路、152……マイクロプロセツサ、154……
データ・バス、156……送信機、158……変
換器、160……制御論理回路、166……受信
機回路、168……増幅器回路、170……混合
器回路、172……低域通過フイルタ回路、17
4……ピーク検出器回路、176……しきい値検
出器回路、178,184……デイジタル・アナ
ログ変換器、190……プログラム可能論理兼計
時回路、192……計時兼計数器回路、194…
…パルス計数器回路、196……二進比較器回
路、202……コンピユータ記憶装置、225…
…信号音発生器回路、230……音声合成器回
路、318……しきい値レベル調節回路、320
……演算増幅器、322……感度調節回路、32
8……音量制御回路、330……低域通過フイル
タ、332……拡声器、340……マイクロコン
ピユータ回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 眼球の少なくとも1つのパラメータを測定す
    るための超音波眼球診断走査装置であつて、 変換器から眼球の中へ超音波信号を送信させ
    るための送信装置と、 前記の送信された超音波信号の反射を表わす
    反響信号を受信し、かつ、前記反響信号が、前
    記反響信号の最大振幅より低い予定されたしき
    い値レベルを超えたとき、前記反響信号の実質
    的に最大振幅の位置においてのみピーク信号を
    発生するための受信装置と、 前記ピーク信号に応答し、前記超音波信号の
    送信と選択可能な数のピーク信号の発生との間
    の経過時間を示す第1の計数信号を発生し、か
    つ、所定の複数のピーク信号の発生の間の経過
    時間を示す第2の計数信号を発生するためのプ
    ログラム可能な装置と、 前記送信装置と前記プログラム可能な装置と
    を制御し、前記の選択可能な数と前記の所定の
    複数のピーク信号とを決定し、かつ、少なくと
    も1つの計数信号から前記眼球のパラメータを
    決定するためのマイクロコンピユータ装置と、 前記マイクロコンピユータ装置に応答し、前
    記眼球のパラメータを示す知覚可能な出力を発
    生するための出力装置と、 を包含する超音波眼球診断走査装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の超音
    波眼球診断走査装置において、前記眼球のパラ
    メータは前記眼球の軸長であり、かつ、前記ピ
    ーク信号の少なくとも2つは、前記眼球の軸長
    を決定するために用いられる所定の組織の境界
    を表わすように構成された超音波眼球診断走査
    装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第2項に記載の超音
    波眼球診断走査装置において、前記プログラム
    可能な装置は、所定のクロツク速度に応答して
    計数信号を発生するための第1計数装置と、前
    記受信装置によつて発生された前記ピーク信号
    の数を計数するための第2計数装置と、前記受
    信装置によつて発生された第1のピーク信号に
    応答して、前記第1計数装置を始動させるよう
    に動作するストローブ信号を発生するための制
    御論理装置と、前記第2計数装置によつて計数
    された前記ピーク信号の数を、前記マイクロコ
    ンピユータ装置によつて発生された選択された
    ピーク信号の数と比較し、それにより前記第1
    計数装置を無能化するように動作する停止信号
    を発生するためのデイジタル比較装置とを包含
    する超音波眼球診断走査装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第3項に記載の超音
    波眼球診断走査装置において、前記受信装置
    は、また、前記反響信号が前記の予定されたし
    きい値レベルを超えるときはいつでもエツジ信
    号を発生し、かつ、前記プログラム可能な装置
    は、また、前記超音波信号の送信と選択された
    数のエツジ信号の発生との間の経過時間を示す
    計数信号を発生するように構成された超音波眼
    球診断走査装置。 (5) 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の超音
    波眼球診断走査装置において、前記プログラム
    可能な装置の中の前記制御論理装置は、前記マ
    イクロコンピユータ装置からのエツジ命令信号
    に応答して、前記第2計数装置をして、前記ピ
    ーク信号の数の代わりに、前記受信装置によつ
    て発生された前記エツジ信号の数を計数させ、
    それにより、前記プログラム可能な装置の中の
    前記デイジタル比較装置は、前記第2計数装置
    によつて計数された前記エツジ信号の数を、前
    記マイクロコンピユータ装置によつて発生され
    た選択されたエツジ信号の数と比較するように
    構成された超音波眼球診断走査装置。 (6) 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の超音
    波眼球診断走査装置であつて、前記マイクロコ
    ンピユータ装置からのしきい値レベル命令信号
    に応答して、前記の予定されるしきい値レベル
    を調節するためのしきい値レベルを調節装置を
    更に包含する超音波眼球診断走査装置。 (7) 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の超音
    波眼球診断走査装置において、前記出力装置
    は、前記反響信号の反響ヒストグラムを可視的
    に表示するための液晶表示装置を含む超音波眼
    球診断走査装置。 (8) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の超音
    波眼球診断走査装置であつて、前記マイクロコ
    ンピユータ装置からの自動利得制御命令信号に
    応答して、前記反響信号の少なくとも1つの所
    定の振幅レベルを維持するための感度調節装置
    を更に含む超音波眼球診断走査装置。 (9) 実用新案登録請求の範囲第8項に記載の超音
    波眼球診断走査装置において、前記受信装置
    は、少なくとも1つの増幅段を含み、かつ、前
    記感度調節装置は前記受信装置の前記増幅段の
    利得を制御するように構成された超音波眼球診
    断走査装置。 (10) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の超音
    波眼球診断走査装置において、前記マイクロコ
    ンピユータ装置は、前記超音波信号の送信と所
    定のピーク信号の発生との間の経過時間の所定
    の変化に応答して角膜のへこみ、すなわち後退
    状態を決定するための装置を含み、かつ、前記
    出力装置は、前記角膜のへこみ状態を示す知覚
    可能な出力を発生するための装置を含む超音波
    眼球診断走査装置。 (11) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の超
    音波眼球診断走査装置において、前記マイクロ
    コンピユータ装置は、軸方向不整列状態を決定
    するための装置を含む超音波眼球診断走査装
    置。 (12) 実用新案登録請求の範囲第11項に記載の超
    音波眼球診断走査装置において、前記の軸方向
    不整列状態を決定するための装置は、2つの選
    択されたピーク信号の発生の間の所定の時間差
    に応答するように構成された超音波眼球診断走
    査装置。
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