JPH0443649Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443649Y2 JPH0443649Y2 JP12491886U JP12491886U JPH0443649Y2 JP H0443649 Y2 JPH0443649 Y2 JP H0443649Y2 JP 12491886 U JP12491886 U JP 12491886U JP 12491886 U JP12491886 U JP 12491886U JP H0443649 Y2 JPH0443649 Y2 JP H0443649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjuster bolt
- adjuster
- spring
- poppet
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、例えば、リリーフバルブのよう
に、ポペツトに作用するスプリングのバネ力を変
えてその設定圧を調整する機構に適用するアジヤ
スタ機構に関する。
に、ポペツトに作用するスプリングのバネ力を変
えてその設定圧を調整する機構に適用するアジヤ
スタ機構に関する。
(従来の技術)
第2図及び第3図は、従来から知られている2
種類のアジヤスタ機構を示したものである。
種類のアジヤスタ機構を示したものである。
第2図に示したアジヤスタ機構は、バルブvの
ボデイ1側に収納室2を形成するとともに、この
収納室2のキヤツプ3を螺合している。
ボデイ1側に収納室2を形成するとともに、この
収納室2のキヤツプ3を螺合している。
上記キヤツプ3に螺合するアジヤスタボルト4
は、その内端部分に大径部5を設け、この大径部
の周囲に形成した環状溝6にシール部材7を嵌着
している。そして、上記大径部5よりも外方には
雄ネジ8を形成し、この雄ネジ8をキヤツプ3に
形成したネジ孔9に螺合させるとともに、当該雄
ネジ8にナツト10を螺合している。
は、その内端部分に大径部5を設け、この大径部
の周囲に形成した環状溝6にシール部材7を嵌着
している。そして、上記大径部5よりも外方には
雄ネジ8を形成し、この雄ネジ8をキヤツプ3に
形成したネジ孔9に螺合させるとともに、当該雄
ネジ8にナツト10を螺合している。
また、上記収納室2にはポペツト11を設け、
このポペツト11とアジヤスタボルト4との間に
スプリング12を介在させ、当該スプリング12
のバネ力をポペツト11に作用させて、ポペツト
11をシート部材13に圧接させている。
このポペツト11とアジヤスタボルト4との間に
スプリング12を介在させ、当該スプリング12
のバネ力をポペツト11に作用させて、ポペツト
11をシート部材13に圧接させている。
なお、図中符号14は、ボデイ1とキヤツプ3
との間に設けたシール部材である。
との間に設けたシール部材である。
上記のようにしたバルブvは、アジヤスタボル
ト4を回して、それを軸方向にストロークさせる
ことにより、スプリング12のバネ力を調整する
ようにしている。
ト4を回して、それを軸方向にストロークさせる
ことにより、スプリング12のバネ力を調整する
ようにしている。
第3図に示した別の従来例は、当該バルブvの
ボデイ1にアジヤスタボルト15を直接螺合する
とともに、このアジヤスタボルト15の内端にシ
ール部材16を嵌着している。
ボデイ1にアジヤスタボルト15を直接螺合する
とともに、このアジヤスタボルト15の内端にシ
ール部材16を嵌着している。
そして、この第3図の場合も、アジヤスタボル
ト15とポペツト17との間にスプリング18を
介在させるとともに、当該アジヤスタボルト15
をストロークさせることによつて、スプリング1
8のバネ力を調整できるようにしている。
ト15とポペツト17との間にスプリング18を
介在させるとともに、当該アジヤスタボルト15
をストロークさせることによつて、スプリング1
8のバネ力を調整できるようにしている。
なお、図中符号19は、アジヤスタボルト15
に螺合したナツトである。
に螺合したナツトである。
(本考案が解決しようとする問題点)
上記第2図に示したアジヤスタ機構は、アジヤ
スタボルト4に大径部5を設けているので、それ
を組み付けるには、キヤツプ3が絶対に必要にな
る。このようにキヤツプ3を設けると、アジヤス
タボルト4のシール部材6に外に、シール部材1
4を必要とする。つまり、この第2図に示した従
来例の場合には、部品点数が多くなり、それだけ
組み付け工数も多くなるとともに、費用もかさむ
という問題があつた。
スタボルト4に大径部5を設けているので、それ
を組み付けるには、キヤツプ3が絶対に必要にな
る。このようにキヤツプ3を設けると、アジヤス
タボルト4のシール部材6に外に、シール部材1
4を必要とする。つまり、この第2図に示した従
来例の場合には、部品点数が多くなり、それだけ
組み付け工数も多くなるとともに、費用もかさむ
という問題があつた。
また、第3図に示した従来例は、アジヤスタボ
ルト15に大径部などを設けず、それをボデイ1
側に直接螺合しているので、第2図の場合のよう
にキヤツプ等を必要としない。しかし、アジヤス
タボルト15の先端にシール部材16を設けてい
るので、このシール部材16を嵌着するシール溝
20の分だけ当該アジヤスタボルト15を長くし
なければならない。このようにアジヤスタボルト
15を長くすれば、そのストローク分も含めて当
該ボデイ1を大きくしなければならない。
ルト15に大径部などを設けず、それをボデイ1
側に直接螺合しているので、第2図の場合のよう
にキヤツプ等を必要としない。しかし、アジヤス
タボルト15の先端にシール部材16を設けてい
るので、このシール部材16を嵌着するシール溝
20の分だけ当該アジヤスタボルト15を長くし
なければならない。このようにアジヤスタボルト
15を長くすれば、そのストローク分も含めて当
該ボデイ1を大きくしなければならない。
つまり、この第3図に示した従来例では、ボデ
イ1が大型化するという問題があつた。
イ1が大型化するという問題があつた。
この考案の目的は、部品点数を少なくするとと
もに、ボデイを小型化できるバルブのアジヤスタ
機構を提供することである。
もに、ボデイを小型化できるバルブのアジヤスタ
機構を提供することである。
(問題点を解決する手段)
上記の目的を達成するために、この考案は、ボ
デイ側にアジヤスタボルトを螺合し、このアジヤ
スタボルトとボデイに内装したポペツトとの間
に、スプリングを介在させ、上記アジヤスタボル
トを回してその軸方向にストロークさせることに
より、上記スプリングのばね力を調整する構成に
したバルブのアジヤスタ機構において、上記アジ
ヤスタボルトの内端と外端とに雄ネジを形成し、
これら両雄ネジ間にスライド部を形成してなり、
上記内端の雄ネジをボデイ側に形成した雌ネジに
螺合し、この螺合部分と上記スライド部との間に
シール部材を位置させ、さらに、上記外端の雄ネ
ジにナツトを螺合する構成にしている。
デイ側にアジヤスタボルトを螺合し、このアジヤ
スタボルトとボデイに内装したポペツトとの間
に、スプリングを介在させ、上記アジヤスタボル
トを回してその軸方向にストロークさせることに
より、上記スプリングのばね力を調整する構成に
したバルブのアジヤスタ機構において、上記アジ
ヤスタボルトの内端と外端とに雄ネジを形成し、
これら両雄ネジ間にスライド部を形成してなり、
上記内端の雄ネジをボデイ側に形成した雌ネジに
螺合し、この螺合部分と上記スライド部との間に
シール部材を位置させ、さらに、上記外端の雄ネ
ジにナツトを螺合する構成にしている。
(本考案の作用)
アジヤスタボルトを回してそれをストロークさ
せれば、スプリングのバネ力を調整できる。この
とき、アジヤスタボルトのスライド部には、シー
ル部材が摺接することになる。
せれば、スプリングのバネ力を調整できる。この
とき、アジヤスタボルトのスライド部には、シー
ル部材が摺接することになる。
(本考案の実施例)
第1図に示したこの考案の実施例は、そのアジ
ヤスタボルトaの内端及び外端のそれぞれに雄ネ
ジ21,22を形成し、これら両雄ネジ21,2
2間にスライド部23を形成している。
ヤスタボルトaの内端及び外端のそれぞれに雄ネ
ジ21,22を形成し、これら両雄ネジ21,2
2間にスライド部23を形成している。
このようにしたアジヤスタボルトaは、その内
端に形成した上記雄ネジ21を、ボデイ24に形
成した収納室25に螺合するとともに、スライド
部23の内端にシール部材26を嵌着している。
このスライド部23の内端お収納室25内に位置
させ、それ以外の部分をボデイ24の外方に突出
させている。
端に形成した上記雄ネジ21を、ボデイ24に形
成した収納室25に螺合するとともに、スライド
部23の内端にシール部材26を嵌着している。
このスライド部23の内端お収納室25内に位置
させ、それ以外の部分をボデイ24の外方に突出
させている。
さらに、アジヤスタボルトaの外端の雄ネジ2
2には、ナツト27を螺合している。
2には、ナツト27を螺合している。
上記収納室25内にはポペツト28を設け、こ
のポペツト28とアジヤスタボルトaとの間に、
スプリング29を介在させ、そのバネ力をポペツ
ト28に作用させ、当該ポペツト28をシート部
材30に圧接させている。
のポペツト28とアジヤスタボルトaとの間に、
スプリング29を介在させ、そのバネ力をポペツ
ト28に作用させ、当該ポペツト28をシート部
材30に圧接させている。
しかして、ナツト27を少し緩めてアジヤスタ
ボルトaを回すと、このアジヤスタボルトaが雄
ネジ21のピツチに応じて軸方向にストローク
し、スプリング29のバネ力を調整する。
ボルトaを回すと、このアジヤスタボルトaが雄
ネジ21のピツチに応じて軸方向にストローク
し、スプリング29のバネ力を調整する。
上記のようにしてアジヤスタボルトaがストロ
ークすると、スライド部23とシール部材26と
が相対移動するので、そのシール機能が損なわれ
るようなことはない。
ークすると、スライド部23とシール部材26と
が相対移動するので、そのシール機能が損なわれ
るようなことはない。
この実施例では、当該アジヤスタボルトaの長
さを短くできるが、それは、両雄ネジ21,22
間にスライド部23を形成し、このスライド部2
3にシール部材26を接触させるようにしたため
である。例えば、第3図に示した従来の場合に
は、雄ネジの先端にシール部材16を設けるよう
にしているので、その分アジヤスタボルト15の
長さが長くなつているが、この実施例では、上記
したように雄ネジ間にシール部材を位置させるよ
うにしているので、その長さを短くできる。
さを短くできるが、それは、両雄ネジ21,22
間にスライド部23を形成し、このスライド部2
3にシール部材26を接触させるようにしたため
である。例えば、第3図に示した従来の場合に
は、雄ネジの先端にシール部材16を設けるよう
にしているので、その分アジヤスタボルト15の
長さが長くなつているが、この実施例では、上記
したように雄ネジ間にシール部材を位置させるよ
うにしているので、その長さを短くできる。
また、このアジヤスタボルトaには、第2図に
示した従来例のような大径部5がないので、キヤ
ツプ3が不要になり、全体の部品点数が少なくな
る。
示した従来例のような大径部5がないので、キヤ
ツプ3が不要になり、全体の部品点数が少なくな
る。
図面第1図はこの考案の実施例を示す断面図、
第2図は従来例の断面図、第3図は別の従来例の
断面図である。 a……アジヤスタボルト、21,22……雄ネ
ジ、23……スライド部、24……ボデイ、26
……シール部材、27……ナツト、28……ポペ
ツト、29……スプリング。
第2図は従来例の断面図、第3図は別の従来例の
断面図である。 a……アジヤスタボルト、21,22……雄ネ
ジ、23……スライド部、24……ボデイ、26
……シール部材、27……ナツト、28……ポペ
ツト、29……スプリング。
Claims (1)
- ボデイ側にアジヤスタボルトを螺合し、このア
ジヤスタボルトとボデイに内装したポペツトとの
間に、スプリングを介在させ、上記アジヤスタボ
ルトを回してその軸方向にストロークさせること
により、上記スプリングのばね力を調整する構成
にしたバルブのアジヤスタ機構において、上記ア
ジヤスタボルトの内端と外端とに雄ネジを形成
し、これら両雄ネジ間にスライド部を形成してな
り、上記内端の雄ネジをボデイ側に形成した雌ネ
ジに螺合し、この螺合部分と上記スライド部との
間にシール部材を位置させ、さらに、上記外端の
雄ネジにナツトを螺合してなるバルブのアジヤス
タ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12491886U JPH0443649Y2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12491886U JPH0443649Y2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330676U JPS6330676U (ja) | 1988-02-29 |
JPH0443649Y2 true JPH0443649Y2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31017357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12491886U Expired JPH0443649Y2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443649Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-14 JP JP12491886U patent/JPH0443649Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330676U (ja) | 1988-02-29 |
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