JPH0445459B2 - - Google Patents
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- JPH0445459B2 JPH0445459B2 JP30012387A JP30012387A JPH0445459B2 JP H0445459 B2 JPH0445459 B2 JP H0445459B2 JP 30012387 A JP30012387 A JP 30012387A JP 30012387 A JP30012387 A JP 30012387A JP H0445459 B2 JPH0445459 B2 JP H0445459B2
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- glass
- molding
- molded product
- mold member
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/40—Product characteristics
- C03B2215/46—Lenses, e.g. bi-convex
- C03B2215/48—Convex-concave
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/70—Horizontal or inclined press axis
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/76—Pressing whereby some glass overflows unrestrained beyond the press mould in a direction perpendicular to the press axis
- C03B2215/77—Pressing whereby some glass overflows unrestrained beyond the press mould in a direction perpendicular to the press axis with means to trim off excess material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、プレス成形による光学素子の成形用
型に関し、より詳細には、プレス成形後において
研削及び研摩等の工程を経ることなしに表面精度
及び重量精度の良好な光学素子又はそのリヒート
プレス用として好適するプリフオームの成形用型
に関する。
型に関し、より詳細には、プレス成形後において
研削及び研摩等の工程を経ることなしに表面精度
及び重量精度の良好な光学素子又はそのリヒート
プレス用として好適するプリフオームの成形用型
に関する。
(従来の技術)
近年、所定の表面精度を有する成形用型内にガ
ラス素材を収容してプレス成形することにより、
研削及び研摩等の後加工を不要とした高精度の光
学素子を成形する方法が開発されている。
ラス素材を収容してプレス成形することにより、
研削及び研摩等の後加工を不要とした高精度の光
学素子を成形する方法が開発されている。
このプレス成形法には、一般にリヒートプレス
法とダイレクトプレス法がある。
法とダイレクトプレス法がある。
リヒートプレス法は、予め溶融固化したガラス
材料の必要量を切断し、砂ずり等の方法により重
量調整を施してガラス小塊とし、これを成形用型
内に入れ、該ガラス小塊と成形用型を同時に又は
別々にプレス温度まで加熱した後、プレス成形し
て成形用型に形成した光学機能面を押圧転写して
光学素子を成形する方法である。
材料の必要量を切断し、砂ずり等の方法により重
量調整を施してガラス小塊とし、これを成形用型
内に入れ、該ガラス小塊と成形用型を同時に又は
別々にプレス温度まで加熱した後、プレス成形し
て成形用型に形成した光学機能面を押圧転写して
光学素子を成形する方法である。
一方、ダイレクトプレス法は、溶融ガラス流出
オリフイスより流出若しくは押出される溶融ガラ
ス流の必要量を切断刃により切断し、これを成形
用型内直接落下させるか又はシユートによつて投
入し、しかる後成形用型を押圧して光学素子を成
形する方法である。
オリフイスより流出若しくは押出される溶融ガラ
ス流の必要量を切断刃により切断し、これを成形
用型内直接落下させるか又はシユートによつて投
入し、しかる後成形用型を押圧して光学素子を成
形する方法である。
又、上記のリヒートプレス法において、切断及
び砂ずり等のような生産性の低い工程を経ずに上
記のダイレクトプレス法における如く、溶融ガラ
スを成形用型に入れてプレス成形し、最終製品に
近似した形状の予備成形品(プリフオーム)を得
た上で該プリフオームを最終製品の形状及び面精
度と同じか若しくはそれ以上に精度の高い光学機
能面を有する成形用型に入れてプレス成形を行な
う方法がある。
び砂ずり等のような生産性の低い工程を経ずに上
記のダイレクトプレス法における如く、溶融ガラ
スを成形用型に入れてプレス成形し、最終製品に
近似した形状の予備成形品(プリフオーム)を得
た上で該プリフオームを最終製品の形状及び面精
度と同じか若しくはそれ以上に精度の高い光学機
能面を有する成形用型に入れてプレス成形を行な
う方法がある。
(発明が解決しようとする問題点)
これらの成形方法により得られた光学素子は、
良好な像形成品質が得られるよう所定の面精度及
び寸法精度が要求され、又このため上記のいずれ
の方法においても最終製品を得るためのプレス成
形に供給されるガラス材料は十分に重量調整がな
されていなければならない。
良好な像形成品質が得られるよう所定の面精度及
び寸法精度が要求され、又このため上記のいずれ
の方法においても最終製品を得るためのプレス成
形に供給されるガラス材料は十分に重量調整がな
されていなければならない。
しかしながら、上記のガラス小塊を用いてプレ
ス成形する方法では、ガラス小塊の重量調整を切
断及び砂ずり等により行なうため、成形品の表面
に砂目が残留したり、プレス成形前にガラス小塊
を加熱する際、ガラスと加熱用受皿との融着を防
止するために塗布した離型済がプレス時に成形品
の表面に食い込んで該成形品の表面精度が著しく
悪化するという問題がある。
ス成形する方法では、ガラス小塊の重量調整を切
断及び砂ずり等により行なうため、成形品の表面
に砂目が残留したり、プレス成形前にガラス小塊
を加熱する際、ガラスと加熱用受皿との融着を防
止するために塗布した離型済がプレス時に成形品
の表面に食い込んで該成形品の表面精度が著しく
悪化するという問題がある。
又、直接溶融ガラスを用いてプレス成形する方
法では、切断刃による切断の際、成形品にシヤー
マークと称せられる切断痕が生じ、成形品の面精
度が劣化するという問題がある。又、このプレス
成形法においては、成形品の重量調整を溶融ガラ
ス流の切断によつて行なうため、この溶融ガラス
流の温度変化や切断タイミング或いはガラス流の
脈動等により成形品に重量変動が生じ、所定の寸
法精度が得られないという問題点もある。
法では、切断刃による切断の際、成形品にシヤー
マークと称せられる切断痕が生じ、成形品の面精
度が劣化するという問題がある。又、このプレス
成形法においては、成形品の重量調整を溶融ガラ
ス流の切断によつて行なうため、この溶融ガラス
流の温度変化や切断タイミング或いはガラス流の
脈動等により成形品に重量変動が生じ、所定の寸
法精度が得られないという問題点もある。
なお、特にシヤーマークの発生を防止したプレ
ス成形法としては、特公昭41−9190号公報或いは
特開昭61−132523号公報に記載されたものがあ
る。
ス成形法としては、特公昭41−9190号公報或いは
特開昭61−132523号公報に記載されたものがあ
る。
特公昭41−9190号公報に記載された成形方法
は、成形用型を溶融ガラスの流下方向に直角の方
向に押圧して型空所内に溶融ガラスを充填させて
プレス成形する方法であるが、成形用型の押圧時
に型空所内の余剰ガラスが成形用型とこれに対向
するアンビルとの間から流出するという現象が生
じる。この余剰ガラスは成形用型の押圧動作が進
行するに伴い、その流出抵抗を増大するとともに
成形用型により冷却されて粘性を増し、これが成
形用型とこれに対向するアンビル間で完全に切取
られないまま冷却されて成形品の外周にはみ出し
部分を形成する。このため、プレス成形後におい
てこのはみ出し部分の破断及び破断面を仕上げる
作業が必要となる。又、溶融ガラス流の大きさが
変動することにより上記した成形品とはみ出し部
分との間のガラス厚さが変動して成形品の厚さに
バラツキが生じてしまい、重量調整が高精度に行
なえないという問題もある。
は、成形用型を溶融ガラスの流下方向に直角の方
向に押圧して型空所内に溶融ガラスを充填させて
プレス成形する方法であるが、成形用型の押圧時
に型空所内の余剰ガラスが成形用型とこれに対向
するアンビルとの間から流出するという現象が生
じる。この余剰ガラスは成形用型の押圧動作が進
行するに伴い、その流出抵抗を増大するとともに
成形用型により冷却されて粘性を増し、これが成
形用型とこれに対向するアンビル間で完全に切取
られないまま冷却されて成形品の外周にはみ出し
部分を形成する。このため、プレス成形後におい
てこのはみ出し部分の破断及び破断面を仕上げる
作業が必要となる。又、溶融ガラス流の大きさが
変動することにより上記した成形品とはみ出し部
分との間のガラス厚さが変動して成形品の厚さに
バラツキが生じてしまい、重量調整が高精度に行
なえないという問題もある。
一方、特開昭61−132523号公報に記載された成
形方法は、流動性を有するガラスを打ち抜き型で
打ち抜いた後、この打ち抜かれた部分についての
みプレス成形されるから、成形品の肉厚を高精度
に得るには打ち抜き部分のガラス容量精度を高く
する必要があり、これにはプレス成形に供給され
るロツド等のガラス材料の寸法形状を高精度に加
工しておく必要がある。
形方法は、流動性を有するガラスを打ち抜き型で
打ち抜いた後、この打ち抜かれた部分についての
みプレス成形されるから、成形品の肉厚を高精度
に得るには打ち抜き部分のガラス容量精度を高く
する必要があり、これにはプレス成形に供給され
るロツド等のガラス材料の寸法形状を高精度に加
工しておく必要がある。
なお、ガラス成形品をプレス成形により得る方
法であつて、プレス成形に供給されるガラス素材
を該ガラス素材の移動方向に対して横方向から押
圧するその他の従来例としては、実開昭49−
36136号公報、或は実開昭49−36137号公報があ
る。
法であつて、プレス成形に供給されるガラス素材
を該ガラス素材の移動方向に対して横方向から押
圧するその他の従来例としては、実開昭49−
36136号公報、或は実開昭49−36137号公報があ
る。
本発明者等は、上述のような問題点を解決すべ
く、成形品にシヤーマーク等の表面欠陥がなく、
寸法精度及び重量精度がすこぶる良好な光学素子
の製造方法について既に提案してある。
く、成形品にシヤーマーク等の表面欠陥がなく、
寸法精度及び重量精度がすこぶる良好な光学素子
の製造方法について既に提案してある。
本発明は、この製造方法に最適する新規な成形
用型を提供することを目的とする。
用型を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述した目的を達成するために、本発明の光学
素子の成形用型は、ガラス流体を挟むように対向
する成形面が該ガラス流体を略直角方向から押圧
して成形品の機能面を形成するよう配置された一
対の成形用型部材と、該成形用型部材の外周に設
けられ該成形用型部材の動作とは独立して作動し
前記成形品の側面を形成する胴型部材とを有する
ことを特徴とする。
素子の成形用型は、ガラス流体を挟むように対向
する成形面が該ガラス流体を略直角方向から押圧
して成形品の機能面を形成するよう配置された一
対の成形用型部材と、該成形用型部材の外周に設
けられ該成形用型部材の動作とは独立して作動し
前記成形品の側面を形成する胴型部材とを有する
ことを特徴とする。
(作 用)
このような構成された光学素子の成形用型にお
いて、使用される1対の成形用型部材を構成する
各々の型部材を第1の型部材及び第2の型部材と
すると、これら型部材の各成形面はガラス流体を
介して略直角方向に互いに対向する如く配置され
る。
いて、使用される1対の成形用型部材を構成する
各々の型部材を第1の型部材及び第2の型部材と
すると、これら型部材の各成形面はガラス流体を
介して略直角方向に互いに対向する如く配置され
る。
このような成形用型の配置状況としては、ガラ
ス流体が例えば溶融炉からノズルを介して流出す
る溶融ガラスである場合、該溶融ガラスの流下方
向に対して略直角方向に第1の型部材と第2の型
部材の各成形面が対向するように配置することが
できる。又、ガラス流体が既に成形加工されたも
のを再加熱することにより流動性を有するロツド
或いはシート状の場合、上記のような配置状況の
ほか、第1の型部材と第2の型部材が各々上下方
向に対向するように配置することも可能である。
ス流体が例えば溶融炉からノズルを介して流出す
る溶融ガラスである場合、該溶融ガラスの流下方
向に対して略直角方向に第1の型部材と第2の型
部材の各成形面が対向するように配置することが
できる。又、ガラス流体が既に成形加工されたも
のを再加熱することにより流動性を有するロツド
或いはシート状の場合、上記のような配置状況の
ほか、第1の型部材と第2の型部材が各々上下方
向に対向するように配置することも可能である。
そこで、例えば流下する溶融ガラス流体に対し
て、本発明における成形用型を構成すると、この
ガラス流体の流れの方向に対して略直角方向から
各々の型部材が互いに押圧される構成となり、流
下するガラス流体に対して各々の型部材の押圧の
タイミングを調整することにより、ガラス流体の
先端部即ち切断跡を避けて被成形部を形成するこ
とができる。
て、本発明における成形用型を構成すると、この
ガラス流体の流れの方向に対して略直角方向から
各々の型部材が互いに押圧される構成となり、流
下するガラス流体に対して各々の型部材の押圧の
タイミングを調整することにより、ガラス流体の
先端部即ち切断跡を避けて被成形部を形成するこ
とができる。
被成形部の肉厚は成形用型のキヤビテイを設定
することにより決定することができる。このキヤ
ビテイは、対向する各々の型部材が最も接近した
ときに有する夫々の成形面間隔により設定するこ
とができる。各々の型部材の押圧時に生じる余剰
ガラスは成形面の外方に自由に流出し、成形品の
肉厚はガラス流の大きさ等に影響されることなく
上記成形用型のキヤビテイにより決まる。
することにより決定することができる。このキヤ
ビテイは、対向する各々の型部材が最も接近した
ときに有する夫々の成形面間隔により設定するこ
とができる。各々の型部材の押圧時に生じる余剰
ガラスは成形面の外方に自由に流出し、成形品の
肉厚はガラス流の大きさ等に影響されることなく
上記成形用型のキヤビテイにより決まる。
そして、上記成形用型部材によりプレス成形さ
れた成形品の側面は胴型部材により形成すること
ができる。
れた成形品の側面は胴型部材により形成すること
ができる。
又、この胴型部材が成形品とその他の余剰部分
とを分離する手段を具備することにより、プレス
成形後の成形品は該胴型部材によりその側面を形
成されるとともにガラス流体から分離せしめられ
る。
とを分離する手段を具備することにより、プレス
成形後の成形品は該胴型部材によりその側面を形
成されるとともにガラス流体から分離せしめられ
る。
さらに、胴型部材が成形品を分離せしめたガラ
ス流体を分割的に切断する手段を具備することに
より成形用型部材の外周に残留した余剰ガラスを
該成形用型部材から離脱せしめることができる。
ス流体を分割的に切断する手段を具備することに
より成形用型部材の外周に残留した余剰ガラスを
該成形用型部材から離脱せしめることができる。
かくして得られた成形品は上記のようにガラス
流体の切断跡を含まない部分から形成されたもの
であるからシヤーマーク等の表面欠陥がなく、予
め設定されたキヤビテイ及び切断部材による被成
形部の外周形成により形状精度及び重量精度の高
い成形品が得られる。又、この成形品の機能面は
各型部材の成形面が転写されることにより形成さ
れるから、各々の成形面の表面性状を所望する成
形品の表面性状と同等かそれ以上に高精度なもの
に仕上げてプレス成形することにより、高精度表
面を有する成形品が得られる。
流体の切断跡を含まない部分から形成されたもの
であるからシヤーマーク等の表面欠陥がなく、予
め設定されたキヤビテイ及び切断部材による被成
形部の外周形成により形状精度及び重量精度の高
い成形品が得られる。又、この成形品の機能面は
各型部材の成形面が転写されることにより形成さ
れるから、各々の成形面の表面性状を所望する成
形品の表面性状と同等かそれ以上に高精度なもの
に仕上げてプレス成形することにより、高精度表
面を有する成形品が得られる。
なお、本発明におけるガラス流体の粘度は、10
〜107ポアズが好適する。このガラス粘度が10ポ
アズより低くなるとガラス流は糸状になつて成形
用型のキヤビテイ内で必要とされるガラス容量が
不足してしまう。一方、ガラス粘度が107ポアズ
よりも高くなると、プレス成形後のガラスの切断
が困難となる。なお、これらのガラス流体の粘度
は103〜105ポアズが最適する。
〜107ポアズが好適する。このガラス粘度が10ポ
アズより低くなるとガラス流は糸状になつて成形
用型のキヤビテイ内で必要とされるガラス容量が
不足してしまう。一方、ガラス粘度が107ポアズ
よりも高くなると、プレス成形後のガラスの切断
が困難となる。なお、これらのガラス流体の粘度
は103〜105ポアズが最適する。
又、本発明における軟化ガラス流体としては、
上述のように、溶融ガラスのほか、予め成形加工
されたガラスロツド或はシート状のものを再加熱
することにより得たものでもよい。なお、これら
のガラス流体の粘度は103〜105ポアズが最適す
る。
上述のように、溶融ガラスのほか、予め成形加工
されたガラスロツド或はシート状のものを再加熱
することにより得たものでもよい。なお、これら
のガラス流体の粘度は103〜105ポアズが最適す
る。
又、成形用型の温度は、ガラス粘度で108ポア
ズに相当する温度からガラス転移点(以下、Tg
と称する。ガラス粘度で約1013に相当する。)よ
りも100℃低い温度(Tg−100℃)の範囲内に設
定する必要がある。該型温が108ポアズに相当す
る温度を超えるとプレス成形後から切断までの間
に成形された被成形部におけるガラス表面の硬度
変化が遅く、被成形部の外周を切断して形成する
際、所定の形状精度及び表面精度が得られなくな
る。又、ガラスと型の成形面が融着を生じ易くな
り、好ましくない。一方、型温がTg−100℃より
低いと被成形部の外周を切断する際、切断が困難
になるばかりか切断部分からヒビ割れを生じるお
それがある。
ズに相当する温度からガラス転移点(以下、Tg
と称する。ガラス粘度で約1013に相当する。)よ
りも100℃低い温度(Tg−100℃)の範囲内に設
定する必要がある。該型温が108ポアズに相当す
る温度を超えるとプレス成形後から切断までの間
に成形された被成形部におけるガラス表面の硬度
変化が遅く、被成形部の外周を切断して形成する
際、所定の形状精度及び表面精度が得られなくな
る。又、ガラスと型の成形面が融着を生じ易くな
り、好ましくない。一方、型温がTg−100℃より
低いと被成形部の外周を切断する際、切断が困難
になるばかりか切断部分からヒビ割れを生じるお
それがある。
胴型部材の温度は、ガラスの温度変化の影響を
成形用型におけると同様にするため、成形用型の
型温と同等にするのが好ましい。
成形用型におけると同様にするため、成形用型の
型温と同等にするのが好ましい。
さらに成形品の取出しの際の粘度は、この成形
品をリヒートプレス用のプリフオームとして用い
る場合、108ポアズ以上の粘度になるまで冷却す
れば十分使用できるが、そのまま光学レンズ等に
用いる場合、成形用型内で圧力を加えたまま冷却
し、1014.5ポアズ程度の粘度になつたところで取
出すようにすれば形状精度及び表面精度の良好な
光学素子として使用することができる。
品をリヒートプレス用のプリフオームとして用い
る場合、108ポアズ以上の粘度になるまで冷却す
れば十分使用できるが、そのまま光学レンズ等に
用いる場合、成形用型内で圧力を加えたまま冷却
し、1014.5ポアズ程度の粘度になつたところで取
出すようにすれば形状精度及び表面精度の良好な
光学素子として使用することができる。
なお、本発明におけるプレス成形及びその後の
切断処理等は、成形用型や胴型部材の寿命を保持
するため、非酸化雰囲気中で行なうことが望まし
い。
切断処理等は、成形用型や胴型部材の寿命を保持
するため、非酸化雰囲気中で行なうことが望まし
い。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図は本発明の実施例に用いられるプレス成
形装置の概略断面図である。
形装置の概略断面図である。
第1図において、1は不図示の溶融炉から溶融
ガラスを流出するノズルであり、2はこのノズル
から流出したガラス流体であり、3はガラス流体
2の先端に生じた切断跡である。4はノズル1の
下方に設けられ、不図示の駆動装置により開閉動
作を行なうことによりガラス流体2を切断する切
断刃である。この切断刃4が作動してガラス流体
2が途中で切断されることにより切断跡3が発生
する。
ガラスを流出するノズルであり、2はこのノズル
から流出したガラス流体であり、3はガラス流体
2の先端に生じた切断跡である。4はノズル1の
下方に設けられ、不図示の駆動装置により開閉動
作を行なうことによりガラス流体2を切断する切
断刃である。この切断刃4が作動してガラス流体
2が途中で切断されることにより切断跡3が発生
する。
本実施例に示すプレス成形装置は、ガラス流体
2がノズル1から流下する形式のものに対して構
成してあり、1対の成形用型を構成する第1の型
部材5と第2の型部材6とがガラス流体2を略直
角方向から狭むように互いに対向した状態で配置
してある。各々の型部材5,6は、対向する夫々
の面に鏡面加工が施された成形面5a,6aを有
している。
2がノズル1から流下する形式のものに対して構
成してあり、1対の成形用型を構成する第1の型
部材5と第2の型部材6とがガラス流体2を略直
角方向から狭むように互いに対向した状態で配置
してある。各々の型部材5,6は、対向する夫々
の面に鏡面加工が施された成形面5a,6aを有
している。
第1の型部材5はスライダー14に保持され、
このスライダー14はスライドシヤフト18に摺
動可能に支持されている。16はスライダー14
を駆動するシリンダーであり、このシリンダー1
6の作動によりスライダー14はスライドシヤフ
ト18の摺動方向に移動して第1の型部材5の押
圧動作が行なわれる。
このスライダー14はスライドシヤフト18に摺
動可能に支持されている。16はスライダー14
を駆動するシリンダーであり、このシリンダー1
6の作動によりスライダー14はスライドシヤフ
ト18の摺動方向に移動して第1の型部材5の押
圧動作が行なわれる。
一方、第2の型部材6はアダプター12を介し
てシリンダー13に連結され、このシリンダー1
3の作動により第2の型部材6の押圧動作が行な
われる。
てシリンダー13に連結され、このシリンダー1
3の作動により第2の型部材6の押圧動作が行な
われる。
これら型部材5,6の各成形面5a,6aによ
り形成されるキヤビテイは、各シリンダー13,
16のストロークにより設定することができる。
り形成されるキヤビテイは、各シリンダー13,
16のストロークにより設定することができる。
又、第2の型部材6の外周には、第1の型部材
5の側にエツジ状の切断刃7aが形成された胴型
部材7が設けられ、この胴型部材7はスライドシ
ヤフト18に摺動可能に支持されたスライダー1
5に連結されている。さらに、スライダー15は
シリンダー17に連結され、このシリンダー17
の作動により、胴型部材7は第2の型部材6とは
独立した動作で該第2の型部材6の外周を摺動す
ることができる。
5の側にエツジ状の切断刃7aが形成された胴型
部材7が設けられ、この胴型部材7はスライドシ
ヤフト18に摺動可能に支持されたスライダー1
5に連結されている。さらに、スライダー15は
シリンダー17に連結され、このシリンダー17
の作動により、胴型部材7は第2の型部材6とは
独立した動作で該第2の型部材6の外周を摺動す
ることができる。
又、各型部材5,6の内部にはヒーター8,9
が設けられている。10,11は夫々のヒーター
に接続された導線である。19は本装置全体のベ
ースであり、シリンダー13,16,17及びス
ライドシヤフト18を堅固に支持している。
が設けられている。10,11は夫々のヒーター
に接続された導線である。19は本装置全体のベ
ースであり、シリンダー13,16,17及びス
ライドシヤフト18を堅固に支持している。
さらに、本実施例においては、第1の型部材5
の先端部分に第8図に示すような切断部材31が
設けられている。
の先端部分に第8図に示すような切断部材31が
設けられている。
第8図は、第1及び第2の型部材5,6の周辺
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
この切断部材31は、第1の型部材5の成形面
5aの外周であつて第2の型部材6の外周に設け
られた胴型部材7の先端の切断刃7aのエツジ形
状に対応した切断用エツジ32を例えば4方に備
え、切断リング7の作動時に該胴型部材7のエツ
ジ7aに当接して被成形部21の外周にできる余
剰ガラスを切断用エツジ32ごとに切断分離しバ
ラバラの状態にして型部材から離脱することがで
きる。
5aの外周であつて第2の型部材6の外周に設け
られた胴型部材7の先端の切断刃7aのエツジ形
状に対応した切断用エツジ32を例えば4方に備
え、切断リング7の作動時に該胴型部材7のエツ
ジ7aに当接して被成形部21の外周にできる余
剰ガラスを切断用エツジ32ごとに切断分離しバ
ラバラの状態にして型部材から離脱することがで
きる。
次に本装置の動作について図面を用いて説明す
る。
る。
第2〜6図は、本装置の各工程順における作動
状態を示す要部断面図であり、第9図は、本装置
における作動部、即ち第1の型部材5、第2の型
部材6、切断刃4及び胴型部材7の各部作動タイ
ミングを示すタイミングチヤートであり、横軸は
時間Tを示す。これら作動部の作動タイミング
は、各作動部を接続した不図示のコントローラー
により制御することができる。
状態を示す要部断面図であり、第9図は、本装置
における作動部、即ち第1の型部材5、第2の型
部材6、切断刃4及び胴型部材7の各部作動タイ
ミングを示すタイミングチヤートであり、横軸は
時間Tを示す。これら作動部の作動タイミング
は、各作動部を接続した不図示のコントローラー
により制御することができる。
第2図はプレス成形直前状態であり、ノズル1
からはガラス流体2が流下している。このガラス
流体2の先端、即ち切断跡3が対向する各成形5
a,6aより下方に流下した時点で、第1の型部
材5及び第2の型部材6の押圧動作を開始する。
第9図においてT=0はこの両型部材5,6の作
動開始時期を示す。これら型部材5,6の作動開
始時期は双方において同時でよいが、型部材5,
6のガラス流体2に対する押圧動作終了時期T2
は双方において同時か多くとも±0.05sの誤差に
収めるのが好ましい。その後、型部材5,6は、
第3図に示すように、ガラス流体2の被成形部2
1を押圧したままの状態を所定時間保ち、この間
被成形部21の両表面に対して夫々の成形面5
a,6aによる押圧転写が行なわれる。
からはガラス流体2が流下している。このガラス
流体2の先端、即ち切断跡3が対向する各成形5
a,6aより下方に流下した時点で、第1の型部
材5及び第2の型部材6の押圧動作を開始する。
第9図においてT=0はこの両型部材5,6の作
動開始時期を示す。これら型部材5,6の作動開
始時期は双方において同時でよいが、型部材5,
6のガラス流体2に対する押圧動作終了時期T2
は双方において同時か多くとも±0.05sの誤差に
収めるのが好ましい。その後、型部材5,6は、
第3図に示すように、ガラス流体2の被成形部2
1を押圧したままの状態を所定時間保ち、この間
被成形部21の両表面に対して夫々の成形面5
a,6aによる押圧転写が行なわれる。
切断刃4の作動開始時期は、型部材5,6の作
動開始時期T=0と同時であつてよいが、この切
断刃4によるガラス流体2の切断終了時期T2は
型部材5,6がガラス流体2を十分保持した後で
なければならない。
動開始時期T=0と同時であつてよいが、この切
断刃4によるガラス流体2の切断終了時期T2は
型部材5,6がガラス流体2を十分保持した後で
なければならない。
その後、切断刃4は元の状態に復帰せしめられ
る。第9図には、この切断刃の復帰開始時期を
T4とし、復帰終了時期をT5としてある。好まし
くは、切断刃4の作動開始時期T=0から切断終
了時期T2までに要する時間を0.30〜0.4sとする。
る。第9図には、この切断刃の復帰開始時期を
T4とし、復帰終了時期をT5としてある。好まし
くは、切断刃4の作動開始時期T=0から切断終
了時期T2までに要する時間を0.30〜0.4sとする。
切断部材7の作動開始T1は、第5図に示すよ
うに、少なくとも切断部材7による被成形部21
の外周切断終了(T3)前に切断刃4によるガラ
ス流体2の切断が終了(T2)した状態となるよ
うに設定する必要がある。
うに、少なくとも切断部材7による被成形部21
の外周切断終了(T3)前に切断刃4によるガラ
ス流体2の切断が終了(T2)した状態となるよ
うに設定する必要がある。
こうすることにより、胴型部材7の切断動作が
完了した時点においてガラス流体2は切断刃4に
より既に切り離された状態にあり、胴型部材7で
切取られた切断片22は容易に第1の型部材5の
外部に移動することができる。この時、第1の型
部材5に設けられた切断部材31は、胴型部材7
の作動時に該胴型部材7のエツジ7aに当接して
被成形部21の外周にできる切断片22を切断用
エツジ32ごとに切断分離し、第7図に示すよう
に、バラバラの状態にして型部材から離脱するこ
とができる。かくして、胴型部材7は第2の型部
材6の外周に沿つて摺動しつつ被成形部21の外
周の余剰ガラスを切断分離し、同時に被成形部2
1の外周形状を形成する。
完了した時点においてガラス流体2は切断刃4に
より既に切り離された状態にあり、胴型部材7で
切取られた切断片22は容易に第1の型部材5の
外部に移動することができる。この時、第1の型
部材5に設けられた切断部材31は、胴型部材7
の作動時に該胴型部材7のエツジ7aに当接して
被成形部21の外周にできる切断片22を切断用
エツジ32ごとに切断分離し、第7図に示すよう
に、バラバラの状態にして型部材から離脱するこ
とができる。かくして、胴型部材7は第2の型部
材6の外周に沿つて摺動しつつ被成形部21の外
周の余剰ガラスを切断分離し、同時に被成形部2
1の外周形状を形成する。
その後、胴型部材7は切断終了時の状態を維持
し、被成形部21の外周を保持したままその温度
差により被成形部21を外周から冷却し、該被成
形部21の外周付近は粘度を徐々に増してその形
状が定着する。一方、型部材5,6による押圧
後、該型部材と被成形部21の温度差により被成
形部21は両表面から冷却されて徐々に粘度を増
し、表面形状が安定化する。
し、被成形部21の外周を保持したままその温度
差により被成形部21を外周から冷却し、該被成
形部21の外周付近は粘度を徐々に増してその形
状が定着する。一方、型部材5,6による押圧
後、該型部材と被成形部21の温度差により被成
形部21は両表面から冷却されて徐々に粘度を増
し、表面形状が安定化する。
次いで所定時間この状態を維持した後、まず、
第6図に示すように、第1の型部材5を元の状態
に復帰する。この作動開始時期をT6とし、作動
終了時期をT7とすると、この時期においては被
成形部21は胴型部材7により保持された状態に
あり、自然に落下することがない。
第6図に示すように、第1の型部材5を元の状態
に復帰する。この作動開始時期をT6とし、作動
終了時期をT7とすると、この時期においては被
成形部21は胴型部材7により保持された状態に
あり、自然に落下することがない。
胴型部材7の元の状態に作動する開始時期は第
1の型部材5の復帰終了時期T7と同時かその終
了後とし、胴型部材7の復帰終了時期T8と同時
に、被成形部即ち成形品23を取出す。これは、
周知の吸着ハンド等を用いて行なうことができ
る。そして、この取出し作業の終了後、第2の型
部材6を元の状態に復帰せしめる。第9図には、
この第2の型部材6の復帰開始時期をT9とし、
復帰終了時期をT10としてある。
1の型部材5の復帰終了時期T7と同時かその終
了後とし、胴型部材7の復帰終了時期T8と同時
に、被成形部即ち成形品23を取出す。これは、
周知の吸着ハンド等を用いて行なうことができ
る。そして、この取出し作業の終了後、第2の型
部材6を元の状態に復帰せしめる。第9図には、
この第2の型部材6の復帰開始時期をT9とし、
復帰終了時期をT10としてある。
以上のような動作において、成形用型5,6に
よるプレス成形は、ガラス流体2の先端即ち切断
跡3を除いた部分に対して行なわれるため、得ら
れた成形品23にシヤーマーク等の表面欠陥が生
じない。
よるプレス成形は、ガラス流体2の先端即ち切断
跡3を除いた部分に対して行なわれるため、得ら
れた成形品23にシヤーマーク等の表面欠陥が生
じない。
又、成形用型5,6により形成されるキヤビテ
イ容量は、各シリンダー13,16のストローク
により設定することができる。即ち、設定された
シリンダー13,16のストロークによつて、押
圧時における各成形部材5,6間の最短近幅が決
まり、これが成形用型5,6の各成形面間隔を規
制する。従つて、成形品23の肉厚はこの成形面
間隔により決定されるものであるから、シリンダ
ー13,16のストロークを製造すべき成形品2
3の肉厚に応じて設定することにより常に所定の
肉厚を有する成形品が得られる。又、成形品23
の表面形状及び性状は各成形部材5,6の夫々の
成形面5a,6aにより決まる。さらに、成形品
23の外周形状は胴型部材7の内周形状により決
まり、該胴型部材7の切断動作と同時に成形品2
1の外周が形成される。
イ容量は、各シリンダー13,16のストローク
により設定することができる。即ち、設定された
シリンダー13,16のストロークによつて、押
圧時における各成形部材5,6間の最短近幅が決
まり、これが成形用型5,6の各成形面間隔を規
制する。従つて、成形品23の肉厚はこの成形面
間隔により決定されるものであるから、シリンダ
ー13,16のストロークを製造すべき成形品2
3の肉厚に応じて設定することにより常に所定の
肉厚を有する成形品が得られる。又、成形品23
の表面形状及び性状は各成形部材5,6の夫々の
成形面5a,6aにより決まる。さらに、成形品
23の外周形状は胴型部材7の内周形状により決
まり、該胴型部材7の切断動作と同時に成形品2
1の外周が形成される。
なお、以上説明したプレス成形装置は、成形用
素材たるガラス流体が下方に流下するノズルに対
応して左右横方向から押圧動作を行なう成形用型
が用いてあるが、本発明はこのような流下形式及
び成形用型に限定されるものではなく、例えば横
方向或いは傾斜方向に供給されるガラス流体に対
して構成される成形用型を用いることもできる。
素材たるガラス流体が下方に流下するノズルに対
応して左右横方向から押圧動作を行なう成形用型
が用いてあるが、本発明はこのような流下形式及
び成形用型に限定されるものではなく、例えば横
方向或いは傾斜方向に供給されるガラス流体に対
して構成される成形用型を用いることもできる。
次に、上述のようなプレス成形法を用いた具体
的実施例について図面を参照しながら説明する。
的実施例について図面を参照しながら説明する。
実施例 1
通常カメラレンズ等に使用される光学ガラス
SF8(Tg=443℃、比重4.22)を用いて、外径20
mm、中心肉厚2.7mm、コバ厚1.29mm、曲率R1=20
mm、R2=40mm、ガラス容量0.636c.c.、重量2.68g
の凸メニスカス形状のリヒートプレス用プリフオ
ームの成形を行なつた。
SF8(Tg=443℃、比重4.22)を用いて、外径20
mm、中心肉厚2.7mm、コバ厚1.29mm、曲率R1=20
mm、R2=40mm、ガラス容量0.636c.c.、重量2.68g
の凸メニスカス形状のリヒートプレス用プリフオ
ームの成形を行なつた。
型部材5,6はSUS420Jから形成し、夫々の
成形面5a,6aは光学鏡面に研磨してある。こ
の型部材5,6の型温が400℃(SF8のTg=443
℃より43℃低い温度)となるようヒーター8,9
で加熱する。又、シリンダー13,16のストロ
ークを各々の型部材5,6の押圧動作時における
最大接近幅が2.7mmとなるように調整し、所望の
肉厚が得られるようにしてある。
成形面5a,6aは光学鏡面に研磨してある。こ
の型部材5,6の型温が400℃(SF8のTg=443
℃より43℃低い温度)となるようヒーター8,9
で加熱する。又、シリンダー13,16のストロ
ークを各々の型部材5,6の押圧動作時における
最大接近幅が2.7mmとなるように調整し、所望の
肉厚が得られるようにしてある。
まず、不図示の溶融炉で溶融したガラスをガラ
ス流体2の粘度が104.6ポアズ(815゜±5℃)とな
るように調整し、ノズル1より流出させた。次
に、第2図及び第3図に示すように、ガラス流体
2の先端の切断跡3が型部材5,6の各成形面5
a,6aより下方に流下した時点でシリンダー1
3,16を作動させ、これと同時に切断刃4も作
動させた。このシリンダー13,16の作動圧力
は夫々120Kg、300Kgであり、作動速度は双方とも
200mm/sとしてある。
ス流体2の粘度が104.6ポアズ(815゜±5℃)とな
るように調整し、ノズル1より流出させた。次
に、第2図及び第3図に示すように、ガラス流体
2の先端の切断跡3が型部材5,6の各成形面5
a,6aより下方に流下した時点でシリンダー1
3,16を作動させ、これと同時に切断刃4も作
動させた。このシリンダー13,16の作動圧力
は夫々120Kg、300Kgであり、作動速度は双方とも
200mm/sとしてある。
そして、第3図に示すように、型部材5,6の
ガラス流体2に対する押圧動作が開始された後、
胴型部材7を作動させる。なお、この胴型部材7
はSK3より形成され、予め型部材5,6の押圧動
作が完了した時点から胴型部材7による切断が完
了するまでの時間を0.2sとなるよう不図示のコン
トローラで各シリンダー13,16,17の作動
タイミングを調整しておく。この胴型部材7を駆
動するシリンダー17の作動圧力は100Kgであり、
作動速度は200mm/sとしてある。又、第5図に
示すように、胴型部材7による切断動作が完了し
た時点では、切断刃4によるガラス流2の切断も
完了する。さらに同図に示すように、胴型部材7
の切断動作により、被成形部21の外周形状が形
成されると同時にこの被成形部21と切断片22
とが分離される。さらに、この切断片22は、胴
型部材7の切断動作で該胴型部材7のエツジ7a
と切断部材31が当接することによりバラバラに
切断分離せしめられて、型部材5から離脱せしめ
られる。
ガラス流体2に対する押圧動作が開始された後、
胴型部材7を作動させる。なお、この胴型部材7
はSK3より形成され、予め型部材5,6の押圧動
作が完了した時点から胴型部材7による切断が完
了するまでの時間を0.2sとなるよう不図示のコン
トローラで各シリンダー13,16,17の作動
タイミングを調整しておく。この胴型部材7を駆
動するシリンダー17の作動圧力は100Kgであり、
作動速度は200mm/sとしてある。又、第5図に
示すように、胴型部材7による切断動作が完了し
た時点では、切断刃4によるガラス流2の切断も
完了する。さらに同図に示すように、胴型部材7
の切断動作により、被成形部21の外周形状が形
成されると同時にこの被成形部21と切断片22
とが分離される。さらに、この切断片22は、胴
型部材7の切断動作で該胴型部材7のエツジ7a
と切断部材31が当接することによりバラバラに
切断分離せしめられて、型部材5から離脱せしめ
られる。
なお、第5図においては、第1の型部材5と胴
型部材7はかみ合つた状態になつているが、双方
が接触するだけの状態でも切断状況は良好であつ
た。
型部材7はかみ合つた状態になつているが、双方
が接触するだけの状態でも切断状況は良好であつ
た。
次に、シリンダー13,16に圧力を加えたま
ま、成形品23の温度が型部材5,6の温度
(400℃)と略等しくなるまで約10秒間第5図の状
態を保持し、しかる後、第6図に示すように、シ
リンダー16のみを作動させ、第1の型部材5を
成形品23から引き離した。この時、成形品23
は胴型部材7に保持された状態を保ち勝手に落下
しない。次いで、シリンダー17を作動させて胴
型部材7を引き戻すと同時に、不図示のハンド部
材装置により成形品23を取り出し、シリンダー
13を作動させて第1の型部材6を元の位置に戻
す。
ま、成形品23の温度が型部材5,6の温度
(400℃)と略等しくなるまで約10秒間第5図の状
態を保持し、しかる後、第6図に示すように、シ
リンダー16のみを作動させ、第1の型部材5を
成形品23から引き離した。この時、成形品23
は胴型部材7に保持された状態を保ち勝手に落下
しない。次いで、シリンダー17を作動させて胴
型部材7を引き戻すと同時に、不図示のハンド部
材装置により成形品23を取り出し、シリンダー
13を作動させて第1の型部材6を元の位置に戻
す。
かくして、この実施例により得られた成形品2
3は、所望成形品に対して外径精度で±0.005mm、
中心肉厚で±0.01mm、重量で0.02g(±0.7%)以
内のバラツキに収まり、シヤーマークはもとより
有害な表面欠陥は生じておらず、又ヒケも各型部
材5,6の形状に対して最大で10μm以内に収る
ものであり、リヒートプレス用プリフオームとし
てだけでなく、あまり精度を要求されない光学レ
ンズとして十分使用できるものであつた。
3は、所望成形品に対して外径精度で±0.005mm、
中心肉厚で±0.01mm、重量で0.02g(±0.7%)以
内のバラツキに収まり、シヤーマークはもとより
有害な表面欠陥は生じておらず、又ヒケも各型部
材5,6の形状に対して最大で10μm以内に収る
ものであり、リヒートプレス用プリフオームとし
てだけでなく、あまり精度を要求されない光学レ
ンズとして十分使用できるものであつた。
第10図は、本実施例における第1の型部材
5、第2の型部材6及び被成形材料であるガラス
の温度の時間的変化を示すグラフである。なお、
この説明にあたり、第9図の時間Tが用いてあ
る。
5、第2の型部材6及び被成形材料であるガラス
の温度の時間的変化を示すグラフである。なお、
この説明にあたり、第9図の時間Tが用いてあ
る。
当初(第9図においてT=0)、第1及び第2
の型部材5,6は、ガラス材料のガラス転移点
Tg(SF8のTg=443℃)より43℃低い400℃に調
整された。又、第2図に示すノズル1から流化す
るガラス流体2の粘度は約104.6ポアズ(815゜±5
℃)となるように調整された。
の型部材5,6は、ガラス材料のガラス転移点
Tg(SF8のTg=443℃)より43℃低い400℃に調
整された。又、第2図に示すノズル1から流化す
るガラス流体2の粘度は約104.6ポアズ(815゜±5
℃)となるように調整された。
上記型部材5,6の押圧開始時期T2から押圧
終了時期T6までの成形期間(約10秒間)におい
て、被成形部21のガラスは、型部材5,6の温
度差により急激に冷却され、粘度は104.6ポアズか
ら1014.5ポアズ以上となる。本実施例においては、
型部材5,6は押圧終了時まで400℃に保持され
るよう夫々ヒーター8,9により加熱され、この
時成形品23のガラス温度はこの型部材5,6と
略同温となる。
終了時期T6までの成形期間(約10秒間)におい
て、被成形部21のガラスは、型部材5,6の温
度差により急激に冷却され、粘度は104.6ポアズか
ら1014.5ポアズ以上となる。本実施例においては、
型部材5,6は押圧終了時まで400℃に保持され
るよう夫々ヒーター8,9により加熱され、この
時成形品23のガラス温度はこの型部材5,6と
略同温となる。
実施例 2
この実施例においては、光学ガラスF8(Tg=
445℃、比重3.36)の溶融ガラスを用い、実施例
1と同様の方法で外径6mm、中心肉厚4mm、コバ
厚3.08mm、曲率がR1=R2=10mm、ガラス容量
0.100c.c.、重量337mgの両凸形状のリヒートプレ
ス用プリフオームの成形を行なつた。
445℃、比重3.36)の溶融ガラスを用い、実施例
1と同様の方法で外径6mm、中心肉厚4mm、コバ
厚3.08mm、曲率がR1=R2=10mm、ガラス容量
0.100c.c.、重量337mgの両凸形状のリヒートプレ
ス用プリフオームの成形を行なつた。
この実施例では、型部材5,6として実施例1
と同様のものを使用し、型温が375℃(F8の
Tg445℃より70℃低い温度)となるようヒーター
8,9の調整を行なつた。
と同様のものを使用し、型温が375℃(F8の
Tg445℃より70℃低い温度)となるようヒーター
8,9の調整を行なつた。
又、不図示の溶融炉にて溶融されたガラスをガ
ラス流体2の粘度が102.95〜103.1ポアズ(1080℃
〜1050℃)となるように調整した。
ラス流体2の粘度が102.95〜103.1ポアズ(1080℃
〜1050℃)となるように調整した。
そして、各シリンダー13,16,17の作動
圧力を夫々50Kg、200Kg、50Kgに設定し、実施例
1と同様の方法でプレス成形及び切断処理を行な
い、成形品23の内部粘度が109ポアズ(約540
℃)になつたところで第2の型部材6から取り出
したところ、得られた成形品23は、所望の成形
品に対して外径精度で±0.01mm、中心肉厚で±
0.02、重量で±3mg(±0.9%)のバラツキ内に
収まり、表面中心部のヒケも平均40μm程度のも
のであり、表面状態も良好なリヒートプレス用プ
リフオームとして十分使用できる精度のものであ
つた。
圧力を夫々50Kg、200Kg、50Kgに設定し、実施例
1と同様の方法でプレス成形及び切断処理を行な
い、成形品23の内部粘度が109ポアズ(約540
℃)になつたところで第2の型部材6から取り出
したところ、得られた成形品23は、所望の成形
品に対して外径精度で±0.01mm、中心肉厚で±
0.02、重量で±3mg(±0.9%)のバラツキ内に
収まり、表面中心部のヒケも平均40μm程度のも
のであり、表面状態も良好なリヒートプレス用プ
リフオームとして十分使用できる精度のものであ
つた。
実施例 3
この実施例においては、実施例1と同様の光学
ガラスSF8の丸棒を用い、外径20mm、中心肉厚3
mm、コバ厚1.6mm、曲率がR1=32mm、ガラス容量
0.693c.c.、重量2.92gの手凸形状のレンズ成形を
非酸化雰囲気中で行なつた。
ガラスSF8の丸棒を用い、外径20mm、中心肉厚3
mm、コバ厚1.6mm、曲率がR1=32mm、ガラス容量
0.693c.c.、重量2.92gの手凸形状のレンズ成形を
非酸化雰囲気中で行なつた。
SF8から成る丸棒は直径10mm±1mmのもので、
表面のキズやゴミを除去した上で、不図示の加熱
炉で105ポアズ(約775℃)程度の粘度となるよう
に加熱した。
表面のキズやゴミを除去した上で、不図示の加熱
炉で105ポアズ(約775℃)程度の粘度となるよう
に加熱した。
又、型部材5,6は炭化タングステンから成る
ものを用い、成形面5a,6aを光学鏡面とし、
型温が510℃(ガラス粘度で約109ポアズに相当す
る)となるようヒーター8,9により加熱した。
又、胴型部材も型部材5,6と同様炭化タングス
テンから成るものを用い、この胴型部材7を不図
示の外部ヒータで400℃となるように加熱した。
ものを用い、成形面5a,6aを光学鏡面とし、
型温が510℃(ガラス粘度で約109ポアズに相当す
る)となるようヒーター8,9により加熱した。
又、胴型部材も型部材5,6と同様炭化タングス
テンから成るものを用い、この胴型部材7を不図
示の外部ヒータで400℃となるように加熱した。
又、本実施例においては、成形を非酸化雰囲気
中で行なうため、装置全体をカバーでおおい、ア
ルゴンガスで置換した。
中で行なうため、装置全体をカバーでおおい、ア
ルゴンガスで置換した。
そして、各シリンダー13,16,17の作動
圧力を夫々170Kg、350Kg、150Kgに設定し、実施
例1と同様の方法でプレス成形及び切断処理を行
つた。ただし、本実施例においては、溶融ガラス
流の代わりに先端付近を上記した粘度にまで軟化
したあガラス棒を使用した。
圧力を夫々170Kg、350Kg、150Kgに設定し、実施
例1と同様の方法でプレス成形及び切断処理を行
つた。ただし、本実施例においては、溶融ガラス
流の代わりに先端付近を上記した粘度にまで軟化
したあガラス棒を使用した。
プレス成形及び切断完了後、各シリンダー1
3,16,17は圧力を加えたままの状態で、ヒ
ーター8,9及び胴型部材加熱用の外部ヒーター
の出力を徐々に弱め、型部材5,6と成形品22
の温度が400℃(ガラス粘度で約1014.5ポアズ以
上)になるまで冷却した後、成形品23を実施例
1と同様の方法で第2の型部材6から取り出し
た。得られた成形品は、所望の成形品に対して外
径精度で±0.005mm、中心肉厚で±0.01mm重量で
±0.025g(±0.85%)以内のバラツキに収まり、
表面状態も良好で、ヒケによる面変形もほとんど
見られず、特に高精度を要求されないレンズとし
てこのままで十分使用できる状態であつた。
3,16,17は圧力を加えたままの状態で、ヒ
ーター8,9及び胴型部材加熱用の外部ヒーター
の出力を徐々に弱め、型部材5,6と成形品22
の温度が400℃(ガラス粘度で約1014.5ポアズ以
上)になるまで冷却した後、成形品23を実施例
1と同様の方法で第2の型部材6から取り出し
た。得られた成形品は、所望の成形品に対して外
径精度で±0.005mm、中心肉厚で±0.01mm重量で
±0.025g(±0.85%)以内のバラツキに収まり、
表面状態も良好で、ヒケによる面変形もほとんど
見られず、特に高精度を要求されないレンズとし
てこのままで十分使用できる状態であつた。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、次のよ
うな効果が生じる。
うな効果が生じる。
(1) 成形品表面にシヤーマーク等の表面欠陥がな
く、寸法精度及び重量精度の高い光学レンズ或
いはリヒートプレス用プリフオーム等の光学素
子をプレス成形後の研削、研摩等の後加工を一
切必要とせずに製造することができる。
く、寸法精度及び重量精度の高い光学レンズ或
いはリヒートプレス用プリフオーム等の光学素
子をプレス成形後の研削、研摩等の後加工を一
切必要とせずに製造することができる。
(2) 成形に用いるガラス流体の精度があまり要求
されないため、溶融ガラス等の流出装置が安価
なものでよく、高い技術を必要としない。又、
溶融炉のガラス液面変動による流出ガラスの流
量、温度変化に対して柔軟性があるため、溶融
炉も安価なものでよい。
されないため、溶融ガラス等の流出装置が安価
なものでよく、高い技術を必要としない。又、
溶融炉のガラス液面変動による流出ガラスの流
量、温度変化に対して柔軟性があるため、溶融
炉も安価なものでよい。
(3) 成形に用いるガラス材料は、溶融ガラスのほ
かガラス棒或いはシート状のものでも差し支え
なく、又これらの精度もさほど要求されない。
かガラス棒或いはシート状のものでも差し支え
なく、又これらの精度もさほど要求されない。
(4) ガラス流体に対して成形用型部材及び胴型部
材により直接プレス成形するとともに成形品外
周の余剰部分の切断処理をするため、従来プレ
ス成形が困難であつた小型で薄い成形品も高精
度かつ容易に製造できる。
材により直接プレス成形するとともに成形品外
周の余剰部分の切断処理をするため、従来プレ
ス成形が困難であつた小型で薄い成形品も高精
度かつ容易に製造できる。
第1図は本発明の実施例を示すプレス成形装置
の概略断面図である。第2図〜第6図は第1図に
示す装置の要部断面図であり、同装置の工程順の
作動状態が示してある。第7図は、切断片22が
切断分離した状況を示す図である。第8図は、第
1及び第2の型部材の周辺を示す斜視図である。
第9図は第1図に示すプレス成形装置の各作動部
のタイミングチヤートを示す図である。第10図
は第1実施例におけるプレス成形時の型部材及び
プレスの温度の時間的変化を示すグラフである。 1…ノズル、2…ガラス流体、3…切断跡、4
…切断刃、5…第1の型部材、6…第2の型部
材、7…胴型部材、21…被成形部、22…切断
片、23…成形品、31…切断部材、32…切断
用エツジ。
の概略断面図である。第2図〜第6図は第1図に
示す装置の要部断面図であり、同装置の工程順の
作動状態が示してある。第7図は、切断片22が
切断分離した状況を示す図である。第8図は、第
1及び第2の型部材の周辺を示す斜視図である。
第9図は第1図に示すプレス成形装置の各作動部
のタイミングチヤートを示す図である。第10図
は第1実施例におけるプレス成形時の型部材及び
プレスの温度の時間的変化を示すグラフである。 1…ノズル、2…ガラス流体、3…切断跡、4
…切断刃、5…第1の型部材、6…第2の型部
材、7…胴型部材、21…被成形部、22…切断
片、23…成形品、31…切断部材、32…切断
用エツジ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス流体を挟むように対向する成形面を該
ガラス流体を略直角方向から押圧して成形品の機
能面を形成するよう配置された一対の成形用型部
材と、該成形用型部材の外周に設けられ該成形用
型部材の動作とは独立して作動し前記成形品の側
面を形成する胴型部材とを有することを特徴とす
る光学素子の成形用型。 2 前記胴型部材が前記成形品の側面を形成する
とともに前記ガラス流体から前記成形品を分離す
る手段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の光学素子の成形用型。 3 前記胴型部材が前記成形品と分離せしめられ
たガラス流体を分割的に切断して前記成形用型か
ら離脱せしめる手段を備えたことを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の光学素子の成形用型。 4 前記ガラス流体が10〜107ポアズの粘度を有
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の光学素子の成形用型。 5 前記ガラス流体がガラス溶融炉の流出ノズル
から流下する溶融ガラス流であることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の光学素子の成形用
型。 6 前記ガラス流体が再加熱されたロツド又はシ
ート状のガラス材料から成ることを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の光学素子の成形用型。 7 前記ガラス流体をガラス粘度で108ポアズに
相当する温度とガラス転移点(ガラス粘度で約
1013ポアズに相当する)より100℃低い温度の範
囲内の成形用型で加圧成形することを特徴とする
特許請求の範囲第2項記載の光学素子の成形用
型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30012387A JPH01145340A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 光学素子の成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30012387A JPH01145340A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 光学素子の成形用型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01145340A JPH01145340A (ja) | 1989-06-07 |
JPH0445459B2 true JPH0445459B2 (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=17881000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30012387A Granted JPH01145340A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 光学素子の成形用型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01145340A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5322541A (en) * | 1991-03-28 | 1994-06-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of producing glass blank |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP30012387A patent/JPH01145340A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01145340A (ja) | 1989-06-07 |
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