JPH0446249Y2 - - Google Patents

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JPH0446249Y2
JPH0446249Y2 JP1984109634U JP10963484U JPH0446249Y2 JP H0446249 Y2 JPH0446249 Y2 JP H0446249Y2 JP 1984109634 U JP1984109634 U JP 1984109634U JP 10963484 U JP10963484 U JP 10963484U JP H0446249 Y2 JPH0446249 Y2 JP H0446249Y2
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JP
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optical
rod lens
plug
optical element
adhesive
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JP1984109634U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光素子の発熱を効率良く放散し、光素
子の光信号を集束するロツドレンズを嵌合固定す
るプラスチツクにより形成した光結合器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の光結合器には、第3図に示すようなもの
がある。
従来の光結合器1は、熱放散の良い金属により
構成され、略円筒状に形成されている光レセプタ
クル2を有する。そして、その略中央部の外周に
は光結合器1を光用機器(図示せず)に取り付け
るためのネジ穴3が複数設けられている。光レセ
プタクル2の一端の内側には光素子4と、ロツド
レンズ5を保持したレンズ保持筒6を収納する光
素子挿入孔7が設けられ、光素子挿入孔7と連設
して、ロツドレンズ保持筒6及び光フアイバ8を
固着した光プラグ9の挿入孔10が設けられてい
る。光プラグ9は光レセプタクル2に対し、袋ナ
ツト11により嵌合する。金属体で形成されてい
るロツドレンズ保持筒6は接着剤注入孔12より
注入された接着剤13aにより、またロツドレン
ズ5とロツドレンズ保持筒6は接着剤13bによ
り固着されている。光素子4も同様に接着剤13
eにより光レセプタクル2に固着されている。
以上の構成を有する光結合器は、以下の順序で
組立てが行なわれる。ロツドレンズ5をロツドレ
ンズ保持筒6内にその一端を突出させて挿入し、
ロツドレンズ5の縦、横方向の位置及び軸方向の
位置合せを行なつた後、接着剤13bによりロツ
ドレンズ保持筒6にロツドレンズ5を固着する。
次にロツドレンズ保持筒6の光レセプタクル2へ
の固定は、光レセプタクル2の挿入口10へロツ
ドレンズ5が突出していない端を所定寸法挿入
し、接着剤注入孔12より接着剤13aを注入し
て固定する。(光レセプタクル2とロツドレンズ
保持筒6は各々金属体で構成するほか、光レセプ
タクル2の挿入孔10の内径をロツドレンズ保持
筒6の外径と同じ寸法で形成したため、その部分
の位置合せの必要はない)。ロツドレンズ保持筒
6固定後、光フアイバ8を固着した光プラグ9を
所定の位置まで挿入し、次に袋ナツト11を挿着
する。その後、光素子4をマニプレーター(図示
せず)に取り付け、光素子4を発光させ、光プラ
グ9の光フアイバ端で入射する入射光の最大光量
の位置を、前記マニプレーターを微動させて位置
合せを行い、その後接着剤13eを塗布して固着
する。このように組立てられる光結合器1にあつ
ては、光レセプタクル2にロツドレンズ5を挿入
する際、位置合わせ時にロツドレンズ保持筒6が
あるため、ロツドレンズ5の両端面を保持する必
要はなく、ロツドレンズ5の両端面に傷がつかな
い、また、接着剤13bを用いてロツドレンズ5
を固着するが、その構造上ロツドレンズ5の両端
面に接着剤13bが付着することなく、光素子の
光信号が光フアイバまで到達せず減衰してしまう
ということがない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ロツドレンズを固着しているロ
ツドレンズ保持筒の内径はロツドレンズの外周径
のバラツキを許容する必要から、ロツドレンズの
外径より大きい径を設けているため、ロツドレン
ズ保持筒6内での縦、横方向の位置及び軸方向の
位置合せが非常に困難であり、また接着剤を用い
て固着するため、接着剤硬化後のレンズの位置は
接着剤の硬化時に生ずる接着剤の収縮で、レンズ
の位置に寸法変化が生じ、最大発光量が光フアイ
バに到達しない恐れがある。
更に、光レセプタクルは金属で構成されている
のでロツドレンズの外径のバラツキを許容できな
い。そのため、ロツドレンズ保持筒にロツドレン
ズを固定した後、ロツドレンズ保持筒を光レセプ
タクルに挿入固定し、これによつてロツドレンズ
および光プラグの位置を規制するようにしている
ため、ロツドレンズ保持筒が不可欠になり、組立
の作業性が低下し、コストアツプになる。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、ロ
ツドレンズの位置精度を高めて光の結合効率を高
めるため、プラスチツクにより形成した本体にロ
ツドレンズを嵌合支持し、かつ、プラスチツクの
使用によつて生じる熱放散効率の低下を抑えるた
め、光素子に接続された金属体を本体の外周に設
けた光結合器を提供する。
以下、添付した図面に基づき、本考案による光
結合器を詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案による光結合器20の一実施例
を示し、光レセプタクル21は光素子固定部A、
レンズ固定部B、プラグ連結部Cとから成る。ま
た光レセプタクル21はプラスチツク(フエノー
ル、PBT,PPS,PC、樹脂等に長さ数+μmか
ら数百μmのガラス繊維を5〜30%重量を混入し
たもの)より精密成形されており、略円筒状にな
つており、その略中央部の外周には、光結合器2
0を光用機器に取り付けるためのネジ穴22が複
数設けられている。光レセプタクル21の一端の
内側には光フアイバ23を固着した光プラグ24
を挿入するプラグ挿入孔25(プラグ挿入孔25
は、光プラグ外径と同径とし、後述する係止突起
の係止面を含めて真円度、垂直度及び位置ズレ等
の公差は数μmで成形され、各孔(後述するロツ
ドレンズ固定孔等)は同一の軸芯をもつて形成さ
れる)が設けられその外周先端には光プラグ24
の袋ナツト26がネジ締結されている。更に光レ
セプタクル21の内側中央部には、ロツドレンズ
固定孔27(ロツドレンズ固定孔27はロツドレ
ンズ28の外径のバラツキ値の最小値をとつた内
径とする)とプラグ挿入孔25間にロツドレンズ
28及び光プラグ24の挿入を規制し、且つ、ロ
ツドレンズ28と光プラグ24間に所定間隔を設
ける係止突起29が設けられている。ロツドレン
ズ28は接着剤33で、金属板31を有する光素
子30は接着剤34でそれぞれ光レセプタクル2
1に固定され、金属板31に接続された熱放散用
のリード線32は光レセプタクル21の光素子3
0およびロツドレンズ28が位置する外周に設け
られた金属体(図示せず)に接続されている。
以上の構成からなる光結合器20の組立て手順
は、第2図イに示すように光レセプタクル21
に、第2図ロに示すようにロツドレンズ28をロ
ツドレンズ固定孔27に挿入し、係止突起29に
当接するまで押し嵌める(この押し嵌めの際ロツ
ドレンズ28の両端面を傷つけないようにレンズ
端面の外縁部28aを把持して行う)。次に、第
2図ハに示すように接着剤33を塗布する(この
時接着剤33がレンズ端面に付着しないように光
レセプタクル21を立てて塗布するようにする)。
次に第2図ニに示すようにロツドレンズ28固定
後光フアイバ23を固着した光プラグ24をプラ
グ挿入孔25に挿入し、その後第2図ホに示すよ
うに袋ナツト26をネジ締めして所定の挿入嵌合
を行う。その後第2図ヘに示すように光素子30
をマニプレーター(図示せず)で挾持し、発光さ
せて光レセプタクル21に配置し、光プラグ24
の光フアイバ23端から最大光量が得られる位置
を光素子30を微動させて検出し、最後に第2図
トに示すように接着剤34で固着し、組立てを完
了する。
このように、光素子の昇温の熱放散を光素子に
接続したリード線により行うことで、熱による光
レセプタクル自体の寸法変化を防止できたので、
光レセプタクルをプラスチツク化することが可能
となつた。また、光レセプタクルをプラスチツク
にて成形したのでロツドレンズ外径のバラツキを
許容してレンズ固定部へレンズを圧入することが
できる。このようにレンズ固定部へレンズ圧入が
可能となつたのでロツドレンズ自体の位置合せ
(縦、横方向及び同軸方向)が不要となつた。
上記の実施例においては、光レセプタクルをプ
ラスチツクとしたが、光レセプタクル自体を金属
体で構成し、ロツドレンズをプラスチツクとして
も良い。またロツドレンズをガラスで構成し、そ
の周囲にゴム等の弾性体を被覆させても良い。更
にロツドレンズ収納部の内部壁にゴム等の弾性体
を内張りしても良い。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案による光結合器によ
れば、光素子に接続した熱放散用リード線を本体
外周の金属体に接続したので本体をプラスチツク
によつて構成することが可能になる。これによつ
てロツドレンズをプラスチツク本体に嵌合固定す
ることができる。更に、組立を簡易にし、安価に
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による光結合器の構造を示す説
明図、第2図イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,トは本考
案による光結合器の組立順序を示す説明図、第3
図は従来の光結合器の構造を示す説明図。 符号の説明、20……光結合器、21……光レ
セプタクル、23……光フアイバ、24……光プ
ラグ、27……ロツドレンズ固定孔、28……ロ
ツドレンズ、29……係止突起、30……光素
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体がプラスチツクによつて構成され、その一
    端より他端にかけて光フアイバを固定した光プラ
    グを挿入嵌合する光プラグ挿入孔と、光信号を前
    記光フアイバに集束するロツドレンズを挿入嵌合
    するロツドレンズ保持孔と、前記光信号を出力す
    る光素子を固定する光素子固定部とが共通光軸上
    に設けられ、 前記光プラグ挿入孔と前記ロツドレンズ保持孔
    との間に前記光プラグと前記ロツドレンズの挿入
    位置を決定する係止段部を形成し、 前記プラスチツク本体の外周に熱放散用金属体
    を設けて前記光素子に取り付けた熱放散用リード
    線を前記金属体に接続した構成を有することを特
    徴とする光結合器。
JP10963484U 1984-07-20 1984-07-20 光結合器 Granted JPS6127106U (ja)

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JP10963484U JPS6127106U (ja) 1984-07-20 1984-07-20 光結合器

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JP10963484U JPS6127106U (ja) 1984-07-20 1984-07-20 光結合器

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JPS6127106U JPS6127106U (ja) 1986-02-18
JPH0446249Y2 true JPH0446249Y2 (ja) 1992-10-30

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ID=30668775

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184911A (ja) * 1982-04-23 1983-10-28 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光源・光フアイバ接続装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344475U (ja) * 1976-09-21 1978-04-15
JPS56161609U (ja) * 1980-05-06 1981-12-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184911A (ja) * 1982-04-23 1983-10-28 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光源・光フアイバ接続装置

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JPS6127106U (ja) 1986-02-18

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