JPH0447097Y2 - - Google Patents

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JPH0447097Y2
JPH0447097Y2 JP18309787U JP18309787U JPH0447097Y2 JP H0447097 Y2 JPH0447097 Y2 JP H0447097Y2 JP 18309787 U JP18309787 U JP 18309787U JP 18309787 U JP18309787 U JP 18309787U JP H0447097 Y2 JPH0447097 Y2 JP H0447097Y2
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heat
ink
container
liquid
shrinkable
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JP18309787U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案の内容物流出検知用熱収縮包装体は、真
空密閉充填用紙紙パツク容器に充填されたジユー
ス、豆乳、ウーロン茶等の内容物の安全性を高め
た熱収縮包装体に関するものである。
(従来の技術) 紙パツク容器による真空密封充填方法は、容器
内に空気を含有させていないので、内容物の保存
性に優れていると云う大きな特色を有している。
しかし、飲料品等の真空密封充填された紙パツ
ク容器が、従来の一般的な熱収縮性プラスチツク
フイルムで熱収縮包装されたものは、容器内が充
分真空状態を保持しているかどうか、消費者には
不明であつた。そのため、紙パツク容器が極わず
か破損して容器内に空気が流入し、内容物が腐敗
してしまつていても、或は、他人が注射器等で毒
物を注入していても、それらを判別する事が出来
なかつた。
(本考案が解決しようとする問題点) 飲料品等の真空密封充填された紙パツク容器
は、大きく破損すると内容物が流出して、消費者
には一目で判る。しかし、極わずかな破損で小さ
な穴が開いている程度では、自然に放置している
だけでは内容物が流出しないので、消費者にはな
かなか確認することができない。
本考案は、飲料品等が真空密封充填されている
紙パツク容器の小さな破損により容器内に空気が
流入して内容物が腐敗しているものや、或は、容
器内に他人が注射器等で毒物を注入しているもの
を、消費者が簡単に見つけだす事が出来るよう
な、安全性を高めた熱収縮包装体を提供しようと
するものである。
(問題を解決する為の手段) 極わずかな破損で、自然に放置しているだけで
は内容物の液体が流出しない様な紙パツク容器で
も、少し強く握ると破損した小さな穴から内容物
の液体が少量流出する。又、注射器等で毒物が注
入されている様な場合にも同様、容器を握ると注
射針の差込み穴より内容物の液体が流出する。
そこで、本考案に於いては、紙パツク容器の熱
収縮包装に使用する熱収縮性フイルムが、この流
出した少量の液体を検知出来る様にして、これら
の問題解決を計つた。
即ち、本考案の一実施例である第1図により説
明すると、内容物の液体によつて変色したり、或
は、溶解して流れてしまうインク2が塗布された
熱収縮性フイルム3の塗布面を包装体の内面とす
る様にして紙パツク容器1を熱収縮包装したもの
であつて、内容物の液体が極わずか流出しても、
フイルムが変色したり、或は、印刷柄等が変化し
たりするので、液体の流出が誰にでもすぐに判る
様にしたものである。
内容物の液体によつて変色するインクとして
は、内容物の水分は勿論、糖分や塩分、さらに
は、酸性度等によつて変色するインク等を使用す
ることが出来る。そして、これらのインクは無色
透明であつても、或は、着色しているものであつ
てもよい。又、内容物の液体によつて溶解して流
れてしまうインクとしては、水溶性インク等が使
用出来る。尚、この様なインクとしては当然着色
インクが使用されるが、薄く透明なインクであつ
てもよい。
そして、この様なインクの塗布された熱収縮性
フイルムとしては、第図2の如く、熱収縮性フイ
ルム3の片面にインク2が全面塗布されたもの
や、或は、第図3の如く、デイスプレー効果を考
慮して、図柄を印刷したものが使用される。
尚、熱収縮する紙パツク容器の個数としては、
個々の単一包装でも、数個の集積包装でもよい。
本考案の内容物流出検知用熱収縮包装体で容器
内の液体が流出しているかどうか調べる方法は、
包装体を少し強く握り、紙パツク容器の小さな破
損箇所や注射針の穴等から内容物の液体を少量流
出させ、熱収縮性フイルムの色や図柄等が変化し
た場所がないかどうかをしらべることによるもの
である。
(本考案の効果) 本考案の内容物流出検知用熱収縮包装体は、飲
料品等の真空密封充填された紙パツク容器から内
容物が流出しているかどうか、容易に検知出来る
ものである。そのため、内容物が腐敗していない
事や、或は、毒物が注入されていない事を、消費
者が容易に確認する事が出来るので、商品の安全
性を高める事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の内容物流出検知用熱収縮包
装体の斜視図である。第2図、第3図は、本考案
に使用される熱収縮性フイルムの具体的例を示す
一部拡大断面図である。 1……紙パツク容器、2……インク、3……熱
収縮性フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体の真空密封充填された紙パツク容器1を、
    内容物の液体に接触すると変色したり、或は、溶
    解して流れてしまうインク2が包装体の内面とな
    る側に塗布された熱収縮性プラスチツクフイルム
    3によつて熱収縮包装された内容物流出検知用熱
    収縮包装体。
JP18309787U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0447097Y2 (ja)

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JP18309787U JPH0447097Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30
US07/532,147 US5108803A (en) 1987-11-30 1990-06-01 Thermally shrinkable film having a liquid detecting function and a package using the same

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JP18309787U JPH0447097Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0188871U JPH0188871U (ja) 1989-06-12
JPH0447097Y2 true JPH0447097Y2 (ja) 1992-11-06

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JPH0188871U (ja) 1989-06-12

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