JPH0443821A - ブースト圧制御装置 - Google Patents
ブースト圧制御装置Info
- Publication number
- JPH0443821A JPH0443821A JP2153479A JP15347990A JPH0443821A JP H0443821 A JPH0443821 A JP H0443821A JP 2153479 A JP2153479 A JP 2153479A JP 15347990 A JP15347990 A JP 15347990A JP H0443821 A JPH0443821 A JP H0443821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- vehicle
- compressor
- detection means
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B39/00—Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
- F02B39/02—Drives of pumps; Varying pump drive gear ratio
- F02B39/08—Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio
- F02B39/10—Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio electric
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/04—Engines with exhaust drive and other drive of pumps, e.g. with exhaust-driven pump and mechanically-driven second pump
- F02B37/10—Engines with exhaust drive and other drive of pumps, e.g. with exhaust-driven pump and mechanically-driven second pump at least one pump being alternatively or simultaneously driven by exhaust and other drive, e.g. by pressurised fluid from a reservoir or an engine-driven pump
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はターボチャージャの回転軸に配置した電動−発
電機となる回転電機への通電を制御して車両の発進時の
エンジンへの過紹気を制御するターボチャージャのブー
スト圧制御装置に関する。
電機となる回転電機への通電を制御して車両の発進時の
エンジンへの過紹気を制御するターボチャージャのブー
スト圧制御装置に関する。
(従来の技術)
エンジンの排気エネルギーをタービンに導いて高速回転
させ、タービン軸に接続したコンプレッサを駆動してエ
ンジンに過給気を圧送するターボチャージャが広く使用
されている。
させ、タービン軸に接続したコンプレッサを駆動してエ
ンジンに過給気を圧送するターボチャージャが広く使用
されている。
そして、この種のターボチャージャの回転軸に電動−発
電機となる回転電機を配置し、車両の発進準備完了を検
知する手段からの信号により、回転電機を電動駆動して
吸気圧を上昇させ、発進時のエンジンに圧送するターボ
チャージャの制御装置が本出願人によって昭和63年特
許願第275301号として提案されている。
電機となる回転電機を配置し、車両の発進準備完了を検
知する手段からの信号により、回転電機を電動駆動して
吸気圧を上昇させ、発進時のエンジンに圧送するターボ
チャージャの制御装置が本出願人によって昭和63年特
許願第275301号として提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
上述の特許願における提案では、登板路においての車両
の発進のように、エンジンが低回転で大きなトルクを要
する場合では、タイミングよくエンジンへの過給圧を上
昇させれば坂道発進は可能となるが、ブースト圧上昇の
タイミングが遅れると、過給作動を助勢する回転電機へ
の供給電力を増加しても、ブースト圧の上昇が不十分と
なって、積荷の満載状態の大型車両などでは坂道発進が
不能となる虞が生ずる。
の発進のように、エンジンが低回転で大きなトルクを要
する場合では、タイミングよくエンジンへの過給圧を上
昇させれば坂道発進は可能となるが、ブースト圧上昇の
タイミングが遅れると、過給作動を助勢する回転電機へ
の供給電力を増加しても、ブースト圧の上昇が不十分と
なって、積荷の満載状態の大型車両などでは坂道発進が
不能となる虞が生ずる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的は勾配の急な坂道においても、エンジンへの送
気のブースト圧上昇のタイミングを計ることにより、車
両の坂道発進を容易にしようとするブースト圧制御装置
を提供することにある。
その目的は勾配の急な坂道においても、エンジンへの送
気のブースト圧上昇のタイミングを計ることにより、車
両の坂道発進を容易にしようとするブースト圧制御装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するために本発明によれば、エンジン
の排気流路に設けたタービンと、吸気流路に設けられタ
ービントルクにより駆動されるコンプレッサと、該コン
プレッサを回転駆動する回転電機とを有するターボチャ
ージャのブースト圧制御装置において、登り坂道の傾斜
角が所定値を越えたことを検出する傾斜角検出手段と、
車速の減速時に車両速度が所定値以下に到達したことを
検知する車速検知手段と、前記傾斜角検出手段と車速検
知手段との出力信号の論理積が得られたとき前記回転電
機を駆動してコンプレッサを作動せしめる制御手段とを
有するブースト圧制御装置と、エンジンの排気流路に設
けたタービンと、吸気流路に設けられタービントルクに
より駆動されるコンプレッサと、該コンプレッサを回転
駆動する回転電機とを有するターボチャージャのブース
ト圧制御装置において登り坂道の傾斜角が所定値を越え
たことを検出する傾斜角検出手段と、車速の減速時に車
両速度が所定値以下に到達したことを検知する車速検知
手段と、タービンブレードへの排気流吹出口の面積を狭
める絞り手段と、コンプレッサからの流出空気量を制限
する流出空気量制限手段と、前記傾斜角検出手段と車速
検知手段との出力信号の論理積が得られたとき、前記絞
り手段と空気量制限手段とを動作せしめるとともに前記
回転を機を駆動してコンプレッサを作動せしめる制御手
段とを有するブースト圧制御装置が提供される。
の排気流路に設けたタービンと、吸気流路に設けられタ
ービントルクにより駆動されるコンプレッサと、該コン
プレッサを回転駆動する回転電機とを有するターボチャ
ージャのブースト圧制御装置において、登り坂道の傾斜
角が所定値を越えたことを検出する傾斜角検出手段と、
車速の減速時に車両速度が所定値以下に到達したことを
検知する車速検知手段と、前記傾斜角検出手段と車速検
知手段との出力信号の論理積が得られたとき前記回転電
機を駆動してコンプレッサを作動せしめる制御手段とを
有するブースト圧制御装置と、エンジンの排気流路に設
けたタービンと、吸気流路に設けられタービントルクに
より駆動されるコンプレッサと、該コンプレッサを回転
駆動する回転電機とを有するターボチャージャのブース
ト圧制御装置において登り坂道の傾斜角が所定値を越え
たことを検出する傾斜角検出手段と、車速の減速時に車
両速度が所定値以下に到達したことを検知する車速検知
手段と、タービンブレードへの排気流吹出口の面積を狭
める絞り手段と、コンプレッサからの流出空気量を制限
する流出空気量制限手段と、前記傾斜角検出手段と車速
検知手段との出力信号の論理積が得られたとき、前記絞
り手段と空気量制限手段とを動作せしめるとともに前記
回転を機を駆動してコンプレッサを作動せしめる制御手
段とを有するブースト圧制御装置が提供される。
(作用)
本発明では、路面の急勾配な坂道の発進に際しては、そ
の勾配の度合や停止前の車速から停車を判断し、ターボ
チャージャに流入する排気流路を細めて流速を増すとと
もにコンプレッサからエンジンへの給気の流路を絞って
負荷を減少させ、この状態で回転電機を駆動して早期に
フライングブーストアップを開始させる。そして、アク
セル開度やその後の車速などに基づいて回転電機の駆動
や、両流路の制御を解除する。
の勾配の度合や停止前の車速から停車を判断し、ターボ
チャージャに流入する排気流路を細めて流速を増すとと
もにコンプレッサからエンジンへの給気の流路を絞って
負荷を減少させ、この状態で回転電機を駆動して早期に
フライングブーストアップを開始させる。そして、アク
セル開度やその後の車速などに基づいて回転電機の駆動
や、両流路の制御を解除する。
(実施例)
つぎに本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明にかかるブースト圧制御装置の実施例を
示す構成ブロック図である。
示す構成ブロック図である。
同図において、1はエンジンであり、その排気管11と
吸気管12にはターボチャージャ2が接続され、該ター
ボチャージャ2はエンジン1の排気ガスエネルギーによ
り駆動されるタービン21と、該タービントルクにより
駆動されてエンジン1に過給気を圧送するコンプレッサ
22とを備えている。
吸気管12にはターボチャージャ2が接続され、該ター
ボチャージャ2はエンジン1の排気ガスエネルギーによ
り駆動されるタービン21と、該タービントルクにより
駆動されてエンジン1に過給気を圧送するコンプレッサ
22とを備えている。
そして、ターボチャージャ2のタービンスクロール23
に連通ずる排気流路13の途中には、該流路を大流路1
31と小流路132とに2分する隔壁14が配置され、
タービンスクロール23の大スクロール231および小
スクロール232にそれぞれ排気ガスを導くように形成
されている。なお、15は上述の大流路131に設けら
れ流路な切換えて排気流路を狭める絞り手段となる切換
パルプであり、パルプアクチュエータ151に操作され
て大流路131の開閉を行うもので、切換パルプ15の
閉鎖時には排気ガスは小流路132を介して小スクロー
ル232に送出され、排気ガス量が少ない場合でもター
ビン21への流速が早められてタービン21を効率よく
駆動するように構成されている。
に連通ずる排気流路13の途中には、該流路を大流路1
31と小流路132とに2分する隔壁14が配置され、
タービンスクロール23の大スクロール231および小
スクロール232にそれぞれ排気ガスを導くように形成
されている。なお、15は上述の大流路131に設けら
れ流路な切換えて排気流路を狭める絞り手段となる切換
パルプであり、パルプアクチュエータ151に操作され
て大流路131の開閉を行うもので、切換パルプ15の
閉鎖時には排気ガスは小流路132を介して小スクロー
ル232に送出され、排気ガス量が少ない場合でもター
ビン21への流速が早められてタービン21を効率よく
駆動するように構成されている。
一方、ターボチャージャ2から吸気管12に接続される
吸気流路にはコンプレッサからの流出空気量を絞る流出
空気量制限手段となる絞り弁16が配置されて、その閉
弁によりコンプレッサ22の仕事量を減するように構成
され、また、この際のエンジン1の吸気路における絞り
弁16とエンジン1の吸気口との間には、バイパス弁1
7を有する吸気バイパスn18が取付けられ、絞り弁1
6の作動時には該吸気バイパス路18を介してエンジン
1が吸気する。なお、これらの絞り弁16およびバイパ
ス弁17の開閉制御は、後述するコントローラの指令に
応じて作動する絞り弁アクチユエータ161、およびバ
イパス弁アクチュエータ171によりそれぞれ制御され
るものである。
吸気流路にはコンプレッサからの流出空気量を絞る流出
空気量制限手段となる絞り弁16が配置されて、その閉
弁によりコンプレッサ22の仕事量を減するように構成
され、また、この際のエンジン1の吸気路における絞り
弁16とエンジン1の吸気口との間には、バイパス弁1
7を有する吸気バイパスn18が取付けられ、絞り弁1
6の作動時には該吸気バイパス路18を介してエンジン
1が吸気する。なお、これらの絞り弁16およびバイパ
ス弁17の開閉制御は、後述するコントローラの指令に
応じて作動する絞り弁アクチユエータ161、およびバ
イパス弁アクチュエータ171によりそれぞれ制御され
るものである。
3は回転電機で電動機または発電機として作動するもの
であり、ターボチャージャ20回転軸に取付けられてい
る。そして、バッテリ4を電源として電力が供給される
と電動機として作動してコンプレッサ22を付勢し、そ
の圧気動作を助勢して過給気圧を上昇させる。また、エ
ンジン1からの排気エネルギーが大きいときは発電機と
して作動し、排気エネルギーを電力として回収し、該電
力は電力変換器41を介してバッテリ4を充電するよう
に構成されている。
であり、ターボチャージャ20回転軸に取付けられてい
る。そして、バッテリ4を電源として電力が供給される
と電動機として作動してコンプレッサ22を付勢し、そ
の圧気動作を助勢して過給気圧を上昇させる。また、エ
ンジン1からの排気エネルギーが大きいときは発電機と
して作動し、排気エネルギーを電力として回収し、該電
力は電力変換器41を介してバッテリ4を充電するよう
に構成されている。
電力変換器41はインバータとコンバータとを備えた交
直両方向変換器からなり、発電作動時の回転電機3の交
流出力を入力して、バッテリ4を充電する直流電力に変
換したり、またはバッテリ4からの電力を回転篭[3に
供給するときは、その直流電力をコントローラ5からの
指令によって所定の交流電力に変換するものである。
直両方向変換器からなり、発電作動時の回転電機3の交
流出力を入力して、バッテリ4を充電する直流電力に変
換したり、またはバッテリ4からの電力を回転篭[3に
供給するときは、その直流電力をコントローラ5からの
指令によって所定の交流電力に変換するものである。
6はアクセルペダルで、その踏込量を検出する踏込量セ
ンサ61が取付けられ、7はブレーキペダルで1.ブレ
ーキセンサ71が取付けられている。また、8は車両に
設置された傾斜角検出手段となる勾配センサで、路面の
傾斜角度が検知できるもの、9は車速を検出する車速検
知手段となる車速センサで、これらの踏込量センサ61
.ブレーキセンサ71.勾配センサ8および車速センサ
9からのそれぞれの検出信号はコントローラ5の入力回
路に接続されている。なおlOはサイドブレーキセンサ
であり、サイドブレーキが操作されたか否かの信号を発
するものである。
ンサ61が取付けられ、7はブレーキペダルで1.ブレ
ーキセンサ71が取付けられている。また、8は車両に
設置された傾斜角検出手段となる勾配センサで、路面の
傾斜角度が検知できるもの、9は車速を検出する車速検
知手段となる車速センサで、これらの踏込量センサ61
.ブレーキセンサ71.勾配センサ8および車速センサ
9からのそれぞれの検出信号はコントローラ5の入力回
路に接続されている。なおlOはサイドブレーキセンサ
であり、サイドブレーキが操作されたか否かの信号を発
するものである。
コントローラ5はマイクロコンピュータからなり、演算
処理を行う中央制御装置、演算処理手順や制御手順など
を格納する各種メモリ、入力/出力回路などを備えてい
る。そして入力回路には前記の踏込量センサ61、ブレ
ーキセンサ71、勾配センサ8、車速センサ9またはサ
イドブレーキセンサ10などからの検出信号の他、回転
電機3の回転数が検知できる周波数信号などが入力され
るように接続され、出力回路には前述の各種のパルプや
弁のアクチュエータや電力変換器41への指令ラインな
どが結線されている。
処理を行う中央制御装置、演算処理手順や制御手順など
を格納する各種メモリ、入力/出力回路などを備えてい
る。そして入力回路には前記の踏込量センサ61、ブレ
ーキセンサ71、勾配センサ8、車速センサ9またはサ
イドブレーキセンサ10などからの検出信号の他、回転
電機3の回転数が検知できる周波数信号などが入力され
るように接続され、出力回路には前述の各種のパルプや
弁のアクチュエータや電力変換器41への指令ラインな
どが結線されている。
第2図はこのように構成された本実施例の作動の一例を
示す処理フロー図であり、同図を用いて本実施例の作動
を説明する。
示す処理フロー図であり、同図を用いて本実施例の作動
を説明する。
まず、ステップ1にては車両に設けた勾促センサ8から
の信号によって、路面の傾斜角Tanを計測し、ステッ
プ2ではその傾斜角と、本実施例が適用される所定勾配
角T°とを比較し、計測した傾斜角が大きいときはステ
ップ3に進み、車速センサ9からの信号をチエツクして
車速か2Km/h以下の場合は車両の停車直前と判断し
、ステップ4からステップ7のフローにしたがい、回転
電機3の電動駆動によるフライングブーストアップを早
期に開始する。
の信号によって、路面の傾斜角Tanを計測し、ステッ
プ2ではその傾斜角と、本実施例が適用される所定勾配
角T°とを比較し、計測した傾斜角が大きいときはステ
ップ3に進み、車速センサ9からの信号をチエツクして
車速か2Km/h以下の場合は車両の停車直前と判断し
、ステップ4からステップ7のフローにしたがい、回転
電機3の電動駆動によるフライングブーストアップを早
期に開始する。
そしてこの場合、ステップ4ではバルブアクチュエータ
151に指令して切換バルブ15を閉じ、排気の流路を
小スクロール232のみに通じて流速を早め、タービン
21を効率よく駆動させる。そしてステップ5.6では
バイパス弁アクチュエータ171と絞り弁アクチユエー
タ161に指令し、バイパス弁17を開いてエンジンl
への吸気を確保するとともに絞り弁16によりターボチ
ャージャ2からの吸入流路を閉じさせ、ステップ7で電
力変換器41に指令してバッテリ4からの電力によって
回転電機3を電動駆動し、停車前からフライングブース
トアップを開始させる。
151に指令して切換バルブ15を閉じ、排気の流路を
小スクロール232のみに通じて流速を早め、タービン
21を効率よく駆動させる。そしてステップ5.6では
バイパス弁アクチュエータ171と絞り弁アクチユエー
タ161に指令し、バイパス弁17を開いてエンジンl
への吸気を確保するとともに絞り弁16によりターボチ
ャージャ2からの吸入流路を閉じさせ、ステップ7で電
力変換器41に指令してバッテリ4からの電力によって
回転電機3を電動駆動し、停車前からフライングブース
トアップを開始させる。
このようにステップ7でフライングブーストアップを開
始後は、ステップ8にてアクセルペダル6の踏込量セン
サ61からの信号をチエツクし、アクセル開度が50%
以上の場合は車両の再発進と判断してステップ11に移
ってフライングブーストアップを中止する。そしてステ
ップ12からステップ14のフローによって、切換バル
ブ15を開いて大スクロール231にも排気を通じてエ
ンジン排圧の上昇を防ぎ、絞り弁16の開制御、バイパ
ス弁17の閉制御を行ってステップ15における通常の
制御に移行することになる。
始後は、ステップ8にてアクセルペダル6の踏込量セン
サ61からの信号をチエツクし、アクセル開度が50%
以上の場合は車両の再発進と判断してステップ11に移
ってフライングブーストアップを中止する。そしてステ
ップ12からステップ14のフローによって、切換バル
ブ15を開いて大スクロール231にも排気を通じてエ
ンジン排圧の上昇を防ぎ、絞り弁16の開制御、バイパ
ス弁17の閉制御を行ってステップ15における通常の
制御に移行することになる。
前述のステップ8でアクセル開度が50%に未達の場合
はステップ9に移り、車速が5Km/h以上の場合や、
車速が5Km/h以下の場合でもステップ10で加速モ
ードと判断されると、ステップ11に進んで回転電機3
への通電を断ってフライングブーストアップを中止する
。
はステップ9に移り、車速が5Km/h以上の場合や、
車速が5Km/h以下の場合でもステップ10で加速モ
ードと判断されると、ステップ11に進んで回転電機3
への通電を断ってフライングブーストアップを中止する
。
なお、ステップ10にて加速モードでなく、車両が停止
しくステップ16)、ブレーキ7が踏まれ、さらにサイ
ドブレーキ1oが操作された場合は、継続的な駐車と判
断し、ステップ17.18からステップ11に進んでフ
ライングブーストアップが中止されることになる。そし
て、ステップ16からステップ18の間にて、いずれか
が否の場合は最初のステップ1からのフローに戻って勾
配角の計測や、車速のチエツクが行われ、この間、所定
勾配角T°以下の場合や車速か2Km/h以上の場合に
は、ステップ11に進み、フライングブーストアップは
行われない。
しくステップ16)、ブレーキ7が踏まれ、さらにサイ
ドブレーキ1oが操作された場合は、継続的な駐車と判
断し、ステップ17.18からステップ11に進んでフ
ライングブーストアップが中止されることになる。そし
て、ステップ16からステップ18の間にて、いずれか
が否の場合は最初のステップ1からのフローに戻って勾
配角の計測や、車速のチエツクが行われ、この間、所定
勾配角T°以下の場合や車速か2Km/h以上の場合に
は、ステップ11に進み、フライングブーストアップは
行われない。
以上、本発明を上述の実施例を用いて説明したが、本発
明の主旨の範囲内で例えば排気流路に隔壁や切換バルブ
を設けたツインスクロール方式を除いたり、または吸気
側の絞り弁制御を除いて本実施例に準じたターボチャー
ジャの制御を行うなどの変形や応用が可能であり、これ
らの変形や応用は本発明の範囲から排除するものではな
い。
明の主旨の範囲内で例えば排気流路に隔壁や切換バルブ
を設けたツインスクロール方式を除いたり、または吸気
側の絞り弁制御を除いて本実施例に準じたターボチャー
ジャの制御を行うなどの変形や応用が可能であり、これ
らの変形や応用は本発明の範囲から排除するものではな
い。
(発明の効果)
上述のように本発明によれば、回転電機付タボチャージ
ャを備えた車両における坂道発進に際しては、登板路の
勾配や停止前の車速によって停車の判断を行い、ターボ
チャージャに流入する排気流路を細めて排気流速を増す
とともにコンプレッサからエンジンへの給気の流路を絞
って圧気負荷を減少させ、この状態で回転電機に通電し
て早期にフライングブーストアップを開始させる。
ャを備えた車両における坂道発進に際しては、登板路の
勾配や停止前の車速によって停車の判断を行い、ターボ
チャージャに流入する排気流路を細めて排気流速を増す
とともにコンプレッサからエンジンへの給気の流路を絞
って圧気負荷を減少させ、この状態で回転電機に通電し
て早期にフライングブーストアップを開始させる。
したがって、停車前からコンプレッサの助勢が行われる
ので、早期にブースト圧が上昇し、積荷の多い車両でも
坂道発進が容易に行われるという効果が得られる。
ので、早期にブースト圧が上昇し、積荷の多い車両でも
坂道発進が容易に行われるという効果が得られる。
第1図は本発明にかかるブースト圧制御装置の一実施例
を示す構成ブロック図、第2図は本実施例の作動の一例
を示す処理フロー図である。 1・・・エンジン、2・・・ターボチャージャ、3・・
回転電機、5・・・コントローラ、6・−・アクセルペ
ダル、8・・・勾配センサ、9・・・車速センサ、13
・・・排気流路、15・・・切換バルブ、16・・・絞
り弁、21・・・タービン、22・・コンプレッサ、1
32・・・小流路。 特許出願人 いすf自動車株式会社代 理 人
弁理士 辻 實第2 図
を示す構成ブロック図、第2図は本実施例の作動の一例
を示す処理フロー図である。 1・・・エンジン、2・・・ターボチャージャ、3・・
回転電機、5・・・コントローラ、6・−・アクセルペ
ダル、8・・・勾配センサ、9・・・車速センサ、13
・・・排気流路、15・・・切換バルブ、16・・・絞
り弁、21・・・タービン、22・・コンプレッサ、1
32・・・小流路。 特許出願人 いすf自動車株式会社代 理 人
弁理士 辻 實第2 図
Claims (2)
- (1)エンジンの排気流路に設けたタービンと、吸気流
路に設けられタービントルクにより駆動されるコンプレ
ッサと、該コンプレッサを回転駆動する回転電機とを有
するターボチャージャのブースト圧制御装置において、
登り坂道の傾斜角が所定値を越えたことを検出する傾斜
角検出手段と、車速の減速時に車両速度が所定値以下に
到達したことを検知する車速検知手段と、前記傾斜角検
出手段と車速検知手段との出力信号の論理積が得られた
とき前記回転電機を駆動してコンプレッサを作動せしめ
る制御手段とを有することを特徴とするブースト圧制御
装置。 - (2)エンジンの排気流路に設けたタービンと、吸気流
路に設けられタービントルクにより駆動されるコンプレ
ッサと、該コンプレッサを回転駆動する回転電機とを有
するターボチャージャのブースト圧制御装置において、
登り坂道の傾斜角が所定値を越えたことを検出する傾斜
角検出手段と、車速の減速時に車両速度が所定値以下に
到達したことを検知する車速検知手段と、タービンブレ
ードへの排気流吹出口の面積を狭める絞り手段と、コン
プレッサからの流出空気量を制限する流出空気量制限手
段と、前記傾斜角検出手段と車速検知手段との出力信号
の論理積が得られたとき、前記絞り手段と空気量制限手
段とを動作せしめるとともに前記回転電機を駆動してコ
ンプレッサを作動せしめる制御手段とを有することを特
徴とするブースト圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2153479A JP2819784B2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | ブースト圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2153479A JP2819784B2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | ブースト圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0443821A true JPH0443821A (ja) | 1992-02-13 |
JP2819784B2 JP2819784B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=15563474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2153479A Expired - Lifetime JP2819784B2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | ブースト圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819784B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006214325A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Mazda Motor Corp | エンジンの過給装置 |
JP2012092791A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Isuzu Motors Ltd | ターボ過給システム |
JP2014169002A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の過給機制御装置 |
-
1990
- 1990-06-12 JP JP2153479A patent/JP2819784B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006214325A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Mazda Motor Corp | エンジンの過給装置 |
JP2012092791A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Isuzu Motors Ltd | ターボ過給システム |
EP2634404A4 (en) * | 2010-10-28 | 2018-04-11 | Isuzu Motors, Ltd. | Turbocharge system |
JP2014169002A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の過給機制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2819784B2 (ja) | 1998-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4901530A (en) | Device for controlling turbocharger with rotary electric machine | |
US4878347A (en) | Device for controlling turbocharger with electric rotary machine | |
US5076059A (en) | Energy recovery system for motor vehicles | |
JPH0245615A (ja) | 回転電機付ターボチャージャの制御装置 | |
JPH03202633A (ja) | 回転電機付ターボチャージャの制御装置 | |
JPH04112921A (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JP2884725B2 (ja) | ツインターボチャージャの制御装置 | |
JP3670149B2 (ja) | ターボチャージャ | |
JP3312411B2 (ja) | ターボチャージャ制御装置 | |
JPH11148388A (ja) | ハイブリッド車両 | |
JPH0443821A (ja) | ブースト圧制御装置 | |
JPH05280385A (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JP5062081B2 (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JPH0791995B2 (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JPH0347439A (ja) | 過給機付ガソリンエンジン | |
JPH11324688A (ja) | 内燃機関のエネルギ回収装置 | |
JP2819785B2 (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JP2959652B2 (ja) | 回転電機付ターボチャージャの制御装置 | |
JPH03202630A (ja) | 回転電機付ターボチャージャの制御装置 | |
JP2987859B2 (ja) | 回転電機付ターボチャージャの制御装置 | |
JPH06229252A (ja) | 回転電機付ターボチャージャの制御装置 | |
JPH0481531A (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JP2881905B2 (ja) | 回転電機付ターボチャージャの制御装置 | |
JP2830338B2 (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JP2748482B2 (ja) | ターボチャージャの制御装置 |