JPH0445540Y2 - - Google Patents

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JPH0445540Y2
JPH0445540Y2 JP7341887U JP7341887U JPH0445540Y2 JP H0445540 Y2 JPH0445540 Y2 JP H0445540Y2 JP 7341887 U JP7341887 U JP 7341887U JP 7341887 U JP7341887 U JP 7341887U JP H0445540 Y2 JPH0445540 Y2 JP H0445540Y2
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JP
Japan
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alarm
receiver
transmitter
wireless signal
container
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JP7341887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は現金等の貴重品の運搬や携帯に用いら
れる盗難防止用の鞄等の収容体に関する。
(従来の技術) 従来、盗難防止手段を備えた鞄としては、例え
ば実開昭60−115014号公報に所載のものが存在す
る。
すなわち、この従来のものは第2図に示す如
く、鞄本体10とは別体の携帯用小型無線送信器
11から発信される無線信号を受信するための受
信器2eを鞄本体10内に設けて、該受信器2e
と送信器11との別離Lが一定値以上に大きくな
つて、受信器2e側に無線信号が届かなくなつた
際に鞄本体10側で警報が鳴る様に構成したもの
である。よつて、該手段によれば、鞄が盗難され
て送信器11の携帯者から一定距離以上遠ざかつ
た際に鞄から警報が発せられてその盗難防止効果
が発揮されるのである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来の手段に於いては、鞄
の所持者は無線送信器11を常時鞄とは別個に携
帯せねばならないために、該鞄の所持者にとつて
はの送信器11の携帯が非常に煩わしいものとな
る難点を有するばかりか、送信器11の所持を忘
れたり、或いは紛失した様な場合には盗難防止機
能を一切発揮させることができないという問題点
を有していた。
また、前記従来に於いては、送信器11からの
無線信号が届かなくなつた際に鞄側の警報が鳴る
ために、送信器11からの無線信号が障害物によ
つて遮断されたり或いは電波ノイズによつて妨害
された様な場合には鞄側の警報が誤動作するとい
う難点をも有していた。
更に、前記従来に於いては、鞄の所持時には送
信器11側から常時無線信号を発信させておかね
ばならないために、該送信器11による無線発信
に無駄が多く、その電力消費が嵩み使用コストが
高価となる様な難点をも有していたのである。
本考案は上記の如き従来の問題点に鑑みて、そ
の技術対象を鞄のみに限定することなく、貴重品
等を収容する機能を具備する収容体全般に広げて
考案されたもので、その目的とするところは、鞄
等の収容体の所持者が該収容体とは別個に送信器
を携帯する様な必要性を無くして当該所持者の負
担を軽減させると共に、収容体側に常時無線信号
を発信させる様な無駄を排除せしめ、しかも盗難
時の警報の誤動作等をも確実に防止せしめて、簡
易な手段により盗難時に確実な警報を発生可能に
ならしめる点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は従来の如く携帯用の無線送信器から常
時信号を発信させるのではなく、現在既存の電話
回線を利用した無線送信システムからの無線信号
が発信された際にのみ警報を発生させるべく構成
することにより、上記従来の問題点を悉く解決せ
んとするものである。
すなわち、本考案の構成の要旨は、電話回線に
よる選局呼出によつて無線信号を発信すべく構成
された無線信号発信装置5からの無線信号を受信
する受信器2と、該受信器2と一体又は別体で設
けられて該受信器2が前記無線信号発信装置5か
ら発信される所定の無線信号を受信した際に警報
を発すべく作動する警報器6とを収容体本体1に
備えた点にある。
(作用) 従つて、上記構成を特徴とする盗難防止用収容
体に於いては、電話器を利用して無線信号発信装
置5から所定の無線信号を発信させれば、この信
号を受信器2が受信して警報器6が作動すること
となり、警報器6の作動用の発信器が不要とな
る。また、警報器6は受信器2が所定の無線信号
を受信した際に作動するものであるために、盗難
がなされない平常時に於いては受信器2に対して
常時信号発信を行わせる様な必要がなくなり、更
には無線信号発信装置5から所定の信号を発信さ
せた際にのみ警報器6が作動するために、電波障
害等によつて平常時に誤報を発する恐れもなくな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図に於いて、1は現金等の運搬用に形成さ
れたアルミ合金製等のハードケースとしての収容
体本体を示し、該収容体本体1の開閉はダイヤル
又は鍵によるロツク方式である。2は前記収容体
本体1の内部に設けられた受信器を示す。5は端
末に電話機3が接続される電話回線4と接続され
て電話機3による選局呼出しにより所定のアドレ
スを有する無線信号を高出力で広域に渡つて発信
可能に構成された無線信号発信装置を示し、前記
受信器2は該無線信号発信装置5から発信される
所定の無線信号を受信するものである。6は受信
器2に接続されて収容体本体1内設けられた警報
器を示し、該警報器6は前記受信器2が特定の無
線信号を受信した際に作動して大音量のブザー音
を発すると共に、大量の煙を収容体本体1の外部
に発生させるものであり、またその警報動作はリ
セツト操作を行わない限り継続維持する様に回路
設定されている。7……は収容体本体1の一側面
に多数設けられたブザー音発生用の小孔で、8…
…は収容体本体1の側面部等に適宜一又は二以上
設けられた発煙用の孔を示す。
本実施例は以上の構成からなるために、先ず前
記収容体が盗難された場合には、該収容体の所持
者は最寄りの公衆電話機3を利用して予め定めら
れた電話番号を廻して選局呼出通信を行えば、こ
の電話通信は自動交換機9によつて直ちに無線信
号発信装置5を作動せしめ、これにより所定のア
ドレスを有する無線信号を発信することとなる。
而して、前記無線信号発信装置5からの無線信
号は非常に出力が大きく、又広域に渡つて発信さ
れるために、ビルの谷間や地下街等に盗難された
収容体が存在する場合等であつても前記無線信号
は収容体内の受信器2によつて確実にキヤツチさ
れて警報器6が作動し、その結果該警報器6のブ
ザー音及び発煙作用により周囲の人間に対して異
常事態を告知して、窃盗者は収容体を手放さざる
を得なくなり、盗難防止が図れるのである。
尚、上記実施例に於いては、警報器6をブザー
と発煙装置との両者で構成してなるが、本考案は
決してこれに限定されず、その何れか一方のみの
機能を備えたものでもよいことは勿論のこと、そ
れ以外に例えば受信器2にテープレコーダ等を接
続して盗難された事実を告げるメツセージを発声
させる等の手段を採用してもよい 更に、本考案は受信器2の具体的な機種として
は、既存の所謂ポケツトベルを用いても何ら構わ
ない。尚、該ポケツトベルは通常無線信号の受信
と同時にアラーム音やブザー音の発生機能を有す
るために、このブザー等の機器を警報器6として
利用してもよい。すなわち、本考案に係る受信器
2と警報器6とは前記ポケツトベルの如く警報器
(ブザー等)を受信器に対して一体的に合体させ
たものであつても何ら構わず、必ずしも外観構造
上に於いて受信器2と警報器6とが区別される必
要性はない。
また、ポケツトベルを用いた場合にそのブザー
等の音量が不足の場合には、該ポケツトベルに別
途警報器を接続せしめたり、或いはポケツトベル
が発生する音を感知してスイツチング動作を行う
検知手段を介して警報器を設ける様なことも自在
である。
更に、本考案に係る受信器2は要は電話回線に
よる選局呼出によつて無線送信を行うべく構成さ
れた無線信号発信装置5からの無線信号を受信す
るためのものであればよく、その具体的な回路構
成等は問うものではない。
更に、本考案に係る受信器2及び警報器6の収
容体本体1に対する具体的な取付位置、取付態様
等も問わない他、本考案に係る収容体とはアタツ
シユケース、現金輸送箱、トランク、手提げ鞄等
の鞄類は勿論のこと、金庫等をもその技術的範囲
内とするものである。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は電話回線による選局呼出
によつて発信される無線信号発信装置からの無線
信号を受信する受信器を収容体本体内に設けて、
該受信器に連動させて警報器を作動させる様に構
成してなるために、収容体の盗難に遭遇した際に
は電話を利用することによつて警報を発生させる
ことができることとなつて、従来の如く鞄等の所
持者が送信器を常時携帯する様な必要がなくなつ
て、当該所持者の負担が軽減され、また送信器の
不携帯又は紛失等によつて警報器の作動が不可能
となる様な恐れも適切に解消できるという格別な
効果を得るに至つた。
しかも、本考案は無線信号発信装置から所定の
信号を受信した際に警報を発するものであるため
に、従来の無線信号が途絶えた際に警報を発生さ
せる手段の如く無線信号の遮断やノイズ発生によ
り平常時に誤報を発する様な恐れが一切なく確実
性に優れ、更に無線信号発信装置は従来の携帯を
考慮した小型の送信器よりも格段高い出力で広域
に渡つて所定の無線信号を発信できるために、盗
難された収容体の存在位置等を問うことなく前記
信号の確実な受信を行わせて警報を発生させるこ
とができ、その警報発生の確実性を一層向上させ
ることができるという効果がある。
その他、本考案は盗難に遭遇した際にのみ無線
信号を発信させるものであるために、従来の常時
無線信号を発信させていたものの如き無駄がな
く、使用コスト、経済面に於いて優れる実益があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収容体の一実施例を示す
説明図。第2図は従来例を示す説明図。 1……収容体本体、2……受信器、4……電話
回線、5……無線信号発信装置、6……警報器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話回線4による選局呼出によつて無線信号を
    発信すべく構成された無線信号発信装置5からの
    無線信号を受信する受信器2と、該受信器2と一
    体又は別体で設けられ且つ該受信器2が前記無線
    信号発信装置5から発信される所定の無線信号を
    受信した際に警報を発すべく作動する警報器6と
    が収容体本体1に備えられてなることを特徴とす
    る盗難防止用の鞄等の収容体。
JP7341887U 1987-05-15 1987-05-15 Expired JPH0445540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7341887U JPH0445540Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7341887U JPH0445540Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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JPS63181320U JPS63181320U (ja) 1988-11-22
JPH0445540Y2 true JPH0445540Y2 (ja) 1992-10-27

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JP7341887U Expired JPH0445540Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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