JPH044527B2 - - Google Patents

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JPH044527B2
JPH044527B2 JP56135998A JP13599881A JPH044527B2 JP H044527 B2 JPH044527 B2 JP H044527B2 JP 56135998 A JP56135998 A JP 56135998A JP 13599881 A JP13599881 A JP 13599881A JP H044527 B2 JPH044527 B2 JP H044527B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B7/023Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring distance between sensor and object
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/401Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control arrangements for measuring, e.g. calibration and initialisation, measuring workpiece for machining purposes
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/37Measurements
    • G05B2219/37207Verify, probe, workpiece
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/37Measurements
    • G05B2219/37405Contact detection between workpiece and tool, probe, feeler

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被測定物と接する検知手段の移動位
置から例えば被測定物の孔径等を計測する計測方
法および計測装置に関するものである。 従来、マシニングセンタに自動計測機能を付加
する際に、検出器として接点型の検出器を使用し
た場合、その検出器が被測定物としてのワークに
接したときに発生する接触信号で機械に装着され
ている座標スケール、例えばインダクトシンやレ
ゾルバ等の値を読み取ることが必要である。この
接触信号は機械が移動中に発生するので、信号伝
達系の遅れ(電気信号の遅れ、接触信号を演算処
理部へ取込むときの認識遅れ等)があると、機械
が行きすぎた点の座標を読みとることになる。こ
の誤差は、機械の送り速度が遅くなるほど大きく
なる。 このようなことから、精度の高い計測を行うた
めには機械の送り速度をできるだけ遅くすればよ
いわけであるが、機械の送り速度を遅くすると、
計測に時間がかかりすぎ実用的でないという難点
が生じる。 本発明の目的は、計測精度を低下させることな
く、計測能率を向上させた測定方法および計測装
置を提供することにある。 本発明の計測方法は、被測定物との接触に伴い
検知信号を発生する検知手段と被測定物とを相対
移動させ、前記検知手段が被測定物との接触を検
知した後機械を安全に停止させ得る所定の距離分
移動して移動させる。つまり、検知手段が被測定
物に接触した状態より行き過ぎた状態で停止さ
せ、かつ、その行き過ぎ量が明確に把握できる距
離となるようにするとともに、いわゆるフル制動
よりも緩い制動により移動部分に対する過大な力
を防止して安定した停止動作を行えるようにす
る。 ここで、前記行き過ぎの際の所定の距離として
は、例えば被測定物および検知手段の相対移動を
制御する制御系における指令値データとフイード
バツク用の測定データとの差(サーボエラー量)
が利用できる。 そして、前記検知手段と被測定物とを前記停止
以前の移動方向とは逆方向へ前記所定の距離と同
じか小さい距離だけ高速で移動して停止させ、続
いて、前記検知手段と被測定物とを同方向へ低速
度で移動させ、この低速度での相対移動中に検知
手段が被測定物との離脱を検知したときの位置を
検知手段と被測定物との接触位置として計測す
る。つまり、接触位置を離脱の際とすることで接
触に伴う検出手段の変形誤差等を未然に防止する
とともに、計測時の相対速度を低速度にすること
で計測精度を高め、さらに、前述した行き過ぎ距
離を所定の値に設定することで逆方向移動時の高
速移動範囲を明確化し、低速移動範囲を最小限に
抑えられるようにして高速化を実現する。 また、本発明の計測装置は、被測定物との離接
に伴い検知信号を発生する検知手段と、この検知
手段と前記被測定物とを相対移動させる駆動手段
と、前記被測定物と検知手段との位置を検知する
位置検出手段と、前記駆動手段により前記被測定
物と検知手段とを相対移動させ、前記検知手段か
らの検知信号に基づいて前記駆動手段を機械を安
全に停止させ得る所定の距離だけ移動して停止さ
せ、ついで、前記駆動手段を前記停止以前の移動
方向とは逆方向へ高速度で移動させ停止させたの
ち同方向に低速度で移動させ、この低速移動中の
前記検知手段からの検知信号に基づいて検知手段
と被測定物との接触位置を計測する制御手段とに
より構成され、計測時の相対速度を低速度にする
ことで計測精度を高めるとともに、行き過ぎ距離
を所定の値に設定することで逆方向移動時の高速
移動範囲を明確化して低速移動範囲を最小限に抑
えられるようにする。これにより、測定精度を低
下させることなく、計測能率を向上させるように
して前記目的を達成しようとするものである。 以下、本発明の一実施例を図面について説明す
る。 第1図は本実施例の全体のシステムを示してい
る。同システムは、被測定物としての工作物Wの
計測方向、つまり本実施例では穴Hの直径方向
(以下、x方向とする)に対して、例えばマシニ
ングセンタに接着された検知手段としての圧電素
子等からなり、リングセンサ、タツチセンサ等と
いわれる接触検出器1が駆動装置2の作動によつ
て往復移動できるようになつている。 検出器1は、先端に前記工作物Wと接するプロ
ーブ1Aを備え、このプローブ1Aが工作物Wに
接している間、信号検出回路3を通じて検知信号
を本発明の要部である制御手段としての制御部4
へ与える。この制御部4にはNC装置5が接続さ
れ、このNC装置5には、前記制御部4を通じて
与えられる検知指令STPとともに、前記検出器
1の移動位置を表わすところの駆動装置2に取付
けられた位置検出装置6(第2図参照)からの測
定値データ(Postition Feedback Signal、以下
単にPFSという)も入力されている。そして、
NC装置5は、図示しない信号系等を介して駆動
装置2に適宜その移動速度や移動方向を指令し、
駆動装置2の移動を制御可能であり、予め設定さ
れた手順に従つて前記駆動装置2を制御するよう
になつている。また、制御部4は、前記検出器1
のプローブ1Aが工作物Wから離脱し、その際に
発せられる検知信号を認識した時点の測定値デー
タを計測値として出力するようになつている。 第2図は前記制御部4とNC装置5との回路構
成を示している。同図において、NC装置5は、
第1、第2の記憶手段51,52と、所定の演算
等を行なうNC装置要部53と、加算部54と、
差レジスタ55とからなる。 このうち、第1の記憶手段51は、位置検出装
置6かの測定値データが順次記憶されるようにさ
れたフイードバツクカウンタで構成されている。 また、第2の記憶手段52は指令値データXT
を保持する指令値カウンタであつて、この第2の
記憶手段52にはNC装置要部53の補間演算部
53Aから与えられるクロツクタイムΔTに応じ
た一定時間毎の移動指令値(Δx/ΔT)が逐次入
力され、第2の記憶手段52は送られた指令値
Δx/ΔTを順次積算して現在時点での指令値デー
タXT=Σ(Δx/ΔT)として記憶するようになつ
ている。 これらの第1、第2の記憶手段51,52の差
は、加算部54を介して差レジスタ55に、いわ
ゆるサーボエラー量(SVE)として与えられる。
なお、加算部54および差レジスタ55は可逆カ
ウンタとして構成することができる。 サーボエラー量SVEは、第1の記憶手段51
の測定値データ(PFS)で表される現在位置と、
第2の記憶手段52の指令値データ(XT)で表
される移動目標位置との差であり、駆動装置2は
このサーボエラー量SVEが0となるようにサー
ボ動作を行う。 従つて、このサーボエラー量SVEが0のとき、
駆動装置2は停止することになり、動作すべき間
はサーボエラー量SVEが0となつて駆動装置2
が停止しないように、第2の記憶手段52の指令
値データXTは第1の記憶手段51の測定値デー
タPFSに対して常に先行する位置を示す値に随時
更新され、サーボエラー量SVEは常時0以上の
値に維持されるようになつている。 なお、駆動装置2はサーボエラー量SVEの多
少に応じて速度が加減調整されるものが多用され
ており、この場合にはサーボエラー量SVEは速
度に応じた所定の値とされ、高速移動する際には
指令値データXTの先行量つまりサーボエラー量
SVEを大きくとり、高速移動する際には逆にサ
ーボエラー量SVEを小さくすることで移動速度
調整が行われる。 また、NC装置要部53には、前記補間演算部
53Aの他に、シーケンス情報を扱うシーケンス
部53B、テープ読取部7からのデータをデコー
ドするデコード部53C等が含まれている。さら
に、差レジスタ55の出力は、D/A変換部を含
む駆動装置2に与えられるようになつている。 前記制御部4は、第3、第4の記憶手段41,
42と、一定時間Δt毎にクロツク信号を出力す
るタイマ回路43と、フリツプフロツプ44と、
前記タイマ回路43からのクロツク信号、フリツ
プフロツプ44のセツト出力端Qからの信号およ
び前記信号検出回路3を通じて与えられる検知信
号を入力とするアンド回路45Aと、前記タイマ
回路43からのクロツク信号、フリツプフロツプ
44のリセツト出力端からの信号および検知信
号をインバータ46で反転した信号を入力すると
アンド回路45Bと、前記アンド回路45Aの出
力がHレベル(理論値1)になつた際前記第1の
記憶手段51の測定値データと前記第2の記憶手
段52の指令値データとの差を前記第3の記憶手
段41へ取込むゲート回路47Aと、前記アンド
回路45Bの出力がHレベルとなつた際前記第1
の記憶手段51の測定値データを例えば表示器等
へ出力させるための前記第4の記憶手段42へ取
込むゲート回路47Bとを含み、かつ予め設定さ
れた手順に従つて駆動回路2を制御するようにな
つている。 前記フリツプフロツプ44は、前記アンド回路
45Aの出力がHレベルになるとリセツトされ、
前記アンド回路45Bの出力がHレベルになると
セツトされる。また、フリツプフロツプ44は、
予めNC装置要部53のシーケンス部53Bから
の指令SSによりセツト状態とされるようになつ
ている。 前記NC装置要部53には、アンド回路45A
からの信号が、指令値Δx/ΔTの第2の記憶手段
52への分配を停止させて第2の記憶手段52の
指令値データXTを固定させるための信号STPと
して与えられており、さらにゲート回路47Aを
通つて転送された第3の記憶手段41の値つまり
ゲート回路47Aが開いている時点でのサーボエ
ラー量SVEが、差レジスタ55の値が一旦零に
された後にプローブ1Aを逆方向に移動させる際
の戻り移動量を指定する信号ΔXSVEとして与えら
れている。 次に、本実施例の作用を第3図および第4図を
も参照して説明する。 まず、初期条件としてフリツプフロツプ44を
セツトした後、NC装置要部53からの指令によ
り、駆動装置2を介して検出器1を測定開始点と
なる基準位置P0より速度V1で移動させると(第
3図参照)、位置フイードバツク信号PFSが駆動
装置2に取付けられた位置検出装置6から与えら
れ、その測定データが第1の記憶手段51に順次
記憶される。 一方、検出器1が速度V1で移動する過程にお
いて、プローブ1Aが工作物Wと接する位置Pに
達すると、信号検出回路3を通じてHレベルの検
知信号(接触信号)が制御部4のアンド回路45
Aへ与えられる。アンド回路45Aは、フリツプ
フロツプ44がセツトされた状態つまりそのセツ
ト出力端QからHレベルの信号が与えられている
状態にあるから、タイマ回路43からのクロツク
信号が与えられたとき、Hレベルの出力を発生す
る。そのアンド回路45AからのHレベルの出力
は、フリツプフロツプ44へリセツト信号として
与えられてフリツプフロツプ44がリセツトされ
ると同時に、NC装置要部53へ停止信号STPと
して与えられ、第2の記憶手段52への指令値
Δx/ΔTの分配が停止されて第2の記憶手段52
の指令値データXTが固定され、さらに、このア
ンド回路45AからのHレベルの出力はゲート回
路47Aにも与えられてゲート回路47Aが開放
される。このゲート回路47Aの開放により、そ
の時点(位置Pで接触した時点)での差レジスタ
55の値、つまりその時点での第1の記憶手段5
1の測定値データPFSと第2の記憶手段52の指
令値データXTとの差(サーボエラー量SVE)が、
戻り移動量ΔXSVEとして第3の記憶手段41に記
憶される。 この後、駆動装置2は差レジスタ55のサーボ
エラー量SVEが0になるようにサーボ動作を続
けるが、第2の記憶手段52の指令値データXT
は既に固定されており、サーボエラー量SVEは
徐々に減少する。このサーボエラー量SVEの減
少に伴つて駆動装置2は減速してゆき(第3図の
グラフ参照)、検出器1はサーボエラー量SVEが
0になる位置P1まで惰性を利用した移動を行い、
位置P1において停止する。 ここで、検出器1のプローブ1Aが工作物Wと
接し、それに伴う検知信号が出力されてから停止
するまでの検出器1の実際の行きすぎ量lは、 l=位置Pでのサーボエラー量SVE +V1・Δt1 ……(1) で表わされる。ここで、Δt1は、検出器1のプロ
ーブ1Aが工作物Wに接して検知信号が出力され
た時点からタイマ回路43のクロツク信号が与え
られるまでの時間つまり制御部4が検知信号を認
識するまでの遅れで、少なくともクロツク信号の
周期Δtより小さい。このΔtおよび速度V1の積
V1・Δtは、プローブ1Aと工作物Wとが接触し
たのち駆動装置2における制動が開始されるまで
の検出器1側の空走距離となる。また、前述のよ
うに、駆動装置2における制動が開始されたのち
停止に至る制動距離はサーボエラー量SVEであ
る。 次に、検出器1が停止した位置P1から検出器
1を、前記第3の記憶手段41に記憶された
ΔXSVE(つまり位置Pでのサーボエラー量SVE)
だけ逆方向へ比較的高速度である速度V2で移動
させ、更にその位置P2から低もしくは微小速度
である速度V3で同方向へ移動させる。 検出器1が速度V3で移動する過程において、
そのプローブ1Aが工作物Wから離脱する位置P
に達すると、信号検出回路3を通じてLレベルの
検知信号(離脱信号)が制御部4のインバータ4
6で反転された後、アンド回路45Bへ与えられ
る。アンド回路45Bは、フリツプフロツプ44
がリセツトされた状態つまり出力端からHレベ
ルの信号が与えられている状態にあるから、タイ
マ回路43からのクロツク信号が与えられたと
き、Hレベルの出力を発生する。このアンド回路
45BからのHレベルの出力により、ゲート回路
47Bが開放され、この時の第1の記憶手段51
の測定値データが第4の記憶手段42へ記憶され
ると同時に、フリツプフロツプ44がセツトさ
れ、周期状態とされる。この後、第4の記憶手段
42に記憶されたデータは、計測値として例えば
表示器等に表示することができる。 ここで、検出器1のプローブ1Aが工作物Wか
ら離脱し、その際の検知信号が出力された時点か
ら、その検知信号を認識するまでの間Δt2(<Δt)
における検出器1の行きすぎ量つまり誤差δは、 δ=V3・Δt2 ……(2) で表わされる。従つて、速度V3を低速もしくは
微小速度とすれば、誤差δをきわめて小さくする
ことができる。また、速度V2については測定に
無関係であるから速い送りとし、速度V1につい
ては多少誤差があつてもよいので、最も速い検出
器1の許容速度とすれば、速度V3を低速もしく
は微小速度としたとしてもその移動距離が僅かな
範囲に限られるため、計測精度を落とすことな
く、かつ計測能率を上げることが可能である。 例えば、検出器1の基準位置P0から検出器1
が工作物Wと接触するための距離0(実際には
不明)な10mm、Δt=5m/secの条件において、 速度V1、V2、V3をともに2000mm/minのよ
うな高速度とすると、測定時間は1秒以下であ
るが、測定誤差は最大166μmとなる。 一方、速度V1、V2、V3をともに10mm/min
のような低速度とすると、測定誤差は約0.8μm
であるが、測定時間は1分以上となる。 さらに、速度V1を2000mm/min、速度V2
1000mm/min、速度V3を10mm/minとすると、
測定精度はと同じで約0.8μmであり、測定時
間は、前記行きすぎ量と2mmとしても約1.4秒
となる。 従つて、の条件で送り速度を制御すれば、計
測精度を落とすことなく、計測時間を著しく短縮
することができる。 第4図は上方には制御部4の各種信号波形のタ
イムチヤートが示され、下方には時間軸を共通に
した場合の検出器1の速度Vの絶対値における変
化が示されている。 以上の説明ではプローブ1Aの接触端の径を無
視したが、実際にはその接触端の径を補正する必
要がある。また、計測の対象としては、穴径の計
測のほか、穴芯の測定、自動芯出し、同芯穴加工
等に利用することができる。 なお、前記実施例における第2図では、制御部
4をハードウエアとしての論理回路による構成を
示したが、最近の如く、CNC(omputerized
Numerical ontrol device)タイプの数値制
御装置の場合には、制御部4を具体的な理論回路
の構成とする必要がなくなり、一群のプログラム
指令に置換えることができる。 こうしたプログラム指令群はCNC装置におい
て、サブプログラムとしてΔtごとの割込み信号
に応答して読み出され、実行される。 以下、このプログラム指令の主なステツプを説
明する。 今、機械(検出器)が速度V1で移動中におい
て、CNC装置のタイマ回路等から割込み信号が
与えられると、信号検出回路3の出力の有無がチ
エツクされ、この信号検出回路3の出力が“有”
のときには、CNC装置内での補間演算を停止さ
せるとともに、このときのサーボエラー量SVE
を戻り移動量ΔXSVEとしてレジスタ(前記実施例
における第3の記憶手段41に相当する)にスト
アする。やがて、機械が前述の戻り移動量ΔXSVE
分だけ移動したあと停止されると、前記レジスタ
の内容を機械の駆動系に指令値として与え、機械
を前記速度V1での移動方向とは逆方向に速度V2
で移動させるように指令する。 ついで、逆向きに戻り移動量ΔXSVE分の移動が
終ると、低(微)速度V3で速度V2と同一方向へ
の移動指令を与える。この低速度V3での移動中
に、信号検出回路3の出力が“有”から“無”に
変わつたことをチエツクし、“無”になつていた
らコマンドパルス(Δx/ΔT)の供給を停止させ
る。そして、このときの第1の記憶手段の内容を
レジスタへ転送し、必要ならその値を表示させる
ように指令する。 以上、プログラム指令の中の主なものを説明し
たが、熟練したプログラマーであれば、第2図を
参照することになつて、割込み指令に応答して作
動する一連のプログラムを作成することは容易で
ある。 また、前記実施例では、マシニングセンタに装
着するようにしたが、本発明はこれに限られるも
のではなく例えばNC横中ぐり盤等でも可能であ
り、さらには工作機械に限らず一般の計測装置、
例えば座標測定装置にも適用できる。 さらに、検出器1のプローブ1Aが工作物Wに
接触してから停止させる迄は、通常の計測装置の
ように惰性で移動させてもよく、あるいは駆動装
置2で強制的に移動させてもよく、何れにしても
接触後に相対移動を制動して停止に至る際に所定
の制動距離となるようにできればよく、要するに
本発明の要旨は、検出器1を所定の制動距離とな
るように行き過ぎさせ、この制動距離の分を高速
で戻し、かつその後の戻しを低速移動させる過程
で接触位置を検出するということである。 上述のように、本発明によれば、計測精度を低
下させることなく計測能率を向上させることがで
きる計測方法および計測装置を提供できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
全体のシステムを示す説明図、第2図は制御部と
NC装置の回路構成を示す回路図、第3図は検出
器の移動を示す説明図、第4図は制御部の各種信
号波形のタイムチヤートである。 1……検知手段としての検出器、2……駆動手
段としての駆動装置、4……制御手段としての制
御部、5……NC装置、6……位置検出手段とし
ての位置検出装置、41……第3の記憶手段、4
2……第4の記憶手段、51……第1の記憶手
段、52……第2の記憶手段、53……NC装置
要部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定物との接離に伴い検知信号を発生する
    検知手段と被測定物とを相対移動させ、 前記検知手段が被測定物との接触を検知した後
    機械を安全に停止させ得る所定の距離分移動して
    停止させ、 ついで、前記検知手段と被測定物とを前記停止
    以前の移動方向とは逆方向へ前記所定の距離と同
    じか小さい距離だけ高速度で移動して停止させ、 続いて、前記検知手段と被測定物とを同方向へ
    低速度で移動させ、 この低速度での相対移動中に検知手段が被測定
    物との離脱を検知したときの位置を検知手段と被
    測定物との接触位置として計測することを特徴と
    する計測方法。 2 特許請求の範囲第1項において、前記所定の
    距離を、前記被測定物および検知手段の移動を制
    御する制御系における指令値データとフイードバ
    ツク用の測定値データとの差で与えられるサーボ
    エラー量に基づく距離としていることを特徴とす
    る計測方法。 3 被測定物との離接に伴い検知信号を発生する
    検知手段と、この検知手段と前記被測定物とを相
    対移動させる駆動手段と、前記被測定物と検知手
    段との位置を検知する位置検出手段と、前記駆動
    手段により前記被測定物と検知手段とを相対移動
    させ、前記検知手段からの検知信号に基づいて前
    記駆動手段を機械を安全に停止させ得る所定の距
    離だけ移動して停止させ、ついで、前記駆動手段
    を前記停止以前の移動方向とは逆方向へ高速度で
    移動させ停止させたのち同方向に低速度で移動さ
    せ、この低速移動中の前記検知手段からの検知信
    号に基づいて検知手段と被測定物との接触位置を
    計測する制御手段とにより構成されていることを
    特徴とする計測装置。 4 特許請求の範囲第3項において、前記被測定
    物および検知手段の相対移動を制御する制御系に
    おける指令値データとフイードバツク用の測定デ
    ータとの差を移動距離として指令する指令手段を
    設けたことを特徴とする計測装置。
JP13599881A 1981-08-29 1981-08-29 計測方法および計測装置 Granted JPS5837505A (ja)

Priority Applications (4)

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JP13599881A JPS5837505A (ja) 1981-08-29 1981-08-29 計測方法および計測装置
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