JPH0446864Y2 - - Google Patents

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JPH0446864Y2
JPH0446864Y2 JP1985029071U JP2907185U JPH0446864Y2 JP H0446864 Y2 JPH0446864 Y2 JP H0446864Y2 JP 1985029071 U JP1985029071 U JP 1985029071U JP 2907185 U JP2907185 U JP 2907185U JP H0446864 Y2 JPH0446864 Y2 JP H0446864Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスポンジ等の弾性を有する多孔質体よ
りなるペン先の取り付けを容易かつ確実となした
塗布具におけるペン先取り付け構造に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 塗布具におけるスポンジ等の弾性を有する多孔
質体よりなるペン先の軸筒への取り付けは、第6
図に示す如く、軸筒101先端部に圧入固定され
る固定部材102の略中央部に突設された柱部外
面に接着剤を塗布し、該柱部103に孔或いは切
割を有するペン先104を外嵌して行われてい
る。
しかし乍ら、上述せるものでは、その取り付け
作業において、軸筒への固定部材の圧入工程、柱
部外面への接着剤の塗布工程、柱部へのペン先外
嵌工程の少なくとも3つの作業工程を必要とする
という問題に加え、ペン先を固定するに接着剤を
使用するが故に、ペン先に含浸し硬化した接着剤
でペン先の塗布性が損われたり、ペン先の使用可
能区帯が減少するといつた問題を生ずるものであ
るし、使用によりペン先の抜け落ちを生じ易く満
足したものとは言えなかつた。
(考案の目的) 本考案は上述せる種々問題点に鑑みなされたも
ので、スポンジ等の弾性を有する多孔質体よりな
るペン先を軸筒に取り付けるに、その工程を少な
くするとともに使用上の問題点を生ずることなく
容易かつ確実に固定できるようにした塗布具にお
けるペン先取り付け構造を提供せんとするもので
ある。
(考案の構成) 以下本考案を実施例に基づき詳細に説明する。
第1図において、参照符号1はスポンジ等の弾
性を有する多孔質体よりなるペン先であり、該ペ
ン先1内には後述せる固定部材3の柱部4が挿入
し得る孔或いは切割でなる凹所2が設けられてい
る。3は、柱部4と、該柱部4の外方に間隙5を
介して位置せる筒部6とにより構成される固定部
材である。該筒部6は圧入される軸筒7先端部の
内形より若干大きな外形を有しており、即ち筒部
6は、固定部材3を軸筒7先端部に圧入する際、
内方に変形し縮形するようになつている。8は、
軸筒7内に筆記用、化粧用等の液体や粉体を収納
する場合での柱部4に設けられた流通孔である。
ペン先1を軸筒7に取り付けるに際しては、ま
ず第2図に示す如く、ペン先1の凹部2を柱部4
に被嵌するとともに、その基部を間隙5内に嵌入
配置する。次に固定部材3を軸筒7先端部に圧入
する訳だが、該固定部材3の筒部6は軸筒先端部
の内形より若干大きな外形を有しており、この圧
入の際、内方に変形し縮形することになるから、
間隙5内に嵌入配置せるペン先1の基部は該筒部
6の内面と柱部4の外面とで挾着されることにな
る。かようにして、固定部材3を軸筒7先端部に
圧入する際、同時にペン先1を固定部材3に取り
付けることができる。
ここで、第3図に示すように、筒部6は切割9
を有している。この切割9は図示されないが第3
図図面向う側にも設けられており、これらの切割
9によつて、上述した筒部6の縮形が容易に行な
えるとともにペン先1の挾着も強固にすることが
できる。
第4図は、ペン先1を挾着する前の固定部材3
の形状を示す。筒部6は2つ割に構成されてお
り、柱部4とは薄肉部10で連結して回転できる
ようになつているものである。回転後のものが、
第3図に示す切割9を有するものとなる。このよ
うにすることによつて、ペン先1の柱部4への被
嵌も正確になる。
尚、本考案は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、柱部や筒部の形状をペン先や
軸筒の形状に合わせて矩形状となしたり、第5図
に示すように、筒部6内面にペン先1抜け止め用
の突起11を設けるなど、種々変形可能である。
(考案の効果) 本考案の塗布具におけるペン先取り付け構造
は、凹所2を有する多孔質体よりなるペン先1
と、柱部4とこの柱部4の外方に間隙5を介して
位置せる筒部6であつて柱部4と薄肉部10で連
結され回転可能に2つ割構成されたものとにより
構成される固定部材3と、軸筒7とよりなり、固
定部材3を軸筒7先端部に圧入する際、この軸筒
7先端部の内形より若干大きな外形を有するよう
にした固定部材3の筒部6の縮形により、この筒
部6の内面と柱部4の外面とで、間隙5内に嵌入
配置せるペン先1の基部を挾着するようにしたも
のであるので、その取り付け工程が簡単であるこ
とに加え、ペン先の取り付けを容易かつ確実にす
ることができ使用上の問題点を生ずることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断面図、第2図はペン先取り付け作
用を示す分割縦断面図、第3図、第4図は固定部
材の変形例を示す外観斜視図、第5図は同要部縦
断面図、第6図は従来例を示す縦断面図である。 1……ペン先、2……凹所、3……固定部材、
4……柱部、5……間隙、6……筒部、7……軸
筒、8……流通孔、9……切割、10……薄肉
部、11……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 凹所2を有する多孔質体よりなるペン先1と、
    柱部4と該柱部4の外方に間隙5を介して位置せ
    る筒部6であつて前記柱部4と薄肉部10で連結
    され回転可能に2つ割構成されたものとにより構
    成される固定部材3と、軸筒7とよりなり、固定
    部材3を軸筒7先端部に圧入する際、該軸筒7先
    端部の内形より若干大きな外形を有するようにし
    た固定部材3の筒部6の縮形により、該筒部6の
    内面と柱部4の外面とで、間隙5内に嵌入配置せ
    るペン先1の基部を挾着するようにした塗布具に
    おけるペン先取り付け構造。
JP1985029071U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0446864Y2 (ja)

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JP1985029071U JPH0446864Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JPS61143511U JPS61143511U (ja) 1986-09-04
JPH0446864Y2 true JPH0446864Y2 (ja) 1992-11-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224193U (ja) * 1975-08-11 1977-02-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6238932Y2 (ja) * 1980-03-14 1987-10-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224193U (ja) * 1975-08-11 1977-02-19

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JPS61143511U (ja) 1986-09-04

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