JPH0445720A - 培養基掻出方法 - Google Patents

培養基掻出方法

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JPH0445720A
JPH0445720A JP2154487A JP15448790A JPH0445720A JP H0445720 A JPH0445720 A JP H0445720A JP 2154487 A JP2154487 A JP 2154487A JP 15448790 A JP15448790 A JP 15448790A JP H0445720 A JPH0445720 A JP H0445720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
culture medium
culture
cultivation
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP2154487A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Matsuoka
茂樹 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ogiwara Seiki KK
Original Assignee
Ogiwara Seiki KK
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Publication date
Application filed by Ogiwara Seiki KK filed Critical Ogiwara Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は培養基掻出方法に関し、更に詳細にはきのこ等
の瓶栽培後の栽培瓶から培養基を掻出す培養基掻出方法
に関する。
(従来の技術) きこの等の人工栽培においては、瓶口が瓶底よりも絞ら
れている広口瓶が栽培瓶として汎用されている。
この栽培瓶は、きのこ等の収穫後に再利用されるなめ、
培養基が栽培瓶から掻出すことがなされている。
かかる培養基の掻出作業には1通常、培養基掻出装置が
用いられる。
この培養基掻出装置は、一般的に、回転軸の上端部に切
歯が設けられ、倒立された瓶口から挿入する切歯を回転
させて培養基を削り落としつつ瓶外に掻出するものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、きのこの栽培条件等によって、きのこの収穫
後の培養基は、第3図に示す如く、収縮して栽培瓶1の
内壁面と培養基3の外周面との間に隙間5が生ずること
がある。
この様な第3図に示す状態の培養基3の掻出を前述の培
養基掻出装置を用いて行う場合、培養基3が切歯と共に
回転して培養基3を一度の掻出作業で掻出すことができ
ず、掻出作業を何度も施すことを要する。
しかし、第3図に示す培養基3は、通常、水分を多く含
み且つ柔らかいため、前述の機械的な掻出作業を何度も
施すと、掻出中に培養基が液状化することもある。
そこで、本発明の目的は、第3図に示す状態の培養基で
も容易に栽培瓶外に掻出すことができる培養基掻出方法
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、前記目的を達成すべく鋭意検討した結果、
第3図に示す状態の培養基はスポンジ状で且つ柔らかい
ため、空気等の流体の圧力によって容易に変形可能であ
ることを見い出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、きのこ等の瓶栽培に使用され且つ瓶口
が瓶底よりも絞られている栽培瓶の内壁面との間に隙間
が生じている培養基を、倒立せしめて栽培瓶の瓶口から
掻出す際に、該栽培瓶の倒立によって瓶底との間に間隙
が形成されている培養基の植菌孔にパイプを挿入し、次
いで、前記間隙にパイプを介して流体を圧入することに
よって、間隙内の流体圧を高めて培養基を栽培瓶の瓶口
から押し出すことを特徴とする培養基掻出方法にある。
かかる構成を有する本発明において、圧入する流体とし
て空気を採用し、前記空気を圧入する前に少量の水を注
入することが、培養基の外周面と栽培瓶の内壁面との接
触に因るシール性を良好にして間隙を実質的に気密状態
にすると共に、瓶内壁面を潤滑にして培養基の瓶口から
の押出を容易にすることができる。
更に、培養基の貫通孔にパイプを挿入した後、前記パイ
プを瓶口方向に引いて、培養基の瓶口側の角部と栽培瓶
の肩部内壁面とを当接せしめ、栽培瓶の内壁面と培養基
の外周面との間の間隙の出口をシールすることが、大き
く収縮した培養基を流体圧によって容易に掻出すること
ができる。
また、流体の圧入によって培養基を掻出した後、栽培瓶
内に残留する残留培養基を、回転する切歯を瓶口から挿
入して掻出すことによって、栽培瓶内から培養基を完全
に掻出すことができる。
(作用) 収縮し栽培瓶の内壁面との間に隙間が生じている培養基
は、スポンジ状で且つ柔らかいために変形し易く、従来
の機械的な掻出装置では容易に掻出すことはできなかっ
た。
この点、本発明においては、培養基の収縮によって生じ
た隙間を利用して、栽培瓶の倒立によって栽培瓶の底面
と培養基との間に間隙を形成し、前記間隙に圧入した流
体の圧力に因って培養基を変形せしめつつ栽培瓶の瓶口
から押し出すことができる。
このため、本発明によれば、機械的な掻出装置では容易
に掻出すことができなかった、収縮し栽培瓶の内壁面と
の間に隙間が生じている培養基を容易に掻出すことがで
きるのである。
(実施例) 本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実例を示す断面図を示し、栽培瓶1
は瓶口が瓶底よりも絞られている広口瓶である。
この栽培瓶1内には、第3[21に示す如く、収縮して
栽培瓶の内壁面との間に隙間5が形成されている培養基
3が存在する。
かかる培養基3の略中央部近傍には、植菌時に穿設され
た植菌孔7が培養基3の瓶口側表面から瓶底側底面にま
でほぼ貫通している。
尚、植菌孔7は、稽菌や菌糸等によって充填されている
ことが多いが、培養基3の他の部分に比較して柔らかい
本実施例においては、培養基3の植菌孔7にパイプ9を
挿入し、第1図に示す如く、栽培瓶1を倒立させる。
その際に、培養基3に挿入されているパイプ9を下方に
引き、培養基3の瓶底側底面を瓶底面から剥離すると共
に、培養基3の瓶口側角部11を栽培瓶1の肩部内壁面
に当接せしめ、栽培瓶1の側面側及び底面側の内壁面と
培養基3の側面及び底面とによって囲まれている間隙1
5を形成する。
また、培養基3の瓶口側角部11の栽培1tK1の肩部
内壁面への当接によって、間隙15の出口がシールされ
るため、間隙15は実質的に気密状態となる。
尚、ここで言う「実質的に気密状態」とは、後述する様
に、間隙15にパイプ9を介して圧縮空気を注入したと
き、間隙15の内圧が上昇し得る状態をbXう。
次いで、本実施例においては、先ずパイプ9を介して少
量の水を間隙15に注入する。
この少量の水は、培養基3の瓶口側角部11と栽培瓶1
の肩部内壁面との閘に侵入し、両者の当接に因るシール
性を向上することができ、間隙15の気密性を更に一層
向上することができる。
その後、パイプ9を介して圧縮空気を気密状態にある間
ll!15に供給する。
供給された圧縮空気は、間隙15内に封止され、培養基
3の底面を矢印B方向に押圧する。
ところで、第1図の培養基3は、第3UXUに示すいる
ものである0通常、この様な培養基3はスポンジ状の組
織となっており、容易に変形し易いものである。
このため、圧縮空気によって矢印B方向に押圧されてい
る培養基3は、栽培瓶1の内壁面に沿って変形しつつ瓶
口から押し出される。
しかも、本実施例においては、圧縮空気を間隙15に注
入する前に、予め少量の水が注入されて栽培瓶1の内壁
面が潤滑となっているため、培養基3は瓶口から容易に
押し出される。
この様に培養基3が瓶口から押し出されるまで、間隙1
5は気密状態にあることを要するが、その押し出し途中
において培養基3の一部分が欠損し、欠損部分から圧縮
空気が漏れる場合がある。
かかる場合には、培養基3の押し出しが中断し、栽培瓶
1内に培養基3の一部が残留する。
この様な事態を防止すべく、栽培瓶1の瓶口に第2図に
示すキャップ21を被着し、間隙15を二段階でンール
することが好ましい。
かかるキャップ21は、出口径が瓶口径よりも小径であ
って、傾斜面23の内側面に培養基3の一部を当接せし
めるようにする。
本実施例のように、圧縮空気を利用して培養基3を栽培
瓶1から押し出すため、従来の機械的な掻出装置によっ
て掻出すことが困難な、第3図に示す培養基3でも容易
に栽培瓶1から掻出すことができる。
唯、本実施例の培養基掻出方法においても、培養基の栽
培瓶の内壁面に密着した部分が残留する場合があるため
、従来の機械的な培基掻出装置、つまり回転する切歯を
瓶口から挿入して培養基を掻出す培養基掻出装置を併用
することが好ましい。
この様な場合においては、残留培養基は切歯と共に回転
することなく容易に掻出すことができる。
以上、述べてきた本実施例においては、圧縮空気を空隙
に圧入する前に、倒立した栽培瓶内の培養基を貫通する
パイプを介して少量の水を栽培瓶内に注入したが、栽培
瓶を倒立する前に少量の水を瓶口から直接栽培島内に注
入してもよい。
また、培養基を押し出す流体として、圧縮空気に替えて
水を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための説明図、第
2121は栽培瓶の瓶口に被着するキャップの断面図、
及び第3図は第1IZに示す実施例に用いる培養基の状
態を説明する断面図を各々示す。 図において 1・・・栽培瓶、3 ・・培養基、 5.15・・・間隙、9・・・パイプ、11・・ 培養
基3の瓶口側角部、 B・ ・ ・培養基3の押圧方向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、きのこ等の瓶栽培に使用され且つ瓶口が瓶底よりも
    絞られている栽培瓶の内壁面との間に隙間が生じている
    培養基を、倒立せしめて栽培瓶の瓶口から掻出す際に、 該栽培瓶の倒立によって瓶底との間に間隙 が形成されている培養基の植菌孔にパイプを挿入し、 次いで、前記間隙にパイプを介して流体を 圧入することによって、間隙内の流体圧を高めて培養基
    を栽培瓶の瓶口から押し出すことを特徴とする培養基掻
    出方法。 2、圧入する流体として空気を採用し、前記空気を圧入
    する前に少量の水を注入する請求項第1項記載の培養基
    掻出方法。 3、培養基の植菌孔にパイプを挿入した後、前記パイプ
    を瓶口方向に引いて、培養基の瓶口側角部を栽培瓶の肩
    部内壁面に当接せしめる請求項第1項記載の培養基掻出
    方法。 4、請求項第1項記載の流体の圧入によって培養基を掻
    出した後、栽培瓶内に残留する残留培養基を、回転する
    切歯を瓶口から挿入して掻出すことを特徴とする培養基
    掻出方法。
JP2154487A 1990-06-13 1990-06-13 培養基掻出方法 Pending JPH0445720A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07172877A (ja) * 1993-08-05 1995-07-11 Ppg Ind Inc 3枚またはそれ以上のガラス板を有し縁の熱伝導率が低いガラスユニット、その製造方法およびそれを製造する際に使用するノズル
JPH1087350A (ja) * 1996-09-12 1998-04-07 Nippon Sheet Glass Co Ltd 断熱複層ガラス及び真空複層ガラス

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JPH07172877A (ja) * 1993-08-05 1995-07-11 Ppg Ind Inc 3枚またはそれ以上のガラス板を有し縁の熱伝導率が低いガラスユニット、その製造方法およびそれを製造する際に使用するノズル
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