JPH0444816A - 内スライド式成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、樹脂成形品のアンダーカットの処理方法とし
ての内スライド構造を有する内スライド式成形装置に関
するものである。

従来の技術 以下図面を参照しながら従来の樹脂成形金型の内スライ
ド構造の一例について説明する。第２図は従来の内スラ
イド構造の概略平面図で、スライドコアの摺動状態を同
図りの状態から同図Ｆの状態に示す。

第２図において、１はアンダーカット形状を有する樹脂
成形品２のスライコアで、傾斜ピン３により摺動させる
内スライドの構造である。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構造では、金型内での傾斜ピン
のスペースの問題があり、またスライドコアの製品先端
部１ａがスライドコア傾斜面１ｂと常に接触しながらス
ライドが摺動しているため、前記スライドコアの製品先
端部１ａが摩耗し、スライドコアの分割部ＩＣにパリが
発生する。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、アンダー
カット形状を有する樹脂成形品を成形するスライドコア
の、内スライド構造において、スライドの摺動をカムに
よって行うことを特徴とする。

作　　　用 この技術的手段による作用は次の様になる。

すなわち、スライドコアの摺動をカムによって行うこと
により、複数のスライドコアの摺動のりイミングを制御
できるため、前記のスライドの製品先端部と別のスライ
ドコアの傾斜面とが常に接触しなくなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は、本発明の一実施例の内スライド構造の概略平面
図で、スライドコアの摺動状態を同図Ａから同図Ｃの状
態に示す。第１図にお“いて、１はアンダーカット形状
を有する樹脂成形品２のスライドコアで、傾斜ビン３に
より、カム４を自するスライドコア５が摺動し前記カム
４により前記スライドコア１を摺動させる。上記構成に
おいて、スライドコアの先端部１ａは、カム４により、
スライドコア１の摺動のタイミングを遅らすことにより
、スライドコア傾斜面】ｂが常に接触することがなくな
る。

発明の効果 本発明は、内スライド構造にカムを使用するため、複数
のスライドコアの摺動のタイミングを制御することによ
り、スライドコアの分割部が常に接することなく摺動す
るため、スライドコアの摩耗も少なく１．スライドコア
による樹脂成形品の分割部にもパリの発生が少なくなる
。また、従来の様な傾斜ビンによるスライドコアの摺動
あ法ではなく、傾斜ビンとカムを取り入れた構造のため
、内スライドコアの傾斜ビンによる制限が少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の内スライド構造の平面図、
第２図は従来の内スライド構造の平面図である。 １・・・・・・スライドコア、２・・・・・・樹脂成形
品、３・・・・・・傾斜ビン、４・・・・・・カム。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１８勇 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　アンダーカット形状を有する樹脂成形品を成形するス
   ライドコアを有する成形装置であって、内スライド構造
   において、スライドの摺動をカムによって行うことを特
   徴とする内スライド式成形装置。