JPH0444073A - 湿式の現像,転写,定着方法および画像プリント装置 - Google Patents

湿式の現像,転写,定着方法および画像プリント装置

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JPH0444073A
JPH0444073A JP15357890A JP15357890A JPH0444073A JP H0444073 A JPH0444073 A JP H0444073A JP 15357890 A JP15357890 A JP 15357890A JP 15357890 A JP15357890 A JP 15357890A JP H0444073 A JPH0444073 A JP H0444073A
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drum
roller
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JP15357890A
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Masaharu Nishikawa
正治 西川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野コ 本発明は、繰り返し使用可能な電荷保持部材上に形成さ
れた静電潜像に対して現像液を作用させてトナー像を得
、このトナー像を最終記録シート上に転写、定着するよ
うにした湿式の現像、転写定着方法および画像プリント
装置に関する。
[従来の技術] 中間記録媒体として、繰返し使用可能な電荷保持部材で
ある電子写真感光ドラムや静電記録ドラム等のドラム、
さらにはエンドレスベルト等を用い、これらの表面に静
電潜像を形成し、これにトナーを作用させて可視トナー
像を得、普通紙等の最終記録シート上にトナー像を転写
、定着するようにした現像、転写、定着の方法は広く実
用化されている。
上記方法において最も広く採用されている方法は、乾式
トナーを用いて現像を行ない、トナー像の表面に最終記
録シートを重ね合わせてシートの裏側からコロナ帯電を
行ない、その静電気力によってトナーをシート上に転写
し、しかる後に定着ローラのニップ部を通過させてトナ
ー像をシート上に定着させる方法である。
このような転写方式の画像記録において、湿式の現像か
適用される場合もある。湿式の現像においては、現像装
置の構成か簡易である上、1・す粒子が小さい為に画像
がきめ細かで、ざらつき感がなく、濃淡表現力に優れて
いる特徴がある。しかしその半面、トナー像転写に伴う
技術的な障害かあった。
湿式トナー像の転写においても、従来は静電吸引力を転
写作用力としていた。すなわち転写時には電荷保持部材
と最終記録シートとの間に5〜10ミクロンの現像液層
を残しておき、該液層中の電気泳動によりトナー像の転
写を行なうようになっていた。その為の方法、装置に関
する改良は特公昭4.7−1.8593号公報、特公昭
51−44654号公報、特公昭54−34541号公
報等において公知である。
第10図は上述の特開昭47−18593号公報から引
用した図である。同図において、1は感光体ドラム(一
部のみ図示)であり、矢印方向に回転する。2は湿式現
像装置であり、トレイ3の中に現Ig!液9が収容され
ていて、現像ローラ4の下部が現像液面下に没している
。感光体ドラム]と現像ローラ4との間には、現像能力
を調整する為のバイアス電源5が接続されている。
静電潜像を形成したドラム1の部分か回動して現像ロー
ラ4の設置箇所にさしかかると、現像ロラ4の表面に付
着している現像液が、ドラム1の表面に作用して現像が
行なわれる。現像ローラ4の位置を通過したドラム1の
表面にはトナー像Tとその表面を覆った薄い現像液層1
0とが存在しており、これが共に転写部に送られる。
転写部においては、最終記録シー1− Pが転写祠案内
ローラフによって支持搬送される。シートPの表面と感
光体ドラム1との間には、現像液層]0の厚さと同じか
、やや狭いギャップがある。そして転写バイアス電源8
の作用によってドラム1の表面のトナー像は電気泳動に
より記録シートP上に転写される。
上述した湿式現像においては、現像が単純な口ラによっ
て行なわれるために、現像装置の構成はきわめて簡易で
ある。しかし上記現像液の存在下での転写が行なわれる
事に起因して後述するように多くの不都合が発生する。
次にトナー像の転写、定着方法の改良例について説明す
る。乾式l・ナー像を担持したドラム表面に熱ローラを
圧接しておいて、そのニップ部に最終記録シートを通し
、転写と同時に定着する方法は特開昭48−9024]
号公報等において公知である。
第11図は本発明者の発明に係る先願「特開昭61−1
29672号公報」で開示された、熱転写・定着方式の
実施例を示す図である。図示の如く静電記録ドラム1の
表面に形成された静電潜像は1、乾式トナーによって現
像された後、転写部に送られる。熱転写ローラ11はロ
ーラ本体であるパイプ]2の内部にハロゲンランプ18
のような熱源を収容し、パイプ12の表面をシリコンゴ
ムのような耐熱性弾性部材てライニングされたものであ
る。記録紙Pは搬送ローラ14a、14bて所定位置へ
送り込まれ、ガイド板15によって熱転写ローラ11の
表面にそって移動するようにガイドされる。記録紙Pは
ニップ部に到達する前にトナーの溶融温度以上の温度に
加熱されるように加熱操作される。好ましくはガイド1
5にヒタ]−6を設け、ドラム1にもヒータ19を設け
て転写、定着か安定的に行なわれるようにする。
このような熱転写、定着方法によれば、転写と定着か同
時に行なわれるので、構成か簡略化されると共に、記録
紙の通路も単純化され、紙詰まり等の発生か防止される
利点がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで前述の湿式現像転写方式においては、トナーが
電気泳動力で移動するものとなっている為、転写部にお
いて、5〜10ミクロン程度の現像液層の存在がないと
転写が良好に行なわれないという制約がある。このため
次のような不都合が生じる。
その一つは、現像後に必要な所要厚さの現像液膜を残す
事が容易でないことである。
また転写部において感光体ドラムと最終記録シートとの
微小ギャップを安定に維持する事が容易でないことであ
る。
また転写の為の液膜層を維持する為に、記録シートの吸
油性等に厳しい制約が加わる事である。
また転写後において、記録シートに付着した現像液を乾
燥除去する手段か必要となる。なお記録シートを完全に
乾燥することは容易ではない。
また転写に伴って一定量の現像lIkが確実に消費され
てしまい、現像液の利用効率か悪いことである。
また転写後の記録シートの乾燥に伴って、記録シート」
二の現像液が気化拡散し、環境を〆9染するおそれがあ
る事である。
次に熱ローラによる転写、定着方式においては次のよう
な不都合があった。
すなわち、トナー像を溶融転写、定着できるレベルまで
記録シートを加熱すると、記録シートが焦げて黄変して
しまう事がある。
また電荷保持部材ドラムの温度が高くなって、ともすれ
ば感光体等の物性が変化して使用できなくなってしなう
また、熱転写・定着装置の加熱により装置内温度が高く
なる為、強力な冷却手段を設けなければならなくなる。
そこで本発明の目的は、構成が簡単で、現像液の無駄な
消耗がすくなく、溶媒の大気中への拡散がなく、受像紙
の紙質に制約がなく、熱転写・定着に伴う熱の処理やド
ラム材質の制約がない、湿式の現像、転写、定着方法お
よび画像プリント装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決し目的を達成するために本発明では基本
的手段として次のような手段を講じた。
繰り返し使用可能な電荷保持部祠上に形成された静電潜
像に対し、液体分散媒体中に着色成分と熱可塑性樹脂を
含むトナー粒子を分散させてなる現像液を作用させて現
像を行なう工程と、この現像工程にて現像した後の前記
電荷保持部月面から現像液を除去する工程と、 この工程で現像液除去を行なった後の前記電荷保持部材
上のトナー像面に対して、最終記録シートをトナーの溶
融温度以上の温度に加熱しながら圧接、剥離操作する工
程と、 を備え、湿式トナー像を、熱溶融転写・同時定着するよ
うにした。
[作用] 上記手段を講した結果、次のような作用か生しる。
ずなイっち、湿式現像方式でありながら、転写時に電気
l・Y動を利用するものではないから、転写がトナー像
表面を現像液層で覆う事なく行なわれる。
そして、むしろ十分に現象液が除去されていることか好
ましいために、現像終了後において簡易な手段で現像液
を除去する構成か可能となる。
また現像lt&は転写前に除去回収されるので、現像液
の無駄な消耗が防止されると共に、現像液溶剤が大気中
に気化拡散することがない。又最終記録シートに現像液
か付着しないから、これを乾燥する必要かなくなり、記
録シートの吸油性の制約がなくなる。さらに熱溶融性の
トナーを使用するが、トナーは溶融液中に分散されてい
るために、乾式トナーのように機械的な作用力を受けな
い。
この為、十分に低い融点のトナーを用いることかできる
。その結果、熱転写・定着の温度を低くすることができ
るから、電荷保持部4イに及はず熱の影響が少なくて済
み、また装置内の温度」1昇も少なくて済む。さらに記
録シートか焦げて黄変するようなことも防止される。
[実施例コ 第1図〜第3図は本発明の湿式現像・転写・定着方法を
説明するための図である。
第1図は湿式現像工程、第2図は現像液除去]1程、第
3図は熱転写・足指工程を示している。
第1図〜第3図において、2]は中間記録媒体、22は
湿式現像ローラ、23は現像液、24は現像前の静電現
像、25は湿式トナー像、26は絞りローラ、27は熱
ローラ、28はヒータ、29は最終記録シート、30は
定着トナー像を各々示している。
コ2 中間記録媒体21は電子写真感光体や静電記録体漬の静
電iij保持能力を有する層を表面に設けた媒体であり
、ドラム状またはエンドレスベルト状に作られていて、
繰り返し使用可能なものとなっている。
静電潜像24は、中間記録媒体21が電子写真感光体で
ある場合には、均一帯電と光像露光によって作られる。
また中間記録媒体2]−が静電記録体である場合には、
イオン流記録ヘッド等によって書き込まれる。
第1図に示す湿式現像工程における湿式現像は、ローラ
22で現像液23を汲み上げて静電潜像に作用させる例
を示している。しかしこれに限られるものではなく、ト
ラム21の曲率に合わせたトレイ状の現像電極をドラム
21の面に接近配置し、そのギャップ部分に現像ltM
を流す構成も可能である。
適用する現像液は、着色成分と熱可塑性樹脂を含む粒径
01〜1ミクロン前後のトナー粒子をアイソファーG、
H(商品名: l5OPARエクソン社)等の溶媒中に
分散したものである。
かかる現像液の構成はUSP4760009号、USP
4794651号などに於いて公知である。
乾式l・ナーでは現像時において搬送に伴う強い摩擦力
を受けて変質しないように、100℃前後またはそれよ
り高い温度の熱溶融温度を必要としているのに対し、」
1記のような湿式トナーでは、トナーが溶媒に分散して
搬送されるために、摩擦力や機械的な衝撃力を受けるこ
とがない。このため熱溶融温度60〜70℃程度の低融
点トナーとすることかできる。
静電潜像に現像液が作用すると、トナーはクロン力によ
って電気泳動し、潜像を現像する。現像領域を通過した
ドラム2]の表面には、トナ像25と、それを覆う現像
液膜とか保持されている。
Q 2図に示す現像液除去工程に於いては、ドラム2]
の表面からトナー像を除去することなく、現像液23の
みを除去する工程である。この場合、従来の湿式トナー
像転写方式の如く、5〜]−〇ミ] 3 ] 4 クロン程度の現像液層を残すのではなく、現像液23を
ほぼ完全に除去するようにする。
現(免液23を除去するために、図示例ではニトリルゴ
ム等の耐油性ゴムローラ部祠等からなる弾性表面を有す
るスクイーズローラ26を使用している。このスクイー
ズローラ26は、トラム21の周面に対して圧接して従
動回転するように支持されている。
トラム2]」二の現像ll1層は、スクイーズローラ2
6のニップ部で除去される。このときスクイーズローラ
26の表面はアイソファーて濡れているために、I・ナ
ー像はオフセットすることなく、ドラム面に支持された
状態で通過する。スクイーズローラ26の圧接力によっ
ても異なるが、現像液23はトナー像25か僅かに湿っ
ている程度まで除去することができる。
現像液23を除去する手段としては、前記ロラ26によ
る絞り効果を利用する手段以外の手段を用いてもよい。
例えば連続気泡の発泡体ローラの空孔内に現像液を吸い
込ませたり、エアードクターナイフの空気流を利用して
除去するようにしてもよい。
第3図に示ず熱転写・定着工程では、最終記録シーl・
29を湿式トナー像25に押し当てた状態で、記録シー
トを熱ローラ27にてトナーの熱溶融温度を上回る温度
まで加熱する。この場合にドラム21の温度よりも記録
シート2つの温度が高くなっていて、ドラム2]の温度
はトナー溶融温度よりも低い温度であることが必要であ
る。
第1図〜第3図に示した実施例においては、熱ローラ2
7が適用されている。熱ローラ27は芯金となる金属パ
イプ27aの表面にシリコンゴム等の耐熱性エラストマ
ー27bを被覆して作り、パイプ27a内にはハロゲン
ランプ28等の加熱ランプを収容したものである。トラ
ム21に対して熱ローラ27を圧接しておき、そのニッ
プ部分を記録シート29を通過させる。
記録シート29は熱ローラ27の圧接力てトナ像面25
に密着する。そして、熱ローラ27がらの熱を受けて、
トナーの溶融温度よりも高い温] 5 ] 6 度になるために、記録シート2つに接しているトナーか
溶融してシート表面に粘性411着する。これか定ルト
ナー像30である。ドラム21は熱容量か大きいため、
トナーの溶融温度以上には容易に加熱されない。したが
ってトラム表面境界部のトナーは溶融しない。
記録シート2つに溶融付管したトナー像は、未/8融ト
ナーの一部も粘着してドラム面から引き剥かして転写さ
れる。トラム21から離れたI・すそのものは、熱容量
が小さいので、容易に溶融温度に達してしまう。
かくしてニップ部Nを通過した記録シート2つの表面に
は定着された転写トナー像30が得られる。
記録シート2つを加熱圧接させる手段としては熱ローラ
27に限られない。例えば中間記録媒体かベルト状のフ
レキシブル部祠である場合には、固定された帯状の高温
加熱部拐に、記録シート29とトナー像25とを形成し
た中間記録媒体を重ね合せて圧接させながら移動させる
構成をとる事もできる。
上記した本実施例によれば、湿式の現像・転写方式であ
るにも拘らず、転写時に現像itk層を残しておく必要
かない。したがって、転写前の現1g!液膜厚のコント
ロールや、転写ギャップの維持等の複雑な条件を満たず
ための調整が不要で、調整作業の困難性が除去される。
また現像液の無駄な消耗が抑制されると共に、空気中へ
溶剤ガスか拡散するのを防止できる。さらに最終記録シ
ートを乾燥する工程を省略できる効果がある。また記録
シートの吸油性の制約も除去される。さらに乾式トナー
では不可能な低融点トナーの適用が可能となるため、熱
転写・定着方式における記録紙の黄ばみを防止でき、中
間記録媒体に及ぼす熱の悪影響を防止できる。また装置
の冷却手段を簡略化できる効果か得られる。
次に上述した本発明の湿式現像・転写・定着方法を適用
した画像プリント装置の実施例について説明する。
第4図は請求項(2)に対応する画像プリント装] 7 置の実施例を示す図である。同図において、21〜2つ
は基本的には第1図〜第3図に示したものと同じである
すなわち21は静電潜像を担持する中間記録媒体ドラム
、22は湿式現像ローラ、23は着色成分と熱可塑性樹
脂を含むトナー粒子をアイソファー中に分散させた現像
液、24は現像前の静電現像、25は湿式トナー像、2
6は弾性表面を有するスクイーズローラ、27は弾性表
面を有する熱転写・定イqローラ、28は加熱ランプ、
29は最終記録シート、を各々示している。
また31は現像液トレイ、32g、32bおよび33a
  33bは最終記録シート搬送ローラ、34a  3
4bおよび35a、35bは搬送ガイドプレートを各々
示している。
中間記録媒体ドラム2]は、芯金の表面にセレン合金、
アモルファスシリコン、有機光導電体の薄膜層等を設け
た電子写真感光体ドラム、或いはアルミニウムチューブ
の表面にアルマイト被覆を形成し、アルマイトの空孔内
にステアリン酸亜鉛のような絶d性潤滑剤を含浸させた
静電記録ドラムなどが適用される。湿式現像部は、トレ
イ3]と、このトレイ内に入れた現像液23と、この現
増液の液面下に下端部を浸した現像ローラ22とからな
っている。現像ローラ22とドラム2]とは0.1〜0
.5mmの微小ギャップを介して対向している。かくし
て現像ローラ22を毎分数百〜数千回転の回転速度で回
転させ、現像液をその周面にイ・1着させて搬送し、静
電潜像に作用させる。
現像部を通過したドラム表面にはトナー像25が形成さ
れる。またこの表面は現像液で覆われて濡れた状態を呈
している。ドラム21の現像部下流側の位置には、弾性
表面を有するスクイズロー26がその周面を圧接する如
く配設されている。このローラ26は、ドラム表面の現
像液を絞り取るように作用する。ローラ26の表面弾性
層は、ニトリルゴム等の耐油性のゴムを適用するかゴム
ローラ表面に、熱収縮性のプラスチックチュブをライニ
ングする等の構成のものが適用される。なおスクイーズ
した現像液が自然にトレイ3] 9 1の中に回収されて再利用されるように、スクイーズロ
ーラ26のニップ部はトレイの内側領域に配置される事
か望ましい。
熱転写・定石ローラ27は、アルミニウム等の熱伝導性
のよい芯金27aの表面にシリコンゴム等の耐熱性エラ
ストマー層27bを設けた構造のものが好ましい。熱ロ
ーラ27は、内部の加熱ランプ28によって加熱され、
トナーの熱溶融温度より高い温度まで加熱される。ドラ
ム2]は1・すの熱溶融温度よりも低い温度に維持され
る。熱ローラ27はニップの長さl0cmあたり1〜1
0Ic g程度の圧力でトラム21の外周面に圧接させ
ておく事か好ましい。
最終記録シートとなる普通紙、トレーシングペバ フィ
ルム等は、搬送ローラ32a、32bとガイドプレーh
34a、34b等の搬送経路を通ってローラ27とドラ
ム2コのニップ部へ送り込まれ、強いニツプ力の作用で
トナー像面とシ)・而とは密若する。
最終記録シート2つは、ニップ部に到達する前から熱ロ
ーラ27の加熱作用を受けてニップ部に至った時点では
トナー溶融温度を上回る温度になっていて、トナーを溶
かしながら、トナー像を写し取る。
最終記録ンーt・29は、ニップ部を通過した直後にお
いて熱ローラ27からの熱を受けるために、若干温度が
上昇し、転写されたトナー像は確実に溶融する。
更に記録シート29がニップ部から遠ざかると、シート
29の温度は急速に低下してトナー像は固化して完全に
定着される。そしてガイド35a。
35b、搬送ローラ33a、33b等の搬送経路を通っ
て送り出される。
第4図に示した湿式の現像、転送、定着装置の構成によ
れば、現像後の現像液のスクイーズが簡易であり、微妙
な調整をする必要がなく、動作が確実である。しかも転
写、定着が同時的に進行する構成であるため、装置構成
が簡易であると共に、搬送路が単純であるため、記録シ
ート29の紙詰まり等の発生のおそれが少なく、信頼性
の高い装2 ] 置か実現できる。また湿式の現像、転写方式でありなか
ら、転写前に現像液を絞り取って回収し、その再利用を
はかるものである為、現像液の無駄な消耗か抑制される
。また空気中へ溶剤ガスか拡散放出されるのを防Iにで
きる。
ところで本発明のトナー像熱転写・定着装置部において
は、トナー像を担持している中間記録媒体トラム2]は
、トナーの溶融温度以下の温度に保ち、熱転写・定着ロ
ーラ27は)・す−の溶融温度より高い温度に保ってお
く必要かある。画像プリンl−I程中は、この条件を保
つ事に問題はないか、熱転写・定むローラ27を加熱し
た状態で待機させておくと、上記ローラ27か圧接して
いる間記録媒体トラム21か局所的にトナー溶融温度を
越えて加熱されてしまう不具合が生ずるおそれがある。
この不具合を回避するために、本発明に於ては請求項3
に記載するように構成した。
第5図はその実施例を示す図である。同図に於て、21
は中間記録媒体トラム、27は熱転写・定着ローラ、2
8はハロケンランプ等の加熱ランプ、36はアーム、3
7はアーム軸1.38は給電端子、39はベアリング、
4oは熱ローラ軸、41はソレノイド、42はスプリン
グ、43はスプリング、44はコントローラである。
熱転写・定着ローラ27は、アーム36にベアリング3
9を介して支持されている。ローラ軸40は中空状のも
のであり、その中空部内に加熱ランプ28を収容してい
る。ヘアリング3つはアム36に対してスライド可能に
取イ;1けられていて、スプリング43によって常に図
示左方向に付勢されている。スプリング42はアーム3
6を時計回転方向に付勢している。ソレノイド41は、
付勢時においてスプリング42の引張力に抗してアム3
6を反時計方向に回転させる事ができる。
装置の停止時および熱ローラ27を加熱して待機してい
る時には、ソレノイド41はOFF状態にある。かくし
てアーム36はスプリング42の引張力によって矢印方
向に回動し、熱ローラ27は図示の如くドラム21がら
離れた状態になっている。
画像プリント工程か始まり、記録シート29か送り込ま
れると、これに連動してソレノイド4]がONになる。
そうすると、アーム36は反矢印方向に回動し、熱ロー
ラ27はドラム21に圧接する。この時の圧接力は、ス
プリング43の張力によって勾えられる。なおこの圧接
力は、アーム(立置か変動しても、はぼ一定の値か得ら
れるようになっている。
この様に構成することによって、熱ローラ27を加熱し
たまま待機を続けても、ドラム21はトナーの溶融温度
以上に局所的に加熱される串がない。また熱ローラ27
自身にも、局部的な冷却による温度ムラか生ずる事かな
く、きわめて好都合である。
ところで第4図の装置に於ては、最終記録シート29が
加熱されるのは、主としてドラム2]と熱ローラ27と
のニップ部においてである。ニップ部の手前部分でもシ
ートか熱ローラ27に接近して走行する領域かあるが、
断熱効果の高い空気層を介しているために、シートの加
熱効果は少ない。ニップ部を通過する短時間の間に記録
シート2つを所定の温度に高め、転写、定着を可能とす
るためには、熱ローラ27の温度を高くすること、トナ
ーの溶融点を下げること、等が効果がある。
いずれにしても高速度で熱転写・定着する時には熱ロー
ラ27の温度が高い温度に設定されることになって種々
の障害を引き起こす。
このような不都合を除去するために、本発明者は、特開
昭61−129672号公報に示すように、熱ローラに
沿った円弧状のガイド阪を設け、記録シートを」1記ガ
イド板と熱ローラとの間の通路を通ず事によって、シー
トの加熱時間を長くするようにし、熱ローラの温度を押
さえながら記録シートの温度を高め得る構成を提案した
。かがる構成によれば、所期の目的を達成し得る有用な
効果が得られる。しかしながら、記録シートの送り速度
が更に速くなった場合には、熱ローラの温度の設定を再
び高くする方向に変更することが要求されるので好まし
くない。またガイド手段によるものでは、シートと熱ロ
ーラとの密着度が低くなるいため、効果が制限される。
かかる不都合を除去するために、本発明においては請求
項(4)の如< tM成した。この構成によれば、記録
シートをロール状のものからは給するという制約が生す
るが、記録シートが熱ローラに対して円弧状に密着して
搬送されるようになるから、断熱作用をなす空気層の介
在なしに熱か直接ロラからシートに伝わる。したがって
効率よくシートを加熱することかできる。
第6図は」1記請求項(4)の(ト1成に基づいた実施
例を示す図である。
同図において、2]は静電記録ドラム、22は現像ロー
ラ、23は現像液、26は絞りローラ、27は熱転写・
定着ローラ、28は加熱ランプ、3]は現像液トレイ、
45は最終記録シーl・ロール、46は記録シート、4
8.49はガイドロラ、50はイオン制御記録へラドア
センブル、51はクリーナ、52はクリーニングプレー
ト、53はンールブレード、54はアルマイト記録層、
55はストッパ、56はマグネ・ソトブ1ノートを各々
示している。
静電記録ドラム21は、たとえばアルミニウム!・ラム
の表面を酸化してアルマイト層となし、アルマイトの空
孔中をステアリン酸亜鉛等の絶縁性離型性に優れた充填
剤で満たした記録層54を設けたものである。かくして
、きわめて高い硬度ををしており、高寿命であると共に
、高い温度になっても特性が劣化しない。したがって本
発明にかかる装置に適用した場合に、熱ローラ27の熱
でR温したり、転写残りの一度溶融したトナーを除去す
るための強い作用力を受1.またりしても破損しないの
で、きわめた好都合である。
イオン流制御記録ヘッド50は、特公昭618424号
公報、特公昭59−43317号公報等において開示さ
れているように、プリント画信号に従ってイオン流を制
御し、ドラム21」二に直接静電潜像を形成するように
作用する。
現像部および絞りローラ26、熱転写・定むロラ27の
構成は、基本的に第4図のものと同じである。ただし現
像ローラ22にマグネットブレ7ト56を磁気吸着させ
て、現像ローラ22の表面から一旦現像i1kを除去し
て新しい現像液をロラ表面に付着させるように作用させ
る。ストッパ55は」二記マグネットフ用ノード56を
位置決めするために設けである。
記録シートローラ45から送り出された記録ンI・46
は、熱転写・定着ローラ27とドラム2]とのニップ部
の手前側で、熱転写・定着ローラ27に巻掛るような角
度で送り込まれる。そしてニップ部を通過した後は、搬
送ローラ4B,49こよって送り出される。記録シート
46が熱転写・定着ローラ27に円弧状に接してニップ
部に至るまでの円弧長は、少なくともニップ幅の数倍以
」ム好ましくは10倍程度の長さとする。この程度の円
弧長を得ることはきわめて容易である。
記録シートロール45の自重による支持軸のブレーキ作
用、または別途にブレーキ力を加える事によって、引出
される記録シート46には所定の張力を作用させる。こ
のため記録シート46は熱転写・定着ローラ27に円弧
状に密着することになり、良好な熱伝導状態となる。か
くして熱転写・定着ローラ27の温度をあまり高く設定
しなくても、記録シート46の温度をトナーの溶融度以
上に高める事ができる。熱ローラ27にロール45から
引出したシート46を巻掛けて加熱しながら転写ニップ
部へ送り込む構成は、乾式トナーを熱転写,定着する場
合に適用しても有効である。
そして低融点の湿式トナー像転写に適用すれば、熱ロー
ラの温度をさらに下げる事が可能となって、きわめて好
都合である。
未溶融で転写しなかったトナー、あるいはドラム21の
温度がトナー溶融点以上に高くなってしまい、−度融解
してドラム上に固若した)・ナー等を除去する為にクリ
ーナ51が設けられる。クリニングブレード52として
は、ドラムの表面硬度が高い為に金属製のナイフェツジ
が用いる事ができる。かくして−度溶解固着したような
トナーも容易に除去する事がてきる。ンールブレードは
除去したトナーの落下を防止すると共に、トラム21」
二のトナーをブレード52の方向へ通過させ2つ る作用か必要である。プラスチックシートや、ゴムシー
ト等の弾性シートをドラム面にそう角度でづlit性圧
接さ(lておく。
−に記の第6図示の実施例によれば、記録シート46と
熱転写・定着ローラ27との密着接触時間が増加して、
ニップ部に至る記録シート46の温度と熱ローラ27の
表面温度が接近する。このため熱転写・定着ローラ27
の加熱温度が下げられ、またi0+速の記録シート送り
にも対応することかできる。また記録シート46の種類
を変えた場合に、その熱容量等に差かあったとしても、
記録シート46の温度は熱ローラ27の表面温度に近い
値に接近するから、シート46の種類によってその温度
か変動する串も防止される。
上記の作用効果は熱転写・定石ローラ27への記録シー
ト46の巻(1)長さが長くなる程増加する。
巻掛は長さをさらに増加させて、上記した作用効果を増
大させるへ<、請求項(5)のごとく構成すれば一層好
適な装置を実現する事ができる。
第7図は上記+^1成に基づ〈実施例を示す図であって
、記録シート46かロール45から熱転写・定着ローラ
27を経て搬送ローラ48,49て送り出されるまでの
シート経路を示している。同図において47はガイドロ
ーラである。その他は前記実施例と同様である。
ガイドローラ47は引き出された記録シー1・46の熱
転写・定着ローラ27への巻掛量を増大させ、また記録
シートロールの巻径か変化しても巻掛量を変化させない
ように作用する。かかるガイドローラ47を追加するこ
とによって、熱転写・定着ローラ27へ記録シート46
が接してからニップ部へ至る円弧部の角度を、1/4円
周から1/2円周程度にすることは容易である。しかも
記録シートロール45の配置位置の自由度も著しく増大
させることかできる。
本実施例装置の動作に伴って生ずる問題の一つに、中間
記録媒体ドラム21の温度上昇がある。
トナーの溶融温度以上に加熱された記録シート46が、
常時中間記録媒体ドラム21に接触して移動すると、ド
ラム温度が上昇してトナーの溶融温度を上回る温度にな
る場合かある。かくしてドラム2]」二でトナーが溶融
してしまうと、ドラム2]とトナー間に活性イτj右力
か発生し、最終記録シートとトナー間にも粘性付着力か
生ずる。このため転写、剥離時にトナーはトラム21の
面と記録シート46の而との双方に骨管してトナーの転
写率か悪化し、クリーナの負荷か増大する。クリナのク
リーニングブレード等に溶融トナーが多量こイリ着した
まま冷却されると、プレートおよびドラム面に付希した
トナーか固化し、再起動時にプレートに過大な力か作用
して破壊してしまう。このような不具合を除去するため
には、中間記録媒体ドラム21を強制冷却する必要かあ
る。しかるにドラム表面を送風冷却すると、冷却作用が
不十分かつ不均等である。しかも冷却風は周囲の現像装
置にも作用して現像液の気化を促進させ、また熱転写・
定着ローラ27をも冷却してしまう等の不具合かある。
そこで本発明に於ては請求項(6)に記載するように構
成する!11によって中間記録媒体ドラム21のみを効
率的に冷却する事を可能にしている。
第8図および第9図は上記構成に基づく一実施例図であ
る。第8図、第9図において、6061はドラムフラン
ジ、62.63はフランジ軸、64.65はベアリング
、66.67は支持側板、68はギヤ、69はフード、
70はファンを6示している。
ドラム21の両端にはフランジ6061が取り付けられ
る。このフランジ60.61には開口が設けられていて
、ドラム21内を空気が矢印で示すように流動できるよ
うになっている。フランジ60.61の軸62.63は
ベアリンプロ465を介して側板66.67に支持され
ている。
一方の軸62にはドラム駆動のためのギヤ68が取付け
られている。他の軸63側は、トラムニ接近してドラム
21の外周径に近い径のフート6つが設けられている。
このフード69はファン70とドラム端部間の空気流通
路を形成する。
ファン70が回転すると、矢印にて示すようにドラム内
を空気が流れて、ドラム21を内部から冷却するように
作用する。ファン70の取(=J而または回転方向を変
えて、冷却気流をドラム内へ送り込むようにしても同じ
効果が得られる。このようにドラム21の内部を冷却す
る手段を設けた結果、外部から冷却する場合に比べて、
冷却面積が大きくなって冷却効果が高まる。またドラム
以外の要素を不要に冷却したりすることもなく、極めて
好都合である。
ドラム21の冷却をより効果的に行うために、第9図に
示すように、トラム21内面に接種させて冷却フィン7
1を取付けると一層好適である。
フィン71は弾性金属板で作られていて、円形に撓めた
状態でドラム内へ挿入すると、自らの復元力てトラム内
壁に密着する。
第8図の例は冷却手段として冷却ファン70のみを取付
けた基本構成を示したが、さらに追加要素を(−1加す
ることによって一層良好な効果を得ることもてきる。例
えばトラム温度センサとファンモータコントローラとを
付加し、ドラム2]がl・ナー溶融温度以下の所定温度
まで加熱された時点でファン70を回転させるようにす
る。トナーの転写効率はドラム温度が高い方が良くなる
ので、障害か生じない範囲でドラム温度を高めて運転す
ることが好ましい。この観点から上記の如く構成するこ
とは所期の目的にそうものである。
さらに上記構成に加えてドラム2]内またはドラム21
内への空気導入部にヒータを設け、ドラム21が所定温
度以下の場合には、ヒータをONにしてドラム2]を加
熱し、ドラム21が所定温度を越えた時にはヒータをO
FFにし、さらにファン70の回転を続けて冷却するよ
うにする。このようにすればドラム2]を高い精度で所
定温度に維持する事ができ、安定した熱転写、定着を行
うことができる。
「実験例」 本発明の有効性を確認するために、以下のような実験を
行なった。
(])直径40ミリメー)・ルのシリコンゴム?k m
の熱転写・定着ローラ27を用い、第7図に示すように
上記ローラ27にシート46が接触してからニップ部に
至る円弧が約1/2円周長となるように設定する。そし
てシート送り速度を70ミリ/秒、熱ローラ接触圧力を
22 Kg/ c+nとし、以下に示すトナーA、B、
Cて転写、定着実験を行なった。
A 湿式熱溶融トナー、溶融温度60〜70°CB・乾
式オーブン定着用1・す 溶融温度100〜110°C C:乾式熱ローラ定着用トナ 溶融温度130〜140°C 記録シートに転写したトナー像の光学濃度とドラム上に
残ったトナー像の光学濃度がら転写率を求めた結果を第
1表に示す。
第1表 第1表よりトナーAは比較的低いローラ温度で転写可能
である事が解る。
(2)l−ナーBを用い、ドラム温度45℃、熱ロラ温
度200℃にて、記録シートの搬送をX、ニップ部へス
トレートに送り込む Y、ニップ部へ至る半円周部に熱ローラにそわせた円弧
状ガイドを作る。ガイドギヤツブ約2ミリメートル Z、実験例(1)と同じ条件 の三種の搬送経路について転写実験を行なった。
結果は第2表の通りであった。
第2表 2表の結果から、シートを熱ローラに巻掛けて搬送する
ことが有効である事が解る。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
[発明の効果コ ア 本発明によれば、湿式の現像 転写、定着方法およびこ
の方法を適用した画像プリント装置において、 無駄な現像液の消費を抑制でき、現像液溶剤の空中への
気化拡散を防止でき、最終記録シートの吸油性の制約が
なく、また装置の構成か簡略化されると共に、微妙な調
整要素が不要で、放熱を簡単に行なえる等、多大な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の詳細な説明するための第1実
施例を示す図である。第4図は本発明の詳細な説明する
ための第2実施例を示す図、第5図は本発明の詳細な説
明するための第3実施例を示す図、第6図は本発明の詳
細な説明するための第4実施例を示す図、第7図は本発
明の詳細な説明するための第5実施例を示す図、第8図
および第9図は本発明の詳細な説明するための第6実施
例を示す図である。第10図および第11図は従来技術
の説明図である。 2] ・中間記tM媒体、22・・湿式現像ローラ、2
3・・・現像液、24・・・現像前の静電現像、25・
湿式トナー像、26・・・絞りローラ、27・・・熱ロ
ラ、28・・ヒータ、29・最終記録シート、30・・
・定着トナー像。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繰り返し使用可能な電荷保持部材上に形成された
    静電潜像に対し、液体分散媒体中に着色成分と熱可塑性
    樹脂を含むトナー粒子を分散させてなる現像液を作用さ
    せて現像を行なう工程と、この現像工程にて現像した後
    の前記電荷保持部材面から現像液を除去する工程と、 この工程で現像液除去を行なった後の前記電荷保持部材
    面のトナー像面に対して、最終記録シートをトナーの溶
    融温度以上の温度に加熱しながら圧接、剥離操作する工
    程と、 を備え、湿式トナー像を、熱溶融転写・同時定着するよ
    うにした事を特徴とする湿式の現像、転写、定着方法。
  2. (2)電荷保持層を表面に有し、静電潜像を担持する中
    間記録媒体ドラムの周面に、湿式現像部、最終記録シー
    ト供給搬送部、トナー像転写・定着部等を配列して成る
    湿式の現像、転写、定着装置において、 着色成分と熱可塑性樹脂とを含むトナー粒子を分散させ
    た現像液を適用した湿式現像部と、この現像部の下流側
    に設けられ、前記ドラムの表面に圧接して回転し、弾性
    表面を有するスクイーズローラと、 このスクイーズローラの下流部において熱転写、定着を
    行なう如く、外周面に前記ドラムの表面に圧接して回転
    する弾性表面を有し、内部に加熱源を有する熱転写、定
    着ローラと、 前記ドラムおよび熱転写・定着ローラのニップ部を経由
    する最終記録シートの搬送経路と、を備えた事を特徴と
    する画像プリント装置。
  3. (3)請求項2に記載の装置において、 中間記録媒体ドラムに対して熱転写・定着ローラを圧接
    および離間させる駆動手段を有し、熱転写・定着ローラ
    を加熱した状態で待機している期間中は上記熱転写・定
    着ローラを前記中間記録媒体ドラムから離間させておく
    ことを特徴とする画像プリント装置。
  4. (4)請求項2に記載の装置において、 最終記録シートがロール状に巻かれた記録紙ロールから
    連続供給され、熱転写・定着ローラの周面に円弧状に密
    着しながら、ニップ部に至るシート搬送路が設けられて
    いることを特徴とする画像プリント装置。
  5. (5)請求項3に記載の装置において、 記録紙ロールから熱転写・定着ロールに至る記録シート
    の経路中に、熱ロールへのシートの巻掛量を大きくする
    ためのガイドローラが設けてある事を特徴とする画像プ
    リント装置。
  6. (6)請求項2に記載の装置において、 中間記録媒体ドラムの内面を送風冷却する送風冷却手段
    を有し、上記ドラムの表面温度をトナーの溶融温度以下
    の温度に維持するようにした事を特徴とする画像プリン
    ト装置。
JP15357890A 1990-06-12 1990-06-12 湿式の現像,転写,定着方法および画像プリント装置 Pending JPH0444073A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1079281A2 (en) * 1999-08-23 2001-02-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming method and apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1079281A2 (en) * 1999-08-23 2001-02-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming method and apparatus
EP1079281A3 (en) * 1999-08-23 2001-09-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming method and apparatus

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