JPH0446086Y2 - - Google Patents

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JPH0446086Y2
JPH0446086Y2 JP1986018616U JP1861686U JPH0446086Y2 JP H0446086 Y2 JPH0446086 Y2 JP H0446086Y2 JP 1986018616 U JP1986018616 U JP 1986018616U JP 1861686 U JP1861686 U JP 1861686U JP H0446086 Y2 JPH0446086 Y2 JP H0446086Y2
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JP
Japan
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support
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groove
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JP1986018616U
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JPS62130212U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば箱体と蓋体のような、近接離
反自在な2部材を着脱自在に連結する連結具の廻
り防止構造に関する。
(従来技術) 従来、例えば箱体と蓋体のような、近接離反自
在な2部材を着脱自在に連結する連結具には、箱
体に取付けられる支持体と、蓋体と係脱自在に係
合する本体とを備え、支持体に形成されためねじ
部と本体に形成されたおねじ部との螺合を介し
て、本体が支持体に対して進退して箱体に蓋体を
閉じた時の相対位置調整可能とした構造のものが
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術では、常時、即ち本体を回転させ
ない時に、その回転を規制するものがなかつた。
従つて、蓋体の開閉を行う際に、本体が受ける
衝撃によつて、本体が自ら回転して、蓋体の箱体
への閉位置にくるいが生じるという問題があつ
た。
そこで本考案は、常時は本体の回転を規制し、
本体を回転させた時は、その回転を許容して本体
が進退自在となる構造の連結具を提供することを
主なる目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、前記目的を達成するために講じた具
体的手段の特徴とする処は、近接離反自在な2部
材5,19を着脱自在に連結する連結具20であ
つて、2部材5,19の一方に取付けられる支持
体1と、2部材5,19の他方に係脱自在に係合
する本体2とを備え、支持体1の筒状支持部2内
面に形成されためねじ部6と本体12に形成され
たおねじ部14との螺合を介して、本体12が支
持体1に対して支持部2軸方向に進退して、2部
材5,19の相対位置調整可能としたものにおい
て、 前記おねじ部14には軸方向に条溝15が形成
され、前記支持体1の支持部2に、該支持部2の
軸方向中途部を周方向略半周に亘つて切欠いて切
欠部7を形成すると共に、この切欠部7から、支
持部軸方向一側端部に亘つて支持部2を軸方向に
切断するスリツト8を形成し、このスリツト8の
支持部周方向一側で且つ前記切欠部7の支持部軸
方向一側の支持部2の一部分を、支持部径方向外
方に弾性変形自在な支持アーム部20とし、この
支持アーム部20の先端側のめねじ部6形成側
に、前記条溝15に係合して本体12のおねじ部
14軸廻りの回転を規制する係合部9を突設した
点にある。
(作用) 本体12のおねじ部14に形成された条溝15
と支持体1のめねじ部6に形成された係合部9と
が係合していると、常時は本体12の回転は規制
され、支持体1に対して本体12は進退しない。
本体12を回転させると、支持アーム部20が
径外方向に弾性的に拡開して、係合部9と条溝1
5との係合が解除され、本体12の回転は許容さ
れ、支持体1に対して本体12は進退する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、例えば箱体と蓋体の
ような、近接離反自在な2部材に取付ける場合に
つき、第1図乃至第5図に基いて説明する。
20は箱体5と蓋体19とを着脱自在に連結す
る連結具で、その連結具は支持体1と本体12等
とから構成される。前記支持体1は合成樹脂製の
筒状の支持部2を有し、第2図及び第3図に示す
ように、下部両側にネジ挿通孔3を有する取付片
4が設けられ、箱体5がネジ止めされている。
前記支持部2の内周にはめねじ部6が形成さ
れ、支持部2の長手方向軸方向中央部には半周の
切欠部7が形成されている。また、支持部2には
前記切欠部7から長手方向一側端部にかけて支持
部2を切断する長手方向のスリツト8が形成され
ている。そして、そのスリツト8の支持部周方向
一側で且つ前記切欠部7の支持部軸方向一側の支
持部2の一部分が支持アーム部20とされ、この
支持アーム部20の先端側のめねじ部6形成側に
スリツト8に沿つて突隆条の係合部9が形成され
ている。前記支持アーム部20は、合成樹脂製で
あると共に、支持部周方向一側が支持された片持
ち状であるので、先端側が支持部径方向外方に弾
性変形自在である。なお、支持部2の長手方向両
端部には凹部10が形成されている。
12は本体で、円筒状の被支持部13を有し、
その被支持部13の外周には前記支持体1のめね
じ部6と螺合するおねじ部14が形成されてい
る。そのおねじ部14には前記めねじ部6の係合
部9と係合する軸方向の条溝15が形成されてい
る。その条溝15にはおねじ部14の直径方向に
対称な位置に一対形成されている。前記被支持部
13には挟持体16が内嵌され、その挟持体16
の先端部16aは弾性的に拡縮自在な二股状で、
被支持部13から突出している。前記挟持体16
は被支持部13に対して軸方向移動自在で、先端
から後端方向に押動されると、先端部16aが被
支持部13に没入して、被支持部13の開口内面
によつて縮小される。そして、その状態で押動を
解除しても挟持体16の軸方向移動は規制保持さ
れ、再度押動することにより、挟持体16の軸方
向移動の規制は解除され、挟持体16の先端は被
支持部13から出没して拡開する。なお、前記挟
持体16の動作は反復され、その機構は周知のも
のである。
17は被係止体で、先端に前記挟持体16の先
端部16aと係合する段部17aを形成する被係
止部18が設けられ、後端が蓋体19に固着され
ている。そして、蓋体19の移動によつて、被係
止体17は挟持体16の先端部16aに挿脱自在
とされ、かつ挟持体16を軸方向に押動可能であ
る。そして、被係止部18が挟持体16を押動す
ることで、挟持体16の先端部16aが縮小して
被係止体17の段部17aと係合して被係止体1
7が挟持体16に対して軸方向移動不能となる。
而して、前記構成の連結具20において、本体
12を回転させることにより、本体12は支持体
1に対して進退自在であるので、蓋体19の箱体
5に対する閉位置調整が可能となる。このとき、
支持アーム部20は径外方向に弾性的に拡開して
係合部9が条溝15から離脱して、本体12の回
転を許容する。
そして、蓋体19の箱体5への所望の位置で条
溝15を係合部9に係合させる。すると、蓋体1
9の箱体5への移動によつて、本体12と被係止
体17とが係合し、その際に、本体12が受ける
衝撃によつて生ずる本体12の回転は規制され、
本体12は進退しない。而して、蓋体19の箱体
5への所望の位置設定にくるいが生じない。
なお前記条溝15は2条に限定されることはな
く、1条又は3条等であつても良く、また、連結
具20は蓋体5に取付けても良い。さらに、挟持
体16の先端部16aにかえて磁石を設けて蓋体
18を磁着させることにより、本体12と蓋体1
8とを係脱自在としたもの等、本考案はその要旨
を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
(考案の効果) 本考案によれば、係合部が条溝に係合すること
により、本体と近接離反自在な2部材の他方との
係脱の際における衝撃程度では、本体が自ら回転
して、支持体に対して進退しないようにすること
ができると共に、本体を回転させたときには、条
溝と係合部との係合が解除され、本体の回転を許
容してその進退を自在にすることができる。ま
た、特に、本考案では、支持部の軸方向中途部を
周方向略半周に亘つて切欠いて切欠部を形成する
と共に、この切欠部から、支持部軸方向一側端部
に亘つて支持部を軸方向に切断するスリツトを形
成し、このスリツトの支持部周方向一側で且つ前
記切欠部の支持部軸方向一側の支持部の一部分
を、支持部径方向外方に弾性変形自在な支持アー
ム部とし、この支持アーム部の先端側のめねじ部
形成側に、前記条溝に係合して本体のおねじ部軸
廻りの回転を規制する係合部を突設したことか
ら、前記支持アーム部は支持部周方向一側が支持
された片持ち状とされており、支持アーム部の支
持部径方向外方への弾性変形が容易であり、本体
の回転操作をスムーズに行ない得ると共に、係合
部が支持部から軸方向に突出しておらず、したが
つて、支持体の支持部軸方向の長さが長くなら
ず、また、外観も良好である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は側面説
明図、第2図は支持体の斜視図、第3図は平面
図、第4図は第2図の−線断面図、第5図は
正面図である。 1……支持体、6……めねじ部、9……係合
部、12……本体、14……おねじ部、15……
条溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 近接離反自在な2部材5,19を着脱自在に連
    結する連結具20であつて、2部材5,19の一
    方に取付けられる支持体1と、2部材5,19の
    他方に係脱自在に係合する本体2とを備え、支持
    体1の筒状支持部2内面に形成されためねじ部6
    と本体12に形成されたおねじ部14との螺合を
    介して、本体12が支持体1に対して支持部2軸
    方向に進退して、2部材5,19の相対位置調整
    可能としたものにおいて、 前記おねじ部14には軸方向に条溝15が形成
    され、前記支持体1の支持部2に、該支持部2の
    軸方向中途部を周方向略半周に亘つて切欠いて切
    欠部7を形成すると共に、この切欠部7から、支
    持部軸方向一側端部に亘つて支持部2を軸方向に
    切断するスリツト8を形成し、このスリツト8の
    支持部周方向一側で且つ前記切欠部7の支持部軸
    方向一側の支持部2の一部分を、支持部径方向外
    方に弾性変形自在な支持アーム部20とし、この
    支持アーム部20の先端側のめねじ部6形成側
    に、前記条溝15に係合して本体12のおねじ部
    14軸廻りの回転を規制する係合部9を突設した
    ことを特徴とする連結具の廻り防止構造。
JP1986018616U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH0446086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986018616U JPH0446086Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986018616U JPH0446086Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130212U JPS62130212U (ja) 1987-08-17
JPH0446086Y2 true JPH0446086Y2 (ja) 1992-10-29

Family

ID=30812453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986018616U Expired JPH0446086Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JP (1) JPH0446086Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771808U (ja) * 1980-10-20 1982-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62130212U (ja) 1987-08-17

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