JPH0446967A - 無機粉体の表面処理法 - Google Patents

無機粉体の表面処理法

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JPH0446967A
JPH0446967A JP15465390A JP15465390A JPH0446967A JP H0446967 A JPH0446967 A JP H0446967A JP 15465390 A JP15465390 A JP 15465390A JP 15465390 A JP15465390 A JP 15465390A JP H0446967 A JPH0446967 A JP H0446967A
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JP
Japan
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inorganic powder
surface treatment
powder
inorganic
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP15465390A
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English (en)
Inventor
Keisuke Morita
啓介 森田
Hiroshi Sasaki
博 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は無機粉体の表面処理法に係り、特に、無機粉体
の表面に有機質素材を付着させて表面処理することによ
り、プラスチックス等への良質な充填材を提供する方法
であって、その処理効率、処理コストが大幅に改善され
た無機粉体の表面処理法に関する。
[従来の技術] 無機粉体は、プラスチックス等の各種材料の特性改善の
ための充填材として、広く用いられている。無機粉体を
充填材として使用するに際しては、その分散性、配合性
等の改善のために、表面処理が必要とされ、無機粉体の
表面に有機質素材を付着させて表面処理する方法が従来
より多くなされている。具体的には、液相に無機粉体を
混合してスラリーとし、このスラリーを加熱しながら、
このスラリー中に有機質素材を添加し、十分に混合攪拌
して表面処理を行ない、その後、シックナー又はフィル
タープレスにより濾過分離し、乾燥する方法が採用され
ている。
[発明が解決しよう、−とする課題] 上記従来の表面処理法では、 ■ スラリーの調製 ■ スラリーの加熱 ■ 有機質素材の添加 ■ 熱間混合攪拌 ■ 濾過分離 ■ 乾燥 という複雑な工程を多く必要とする。このため、必要と
する装置が多く、従って、装置コストが高い上にそのメ
ンテナンスのために多大な労力を要し、作業効率、生産
効率が悪く、表面処理コストが高騰するという欠点があ
った。
本発明は上記従来の問題点を解決し、無機粉体の表面処
理を効率的にかつ低コストにて行なうことができる無機
粉体の表面処理法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の無機粉体の表面処理法は、無機粉体に、該無機
粉体に対して1〜5重量%の表面処理剤を添加して表面
処理するに当り、無機粉体及び表面処理剤を攪拌熱交換
型ドライヤーを用いて60〜90℃で加熱攪拌処理する
ことを特徴とする。
以下に本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の無機粉体の表面処理法の実施に好適な
攪拌熱交換型ドライヤーの一例を示す断面図である。
第1図に示す攪拌熱交換型ドライヤー1は、加熱ジャケ
ット2内に、加熱機構付攪拌羽スクリュー3が水平に設
けられた、いわゆるパドルドライヤーである。
本発明の方法はこのような攪拌熱交換型ドライヤー(パ
ドルドライヤー)1内に表面処理する無機粉体と表面処
理剤とを所定割合で投入し、所定温度にて加熱攪拌する
ことにより容易に実施することができる。
パドルドライヤー1は乾式、湿式、いずれの方式にも対
応できる。このため、本発明においては、無機粉体は乾
燥粉体のまま直接用いて乾式処理しても良く、また、湿
式処理として、スラリー或いは含液濾過ケーキのまま直
接用いても良い。
なお、湿式処理の場合、スラリーはデカンタ−等で水分
を除き高濃度スラリーとするか、或いは濾過して濾過ケ
ーキとして処理するのが好ましい。
高濃度スラリー、濾過ケーキ或いは乾燥粉体として、無
機粉体をパドルドライヤー1に投入した後、或いは、投
入と同時に、所定量の表面処理剤を添加する。
本発明において、表面処理剤の添加量は処理する無機粉
体に対して1〜5重量%とする。表面処理剤の添加量が
1重量%未満であると十分な表面処理効果が得られず、
5重量%を超えると表面処理剤の量が多過ぎて、無機粉
体同志が凝集する場合がある。
パドルドライヤーは、加熱の温度を制御可能であり、表
面処理剤に合せた温度の選択が可能である。本発明にお
いては、通常の場合、60〜90℃で処理する。処理温
度が60℃未満では十分な表面処理を実施し得す、90
℃を超えると表面処理剤が変質するおそれがある。なお
、パドルドライヤーは、通常、連続式であるが、回分式
のものでも良い。処理時間は処理する無機粉体の量や、
パドルドライヤーの規模等によっても異なるが、通常の
場合、無機粉体10kgに対して約30分程度とされる
処理後はパドルドライヤーから取り出すのみで、加熱、
混合、表面処理、乾燥を終了した表面処理無機粉体が得
られる。
なお、本発明において、無機粉体としては特に制限はな
く、充填材等として用いられる各種の無機粉体を通用す
ることができる、具体的には、アルミナ、炭酸カルシウ
ム、カルク、カオリン、シリカ等の無機粉体が挙げられ
る。
また、表面処理剤としても特に制限はないが、パラフィ
ン類が安価でしかもそのまま適用できることから有利で
ある。
[作用] 攪拌熱交換型ドライヤーは、乾式、湿式いずれの方式の
処理にも適用することができる。従って、必ずしも無機
粉体のスラリーを調製する必要はなく、これを省略する
ことができる。しかも、均一な表面処理を乾燥と併用し
て行なうことができる。従って、前述の従来法の■加熱
、■添加、■攪拌、■分離、■乾燥を一つの装置にて一
工程で実施することができる。
このため、このような攪拌熱交換型ドライヤーを用いる
本発明の方法によれば、少ない作業工程数、装置数にて
効率的に無機粉体の表面処理を行メンテナンスの軽減、
処理コストの低廉化が図れる。
[実施例] 以下に実施例を挙げて本発明より具体的に説明する。
実施例1〜3 無機粉体としてアルミナケーキ(含水量40%)10k
gを、表面処理剤としてパラフィンを用い、第1図に示
す攪拌熱交換型ドライヤーにより、本発明方法に従って
表面処理を行なった。アルミナ固形分に対する表面処理
剤の添加量及び加熱温度は第1表に示す通りとした。な
お、攪拌時間は約30分とした。
得られた表面処理アルミナの特性を下記基準で評価し、
結果を第1表に示した。
分散性 分散性は表面処理した粉末をSEM、粒度分布測定装置
により調べ、その程度を下記基準で評価した。
◎:最良 O:良好 ×:悪い 配合性 配合性はホットロールにより塩化ビニル等のプラスチッ
クに添加して熱間混合し、粒子とプラスチックの状態を
SEM、X線装置により調べ、その結果を下記基準で評
価した。
◎:最良 O:良好 ×:悪い 実施例4〜6 無機粉体として乾粉の炭酸カルシウムを、表面処理剤と
してステアリン酸を用いたこと以外はそれぞれ実施例1
〜3と同様にして表面処理を行ない、得られた表面処理
炭酸カルシウムの特性を調べ、結果を第1表に示した。
第 表 第1表より明らかなように、本発明の方法により得られ
る表面処理粉体は、従来法と比べて特性的には全く問題
はなく、極めて高特性であり、従ワて、本発明によれば
処理効率、処理コストの面から優れた効果が得られる。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の無機粉体の表面処理法によ
れば、無機粉体の表面処理を少ない作業工程数にて、低
コストで行なうことが可能とされる。しかも、本発明の
方法はあらゆる種類の無機粉体に通用することができ、
また、処理方式としても乾式、湿式の両方式を採用する
ことができ、その上、均一な表面処理が可能で、得られ
る表面処理無機粉体の特性も著しく優れることから、そ
の工業的有用性は極めて犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無機粉体の表面処理法の実施に好適な
攪拌熱交換型ドライヤーの一例を示す断面図である。 1・・・攪拌熱交換型ドライヤー (パドルドライヤー)、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機粉体に、該無機粉体に対して1〜5重量%の
    表面処理剤を添加して表面処理するに当り、無機粉体及
    び表面処理剤を攪拌熱交換型ドライヤーを用いて60〜
    90℃で加熱攪拌処理することを特徴とする無機粉体の
    表面処理法。
JP15465390A 1990-06-13 1990-06-13 無機粉体の表面処理法 Pending JPH0446967A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143518A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Sankyo Seifun Kk 耐吸湿性無機鉱物粉および湿気硬化型樹脂組成物、並びに耐吸湿性無機鉱物粉の表面処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143518A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Sankyo Seifun Kk 耐吸湿性無機鉱物粉および湿気硬化型樹脂組成物、並びに耐吸湿性無機鉱物粉の表面処理方法
JP4656630B2 (ja) * 2004-11-19 2011-03-23 三共精粉株式会社 耐吸湿性無機鉱物粉および湿気硬化型樹脂組成物、並びに耐吸湿性無機鉱物粉の表面処理方法

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