JPH044585Y2 - - Google Patents

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JPH044585Y2
JPH044585Y2 JP1505887U JP1505887U JPH044585Y2 JP H044585 Y2 JPH044585 Y2 JP H044585Y2 JP 1505887 U JP1505887 U JP 1505887U JP 1505887 U JP1505887 U JP 1505887U JP H044585 Y2 JPH044585 Y2 JP H044585Y2
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top plate
coil spring
shaft
desk
lock release
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JP1505887U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特に児童が家庭で使用する学習机に
おける天板の前後動ロツク装置に関するものであ
る。
《従来の技術と問題点》 従来の学習机には、足廻りを広く使用したり、
あるいは、勉学の補助者が使用者と並んで着席し
て使用したり、さらには、椅子に着席しても足が
床面につかず、椅子を前方にひく事が出来ない年
少の児童のために、天板を前方にひき出す事が出
来る様にしたものがあつた。
しかし、これらのものはすべて、天板をひき出
した状態か、天板を収納した状態の2段階にしか
操作できなかつた。
《本考案の目的と構成》 本考案は、上記欠点を改善し、天板を任意の位
置まで引き出し、かつ、その状態を維持せしめる
事が出来る机等における天板の前後動ロツク装置
を提供する事を目的とし、その構成は、机本体上
板と天板裏面間に、レール装置、ロツク装置、ロ
ツク解除装置を配設した天板の前後動ロツク装置
において、前記ロツク装置は机本体上板の奥行方
向にわたつて上下動可能2保持されたシヤフト
と、該シヤフトの外表面に密着して巻装されたコ
イルバネよりなり、ロツク解除装置は、天板下面
に回動自在に保持され、その操作部は天板の前端
部に臨み、後端部は前記コイルバネの両端部を係
止すると共に、操作部の操作によつて、コイルバ
ネのシヤフトに対する拘束を解除させる方向に移
動するものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、1は机本体、2は机本体1上に
とりつけられた天板、21は天板2の後端部上方
にとりつけられた机上用書棚、3,3は机本体1
と天板2間の左右端部にもうけられたレール装
置、5は机本体1と天板2間の略中央前部にもう
けられたロツク装置、6は天板2の裏面にとりつ
けられ、前記ロツク装置5のロツク機能を解除す
るロツク解除装置である。
机本体1は、上下方向に4段の引出しを有する
袖キヤビネツト11と、袖キヤビネツト11と所
定間隔を有して立設された脚体12と、脚体12
の上端部及び袖キヤビネツト11の上面にとりつ
けられた机本体上板13と、机本体上板13の左
側下面に形成された中央引出し14と、脚体12
と袖キヤビネツト11間の前方下端部に高さ調節
自在にもうけられた足載板15と、下棚16、後
板17等より構成されている。
天板2は、第6図に示す如く、通常の使用状態
で前後左右端面が、机本体1の前面(袖キヤビネ
ツト11の引出しの正面板前面及び中央引出し1
4の正面板の前面)、及び脚体12、袖キヤビネ
ツト11の左右端面、さらに脚体12、袖キヤビ
ネツト11の後端面より突出し、前端面下面の巾
方向に、天板2の前端面に手のひらを押しあてた
状態で、指先が後方にもぐり込まない程度の奥行
寸法を有する指づめ防止突縁21が形成され、こ
の指づめ防止突縁21の略中央部分に、前記ロツ
ク解除装置6の操作用切り欠き22が形成されて
いる。
そして、上記指づめ防止突縁21の左右端部に
連続して、天板2の左右端部下面の奥行方向に左
右突縁23,23が形成され、机本体上板13の
上方と、天板2の下面、指づめ防止突縁21の後
方、及び左右突縁23,23間に前記レール装置
3,3、ロツク装置5、ロツク解除装置6等が取
りつけられる所定空間20が形成されている。
レール装置3は第7図に示す如く、前記所定空
間20の左右端部の奥行方向にもうけられ、上面
に天板2の裏面と連結される取付座310を上面
にとりつけたインナーメンバー31と、インナー
メンバー31を前後に摺動自在に保持し、机本体
上板13と連結されるアウターメンバー32等よ
り構成されている。
すなわち、アウターメンバー32は、帯状金属
板からなる基板の左右端部を内向き円弧状に折り
曲げて、内面長手方向にボール案内溝を形成した
アウターメンバー屈折縁322,322を有する
断面略上向きC字形に形成されている。
インナーメンバー31は、アウターメンバー3
2の略3分の1程度の長さで、帯状金属板にて、
前記アウターメンバー32に挿入可能な大きさ
で、基板の左右端部を外向き円弧状に折り曲げ
て、外面長手方向にボール案内溝を形成したイン
ナーメンバー屈折縁312,312を有する断面
略下向きC字形に形成されている。
又、インナーメンバー31の上面に、天板2の
裏面にネジ止めするための取付孔を形成した取付
座310が取りつけられている。
そして、インナーメンバー31と、アウターメ
ンバー32間、及び両屈折縁312,312,3
22,322間にアウターメンバー32の半分程
度の長さでボール330……を保持するボール保
持条板33がもうけられている。
レール装置3は上記の如く構成され、インナー
メンバー31が前方に最大限移動した時は、前端
がアウターメンバー32の前ストツパー323に
衝突し、後方に最大限移動した時は、後端が後ス
トツパー(図示せず)に衝突して、インナーメン
バー31と連結された天板2の移動範囲を規制す
る。
313は天板2の裏面と取付座310間にもう
けられたスペーサーである。
ロツク装置5は、机本体上板13の略中央部に
奥行方向にわたつて取りつけられたシヤフト51
と、該シヤフト51の外表面に密着して巻装され
たコイルバネ52より構成されている。
シヤフト51は、後端部を、机上板13に保持
具取付座511を介して取りつけられたシヤフト
保持具512に上下動可能に保持されている。
すなわち、シヤフト51の後端面は、シヤフト
保持具512に形成した、シヤフト51より上下
方向に大なる貫通孔513に挿通され、シヤフト
保持具512の前後端部で取付ピン514,51
4が取りつけられて、貫通孔513内で上下動自
在に保持されている。
コイルバネ52は、内径がシヤフト5の外径よ
りやや小なる寸法で、やや内径をひろげた状態で
巻装され、通常はシヤフト5の外表面に強く密着
し、前後に移動しない。
そして、両端部を側方に突出せしめて、ロツク
解除装置6との係止突部521,521を形成
し、前後端部を天板2の裏面に固定され、シヤフ
ト5に外嵌するコイルバネ保持具53にて保持さ
れている。
コイルバネ保持具53は、コイルバネ52が位
置するコイルバネ取付間隙531と、該コイルバ
ネ取付間隙531に連続して、前後にシヤフト挿
通孔532,532を有し、天板裏面にネジ止め
されている。
ロツク解除装置6は、奥行方向の略中間部分を
天板2の裏面にネジ止めされた取付座61,61
に枢止連結された、左右に対向する操作杆62,
62と、該操作杆62の前端部と一体に形成さ
れ、前記天板2の指づめ防止突縁21に形成され
た操作用切り欠き22内に位置する操作部63
と、該操作部63の上動にともなつて下動する後
端部に形成されたコイルバネ係止部64,64よ
り構成されている。
コイルバネ係止部64,64には前記コイルバ
ネ52の係止突部521,521を保持する長孔
状の保持孔641,641が形成されている。
本考案は上記の如く形成されており、第1図の
状態から、足廻りを広く使用したり、あるいは勉
学の補助者が児童と並んで着席したり、さらに、
椅子を机側に引き込む事が出来ない児童が使用す
るに当たり、天板2を手前に引き出す時は、ま
ず、ロツク解除装置6の操作部63を指先で上方
に押し上げて、後端部のコイルバネ係止部64,
64を下動せしめる。
すると、コイルバネ52の係止突部521,5
21は、保持孔522,522に係止されている
ので、コイルバネ52のシヤフトに対する拘束を
解除させる方向に移動し、コイルバネ52は、シ
ヤフト51に対し、前後にスライド可能な状態と
なる。
次にこの状態を保持しながら天板2を手前に引
くと、レール3,3に案内されて、ロツク解除装
置6、コイルバネ保持具53、及びコイルバネ5
2は、天板2と共に前方に移動する。
そして、天板2が所望位置まで引き出された時
に、操作部63を離すと、弾性にてコイルバネ5
2が元の状態に復帰し、シヤフト51の外表面に
密着して、天板2とシヤフト51をロツク状態と
なし、天板2の前後動を阻止せしめる。
尚、実施例では、レール装置3はアウターメン
バー32、インナーメンバー31、ボール33
0、ボール保持条板33等より構成されている
が、レールの構成は、本考案の要旨を逸脱しない
範囲で適宜変更可能である。
《効果》 以上の如く、本考案は、机本体上板の奥行方向
にわたつてシヤフトをとりつけ、このシヤフトの
外表面にコイルバネを密着して巻装し、コイルバ
ネの両端部をロツク解除装置の後端部に係止し、
ロツク解除装置の操作部を、天板前端部に臨ま
せ、操作部の操作によつて、コイルバネのシヤフ
トに対する拘束を解除させる様にしているので、
簡単な構造で操作部の操作によつて天板を所望の
位置まで移動させ、さらにその状態を維持せしめ
る事ができ、又、シヤフトが上下動可能に机本体
上板に保持されているので、製作上の寸法誤差、
あるいは、製作後の天板のソリによつて、コイル
バネ位置が多少上下にずれても、シヤフトの上下
動によつて吸収されるから、常に天板は前後方向
にスムーズに移動する。
また、コイルバネがロツク機能と、ロツク解除
装置の操作部を天板裏面前端部の所定位置に維持
せしめる機能を兼用しているので、構造が簡単で
安価に製作出来る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は、
本考案の要部縦断面図、第2図は本考案を具備し
た机の要部分解斜視図、第3図は第1図のA−A
線要部断面図、第4図はコイルバネとコイルバネ
保持具の取付状態を示す側面図、第5図は第4図
のB−B線要部断面図、第6図は天板の裏面斜視
図、第7図はレール装置の要部断面図である。 1……机本体、13……机本体上板、2……天
板、3,3……レール装置、5……ロツク装置、
51……シヤフト、52……コイルバネ、6……
ロツク解除装置、63……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机本体上板と天板裏面間に、レール装置、ロツ
    ク装置、ロツク解除装置を配設した天板の前後動
    ロツク装置において、前記ロツク装置は机本体上
    板の奥行方向にわたつて、上下動可能に保持され
    たシヤフトと、該シヤフトの外表面に密着して巻
    装されたコイルバネよりなり、ロツク解除装置
    は、天板下面に回動自在に保持され、その操作部
    は天板の前端部に臨み、後端部は前記コイルバネ
    の両端部を係止すると共に、操作部の操作によつ
    て、コイルバネのシヤフトに対する拘束を解除さ
    せる方向に移動する事を特徴とする机における天
    板の前後動ロツク装置。
JP1505887U 1987-02-03 1987-02-03 Expired JPH044585Y2 (ja)

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JP1505887U JPH044585Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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JP1505887U JPH044585Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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JPS63123143U JPS63123143U (ja) 1988-08-10
JPH044585Y2 true JPH044585Y2 (ja) 1992-02-10

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