JPH0443826Y2 - - Google Patents

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JPH0443826Y2
JPH0443826Y2 JP1506790U JP1506790U JPH0443826Y2 JP H0443826 Y2 JPH0443826 Y2 JP H0443826Y2 JP 1506790 U JP1506790 U JP 1506790U JP 1506790 U JP1506790 U JP 1506790U JP H0443826 Y2 JPH0443826 Y2 JP H0443826Y2
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JP
Japan
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standby
radar
switch
power switch
preheating
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JP1506790U
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JPH02105177U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は船舶用レーダーに関するものである。
〔従来の技術〕
船舶用レーダーでは、予熱を必要とする要素が
含まれており、この予熱を必要とするものとして
は、電波を送信するためのマグネトロンなどがあ
る。
このため、一般には、電源スイツチのオフ位置
とオン位置との間に、スタンバイ位置を設けてお
き、この位置で予熱時間を待つようにしている。
この予熱時間は、例えば、3分間という比較的
長い時間を要し、これは主としてマグネトロンの
ヒーターの予熱のためである。
したがつて、予熱時間が終了しない時点に、オ
ン位置にして、マグネトロンなどを送信動作など
のオン状態にしてしまうと、マグネトロンなどの
最も高価な部分が損傷してしまい、レーダー全体
が使用不能になるという事故を招いてしまう。
上記のように、予熱時間が比較的長いため、一
般には、船舶が広い洋上を航海している場合に
は、常時はスタンバイ位置の予熱位置においてお
き、必要時に、オン位置にして使用するが、航海
の始め、または消費電力の節約、消耗箇所の無駄
な消耗の防止などの理由で、最初のオフ位置から
スタンバイ位置、そしてオン位置に切り換えて行
くというように使用する場合もある。
ところで、船舶は波浪によつて動揺し、とくに
小型の船舶では、レーダーの操作者の身体が大き
く揺らせられることがあり、また、船舶レーダー
の本体は、操舵と直接関係する計測装置であるた
め、操舵室に設置されており、この操舵室は外界
監視視力を低下させないよう外部よりも暗くされ
夜間は殆ど真つ暗の状態にされる。
また、レーダーには、こうした電源スイツチの
ほか、探知表示状態を選択するレンジスイツチや
オフセンター表示スイツチなどの複数のスイツチ
操作が必要である。
つまり、レーダーの操作者は、真つ暗、かつ、
身体が揺らせられる中で、こうした複数のスイツ
チ操作を行うわけで、当然、うつかりして、目的
外の他のスイツチを操作したり、スイツチの操作
方向を間違えたりするという誤操作がしばしば起
きるわけである。
したがつて、上記の使用における前者の場合の
ように、常時スタンバイ位置におく場合には、せ
っかくスタンバイ位置において、予熱が終了され
ている状態にしておいたにもかかわらず、上記の
ような誤操作によつて、予熱が解除されてしま
い、再び予熱を開始しなければならなくなり、後
者の場合のように、最初のオフ位置から始める場
合には、スタンバイ位置で予熱が終了しないうち
に、上記のような誤操作によつて、オン位置に移
してしまいマグネトロンなどの最も高価な部分を
損傷させてレーダー全体を使用不能にさせてしま
うことがある。
このため、オン・オフ用スイツチとスタンバイ
専用スイツチとを分けて設けるようにした構成、
つまり、スタンバイスイツチ専用構成にすること
などが周知である。
また、表示ランプやレーダー映像を表示する
CRTの表示については、一般に、スタンバイ位
置で動作させており、こうした表示ランプや
CRTの表示をスタンバイ位置とオン位置とで、
特別な動作上の区別は行つていない。
〔考案が解決しようとする課題〕
船舶内は狭いので、レーダーなどの装置類はな
るべく小型に構成するのが望まれる。
しかし、小型にしたレーダーでは、パネル面が
狭くなり、表示操作に不可欠の選択スイツチ類で
パネル面が一杯になつてしまう。
このため、上記のようなスタンバイ専用スイツ
チ構成を設けるスペースが無かつたり、仮に、設
けたとしても、狭いパネル面が更に複雑に込み入
つてしまい、かえつて操作間違いを起こしやすく
なる部分が増える結果になるなどの不都合が生ず
る。
このため、簡便安価な構造で、こうした不都合
を解消するとともに、スタンバイ状態が何らかの
手段で分かるような構成にしたものの提供が望ま
れるいるという課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記のような オフ位置とオン位置との中間にスタンバイ位置
を設けて段階的に切り換える電源スイツチを有
し、スタンバイ位置では所定の余熱時間が必要な
船舶用レーダにおいて、 スタンバイ位置としてスタンバイ1位置とスタ
ンバイ2位置との2カ所のスタンバイ位置を設け
た電源スイツチと、 上記のスタンバイ1位置とオン位置とにおいて
ランプとCRT表示とをオン状態に接続する回路
とを 設けた構造の船舶用レーダーを提供することに
より、 上記の課題を解決し得るようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図によつて、実施例を説明する。
第1図において、船舶用レーダーのレーダー本
体2は電源1によつて動作させられるようになつ
ている。
電源スイツチSは、図のように、S1部分とS2
分との2回路4接点構成でなり、それぞれ、オフ
位置・スタンバイ1・スタンバイ2の順序で切り
換えられるように配置されている。
そして、S1部分では、電源1が、オフ位置で不
接続、スタンバイ1位置・スタンバイ2位置・オ
ン位置でレーダー本体2内の電源回路aに接続さ
れる。
一方、S2部分では、レーダー本体2内のコント
ロール回路bが、オフ位置で不接続、スタンバイ
1位置でスタンバイ1b10に、スタンバイ2位置
でスタンバイ2b11に、オン位置でオンb2に接続
される。
これらの接続によつて、各機能回路cがオフ状
態・スタンバイ状態・オン状態の各動作状態にさ
れるようになつているが、機能回路のうち、表示
ランプとCRTの表示に関する回路のみは、スタ
ンバイ1位置とオン位置とで動作状態になるよう
に、つまり、オン状態に接続されるように構成し
てある。
〔考案の効果〕
この考案の構成によれば、最初のオフ位置から
スタンバイ位置にして、予熱時間を待つ場合に
は、仮に、誤操作して、オン方向の次の位置に操
作したとしても、もう1つのスタンバイ位置、つ
まり、スタンバイ2位置になるだけで、故障に至
らせることがなく、しかも、その際、表示ランプ
やCRT表示がオン動作するので、操作者に誤操
作したことを気付かせることができる。
また、オフ位置側に誤操作してしまつたとき
は、もう一度スタンバイ位置にすればよいだけ
で、故障を招くことはない。
さらに、広い洋上航海中でのスタンバイ状態、
つまり、予熱終了状態で待機させている場合に
は、スタンバイ2の位置で待機するように使用す
れば、誤操作して、オフ方向の次の位置に操作し
たとしても、もう1つスタンバイ位置、つまり、
スタンバイ1位置になるだけで、予熱を解除して
しまうことはなく、しかも、その際、表示ランプ
やCRT表示がオン動作するので、操作者に誤操
作したことを気付かせることができる。
つまり、電源スイツチSが2つあるスタンバイ
位置のうちのいずれに置かれているかは、表示ラ
ンプとCRT表示のオン・オフ動作から直ちに容
易に判断できるほか、広い洋上航海中などで、長
時間スタンバイ位置に置き続ける必要があるとき
は、スタンバイ2位置に置くことになるので、表
示ランプやCRTの無駄な消耗を避けられるなど
の特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の要部ブロツク構成図である。 1……電源、2……レーダー本体、S……電源
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 オフ位置とオン位置との中間にスタンバイ位置
    を設けて段階的に切り換える電源スイツチを有
    し、前記スタンバイ位置では所定の予熱時間が必
    要な船舶用レーダにおいて、 a 前記スタンバイ位置としてスタンバイ1位置
    とスタンバイ2位置との2カ所のスタンバイ位
    置を設けた前記電源スイツチと、 b 前記スタンバイ1位置と前記オン位置とにお
    いて表示ランプとCPTの表示とをオン状態に
    接続する回路と を具備することを特徴とする船舶用レーダー。
JP1506790U 1990-02-17 1990-02-17 Expired JPH0443826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1506790U JPH0443826Y2 (ja) 1990-02-17 1990-02-17

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JP1506790U JPH0443826Y2 (ja) 1990-02-17 1990-02-17

Publications (2)

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JPH02105177U JPH02105177U (ja) 1990-08-21
JPH0443826Y2 true JPH0443826Y2 (ja) 1992-10-15

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