JPH0446969Y2 - - Google Patents

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JPH0446969Y2
JPH0446969Y2 JP14723084U JP14723084U JPH0446969Y2 JP H0446969 Y2 JPH0446969 Y2 JP H0446969Y2 JP 14723084 U JP14723084 U JP 14723084U JP 14723084 U JP14723084 U JP 14723084U JP H0446969 Y2 JPH0446969 Y2 JP H0446969Y2
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JP
Japan
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cooling fan
cooler
condenser
drive shaft
condenser cooling
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JP14723084U
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JPS6161215U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、車両に搭載された空調装置のクーラ
コンデンサに冷却風を強制的に通風供給する冷却
フアンの駆動装置に関するものである。
<従来の技術> 車両用の空調装置のクーラコンデンサとして、
通常は強制通風式のクーラコンデンサを使用して
いる。このようにクーラコンデンサに冷却風を強
制供給するために、従来ではコンデンサ冷却フア
ンを電動モータによつて駆動し、該電動モータを
駆動停止して冷却風の供給を制御するようにして
いた(実開昭56−22420号公報を参照)。
しかしながら、このように電動モータによつて
コンデンサ冷却フアンを駆動するようにしたもの
では、クーラコンプレツサの運転に同期して前記
電動モータの運転を制御するためにリレーが必要
になり、しかも、エンジンの動力を利用して発電
した電力によつてコンデンサ冷却フアンを駆動す
るためにエネルギの変換にともなうロスが生じる
という問題点があつた。
また、実公昭45−12431号公報に見られるよう
に電磁クラツチを介してエンジンの出力軸に連結
されているクーラコンプレツサの駆動軸とコンデ
ンサ冷却フアンとをベルト自在継手および駆動軸
などによる機械的な連結手段を介して連結した場
合は、コンプレツサとフアンを同期運転できるに
も拘らず構成が複雑になるとともに、連結手段に
よる機械的ロスを避けることができないという不
具合もある。
<考案が解決しようとする課題> 本考案はこのような従来の問題点を解決するた
めになされたものであり、駆動力のロスを可及的
に小さくしつつコンデンサ冷却フアンを的確に制
御できる構成の簡単な車両空調装置の冷却フアン
駆動装置を提供することを課題としている。
<課題を解決するための手段> 上記課題を達成するために本考案は、エンジン
の出力軸とクーラコンプレツサの駆動軸とをメイ
ンスイツチおよびサーモスイツチの直列回路を介
して電源に接続された電磁クラツチを介して結合
している。そして、前記クーラコンプレツサの駆
動軸にコンデンサ冷却フアンを取付けるととも
に、このコンデンサ冷却フアンによる通風経路内
にクーラコンデンサを設けたことを特徴としてい
る。
<作用> 従つて本考案によれば、メインスイツチおよび
サーモスイツチがともに閉成されて電磁クラツチ
がオンしてクーラコンプレツサが運転される時は
コンデンサ冷却フアンが必ず駆動される。そし
て、電磁クラツチがオフしてクーラコンプレツサ
の運転が停止するとコンデンサ冷却フアンも確実
に停止する。
<実施例> 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例の要部を分解した概
略側面図であり、図示しないエンジンの出力軸と
クーラコンプレツサ1の駆動軸2とを電磁クラツ
チ3およびVベルト4を介して連動させている。
なお、前記電磁クラツチ3は従来公知の電磁クラ
ツチによつて構成されており、制御電流が流れて
いるときにエンジンによる駆動力を駆動軸2に伝
達してクーラコンプレツサ1を駆動するが、制御
電流が停止されると駆動軸3への駆動力の伝達を
中断してクーラコンプレツサ1の運転を停止す
る。
また、前記クーラコンプレツサ1の前方には、
該クーラコンプレツサ1によつて圧縮された冷媒
を放熱させるクーラコンデンサ5を配設してい
る。そして、このクーラコンデンサへ5の通風経
路を形成するコンデンサ冷却フアン6を前記駆動
軸2の先端部分に取付けることにより、電磁クラ
ツチ3がオンして駆動軸2が駆動された時にコン
デンサ冷却フアン6を駆動してクーラコンデンサ
5およびクーラコンプレツサ1に冷却風を強制供
給するようにしている。7はコンデンサ冷却フア
ン6を駆動軸2に固定するためのナツト、8はフ
アンシユラウドである。
一方、前記電磁クラツチ3の制御回路は例えば
第2図に示すように、手動で開閉操作されるメイ
ンスイツチ9と、車室の温度に応じて開閉作動す
るサーモスイツチ10との直列回路で構成されて
おり、メインスイツチ9が閉成されている状態で
車室の温度が設定値より高くてサーモスイツチ1
0が閉成されているときにのみ電磁クラツチ1に
制御電流を供給するようになつている。
斯る構成において、メインスイツチ9が閉成操
作され、しかも、車室の温度が設定値より高くて
サーモスイツチ10が閉成されているときにのみ
電磁クラツチ3に制御電流が供給されてクーラコ
ンプレツサ1が運転される。
このようにしてクーラコンプレツサ1が運転さ
れると、このクーラコンプレツサ1の駆動軸2に
取付けているコンデンサ冷却フアン6も回転する
ために、コンデンサ冷却フアン6による冷却風が
クーラコンデンサ5およびクーラコンプレツサ1
に供給される。また、メインスイツチ9もしくは
サーモスイツチ10の少なくとも一方が開成され
ると、電磁クラツチ3に制御電流が供給されなく
なるのでクーラコンプレツサ1の運転が停止さ
れ、コンデンサ冷却フアン6の運転も停止され
る。
即ち、従来ではコンデンサ冷却フアン6を独立
した電動モータによつて駆動するようにしていた
ために、クーラコンプレツサ1とコンデンサ冷却
フアン6とを同期させるためにリレーを必要とし
ていたが、本考案では電磁クラツチ3の駆動軸2
にコンデンサ冷却フアン6を取付けているため
に、コンデンサ冷却フアン6とクーラコンプレツ
サ1とが自動的に同期運転される。従つて、コン
デンサ冷却フアン6の駆動装置の構成を簡略化で
きるとともに、クーラコンプレツサ1の駆動軸2
でコンデンサ冷却フアン6を直接に駆動するよう
にしているために、駆動力の伝達ロスもない。
<考案の効果> 以上の説明から明らかなように本考案は、電磁
クラツチを介してエンジンの出力軸に連結された
クーラコンプレツサの駆動軸にコンデンサ冷却フ
アンを取付けてコンデンサ冷却フアンの駆動装置
を構成している。従つて、従つて本考案によれ
ば、電磁クラツチがオンしてクーラコンプレツサ
が駆動される時は必ずコンデンサ冷却フアンが駆
動され、電磁クラツチがオフしてクーラコンプレ
ツサの運転が停止するとコンデンサ冷却フアンも
停止するので格別な同期手段を設ける必要性がな
い。
また、クーラコンプレツサの駆動軸にクーラコ
ンデンサ冷却フアンを取付けているために、コン
デンサ冷却フアンの駆動装置の構成を簡素化して
小型軽量化できるとともに、駆動力のロスを少な
くすることもできる。さらに、コンデンサ冷却フ
アンの送風作用を利用してクーラコンプレツサを
も冷却できるために、このクーラコンプレツサの
冷却装置を簡略化できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を分解した概
略側面図、第2図は同じく電磁クラツチの制御回
路の一具体例を示す回路図である。 1……クーラコンプレツサ、2……駆動軸、3
……電磁クラツチ、5……クーラコンデンサ、6
……コンデンサ冷却フアン、7……ナツト、9…
…メインスイツチ、10……サーモスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強制通風冷却式のクーラコンデンサと、手動で
    開閉操作されるメインスイツチと、車室温度に応
    じて開閉作動するサーモスイツチと、前記メイン
    スイツチ及びサーモスイツチの直列回路を介して
    電源に接続された電磁クラツチと、該電磁クラツ
    チを介してエンジンの出力軸に駆動軸を連結した
    クーラコンプレツサと、該クーラコンプレツサの
    駆動軸に取付けたコンデンサ冷却フアンとを備
    え、前記コンデンサ冷却フアンによる通風経路内
    に前記クーラコンデンサを設けたことを特徴とす
    る車両用空調装置の冷却フアン駆動装置。
JP14723084U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0446969Y2 (ja)

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JP14723084U JPH0446969Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6161215U JPS6161215U (ja) 1986-04-24
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