JPH0443004Y2 - - Google Patents

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JPH0443004Y2
JPH0443004Y2 JP1986130135U JP13013586U JPH0443004Y2 JP H0443004 Y2 JPH0443004 Y2 JP H0443004Y2 JP 1986130135 U JP1986130135 U JP 1986130135U JP 13013586 U JP13013586 U JP 13013586U JP H0443004 Y2 JPH0443004 Y2 JP H0443004Y2
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JP
Japan
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culm
blade
cutting
blades
scraping
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JP1986130135U
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JPS6336241U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コンバイン等の脱穀部から排出さ
れる排稈を一対の回転軸に取着する複数の切断刃
と回転受刃等によつて切断するデイスクカツター
に関するものである。
(従来技術) 従来、稲作後の圃場で野菜等の栽培を行う場合
には、耕耘刀への排稈の巻付を防止し、又、野菜
栽培の支障とならないよう収穫後の排稈を短寸に
切断する必要があり、コンバインによつて収穫さ
れる排稈をシリンダー型カツターによつて短寸、
即ち30mm前後に切断して圃場に散布していた。し
かしながら、この種シリンダー型カツターは、排
稈をその稈身方向に供給して切断する形式である
ため短寸に切断可能な反面、切断負荷が大きく、
又、負荷変動も大であり、コンバイン本体の選別
性能等に少なからず悪影響を及ぼすものである。
従つて、近年低負荷で切断でき、又、負荷変動
の少ないデイスクカツターによつて短寸に切断す
る技術の開発が要望されている。
デイスクカツターについては実開昭58−170946
号公報や実公昭57−8676号公報に記載されたもの
等があるがこれらの技術は通常の切断寸法、即
ち、50mmから100mm程度に切断するための技術で
あり、この技術を短寸、即ち、30mm程度に切断す
る短寸切デイスクカツターにそのまま応用し、切
断刃及び回転受刃を狭い間隔で配設すると共に、
この狭い間隔内に掻込体や案内体を設けると、特
に排稈量の多い株元側において回転軸等への排稈
の巻付が発生するものである。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、上述の如き従来技術の欠点を解消
して、排稈の巻付がなく、かつ、切断性能の良い
短寸切デイスクカツターを提供しようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) 排稈搬送装置1下方に横設する一対の回転軸
2,3の一方側の回転軸2には複数の切断刃4,
4を狭い間隔に取着し、他方側の回転軸3には各
切断刃4,4と外周一部を交差させて回転受刃
5,5を取着すると共に、所定数置の回転受刃5
一側には回転軸3に取着され該回転受刃5と共に
切断刃4を狭む如く掻込体6,6を配設し、更
に、掻込体6の存在しない回転受刃5一側には供
給される排稈を回転受刃5側に押圧案内する弾性
案内体7,7を配設してなる短寸切デイスクカツ
ターの構成とする。
(考案の作用及び効果) 排稈搬送装置1から供給される排稈は、弾性案
内体7によつて押圧案内されながら掻込体6,6
によつて順次掻込まれ、略30mm程度の狭い間隔で
配設される切断刃4,4と回転受刃5,5の交差
部において短寸に切断される。
この様に狭い間隔で切断刃4,4と回転受刃
5,5を配設する短寸切デイスクカツターにあつ
て、従来技術の如く、この狭い間隔の各回転受刃
5,5間全てに掻込体6と弾性案内体7を設けた
場合には、排稈の掻込切断時に直線状の排稈に対
し切断刃4と回転受刃5の交差部、又、掻込体6
の作用部、更に、弾性案内体7の作用部の三個所
において折曲作用が働き、排稈がジグザグ状に折
曲状態となり従つて掻込抵抗が大きくなり、この
状態で掻込体6による掻込作用を受ける為、姿勢
を乱し巻付の原因となるものである。更に、切断
された排稈は、この狭い間隔で配設される回転受
刃5,5間に位置する掻込体6と弾性案内体7に
よつて排出作用を阻害され、又、これらの部材に
排稈が絡み付き、更に、この絡み付きが原因とな
つて回転軸への巻付を発生していた。
これに対して本件考案にあつては、前述の如
く、所定数値の回転受刃5一側には該回転受刃5
と共に切断刃4を両側から挾む如く掻込体6を配
設し、更に、掻込体6の存在しない回転受刃5一
側には供給される排稈を回転受刃5側に押圧案内
する弾性案内体7を配設したものであるから、狭
い間隔で配設する回転受刃5間には、掻込体6、
又は、弾性案内体7のいずれか一方のみしか存在
せず、排稈に過度の掻込抵抗を与えてその姿勢を
乱すことがなく、又、排稈全長に亘つて掻込作用
と押圧案内作用を均等に与えて確実に掻込み切断
でき、更に、この狭い間隔内の部材を少なくして
切断排稈の排出を容易に行なわせると共に排稈の
絡み付きをも防止できるものである。
(実施例) 本装置はコンバインの脱穀装置(図示せず)の
排稈排出側に装着されるものであつて、両側板
8,8と前板9及び背面カバー10とこれらによ
つて囲まれる切断部Cによつて構成され、排稈搬
送装置1から供給される排稈を供給口11から受
け入れて切断し下方の排出口12から排出するも
のである。
回転軸2,3は排稈搬送装置1から供給される
排稈姿勢と略平行に両側板8,8に軸架し、更に
回転軸3は排稈搬送装置1近傍下方に、回転軸2
は該回転軸3よりも後方下方に軸架してある。
回転軸2は六角軸に形成すると共に、外周に刃
縁を形成する切断刃4,4を狭い間隔、具体的に
は略30mm間隔で嵌合取着し、両側より刃押さえ円
盤13,13により挾持固定してある。14,1
4は位置決めカラー15,15は巻付防止用の遊
転パイプである。
回転軸3も六角軸に形成すると共に、外周に刃
縁を形成する回転受刃5,5を、回転軸2の各切
断刃4,4に対応させかつ、外周一部を交差させ
て嵌合取着してある。更に、該回転軸3には、複
数の回転受刃5,5の一枚置毎の一側に、外周に
掻込突起16,16を有する掻込体6,6を嵌合
取着し、該掻込体6と回転受刃5によつて切断刃
4を両側から挟む如く構成してある。
弾性案内体7は、ピアノ線等の弾性杆により形
成され、掻込体6の存在しない回転受刃5一側に
設けてあり、その基部を回転軸2上方の取付軸1
7に取着し、該基部から先端に向かつて前方下方
へ屈曲延出して回転受刃5の外周部に重合配設し
てある。
又、回転軸3にも位置決めカラー18,18及
び巻付防止用の遊転パイプ19,19を嵌合して
ある。
又、掻込体6はその基部側を遊転パイプ19に
沿つて屈曲延設する筒部20と、回転受刃6に接
当し回転軸3にその中央を嵌合させる円盤部21
とから構成されている。22,23は刃押さえ板
である。
排稈搬送装置1から供給される排稈は供給口1
1から切断部Cに供給されると共に、回転軸3に
取着される掻込体6,6によつて順次掻込まれ切
断刃4,4と回転受刃5,5の交差部へ送り込ま
れるが、この掻込体6,6は、狭い間隔毎に配設
される複数の切断刃4,4と回転受刃5,5の所
定数置の回転受刃5一側に設け該掻込体6,6の
間隔を広く形成してあり、更に、該掻込体6の存
在しない回転受刃5,5間にのみ弾性案内体7を
配設してある為、各回転受刃5,5間全てに掻込
体6と弾性案内体7を設けたものに比較してこれ
らの部材による排稈への掻込抵抗を少なくすると
共に、各回転受刃5,5間に交互に配設される該
掻込体6と弾性案内体7とによつて、排稈の掻込
作用と押圧案内作用とを排稈全長に亘つて均等に
行ない、排稈の姿勢を乱すことなく確実に掻込み
切断刃4と回転受刃5との交差部において確実に
切断される。
又、切断された排稈は、この狭い間隔の回転受
刃5,5間に、掻込体5又は弾性案内体7のいず
れか一方しか存在せず、空間が広く形成される為
容易に排出され、排稈の絡み付きも少ない。
なお、図例にあつては、デイスクカツター全幅
に亘つて、本考案の技術を施してあるが排稈量が
少なく巻付の発生の少ない排稈の穂先側対応部分
にあつては、掻込体6を各回転受刃5の一側に設
けてもよい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
1図は展開断面図、第2図は側断面図である。 図中、符号1は排稈搬送装置、2,3は回転
軸、4は切断刃、5は回転受刃、6は掻込体、7
は弾性案内体を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排稈搬送装置1下方に横設する一対の回転軸
    2,3の一方側の回転軸2には複数の切断刃4,
    4を狭い間隔に取着し、他方側の回転軸3には各
    切断刃4,4と外周一部を交差させて回転受刃
    5,5を取着すると共に、所定数置の回転受刃5
    一側には回転軸3に取着され該回転受刃5と共に
    切断刃4を狭む如く掻込体6,6を配設し、更
    に、掻込体6の存在しない回転受刃5一側には供
    給される排稈を回転受刃5側に押圧案内する弾性
    案内体7,7を配設してなる短寸切デイスクカツ
    ター。
JP1986130135U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0443004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986130135U JPH0443004Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986130135U JPH0443004Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6336241U JPS6336241U (ja) 1988-03-08
JPH0443004Y2 true JPH0443004Y2 (ja) 1992-10-12

Family

ID=31027347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986130135U Expired JPH0443004Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Country Status (1)

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JP (1) JPH0443004Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636256U (ja) * 1979-08-29 1981-04-07
JPS578676U (ja) * 1980-06-18 1982-01-16
JPS5758921U (ja) * 1980-09-22 1982-04-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58167544U (ja) * 1982-05-07 1983-11-08 ヤンマー農機株式会社 コンバインの藁カツタ−における排藁案内兼スクレ−パ装置

Patent Citations (3)

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JPS5758921U (ja) * 1980-09-22 1982-04-07

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Publication number Publication date
JPS6336241U (ja) 1988-03-08

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