JPH0443032Y2 - - Google Patents

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JPH0443032Y2
JPH0443032Y2 JP1988116049U JP11604988U JPH0443032Y2 JP H0443032 Y2 JPH0443032 Y2 JP H0443032Y2 JP 1988116049 U JP1988116049 U JP 1988116049U JP 11604988 U JP11604988 U JP 11604988U JP H0443032 Y2 JPH0443032 Y2 JP H0443032Y2
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JP
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enclosure
cutting device
nozzle
dough
cutting
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、餡、クリーム、挽肉などの食品調理
材料や可塑材料を連続的な計量と押し出しを行な
い包皮切断の後、ただちにベーキング用の包装ト
レイに配列する装置に関するものある。
(従来の技術および問題点) 従来の複合成形機としては、特許第637489号に
示すようなスクリユー機構に計量装置を設けた送
り出し装置と別途に設けたスクリユー機構による
送り出し装置を組み合わせたそれぞれの送り出し
装置に、複数の材料を投入して材料を送り出して
複合し連続の棒体を成形するものがあるが、この
公知技術は複雑な機構であるとともに、その操作
性に熟練が必要とされていた。
また、従来の成形機で成形された製品を次の工
程で焼き上げるなどの加熱処理を行う場合には成
形された製品を一旦ベーキングトレイに移載して
焼き上げ、次に冷却したものをトレイから包装容
器に移して包装を行つていた。
(問題点を解決するための手段および目的) 本考案はこの従来装置に比べて、簡便であつ
て、計量され送り出される複数の食品素材を複合
して包皮切断したのち、搬送工程や移載工程など
のつなぎの工程を省略し、直接焼成または包装工
程を行うことができる装置を提供することを目的
とし、つなぎ工程を省くことによつて衛生環境の
向上と設備の簡素化を計ることが出来るようにし
たものである。
本考案の構成は、複数の食品材料ホツパーの
各々に有するスクリユー機構の吐出口に計量装置
の入口を設け、各々の計量装置には円筒体の母線
上に穿設したスリツトに平板を挿入し、カムによ
つてその出入りを制御する円筒体を回転させて連
続的な計量送り出しを行うものとし、前記各々の
計量装置の材料出口には、押し出される複数の材
料を円心円上に成形するための複合ノズルを設
け、前記ノズルの下方には、隣合う二つの辺を摺
動面とする三つ以上の角形片を、互いにその摺動
面を接して組み合わせてできる中央の囲みを連続
生地の通路とし、囲みに面した角形片の面は三角
形又は台形とし、前記摺動面の接面を摺動させて
囲みを開閉させる切断装置を設けるとともに、切
断装置を囲みの開閉に同期して連続生地の軸方向
に往復動作するように設け、前記切断装置の下方
には焼成用包装トレイを有し、切断装置の切断動
作に同期して切断された生地を前記トレイの所定
の位置に配列する配列装置を設けて行うものであ
る。
(実施例) 以下本考案を一実施例に基づき説明すると食品
調理材料1(以下材料と言う)を投入するホツパ
ー2のシリンダー3に材料1を移送するためのス
クリユー4を設ける。
スクリユー4の回転速度は制御盤20のダイヤ
ル調節によてモーター5の回転速度を変化させ、
自在に変更できるようになつている。
シリンダー3の材料吐出口付近に計量装置のハ
ウジング6の入口7を装着している。
ハウジング6には円筒体8を挿嵌し、円筒体8
は駆動軸10によつて回転する。
円筒体8は母線上に穿設したスリツト11に外
周方向に出入り自在な平板12を挿入している。
平板12は、ハウジング6の内周に設けたカム
13に干渉しているので、円筒体8が回転する
と、平板12はカム13にリードされて、円筒体
8の表面を一定の規制のもとに出入りする。
円筒体8はモーター15によつて矢印aの方向
に一定速度で回転している。
平板12は計量装置の入口7を通過した直後の
位置Aと、その進行前方にある計量装置の吐出口
19が始まる直前の位置に来た平板12の位置を
Bとした場合、AとBの間は左右上下をハウジン
グ6に囲まれた密室となり計量室16を構成する
ことになる。
平板12が円筒体8の回転によつて、ハウジン
グ6内を運行するとき計量室16を通過すること
によつて吐出口から一定した流量で材料1が押し
出されことになる。
吐出口19には複合ノズル23が設けられてい
る。
複合ノズル23はその複数の材料入口はパイプ
24の形状でそれぞれが前記吐出口19に挿嵌さ
れている。
複数のパイプ24はその下流部分で同心円の複
合部25を形成している。
複合部25の下方には、材料切断装置100を
設けている。
本実施の切断手段を一実施例に基づいて説明す
ると101は厚さtを有する角形片であり、10
2及び103は角形片101の隣合つた辺にある
摺動面である。摺動面102は生地1に接触して
これを切断する。
また、摺動面102と摺動面103は点104
で接している。即ち、少なくとも厚さtよりも少
ない接点または接線となつている。
したがつて摺動面102の形は接点(線)10
4に向かつて三角形や台形のように斜辺109を
有しており先が鋭突した形となつている。
105は第6図において角形片101を複数
個、それぞれ隣合つた摺動面102と103を接
触させて構成する枠組を示している。
106は枠組105によつて中央に出来上がる
囲みを示している。
107は囲み106を貫通する状態に供給され
た連続棒状の生地であり、108は生地1の中心
に連続した同心円状に内包された内包材である。
第7図において示した矢印Sは角形片101の
運動方向を示してあり、この方向に移動したとき
は囲み106は小さくなり、やがて第8図で示し
たように接点104が一点に集合して囲み106
は全く無くなつてしまう。
矢印Sの方向の反対方向に角形片101を移動
させると囲み106が発生し、棒状生地1が供給
される。本実施例ではこの運動Sの反復によつて
運続した棒の形状で供給される生地1を切断する
ものであり、又、この時、生地1に連続した状態
で中心に内包材108を有せしめたものについて
は、その内包材108を露出させないで切断する
効果を生む。
この特殊な効果の発生理由は第9図に説明する
ように角形片101の摺動面102は運動Sによ
つて生地107の側面に長さtの母線接触を示
し、次に第10図の如く生地107はくぼみが生
じ、やがて第11図の如く生地107の切断状態
が生まれる。
この間、摺動面102の生地107に対する接
触面は生地107の中心に向かつて深く食い込む
程t→t′→t″の順に小さくなるので、内包材10
8は矢印mの方向に流動し、内包材108を露出
させることなく生地7を切断することが出来る。
囲み106の開閉は角形片101の一つに嵌入
されているピン25の駆動によつて行われる。
ピン25が支持されているロツド26、ロツド
26の一端がアーム27の一端と軸支され、アー
ム27の他端はベース33に軸着されている。
アーム27の任意の位置に付設されたカムフオ
ロアA28は、カムA29と係合する。
駆動軸30の回動によりカムA29が回動し、
そのカムA29の溝の軌跡に沿つてカムフオロア
A28が動作し、アーム27、ロツド26を介し
てピン25が往復運動を行い角形片101が摺動
し、囲み106が開閉する。
囲み106の上下運動は切断装置100がベー
ス33の上に付設されておりベース33が上下運
動によつて行われるものである。
ベース33に設けたアームにカムフオロアB3
2があり、カムフオロアB32は二本の駆動軸3
0に軸着されているカムB31とそれぞれ係合し
ている。
カムB31が同期して回転することによつてベ
ース33が上下動を行う。
従つて、囲み106の開閉動作と上下動作は同
期するように駆動軸30によつて作動する。
次に配列装置の実施例を説明すると、コンベア
36の搬送面にブラケツト35を付設してトレイ
34が動かないように載置可能としている。
トレイ34の搬送はモータ37によつて間欠的
に行われる。
モータ37はフレーム38に納められている。
コンベア36の横方向の動きは、フレーム38
の下部に設けられたボールスクリユー駆動装置に
よつて動作するものである。
ベース39に設けられたモータ40とボールス
クリユー41,42によつて、モーターが間欠的
に動作するとボールスクリユーによりフレームが
横方向に所定距離だけ間歇的に動くことになる。
このコンベア36の進行方向の所定距離の間歇
運動とフレーム38の横方向への間歇運動の組み
合わせによつてトレイの所定位置をきめることが
できる。
従つて、トレイの所定の位置への生地の配置は
囲み106の開閉と上下運動、及びコンベア36
の搬送動作とフレーム38の横方向の運動が同期
して行われるものである。
これらの同期制御は、シークエンサによつてプ
ログラムすることができる。
例えば第12図に示すようにフレームとコンベ
アの動きを組み合わせて一例であるが、トレイ3
4をA〜1の順に生地が配置できるように矢印の
コースに沿つて間歇的に移動することができる。
21はハウジング6の入口7の内壁に設けた圧
力センサーであり、スクリユー4によつて押し出
される材料の圧力を検知する。
圧力センサー21は、圧力情報を制御盤20に
伝えてスクリユー4の回転を変更し、入口7付近
の圧力を常に一定に保つようにする。
又、材料1の特性があらかじめ判明していて、
スクリユーの回転数と吐出量の関係が判つている
場合は、圧力センサー21によらなくともその選
択された回転数を直接制御盤20に入力して、材
料1に過剰な圧力を与えて品質を劣化させたり又
不安定なスクリユーの押し出しによつて安定計量
を不可能にすることを防ぐことができる。
その他のコントロール手段としては、制御盤2
0に前記センサー21によつて検知された圧力の
データを入力する入力装置と圧力基準値を記憶し
ておく記憶装置、基準値と入力データを比較する
比較装置、比較装置から信号を受け取つてモータ
ー5を所定の回転速度で作動させるための作動装
置を含んでいるものによつて制御するものであ
る。
この制御回路によれば、モーター5をあらかじ
めハウジング6の押し出し量よりも大きな送り量
の回転速度で回転させておき、センサー21によ
つて検知された圧力のデータと圧力基準値を経時
的に比較し、圧力データが上昇して基準値を越え
たときには作動装置がモーター5に回転停止の信
号を与えてモーター回転を停止させ、基準値より
下降したときにはモーター回転復帰の信号を与え
ることにより常に圧力基準値に近づけたモーター
回転をさせることができる。
また、経時的に検知される圧力データと基準値
とを連続的に比較して、逐次その基準値に追随す
るように計算された値を与えてモーター5の回転
速度を制御する比例制御の手段によれば、より正
確が制御を行うことができる。
このように使用される材料の特性に応じてスク
リューと円筒体の回転量の関係を調節してハウジ
ング6内への材料の詰まり具合を調節して密度を
常に一定にして叶出し複合ノズルによつて、同心
円の連続棒体にしたのち、切断装置により内包材
が外皮により包被された製品に成形することがで
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本発明はスクリユー機構の
叶出口に計量装置の入口を設け、計量装置は円筒
体の母線上に穿設したスリツトに平板を挿入し、
カムによつてその平板の出入りを制御する円筒体
を回転させて連続的な計量送り出しを行うものと
し、これらのスクリユーの回転軸と計量装置の回
転軸の回転数の関係を変更させて、計量装置の入
口部分の材料の圧力を常に一定にして、連続的な
安定した計量押し出しを行い、形成された二重構
造の連続棒状体を切断装置によつて、品質の保護
された製品に包被切断することができるばかりで
なく、包皮切断後ただちに焼き上げ工程、包装工
程に移れるように専用トレイに直接配列すること
ができるものであり、包皮切断後人手による手作
業にふれないので衛生上大きく向上した。
また、これらのつなぎに必要な工程を省くこと
ができるので、不要設備を省き設備投資において
も大きなコストダウンを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図(一部断面)、
第2図は本考案実施例の側面断面図、第3図は本
考案実施例の円筒体8と平板12を構成した斜視
図である。第4図は角形片の見取図、第5図、第
6図、第7図、第8図は本考案実施例構成部分の
上面図である。第9図、第10図、第11図は摺
動面102の接触面の変化説明図である。第12
図は配置装置の平面図、第13図は本考案の一部
側面図。 1……材料、2……ホツパー、3……シリンダ
ー、4……スクリユー、5……モーター、6……
計量装置、7……計量装置の入口、8……円筒
体、10……駆動軸、11……スリツト、12…
…平板、13……カム、15……モーター、16
……計量室、19……吐出口、20……制御盤、
21……センサー、23……複合ノズル、24…
…パイプ、25……複合部、26……ロツド、2
7……アーム、28……カムフオロアA、29…
…カムA、30……駆動軸、31……カムB、3
2……カムフオロアB、33……ベース、34…
…トレイ、35……ブラケツト、36……コンベ
ア、37……モーター、38……フレーム、39
……ベース、40……モーター、41,42……
ボールスクリユー、43……ピン、100……切
断装置、101……角形片、102……摺動面、
103……摺動面、104……接点、105……
枠組、106……囲み、108……内包材、10
9……斜辺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の食品材料ホツパーの各々に有するスクリ
    ユー機構の吐出口に計量装置の入口を設け、各々
    の計量装置には円筒体の母線上に穿設したスリツ
    トに平板を挿入し、カムによつてその出入りを制
    御する円筒体を回転させ、スクリユーの回転と円
    筒体の回転はお互いに変更可能とし、前記各々の
    計量装置の材料出口には、押し出される複数の材
    料を同心円状の連続生地に成形するための複合ノ
    ズルを設け、前記ノズルの下方には、隣合う二つ
    の辺を摺動面とする三つ以上の角形片を、互いに
    その摺動面を接して組み合わせてできる中央の囲
    みを連続生地の通路とし、囲みに面した角形片の
    面は三角形又は台形とし、前記摺動面の接面を摺
    動させて囲みを開閉させる切断装置を設けるとと
    もに、切断装置を囲みの開閉に同期して連続生地
    の軸方向に往復動作するように設け、前記切断装
    置の下方には焼成用包装トレイを有し、切断装置
    の切断動作に同期して切断された生地を前記トレ
    イの所定の位置に配列する配列装置を設けたこと
    を特徴とする食品材料の複合成形配列装置。
JP1988116049U 1988-09-03 1988-09-03 Expired JPH0443032Y2 (ja)

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JP1988116049U JPH0443032Y2 (ja) 1988-09-03 1988-09-03
US07/392,222 US4936203A (en) 1988-09-03 1989-08-09 Apparatus for shaping and arraying spheroidal bodies of food materials
KR1019890012689A KR920010630B1 (ko) 1988-09-03 1989-09-02 구형의 반죽물을 성형 및 배열시키는 장치
CN89106743A CN1023439C (zh) 1988-09-03 1989-09-02 成形及码放球形食料团的设备
ES198989308912T ES2039079T3 (es) 1988-09-03 1989-09-04 Aparato para conformar y poner en orden cuerpos esferoidales de materiales alimentarios.
DE8989308912T DE68905123T2 (de) 1988-09-03 1989-09-04 Vorrichtung zur herstellung und ordnung von kugelfoermigen nahrungsmittelprodukten.
AT89308912T ATE86074T1 (de) 1988-09-03 1989-09-04 Vorrichtung zur herstellung und ordnung von kugelfoermigen nahrungsmittelprodukten.
EP89308912A EP0360446B1 (en) 1988-09-03 1989-09-04 Apparatus for shaping and arraying spheroidal bodies of food materials

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JPH0236986U JPH0236986U (ja) 1990-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2522591Y2 (ja) * 1991-05-13 1997-01-16 レオン自動機株式会社 包被切断装置における固形物供給機構
JP5461891B2 (ja) * 2009-06-02 2014-04-02 レオン自動機株式会社 包あん機

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