JPH0442992Y2 - - Google Patents

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JPH0442992Y2
JPH0442992Y2 JP11344188U JP11344188U JPH0442992Y2 JP H0442992 Y2 JPH0442992 Y2 JP H0442992Y2 JP 11344188 U JP11344188 U JP 11344188U JP 11344188 U JP11344188 U JP 11344188U JP H0442992 Y2 JPH0442992 Y2 JP H0442992Y2
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JP
Japan
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mower
grass
tines
reel
mower conditioner
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JP11344188U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トラクタに直装又は牽引の状態で連
結されるモーアコンデイシヨナに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来のモーアコンデイシヨナとしては第3図の
ものがある。このモーアコンデイシヨナ1は、機
枠2に対し、その下方にモーア部3及びシユー
4、内部に圧砕ロール5、後方に油圧シリンダ6
で押し下げ可能な支持車輪7を有し、農用トラク
タにより牽引杆8で牽引される。モーア部3を構
成している刈刃9を有する複数個の回転デイスク
10で刈取つた草を、圧砕ロール5を通して後方
上部のシユート12へ導き、落下させる構成とな
つている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記構成のモーアコンデイシヨナにあ
つては、牧草に対し何ら前操作を与えることなく
自然に生育している姿の草にデイスクを作用させ
るため、草刈り作業の良否が草の生育姿態によつ
て左右され、倒伏した牧草の草刈りが十分に出来
ない。特に追い刈り、即ち風の吹く方向と同一方
向に刈り取る場合には、刈り残しが多く、次のよ
うな問題点を派生させる。
(1) 刈り残された牧草が圃場に残り歩留まりが悪
く収量減となる。
(2) 刈り残された牧草が、後作業であるベーラ等
のピツクアツプドラム周りに多量に巻き付いて
無理がかかり、ベーラ等の故障の原因となる。
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、倒伏した牧草の草刈りを良好に行うことが
できるモーアコンデイシヨナを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案のモーアコンデイシヨナは、トラクタに
連結されるモーアコンデイシヨナにおいて、倒伏
した牧草をモーアコンデイシヨナ本体のモーア部
へ掻込むべく、基部から放射状に延在するタイン
を有する回転リールと、該タインが突出状態で通
過可能にタインの先端軌跡より内側において前記
回転リールの少なくとも下側を覆う案内板とを、
モーアコンデイシヨナ本体のモーア部前方へ配設
したものである。
[作用] 倒伏した草は、その上半分が、案内板により押
されて徐々に湾曲し、進行方向後方に徐々に向き
を変える。そして案内板から下方に突出し且つ回
転するタインの掻込み動作により折れ曲りつつ上
方向の引張力を受ける。従つて草の姿態は、モー
アコンデイシヨナ本体のモーア部直前では、モー
アコンデイシヨナ本体の進行方向に逆う方向、即
ち、モーア部の刈刃と直交ないしやや逆倒れ状態
に修正され、その状態で根元から刈り取られる。
従つて、刈り残しがほとんど生じなくなる。
[実施例] 本考案の一実施例を図面を基に説明する。
第1図において、1はモーアコンデイシヨナ本
体で、機枠2に対し、その下方に草刈り用のモー
ア部3及び圃場面感知用のシユー4、内部に茎稈
を圧砕するための圧砕ロール5、後方に油圧シリ
ンダ6で押し下げ可能な支持車輪7を有し、農用
トラクタにより牽引杆8で牽引される。
圧砕ロール5は機枠2の左右枠に対し上下一対
に横架してある。モーア部3は刈刃9付の複数個
の回転デイスク10を有し、これらは機枠2下部
より圧砕ロール5の前方に延設された駆動ハウジ
ング11上に横一列に配置されており、この駆動
ハウジング11内に設けてあるギヤ列によつて回
転駆動される。これら回転するモーア部3の複数
個の回転デイスク10で刈取られた草は、圧砕ロ
ール5を通して後方上部のシユート12へ導か
れ、落下して集草列を作る。
第1図及び第2図において、上記モーアコンデ
イシヨナ本体1の前方には、倒伏した牧草をモー
アコンデイシヨナ本体1のモーア部3へ掻込み刈
取りを容易にするための掻込リール20が配設し
てある。
詳述するに、機枠2前方に延出した左側板13
に対しチエーンケースを兼ねた左支持腕14を、
また機枠2前方に延出した右側板15に対しては
右支持腕16を、それぞれ支軸17,18より上
下回動自在に枢着し、前記支持腕14,16の前
方に掻込リール20を、第1図において時計方向
に回転するよう設ける。
掻込リール20は、左右の円板21,22の間
に数本、本実施例では4本のタインバー23を横
架して回転リール基部を構成し、その軸方向に多
数のタイン24を等間隔を以て取付け且つ基部よ
り放射状に延在させたものである。各タイン24
は、草に対して弾力的に作用し得るよう、コイル
バネ形の基部より延在させた線材より成り、その
U字状基部はタインバー23上のピンに引掛けた
状態で固定されている。1つのタインバー23と
外のタインバー23におけるタイン24,24同
士は、進行方向(第2図の横方向)にみて一列に
揃つており、従つてタインバー23の軸方向にみ
て等間隔で隣接する多数のタイン列を構成してい
る。そして左右の支持腕14,16の先端間に取
付けた横杆25と、前記支持腕14,16の後部
間に取付けた横杆19との間には、下方へ湾曲し
た帯状の案内板26を横方向に多数掛け渡す。こ
の場合、各案内板26は、タインバー23の軸方
向に等間隔で多数取付けられた隣接するタイン列
の間に位置するように配設する。また、案内板2
6の湾曲は、タインが突出した状態で通過可能
に、タインの先端軌跡より内側に来るような大き
さとする。
30は、上記掻込リール20を適当な角度で前
方に突出し且つ圃場面40から適当な高さに保持
するためのリンク機構であり、右側板15に軸3
1を中心に回動自在に第1リンク32を設け、該
第1リンク32と右支持腕16の基部近傍に設け
た枢軸33との間を、ターンバツクル35を介在
させた第2リンク34で連結して構成する。尚、
第1リンク32の上端は、例えば油圧シリンダに
連結して、掻込リール20の不使用時には掻込リ
ール20を上方に上げておくように構成する。
次に、作用について説明する。
本機械は、図示しないトラクタのPTO軸から
動力を得て、トラクタに牽引されて圃場を第1図
のF方向に進む。そして、倒伏した牧草を刈取る
に当たつては、掻込リール20が左支持腕14内
のチエーンによつて矢印27で示す時計方向に回
転する。a位置にある草41は、案内板26によ
り押され倒伏したままb位置に来る。b位置に来
ると、草41の上半分は案内板26に押されるの
とタイン24の掻込みにより折れ曲り、上半分に
折れたまま掻込リール20のタイン24により、
草41は回転デイスク10側に掻込まれる。この
ときより、タイン24は弾性的に回転中心内側へ
倒れ始める。草41は半分に折れたままc位置に
来て、回転デイスク10に対し直交的となり、そ
の刈刃9により根元から刈取られる。刈取られた
草は、直ちに矢印方向へ回転する圧砕ロール5,
5間を通過して圧砕され、シユート12を経て圃
場に集草列を作るのである。
尚、第2リンク34に介在させたターンバツク
ル35の調節により、掻込リール20の地上高を
変えることができ、牧草の倒伏度合や草丈成育密
度等に応じ、掻込リールの作用しやすい最適地上
高を選択できる。
[考案の効果] 以上のように、本考案のモーアコンデイシヨナ
によれば、掻込リールを具備することにより、倒
伏した牧草でも根元から刈取ることができ、刈り
残しをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンデイシヨ
ナの側面図、第2図は第1図の−矢示の平面
図、第3図は従来のモーアコンデイシヨナの側面
図である。 図中、1はモーアコンデイシヨナ本体、2は機
枠、3はモーア部、4はシユー、5は圧砕ロー
ル、9は刈刃、10は回転デイスク、12はシユ
ート、14,16は支持腕、19は横杆、20は
掻込リール、21,22は円板、23タインバ
ー、24はタイン、25は横杆、26は案内板、
30はリンク機構を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタに連結されるモーアコンデイシヨナに
    おいて、倒伏した牧草をモーアコンデイシヨナ本
    体のモーア部へ掻込むべく、基部から放射状に延
    在するタインを有する回転リールと、該タインが
    突出状態で通過可能にタインの先端軌跡より内側
    において前記回転リールの少なくとも下側を覆う
    案内板とを、モーアコンデイシヨナ本体のモーア
    部前方へ配設したことを特徴とするモーアコンデ
    イシヨナ。
JP11344188U 1988-08-31 1988-08-31 Expired JPH0442992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11344188U JPH0442992Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11344188U JPH0442992Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0234122U JPH0234122U (ja) 1990-03-05
JPH0442992Y2 true JPH0442992Y2 (ja) 1992-10-12

Family

ID=31353280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11344188U Expired JPH0442992Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0442992Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018082673A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ササキコーポレーション 草刈作業機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018082673A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ササキコーポレーション 草刈作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0234122U (ja) 1990-03-05

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