JPH0122776Y2 - - Google Patents
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- JPH0122776Y2 JPH0122776Y2 JP1983171761U JP17176183U JPH0122776Y2 JP H0122776 Y2 JPH0122776 Y2 JP H0122776Y2 JP 1983171761 U JP1983171761 U JP 1983171761U JP 17176183 U JP17176183 U JP 17176183U JP H0122776 Y2 JPH0122776 Y2 JP H0122776Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- pin
- rod portion
- cylindrical body
- handle
- bar portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 10
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B5/00—Accessories or details specially adapted for hand carts
- B62B5/06—Hand moving equipment, e.g. handle bars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B7/00—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
- B62B7/04—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor
- B62B7/06—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable
- B62B7/08—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable in the direction of, or at right angles to, the wheel axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B9/00—Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
- B62B9/20—Handle bars; Handles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32254—Lockable at fixed position
- Y10T403/32467—Telescoping members
- Y10T403/32475—Telescoping members having detent
- Y10T403/32491—Threaded
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/70—Interfitted members
- Y10T403/7075—Interfitted members including discrete retainer
- Y10T403/7077—Interfitted members including discrete retainer for telescoping members
- Y10T403/7079—Transverse pin
- Y10T403/7084—Bolt, rivet, or screw
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20732—Handles
- Y10T74/2078—Handle bars
- Y10T74/20792—Folding or adjustable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の分野
この考案は、手押車のハンドルの高さを調整す
るための機構に関する。
るための機構に関する。
考案の背景
乳母車や荷物運搬車などの手押車には、手押用
のハンドルが設けられている。一般には、このハ
ンドルは手押車本体に固定されていて、その高さ
の調整は不可能である。そのために、種々の不便
をきたしていた。すなわち、手押車を押す人の中
には、背の高い人もいれば、低い人もいる。その
ような人にとつてみれば、ハンドルの高さを変え
ることができないのは、甚だ不便に感ずるもので
ある。
のハンドルが設けられている。一般には、このハ
ンドルは手押車本体に固定されていて、その高さ
の調整は不可能である。そのために、種々の不便
をきたしていた。すなわち、手押車を押す人の中
には、背の高い人もいれば、低い人もいる。その
ような人にとつてみれば、ハンドルの高さを変え
ることができないのは、甚だ不便に感ずるもので
ある。
考案の目的
それゆえに、この考案の目的は、手押車のハン
ドルの高さを容易に調整することのできる機構を
提供することである。
ドルの高さを容易に調整することのできる機構を
提供することである。
考案の構成
この考案によれば、手押車のハンドルは、把手
を有する上棒部分と、この上棒部分を上下方向に
摺動可能に支持する下棒部分とからなる。そし
て、上棒部分および下棒部分のうちのいずれか一
方は筒体を構成し、いずれか他方はその筒体の開
口内に受入れられる内挿体を構成する。内挿体に
は、上下方向に延びる貫通した長穴が形成され
る。これに対応して、筒体には、内挿体の長穴内
を挿通しかつ両端部が筒体外に突出するピンが取
付けられる。このピンの一方端部には、筒体の外
面と当接するように置かれるつまみが固着され、
一方、ピンの他方端部には雄ねじが形成される。
この雄ねじは筒体の外面に設けられる雌ねじと係
合する。筒体は、ピンの延びる方向に対してほぼ
平行に位置する面を有している。この面には、該
筒体の長さ方向に延びる切込みが形成されてい
る。切込みは、その上端部がピンの上方に位置
し、下端部がピンの下方に位置している。以上の
構成によつて、上述の目的が達成される。
を有する上棒部分と、この上棒部分を上下方向に
摺動可能に支持する下棒部分とからなる。そし
て、上棒部分および下棒部分のうちのいずれか一
方は筒体を構成し、いずれか他方はその筒体の開
口内に受入れられる内挿体を構成する。内挿体に
は、上下方向に延びる貫通した長穴が形成され
る。これに対応して、筒体には、内挿体の長穴内
を挿通しかつ両端部が筒体外に突出するピンが取
付けられる。このピンの一方端部には、筒体の外
面と当接するように置かれるつまみが固着され、
一方、ピンの他方端部には雄ねじが形成される。
この雄ねじは筒体の外面に設けられる雌ねじと係
合する。筒体は、ピンの延びる方向に対してほぼ
平行に位置する面を有している。この面には、該
筒体の長さ方向に延びる切込みが形成されてい
る。切込みは、その上端部がピンの上方に位置
し、下端部がピンの下方に位置している。以上の
構成によつて、上述の目的が達成される。
実施例の説明
第1図は、この考案に従つた一実施例を適用し
た乳母車の斜視図である。乳母車1は、手摺2,
2と、前輪3,3を有する前脚4,4と、後輪
5,5を有する後脚6,6と、座席を支持するた
めの座席支持棒7,7と、左右の部材を連結する
連結部材8,9,10と、下端部が後脚6,6に
連結される押棒すなわちハンドル11と、を備え
る。ハンドル11は、乳母車1を移動させるとき
に使用されるものである。この考案は、このハン
ドルの高さを調整するための機構に関するもので
ある。
た乳母車の斜視図である。乳母車1は、手摺2,
2と、前輪3,3を有する前脚4,4と、後輪
5,5を有する後脚6,6と、座席を支持するた
めの座席支持棒7,7と、左右の部材を連結する
連結部材8,9,10と、下端部が後脚6,6に
連結される押棒すなわちハンドル11と、を備え
る。ハンドル11は、乳母車1を移動させるとき
に使用されるものである。この考案は、このハン
ドルの高さを調整するための機構に関するもので
ある。
押棒11は、この実施例では、全体として逆U
字形状をなしており、ハンドルの高さを調整する
ための機構が、参照番号12および13で示すよ
うに左右に設けられている。右側に設けられる機
構12と、左側に設けられる機構13とは、その
基本的な構成は同じであり、しかもその動作も同
じであるので、以下には右側の機構12を用いて
説明する。
字形状をなしており、ハンドルの高さを調整する
ための機構が、参照番号12および13で示すよ
うに左右に設けられている。右側に設けられる機
構12と、左側に設けられる機構13とは、その
基本的な構成は同じであり、しかもその動作も同
じであるので、以下には右側の機構12を用いて
説明する。
第2図は、この考案の要部を分解して示す斜視
図ある。
図ある。
第1図および第2図を参照して、ハンドル11
は、上棒部分14と、下棒部分15とからなる。
上棒部分14は、乳母車を押す人が掴むべき把手
16を有している。上棒部分14と把手16とは
固定されてもよいが、以下のように構成してもよ
い。すなわち、上棒部分14の上端部に円形の開
口17を形成し、把手16の下端部に円形の突起
18を形成する。そして、この開口17と突起1
8とを係合させることによつて、把手16を上棒
部分14に取付けるようにしてもよい。なお、把
手16が折れ曲がり可能に設けられているなら
ば、たとえば、同様な構成がとられ、さらに突起
18が開口17内で回転可能とされてもよい。
は、上棒部分14と、下棒部分15とからなる。
上棒部分14は、乳母車を押す人が掴むべき把手
16を有している。上棒部分14と把手16とは
固定されてもよいが、以下のように構成してもよ
い。すなわち、上棒部分14の上端部に円形の開
口17を形成し、把手16の下端部に円形の突起
18を形成する。そして、この開口17と突起1
8とを係合させることによつて、把手16を上棒
部分14に取付けるようにしてもよい。なお、把
手16が折れ曲がり可能に設けられているなら
ば、たとえば、同様な構成がとられ、さらに突起
18が開口17内で回転可能とされてもよい。
下棒部分15は、上棒部分14を上下方向に摺
動可能に支持する。具体的には、上棒部分14は
内部に開口19を有する筒体を構成し、下棒部分
15はその開口19内に摺動可能に受入れられる
内挿体を構成する。なお、上棒部分14および下
棒部分15の両者とも、この実施例では、その断
面形状が四角形である。
動可能に支持する。具体的には、上棒部分14は
内部に開口19を有する筒体を構成し、下棒部分
15はその開口19内に摺動可能に受入れられる
内挿体を構成する。なお、上棒部分14および下
棒部分15の両者とも、この実施例では、その断
面形状が四角形である。
第2図によく示されるように、下棒部分15に
は、その左側面20から右側面21にまで貫通し
た長穴22が上下方向に延びて形成される。そし
て、上棒部分14には、下棒部分15が上棒部分
14の開口19内にあるとき、下棒部分15の長
穴22内を挿通しかつ両端部が上棒部分14の左
側面23上および右側面24上に突出するピン2
5が取付けられる。この状態は第3図を見れば明
らかとなる。第3図は、第2図の線−に沿つ
て見た断面図である。図示されるように、ピン2
5の一方端部には、上棒部分14の右側面24と
当接するように置かれるつまみ26が固着され
る。そして、ピン25の他方端部には雄ねじが形
成され、この雄ねじは上棒部分14の左側面23
上に配置されるナツト27の雌ねじと係合する。
好ましくは、上棒部分14の左側面23上にはナ
ツト27を受入れこのナツト27の回転を禁止す
るためのナツト受入れ用突起部28が形成され
る。
は、その左側面20から右側面21にまで貫通し
た長穴22が上下方向に延びて形成される。そし
て、上棒部分14には、下棒部分15が上棒部分
14の開口19内にあるとき、下棒部分15の長
穴22内を挿通しかつ両端部が上棒部分14の左
側面23上および右側面24上に突出するピン2
5が取付けられる。この状態は第3図を見れば明
らかとなる。第3図は、第2図の線−に沿つ
て見た断面図である。図示されるように、ピン2
5の一方端部には、上棒部分14の右側面24と
当接するように置かれるつまみ26が固着され
る。そして、ピン25の他方端部には雄ねじが形
成され、この雄ねじは上棒部分14の左側面23
上に配置されるナツト27の雌ねじと係合する。
好ましくは、上棒部分14の左側面23上にはナ
ツト27を受入れこのナツト27の回転を禁止す
るためのナツト受入れ用突起部28が形成され
る。
また、ピン25の延びる方向に対してほぼ平行
に位置する上棒部分14の前面29および後面3
0には、上下方向に延びる切込み31および32
が形成される。これらの切込み31および32
は、それぞれ、その上端部がピン25の上方に位
置し、その下端部がピン25の下方に位置するよ
うにされる。
に位置する上棒部分14の前面29および後面3
0には、上下方向に延びる切込み31および32
が形成される。これらの切込み31および32
は、それぞれ、その上端部がピン25の上方に位
置し、その下端部がピン25の下方に位置するよ
うにされる。
次に、動作について説明する。
つまみ26を一方端部に固着しているピン25
は、ナツト27と螺合しているので、つまみ26
を所定の方向に回せば上棒部分14は内方に撓
み、その結果上棒部分14の右側壁24と左側壁
23とが接近する。この際、上棒部分14の前壁
29および後壁30には切込31および32が形
成されているので、小さな力ででも上棒部分14
を容易に撓ませることができ、しかもその撓み量
および撓みの範囲を大きくすることができる。さ
らに、上棒部分14を無理なく撓ませることがで
きるので、上棒部分14に与える損傷を大幅に少
なくすることができる。こうして、第3図に示す
ように、つまみ26が所定の方向に所定量回され
ているときには、上棒部分14の右側壁24と左
側壁23とが撓み、その結果内部に位置している
下棒部分15の右側面21と左側面20とを押圧
することになる。したがつて、上棒部分14の右
側壁24と下棒部分15の右側面21との間、お
よび上棒部分14の左側壁23と下棒部分15の
左側面20との間に多大な摩擦が生じ、それによ
つて上棒部分14の摺動が禁止される。
は、ナツト27と螺合しているので、つまみ26
を所定の方向に回せば上棒部分14は内方に撓
み、その結果上棒部分14の右側壁24と左側壁
23とが接近する。この際、上棒部分14の前壁
29および後壁30には切込31および32が形
成されているので、小さな力ででも上棒部分14
を容易に撓ませることができ、しかもその撓み量
および撓みの範囲を大きくすることができる。さ
らに、上棒部分14を無理なく撓ませることがで
きるので、上棒部分14に与える損傷を大幅に少
なくすることができる。こうして、第3図に示す
ように、つまみ26が所定の方向に所定量回され
ているときには、上棒部分14の右側壁24と左
側壁23とが撓み、その結果内部に位置している
下棒部分15の右側面21と左側面20とを押圧
することになる。したがつて、上棒部分14の右
側壁24と下棒部分15の右側面21との間、お
よび上棒部分14の左側壁23と下棒部分15の
左側面20との間に多大な摩擦が生じ、それによ
つて上棒部分14の摺動が禁止される。
なお、上棒部分14がより容易に撓むように、
上棒部分14は、好ましくは、プラチツクのよう
な可撓性を有する材料から作られる。
上棒部分14は、好ましくは、プラチツクのよう
な可撓性を有する材料から作られる。
次に、ハンドルの高さを変えたいときには、ま
ずつまみ26を所定の方向に回転させて、上棒部
分14の右側壁24と左側壁23との間隔を拡げ
る。すると、右側壁24および左側壁23の撓み
はなくなり、その結果上棒部分14の右側壁24
と下棒部分15の右側面21との間の摩擦および
上棒部分14の左側壁23と下棒部分15の左側
面20との間の摩擦も解消することになるので、
上棒部分14は、ピン25が下棒部分15の長穴
22内を移動できる範囲内で、下棒部分15上を
容易に摺動することができる。そこで、上棒部分
14を適当な位置にまで移動させ、その後、つま
み26を所定の方向に回転させてその摺動を禁止
する。こうして、ハンドルの高さは容易に調整さ
れる。
ずつまみ26を所定の方向に回転させて、上棒部
分14の右側壁24と左側壁23との間隔を拡げ
る。すると、右側壁24および左側壁23の撓み
はなくなり、その結果上棒部分14の右側壁24
と下棒部分15の右側面21との間の摩擦および
上棒部分14の左側壁23と下棒部分15の左側
面20との間の摩擦も解消することになるので、
上棒部分14は、ピン25が下棒部分15の長穴
22内を移動できる範囲内で、下棒部分15上を
容易に摺動することができる。そこで、上棒部分
14を適当な位置にまで移動させ、その後、つま
み26を所定の方向に回転させてその摺動を禁止
する。こうして、ハンドルの高さは容易に調整さ
れる。
第1図ないし第3図を用いて説明されたハンド
ル高さ調整機構は、この考案を例示的に示した一
実施例である。それゆえに、種々の変形または修
正が可能である。その代表的な変形例を以下に記
す。
ル高さ調整機構は、この考案を例示的に示した一
実施例である。それゆえに、種々の変形または修
正が可能である。その代表的な変形例を以下に記
す。
まず、上棒部分14に形成された切込31およ
び32に着目する。図示された実施例では、切込
は上棒部分14の前面29および後面30に形成
されていた。しかしながら、切込の働きは上棒部
分14を容易に撓ませることであるということを
考慮すれば、この切込は前面29または後面30
のいずれか一方の面にのみ設けてもよい。あるい
は、複数個の切込を前面29または後面30のい
ずれか一方の面にまたは双方の面に設けてもよ
い。さらに、図示された実施例では、切込は上棒
部分14の長さ方向と平行に上下に延びるもので
あつたが、斜めに延びるものであつてもよい。要
するに、上棒部分14の断面形状を規定する4つ
の面のうち、ピン25の延びる方向に対してほぼ
平行に位置する面に切込みが形成され、この切込
みの上端部がピンの上方に位置し、下端部がピン
の下方に位置するものであるならば、切込みの
数、延び方あるいは位置は任意に定められる。
び32に着目する。図示された実施例では、切込
は上棒部分14の前面29および後面30に形成
されていた。しかしながら、切込の働きは上棒部
分14を容易に撓ませることであるということを
考慮すれば、この切込は前面29または後面30
のいずれか一方の面にのみ設けてもよい。あるい
は、複数個の切込を前面29または後面30のい
ずれか一方の面にまたは双方の面に設けてもよ
い。さらに、図示された実施例では、切込は上棒
部分14の長さ方向と平行に上下に延びるもので
あつたが、斜めに延びるものであつてもよい。要
するに、上棒部分14の断面形状を規定する4つ
の面のうち、ピン25の延びる方向に対してほぼ
平行に位置する面に切込みが形成され、この切込
みの上端部がピンの上方に位置し、下端部がピン
の下方に位置するものであるならば、切込みの
数、延び方あるいは位置は任意に定められる。
図示された実施例では、上棒部分14および下
棒部分15の双方とも、その断面形状が四角形で
あつた。しかしながら、それらは円形の断面形状
を有するものであつてもよい。この場合でも、上
棒部分14が下棒部分15上を回転するというこ
とはない。なぜならば、上棒部分14に取付けら
れるピン25と下棒部分15に形成される長穴2
2とが係合することによつて、その回転は禁止さ
れるからである。上述した変形例のように上棒部
分14および下棒部分15の断面形状が円形の場
合、筒体を構成する上棒部分14は、厳密に言え
ば、ピン25の延びる方向に対して平行に位置す
る面を有さない。ただ、上棒部分14を横断面で
見たとき、ピン25から最も遠くに離れた領域に
位置する部分は、ピン25の延びる方向に対して
ほぼ平行に位置するようになる。この領域に前述
したような切込みを設けても、図示した実施例と
同様の動作が実現される。
棒部分15の双方とも、その断面形状が四角形で
あつた。しかしながら、それらは円形の断面形状
を有するものであつてもよい。この場合でも、上
棒部分14が下棒部分15上を回転するというこ
とはない。なぜならば、上棒部分14に取付けら
れるピン25と下棒部分15に形成される長穴2
2とが係合することによつて、その回転は禁止さ
れるからである。上述した変形例のように上棒部
分14および下棒部分15の断面形状が円形の場
合、筒体を構成する上棒部分14は、厳密に言え
ば、ピン25の延びる方向に対して平行に位置す
る面を有さない。ただ、上棒部分14を横断面で
見たとき、ピン25から最も遠くに離れた領域に
位置する部分は、ピン25の延びる方向に対して
ほぼ平行に位置するようになる。この領域に前述
したような切込みを設けても、図示した実施例と
同様の動作が実現される。
上述実施例では、上棒部分14が筒体を構成
し、下棒部分15がその筒体の開口内に受入れら
れる内挿体を構成していた。しかしながらこの逆
の構成、すなわち、下棒部分15が筒体を構成
し、上棒部分14が内挿体を構成するものであつ
てもよい。
し、下棒部分15がその筒体の開口内に受入れら
れる内挿体を構成していた。しかしながらこの逆
の構成、すなわち、下棒部分15が筒体を構成
し、上棒部分14が内挿体を構成するものであつ
てもよい。
さらに、この考案が適用される手押車の例とし
て、乳母車が示された。しかしながら、乳母車の
形式は図示されたものに限らず、いかなるもので
あつてもよい。たとえば、先に記述したように、
把手16が折れ曲がり可能に構成される乳母車で
あつてもよい。また、手押車の例としては乳母車
に限られず、たとえばシヨツピングカーや荷物運
搬車などの手押車であつてもよい。
て、乳母車が示された。しかしながら、乳母車の
形式は図示されたものに限らず、いかなるもので
あつてもよい。たとえば、先に記述したように、
把手16が折れ曲がり可能に構成される乳母車で
あつてもよい。また、手押車の例としては乳母車
に限られず、たとえばシヨツピングカーや荷物運
搬車などの手押車であつてもよい。
考案の効果
以上のように、この考案によれば、手押用のハ
ンドルが、筒体と、この筒体の開口内に受入れら
れ筒体に対して相対的に摺動可能とされた内挿体
とから構成され、さらに、筒体が切込の存在によ
つて容易に撓み、それによつて筒体と内挿体との
間に多大な摩擦を生じさせることができるように
されているので、つまみを回転操作すれば容易に
筒体と内挿体との間の相対的な摺動を禁止するこ
とができる。それゆえに、手押車を押す人の背の
高さに応じて、ハンドルの高さを適宜に調整する
ことが可能となる。
ンドルが、筒体と、この筒体の開口内に受入れら
れ筒体に対して相対的に摺動可能とされた内挿体
とから構成され、さらに、筒体が切込の存在によ
つて容易に撓み、それによつて筒体と内挿体との
間に多大な摩擦を生じさせることができるように
されているので、つまみを回転操作すれば容易に
筒体と内挿体との間の相対的な摺動を禁止するこ
とができる。それゆえに、手押車を押す人の背の
高さに応じて、ハンドルの高さを適宜に調整する
ことが可能となる。
第1図は、この考案に従つた一実施例を適用し
た乳母車の斜視図である。第2図は、この考案の
要部を分解して示す斜視図である。第3図は、第
2図の線−に沿つて見た断面図である。 図において、11はハンドル、14は上棒部
分、15は下棒部分、16は把手、19は開口、
22は長穴、25はピン、26はつまみ、27は
ナツト、31および32は切込を示す。
た乳母車の斜視図である。第2図は、この考案の
要部を分解して示す斜視図である。第3図は、第
2図の線−に沿つて見た断面図である。 図において、11はハンドル、14は上棒部
分、15は下棒部分、16は把手、19は開口、
22は長穴、25はピン、26はつまみ、27は
ナツト、31および32は切込を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 手押車のハンドルの高さを調整するための機構
であつて、 前記ハンドルは、把手を有する上棒部分と、こ
の上棒部分を上下方向に摺動可能に支持する下棒
部分とからなり、 前記上棒部分および下棒部分のうちのいずれか
一方は筒体を構成し、いずれか他方はその筒体の
開口内に受入れられる内挿体を構成するものであ
り、 前記内挿体には、上下方向に延びる貫通した長
穴が形成され、 前記筒体には、前記内挿体の長穴内を挿通しか
つ両端部が前記筒体外に突出するピンが取付けら
れており、 前記ピンの一方端部には、前記筒体の外面と当
接するように置かれるつまみが固着され、前記ピ
ンの他方端部には雄ねじが形成され、この雄ねじ
は前記筒体の外面に設けられた雌ねじと係合する
ものであり、さらに 前記筒体は前記ピンの延びる方向に対してほぼ
平行に位置する面を有し、この面には該筒体の長
さ方向に延びる切込みが形成されており、 前記切込みは、その上端部が前記ピンの上方に
位置し、その下端部が前記ピンの下方に位置して
いる、手押車のハンドル高さ調整機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983171761U JPS6078666U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 手押車のハンドル高さ調整機構 |
US06/659,667 US4587864A (en) | 1983-11-04 | 1984-10-11 | Handle height adjusting mechanism for a baby carriage |
GB08426536A GB2149359B (en) | 1983-11-04 | 1984-10-19 | Handcart handle height adjusting mechanism |
KR2019840010422U KR890005133Y1 (ko) | 1983-11-04 | 1984-10-22 | 핸들 높이 조정기구 |
IT8423444A IT8423444A0 (it) | 1983-11-04 | 1984-11-02 | Meccanismo di regolazione dell'altezza del manubrio di carrelli a mano. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983171761U JPS6078666U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 手押車のハンドル高さ調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078666U JPS6078666U (ja) | 1985-06-01 |
JPH0122776Y2 true JPH0122776Y2 (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=15929188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983171761U Granted JPS6078666U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 手押車のハンドル高さ調整機構 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4587864A (ja) |
JP (1) | JPS6078666U (ja) |
KR (1) | KR890005133Y1 (ja) |
GB (1) | GB2149359B (ja) |
IT (1) | IT8423444A0 (ja) |
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JPH0625408Y2 (ja) * | 1988-10-03 | 1994-07-06 | コンビ株式会社 | 手押し車の手押し扞高さ調節機構 |
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US9543634B1 (en) * | 2015-12-01 | 2017-01-10 | Echostar Technologies L.L.C. | Telescoping strut with fixed rail feature |
PL130003U1 (pl) | 2021-04-19 | 2022-10-24 | Przedsiębiorstwo Produkcyjno-Handlowe Aro Karoń Spółka Jawna | Regulowana rączka wózka |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3353852A (en) * | 1965-07-15 | 1967-11-21 | Concrete Steel Corp | Mount for tractor canopy post |
US3669463A (en) * | 1970-11-19 | 1972-06-13 | Hedstrom Co | Carriage pusher handle release |
US3771885A (en) * | 1972-10-06 | 1973-11-13 | Hoover Co | Non-slip handle to bail retaining means |
GB1595702A (en) * | 1978-05-19 | 1981-08-19 | Spastics Soc | Wheelchairs |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP1983171761U patent/JPS6078666U/ja active Granted
-
1984
- 1984-10-11 US US06/659,667 patent/US4587864A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-10-19 GB GB08426536A patent/GB2149359B/en not_active Expired
- 1984-10-22 KR KR2019840010422U patent/KR890005133Y1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-11-02 IT IT8423444A patent/IT8423444A0/it unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR850009554U (ko) | 1985-12-05 |
GB2149359A (en) | 1985-06-12 |
GB8426536D0 (en) | 1984-11-28 |
US4587864A (en) | 1986-05-13 |
IT8423444A0 (it) | 1984-11-02 |
JPS6078666U (ja) | 1985-06-01 |
GB2149359B (en) | 1987-04-08 |
KR890005133Y1 (ko) | 1989-08-02 |
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