JPH0444062B2 - - Google Patents

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JPH0444062B2
JPH0444062B2 JP21673183A JP21673183A JPH0444062B2 JP H0444062 B2 JPH0444062 B2 JP H0444062B2 JP 21673183 A JP21673183 A JP 21673183A JP 21673183 A JP21673183 A JP 21673183A JP H0444062 B2 JPH0444062 B2 JP H0444062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
additional weight
vibration
linear guide
yoke
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP21673183A
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English (en)
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JPS60109472A (ja
Inventor
Yoshio Furuishi
Kyoshi Muto
Yoshihisa Kitora
Noryoshi Yabuchi
Hiroyuki Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0444062B2 publication Critical patent/JPH0444062B2/ja
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、例えばビル、アンテナ、原子力の
制御盤などに代表される構造物の振動を低減ある
いは制振する振動制御装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。図において、1は風や地震などの外力を受
けて振動を生ずる構造物で、例えばビル、アンテ
ナ、原子力の制御盤などである。2は付加重錘と
アクチユエータを有する付加重錘駆動装置、3は
構造物1の水平方向の振動を検出する振動検出器
で、この例では加速度計、4は振動検出器3から
の検出信号に基づいて付加重錘駆動装置2を制御
する制御回路である。
第2図は第1図に示す付加重錘駆動装置の一例
を示す断面図である。図において、21は付加重
錘であり、構造物1の約1%の質量を有している
のが一般的である。22はヨーク部とコイル部を
有し、電磁力で両者が水平方向に相対移動する動
電型アクチユエータであり、ヨーク部が取付台2
8を介して構造物に固定され、コイル部が駆動部
26と連結されている。23は軸受支持台、24
は直動軸受、25は連結棒、27は連結棒25と
駆動部26を結合するカツプリングであり、付加
重錘21は連結棒25とカツプリング27を介し
てアクチユエータ22の駆動部26に連結されて
いる。28はアクチユエータ22を装着する取付
台、29は軸受支持台23および取付台28を固
定する架台であり、構造物1の床部または天井部
に設置されている。
次に動作について第1図、第2図をもとに説明
する。構造物1が風や地震などの外力を受けて水
平方向に振動すると、この構造物1の振動は振動
検出器3により電気信号として検出される。この
電気信号を受けた制御回路4では、所要の振動変
位量あるいは振動速度などに変換し、付加重錘駆
動装置2の駆動を制御する。すなわち、アクチユ
エータ22は、制御回路4からの制御信号に応じ
て駆動部26、カツプリング27、および連結棒
25を介して付加重錘21を第2図に矢印で示す
ように直線往復動的に水平駆動させる。この時、
作用、反作用の法則に基づき、アクチユエータ2
2で発生した駆動力は取付台28および架台29
を介して構造物1に印加される。この駆動力が構
造物1の振動に対抗するように、以下に説明する
原理に基づいて制御回路4を設定すると、構造物
1の振動は極度に減衰し、振動制御装置としての
機能を発揮する。
すなわち、この装置の振動低減原理は、構造物
1に強制力(外力)と制御力とが作用したとき、
mを構造物1のモード質量、cを減衰係数、kを
構造物1のバネ定数、Fを外力、Uを制御力、x
を構造物1の変位として成立する運動方程式mx¨
+cx・+kx=F−Uを前提とする。
ここで、例えば構造物1の振動加速度x¨を検知
してこれを速度x・、変位xの信号に変換した後こ
れらの値を上記運動方程式に適用することにより
外力Fを減衰させることのできる最適な制御力U
(すなわち、構造物1の振動速度に比例する制御
力)を得ている(詳しくは、特願昭57−41094号
明細書(特開昭58−160411号公報)「振動制御方
法」に記載)。
従来の振動制御装置は以上のように構成されて
いるので、構造物1の1%程度の付加重錘が必要
とされるにもかかわらず、動電型アクチユエータ
22のコイル部とヨーク部で重い方のヨーク部が
構造物1に固定されているため、ヨーク部の重量
を有効に利用できていないなどの欠点があつた。
〔発明の概要〕
この発明は以上のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、付加重錘駆動装置
はヨーク部とコイル部を有し、電磁力で両者が水
平方向に相対移動する動電型アクチユエータによ
り構成され、上記コイル部が構造物に固定され、
上記ヨーク部は、上記構造物に固定されたリニア
ガイドベアリングを介して上記構造物と水平方向
に相対移動可能な支持台に固定され、さらにこの
支持台は上記リニアガイドベアリングとの間で磁
気反発力が発生して上記相対移動が容易になるよ
うに構成することにより、上記コイル部より重い
ヨーク部が付加重錘または付加重錘の一部となつ
て移動するので、上記ヨーク部の重量をも付加重
錘として有効に利用することができ、さらに上記
相対移動も磁気反発力により容易となる振動制御
装置を提供することを目的としている。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図をもとに説明す
る。
第3図はこの発明の一実施例に係わる動電型ア
クチユエータを示す断面図、第4図は第3図に示
す動電型アクチユエータをそれぞれ直交するX,
Y軸方向に駆動するように2個配置した付加重錘
駆動装置を示す平面図である。図において、22
a,22bは動電型アクチユエータ、30は励磁
コイルすなわちコイル部、31,31a,31b
はコイルボビン、32はコイルボビン固定台であ
り、架台29を介して構造物に固定されている。
33は励磁ヨーク、34は円筒状マグネツト、3
5はセンタポールであり、これら励磁ヨーク3
3、円筒状マグネツト34、およびセンタポール
35をヨーク部と総称する。36,36a,36
b,37,37a,37bはヨーク部を支持台3
8,38a,38bに固定する固定台、39,3
9a,39bは支持台38,38a,38bに固
定されたヨーク部を直線運動させるためのリニア
ガイドベアリングであり、このリニアガイドベア
リング39,39a,39bは架台29を介して
構造物に固定されている。40は支持台38に配
設された第1の永久磁石、41はリニアガイドベ
アリング39に配設され、第1の永久磁石40と
の間に磁気反発を生ずる第2の永久磁石である。
これら第1、第2の永久磁石40,41の磁気反
発力によりヨーク部とリニアガイドベアリング3
9の相対移動が容易となる。
これらの図から明らかなように、コイル部30
が構造物に固定され、ヨーク部が付加重錘となつ
てリニアガイドベアリング39,39a,39b
により構造物との間で相対運動可能に取付けられ
ている。また、第4図においては、コイルボビン
固定台32はコイルボビン31a,31bを介し
て2個のアクチユエータ22a,22bと連結さ
れ、そのヨーク部(図示せず)はそれぞれ直交す
るX,Y軸方向に駆動するように構成されてい
る。
第5図は第4図に示す付加重錘駆動装置を用い
たこの発明の一実施例による振動制御装置の制御
システムを示す構成図であり、図において、3a
はX軸方向振動検出器、3bはY軸方向振動検出
器、4a,4bは制御回路である。
次に動作について説明する。第1図に示す構造
物1が風や地震などの外力を受けて振動すると
き、一般にこの構造物1の振動は水平面内で2個
の互いに直角な成分に分けることができる。水平
面内で互いに直角な方向のこれらの振動成分を振
動検出器3a,3bで電気信号として検出する。
第4図、第5図に示すX軸方向の振動に対し
て、X軸方向振動検出器3aの検出信号を制御回
路4aに入力し、構造物1のX軸方向の振動を減
衰させるのに必要な変位量または速度量などに変
換する。制御回路4aからの出力信号を基に電力
増幅して動電型アクチユエータ22aに駆動力を
発生させる。動電型アクチユエータ22aでは、
コイル部30が構造物に固定されているため、ヨ
ーク部が付加重錘となつてリニアガイドベアリン
グ39aに沿つてX軸方向に振動的に駆動する。
Y軸方向の振動に対しても同様に制御でき、ま
た、X軸方向とY軸方向のヨーク部の駆動はそれ
ぞれ独立に制御することができる。
なお、上記実施例では第3図に示すこの発明の
一実施例に係わる動電型アクチユエータをその駆
動方向が互いに直角となるように2個配置した場
合について説明したが、従来と同様に1個用いて
もよい。
なお、上記実施例ではヨーク部を付加重錘とし
た場合について説明したが、ヨーク部だけで十分
な重量が得られなければ、ヨーク部に重錘を追加
結合してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、付加重錘駆
動装置はヨーク部とコイル部を有し、電磁力で両
者が水平方向に相対移動する動電型アクチユエー
タにより構成された上記コイル部が構造物に固定
され、上記ヨーク部は上記構造物に固定されたリ
ニアガイドベアリングを介して上記構造物と水平
方向に相対移動可能な支持台に固定され、さらに
この支持台は上記リニアガイドベアリングとの間
で磁気反発力が発生して上記相対移動が容易にな
るように構成したので、上記コイル部より重いヨ
ーク部が付加重錘または付加重錘の一部となつて
移動するので、上記ヨーク部の重量をも付加重錘
として有効に利用することができ、さらに上記相
対移動も磁気反発力により容易となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の振動制御装置を示す構成図、第
2図は第1図の従来の付加重錘駆動装置を示す断
面図、第3図はこの発明の一実施例に係わる動電
型アクチユエータを示す断面図、第4図は第3図
に示す動電型アクチユエータをそれぞれ直交する
X,Y軸方向に駆動するように2個配置した付加
重錘駆動装置を示す平面図、第5図は4図に示す
付加重錘駆動装置を用いたこの発明の一実施例に
よる振動制御装置の制御システムを示す構成図で
ある。 図において、1は構造物、2は付加重錘駆動装
置、3,3a,3bは振動検出器、4,4a,4
bは制御回路、22,22a,22bは動電型ア
クチユエータ、30はコイル部である。33は励
磁ヨーク、34は円筒状マグネツト、35はセン
タポールであり、これらをヨーク部と総称する。
39,39a,39bはリニアガイドベアリン
グ、40,41は第1,第2の永久磁石である。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示
すものとする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外力を受けて振動を生ずる構造物に付加重錘
    駆動装置を設置し、上記構造物の水平方向の振動
    を振動検出器で検出し、この検出信号に基づいて
    制御回路で制御信号を発生し、この信号で上記付
    加重錘駆動装置の駆動を制御し、上記構造物の水
    平方向の振動を制御するものにおいて、上記付加
    重錘駆動装置はヨーク部とコイル部を有し、電磁
    力で両者が水平方向に相対移動する動電型アクチ
    ユエータにより構成され、上記コイル部が上記構
    造物に固定され、上記ヨーク部は、上記構造物に
    固定されたリニアガイドベアリングを介して上記
    構造物と水平方向に相対移動可能な支持台に固定
    され、さらにこの支持台は上記リニアガイドベア
    リングとの間で磁気反発力が発生して上記相対移
    動が容易になるように構成されていることを特徴
    とする構造物の振動制御装置。
JP21673183A 1983-11-17 1983-11-17 構造物の振動制御装置 Granted JPS60109472A (ja)

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JPS60109472A JPS60109472A (ja) 1985-06-14
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JPH0291369A (ja) * 1988-09-29 1990-03-30 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd 制振装置

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