JPH0447264A - 超音波測定装置の焦点合わせ方式 - Google Patents
超音波測定装置の焦点合わせ方式Info
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- JPH0447264A JPH0447264A JP2154108A JP15410890A JPH0447264A JP H0447264 A JPH0447264 A JP H0447264A JP 2154108 A JP2154108 A JP 2154108A JP 15410890 A JP15410890 A JP 15410890A JP H0447264 A JPH0447264 A JP H0447264A
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Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、超音波測定装置の焦点合わせ方式に関し、
詳しくは、焦点型の超音波探触子(以下プローブ)を所
定の深さの測定位置に自動的に焦点合わせをすることが
できるような超音波測定装置の焦点合わせ方式に関する
。
詳しくは、焦点型の超音波探触子(以下プローブ)を所
定の深さの測定位置に自動的に焦点合わせをすることが
できるような超音波測定装置の焦点合わせ方式に関する
。
[従来の技術]
超音波測定装置の1つである超音波映像探査装置は、被
検体の内部映像としてBスコープ像やCスコープ像を表
示することが可能である。この種の映像装置では、より
鮮明な映像を採取するために、プローブの音響特性やそ
の温度による媒体、被検体内部での音速等の各種の測定
条件に応して被検体内の所望の深さにプローブの焦点を
設定する焦点合わせ作業か必要である。
検体の内部映像としてBスコープ像やCスコープ像を表
示することが可能である。この種の映像装置では、より
鮮明な映像を採取するために、プローブの音響特性やそ
の温度による媒体、被検体内部での音速等の各種の測定
条件に応して被検体内の所望の深さにプローブの焦点を
設定する焦点合わせ作業か必要である。
その操作として従来は、オンロスコープ等を使用して被
検体からの反射波形(Aスコープ像)を観察し、その観
察波形から測定したい深さ、検出ゲート幅等を設定する
ほか、測定したい深さに焦点を合わせるために、さらに
所望の反射エコーか最大となるように焦点型のプローブ
を被検体に対して上下移動させる処理(2方向の位置決
め)を行っている。
検体からの反射波形(Aスコープ像)を観察し、その観
察波形から測定したい深さ、検出ゲート幅等を設定する
ほか、測定したい深さに焦点を合わせるために、さらに
所望の反射エコーか最大となるように焦点型のプローブ
を被検体に対して上下移動させる処理(2方向の位置決
め)を行っている。
しかし、このような焦点合わせには、超音波測定技術に
関する知識や被検体材料の音響特性に関する知識、さら
にはオシロスコープ等の操作を含めた電子計測に関する
知識が必要であり、専門家である測定エンジニア以外、
この種の超音波測定装置を使用することは難しい。
関する知識や被検体材料の音響特性に関する知識、さら
にはオシロスコープ等の操作を含めた電子計測に関する
知識が必要であり、専門家である測定エンジニア以外、
この種の超音波測定装置を使用することは難しい。
このようなことから被検体の音速等の音響特性値やプロ
ーブの水中焦点距離、測定したい深さ、検出ゲート幅時
間等を制御装置に入力することで測定したい深さに焦点
が合うようにプローブの位置の演算がなされ、その結果
に基づいたプローブの高さ(Z方向の座標)に焦点型の
プローブが移動するというような自動焦点合わせ機構を
備えた超音波測定装置がある。
ーブの水中焦点距離、測定したい深さ、検出ゲート幅時
間等を制御装置に入力することで測定したい深さに焦点
が合うようにプローブの位置の演算がなされ、その結果
に基づいたプローブの高さ(Z方向の座標)に焦点型の
プローブが移動するというような自動焦点合わせ機構を
備えた超音波測定装置がある。
[解決しようとする課題]
従来の自動焦点合わせ機構は、ゲート回路等により設定
したゲート範囲内の信号のピーク値を検出して焦点合わ
せを行い、ます表面に焦点合わせをして被検体と媒質と
の音速比等に基づいて所定の深さに焦点が合うような高
さを演算し、その位置にプローブを位置決めするもので
ある。
したゲート範囲内の信号のピーク値を検出して焦点合わ
せを行い、ます表面に焦点合わせをして被検体と媒質と
の音速比等に基づいて所定の深さに焦点が合うような高
さを演算し、その位置にプローブを位置決めするもので
ある。
この方法は、実際の焦点位置に対して間接的な焦点合わ
せとなり、正確な焦点合わせができない欠点がある。
せとなり、正確な焦点合わせができない欠点がある。
一方、焦点合わせ位置に試験対象があり、そこからエコ
ーが得られるような場合には、その位置にゲートをかけ
てこのエコーの受信波形を観測し、それが最大になるよ
うに設定することで焦点合わせが行われる。しかし、こ
れでは自動的な焦点合わせとならない。このような場合
にも自動焦点合わせとして、ゲートを設定してそのゲー
ト内で波形のピーク値を検出してそのピーク値が最大に
なるようにすればよいが、目的とするエコーを確実に捉
えるにはゲート幅をある程度大きな幅にしなければなら
ないために複数の波形が出現した場合に同じ測定波形の
ピーク値が検出されず、正確な焦点合わせができない欠
点がある。
ーが得られるような場合には、その位置にゲートをかけ
てこのエコーの受信波形を観測し、それが最大になるよ
うに設定することで焦点合わせが行われる。しかし、こ
れでは自動的な焦点合わせとならない。このような場合
にも自動焦点合わせとして、ゲートを設定してそのゲー
ト内で波形のピーク値を検出してそのピーク値が最大に
なるようにすればよいが、目的とするエコーを確実に捉
えるにはゲート幅をある程度大きな幅にしなければなら
ないために複数の波形が出現した場合に同じ測定波形の
ピーク値が検出されず、正確な焦点合わせができない欠
点がある。
この発明は、このような問題点を解決するものであって
、より正確に自動焦点合わせができる超音波測定装置を
提供することを目的とする。
、より正確に自動焦点合わせができる超音波測定装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
このような目的を達成するためのこの発明の特徴は、被
検体からの超音波のエコーをプローブを介してエコー受
信信号として受け、このエコー受信信号のうち焦点合わ
せ位置に対応するエコー受信信号について所定のスレッ
シュホールドを越えている時間を計測し、被検体及びこ
れに対応する試験片のいずれかにおいてあらかじめ測定
した基準となる表面エコー、欠陥エコー及び底面エコー
のいずれかのエコー受信信号がスレッシュホールドを越
えている時間と被検体から得られるそれに対応するエコ
ーの受信信号がスレッシュホールドを越えている時間と
の関係に従って計測した時間を正規化するものであって
、この正規化した時間値をプローブと被検体の距離を変
化させ、変化させた距離に応じて得た正規化した時間値
の最大値に対応する距離に前記プローブを位置決めする
ものである。
検体からの超音波のエコーをプローブを介してエコー受
信信号として受け、このエコー受信信号のうち焦点合わ
せ位置に対応するエコー受信信号について所定のスレッ
シュホールドを越えている時間を計測し、被検体及びこ
れに対応する試験片のいずれかにおいてあらかじめ測定
した基準となる表面エコー、欠陥エコー及び底面エコー
のいずれかのエコー受信信号がスレッシュホールドを越
えている時間と被検体から得られるそれに対応するエコ
ーの受信信号がスレッシュホールドを越えている時間と
の関係に従って計測した時間を正規化するものであって
、この正規化した時間値をプローブと被検体の距離を変
化させ、変化させた距離に応じて得た正規化した時間値
の最大値に対応する距離に前記プローブを位置決めする
ものである。
[作用]
ところで、エコー受信信号において所定のレベルを基準
としてみた、エコーが発生している期間(以下信号幅)
とその信号における最大エコーレベルとは所定の関数関
係にあるので、エコー受信信号の信号幅をエコーレベル
として捉えることが可能である。しかし、信号幅の変化
は、エコーレベルの大きさの変化に比べて非常に小さい
。そのため、エコーレベルをそのまま信号幅に対応させ
て測定することは難しい。特に、エコー受信信号を受信
するレシーバのゲイン変動等により信号幅の変化部分が
吸収されてしまう危険性が高く、信号幅の変化では正確
なレベル測定ができず、誤差を生じやすい。しかし、レ
シーバ等のゲイン変動による信号幅の変化をある基準値
で正規化することで排除すれば、信号幅の変化をエコー
レベルの変化と対応付けることが可能である。
としてみた、エコーが発生している期間(以下信号幅)
とその信号における最大エコーレベルとは所定の関数関
係にあるので、エコー受信信号の信号幅をエコーレベル
として捉えることが可能である。しかし、信号幅の変化
は、エコーレベルの大きさの変化に比べて非常に小さい
。そのため、エコーレベルをそのまま信号幅に対応させ
て測定することは難しい。特に、エコー受信信号を受信
するレシーバのゲイン変動等により信号幅の変化部分が
吸収されてしまう危険性が高く、信号幅の変化では正確
なレベル測定ができず、誤差を生じやすい。しかし、レ
シーバ等のゲイン変動による信号幅の変化をある基準値
で正規化することで排除すれば、信号幅の変化をエコー
レベルの変化と対応付けることが可能である。
そこで、前記のようにスレッシュホールドを設けてこの
スレッシュホールドを基準にエコー受信信号の時間幅を
検出してそれを正規化するように構成することにより、
受信信号のエコーレベルを信号幅に代えて測定すること
ができる。しかも、信号幅は、レシーバのゲインを大き
くすればより大きく採ることができる。特に、エコーレ
ベルをピーク検出回路で検出する必要がないので正規化
を前提とすればゲインは最大限大きく採れ、それたけ信
号幅の示すエコーレベルも正確になる。そして、焦点合
わせに着目すれば、従来はエコーレベルの最大値で焦点
合わせをしているが、前記に従えばこれは時間幅の最大
値で焦点合わせができる。すなわち、焦点合わせ位置か
らのエコーか得られれば、そのエコーの時間幅か最大に
なったときに合焦点となっていると言える。
スレッシュホールドを基準にエコー受信信号の時間幅を
検出してそれを正規化するように構成することにより、
受信信号のエコーレベルを信号幅に代えて測定すること
ができる。しかも、信号幅は、レシーバのゲインを大き
くすればより大きく採ることができる。特に、エコーレ
ベルをピーク検出回路で検出する必要がないので正規化
を前提とすればゲインは最大限大きく採れ、それたけ信
号幅の示すエコーレベルも正確になる。そして、焦点合
わせに着目すれば、従来はエコーレベルの最大値で焦点
合わせをしているが、前記に従えばこれは時間幅の最大
値で焦点合わせができる。すなわち、焦点合わせ位置か
らのエコーか得られれば、そのエコーの時間幅か最大に
なったときに合焦点となっていると言える。
このようなことから、前記のように、焦点合わせ位置の
エコー受信信号に着目してそのエコー受信信号に対応し
て得られる正規化した時間幅の最大値を得ることで自動
的に焦点合わせを行うことができる。この場合、ピーク
値の検出ではなく、時間検出によるので、同じエコーに
着目でき、ピーク検出の場合のように別のピークを検出
する危険性がほとんどなくなり、より正確な焦点合わせ
がを行うことができる。
エコー受信信号に着目してそのエコー受信信号に対応し
て得られる正規化した時間幅の最大値を得ることで自動
的に焦点合わせを行うことができる。この場合、ピーク
値の検出ではなく、時間検出によるので、同じエコーに
着目でき、ピーク検出の場合のように別のピークを検出
する危険性がほとんどなくなり、より正確な焦点合わせ
がを行うことができる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、この発明の一実施例の超音波測定装置のブロ
ック図であり、第2図は、そのエコーレベル測定処理の
説明図である。
ック図であり、第2図は、そのエコーレベル測定処理の
説明図である。
第1図において、20は、超音波測定装置であって、1
は、XYZ移動機構を有するその走査機構である。プロ
ーブ3は、第2図(a)に示すように、この走査機構1
に取付られていて被検体14をX方向において主走査を
してY方向において副走査をし、それぞれの測定点でA
スコープ(tを得て、これに基づいてBスコープ像の測
定データやCスコープ像の測定データを生成し、Bスコ
ープ像やCスコープ像を表示する機能を有している。
は、XYZ移動機構を有するその走査機構である。プロ
ーブ3は、第2図(a)に示すように、この走査機構1
に取付られていて被検体14をX方向において主走査を
してY方向において副走査をし、それぞれの測定点でA
スコープ(tを得て、これに基づいてBスコープ像の測
定データやCスコープ像の測定データを生成し、Bスコ
ープ像やCスコープ像を表示する機能を有している。
走査機構1は、スキャン制御装置2により制御され、ス
キャン制御装置2は、走査装置制御用のインタフェース
7を介して画像処理装置10により制御される。
キャン制御装置2は、走査装置制御用のインタフェース
7を介して画像処理装置10により制御される。
プローブ3は、超音波探傷器4に接続され、超音波探傷
器4は、パルサー会レシーバ等から構成され、送信端子
からプローブ3に所定の測定周期でパルス信号を送り、
パルス信号の発生に対応して得られるエコー受信信号を
受信端子で受けてそれを増幅し、さらに検波して第2図
(b)に示すエコー受信信号15をエコー幅検出回路5
に送出する。
器4は、パルサー会レシーバ等から構成され、送信端子
からプローブ3に所定の測定周期でパルス信号を送り、
パルス信号の発生に対応して得られるエコー受信信号を
受信端子で受けてそれを増幅し、さらに検波して第2図
(b)に示すエコー受信信号15をエコー幅検出回路5
に送出する。
エコー幅M出回路5は、スレッシュホールドTHのコン
パレータを有していて、被検体14をプローブ3でX方
向に走査して第2図(b)に示すエコー受信信号15を
各測定点ごとに得て、それぞれのエコー受信信号15を
コンパレータにより表面エコーの受信信号(以下表面エ
コーS)、欠陥エコーの受信信号(以下欠陥エコーF)
、底面エコーの受信信号(以下底面エコーB)のそれぞ
レノエコー受信信号に対してスレンシュホールドTHを
越えた時点からスレッシュホールドTHより低下する時
点までの各エコー受信信号の時間幅に対応する幅の時間
幅パルス16(第2図(b)参照)を発生する。
パレータを有していて、被検体14をプローブ3でX方
向に走査して第2図(b)に示すエコー受信信号15を
各測定点ごとに得て、それぞれのエコー受信信号15を
コンパレータにより表面エコーの受信信号(以下表面エ
コーS)、欠陥エコーの受信信号(以下欠陥エコーF)
、底面エコーの受信信号(以下底面エコーB)のそれぞ
レノエコー受信信号に対してスレンシュホールドTHを
越えた時点からスレッシュホールドTHより低下する時
点までの各エコー受信信号の時間幅に対応する幅の時間
幅パルス16(第2図(b)参照)を発生する。
時間計測回路6は、表面エコーSに対する第1゜第2の
2つのカウンタ6a、(3bと、欠陥エコーF・に対す
る第3.第4の2つのカウンタ6c、6d1そして底面
エコーBに対する第5.第6の2つのカウンタBe、6
fとこれらカウンタがカウントするクロックを発生する
クロック発生回路(図示せず)とを備えていて、これら
は計測した時間をデジタル値で保持する。
2つのカウンタ6a、(3bと、欠陥エコーF・に対す
る第3.第4の2つのカウンタ6c、6d1そして底面
エコーBに対する第5.第6の2つのカウンタBe、6
fとこれらカウンタがカウントするクロックを発生する
クロック発生回路(図示せず)とを備えていて、これら
は計測した時間をデジタル値で保持する。
これら6個のカウンタは、超音波探傷器4からプローブ
3に加えられる送信パルスを受けてカウントを開始し、
第1.第2のカウンタ6a、6bは、前記の時間幅パル
ス16の最初のパルスを受け、第1のカウンタ6aは、
表面エコーSのスレツシユホールドTHを越えたタイミ
ングに対応する時間幅パルス16の立上りleaのタイ
ミングでそのカウントを停止して時間t1 の値(第2
図(b) ’!=照)を保持する。第2のカウンタ6b
は、表面エコーSのスレッシュホールドTHより低下し
たタイミングに対応する時間幅パルス16の立上がり1
6bのタイミングでそのカウントを停止して時間t2の
値(第2図(b)参照)を保持する。
3に加えられる送信パルスを受けてカウントを開始し、
第1.第2のカウンタ6a、6bは、前記の時間幅パル
ス16の最初のパルスを受け、第1のカウンタ6aは、
表面エコーSのスレツシユホールドTHを越えたタイミ
ングに対応する時間幅パルス16の立上りleaのタイ
ミングでそのカウントを停止して時間t1 の値(第2
図(b) ’!=照)を保持する。第2のカウンタ6b
は、表面エコーSのスレッシュホールドTHより低下し
たタイミングに対応する時間幅パルス16の立上がり1
6bのタイミングでそのカウントを停止して時間t2の
値(第2図(b)参照)を保持する。
同様に、第3.第4のカウンタ8c、adは、前記の時
間幅パルス16の2番目のパルスを受け、第3のカウン
タ6cは、欠陥エコーFのスレッシュホールドTHを越
えたタイミングに対応する立上り16cのタイミングで
そのカウントを停止して時間t3の値(第2図(b)参
照)を保持する。
間幅パルス16の2番目のパルスを受け、第3のカウン
タ6cは、欠陥エコーFのスレッシュホールドTHを越
えたタイミングに対応する立上り16cのタイミングで
そのカウントを停止して時間t3の値(第2図(b)参
照)を保持する。
第4のカウンタ6dは、その欠陥エコーFのスレッシュ
ホールドTHより低下したタイミングに対応する立下が
りledのタイミングでそのカウントを停止して時間t
4の値(第2図(b)参照)を保持する。
ホールドTHより低下したタイミングに対応する立下が
りledのタイミングでそのカウントを停止して時間t
4の値(第2図(b)参照)を保持する。
第5.第6のカウンタ6e、6fは、前記の時間幅パル
ス16の第3番目のパルスを受け、第6のカウンタ6e
は、底面エコーBのスレッシュホールドTHを越えたタ
イミングに対応する立上りleeのタイミングでそのカ
ウントを停止して時間t5の値(第2図(b)参照)を
保持する。第6のカウンタ6fは、底面エコーBのスレ
ッシュホールドTHより低ドしたタイミングに対応する
σ下がり16fのタイミングでそのカウントを停止して
時間t6の値(第2図(b)参照)を保持する。
ス16の第3番目のパルスを受け、第6のカウンタ6e
は、底面エコーBのスレッシュホールドTHを越えたタ
イミングに対応する立上りleeのタイミングでそのカ
ウントを停止して時間t5の値(第2図(b)参照)を
保持する。第6のカウンタ6fは、底面エコーBのスレ
ッシュホールドTHより低ドしたタイミングに対応する
σ下がり16fのタイミングでそのカウントを停止して
時間t6の値(第2図(b)参照)を保持する。
保持されたこれらの時間tx”tsは、最後に保持され
る時間t6の保持が終了したタイミングで割込み処理に
て画像処理装置10のマイクロプロセッサ(MPU)8
が処理できる入力データ値としてバス13を介してマイ
クロプロセッサ8に順次転送される。
る時間t6の保持が終了したタイミングで割込み処理に
て画像処理装置10のマイクロプロセッサ(MPU)8
が処理できる入力データ値としてバス13を介してマイ
クロプロセッサ8に順次転送される。
バス13には、マイクロプロセッサ8のほかに、キーボ
ード(図示せず)、各種プログラムやデータを記憶した
メモリ9、画像メモリ11、デイスプレィ12等が接続
されている。そして、メモリ9には時間幅データ正規化
プログラム9aと焦点合わせ処理プログラム9b、表示
処理プログラム等とが格納されている。また、パラメー
タ記憶領域9cには、超音波探傷器4のゲインを最初に
設定して表示条件等を較正したときの第2図(b)に示
す表面エコーSの時間幅ts=t2−tlが正規化基準
値として記憶されている。
ード(図示せず)、各種プログラムやデータを記憶した
メモリ9、画像メモリ11、デイスプレィ12等が接続
されている。そして、メモリ9には時間幅データ正規化
プログラム9aと焦点合わせ処理プログラム9b、表示
処理プログラム等とが格納されている。また、パラメー
タ記憶領域9cには、超音波探傷器4のゲインを最初に
設定して表示条件等を較正したときの第2図(b)に示
す表面エコーSの時間幅ts=t2−tlが正規化基準
値として記憶されている。
時間幅データ正規化プログラム9aは、時間計測回路6
から得られた時間値tl”teからti:j2−tt
の演算をしてT=ts/liを測定の都度算出し、正規
化率Tを求める。なお、iは、測定回数であり、最初の
ゲイン設定状態のときに算出されるto =tz −t
x (ただし、基準値の測定のときには測定回数はゼ
ロとする)をto=tsとして、これを前述したごとく
パラメータ記憶領域9cに記憶する。
から得られた時間値tl”teからti:j2−tt
の演算をしてT=ts/liを測定の都度算出し、正規
化率Tを求める。なお、iは、測定回数であり、最初の
ゲイン設定状態のときに算出されるto =tz −t
x (ただし、基準値の測定のときには測定回数はゼ
ロとする)をto=tsとして、これを前述したごとく
パラメータ記憶領域9cに記憶する。
さらに、時間幅データ正規化プログラム9aは、欠陥エ
コーFの時間幅tf :j4−t3 、底面エコーBの
時間幅tb=ts−tsをそれぞれ算出してこれら算出
値に対して正規化率Tをかけて、tf XT、tb X
Tを求め、欠陥x:I−F及び底面エコーBの信号幅の
時間値を正規化する処理を行う。
コーFの時間幅tf :j4−t3 、底面エコーBの
時間幅tb=ts−tsをそれぞれ算出してこれら算出
値に対して正規化率Tをかけて、tf XT、tb X
Tを求め、欠陥x:I−F及び底面エコーBの信号幅の
時間値を正規化する処理を行う。
マイクロプロセッサ8によるこの時間幅データ正規化プ
ログラム9aの実行によりメモリ9には、表面エコーS
の発生時間t1 と、欠陥エコーFの発生時間t4とそ
の正規化された時間幅tf XT。
ログラム9aの実行によりメモリ9には、表面エコーS
の発生時間t1 と、欠陥エコーFの発生時間t4とそ
の正規化された時間幅tf XT。
底面エコーBの発生時間t5とその正規化されたtb
XTが走査位置対応に順次記憶される。
XTが走査位置対応に順次記憶される。
ここで、第2図(C)に示すように、欠陥エコーFの位
置が検査対象となる境界面にであるとすると、ここに焦
点合わせをすることができる。焦点合わせ処理プログラ
ム9bは、焦点合わせ機能キーが入力されているときに
起動され、時間幅デ−夕正規化プログラム9aを実行し
て焦点合わせ付近にゲートをかけて得られる欠陥エコー
Fの発生時間t3.t4の値を求める。次に、この発生
時間j3+j4に対して欠陥エコーの発生すれ量を見込
んだ前後、t3±αの比較的幅の狭い範囲で第3のカウ
ンタ6Cが時間幅パルス16の立上がり16cを受けて
停止するようにし、t4±αの比較的幅の狭い範囲で第
4のカウンタ6dが時間幅パルス16の立下がりIEf
cを受けて停止するようにする。
置が検査対象となる境界面にであるとすると、ここに焦
点合わせをすることができる。焦点合わせ処理プログラ
ム9bは、焦点合わせ機能キーが入力されているときに
起動され、時間幅デ−夕正規化プログラム9aを実行し
て焦点合わせ付近にゲートをかけて得られる欠陥エコー
Fの発生時間t3.t4の値を求める。次に、この発生
時間j3+j4に対して欠陥エコーの発生すれ量を見込
んだ前後、t3±αの比較的幅の狭い範囲で第3のカウ
ンタ6Cが時間幅パルス16の立上がり16cを受けて
停止するようにし、t4±αの比較的幅の狭い範囲で第
4のカウンタ6dが時間幅パルス16の立下がりIEf
cを受けて停止するようにする。
これらカウンタ6 c t 6 dの値からtfを算
出して、さらに正規化された時間幅tf XTを算出す
る。この算出をプローブ3を2方向へ移動(高さを上下
移動)させてその2座標値(被検体とプローブとの距離
に対応)に対応してそれぞれ位置での時間幅tf XT
を得る。そして、得たそれぞれの正規化された時間幅t
f XTをZ座標値対応にメモリ9に記憶し、正規化さ
れた時間幅tfXTのうちの最大値が得られるプローブ
3のZ座標値を検出する。さらに、ここで、検出された
2座標値(高さ)にプローブ3を位置決めして欠陥Fに
対する焦点合わせを行う処理をする。
出して、さらに正規化された時間幅tf XTを算出す
る。この算出をプローブ3を2方向へ移動(高さを上下
移動)させてその2座標値(被検体とプローブとの距離
に対応)に対応してそれぞれ位置での時間幅tf XT
を得る。そして、得たそれぞれの正規化された時間幅t
f XTをZ座標値対応にメモリ9に記憶し、正規化さ
れた時間幅tfXTのうちの最大値が得られるプローブ
3のZ座標値を検出する。さらに、ここで、検出された
2座標値(高さ)にプローブ3を位置決めして欠陥Fに
対する焦点合わせを行う処理をする。
ソノ結果、プローブ3は、検査対象きなる境界面Kに正
確に焦点合わせができる。
確に焦点合わせができる。
なお、以上の場合には、焦点合わせの対象となるエコー
受信信号の発生時間j3y t4をまず測定してこれ
に基づいて以後の測定で採取するエコー受信信号の位置
を限定している。これは、同じエコー受信信号の波形を
より正確に採取するためテアル。しかし、スレンシュホ
ールドレベルTHが適正に設定されていれば、同じエコ
ー受信信号のみの時間幅パルス16が各測定時点で得ら
れるので、必ずしも前記のような方法を採る必要はない
。言い換えれば、欠陥エコーの発生ずれ量を見込んだ前
後、t3±αの設定による制御は不要であり、単純に時
間幅パルス16に応じて時間幅を得ればよい。
受信信号の発生時間j3y t4をまず測定してこれ
に基づいて以後の測定で採取するエコー受信信号の位置
を限定している。これは、同じエコー受信信号の波形を
より正確に採取するためテアル。しかし、スレンシュホ
ールドレベルTHが適正に設定されていれば、同じエコ
ー受信信号のみの時間幅パルス16が各測定時点で得ら
れるので、必ずしも前記のような方法を採る必要はない
。言い換えれば、欠陥エコーの発生ずれ量を見込んだ前
後、t3±αの設定による制御は不要であり、単純に時
間幅パルス16に応じて時間幅を得ればよい。
さて、このような焦点合わせを行った後に超音波測定あ
るいは検査を行うことになるが、この実施例では、測定
状態において、先の時間幅データ正規化プログラム9a
が実行され、この実行の後に走査位置対応に順次記憶さ
れたメモリ9の表面エコーSの発生時間tl と、欠陥
エコーFの発生時間t3とその正規化された時間幅tf
XT、底而エコー面の発生時間L5とその正規化された
tbXTが各波形のピーク値として取り扱われる。
るいは検査を行うことになるが、この実施例では、測定
状態において、先の時間幅データ正規化プログラム9a
が実行され、この実行の後に走査位置対応に順次記憶さ
れたメモリ9の表面エコーSの発生時間tl と、欠陥
エコーFの発生時間t3とその正規化された時間幅tf
XT、底而エコー面の発生時間L5とその正規化された
tbXTが各波形のピーク値として取り扱われる。
例えば、正規化された各エコーの時間幅tfXT。
tb XTを、例えば、256段階の1つとして変換し
である値のデジタル値をそのまま輝度の256階調の対
応する表示データとし、これを画像メモリ11の走査位
置対応する測定点(X方向の座標)とその路程(測定時
間tl 、t4.t5に対応、X方向の座標)で決定さ
れる所定のアドレスに記憶する。そして、マイクロプロ
セッサ8は、メモリ9に記憶された表示処理プログラム
(図示せず)を実行して、画像メモリ11に記憶された
データをデイスプレィ9に転送して境界面にの映像を画
面上に表示する。
である値のデジタル値をそのまま輝度の256階調の対
応する表示データとし、これを画像メモリ11の走査位
置対応する測定点(X方向の座標)とその路程(測定時
間tl 、t4.t5に対応、X方向の座標)で決定さ
れる所定のアドレスに記憶する。そして、マイクロプロ
セッサ8は、メモリ9に記憶された表示処理プログラム
(図示せず)を実行して、画像メモリ11に記憶された
データをデイスプレィ9に転送して境界面にの映像を画
面上に表示する。
以上説明してきたが、実施例では、プログラム処理にて
各エコー受信信号の信号幅の正規化を行っているが、こ
の正規化処理を行う回路をハードウェアとして設け、そ
れを時間計測回路に配置してもよい。また、正規化する
方法は、表面エコーSの幅によるものに限定されない。
各エコー受信信号の信号幅の正規化を行っているが、こ
の正規化処理を行う回路をハードウェアとして設け、そ
れを時間計測回路に配置してもよい。また、正規化する
方法は、表面エコーSの幅によるものに限定されない。
例えば、標準試験片を測定してその欠陥エコーや底面エ
コーのいずれかあるいは双方を基準としてそれぞれ正規
化してもよい。
コーのいずれかあるいは双方を基準としてそれぞれ正規
化してもよい。
実施例におけるエコーの受信信号幅の時間計測は、実施
例では6個のカウンタを設けて行っているが、これは、
−例であって、信号幅の時間計測は、時間幅パルス16
の幅をそのままクロックパルスに応じてカウントしても
よく、カウンタの数はカウントするパルス幅に対応して
3個でもよいし、計数値を記憶するレジスタ等を設けて
1個のカウンタで対応できれば1個であってもよい。ま
た、ランプ電圧発生回路とカウンタとの組合せで時間計
測をしてもよく、種々の回路により時間計測は可能であ
る。また、信号幅は、時間幅パルス16のような検波し
た信号ではなく、RF倍信号あってもよい。なお、1回
の測定で得られる時間値は、複数回の測定の平均値とし
て得てもよいことはもちろんである。
例では6個のカウンタを設けて行っているが、これは、
−例であって、信号幅の時間計測は、時間幅パルス16
の幅をそのままクロックパルスに応じてカウントしても
よく、カウンタの数はカウントするパルス幅に対応して
3個でもよいし、計数値を記憶するレジスタ等を設けて
1個のカウンタで対応できれば1個であってもよい。ま
た、ランプ電圧発生回路とカウンタとの組合せで時間計
測をしてもよく、種々の回路により時間計測は可能であ
る。また、信号幅は、時間幅パルス16のような検波し
た信号ではなく、RF倍信号あってもよい。なお、1回
の測定で得られる時間値は、複数回の測定の平均値とし
て得てもよいことはもちろんである。
[発明の効果コ
以上の説明から理解できるように、この発明にあっては
、スレッシュホールドを設けてこのスレッシュホールド
を基準にエコー受信信号のうちの焦点合わせに位置に対
応するエコー受信信号の時間幅を検出してそれを正規化
するようにし、正規化した時間の最大値のプローブの位
置を焦点合わせ位置としている。
、スレッシュホールドを設けてこのスレッシュホールド
を基準にエコー受信信号のうちの焦点合わせに位置に対
応するエコー受信信号の時間幅を検出してそれを正規化
するようにし、正規化した時間の最大値のプローブの位
置を焦点合わせ位置としている。
このように、ピーク値の検出ではなく、時間検出を採用
しているので、同じエコー受信信号に着目でき、ピーク
検出の場合のように別のピークを検出する危険性がほと
んどなくなり、より正確な焦点合わせがを行うことがで
きる。
しているので、同じエコー受信信号に着目でき、ピーク
検出の場合のように別のピークを検出する危険性がほと
んどなくなり、より正確な焦点合わせがを行うことがで
きる。
第1図は、この発明の一実施例の超音波測定装置のブロ
ック図、第2図は、そのエコーレベル測定処理の説明図
である。 1・・・走査機構、2・・・スキャン制御装置、3・・
・プローブ、4・・・超音波探傷器、5・・・エコー幅
検出回路、6・・・時間計測回路、7・・・インタフェ
ース、8・・・マイクロプロセッサ(MPU) 、9・
・・メモリ、 9a・・・時間幅正規化プログラム、 9b・・・焦点合わせ処理プログラム、10・・・画像
処理装置、11・・・画像メモリ、12・・・デイスプ
レィ、13・・・バス、14・・・被検体、15・・・
エコー受信信号、16・・・時間幅パルス、 20・・・超音波測定映像表示装置。
ック図、第2図は、そのエコーレベル測定処理の説明図
である。 1・・・走査機構、2・・・スキャン制御装置、3・・
・プローブ、4・・・超音波探傷器、5・・・エコー幅
検出回路、6・・・時間計測回路、7・・・インタフェ
ース、8・・・マイクロプロセッサ(MPU) 、9・
・・メモリ、 9a・・・時間幅正規化プログラム、 9b・・・焦点合わせ処理プログラム、10・・・画像
処理装置、11・・・画像メモリ、12・・・デイスプ
レィ、13・・・バス、14・・・被検体、15・・・
エコー受信信号、16・・・時間幅パルス、 20・・・超音波測定映像表示装置。
Claims (2)
- (1)被検体からの超音波のエコーをプローブを介して
エコー受信信号として受け、このエコー受信信号のうち
焦点合わせ位置に対応するエコー受信信号について所定
のスレッシュホールドを越えている時間を計測し、前記
被検体及びこれに対応する試験片のいずれかにおいてあ
らかじめ測定した基準となる表面エコー、欠陥エコー及
び底面エコーのいずれかのエコー受信信号が前記スレッ
シュホールドを越えている時間と前記被検体から得られ
るそれに対応するエコーの受信信号が前記スレッシュホ
ールドを越えている時間との関係に従って前記計測した
時間を正規化するものであって、この正規化した時間値
を前記プローブと前記被検体の距離を変化させ、変化さ
せた距離に応じて得た前記正規化した時間値の最大値に
対応する前記距離に前記プローブを位置決めすることを
特徴とする超音波測定装置の焦点合わせ方式。 - (2)焦点合わせ位置に対応するエコー受信信号につい
て所定のスレッシュホールドを越えている時間の計測は
、焦点合わせ位置に対応するエコー受信が発生するまで
の時間を計測して得た時間を基準にして得られるエコー
受信信号に対して行われることを特徴とする請求項1記
載の超音波測定装置の焦点合わせ方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2154108A JPH0447264A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 超音波測定装置の焦点合わせ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2154108A JPH0447264A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 超音波測定装置の焦点合わせ方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0447264A true JPH0447264A (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=15577103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2154108A Pending JPH0447264A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 超音波測定装置の焦点合わせ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0447264A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003270215A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Hitachi Kenki Fine Tech Co Ltd | 超音波映像検査装置とその焦点位置検出方法 |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP2154108A patent/JPH0447264A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003270215A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Hitachi Kenki Fine Tech Co Ltd | 超音波映像検査装置とその焦点位置検出方法 |
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