JPH044530A - キーボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、キーボード、特に電子機器の入力手段として
使用され、スペースバーのように細長のキートップを有
するキーボードに関する。

［従来の技術］ 従来、電子機器、特に電子タイプライタ−に使用される
キーボードの仕様につ、いては、機器の性格上、各キー
について耐久回数、キード・ツブの端押しくキートップ
の端部を押すことによるキー操作）などに関する厳しい
規格が課せられている。

特にスペースバーについては細長のキートップを用いる
ために、端押し操作が可能なように連動棒を付けている
ものが殆どである。また一方では、コスト低減のためフ
レームに単独キースイ・ソチを１個、１個を取り付けて
いた方法から、フレームとキースイッチのハウジングを
モールド成形により一体化しているものが多くなってい
る。

このような従来のキーボードが第４図から第６図に図示
されている。第４図において符号１で示すものは、キー
ボードに配置されるキード・ツブのうちスペースバー等
のように細長い形状を有する細長キートップである。こ
の細長キートップ１にはその長手方向に沿って端押し操
作に使用される連動棒２が結合されている。この連動棒
２の端部はキーボードのフレーム（キースイッチのハウ
ジングとモールド成形により一体となっている）３に形
成された摺動面３ａに支持されている。この摺動面３ａ
で支持された端部は、連動棒の長手方向に延びた直線部
２ａである。そして、が−て、名ランク状を呈している
。また、第５図及び第６図に図示したようにキーボード
のフレーム３には連動棒２の長手方向の移動を規制する
規制面３ｂ〜３ｄが形成されている。

このような構成で細長キートップ１を第４図（Ｂ）に示
したように矢印六方向に押し下げると、連動棒２は摺動
面３ａに沿ってＢ方向に移動する。すなわち細長キート
ップｌを操作すると、連動棒２は摺動面３ａを往復移動
する。通常キートップの取り付けには製造上の誤差があ
り、細長キートップの連動棒２が第５図に図示したよう
に矢印Ｃ方向にずれて規制面３ｂ、３Ｃで規制されるよ
うになった場合、連動棒２の折り曲げ部２Ｃ及び摺動面
の角部３ｄが点接触で摺動するようになり、前記摺動面
３ａへの負荷が一気に集中し摺動面の摩耗が増加してし
まう。その結果第６図で示すように、連動棒２が摺動面
３ａに食い込むことになる。その結果連動棒ががたつき
、更に細長キートップの長手方向でのがたつきにつなが
り、細長キートップの端部を押したときのキースイッチ
本来の押し下げストロークが得られなくなり、キー人力
不良という重大な欠点となる。

従って本発明は、このような従来の問題点を解決するた
めになされたもので、連動棒と摺動面の接触を改善し細
長キートップのキー操作を確実にすることが可能なキー
ボードを提供することを課題とする。

［課題を解決するための手段１ 本発明は、このような課題を解決するために、の 細にテートツブの端押し操作時に作用する連動棒を有し
、前記連動棒の長手方向の移動を規制する規制面と細長
キートップの操作に応じて連動棒の端部を長手方向と垂
直方向に摺動させる摺動面を備えたキーボードにおいて
、前記摺動面を摺動する連動棒の端部を連動棒の長手方
向に伸びる直線部とし、その直線部は規制面で規制され
る連動棒の移動範囲内においては少なくとも前記摺動面
全体に接触する長さを有する構成を採用した。

［作用］ このような構成では、細長キートップの連動棒の折り曲
げ部を変形させて長手方向の移動の規制を大きくするか
、あるいは摺動面と接触する連動棒の端部を長手方向に
延ばす、つまり、連動棒の規制面で定まる移動範囲内で
直線部が摺動面の全面と接触するような長さになるので
、連動棒の直線部と摺動面は線接触する。従って直線部
の折り曲がり部である角部が摺動面と点接触することが
なくなり、摺動面での摩耗が少なくなるとともに、摺動
面への負荷の一点集中を避けることができ、押し下げの
ストロークが得られないという問題を解決することがで
きる。

［実施例１ 以下図面に示す実施例に従い本発明の詳細な説明する。

第１図と第２図には本発明の一実施例になるキーボード
が図示されており、第、４図と同様な部分には同一の符
号を付しその説明を省略する。本発明実施例では、第２
図（Ａ）で詳細に図示したように折り曲げ部２ｂが長手
方向にＬの量屈曲変形されている。

このような構成において、細長のキートップｌをＣ方向
へ変位させると連動棒２もＣ方向に始動する。この場合
、折り曲げ部２ｂが変形されているので、第２図（Ｂ）
に示したように折り曲げ部２ｂがフレーム３の規制面３
Ｃに当りそれ以上の移動を不可能にする。従って、直線
部２ａは、なお摺動面３ａ全面にあり、連動棒の角部２
Ｃが摺動面３ａに当ることはない。上記折り曲げ部２ｂ
の変形量りは、キーボードと連動棒２の取り付は構造上
からくるＣ方向へのがた量を加味して定められ、がた量
よりも変形量を大きくし、連動棒２の端部がフレーム３
のいずれかの規制面に当る大きさにする。

第３図（Ａ）、（Ｂ）に示した実施例は、折り曲げ部２
ｂは変形されず、直線部２ａが長手方向に延長される。

このような構成でも連動棒２が第３図（Ｂ）に示したよ
うにＣ方向に移動した場合、直線部２ａの先端がフレー
ム３の規制面に当るので、連動棒のそれ以上の移動を不
可能にする。従って、直線部２ａは、なお摺動面３ａ全
面にあり、第１の実施例と同様に連動棒の角部２ｃが摺
動面３ａに当ることはない。

［発明の効果］ このように本発明によれば、連動棒と摺動面の接触は、
常に線接触となっているので、摺動部の摩耗を減少させ
、連動棒のがたつき、キートップの長手方向のがたを無
くし、正規のキースイッチのストロークを得ることが可
能になる。このように連動棒のがたつきによる摺動面へ
の負荷が一点に集中することが回避され、連動棒の摺動
面の摩耗が減少し、キートップのがたも無くなり、端押
し位置のキースイッチのストロークが確保され、キー人
力の不良をなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は本発明の一実施例になるキーボードの構
造を示した一部破断正面図、第１図（Ｂ）はその側断面
図、第２図（Ａ）は連動棒の構造を更に詳細に説明した
断面図、第２図（Ｂ）は、連動棒が移動した場合の断面
図、第３図（Ａ）は、連動棒の他の実施例を示す断面図
、第３図（Ｂ）は、連動棒が移動したときの断面図、第
４図（Ａ）、（Ｂ）は従来構造のキーボードを示す一部
破断正面図及びその側断面図、第５図と第６図はそれぞ
れ連動棒の移動を示した断面図である。 ｌ−・・細長キートップ　　２−・一連動棒２ａ・・・
直線部　　　　　２ｂ−折り曲げ部３・・−フレーム　
　　　　３ａ−・−摺動面３ｂ〜３ｄ・・・規制面 ２を會ｎ捧 第１図（Ａ） Ａ キーボ件めイ則断頗１ 第１図（Ｂ） 第２図 ２ＪＪ！ＶＪ捧 １ｔｌｌ１７．Ｎ辺ノ目町ω旧 第３図 第５＠ 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）細長のキートップの端押し操作時に作用する連動棒
   を有し、前記連動棒の長手方向の移動を規制する規制面
   と細長キートップの操作に応じて連動棒の端部を長手方
   向と垂直方向に摺動させる摺動面を備えたキーボードに
   おいて、前記摺動面を摺動する連動棒の端部を連動棒の
   長手方向に伸びる直線部とし、その直線部は規制面で規
   制される連動棒の移動範囲内においては少なくとも前記
   摺動面全体に接触する長さを有することを特徴とするキ
   ーボード。