JPH0447286Y2 - - Google Patents

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JPH0447286Y2
JPH0447286Y2 JP10579388U JP10579388U JPH0447286Y2 JP H0447286 Y2 JPH0447286 Y2 JP H0447286Y2 JP 10579388 U JP10579388 U JP 10579388U JP 10579388 U JP10579388 U JP 10579388U JP H0447286 Y2 JPH0447286 Y2 JP H0447286Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は浴室ユニツト等の構成部材である連結
パネルなどを直交状または直線状に連結する連結
装置の改良に関する。
《従来の技術》 この種の連結パネルは、浴室ユニツトの組立て
現場にあつて、特定の柱を立設し、これに連結パ
ネルを嵌合または当接した状態で螺子止めした
り、第7図に示す如く第1連結パネルaの連結側
端部a1と、第2連結パネルbの連結側端部b1
を、ジヨイナーc,cによつて挟持し、この状態
を止螺子dの螺着によつて固定するようにしてい
る。 このように、現場における螺子止め作業が
不可欠となることから、作業に可成りの労力と時
間をかけねばならないだけでなく、螺子止め作業
に際し、孔明け精度が悪かつたり、締め付け具合
が適正でなかつたりすることで、当該ユニツトの
寸法精度が出しにくく、この結果全体に歪みが生
じたりする欠陥がある。
《考案が解決しようとする課題》 本考案は上記の従来例がもつ難点に鑑み、工場
等において予め第1連結パネルと第2連結パネル
に夫々雄連結柱と雌連結筒柱とを螺子止めなどの
手段にて取着しておき、浴室ユニツト等の現場に
あつては、第3の部材である連結部材を適時雌連
結筒柱に内嵌されるだけで、釘とか螺子を一切用
いることなく連結を完了可能となし、これによつ
て、現場にあつて極めて短時間内に、しかも簡易
な作業だけで、確実な連結が得られるようにしよ
うとするのが、その目的である。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するため、請求項(1)
では第1連結パネルの連結端側にあつて、その木
口または側端面に固定された雄連結柱には、当該
第1連結パネルと直交または平行状にて、先端に
抜止膨部をもつた係止杆が突設され、第2連結パ
ネルの連結端側にあつて、その側端面に固定され
た雌連結筒柱には通孔が貫設され、この雌連結筒
柱に内嵌された連結部材には、その側壁に窓孔が
開成されていると共に、下向開口の中割溝を介し
て、上方へ向け次第に上記側壁から離間するよう
形成された一対のテーパー面をもつた連結用楔体
が内装固定され、前記雄連結柱を雌連結筒柱に添
装して、第1、第2連結パネルを直交状または直
線状の連結状態となし、前記係止杆を雌連結筒柱
の通孔から、この雌連結筒柱に内嵌させた連結部
材の窓孔に嵌入し、当該連結部材をさらに内嵌押
入させることによつて、前記連結用楔体の中割溝
内に進入した係止杆の抜止膨部が、前記テーパー
面に摺動自在なるよう形成されているパネルの連
結装置を提供しようとしており、請求項(2)では連
結部材に関し、当該連結部材は、雌連結筒柱の開
口端に衝当して、連結部材の内嵌没入を阻止する
ストツパーを有し、連結用楔体が、連結部材に枢
着されていると共に、その上端部が連結部材の側
壁から横設された停止部材により上動を阻止され
て固定してあることをその内容としている。
《作用》 第1連結パネル、第2連結パネルには、予め
夫々雄連結柱、雌連結筒柱が取着されており、雄
連結柱の係止杆を雌連結筒柱の通孔から、当該雌
連結筒柱内に嵌合させた連結部材の窓孔に嵌挿さ
せた後、当該連結部材をさらに打ち込み等により
押入させると、連結用楔体の中割溝に係止杆が嵌
入されると共に、同上楔体のテーパー面に摺接す
る抜止膨部が、連結用楔体の下降に伴つて、第2
連結パネルに向けて引き寄せられることとなり、
雄連結柱が雌連結筒柱に圧接状態となり、第1、
第2連結パネルの直交状または直線状の連結が完
了することとなるから、出来上つた連結装置は連
結用楔体と係止杆の連結膨部との強固な圧接によ
つて、強固な連結固定の状態が確保される。
《実施例》 本考案をパネル連結装置の一実施例につき、第
1図乃至第6図を参照して設示すると、第1、第
2連結パネルA,Bに、予め工場等で螺子止めな
どにより夫々取着された雄連結柱1、雌連結筒柱
2と、この雌連結筒柱2内に嵌合して用いられる
連結部材3とを構成部材としている。
先ず、雄連結柱1として図示したものは、取付
板部1aと連結板部1bとにより、L字状に形成
されたアングル材によつて作られており、連結板
部1bの所要高さにあつて、巾方向中央位置から
直交状にて突設した係止杆1cは、杆部1dの先
端に球状の抜止膨部1eが膨設されたものであ
る。
第1、第2連結パネルA,Bを第1図、第5図
のように直交状となるよう連結しようとするとき
は、上記の取付板部1aを第1連結パネルAの木
口に図示されていない止螺子等により取着するの
であり、第6図のように第1、第2連結パネル
A,Bを直線状に連結しようとするときは、第1
連結パネルAの連結端側にあつて、その裏側等に
おける側端面A1に、これまた螺子止め等の手段
にて取着しておくことになる。
一方、雌連結筒柱2として図示したものは、角
筒状に形成されており、その取付板部2aに隣設
して連結板部2bが存し、上記取付板部2aを、
予め第2連結パネルBにおける連結端側にあつ
て、その側端面B1に接着、止螺子などの手段に
て、工場等で取着しておくのであり、上記連結板
部2bには、その巾方向中央の所要高所に通孔2
cが開口されている。
次に前記連結部材3として図示したものは、コ
字状のアングル材にて形成され、当該部材3を雌
連結筒柱2に内嵌することで、その連結板部2b
と当接する中央位置の側壁3aには、縦長の窓孔
3bが開口されていると共に、当該窓孔3bの上
端縁からは側壁3aと直交状に停止部材3cが横
設され、さらに、連結部材3の上記側壁3aから
曲設の端側壁3d,3dに、連結用楔体4の本体
4aから突出した枢軸杆4b,4bが、上記の窓
孔3bに臨装される位置にて枢着され、これによ
り連結部材3の側壁3aにおける内面に当接して
内装されている。
ここで、上記連結用楔体4は、その前記本体4
aにあつて、枢軸方向中央箇所に中割溝4cが、
下端開口の状態にて欠設されることで、当該中割
溝4cを介して一対の楔腕4d,4dが垂設され
ており、その側壁3aから離反した側には、上方
へ向け次第に当該側壁3aより離れるように形成
されたテーパー面4e,4eが形成されており、
本体4aの天井面が、前記の停止部材3cと当接
していることで、当該本体1が、その上動、そし
てがたつきを阻止されている。
ここで第1図、第2図等によつて明示されてい
る5は連結部材3を雌連結筒体2に嵌合した際、
これが嵌合没入してしまわないため、当該筒柱2
の開口端縁に衝当するストツパーを示している。
そこで、上記の諸構成部材を用いて本考案に係
る連結装置を組成するには、第1連結パネルAに
固設された雄連結柱1における連結板部1bと、
第2連結パネルBに固設の雌連結筒柱2における
連結板部2bとを突き合わせの状態とし、連結板
部1bから突出している係止杆1cを、連結板部
2bの通孔2cから挿入するのが、この際雌連結
筒柱2には連結部材3を内装させておき、上記の
係止杆1cを、この連結部材3における側壁3a
に穿設の窓孔3bにあつて、連結用楔体4が存し
ない下端開口箇所3b′から進入させて、各連結板
部1b,2bを当接させる。
この状態にあつて、上記連結部材3を上から打
ち込むようにして押入すると、係止杆1cの杆部
1dが、下降して来た連結用楔体4の中割溝4c
に進入することとなり、かつこの際係止杆1cの
抜止膨部1eは、楔腕4d,4dにおけるテーパ
ー面4e,4eに摺接することとなり、当該連結
用楔体4の打ち込みに従つて抜止膨部1eがテー
パー面を上ることになるので、雄連結柱1の連結
板部1aが雌連結筒柱の連結板部2bに対して強
固に圧接することになつて、第1、第2連結パネ
ルA,Bの連結が完了する。
ここで、第5図、第6図では、連結されるべき
第1、第2連結パネルA,B間に、予めまたは連
結完了後防水用のパツキンPを挟着させるように
してある。
《考案の効果》 請求項(1)によるパネルの連結装置は、上記のよ
うにして構成されてるから、予め雄連結柱と雌連
結筒柱を第1、第2連結パネルに夫々工場等にあ
つては固設しておけば、入浴ユニツトなどを組み
立てる現場にあつては、上記雄連結柱と雌連結筒
柱を当接すると共に、連結部材を雌連結筒柱に内
嵌するだけで、全くビスや木螺子などを用いるこ
となしに連結装置を完成させることができ、従つ
て現場作業が簡易迅速に行ない得ると共に、木螺
子の締着により部材相互の関係位置に狂いが生ず
るといつたこともないので、入浴ユニツト等が組
み立て作業によつて歪んでしまうといつた問題も
解消される。
また請求項(2)野如く連結部材にストツパーを設
けるようにしておけば、当該連結部材を誤つて雌
連結筒柱に落動没入してしまうといつたことも生
ぜず、連結用楔体を連結部材に枢着し、停止部材
によつて、当該連結用楔体の上動を阻止するよう
にしておけば、ここでも螺子などが不要となり連
結部材の組成も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパネルの連結装置につ
き、連結用楔体の未付加状態で示した連結前の構
成部材要部斜視図、第2図は構成部材である雌連
結筒柱とこれに内嵌途上である連結部材とを示し
た要部を示す斜視図、第3図a,bは連結部材に
付加される連結用楔体の夫々正面図と左側面図、
第4図は当該連結装置の要部縦断側面図、第5図
と第6図は夫々連結パネルを直交状、直線状に連
結した場合の各要部平面図、第7図は従来のパネ
ル連結装置例を示した横断平面図である。 1……雄連結柱、1c……係止杆、1e……抜
止膨部、2……雌連結筒柱、2c……通孔、3…
…連結部材、3a……側壁、3b……窓孔、3c
……停止部材、4……連結用楔体、4c……中割
溝、4e……テーパー面、5……ストツパー、A
……第1連結パネル、A1……側端面、B……第
2連結パネル、B1……側端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1連結パネルの連結端側にあつて、その木
    口または側端面に固定された雄連結柱には、当
    該第1連結パネルと直交または平行状にて、先
    端に抜止膨部をもつた係止杆が突設され、第2
    連結パネルの連結端側にあつて、その側端面に
    固定された雌連結筒柱には通孔が貫設され、こ
    の雌連結筒柱に内嵌された連結部材には、その
    側壁に窓孔が開成されていると共に、下向開口
    の中割溝を介して、上方へ向け次第に上記側壁
    から離間するよう形成された一対のテーパー面
    をもつた連結用楔体が内装固定され、前記雄連
    結柱を雌連結筒柱に添装して、第1、第2連結
    パネルを直交状または直線状の連結状態とな
    し、前記係止杆を雌連結筒柱の通孔から、この
    雌連結筒柱に内嵌させた連結部材の窓孔に嵌入
    し、当該連結部材をさらに内嵌押入させること
    によつて、前記連結用楔体の中割溝内に進入し
    た係止杆の抜止膨部が、前記テーパー面に摺動
    自在なるよう形成されているパネルの連結装
    置。 (2) 連結部材は、雌連結筒柱の開口端に衝当し
    て、連結部材の内嵌没入を阻止するストツパー
    を有し、連結用楔体が、連結部材に枢着されて
    いると共に、その上端部が連結部材の側壁から
    横設された停止部材により上動を阻止されて固
    定してある請求項(1)記載のパネルの連結装置。
JP10579388U 1988-08-10 1988-08-10 Expired JPH0447286Y2 (ja)

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JP2589499Y2 (ja) * 1991-12-18 1999-01-27 東陶機器株式会社 ユニットルームにおける側壁パネルの接続装置

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