JPH044416B2 - - Google Patents

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JPH044416B2
JPH044416B2 JP57193980A JP19398082A JPH044416B2 JP H044416 B2 JPH044416 B2 JP H044416B2 JP 57193980 A JP57193980 A JP 57193980A JP 19398082 A JP19398082 A JP 19398082A JP H044416 B2 JPH044416 B2 JP H044416B2
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conveyor
conveyor unit
ram
penetrator
shear
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G65/00Loading or unloading
    • B65G65/02Loading or unloading machines comprising essentially a conveyor for moving the loads associated with a device for picking-up the loads
    • B65G65/04Loading or unloading machines comprising essentially a conveyor for moving the loads associated with a device for picking-up the loads with pick-up shovels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G65/00Loading or unloading
    • B65G65/02Loading or unloading machines comprising essentially a conveyor for moving the loads associated with a device for picking-up the loads
    • B65G65/14Loading or unloading machines comprising essentially a conveyor for moving the loads associated with a device for picking-up the loads with jigging pick-up conveyors, e.g. duck-bills

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Jigging Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、必ずしもそれに限定されるわけでは
ないけれども例えば地下における掘削等のような
狭い空間において使用するのに特に適した積込装
置に関する。
従来技術の説明 地下掘削作業においては例えば爆破によつて砕
かれた岩石をその作業現場から取除くことが要求
される。一般にこのような岩石やズリ山は急な安
息角で堆積しており、これはそのズリ出し作業に
おいて積込装置を貫入させることが困難である。
この積込装置がズリ山への侵入のために高い摩擦
力を必要とする時はこの装置の地面と接触する部
材又は移動式の搭載手段のスリツプが起り、これ
がその摩擦力を作り出す移動式の搭載手段や一連
の動力装置の急速な磨耗をもたらす。
このずり出し作業を行うための積込装置はすで
に何年も前から公知となつており、そしてその幾
つかの種類のものは、1つまたはそれ以上のコン
ベヤ組立体(以下コンベヤユニツトという)を含
み、その一端で、例えばバケツト、バツクホー、
またはスクレーパ等の寄せ集め装置を採用して、
前方の即ち第1のコンベヤに供給するための固定
式エプロンやホツパーにずりを装荷するようにし
ている。これらの寄せ集め装置はときにはその操
作員の高度の熟練を必要とし、そして通常高い磨
耗速度と低い性能とに悩まされるのである。ま
た、この積込装置のバケツト又はスクレーパが関
節付きのブームの上で用いられる場合にはこのブ
ームのためにさらに頭上空間を必要とする。コン
ベヤの上に積み込まれた後でそのずりはコンベヤ
を通つて送り上げられ、そして次にこの積込装置
から離れた運搬車輛中に直接に積み込まれるか又
は第2のコンベヤの上に送り出されてこの作業現
場から運び出される。この装置は一般にこれを動
かすために車輪又は無限軌道、即ち移動式の搭載
手段の上に載せられており、そしてその第1のコ
ンベヤのエプロンはずり山がバケツトやスクレー
パによつて取りくずされて無くなるにつれてその
ずり山の中に前進することができるようになつて
いる。このコンベヤユニツトのエプロンはこの装
置を前進駆動させることによつてずり山の中に押
し込まれ、従つてこれが多くの構成部材の急速な
磨耗をもたらす。この装置を支える地面の起伏が
大きすぎたり又は望ましくない勾配であつたりす
る場合、更にはまた懸架装置やタイヤの弾性によ
つてスクレーパやエプロンの制御が十分でなくな
り、そして同時にそのずり山の下に形成される道
床の傾斜の制御も不良になる。この集積装置のス
クレーパやバケツトのコンベヤへの積込みは通常
非生産的な復帰ストロークで寸断される不連続な
一連の供給ストロークで行われるから、従つてず
りは断続的にエプロンの上に供給され、これが生
産性を低下させる。
材料をバケツト等に比べてより安定した速度で
第1のコンベヤの上に供給するように設計された
補助コンベヤまたはフイーダコンベヤを使用する
ことによつて、材料をコンベヤに供給するときの
断続的な性質を減少させる試みがいくつかなされ
ている。また別の試みでは、主コンベヤのエプロ
ンまたは先頭部分の近傍の往復動または振動を行
うフインガ部材を用い、ずり山中のずりを弛緩さ
せてコンベヤのずり山の中への前進に際して、そ
のエプロンまたは貫入リツプが貫入するのを容易
にするようにしている。材料を主コンベヤ上に送
り込むためのフイーダコンベヤを用いるいくつか
の装置が米国特許第3391776番(Hancock氏)及
び同第3574327号(Golfi氏)に示されているけれ
ども、しかしながらこれらの装置においてはその
前方コンベヤ又はフイーダコンベヤの下部走路上
に設けたスクレーパは単にその材料を第2のコン
ベヤの上に押しあげるだけであつて、従つてごみ
山を容易に貫通することはできない。それらのコ
ンベヤは互に相対的に動くことができるけれど
も、しかしこれは一般に位置を決める目的のため
であつて、従つてこのような装置は、ずり出し作
業においてはずりの大きさが広範囲であり、また
鉱山の中ではその頭上空間が限定されていること
から、鉱山で使用するには不適当であると考えら
れる。主コンベヤの先頭部に接して、ごみ山中へ
の貫入を助けるために振動フインガ又は往復動フ
インガを有するようないくつかの装置が米国特許
第1855998号(Shannon氏)及び同第1878037号
(Vodoz氏)に示されている。これら後者の装置
はある種の材料を取扱うのには適しているかも知
れないけれどもこれらの装置は部品の数がおびた
だしくずり山を掻きまわす時に磨耗にさらされ、
従つて硬い岩石を掘削する場合のずり出し作業に
おけるような苛酷な環境において出会うずりに対
しては適当しないと考えられる。コンベヤの先頭
部に接して振動トラフ又は振動プレートを有する
積込装置のいくつかのものが振動コンベヤとの組
合せにおいて炭坑ですでに使用されている。この
振動プレートはコンベヤに直接取付けられていて
これと一緒に振動するものであるが、しかしなが
らこのような装置は硬い岩石の鉱山においては不
適当であろうし、しかもその上にその作業の角度
が非常にせまく限定されており、従つて適当な排
出高さを得るためには過度に長いコンベヤを必要
とする。
発明の要約 本発明は、上述のような従来技術における難点
や欠点を改善するものであつて、それには主コン
ベヤユニツトの前端に設けられた貫入手段が複雑
な別個の集積装置を用いることなく比較的長い作
動ストロークにわたつて本質的に連続的にずり山
中に押し進められることを許容し、それにより頭
上空間における種々の要求条件並びにそれに関連
する保守の問題を低減させるような積込装置を提
供するものである。その作動ストロークの間にそ
のコンベヤがずり山の中に押し込まれるのにつれ
てこのずり山からずりが本質的に連続的にこのコ
ンベヤの上に分配され、そして一回の作動ストロ
ークの間に搬送されたずりの量はこの装置の後端
に接して位置する固定式の受取り運搬装置を満杯
させるのに充分な量である。コンベヤとこの装置
の支持体との間の相対的な動きを許容するために
いくつかの手段が設けられており、それにより各
作動ストロークの間にこの積込装置の支持体を載
せる例えばタイヤ、無限軌道等のような移動式の
搭載構造は静止状態であり、そしてコンベヤ自身
だけで制御された作動動線又は所望の面内におい
てそのずり山の中に押し進められる。このように
この装置の貫入手段の軌跡又は進行経路は地面の
傾斜や起伏には比較的無関係であつて、従つて最
終的な道床も所望の傾斜のものが得られる。ま
た、重量をその移動式の搭載手段から伸長可能支
脚の上に移動させることができ、それにより姿勢
制御を改善し、かつずり出しのための力に対する
抵抗を増大させることによつて更に前進経路のコ
ントロールを改善することができる。支持体がず
り山中に貫入する間静止しているために摩擦用の
一連の動力装置の使用は減少し、またそれと共に
トランスミツシヨンやタイヤあるいは無限軌道の
磨耗が減少する。作動ストロークを開始するに先
立つてその支持体は上記伸長可能支脚を独立に調
節することによつて所望の姿勢にすえつけられる
が、一旦この支持体の姿勢が設定された後は本発
明のいくつかの具体例の場合にその他の諸機能を
半自動的にすることができるので運転員の高度の
熟練はほとんど必要がなくなる。ある具体例にお
いては貫入手段の振動の特別なモードをその積込
み状態の監視によつて自動的に選択する。この装
置の、ずり山中に貫入し且つ振動を発生させる部
分は頑丈に且つ耐磨耗的につくつて保守問題を低
下させるようにし、そしてこれと組合わされる駆
動構造をずり山と接触しないように保護してい
る。
ローデイングが次第に困難になつてくると、貫
入手段を横断方向の水平な軸のまわりに振動させ
てそのずり山を撹乱させ、ずりがコンベヤの上に
送り込まれるのを促進する。この振動はその貫入
手段の手動制御の往復動とすることができ、そし
てその振幅と振動数とは運転手によつて決定され
る。あるいは又、ずり出しの状態をこの装置によ
つて検出し、そしてその振幅と振動数とを最適積
み込み実績が得られるように自動的に調節するた
めに半自動的な振動を開始することができる。あ
る変更例においてはその貫入手段をずり出しの負
荷の低減のために持上げることが可能であり、そ
してさらに他の例においては貫入手段は広い範囲
で変化する振動数と振幅とを重ね合わせた2種類
の振動を受けることができる。
本発明に従う積込装置は支持用の本体と、コン
ベヤ前部並びにコンベヤ後部とを含むコンベヤユ
ニツトを有している。このコンベヤユニツトは長
手軸に沿つて配置され、このコンベヤユニツトの
後部が従属の第2のコンベヤユニツトの前部の上
方に配置されるようになつている。この装置は前
進手段と貫入手段とによつて特徴付けられてお
り、これらは次のように協動する。すなわち前進
手段は支持体から伸びだしてコンベヤユニツトを
支持し、それによりこのコンベヤユニツトと第2
のコンベヤユニツトとの間の本質的に軸方向の動
きを許容する。貫入手段はコンベヤの前部に隣接
して取付けられており、そしてこれがそのずりの
中に貫入する時の振動を受けてずりをコンベヤの
上に積み込むのを促進するようになつている。
この装置は手動で操作することが可能であり、
これはその貫入手段の振動の振動数及び振幅を選
ぶためにその運転員のある程度の熟練を必要とす
る。またこれに代つて若干の半自動的な具体例に
おいてはずりの積み込み特性又は貫入特性をセン
サが検出し、そして振動手段が駆動されてその振
動の振幅及び振動数を決定する。好ましくは貫入
に対する抵抗が増大した時に振動数を減少させて
振幅を増大させ、かくして単にその貫入手段をず
りの中に押し込む場合に比べてずりをより効果的
に撹乱する。
以下に本発明を添付の図面の参照のもとに詳細
に説明するが、これらの図面は本発明の好ましい
具体例を示すものであるけれども、但し特に以下
に記述し、また図示されたもの以外の方法や構造
を用いることは勿論可能である。
実施例 第1図ないし第4図 本発明に従う積込装置10は各対の前部車輪1
4と後部車輪15との上に載せられた支持用の本
体(以下支持体という)12を有している。これ
らの各車輪は第2図に示すように本質的に垂直な
軸のまわりに回動することができて、直線または
曲線状に進行するための従来形の操縦、あるいは
この車輛が長手方向にも横方向にも同時に動いて
この車輛の長手方向軸19が基準線に対して一定
の角度を維持するように操縦するいわゆる蟹状運
転と呼ばれている操縦を許容するようになつてい
る。この装置は中でも排気ガスや熱あるいは騒音
が問題を生ずるような現場や掘削切羽において使
用するための電気的な動力ユニツト18を制御す
るための種々の制御手段が設けられた運転席17
を有している。典型的には内燃機関である別の動
力ユニツト16が排気ガス等の問題にならない場
所で使用するために設けられている。場合によつ
てはまたこの装置は動力源としていずれか一方の
動力を用いることができる。
この装置はコンベヤユニツト21及び第2のコ
ンベヤユニツト22を備えており、このユニツト
21は前部24と後部25とを含み、そしてユニ
ツト22は後部27と後部28とを含んでいる。
これら2つのコンベヤユニツトは長手方向軸19
に沿つて配置されてコンベヤユニツトの後部25
が第2のコンベヤユニツトの前部27の上方に位
置し、それによりずりがコンベヤユニツトから第
2のコンベヤユニツトの上に落下するようになつ
ている。コンベヤユニツトはその若干が図に破線
の輪郭で示されているような多数のフライト
(flight)と連結された4個のチエーン30を有
する傾斜したチエーンコンベヤ29を有し、この
コンベヤ29はずり出し作業において普通に用い
られるコンベヤと類似のものである。このチエー
ンコンベヤ29はずりの輸送のために鉱山におい
て一般に使用されるようなベルトコンベヤ33を
有する第2のコンベヤユニツトの幅32よりも相
当に広い幅31を有している。両コンベヤ共にコ
ンベヤ駆動手段を通過してそれにより各コンベヤ
の上面が矢印37で示した概略方向に後ろ向きに
動くようになつている。第4図にみられるように
前部24は約15゜の傾斜角度35で傾斜しており、
そして後部25はよりゆるい傾斜角度36、典型
的には1゜ないし5゜の角度で傾斜している。従つて
このコンベヤの上を移動するずりは最初その前部
の上を急速にかけ登つてそれによりコンベヤの長
さを短かくし、そして次にその後部の上を本質的
にほぼ水平の方向に輸送されてその下の第2のコ
ンベヤユニツトの前部27の上に送り込まれ、こ
の送り込まれたずりは傾斜してテーパ状になつた
案内部34によつて案内される。
貫入手段即ちペネトレータ38は前部尖端39
を有してコンベヤユニツトの前部24に接して取
付けられており、そして第2図の平面図に示すよ
うに長手方向軸19に対して垂直に且つ水平に配
置された横断方向のペネトレータ軸40のまわり
に回動できるようになつている。このペネトレー
タ軸はコンベヤの前側スプロケツト軸41の軸と
共軸になつており、スプロケツト軸41は、これ
に固定されるスプロケツト、遊動輪、軸及び案内
面などとともに折返し部材を構成し、公知の無端
コンベヤのようにコンベヤ29のコンベヤチエー
ン30を折返しさせ、コンベヤユニツト21の後
部25側にも同様の構成を設けるものである。そ
して貫入手段が図に実線で示すように水平の基準
線位置から水平面に対して約10゜の傾斜角45を
示すような下向きの傾斜位置44から水平面に対
して約30゜の傾斜角48を示すような上向きに傾
斜した位置47までをカバーするような円弧42
に沿つて回動することを許容している。ある適用
例に対しては上記角度45は上記角度48、即ち
約30℃に等しくすることも可能である。1対のペ
ネトレータ回動アーム51及び52が貫入手段の
内側部分から延びてカプリング手段50として用
いられ、これはそれぞれ対応するペネトレータ駆
動用の液圧シリンダ54および55と協働し、そ
してこれらのシリンダは反対側の端においてコン
ベヤユニツトの側面部材53および56と協動す
る。従つて各液圧シリンダはコンベヤユニツトと
協働する第1の部分と、及び上記カプリング手段
と協動する第2の部分とを有する。ペネトレータ
作動用シリンダ54及び55を駆動することによ
つて貫入手段が所望の如く上記角度45及び48
にわたつて回動されることが理解できるであろ
う。図示されていない公知の液圧装置がこれらシ
リンダ54および55を往復動させるために流体
の流れを供給し、それにより貫入手段はこのコン
ベヤユニツトに対して相対的に振動してずりがコ
ンベヤの上に積み込まれるのを促進する。この液
圧装置は液圧ポンプと、手動で作動する方向切り
換え弁とを含み、これを用いて運転員は上記液圧
シリンダ54及び55と協動する導管中に流れの
逆転をもたらすことが可能である。後述の第11
及び第12図を参照して説明されるべき更に別な
流動制御手段においてはセンサが貫入手段または
その液圧回路と協動してずり出し状況を検出し、
それによつて貫入手段の振動のモードをそのずり
出し運転に適するように変化させることができる
ようになつている。ここにあげた単純な手動式の
装置および上記第11図及び第12図のより複雑
な装置において、その液圧シリンダ装置及びそれ
に関連する構造物、例えばカプリング手段50等
は振動手段57として用いられ、これは貫入手段
と協働してこの貫入手段を前記横断軸のまわりに
振動させる。上記回動アーム51及び52並びに
上記シリンダ54及び55と異る手段を貫入手段
の振動をもたらすために用いることができ、これ
は後に第8ないし第10図及び第16図を参照し
て説明する如くである。
このように、要約して説明するならば、貫入手
段は長手方向軸19に対して法線方向に配置され
た水平な横断ペネトレータ軸40のまわりに回転
するようにコンベヤユニツトにヒンジ固定されて
いる。振動手段57を伸長可能且つ引き縮め可能
な液圧式駆動手段及びコンベヤユニツトと貫入手
段との間で延びるカプリング手段を含んでおり、
それによつてこの駆動手段を作動させることによ
り貫入手段が上記横断軸のまわりに振動する。
この装置はまたコンベヤ支持部材60からうし
ろ向きに軸方向に延びる前進手段としてのラム部
材58を包含しており、これがコンベヤユニツト
の後部25の前端と前部24の後端とを支持して
いる。支持体12はラムソケツト62を備えてお
り、これはラム部材を補助するものであつてその
中にラム部材を収容するようになつている。その
ソケツトは支持体に取付けられていて概略軸方向
に配置されており、即ち長手方向軸19に沿つて
且つ第1図の側面図にみられるように水平に設け
られている。第5図を参照して後に説明するよう
にラム部材及びラムソケツトはその断面が一般に
矩形状であり、そして後にのべるようにラム部材
とコンベヤユニツトとの軸方向の動きを確実にす
るために強力な支持手段を提供する。第2および
第4図にもつともよくみられるように、ラム部材
58は前端部64と後端部65とを含み、この前
端部64のところにこれと間隔を置いて平行に延
びるコンベヤのための持上げシリンダ67及び6
8が連結されており、そして上記ラム部材はまた
更にその後端部65のところに結合されているラ
ム駆動用シリンダ69を備えている。前記コンベ
ヤ支持部材60はまたこのラム部材58の前端部
64から上向きに上側ヒンジピン76まで延びて
おり、これにコンベヤの前部24が連結されてい
てこのピン76と共軸のコンベヤヒンジに対して
相対的にそのまわりに回動することを許容する。
このように支持部材60は上記コンベヤヒンジの
ところでコンベヤユニツトの前後部の接続部を支
持する。上記持上げシリンダ67及び68はヒン
ジピン76から離れた前部24の側面部材53及
び56まで延びており、それにより持上げシリン
ダ67及び68を伸長させることによつてこの前
部が上記ピン76のまわりに、第1図のみに破線
で示すような円弧78をカバーして最頂位置79
まで回動し、この時その前部24は本質的に水平
になつている。このように前部24は後部25に
対して蝶番状にヒンジ結合されていて、このヒン
ジのまわりに相対的な回動を相互の間で許容する
ようになつており、そしてシリンダ67及び68
は持上げ手段の役目をなし、これらは前部24お
よびラム部材と協動して24の部分を25の部分
に対して相対的に回動させ、それにより横断軸4
0の高さ位置を変化させるようになつている。前
部24が最頂位置79のところにあり且つ貫入手
段が部分24に対して最大に持ち上げられている
ときに、貫入手段の尖端39は最高位置81に達
し、これがこの装置のもつとも高い位置である。
ラム駆動用シリンダ69は支持体12の後部に接
して固定された内側端83及びラム部材58の後
端部65に固定された外側端84、即ちそのピス
トンロツドの一端を有しており、それによりこの
ラム駆動シリンダを駆動させることによつてラム
部材はラムソケツトに沿つて軸方向に動かされ、
貫入手段の前進手段を構成する。このラムシリン
ダと等価の液圧装置あるいは他の伸縮式伸長装置
を代りに用いることも可能である。
第6図を参照して後に説明するように、コンベ
ヤユニツトの後部25は1対の平行に延びる側面
部材85及び86を有しており、これらの部材の
それぞれはこのコンベヤの両側に沿つて延びる第
1案内手段87を有している。支持体12は上記
コンベヤユニツトの第1案内手段87と係合する
第2案内手段89を有する上側支持部材88を有
して各コンベヤユニツト21と22との間で本質
的に軸方向の動きを許容し且つまた第2のコンベ
ヤユニツトの上方でコンベヤユニツトの後部25
を支持するようになつている。このようにラム部
材58を伸長させることによつてユニツト21の
前部24及び後部25の同時的な前進運動が形成
される。即ちラムソケツト及び案内手段(これら
は共に支持体12の上に固定され且つ担持されて
いる)がラム部材58及び可動の掘削組立体91
の後部25を支持し、そしてこの掘削組立体はコ
ンベヤユニツト21、貫入手段38、コンベヤ支
持部材60、駆動手段として用いられるペネトレ
ータシリンダ54及び55、持上げ手段として用
いられる持上げシリンダ67及び68、及び伸長
手段として用いられるラム部材58の組合わせ全
部を包含することを理解することができる。この
掘削組立体の全体は、「全体として」、即ち全部が
1つの結合された組立体として支持体に対して相
対的に可動であつて、それにより支持体12及び
第2のコンベヤユニツトが静止したままにとどま
つている時に貫入手段38がある特定の角度でず
り山の中に押し込まれることを許容する。
要約して説明するならば、掘削組立体は伸長式
の前進手段の上に支持されており、これが支持体
から前方に延びだし且つコンベヤユニツトを支
え、それによりコンベヤユニツトと第2のコンベ
ヤユニツトとの間の本質的に軸方向の運動を許容
するのである。前進手段はコンベヤユニツト及び
支持体と協動する伸長式ラム手段を含んで、コン
ベヤ手段の支持体に対する相対的な長手方向の軸
方向スライド運動を許容し、それによつて貫入手
段がずり中に押し込まれ、またラム手段はコンベ
ヤの前部を同時に支持している。
車輪14及び15あるいは無限軌道のような等
価物がこの装置をずり山に対して相対的に位置決
めする記述したような運動のために支持体を支持
する移動式の搭載手段として用いられる。ずり出
し作業のためには、支持体12のために剛性の碇
着されたベースを備えて、支持体を持上げ、それ
によりそのずり出し運転の間中車輪に対する荷重
を軽減することによつてタイヤや懸架装置の弾性
的効果を取り除くのがよく、そして掘削組立体9
1を上述したように前進させることによつて貫入
手段に前進運動をもたらすことが好ましい。この
ような支持体の持上げは支持体の前部及び後部の
それぞれに隣接して伸長可能な支脚の第1及び第
2の対93及び94を備えることによつて達成さ
れる。これらの支脚は概していずれも同じもので
あつて、支持体中の補助的案内部材中に取付けら
れており、そして図示されていない液圧式の内部
ラムを備えて支持体から下向きに伸びだすように
なつており、そして地面と係合し、そして充分に
伸びだした時に前記車輪を完全に地面から離して
持上げるようになつている。各伸長可能支脚はそ
れぞれ独立に調節可能であつて支持体の地盤表面
に対する相対的な傾斜を変化させ、これがまた対
応的にラム部材58の伸長の軌道または経路を変
化させ、それにより坑道内の地形やその他の諸条
件に適合させるようになつている。このようにし
て一旦支持体12がこれらの支脚によつて所望の
姿勢に固定されたならばそのずり山の下の地盤を
貫入手段38によつて所望の面内で削り取ること
ができ、そのようにして所望の傾斜の最終的道床
を形成することができる。これが従来技術に従う
機械によつて一般的に作り出されるような最終的
道床における凹凸を減少させる。従来技術に従う
ある物ではタイヤや無限軌道の上に支持された状
態で掘削が行われ、この場合には懸架装置の弾性
が現に形成されている道床の凹凸がスクレーパ等
の制御を低下させる。スクレーパ等が車輪あるい
は無限軌道から相当に前方へ延び出し又は張り出
すような従来の型の機械においては現に存在する
道床のいかなる凹凸もその伸出し効果に基いてス
クレーパのところで拡大されることは明らかであ
る。このように本発明に従う装置では荷重がその
移動式の搭載手段から軽減されるか又は完全に除
かれ、そしてその掘削組立体91にかかる反力が
上記4本の支脚によつて支えられる。第4図にお
いて上記第1の対93の1方の支脚が伸長された
状態で破線によつて示されており、そしてこれは
その先端でずり出しの力に抵抗するために地面に
係合している。
横方向に延び出し可能な類似の1対のラム97
及び98が支持体12の後部近傍に取付けられて
おり、そしてこれらは伸縮の軸99及び100を
有し、これは長手方向軸に対して等しい鋭角10
2及び103、典型的には約80゜の角度で傾斜し
ている。これらラムユニツトは第2図にもつとも
よくみられるように外側端が坑道の側壁面と長手
方向軸19に対して鋭角で接するようになつた伸
長可能部分104及び105を有している。この
側壁面と接触するのに鋭角が好ましいのはずり出
しに基く力が矢印37の方向を向いているからで
あり、従つて壁面と接触するラムの接触角度が鋭
角であることによつて、この角度が壁面に対して
直角であるような場合に比べてスリツプに対する
抵抗がより効果的であることが理解できる。この
ようにこの装置は支持体に取付けられ且つ所望の
場合にはこの支持体から一般に横方向且つ水平方
向に延び出して向い合つた壁面に係合してこの装
置の動きに対する抵抗力を増大させるようになつ
た第1の対の伸長可能のラムを包含している。
上向きに伸長可能な類似の1対のラム108及
び109が支持体の後部に接してこのものの互い
に向い合つた両側部に設けられており、且つ所望
の場合には概略上向きに延び出してこの装置の上
方の上面、即ち図示されていない坑道の天盤に係
合するようになつている。ラム108はその下端
においてナツクルジヨイント110の上に取付け
られてこのラムが部分的に円錐形の包絡面111
内で回動することを許容し、それによりこのラム
が係合する表面とのこのラムの接触角度を変える
ようになつている。回動用シリンダ112が支持
体12とラムとの間に延びてこのラム108の角
度を制御するようになつている。第1及び第2の
各対の支脚93及び94を伸長させ、それに続い
てラム108及び109を延びださせたならば、
支持体12は坑道の中でしつかりと確保される。
このようにラム108を伸長させることによつて
この装置の重量を支える手段、即ちこの場合には
第1、第2の各対の支脚93及び94にかかる荷
重を増大させることによりこの装置の動きに対す
る拘束力が増大する。
第5図 ラム部材58とラムソケツト62とは大略軸1
9(図示されていない)に対して対称的であり、
従つてその一方だけを説明する。
ラム部材58は大略矩形の箱型の断面形状を有
し、そして4枚のプレート部材を備え、それらの
中の三つだけが図示されていて、即ち上側及び下
側の平行なプレート部材121及び122と、こ
れら部材121と122との間に延びる垂直のプ
レート部材123とである。これらの部材121
及び122は部材123を超えて外向きに延び、
そしてそれぞれ耐摩耗帯片すなわちレール125
及び126を備えており、これらの帯状片の間に
固定されたラム案内ローラ129をはさんでい
る。ラムソケツト62は上側壁部材131及び下
側壁部材132を有しており、これらはローラ1
29がジヤーナル結合されている内向きに延びる
軸棒134を備えた側面材133で結合されてお
り、この軸棒はローラ129を潤滑にするための
潤滑油供給路135を備えている。ラム部材及び
ラムソケツトの反対側は共に同様であり、そして
ラム部材とラムソケツトとの間に存在する相当な
荷重が耐摩耗レール及び対応するローラによつて
支えられていることが理解される。少なくとも4
対以上のラム案内ローラ129がラムソケツト内
にはめこまれてラム部材が伸長する時にこれを支
持し且つ案内するが、これらは第1,2、及び第
4図においても破線で同様に示されている。これ
らのローラ及びレールをラムがソケツトに対して
相対的に軸方向に運動するようにラムを載置する
ためのローラ手段として定義する。
第6図 コンベヤユニツト21及び対応する支持部材は
軸19(図示されていない)に関して大略対称で
あり、従つて一方の部分だけを記述する。このユ
ニツト21の後部25は、両側面部材85,86
の間に回転不可能に延びてその上にコンベヤスプ
ロケツト144を支持する後側コンベヤスプロケ
ツト軸143がジヤーナル結合されている後部支
持軸141を有している。この軸141はその外
方端が側面部材85に隣接してコンベヤガイドロ
ーラ147をその上にジヤーナル連結している。
支持体12の支持部材88は上側及び下側の耐摩
面すなわちレール153及び154を有する溝付
き側壁152を有しており、またそれらのレール
はガイドローラ147をまたいでいる。このよう
にガイドローラはずり出し等の際にコンベヤユニ
ツトに加えられる種々の力に抵抗するように垂直
方向の運動に対しては拘束されているが、このコ
ンベヤユニツト21が伸びだす時には軸方向には
自由に動けるようになつている。支持軸141の
向い合つた両端は同様になつており、従つてコン
ベヤガイドローラ147がコンベヤユニツトの後
部を案内する第1案内手段87の役目をし、溝付
き側壁とレールが支持体の第2案内手段89を第
1案内手段87に係合することが理解される。こ
れらガイドローラおよびレールを第1および第2
案内手段と組合わされてコンベヤユニツトを支持
体に対して相対的に運動するように載置するため
のローラ手段として定義する。
第7図 貫入手段38は内側凹面壁164及び両側壁
(図示されていない)によつて一緒に固定された
上側及び下側のプレート160及び161を有
し、それにより閉じた箱状の組立体を形成してい
る。別の下側部材162は前部24の側面部材5
3と56との間で延びており、そして上向きに彎
曲したリツプ166の所で終端しており、このリ
ツプは凹面壁164と同様に共通のペネトレータ
軸40及びコンベヤのスプロケツト軸41の軸と
同心円になつている。フライト(図示されていな
い)に結合された、ズリをコンベヤで輸送するの
に用いるコンベヤチエーン30の1つは、コンベ
ヤ軸41と貫入手段38とがジヤーナル連結され
ている固定の軸棒163を取り囲んでいて中空の
上記スプロケツト軸41の上に取付けられている
スプロケツト(図示されていない)を巡つて延び
ている。凹面壁164の上端165は基準位置1
67のところで示されており、ここで下側プレー
ト161は水平になつていて、数字45及び48
で示された角度はこの貫入手段の上記基準位置に
関してのそれぞれ下向き及び上向きの最大範囲を
示している。破線165.1で示されている最高
位のポジシヨンに前記の上端165が存在する時
はチエーンとの衝突を防ぐための充分な隙間が存
在することは明らかである。同様にして貫入手段
が最低位のポジシヨンにある時(図示されていな
い)は上端165は下面162のリツプ166よ
りも低くなることはない。これがずりを比較的ス
ムーズにコンベヤの上に送り出すことをもたら
し、またずりがフレーム77とチエーン30との
間に入り込むのを抑制する。
運 転 この装置10はずり山に隣接した位置まで動か
され、そして基準位置に配置されている貫入手段
を駆動してその貫入に対する抵抗が、そのタイヤ
が附着力の限界に近づく程になるまでそのずり山
の中に圧入する。この装置はそこで停止され、そ
して第1及び第2の対の支脚93及び94が支持
体から下向きに伸び出してこの支持体の運動に対
する有効な抱束をもたらし、そして貫入手段38
を所望の姿勢に位置決めして所望の最終的な道床
を形成するようにする。附近の坑道壁面が適当で
あつたならば横方向に伸長可能なラム97及び9
8並びに上向きに伸長可能なラム108及び10
9を同様に伸び出させて拘束力を強める。次にラ
ム駆動用シリンダ69を伸長させて掘削組立体9
1を第1図に示す位置から第4図に示す位置へ向
けて押し進めるようにする。貫入手段は貫入を助
けるように一般に、水平になるようにセツトされ
るけれども、しかしながらこれはまたずり山の特
性に適合するように傾斜することも可能である。
また、持上げシリンダ67及び68は最初完全に
引き込められていて貫入手段38がその一番低い
ポジシヨンにあるようになつているけれぼも、し
かしながら前部24はもしずり山の高さが過度に
高いか又は貫入に対して抵抗が強いときにはシリ
ンダ67及び68を延び出させることによつて上
昇させることも可能である。
もし運転者が何等か特別な貫入抵抗力に遭遇し
たと感じたり、またはシリンダの延び出し速度
や、又はずりの積み込み速度が低くなり過ぎたと
感じた時にはペネトレータ駆動シリンダ54及び
55を駆動させて貫入手段に振動をもたらすよう
にする。振動角度範囲すなわちこの貫入手段の回
動の振幅は駆動シリンダのストロークによつて決
定され、そしてこれは運転者によつてそのずり山
の特性に適合するように選ばれる。典型的な振幅
範囲は10゜上方から10゜下方までであり、その上方
及び下方の限界はそれぞれ30゜と10゜、あるいは共
に30゜であり、これは前に述べた通りである。ま
た、この振動の振動数も運転員によつて決めら
れ、そして典型的な手動式で適用される振動数の
範囲は1分間当り10サイクルから毎分120サイク
ルまでであろう。運転員は振動の振幅及び周期の
両方共に独立に制御することができ、そして低い
振動数において振幅の広い振動を、又は高い振動
数において振幅の小さな振動を選ぶことができ
る。後に第11図及び第12図を参照して説明す
るようにこの貫入手段の振動の他のモードも考え
ることができ、そしてそれらは油圧系の種々の構
成部材あるいは適当な機械的リンク機構をその油
圧回路に組入れることによる自動式のものとする
ことができる。手動で適用される比較的低い振動
数、例えば上向きに10゜で下向きに10゜の振幅にお
いて毎分30サイクルの振動が通常的に遭遇するず
り山に対して有効であることが見出されている。
軸40から尖端39までの最大長手方向寸法が約
60cmであるような貫入手段に対しては全振動角
20゜において約20cmの最大振幅が作り出される。
ある条件の場合には毎分約60サイクルにおいて
10゜の全振幅が有効である。
貫入手段に直接近傍のずり等の材料はこの振動
によつて撹乱され、そしてこの貫入手段の上方の
ずりはこの貫入手段の上に落下し、次いで前側コ
ンベヤユニツトの低い部分の上に投げ出され、こ
こからこのずりは上向きに後方へ輸送される。こ
の振動は貫入手段の尖端が本質的に連続的な態様
でずり山の中に貫入することを許容し、そしてそ
のようにコンベヤユニツトの上に落下するずりの
本質的に連続した流れを作り出し、そして従来の
スクレーパやバケツト等を用いる装置に固有の欠
点であつてずりがコンベヤユニツトの上に間欠的
に供給されるのは本質的に除かれる。貫入手段が
ずり山の中に貫入して行く時に前述の持上げシリ
ンダが作動していない場合は貫入手段はラムソケ
ツトの傾斜に関係のない所望の経路をたどり、そ
してこれは地盤の起伏や懸架装置の弾性に無関係
であつて、何となればラム手段が伸び出す間支持
体を支脚93及び94が担持するからである。ラ
ムシリンダのずり山の中への貫入の全ストローク
は好ましくは第2のコンベヤユニツトの後部に接
して存在する運搬手段(図示されていない)を満
杯させるのに充分な積載量をもたらす。
要約すれば、上述した運転は、コンベヤユニツ
トを長手方向軸に沿つて第2のコンベヤユニツト
に対して相対的に動かし、それによつて貫入手段
が第2のコンベヤユニツトの対応的な動きを要せ
ずその積み込まれるべきずりの中に貫入するよう
にしたことを特徴とするものである。貫入手段は
長手方向軸に対して法線方向に設けられた水平横
断軸のまわりに振動させられてずりがコンベヤの
上に積み込まれるのを促進する。
種々の実施態様 第8図及び第9図 第1ないし第4図のペネトレータ振動手段57
は機械的に比較的単純であるけれども、その回動
アーム51及び52並びにペネトレータシリンダ
54及び55は土砂に曝らされ、そして相当なス
ペースを占めて従つて坑道の限られたせまい空間
内で損傷を受け易い。また一方このペネトレータ
振動手段はなるべく外部に曝露されないように
し、且つ小型であつて損傷をなるべく受けないよ
うにすべきであり、従つてペネトレータ振動手段
の第2の具体例175を用いることがある条件の
下では好ましい。この175の具体例はペネトレ
ータシリンダ及び回動アームを省き、そして別な
液圧式回転駆動装置177及び適当な液圧装置と
共に用いるためのカプリング手段に置き換えてい
ることによつて比較的側面高さが低くなつてい
る。
第9図を参照するならば、回転駆動装置177
はコンベヤユニツト21の一方側に接して取付け
られており、そして剛質の管状カプリング179
が、このコンベヤの反対側に接して取付けられた
第2の回転駆動装置(図示されていない)に連結
しており、それによつて両駆動装置は剛的に連結
されて同時に同じ方向に回転するように結合され
ている。回転駆動装置177はブラケツト178
によつてコンベヤユニツト21の支持構造(図示
されていない)に固定されている本体を有し、そ
して回動アーム182に連結された出力軸180
を備え、そして回動アーム182は外側端におい
てシユー184とジヤーナル連結している連結ピ
ン183を備えている。貫入手段の変更例186
は第1ないし第4図の貫入手段38と大略類似の
ものであつてコンベヤユニツト21の前部24の
下端に隣接するペネトレータ軸188のまわりに
回動するようにジヤーナル連結されている。作動
アーム190はうしろ向きに且つ剛的に貫入手段
186の後部から延び、そして同様に軸188の
まわりに回転可能である。このアーム190はそ
の外側端の近傍に細長いスロツト192を有して
おり、このスロツトはその中に、このスロツトの
両端の間で長さ194のストロークでスライドす
るための滑り部材としてのシユー184を受け
る。回転駆動装置177は180゜の最大円弧にわた
つてアーム182及びピン183を回動させるこ
とができ、そして軸188をピン183の軸と連
結するアームの軸195は破線197及び198
によつて限定される包絡線の範囲内で振動する。
この作動アーム、スロツト、及び上記のシユー並
びに回動アームは回転駆動装置177及び貫入手
段と協動するカプリング手段200の役目をす
る。回転駆動装置177は液圧駆動手段であつ
て、コンベヤユニツトと協同する第1の部分及び
上記カプリング手段と協動する第2の部分とを有
している。
運転に際しては、図示の構成から、回転駆動装
置がアーム182を円弧196にわたつて回動さ
せ、ピン183及びシユー184は作動アーム1
90と協動してアーム190の軸195を、第8
図において軸195と一致して示されている基準
線202から下側角203及び上側角204にわ
たつて回動させ、そして再び元へまわし戻す。こ
のアーム190の往復動はこの具体例における貫
入手段186の上記角度203および204にそ
れぞれ等しい上側及び下側角度にわたつて等しい
けれども逆向きの振動をもたらし、これは第1な
いし第7図を参照して説明した貫入手段38の角
度48及び45にわたる回動と類似している。ア
ーム190と、及び貫入手段の反対側にある同様
なアーム(図示されていない)が約40゜の角度に
わたつて振動し、そしてそのようにしてその液圧
系構成部材を保護する断面高さの低い保護外被又
は側部ケーシング206の中に容易に収容するこ
とができ、そしてその貫入手段の寸法を過度に大
きくすることがないということが理解できる。そ
のようにこの振動手段175は第1図ないし第7
図の振動手段57と較べた場合により損傷を受け
ることが少ない。駆動装置には液圧流体の流れが
供給され、すでに述べたようにその向きを交互に
交替させて回転駆動装置を振動させる。
第10図 ペネトレータ振動手段の第3の具体例211は
第8及び第9図の第2の具体例のものと同様な利
点を有するが、但しこの場合にはその回転駆動装
置の複雑性を除き費用を低下させている。この場
合には貫入手段の一方側だけが示されており、こ
のものの構造は第2図の軸19に関して対称であ
る。この変形例の貫入手段214はペネトレータ
軸215のまわりに回転するようにジヤーナル連
結されており、この貫入手段はコンベヤの両側か
ら延びる比較的短い回動アーム217(一方のみ
を示してある)を有しており、これはコンベヤユ
ニツトの前部の保護用側部ケーシング218内に
取付けられている。揺りアーム220が揺り軸2
21のまわりにケーシングに対して相対的に回動
するためにジヤーナル結合されており、そして連
結リンク223が間に延びていて揺りアーム22
0の下端及び回動アーム217の外側端にヒンジ
止めされている。ペネトレータ駆動シリンダ22
6はケーシングに取付けられた第1の部分227
及び揺りアーム220の上端に連結された第2の
部分、即ちピストンロツド228を有している。
シリンダ226を往復動させることによつて揺り
アームが揺り軸221のまわりに振動し、この運
動が連結リンク223及び回動アーム217を通
してペネトレータ手段に伝達され、それによりこ
れが基準線230から上側角231及び下側角2
32にわたつて回動することが理解される。ま
た、揺りアーム、連結リンク、回動アーム及び関
連する構造がカプリング手段233として用いら
れ、そしてすでに説明した貫入手段に対して第8
図や第9図の回転駆動装置における複雑さを伴う
ことなく同様な運動の範囲をもたらす側面高さの
低いペネトレータ振動手段を提供することが理解
できる。第1ないし第7図、並びに第8図及び第
9図のペネトレータ振動手段と同様に、手動で制
御される方向切り換え弁及び付属の回路系あるい
は第11図及び第12図に示すような流動制御手
段がそのシリンダと協動して各導管中に流れの逆
転をもたらし、それにより貫入手段の振動が得ら
れる。前に挙げた振動手段の各具体例と同様に、
この振動手段は貫入手段と協動してこの貫入手段
を横断ペネトレータ軸のまわりに振動させる。
第11及び第12図(半自動式の変更例) 以上、第1ないし第10図に示した本発明に従
う種々の具体例の作動態様を、その貫入手段の運
動がその対象とする液圧装置への流体の流れを制
御する、手動で操作可能な従来技術に従うバルブ
によつて制御される単純な手動式の液圧回路と共
に使用する場合につき記述した。しかしながらこ
のような装置はある条件のもとでは好ましいかも
知れないが、他の用途に対してはその貫入手段が
ずり山の特性に依存する大きさで振動されるよう
な半自動的な操作が好ましい。一般に第17図の
補助回路を含むような、第11図及び第12図を
参照して説明する別案の液圧−電気回路において
は、その貫入手段がずり山の中に貫入して行く速
度又はずり山中に貫入させるのに必要な力に応答
する検出手段を使用するものであり、言い換えれ
ば、これらのセンサ手段はその貫入手段の上に作
用を及ぼすずりの特性あるいは積み込みの速度に
応答するものである。この検出手段は所望の場合
に横断軸のまわりに貫入手段を振動させる振動手
段と連結されており、これがずり山に貫入するの
を著しく助け、そして運転員に要求される熟練を
減少させる。この半自動的装置は貫入手段のずり
山への貫入の速度があらかじめ定められた速度以
上に保たれているか、又はこの貫入に必要な押し
込み力がある予め定められた値以下である限りは
その貫入手段がずり山の中に振動することなく貫
入することを許容する。例えば比較的自由に流れ
るようなずり山の中に貫入させるためにはその振
動の特性はほとんどの場合利用されず、そしてそ
れによりその駆動機構の磨耗を減少させる。もし
ずり山の中への貫入速度が上記の予め定めた速度
以下に低下するか、又はその貫入に要する力が上
記予め定めた値以上に増大した時に、検出手段が
振動手段を活性化し、これが振動を活性化し、こ
れが振動を開始させ、それによつて流動性のあま
りよくないずり山中に貫入するのを助けることに
なる。この振動手段の入手による操作の重ね合せ
も考慮することができる。第11、第12、及び
第17図においては通常の液圧配管は実線で、液
圧系パイロツト配管は小さく断続する破線で、そ
して電気結線は大きく断続する破線で示してあ
る。
第11図 2個のペネトレータシリンダ54及び55並び
に一個のラム駆動用シリンダ69が液圧的並びに
電気的に一個の、全般に240で示される動力−
検出回路にまとめられている。この回路は液圧ポ
ンプ242を含み、これは4路3位置方向換換え
弁244及び245に液圧的に連結しており、こ
れらはそれぞれ手動式及び自動式の各シリンダ5
4及び55の対に対する流体の流れを制御する。
同様な4路3位置方向切換え弁247が同様にこ
のポンプに連結されていてラムシリンダ69への
流体の流れを制御する。常時閉止のパイロツト作
動弁243が上記一対のシリンダ54及び55へ
の流体の戻りの流れを制御する。手動スイツチ2
49及び250がそれぞれ上記弁244及び24
7に電気的に結合されていてそれぞれのシリンダ
を手動制御できるようになつており、そして自動
“オン”スイツチ252は手押しボタン251に
よつて制御される。スイツチ252は常時開放ソ
レノイドバルブ253を制御し、これが2個の逆
止弁256及び257並びに圧力制御弁259を
含む回路内の流れを制御する。方向切換弁247
はレリーフバルブ261への流れを制御し、この
レリーフバルブは調節可能なオリフイスと逆止弁
のユニツト262と平行に配置されており、この
ユニツトが常時閉止ソレノイドバルブ266に連
結されている逆止弁264を通る流体の流れを制
御する。電気的な2個の圧力スイツチ268(常
時開放)及び269(常時閉止)は互いに直列に
配置されており、そして電気的にスイツチ252
に結合されていて、またバルブ266にも結合さ
れており、これが可変速度液圧モータ271への
流体の流れを制御する。このモータ271はカム
273及び274に機械的に結合されていて、こ
れらは弁245への流れの方向を交替させる電気
接点を作動させるための交番スイツチ手段275
の1部をなしている。圧力スイツチ268及び2
69はラムシリンダ69の両対向端に連結されて
いるパイロツト配管(ラムシリンダ回路270と
呼ぶ)中の流体の圧力に応答し、これは後に記述
する。
実際の運転においてはこの装置を、ラムシリン
ダー69を引き込めた状態でその貫入手段38が
ずり山に近接するまでずり山に近づける。自動
“オン”スイツチ251のボタン251を押して
方向切換弁247を賦勢し、そしてラムシリンダ
69を伸長させて貫入手段をそのずり山の中に更
に押し進める。ソレノイドバルブ253も賦勢を
遮断され、そして圧力制御弁259によつて制御
される流体圧力がシリンダ54及び55の中に流
入して貫入手段を下向きに押し動かす。同時にパ
イロツト作動弁243が開放されてこのシリンダ
54及び55の下流側をタンクへ開放する。圧力
スイツチ268は最初は賦勢されておらず、そし
て貫入手段のずり山への貫入に対する抵抗力が増
大した時にラムシリンダ69の中の圧力がある予
め定められた圧力まで上昇し、このパイロツト圧
力が所定の値を超えた時にスイツチ268は閉じ
られる。このスイツチ268が閉じられることに
よつて圧力スイツチ269が賦勢され、これはそ
の時パイロツト圧力により次のように開放のまま
に維持される。ラムシリンダ69が伸長した時に
シリンダ69の一方の室からピストンによつて戻
り回路270中に排除された戻り流体がレリーフ
バルブ261及びオリフイスユニツト262によ
つて加圧される。ラムシリンダが充分に高い速度
で伸長する限りは、このレリーフバルブ261は
開放したままに維持され、そして回路270中の
戻り流体はレリーフ圧力に維持されていてそれに
より圧力スイツチ269を開放のままに維持する
のに充分な高さのパイロツト圧力が維持される。
ラムシリンダ69の伸長速度が減少したならば
戻り回路270の中の流体圧力は低下し、そして
この圧力がある予め定められた圧力以下に低下し
た時にパイロツト圧力はもはや圧力スイツチ26
9を開放のままに維持することができず、従つて
スイツチ269が閉じられ、それによつてソレノ
イドバルブ266が賦勢され、これが液圧モータ
271の制御をもたらす。このモータ271は回
転を開始し、それと共にカム273及び274を
対応的に回転させる。これらのカムが回転したな
らば方向切換弁245への電流の向きが交互に逆
転し、即ちこのバルブ245は振動又は交番的信
号を受ける。この振動用バルブ245はまたシリ
ンダ54及び55への流体の流れを交互に逆転さ
せ、これが貫入手段の持上げ及び引きおろしをコ
ントロールする。
貫入手段の振動の周期はラムシリンダ69の伸
長又は前進速度に比例することが理解できる。ラ
ムの前進速度が高い時に回路270内を戻り流れ
る流体の量が比較的多くなつて液圧モータ271
は比較的高速度で回転され、これが結局カム27
3及び274を同じ高い速度で回転させ、それに
よつて貫入手段の比較的高い振動数がもたらされ
る。ラムの前進速度が減少すると、回路270の
中の戻り流体の量も減少し、それに伴つてモータ
の回転数及びカムの回転数が減少し、そして貫入
手段の振動数が低下する。シリンダ54及び55
に流れ込む流体の量がラムシリンダの前進速度に
は比較的無関係であるので、方向切換弁245に
かけられる振動的信号の振動数が減少した時は流
れが逆転する前にシリンダ54及び55の中に流
入する流体の量が対応的に大きくなる。このよう
にしてシリンダ54及び55はバルブ245の作
動周波数が減少した時により大きな範囲で伸び出
すことになり、これが貫入手段の回動のより大き
な振幅をもたらも。このように手段38の振動周
波数が減少すると、その振動の振幅が上昇する。
このことは、貫入手段の貫入に対する抵抗が増大
した時に対応的にもたらされる振動周波数の減少
と振幅の上昇とがそのずり山中に貫入するのに必
要な力を相当に低下させるので望ましい関係であ
る。実際に遭遇するずりについては、例えばずり
山等は貫入に対して一般に大きな岩石や固い組成
の岩等による抵抗性を示すから、大きな角度での
貫入手段の振動は、比較的大きな撹乱をもたら
し、貫入に必要なラムの力は小さくてすむ、典型
的な自動的振動周波数は、高い振動数において基
準線から上下に約5゜までの範囲から低い振動数に
おける上向きに30゜で下向きに10゜のより大きな範
囲まで変化し得るような振幅に依存して、毎分約
10サイクルから毎分約200サイクルまでの範囲を
とる。ある条件のもとでは下向きに30゜で上向き
にも30゜の極限範囲が好ましい場合があり、これ
は低い振動数のときに現われることがある。ラム
の伸長と貫入手段の振動数との間の関係は液圧モ
ータ271の容積排出量(volume
displacement)の変化及びオリフイス262の
絞りを調節することによつて変化させることがで
きる。
第12図 第11図の液圧制御装置を更に発展させたもの
が第12図に示されており、これはコンベヤ持上
げシリンダ67及び68をラム回路内の液圧に応
答して自動的に押し上げることを含んでいる。こ
の第2の別案具体例においては、コンベヤユニツ
トの前部24は貫入手段がずり山の中により容易
に貫入することを許容するような水準面まで順次
持ち上げられる。第12図の回路はまた、ある予
め定められた貫入抵抗が現われ、あるいはラムの
伸長又は前進の速度が対応的に遅くなつた時に、
ラムのストロークを自動的に逆転させる手段をも
提供する。
この第2の液圧回路の変更例278は液圧ポン
プ280によつて動力が与えられており、これは
282ないし285で示されている4個の4路3
位置方向切換弁に流体を供給し、これらの切換弁
はペネトレータシリンダ54及び55、ラムシリ
ンダ69及びコンベヤ持上げシリンダ67及び6
8を含む回路の中に設けられている。常時閉止の
パイロツト作動バルブ279がシリンダ54及び
55への流体の戻りの流れを制御する。ばね復帰
式の多極の自動“オン”ボタン281がバルブ2
82及び他の電気的に作動する後に記述するよう
な種々の構成部材への電気の供給を制御する。弁
282及び283はそれぞれ手動的及び自動的に
駆動シリンダ54及び55への流体の流れの制御
を提供する。弁284はラム駆動シリンダ69へ
の流体の流れを制御し、そして弁285は持上げ
シリンダ67及び68への流体への流れを制御す
る。常時閉止ソレノイドバルブ288が弁284
からの流体の流れを制御し、この流れは圧力制御
され、即ち減圧弁290及び逆止弁291によつ
て制御される。ラムシリンダ69の後方に連結す
るラムシリンダ回路293と名付けられる導管内
の圧力はレリーフバルブ295によつて制御さ
れ、これは可変オリフイス並びに逆止弁ユニツト
297に対して並列である。ラムシリンダの一方
の端の回路293を何本かの配管が常時閉止圧力
スイツチ299と連結しており、このスイツチは
常時開放圧力スイツチ301に電気的に結合され
ており、この常時開放圧力スイツチは上記シリン
ダの反対側端のパイロツト圧力に応答する。
常時開放圧力スイツチ305が弁285と、シ
リンダ67及び68の各ラムの上の駆動装置30
8及び310によつて機械的に駆動される多重接
点リミツトスイツチ307と電気的に結合されて
いる。圧力レリーフバルブ309は低抵抗ポジシ
ヨンで示されている液圧的に作動されるレオスタ
ツト311から延びるパイロツト配管中のパイロ
ツト圧力によつて制御することのできる圧力逃が
し調節装置を有している。逆止弁313が弁28
5からのラインを閉じている。レオスタツト31
1はモータの速度を制御する為の可変速度電気モ
ーター315に電気的に結合されており、このモ
ータは交番切換えスイツチ手段319として用い
られ且つペネトレータシリンダ54及び55を制
御する弁283に電気的に結合されているカム3
17及び318と機械的に結合されている。リミ
ツトスイツチ307は321,322,323、
及び324で示される4対の接点を有しており、
これらはあとで説明するような種々の構成要素に
電気的に結合されている。
実際の運転においてこの装置278は以下に挙
げる記述から明らかなようにラムストロークの自
動的な切りかえ手段及びコンベヤユニツトの前部
の自動的持上げ手段を備えていることを除いて第
11図の装置240と同様な作動を行う。最初に
自動的“オン”ボタン281を押してラム作動弁
284を賦勢状態にし、この弁284がラムを前
進位置に動かして貫入手段がずり山中に押しこま
れるようにする。同時に流体を逆止弁291を介
して減圧弁290へ送り、この減圧弁はある予め
定められた圧力値にセツトされている。バルブ2
90からの減圧された流体はソレノイドバルブ2
88を通つてシリンダ54及び55の後方室中に
流入し、これが貫入手段を伸長させ、そしてこれ
をある予め定められた力で下向きに押しつける。
シリンダ54及び55の前側からこの伸長によつ
て排出された液体は弁279を通つて貯漕へ流れ
込む。貫入手段が更にずり山の中へ貫入した時
に、この貫入に対する抵抗が増大し、これが結局
流体圧力を上昇させ、それによつて常時開放スイ
ツチ301を閉じさせる。ラムシリンダ69が伸
長している間はシリンダ69の上記室からピスト
ンによつて押し出された流体はレリーフバルブ2
95及び可変オリフイス装置297によつてある
圧力に維持される。このようにラム前進制御圧力
と名付ける回路293内の圧力はスイツチ299
を開放状態に維持するのに充分な高圧力であるけ
れども、しかしながらこのラムの伸長速度が減少
した時にはこのラム前進制御圧力も同様に低下
し、そしてスイツチ299はついにはラムの伸長
速度、即ちシリンダからラムが伸び出す速度のあ
る特定の値に対応する予め定められた圧力におい
て閉じられることになる。この圧力スイツチ29
9が閉じると、バルブ288も同様に閉じられ、
そしてカム317及び318並びに流体圧力で制
御されるレオスタツト311が賦勢される。ラム
シリンダのこの特定の伸び出し速度において回路
293内の比較的高い流体圧力がレオスタツトを
図示のばねの圧力に抗して低抵抗ポジシヨンへ背
向させる。このようにして電気モータ315は最
高速度で回転し、同時にスイツチ手段319の各
カムを最高速度で回転し、これが制御弁283を
交互位置の間で最高振動数において交番的に賦勢
する。弁283はシリンダ54及び55への流れ
の向きを制御し、これらのシリンダはまた最高の
振動数で往復動する。このシリンダ54及び55
への流体の流れがより頻繁に逆転される為にこれ
らのシリンダ54及び55は最少の振幅で往復動
し、これにより貫入手段は同様に最高の振動数且
つ最低の振幅で回転する。
ラムシリンダの伸長速度が更に減少すると、レ
オスタツト311のばねの力が回路293内の低
下した制御圧力に打ち勝つてそれによりこのレオ
スタツトは抵抗を増大させ、これがモータ315
の回転数の対応的低下をもたらす。そのようにし
てカム317及び318の回転数も低下し、これ
が貫入手段の振動数を減少させるけれども、しか
しながらシリンダ54及び55へ流れる流体の速
度は本質的に一定である為にこの貫入手段の振動
の振幅は増大する。その運転状態は貫入手段の振
動の予め定められた最低振動数及び最高振幅に達
するまで継続する。この点において回路293内
の低下した制御圧力が最低圧力として弁309に
伝えられ、これが持上げシリンダ67及び68の
各部分の後面に加えられる力を決定する。このよ
うに貫入手段38に下向きの力が加えられたなら
ば両シリンダの反力がコンベヤ持上げシリンダ6
7及び68内のピストンの反対側の面にかかる低
下した圧力による力に打ちかつことになる。即ち
このときにシリンダ67と68との各ピストンの
対向面側にかかる力のバランスの不均衡が現わ
れ、これがシリンダ67及び68のラムを延び出
させてコンベヤの前部を持上げる。このコンベヤ
の前部の上昇は貫入手段の貫入に対する抵抗が少
なくなるまで継続され、これがシリンダ69の対
応する伸び出し速度の増大をもたらす。ラム伸び
出し速度が増大したならば回路293内の圧力が
低下し、これがレオスタツト311の抵抗を減少
させるための対応的なフイードバツク信号を対応
する振動数の増大と共にもたらす。このようにこ
の液圧回路はそのコンベヤの前部がある予め定め
られた高さにまで持上げられた時にそのずり山の
種類や高さに依存して積込みの条件と見合つた最
適の積込み速度を“追求”する。後に第14及び
第15図を参照して説明するように2つの比較的
極端な型の積込み条件によつて2つの異つた型の
運転態様がもたらされる。この具体例においては
その回路の一部がある特別な運転条件に達した時
に作動するようなそのコンベヤユニツトの持上げ
を制御するためのセンサ手段の役目もすることが
理解できる。結果としてこのセンサは積込みの速
度や又はラムの前進速度の減少を例えばラムの前
進がある予め定められた最低速度以下に低下した
場合に検出し、次いでその前部24を自動的に持
上げさせ、それによつて貫入手段がより高い水準
面のところでずり中に押し込まれるようにする。
このコンベヤの前部がその持上げの上限に達し
た時に、駆動装置310はシリンダ67及び68
と協動してリミツトスイツチ307を作動させ、
これが運転に次のような変化をもたらす。即ち最
初接点322は開放されていてラムシリンダを制
御する弁284が閉じている。これがラムの伸長
を停止させ、そしてその時圧力スイツチ301は
開放していて貫入手段の振動は停止しており、且
つ弁288は賦勢されている。次に接点321を
閉じ、これがバルブ284を賦勢させ、これによ
りラムシリンダへの流れが逆転してラムシリンダ
が引き込まれる。次に接点324が閉じられ、こ
れが弁282を賦勢して貫入手段の尖端を最高持
上げ位置まで持上げる。次に接点323を閉じ、
それによりスイツチ305が賦勢され、そしてラ
ムシリンダ69はそのストロークの終点に達する
まで引込まれ、それに伴つてスイツチ305を閉
じる回路293内の圧力が増大する。これが弁2
85を賦勢し、それによりコンベヤの前部24が
もとの低められた位置まで押し下げられ、そして
この点において、シリンダ67及び68と協動す
る駆動装置308がリミツトスイツチ307の賦
勢を解除し、そのようにしてすべての接点32
1,323及び324を再び開放し、且つ接点3
22を閉じる。この点においてこの系は貫入手段
を前進させる運転状態、即ちすでに説明したよう
にラムシリンダ69の伸長の運転状態に戻り、そ
してラムシリンダ69がその前進運動の終端に達
するまで、即ちそのストロークの終点に達するま
で上述のサイクルが繰り返される。この段階にお
いてラムは通常は手動で引き込められ、そして装
置全体を更に次の運転に入るためにずり山に向け
てもう一度前進させることになる。
カム317及び318は相互間の位相を変化さ
せるように相互に関して動かすことができ、それ
により例えば貫入手段に加えられる上下のストロ
ークの周期を変化させ、そのようにして貫入手段
がずり山の上を昇つたりまたはその中に掘り進ん
だりするようにすることができる。
ラムシリンダの伸長に関連する振動数を制御す
るための他の手段を使用することも可能である。
例えば可変オリフイスバルブ297、レオスタツ
ト311、及びモータ315の代りに既述の具体
例のそれと類似した態様においてラムシリンダ6
9からの戻り流体によつて駆動される可変スペー
スの液圧モータを用いることが可能である。この
液圧モータのシヤフトに直接取付けられたカムの
速度はラムシリンダ伸長速度に正比例するであろ
うし、またその振動数とラム伸長速度との間の関
係はこのモータの排液量を変化させることによつ
て変えることができる。自動的な順序設定及び検
出機能も上述と同様に電子的な種々の手段あるい
は流体論理装置又はその他の液圧手段によつて達
成することが可能である。
積込みがもつと困難なずりのために望ましい場
合には更に別な制御装置と置換えることも可能で
あり、そしてこの具体例はすでに記述したものと
同様であるけれども貫入手段の振動を制御するば
かりでなくラムシリンダ69の周期的な伸長をも
制御するようなもう1つの検出手段を包含してい
る。ラム69は貫入手段の振動に対して異つた相
で同様に振動させることができ、それによつて貫
入手段の尖端39が円形の軌道又は軌跡、あるい
はその他の閉じた軌跡をたどるようにする。この
尖端39の軌跡は積込まれるべきずりの種々の特
性に従つて該当する液圧シリンダの中への液圧媒
体の流れの方向及び速度を調節することにより最
もよい積込作用がもたらされるように変化させる
ことができる。上に記述した2つの回路の説明か
ら、第12図の回路がこの後者の構造のものに対
してより容易に適合させ得ることが理解できる
が、しかしながらこのような適合の詳細な記述は
ここでは省略する。
このような第11図及び第12図の回路につい
て考えると、そのラムシリンダは従つて流体圧力
及び流体の流速に関連した種々の液圧的パラメー
タを有する流体が受取られまたは排出される対応
的ラム液圧回路を有する液圧装置であるというこ
とができる。同様に第11図の圧力応答スイツチ
268及び269、又は第12図の299及び3
01、及び付属する回路系はラム液圧回路の種々
の液圧的パラメータの少なくとも1つに応答する
センサ手段として用いられ、そしてこれは振動手
段への流体の流れを制御する手段に結合された第
11図のモータ271又は第12図のモータ31
5を制御する回路を有する。いずれの回路のセン
サ手段もここに開示したそれぞれの場合にラムシ
リンダの一方の室と連通する圧力応答電気スイツ
チを、その各室からピストンによつて排出された
流体を受取る導管と共に包含することが見られる
であろうが、しかしながらこれはそのような導管
を使用することが是非必要なわけではない。その
流体の種々のパラメータはラムの伸長速度を反映
しており、これはまたコンベヤ上のずりの積込み
速度をも反映するものである。積込み速度を測定
するより直接的な手段はコンベヤを駆動する動力
自身の入力を監視することであろう。また適当な
変更と共にラム駆動シリンダはコンベヤの前進運
動の間に引込めることも可能であると考えられ、
そしてそのような場合、センサ手段はラムの引戻
しに応答させることが可能である。振動手段は交
番切換え電気スイツチ手段及びこのスイツチ手段
を駆動するためのモータ手段を含み、このモータ
手段は圧力応答電気スイツチに応答する。またこ
の振動手段は上記逆転電気スイツチ手段に結合さ
れて貫入手段と協動する液圧的駆動手段への流れ
を制御する電気作動式の方向切換え弁も包含して
いる。いずれの回路においてもそれらのスイツチ
手段は互いに位相をずらせた回転カムにより作動
される1対の交互切換えスイツチであり、従つて
これらのスイツチ手段によつて制御される方向切
換え弁は上記カムの回転に応ずる回転数で貫入手
段の液圧的駆動手段への流れを交互に切換える。
また上記モータはこれら交互切換えスイツチに連
結された回転出力部を有し、そしてラム回路内の
流体の流れに比例する量で回転している。要約す
ればこのセンサ手段は振動手段と協動して貫入手
段の回転の振動数を変化させる。
以上要約すれば第11図及び第12図の回路を
用いる半自動的な方法はその積込まれるべき材料
の特性を積込み速度の監視によつて検出し、そし
てその貫入手段の振動周期と振幅とを自動的に変
化させるものである。これは貫入手段の貫入に対
する抵抗に基づく材料のローデイング速度の減少
あるいは貫入手段の材料の中への貫入速度の減少
を検出してこの貫入手段の振動の振幅及び振動数
を自動的に減少させることによつて達成される。
このようにその材料の特性及びそのローデイング
速度を貫入手段の材料中への貫入速度の自動的な
監視によつて検出するものである。
第13ないし第15図 以下の記述は第12図の半自動的な回路系を用
いての本発明に従う積込装置の運転態様に関し、
これは貫入手段にその積込みの状態に応じて持上
げ操作並びに振動を加えるものである。
第13図を参照して説明するならばコンベヤユ
ニツト21の前部24は実線で最初の出発位置に
示されており、そして貫入手段38は現在の道床
330の上方に位置して示され、そして点線で示
したゆるやかな安息角で積上げられた非常に容易
に積込みできる性質のずり山331に丁度貫入す
る位置に示されている。ラム手段(図示されてい
ない)が上記前部24を最大前進位置(24.1のと
ころに破線で示してある)に伸長させる際にもし
ある予め定められた抵抗値が検出されたならば、
貫入手段を通常的な振動数及び振幅で振動させ
る。332.1から332.3までの3つの位置に、貫入手
段の前進の一連の位置を破線で示してあるが、こ
れらの破線で示した位置は一般に道床330に平
行な軌跡333を表わす。これは振動手段の要求
される作動が最小限であつてこの程度でも貫入手
段の前部を持上げる必要なくコンベヤのこの部分
の上にずりが容易に落ち込んでくることを可能に
するのに充分な程にそのずり山が撹乱されるよう
な容易にずり出し出来る条件を示している。
第14図を参照して説明するならば比較的積込
み容易な性質のずり山335が示されており、こ
れは比較的急な安息角で堆積していて、またその
貫入手段38は図の337.1から337.4までに示すよ
うな一連の4つの前進位置において示されてい
て、それにより破線で示すような軌跡339を表
わしている。この軌跡339が後方に向つて凹面
をなしておりそしてこれが比較的積込み容易な性
質のずり山を通して貫入手段が進む典型的な経路
を示している。即ちこのようなずり山の場合には
第12図を参照して記述した半自動的な装置を用
いる方法は、コンベヤユニツトの前部を持上げる
と同時にその貫入手段を前進させ、それによりそ
の貫入手段がうしろに向つて凹面をなすような軌
跡を描くことによつて特徴付けられる。
第15図を参照して説明するならば、この場合
には本発明に従う装置は比較的積込み困難な性質
のものであつて非常に険しく傾いた安息角を有す
るずり山に貫入させる状態で示されている。図に
はその貫入手段の前進状態が344.1ないし344.4の
一連の4つの位置において示されており、その軌
跡346は後方へ向つて凸面状になつている。こ
のような比較的積込み困難な性質のずり山からず
り出し作業を行う場合には、そのコンベヤの前部
が持ち上げられてそれと同時に貫入手段が前進さ
せられ、それによつてその貫入手段が後方に向け
て突出した形の軌跡を描くようになる。
必要の場合に貫入手段をラムの前進並びにコン
ベヤ前部の同時的な持上げと組合せて振動させる
ことによつて貫入手段はそのずり山の性質に依存
する軌跡を描き、これは積込み速度及び回路の油
圧特性のプログラムの仕方によつて影響を受ける
ということが理解される。回路の諸パラメータを
貫入手段の軌跡が第13図に示すような本質的に
直線的水平の線と、第14図及び第15図に示さ
れるような後方に向つて凹の、または凸の形状の
線との間になるようにその運転の作動を広い範囲
に適合させることができるということは明らかで
ある。
第16図及び第17図 振動手段の第4番目の具体例351は特に積込
み困難な性質のずり山において用いるためのもの
であつて、既述の振動手段とは、その貫入手段の
ある1つの型の振動の上に別な型の振動を重ね合
せて2つの異つた振動、すなわち少なくとの2つ
の振動のモードを組合せた振動がもたらされるよ
うな装置と方法とを提供することによつて異るも
のである。第16図を参照して説明するならば、
その貫入手段38はコンベヤユニツト21の前部
24に隣接するペネトレータ軸40のまわりに振
動するようにヒンジ結合して示されている。その
ペネトレータ回動アーム51は上記軸40から延
びているけれども、しかしながら第1図における
ペネトレータシリンダ54は除かれており、そし
て別の組合せ振動装置353と置換えられてい
る。この装置353はコンベヤユニツト前部24
にヒンジ結合されている第1部分356と、そこ
から延びる第2部分又はピストンロツド358と
を有する長いストロークの液圧シリンダ355を
含んでいる。このピストンロツド358はこれと
整列していて且つその回動アーム51の外方端に
結合されている比較的短かいピストンロツド36
2を有するストロークの小さなシリンダ360を
支えている。この複合振動装置353が互いに直
列に配置されて且つコンベヤユニツトと上記アー
ム51との間に延びるストロークの大きな液圧駆
動装置又は液圧シリンダとストロークの小さな液
圧シリンダとを含んで既述のものと同等のカプリ
ング手段を提供していることが理解できる。
第17図を参照して説明するならば、補助回路
364が第12図の回路278と連結されてお
り、そしてこれは第16図の小さなストロークの
シリンダ360を作動させるのに用いられる。大
ストローク及び小ストロークの各シリンダ355
及び360は別の流動切換えバルブによつて制御
され、大きい方のシリンダ355は第12図の流
れ方向切換え弁283によつて制御され、これは
シリンダ54及び55の両対向端と協動する第1
2図に記号を付けずに示されている導管に連結さ
れた導管365及び366を通してのシリンダ3
55への流体の流れを制御する。4路3位置方向
切換え弁367が導管370及び371と協動し
て小さいストロークのシリンダ360への流体の
流れを制御する。可変吐出量ポンプ372が逆止
弁368を通してその回路並びにアキユムレータ
375へ液圧媒体を供給し、そして可変レリーフ
バルブ376が流体の流れ特性を制御する。電気
モータ378が交番切換えスイツチ手段381の
2個のカム379及び380に直接連結されてお
り、そして上記交番スイツチ手段はバルブ367
の作動を制御してそれによりこのバルブ367を
往復動させてシリンダ360への流体の流れを逆
転させる。“オン”スイツチ382は自動的にま
たは手動で閉じることができ、それによつて電力
を上記補助回路364に供給して必要に応じて小
さいストロークのシリンダ360を作動させるこ
とができる。スイツチ382が開かれている時に
は回路364は非活性状態であり、そして弁36
7は導管370と371とを遮断してそれにより
大きなストロークのシリンダ355が第1図のペ
ネトレータ駆動シリンダ54及び55と同じよう
な作動を行う。
実際の運転においては通常の積込み条件におい
て回路364は非活性状態であり、そして貫入手
段はずり山(図示されていない)の中へ必要の場
合に第1図の42で示す円弧のような最大振幅に
わたつて回動しながら貫入して図示のように中央
位置から2つの円弧45及び48をカバーするよ
うな運転範囲を示す。貫入手段のずり山中への貫
入速度によつて求めて積込み速度がある予め設定
した最低速度に低下したならば、上記補助回路3
64は手動又は適当な図示されていない検出手段
によつて作動されてスイツチ382を閉じ、それ
によつて方向切換え弁367が小さいストローク
のシリンダ360の両対向端に交互に流体を供給
するようにすることが可能である。これによつて
小さいストロークのシリンダは貫入手段の小さな
振幅で比較的高い振動数の振動を作り出すが、こ
の貫入手段の上方位置及び下方位置は参照符号を
付けずに図にこの貫入手段の主要な3つの位置の
それぞれについて破線で示してある。シリンダ3
60による振動の最大直線振幅は第16図にそれ
ぞれの位置について384で示されている。小さ
いストロークのシリンダによる振動の周波数と振
幅とはカム379及び380の回転速度、ポンプ
372の流体吐出量及びシリンダ360の相対的
な変位によつて左右される。一般にこの小さいス
トロークのシリンダの振動の周波数は大きいスト
ロークのシリンダ355のそれと比べて比較的高
く、そしてこれはそのストロークが短かいことに
よつて大きなストロークのシリンダの最大振幅と
比較して明らかに振幅が小さい。小さい振幅のシ
リンダ360に対しては毎分約100サイクルと毎
分約200サイクルとの間の振動数範囲及び貫入部
材尖端39における最大合計回動長さとして約5
cmの振幅が多くのずり出し条件に対して適当であ
ると考えられる。
多くのずり出し作業条件に対して小さいストロ
ークのシリンダ360だけを振動させることが考
えられ、というのはこれがより僅かな動力しか必
要とせず、また比較的高い振動数を可能として比
較的小さな岩石のずり山を撹乱するのにより効果
的であろうと考えられるからである。しかしなが
ら大きくて重い岩石の場合には大きいストローク
のシリンダ355の振動及び振幅の範囲はこのよ
うなずり山を撹乱するのにシリンダ360による
よりもより効果的であろうと考えられる。簡単に
云うならばこの補助回路も作動している時に起る
ような貫入手段の振動は複合振動をもたらすため
に組合わされる第1及び第2の振動を含む複合振
動と考えることができる。各振動は独立に変化さ
せることができ、それにより0から所望の値まで
変化させることのできる振動数と振幅とを得るこ
とができる。シリンダ360又は第1液圧手段か
らの第1振動は比較的高い振動数で低い振幅を有
し、そしてその高い方の振動数のところではシリ
ンダ360はその全ストロークを完全にカバーす
ることができず従つてこの第1振動の振幅は0か
ら比較的低い最大値までの間で変化するであろ
う。シリンダ355又は第2液圧手段からの第2
振動は0から比較的低い最大値まで、即ち例えば
毎分80サイクルまでの範囲で変化するような振動
数及び0から比較的高い最大値、即ち例えば40cm
程度まで変化する振幅を示すであろう。典型的な
第1振幅は全振幅5cmの場合に毎分200サイクル
で、また典型的な第2振動は全振幅20cmあるいは
30゜で毎分80サイクル、又は全振幅40cm又は40゜で
毎分40サイクル程度であろう。このように振動手
段は上述のような振動を適用するのに適した複合
振動装置を含み、そして貫入手段と協動する小さ
いストローク及び大きなストロークの駆動手段を
有しており、それによりこの小さなストロークの
駆動手段が第1振動を供給し、そして大きなスト
ロークの駆動手段が第2振動を供給する。
大きなストロークのシリンダが流体の2つの複
合流を受けて1つのシリンダの上に複合振動を作
り出し、それによつて大きなストロークのシリン
ダと直列に設けられる短かいストロークのシリン
ダを省略するようにした液圧−電気回路系を考え
ることも可能であることは明らかである。これは
液圧回路系をより複雑にすることになるかも知れ
ないが、しかしながら構造的な単純性がもたらさ
れるであろうし、また明らかに短かいストローク
のシリンダは省略されることになる。又このよう
な構成においては第8,9、及び第10図の液圧
振動手段の別な態様として回転振動装置及び揺り
アーム構造をそれぞれ使用するような構造のもの
も使用することができるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1および第2図は本発明に従う装置の具体例
の夫々収縮、下降状態を示す側面図および平面
図、第3図は第1図の3−3断面図、第4図は第
1図の装置の伸長状態を示す前部拡大側面図、第
5および第6図は第4図夫々5−5断面および6
−6断面の部分説明図、第7および8図はコンベ
ヤとその先端部の拡大側面図、第9図は第8図の
9−9断面の説明図、第10図は変更具体例の前
部の説明側面図、第11および第12図は半自動
振動手段の異つた装置の液圧/電気回路図、第1
3ないし第15図は本発明に従う装置の運転状況
の説明図、第16図は半自動振動手段の別の例を
示す説明図、第17図は第12および第16図の
具体例のものに使用する補助回路系の例を示す。 10……積込装置、12……本体、支持体、1
4,15……車輪、16,18……動力ユニツ
ト、19……中心軸線、21……コンベヤ組立
体、コンベヤユニツト、22……第2のコンベヤ
ユニツト、24……前部、25……後部、29…
…チエーンコンベヤ、30……チエーン、38,
186,214……貫入手段(ペネトレータ)、
40,163,188,215……ペネトレータ
支持軸、41,143……スプロケツト軸、5
1,52,182,190,217……アーム、
54,55,226……ペネトレータ作動用液圧
シリンダ、57,175,211,351,35
3……振動手段、58……前進手段、伸長手都、
ラム手段、ラム部材、60……コンベヤ支持部
材、62……ラムソケツト、67,68……コン
ベヤ持上げシリンダ、69……ラム駆動用シリン
ダ、76……コンベヤヒンジ、87,89……第
1、第2案内手段、91……掘削組立体、93,
94……伸長可能支脚、97,98,108,1
09……伸長可能ラム、125,126……レー
ル、129,147……案内ローラ、144……
コンベヤスプロケツト、153,154……レー
ル、166……リツプ、240……動力−検出装
置、245,283……4路3位置方向切換弁、
268,301……圧力スイツチ、270,29
3……ラムシリンダ液圧回路、検出手段、278
……動力−検出装置、第2の変形例、330……
道床、331,335,342……ずり山、35
5,360……複合振動装置、大小のシリンダ、
364……補助液圧回路系。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持用の本体12とこの本体12に取り付け
    られたコンベアユニツト21とを有する連続積込
    装置10であつて、 該連続積込装置10の前方部にその中央軸19
    に実質的に直交して配置された貫入手段38を備
    え、コンベアユニツト21の前方部24は独立し
    た手段67,68の作用によつて水平軸76の回
    りに回転調節可能なようにされたものにおいて、 コンベアユニツト21の前方部24は実質的に
    水平位置まで回転させることができ、貫入手段3
    8は地面に対してほぼ平行になるように調節可能
    に作られており、しかもこの貫入手段38は中央
    軸19に実質的に直交し且つコンベアユニツト2
    1と貫入手段38との共通に水平軸40の回りに
    コンベアユニツトの前方部24とは独立に回転可
    能にされるとともに、貫入手段38を水平軸40
    の回りに所定の角度で連続して振動させるための
    手段54,55を備えており材料をコンベアユニ
    ツト21上に連続的に流すようにすることを特徴
    とする連続積込装置。 2 第1のコンベアユニツト21と第2のコンベ
    アユニツト22を備え、これらは第1のコンベア
    ユニツト21の後方部25が第2のコンベアユニ
    ツト22の前方部27の上方に位置するように中
    央線19に沿つて配置され、第1のコンベアユニ
    ツトは本体12から延在する伸張手段58によつ
    て第1及び第2のコンベアユニツト21,22と
    の間の本質的に軸方向の運動を許容するように支
    持されている、前記特許請求の範囲第1項に記載
    の連続積込装置。 3 上記伸張手段は第1のコンベアユニツト21
    及び本体12と協動するラム手段69を備え、第
    1のコンベアユニツト21を本体に対して軸方向
    運動させて貫入手段38を前進させるようにし
    た、特許請求の範囲第2項に記載の連続積込装
    置。 4 第1のコンベアユニツト21の後方部25は
    第1の案内手段87を備え、本体12は第2の案
    内手段89を備え、第2の案内手段89は第1及
    び第2のコンベアユニツト21,22の間の本質
    的に軸方向の運動を許容するように第1の案内手
    段に係合するとともに第1のコンベアユニツト2
    1の後方部を支持している、特許請求の範囲第2
    または3項に記載の連続積込装置。 5 連続積込装置に対向する地面、側方面及び上
    方面の少なくとも1つに係合して装置の移動抑制
    を補助する下方93,94、側方97,98又は
    上方108,109へ伸張する手段を備えてい
    る、特許請求の範囲第2〜4項の何れか1項に記
    載の連続積込装置。
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