JPH0443036B2 - - Google Patents

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JPH0443036B2
JPH0443036B2 JP60229184A JP22918485A JPH0443036B2 JP H0443036 B2 JPH0443036 B2 JP H0443036B2 JP 60229184 A JP60229184 A JP 60229184A JP 22918485 A JP22918485 A JP 22918485A JP H0443036 B2 JPH0443036 B2 JP H0443036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
input
signals
digital signals
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60229184A
Other languages
English (en)
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JPS6288698A (ja
Inventor
Hidemitsu Yamada
Mitsuo Watanabe
Isao Masuzawa
Tsurashi Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
Application filed by Tokimec Inc filed Critical Tokimec Inc
Priority to JP22918485A priority Critical patent/JPS6288698A/ja
Publication of JPS6288698A publication Critical patent/JPS6288698A/ja
Publication of JPH0443036B2 publication Critical patent/JPH0443036B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、船舶用自動操舵装置(以下オートパ
イロツトと称す)における方位信号の入力機構に
関する。
〔従来の技術〕
従来周知のこの種のオートパイロツトの方位信
号の入力機構の一例を第2図を参照して説明す
る。通常、ジヤイロコンパス1は、船首方位の角
度変化の90倍の角度変化で、オートパイロツトA
のステツプモータ2を回転させる信号を発信す
る。オートパイロツトAのこの信号によつて駆動
されるステツプモータ2の回転を、減速歯車機構
3を介して差動歯車機構4に伝達する。一方、針
路設定摘子5を介して目標針路を設定すると、そ
の回転は、差動歯車機構4に伝達される。差動歯
車機構4の回転は、シンクロ6に伝達され、その
出力が針路偏差信号としてオートパイロツトAの
演算部(図示せず)に入力される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のオートパイロ
ツトの方位信号の入力機構にあつては、ジヤイロ
コンパス1から入力される方位信号は、ステツプ
モータ2の駆動信号のみで、且つその信号経路の
異常を検出するモニタ機能を有していない構造と
なつていたため、万一、その入力経路に異常が発
生した場合には、船が大きく旋回し、乗組員がそ
の異常な動きに気が付くか、あるいはオートパイ
ロツトが有するオフコースアラームが作動するま
で、その異常を検知することができない。一方、
船舶は非常に大きな慣性を有するため、一度旋回
を始めると、その動きを静止させるまで時間がか
かり、船舶が危険な状態に陥いるという問題点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述した如き従来のオートパイロツト
の方位信号の入力機構の問題点を解決せんとする
もので、ジヤイロコンパス10から夫々異なつた
入力経路を経て送られてくるシンクロ信号a及び
ステツプ信号bを夫々船首方位に対応するデジタ
ル信号a1及び船首方位の回転角のデジタル信号b1
に変換する第1及び第2の信号変換部12及び1
3と、上記2個のデジタル信号a1及びb1が入力さ
れるモニタ部14と、上記2個のデジタル信号a1
及びb1のうち、いずれか一方のデジタル信号が切
替え手段17を介して入力される針路偏差演算部
15とを有し、上記モニタ部14は上記2個のデ
ジタル信号a1及びb1の変化率を夫々演算し、該2
個の変化率の差が一定値を越えた場合に入力経路
異常としてアラームを発生させ、上記切替え手段
17は上記モニタ部14にてアラームが発生した
際、入力経路が正常なデジタル信号に切替えられ
て、上記針路偏差演算部15に入力させることを
特徴とする船舶用自動操舵装置における方位信号
の入力機構に在る。
〔作用〕
本発明のオートパイロツトの方位信号の入力機
構に於ては、ジヤイロコンパス10よりのシンク
ロ信号a及びステツプ信号bを第1及び第2の信
号変換部12,13により船首方位に対応するデ
イジタル信号a1及び船首方位の回転角のデイジタ
ル信号b1に夫々変換し、該2個の信号をモニタ部
14に供給し、該モニタ部は上記2個の信号の変
化率を夫々演算し、該2個の変化率の差が一定値
を越えた場合にアラームを発生する。このとき、
乗組員がジヤイロコンパス10からの信号入力経
路のうち、どちらかの入力経路に異常があると判
断し、針路偏差演算部15に入力されるデジタル
信号を入力経路が正常なデジタル信号に切替え手
段17を用いて切替える。このように、船首方位
信号を2重化方式としたので、船舶用自動操舵装
置における方位信号の入力機構の信頼性を高める
ことができ、また、2つの異なつた発振源からの
信号を監視することにより、船首方位信号の異常
を早期に検知することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。第1
図は、本発明の一実施例を示すブロツク線図であ
る。同図に於て、10はジヤイロコンパスで、こ
れは、船首方位信号として、シンクロ信号aとス
テツプ信号bとを発信している。12はオートパ
イロツトAのシンクロ/デイジタル信号変換部
で、ジヤイロコンパス10よりのシンクロ信号a
を受け、これを直接船首方位に対応するデイジタ
ル信号に変換する信号変換回路である。この信号
変換回路12は、例えばS/D変換器で構成され
る。13はステツプ/デイジタル信号変換部で、
ジヤイロコンパス10よりのステツプ信号bを受
け、レピータのステツプモータの回転方向と、回
転数と、回転角とを演算する回路である。この回
路13は、例えば前回のステツプ信号の状態を保
持するメモリと、前回のステツプ信号及び現在の
ステツプ信号を比較しステツプモータの回転方向
を得る比較器と、その比較出力をカウントするア
ツプ/ダウンカウンタとから構成される。
14はモニタ部で、これは両変換部12,13
から出力される2個の信号を受け、両者の一定時
間毎の変化率を夫々チエツクし、それが異なつた
場合にアラームを発生する。16は目的針路を設
定し、この設定された目的針路を記憶すると共に
出力する針路設定部で、例えばデイジタルスイツ
チで構成される。15は針路偏差演算部で、これ
は変換部12或は13のどちらか一方から、スイ
ツチ17により切換え入力される船首方位のデイ
ジタル信号と、針路設定部16から入力される目
的針路のデイジタル信号とから、針路偏差信号を
演算し、オートパイロツトの演算部に出力する。
次に、第1図に示す本発明の実施例の動作を説
明する。ジヤイロコンパス10からは、船首方位
角と同じ角度を発信するシンクロ信号aと、船首
方位角の90倍の角度変化に対応するステツプ信号
bとの2個の信号が発信され、これら信号a,b
はそれぞれ信号の変換部12,13に入力され
る。すると、変換部12は船首方位のデイジタル
信号a1を、変換部13は船首方位の回転角のデイ
ジタル信号b1を夫々出力する。モニタ部14は両
信号a1,b1を受け、一定時間毎に2個の信号a1
b1を夫々サンプリングし、夫々の変化率を演算
し、両変化率の差が或る一定値以上になつた場
合、即ち両信号a1,b1の少くとも一方の入力経路
に異常が発生した場合、アラームを発生し、信号
入力経路に異常が発生したことを乗組員に知らせ
る。一方、針路偏差演算部15には、通常、例え
ば船首方位のデイジタル信号a1がスイツチ17を
介して入力され、これは針路設定部16よりの目
的針路に対する針路偏差信号cを算出し、出力す
る。アラームがモニタ部14より発生した場合、
乗組員は、信号a,bのどちらの入力経路に異常
があると判断し、針路偏差演算部15に入力され
る信号を、スイツチ17により他方の信号に切替
える。ここで、例えば変換部12からの出力信号
a1から変換部13の出力信号b1にスイツチ17に
より切換える場合は、変換部13よりの出力信号
b1は船首方位の回転角の信号であるため、これを
船首方位の信号に一致させる必要がある。この動
作は、切替時、針路偏差演算部15で行われる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、オートパイロツトの針路偏差
演算部に入力される船首方位信号の2重化によ
り、信頼性の向上が計られる。又、2つの異つた
発信源よりの信号を監視することにより、船首方
位信号の異常を早期に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のブロツク図、第
2図は従来例のブロツク図である。 図に於て、10はジヤイロコンパス、12はシ
ンクロ/デイジタル信号変換部、13はステツ
プ/デイジタル信号変換部、14はモニタ部、1
5は針路偏差演算部、16は針路設定部、17は
スイツチを夫々示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ジヤイロコンパスから夫々異なつた入力経路
    を経て送られてくるシンクロ信号及びステツプ信
    号を夫々船首方位に対応するデジタル信号及び船
    首方位の回転角のデジタル信号に変換する第1及
    び第2の信号変換部と、上記2個のデジタル信号
    が入力されるモニタ部と、上記2個のデジタル信
    号のうち、いずれか一方のデジタル信号が切替え
    手段を介して入力される針路偏差演算部とを有
    し、上記モニタ部は上記2個のデジタル信号の変
    化率を夫々演算し、該2個の変化率の差が一定値
    を越えた場合に入力経路異常としてアラームを発
    生させ、上記切替え手段は上記モニタ部にてアラ
    ームが発生した際、入力経路が正常なデジタル信
    号に切替えられて、上記針路偏差演算部に入力さ
    せることを特徴とする船舶用自動操舵装置におけ
    る方位信号の入力機構。
JP22918485A 1985-10-15 1985-10-15 船舶用自動操舵装置における方位信号の入力機構 Granted JPS6288698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22918485A JPS6288698A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 船舶用自動操舵装置における方位信号の入力機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22918485A JPS6288698A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 船舶用自動操舵装置における方位信号の入力機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6288698A JPS6288698A (ja) 1987-04-23
JPH0443036B2 true JPH0443036B2 (ja) 1992-07-15

Family

ID=16888116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22918485A Granted JPS6288698A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 船舶用自動操舵装置における方位信号の入力機構

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JP (1) JPS6288698A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261099A (en) * 1975-11-10 1977-05-20 Laitram Corp Automatic maneuvering gear
JPS53119596A (en) * 1977-03-29 1978-10-19 Tokyo Keiki Co Ltd Deflection warning device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261099A (en) * 1975-11-10 1977-05-20 Laitram Corp Automatic maneuvering gear
JPS53119596A (en) * 1977-03-29 1978-10-19 Tokyo Keiki Co Ltd Deflection warning device

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JPS6288698A (ja) 1987-04-23

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