JPH0445319Y2 - - Google Patents

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JPH0445319Y2
JPH0445319Y2 JP15289889U JP15289889U JPH0445319Y2 JP H0445319 Y2 JPH0445319 Y2 JP H0445319Y2 JP 15289889 U JP15289889 U JP 15289889U JP 15289889 U JP15289889 U JP 15289889U JP H0445319 Y2 JPH0445319 Y2 JP H0445319Y2
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handset
base set
protrusion
receiver
power supply
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は充電式のコードレス電話機に関する。
[従来の技術] 現状のコードレス電話機では、持ち運び自由な
ハンドセツト(送受話器)と、電話回線に接続さ
れるベースセツト(電話機本体)との中継が、相
互間で送受される電波を利用して行われている。
このためハンドセツトには、ベースセツトとの無
線交信に必要な動作電源としてバツテリーが内蔵
されている。このバツテリーは、通常、数時間の
連続通話に耐える容量をそなえているが、いずれ
にしても定期的に充電する必要がある。
この充電操作は、ベースセツトにハンドセツト
を着脱自在に上置きするユニツトの場合、ハンド
セツトをベースセツトに凹設されたハンドセツト
受部に置着することで行われる。即ち、ハンドセ
ツトの置着状態で、その送話部や受話部の端面に
設けられている充電端子が、ハンドセツト受部の
対応位置に設けられている給電端子と接触して、
ベースセツトの内蔵電源からハンドセツトのバツ
テリーに充電される。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この種のコードレス電話機では、通
話に際して、ハンドセツトにしばしば充電不良を
引き起こしていることがある。これは、ハンドセ
ツトをハンドセツト受部にリセツトする際の僅か
な位置ずれによつて生じる端子相互間の接触不良
に起因している。
一方、ハンドセツトのベースセツトに対する着
脱の便を考慮した場合、ベースセツトに凹設する
ハンドセツト受部は、ハンドセツトの寸法よりも
若干大きく形成して、両者間に一定のガタを設定
することが必要である。これがため、上記接触不
良の問題は、単にハンドセツト、ハンドセツト受
部相互の形状や隙間を調整するだけでは容易に解
決し得ない難がある。
本考案は、上記接触不良による充電不良の問題
を的確に解消する機能を備えたコードレス電話機
を提供する。
[課題を解決するための手段] 本考案のコードレス電話機は、ハンドセツトを
置着するベースセツトのハンドセツト受部に、ハ
ンドセツトの充電端子と接触する給電端子を設け
たものにおいて、上記ハンドセツト受部の底面
に、ハンドセツトの自重で没入される突子を設け
ると共に、上記ハンドセツト受部の内側面には、
上記突子の没入動作に応動して突出されるハンド
セツト押えを設けたことを特徴としている。
[作用] ハンドセツト受部に上記機構を具備させれば、
ハンドセツトを置着すると、該ハンドセツトの自
重で突子が没入し、これに応動してハンドセツト
受部の内側面からハンドセツト押えが突出され
る。即ち、ハンドセツト押えの動作でハンドセツ
トの位置ずれを修正することができ、これにより
ハンドセツトの充電端子をハンドセツト受部の給
電端子に密着させる自動調芯作用が得られる。
[実施例] 以下、実施例を図示して説明する。
第1図は本考案に係るコードレス電話機の実施
例を図示し、ベースセツト1と、このベースセツ
ト1の片側で凹設されたハンドセツト受部3に着
脱自在に置着されるハンドセツト2とから構成さ
れている。
ここにおいて、ベースセツト1は電源及び電話
回線と接続して定置される一方、ハンドセツト2
はベースセツト1から分離して持ち運び自由とさ
れ、コードレスで電話交信可能である。即ち、ハ
ンドセツト2は、内面側の両端部に受話部4と送
話部5を設け、中間操作部6に必要な操作キー等
を配列していると共に、無線機を内蔵し、ベース
セツト1との無線交信を介して電話回線と接続さ
れる。なお、7はベースセツト1に内蔵されてい
る無線機のアンテナを示す。(一方、ハンドセツ
ト2は、この場合、アンテナビルドインタイプで
例示されている)。そして、ハンドセツト2にお
ける送話部5の端面5aには、内蔵バツテリーの
充電に必要な一対の充電端子8,8が露出されて
いる。
一方、ハンドセツト2を置着するベースセツト
1のハンドセツト受部3は、ハンドセツト2の着
脱の便を図るため、ハンドセツト2の寸法よりも
前後、左右に若干大きく形成されており、その内
部にハンドセツト2が適当なガタを有して上置き
される。そして、ハンドセツト受部3の前端部に
は、その内側面3aからハンドセツト2の充電端
子8,8と接触する一対の給電端子9,9が突設
され、ハンドセツト2の置着状態で、ハンドセツ
ト2の内蔵バツテリーがベースセツト1の内蔵電
源から自動的に充電される仕組みとなつている。
そして、このコードレス電話機には、充電端子
8,8と給電端子9,9との接触不良を防止する
ため、ベースセツト1に次のような機構が設けら
れている。
まず、ハンドセツト受部3における中高部の底
面3Aには、その上に置着されるハンドセツト2
の自重で没入される突子10を設けている。この
突子10は、第2図に示すように、該突子10が
挿通されるベースセツト1の突子没入孔12の段
部12aと、その先端に設けた受圧板11との間
にスプリング13を介入して、上向き付勢状態で
突没自在に保持されている。
また、ハンドセツト受部3の内側面の3箇所、
即ち、給電端子9,9に対向する後端部の内側面
3bと、突子10の両側に位置する内側面3c,
3dとには、プラスチツクのような可撓材をもつ
て形成したハンドセツト押え14,15,15が
それぞれ突没自在に設けられている。
これらのハンドセツト押え14,15,15
は、第2図に示すように、ベースセツト1に設け
た格納孔16に進退自在に収容されており、ハン
ドセツト2を離脱した状態では、その前端面がハ
ンドセツト受部3の各内側面3b,3c,3dと
面一位置の近傍に後退している。そして、ハンド
セツト2をハンドセツト受部3に置着して、上記
突子10が没入されると、この没入動作に応動し
てそれらが各々内側面3b,3c,3dから所定
のストロークで突出され、ハンドセツト2を三方
から同時に押え付ける役目を果す。
第2図には、突子10の没入動作に応動させて
ハンドセツト押え14,15,15を動作させる
ためにベースセツト1に内蔵される応動機構17
の具体例が示される。すなわち、図示のハンドセ
ツト押え14の例では、突子10を支点Aのまわ
りに揺動するレバー19の一端に連結し、一方、
ハンドセツト押え14を動作するロツド18を支
点Bのまわりに揺動するレバー20の一端に連結
すると共に、レバー19,20の他端側をリンク
21で連結し、突子10の没入動作でハンドセツ
ト押え14が突出され、逆に突子10の突出動作
でハンドセツト押え14が没入されるように構成
している。なお、ハンドセツト押え15,15に
ついても、同様の機械的な応動機構を設けて、ハ
ンドセツト2の自重により動作せしめるようにし
ている。
以上のような機構を備えたコードレス電話機で
あれば、リセツト時におけるハンドセツト2の僅
かな位置ずれに起因した充電不良を確実に防止す
ることができる。
即ち、仮にハンドセツト2のハンドセツト受部
3に対する置着位置が、第2図に二点鎖線で示す
ように、端子接触位置から位置ずれを起こしたと
しても、ハンドセツト2の置着と同時に、ハンド
セツト受部3の底面3Aからその自重を受けて没
入される突子10の動作に応動し、第3図に矢印
X,Y,Yで示すように、三方から同時にハンド
セツト押え14,15,15が突出して来て、前
後、左右の位置ずれを修正することができ、これ
によりハンドセツト2の充電端子8,8をハンド
セツト受部3の給電端子9,9に整合位置で密着
させる自動調芯作用が発揮されるからである。
なお、上述した作用、効果は、ハンドセツト2
の充電端子8,8とこれに対応するハンドセツト
受部3の給電端子9,9とを、第2図に二点鎖線
で示すように、受話部4の側の端面に設ける形式
のものについても、同様に達成される。
第4図は、ハンドセツト2の自重で動作される
突子10の動作をハンドセツト押え14等の動作
に変換するための応動機構17に、電気的な機構
を採用した場合の実施例を示す。即ち、この場合
には、ハンドセツト押え14等を、例えば、電圧
印加で伸縮される圧電素子の積層体22に支持さ
せ、内蔵電源23から該積層体22へ通電する回
路24に介設したスイツチ25を、ハンドセツト
2の自重で没入される突子10の動作でON・
OFFさせるようにしている。
このように、ハンドセツト2の自重を利用して
ハンドセツト押え14等を動作させる機構には、
機械的或いは電気的な様々な機構が利用できる。
なお、ハンドセツト受部3に設けるハンドセツト
押えは、少なくとも、ハンドセツト2を給電端子
9,9に向けて押し付ける方向に動作するもの1
4があれば足りる。
[考案の効果] 以上の通り、本考案のコードレス電話機では、
ベースセツトのハンドセツト受部に、ハンドセツ
トの自重で没入される突子と、この突子の没入動
作に応動して突出されるハンドセツト押えとを設
けたことにより、ハンドセツトの充電端子をハン
ドセツト受部の給電端子に密着させる自動調芯作
用が得られ、ハンドセツトの充電不良の問題を的
確に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すコードレス電話
機の斜視図、第2図はハンドセツト置着状態にお
けるベースセツトの要部断面図、第3図は同じく
作用を示す要部の平面図である。第4図は他の実
施例を示すベースセツトの要部断面図である。 1……ベースセツト(電話機本体)、2……ハ
ンドセツト(送受話器)、3……ハンドセツト受
部、3A……底面、3a,3b,3c,3d……
内側面、8……充電端子、9……給電端子、10
……突子、14……ハンドセツト押え、15……
ハンドセツト押え、17……応動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドセツトを置着するベースセツトのハンド
    セツト受部に、ハンドセツトの充電端子と接触す
    る給電端子を設けたものにおいて、上記ハンドセ
    ツト受部の底面に、ハンドセツトの自重で没入さ
    れる突子を設けると共に、上記ハンドセツト受部
    の内側面には、上記突子の没入動作に応動して突
    出されるハンドセツト押えを設けたことを特徴と
    するコードレス電話機。
JP15289889U 1989-12-29 1989-12-29 Expired JPH0445319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15289889U JPH0445319Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15289889U JPH0445319Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0390555U JPH0390555U (ja) 1991-09-13
JPH0445319Y2 true JPH0445319Y2 (ja) 1992-10-26

Family

ID=31699135

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JP15289889U Expired JPH0445319Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29

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JPH0390555U (ja) 1991-09-13

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