JPH044709A - 絶縁監視用アンテナ装置 - Google Patents

絶縁監視用アンテナ装置

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Publication number
JPH044709A
JPH044709A JP2105656A JP10565690A JPH044709A JP H044709 A JPH044709 A JP H044709A JP 2105656 A JP2105656 A JP 2105656A JP 10565690 A JP10565690 A JP 10565690A JP H044709 A JPH044709 A JP H044709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
shield
antenna
slot
bushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2105656A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ushijima
牛島 清
Yoshiaki Tamura
好明 田村
Munechika Saito
斉藤 宗敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP2105656A priority Critical patent/JPH044709A/ja
Publication of JPH044709A publication Critical patent/JPH044709A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガス絶縁開閉装置等の電気機器内の絶縁異
常を間接的に検出する絶縁監視用アンテナ装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
電気機器内において絶縁劣化等の異常が生じると、地絡
事故等の発生以前に部分放電が発生し、この部分放電に
より電気機器内に数MHz〜数100MHzの電磁波が
満たされることが知られている。
したがって、このNm波を受信することにより、部分放
電を検出し地絡事故等を未然に防止することができる。
この電磁波を受信するため、絶縁監視用アンテナ装置が
使用される。
従来、第9図に示すように、ガス絶縁開閉装置の一対の
管路容器50.’51の接合部のフランジ52.53間
の絶縁スペーサ54の近傍位置にループアンテナ55を
配置したものが[されている。具体的にはリング状の絶
縁管の中に電線を入れてループアンテナを構成し、取付
金具によりフランジボルトに共線めしてフランジ52に
取付ける。管路容器50.51内に部分放電が発生し、
電磁波が発生すると、その電磁波が絶縁スペーサ54よ
り外部に漏れる。この電磁波をループアンテナ55によ
り受信するものである。56.57は導体、58は信号
伝送用同軸ケーブルである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この絶縁監視用アンテナ装置は、絶縁スペー
サ54から離れているため検出感度が悪く、また専用の
ループアンテナ55が必要であるとともに取付作業が必
要であるため構造が複雑でコスト高になり、しかも取付
スペースを要するため機器全体が大型化し、さらに外部
損傷や破損等のためメンテナンスが必要となり、かつ美
観が低下するという欠点があった。
したがって、この発明の目的は、美観を損なわず、メン
テナンスが不要であり、大型化せず構造が簡単で安価に
できしかも検出感度を向上できる絶縁監視用アンテナ装
置を提供することである。
Cu2題を解決するための手段〕 この発明の絶縁監視用アンテナ装置は、フツシング内の
貫通導体の外周に配設された電界緩和シールドにアンテ
ナ用スロットを形成し、このアンテナ用スロットの長手
方向の中間部の両側縁部に信号引き出し用端子を設けた
ものである。
〔作用〕
この発明の構成によれば、電界緩和シールドに形成され
たアンテナ用スロットは、その長手方向に平行な磁界お
よび短手方向に平行な電界を有する電磁波に対して共振
するアンテナとして作用する。このため、電気機器内に
電磁波が発生すると、信号引き出し用端子を通して信号
を取り出すことができる。
この場合、アンテナ用スロットがブッシングの内部の電
界緩和シールドに形成されて直接電磁波を受信すること
ができる。このため、従来例と比較して検出感度がよく
、しかも美観を損なわず、メンテナンスが不要であり、
大型化せず構造が簡単で安価にできる。
〔実施例〕
この発明の第1の実施例を第1図ないし第6図に基づい
て説明する。すなわち、この絶縁監視用アンテナ装置は
、ブッシング1の電界緩和シールド2にアンテナ用スロ
ット3を形成し、アンテナ用スロット3の中間部に信号
引き出し用端子4を設けている。
ブッシング1は、電気機器たとえばガス絶縁開閉装置の
密閉容器5より引き出してケーブルコネクタ8を接続す
る引き出し用のモールドブッシングを実施例としている
。6はブッシング1を貫通する貫通導体である。
電界緩和シールド2は、貫通導体6の外周にモールド樹
脂に埋設することにより配設されている。
この電界緩和シールド2は導電性の筒状体であり、密閉
容器5とケーブルコネクタ8との接続部の電界を緩和す
るとともに、■D!極としても使用されるものである。
この電界緩和シールド2に複数本のシールド保持端子7
をかしめまたは打ち込みねしにより取付け、1本のシー
ルド保持端子7はブッシング1を密閉容器5に取付ける
とき接地されて、電界緩和シールド2をアースしている
アンテナ用スロット3は、長さ1幅すの長方形であり、
検出感度の点から電界緩和シールド2の周方向に平行に
しており、また長さlは大きい程よいが、電界緩和シー
ルド2の周方向の全長の約半分程度とし、幅すは電界に
影響しない程度の約5鶴以下の大きさである。なおアン
テナ用スロット3の電界緩和シールド2上の位置は任意
であり、たとえばシールド保持端子7から貫通導体6の
長手方向にずれた位置に形成されてもよい。
信号引き出し用端子4は、アンテナ用スロット3の長手
方向の中間部の両側縁部にアンテナ用スロット3の長手
方向の中央部分すなわち長手方向の一端から約z1とな
る位置で約(1/3 ) lの範囲内に取付けられる。
とくにその範囲の両側縁部の&を線と信号引き出し用端
子4との間にすき間が形成されないようにかしめまたは
打ち込みねしにより設けられるのが好ましい。なお、1
本の信号引き出し用端子4と3本のシールド保持端子7
とは第3図に示すように約90度の間隔で円周方向の均
等位置に配設している。この信号引き出し用端子4は同
軸ケーブルを実施例とするリード線9を介してコロナ検
出装置10に接続される。
この実施例によれば、電界緩和シールド2に形成された
アンテナ用スロット3は、その長手方向に平行な磁界お
よび短手方向に平行な電界を有する電磁波に対して共振
するアンテナとして作用する。このため、電気機器内に
1it磁波が発生すると、信号引き出し用端子4を通じ
て信号を取り出すことができる。
したがって、電気機器1の絶縁異常時に部分放電が発生
して電磁波が発生すると、この絶縁監視用アンテナ装置
の給電線9にitMi波の受信信号が出力され、その出
力信号から部分放電の発生を検出し、絶縁劣化が始まっ
たことを知ることができ、間接的に絶縁異常を検知する
ことができる。
この場合、アンテナ用スロット3がアンテナの作用によ
りブッシングの内部で直接if電磁波検出するため、従
来例と比較して検出感度がよい、測定によれば、ループ
アンテナの場合部分放電検出感度は2000PCであっ
たのに対してこの実施例は10PCであった。
また、アンテナ用スロット3がブッシング1の内部の電
界緩和シールド2に形成されているため、専用のアンテ
ナが不要となり構造および取付作業が簡単なためコスト
安にでき、取付スペースが不要なため大型化せず、メン
テナンスも不要であり、しかも美観が低下しない。
さらに、この実施例では、電気機器の運転中に部分放電
検出装置10と信号引き出し用端子4とを給電線9で接
続しても、電界緩和シールド2はシールド保持端子7が
接地回路に接地されるため低周波の電気振動は接地回路
へ流れるが、高周波のアンテナ共振モードの電気振動の
みがアンテナ用スロットで検出され、しかも数μVの電
圧であるため安全である。
なお、電界緩和シールド2をVD端子としても使用する
時は、従来通り電界緩和シールド2をνD装置を介して
接地する。その際、アンテナ給電線を通して低周波の電
気信号が流れないように給電線を小容量の容量結合を通
して結合する等のフィルタリング回路(図示せず)を設
ける。また、シールド保持端子7は単一でも複数でもよ
い。
この発明の第2の実施例を第7図に示す。すなわち、こ
の絶縁監視用アンテナ装置は、ガスブッシングの電界緩
和シールド2にアンテナ用スロット(図示せず)を形成
したものである。電界緩和シールドはシールド保持端子
7および信号引き出し用端子4により密閉容器5に機械
的に保持されている。
第8図はアンテナ用スロットの他の実施例を示し、その
長手方向の両端部に幅方向に広がる広幅部3aを複数形
成している。この広幅部3aはスロ7)の幅を電界に影
響しない範囲で等価的に幅を広げることができる。
〔発明の効果〕
この発明の絶縁監視用アンテナ装置は、ブッシングの電
界緩和シールドにアンテナ用スロットを形成したため、
従来例と比較して検出感度がよく、しかも専用のアンテ
ナが不要となり構造および取付作業が簡単なためコスト
安にでき、取付スペースが不要なため大型化せず、メン
テナンスも不要であり、しかも美観が低下しないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の断面図、第2図はそ
の要部斜視図、第3図は電界緩和シールドを示す平面図
、第4図はアンテナ用スロットの寸法を示す説明図、第
5図はその正面図、第6図は信号引き出し用端子を示す
電界緩和シールドの部分断面図、第7図は第2の実施例
の断面図、第8図は電界緩和シールドの他の実施例を示
す正面図、第9図は従来例の斜視図である。 1・・・ブッシング、2・・・電界緩和シールド、3・
・・アンテナ用スロット、4・・・信号引き出し用端子
、6・・・貫i1導体 町・−5ぜ:1 に〜 ン 第 図 第 図 第 閏 第 図 ム 第8 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プッシング内の貫通導体の外周に配設された電界緩和シ
    ールドにアンテナ用スロットを形成し、このアンテナ用
    スロットの長手方向の中間部の両側縁部に信号引き出し
    用端子を設けた絶縁監視用アンテナ装置。
JP2105656A 1990-04-20 1990-04-20 絶縁監視用アンテナ装置 Pending JPH044709A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2105656A JPH044709A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 絶縁監視用アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2105656A JPH044709A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 絶縁監視用アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH044709A true JPH044709A (ja) 1992-01-09

Family

ID=14413489

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2105656A Pending JPH044709A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 絶縁監視用アンテナ装置

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JP (1) JPH044709A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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