JPH044524A - 電気摺動接触器 - Google Patents

電気摺動接触器

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JPH044524A
JPH044524A JP2106718A JP10671890A JPH044524A JP H044524 A JPH044524 A JP H044524A JP 2106718 A JP2106718 A JP 2106718A JP 10671890 A JP10671890 A JP 10671890A JP H044524 A JPH044524 A JP H044524A
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JP
Japan
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contact
copper
amount
electric sliding
sliding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2106718A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kojima
猛 小島
Sugako Ootake
大嶽 崇雅子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH044524A publication Critical patent/JPH044524A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/60Auxiliary means structurally associated with the switch for cleaning or lubricating contact-making surfaces

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  • Contacts (AREA)
  • Slide Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電気摺動接触器、特に大電流下で摺動開閉
または常閉される電気摺動接触器に関する。
従来の技術 従来から、第1図の模式的断面図に示すような構成を有
する自動車用スイッチに使用される大負荷直切摺動スイ
ッチおよびwc2図の模式的断面図に示すような構成を
有する電車トロリー線や銅系すり板等に使用される大電
流常閉スイッチ等の電気摺動接触器においては、耐熱性
、機械強度、耐腐食性、潤滑性およびハンダ付性等の緒
特性を高めるために、接点(2)および接点(4)とし
て銅母材にFe、Ni、Co、AgまたはZn等の金属
またはMg等のアルカリ土類金属を配合した調合金製の
ものを使用すると共に、接触面に塗布する接点潤滑剤(
5)としてグリース系もしくはワックス系の有機潤滑剤
が使用されている。
しかしながら、この種の電気摺動接触器においては、通
電摩擦時の発熱のほか、接点開閉時またはチャツタリン
グ発生時に電気アークが発生し、このような高温環境下
ではFe%Ni等の金属やアルカリ土類金属またはこれ
らの酸化物の摩耗粉末は、有機潤滑剤の主成分である炭
化水素系オリゴマーの脱水素分解反応の活性な触媒とな
るために、有機潤滑剤が使用に伴って消失または劣化し
、接点の摩耗もきたらすという問題がある。
発明が解決しようとする課題 この発明は、上記問題点を解決し、有機潤滑剤の消失や
劣化を防止し、接点の摩耗が極めて少ない電気摺動接触
器を提供するためになされたものである。
課題を解決するための手段 即ちこの発明は、銅系すり板(2a)もしくは絶縁体(
1)に埋設された銅系固定接点(2)、および該銅系す
り板(2a)もしくは該銅系固定接点(2)と接触する
銅系接点(4)から構成される電気摺動接触器において
、該銅系すり板(2a)もしくは該接点(2)および/
または該接点(4)にSnが0.05〜15重量%配合
されたことを特徴とする電気摺動接触器Jこ関する。
以下、本発明を前記の第1図および第2図に基づいてさ
らに詳述する。
第1図は大負荷直切摺動スイッチの模式的断面図である
。この場合、絶縁体(1)内には、エアギャップ(3)
を設けて銅系の固定接点(2)が埋設され、銅系接点(
4)は絶縁体(1)、エアギャップ(3)および固定接
点(2)の表面上を摺動する可動接点である。
また、第2図は大電流常閉スイッチの模式的断面図であ
る。この場合、銅系すり板(2a)と接触する銅系接点
(4)はトロリー線である。
第1図に示す態様の場合には、接点(2)および/また
は接点(4)にSnが配合され、第2図に示す態様の場
合にも銅系すり板(2a)及び/又は接点(4)にSn
が配合される。
Snの配合量は0.05〜15重量%であり、銅系すり
板(2a)等にCu以外の金属特にFe、Ni、C。
等が多量に配合されるに従って多くなる。
銅系すり板(2a)もしくは接点(2)および/または
接点(4)には所望により、PまたはC「を0゜O1〜
0.5重量%配合することによって、Snの銅母材への
分散性を改良してもよい。
また、銅系すり板(2a)もしくは接点(2)および/
または接点(4)にはさらに所望により、外殻電子構造
がd#、、dll+の金属(Fe、Ni、Co5Zn。
Ag等)、アルカリ土類金属および/または黒煙等の成
分を適宜、例えば0.03〜15重量%、好ましくは0
.1〜5重量%配合してもよい。
なお、製造上の観点からは、上記の配合成分は接点(2
)および/または接点(4)に均一に配合するのが一般
的であるが、所望により、該接点の電気的I:接触する
表層部のみに配合してもよい。
絶縁体(1)の成形材料としては、従来からこの種の電
気摺動接触器において常用されているものを適宜使用す
ればよいが、特に好適なものは、熱可塑性樹脂、例えば
ポリアミド66、ポリイミド46またはポリエチレンテ
レフタレートにガラス繊維、例えば直径8〜13μ、長
さ3〜12amのガラス短繊維を10〜40重量%、好
ましくは15〜30重量%配合したものである。
第1図および第2図に示す電気摺動接触器の使用に際し
ては、固定接点(2)と絶縁体(1)と接点(4)との
接触面または銅系すり板(2a)と接点(4)との接触
面には油系潤滑グリース(5)が塗布される。本発明者
は、核油系潤滑グリース(5)内へSnO,微粒子を所
定量配合することによっても従来のこの種の電気摺動接
触器の前記の問題点が解決されることを究明した。
即ち本発明には、油系潤滑グリースにSnO□微粒子を
0.05〜2.0重量%配合した電気摺動接触器用接点
潤滑剤が包含される。
油系潤滑グリースとしては、従来からこの種の電気摺動
接触器に常用されているグリースを適宜使用すればよい
が、特に好適なグリースは、ポリプロピレングリコール
等のグリコール系基油にステアリン酸リチウム等のナト
リウム石けんを適宜配合したものである。
Snow微粒子、好ましくは粒径lμ以下のSn○2微
粒子の配合量は0.05〜2.0重量%であり、0.0
5重量%以下の場合には所期の効果は得られず、2.0
重量%以上になっても期待した効果の増大みられず、コ
ストの上昇を招くのみである。
本発明による上記の接点潤滑剤を使用する場合には、電
気接触器の銅系のすり板(2a)もしくは接点(2)お
よび/または接点(4)にSnが配合されていなくても
本発明の所期の目的を達成することができるが、該すり
板(2a)もしくは接点(2)および/または(4)に
もSnを配合することによって有機潤滑剤の消失や劣化
および接点の摩耗を一層効果的に防止することができる
以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例1〜3 表−1に示す処方に従って、スイッチ絶縁体、固定接点
、可動接点および油系潤滑グリースを調製した。
これらの構成部材およ−びグリースを用いて、第3図の
模式的平面図に示すような試験用摺動スイッチを作成し
た。
第3図において、(1′)はスイッチ絶縁体、(2’)
および(2”)は固定接点、(3’)はエアギャップお
よび(4′)は可動接点をそれぞれ示す。
評価用サンプルとして第3図の平板ス不ツチを、固定接
点および接点潤滑剤として本発明の技術的範囲に入るも
のと入らないものを用いて作成した。
この平板スイッチはアーク熱の影響を強く受けるように
エアギャップを0 、5 mmと小さくシ、接点グリー
スも減少がよくわかるようにその塗布量を10mg/c
m2と少量にした。該平板スイッチを第4図の試験装置
に取り付け、ラッシュカレントが100A前後でる12
V  180Wのランプを開閉した。繰り返し耐久回数
はso、ooo回転まで継続した。s、ooo回転ごと
に接点グリースの減り具合、接点の摩耗状況を観測し、
10,000回転ごとに接点間電圧効果、遮断部より3
mm点と固定接点との絶縁抵抗を500Vメガ−で測定
した。結果を表−1および第5図〜第7図に示す。
第4図において(1′)、(2′)、(2”)および(
4′)は第3図の場合と同意義であり、(6)はモータ
を示す。
比較例および2 実施例1〜3の手順に準拠し、表−1に示す処方に従っ
て調製したスイッチ絶縁体等を用いて作用した摺動スイ
ッチの耐久性能を調べ、結果を表−1並びに第8図およ
び第9図に示す。
C以下、余白) 発明の効果 本発明によれば、電気接触器、特に大電流下で摺動開閉
または常閉される電気摺動接触器において従来から問題
となっている有機潤滑剤の消失や劣化および接点の摩耗
を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、摺動スイッチの一態様を示す模式的断面図で
ある。 第2図は、常閉スイッチの一態様を示す模式的断面図で
ある。 第3図は、試験用摺動スイッチの模式的平面図である。 第4図は、スイッチ耐久性能試験装置の模式的断面図で
ある。 第5図〜第9図は実施例および比較例において作製した
摺動スイッチの絶縁抵抗と回転開閉数との関係を示すグ
ラフである。 (1)はスイッチ絶縁体、(2)は固定接点、(2a)
は銅系すり板、(3)はエアギャップ、(4)は可動接
点、(1′)はスイッチ絶縁体、(2′)および(2”
)は固定接点、(4′)は可動接点、(6)はモータを
示す。 特許出願人 株式会社東海理化電機製作所代理 人弁理
士青 山 葆 はか1名 第1図 第2図 第4図 第8図 01 2345(XIO) 回転間pHl舷。 第9図 (MA) 012345(XIO’) 回転開關改 手続補正書 1.事件の表示 平成 2年  特許願  第106718号26発明の
名称 電気摺動接触器 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (356)  株式会社東海理化電機製咋所4、
代・埋入 自発 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書第5頁第12行に「ポリイミド」とあるを
「ポリアミド」に訂正する。 (2)同第5頁第13行に「ポリエチレンテレフタレー
トに」とある後に「、」を挿入する。 (3)同第6頁第12行に「ナトリウム石けん」とある
を「リチウム石けん」に訂正する。 (4)同第10頁の表−1の下に[5)旭化成製「13
00 GJJとあるを「5)旭化成製「レオナ1300
G」」に訂正する。 ′(5)同第12頁第2行に「可動接点、」とある後に
「(5)は接点潤滑剤、」を挿入する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、銅系すり板(2a)もしくは絶縁体(1)に埋設さ
    れた銅系固定接点(2)、および該銅系すり板(2a)
    もしくは該銅系固定接点(2)と接触する銅系接点(4
    )から構成される電気摺動接触器において、該銅系すり
    板(2a)もしくは該接点(2)および/または該接点
    (4)にSnが0.05〜15重量%配合されたことを
    特徴とする電気摺動接触器。 2、油系潤滑グリースにSnO_2微粒子を0.05〜
    2.0重量%配合した潤滑剤を接点潤滑摺動面に塗布し
    た電気摺動接触器。
JP2106718A 1990-04-23 1990-04-23 電気摺動接触器 Pending JPH044524A (ja)

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