JPH044292A - 混合ガス生成方法 - Google Patents
混合ガス生成方法Info
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- JPH044292A JPH044292A JP10599890A JP10599890A JPH044292A JP H044292 A JPH044292 A JP H044292A JP 10599890 A JP10599890 A JP 10599890A JP 10599890 A JP10599890 A JP 10599890A JP H044292 A JPH044292 A JP H044292A
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Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、水素を含む混合ガスを生成する混合ガス生
成方法に関する。
成方法に関する。
(従来技術)
例えば、水素のほとんどはナフサに高温で水蒸気や酸素
を作用させる方法によって作られている。
を作用させる方法によって作られている。
(この発明が解決しようとする問題点)しかしながら、
この方法は化石燃料を原料としているので脱資源をめざ
したものではない。また、水を電気分解して水素を得る
方法があるが効率あるいは経済性を考慮すると実用化に
乏しい。
この方法は化石燃料を原料としているので脱資源をめざ
したものではない。また、水を電気分解して水素を得る
方法があるが効率あるいは経済性を考慮すると実用化に
乏しい。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、低温で効率よく水素を含む混合ガスを生成
するものであって、つぎのような技術的手段を講じた。
するものであって、つぎのような技術的手段を講じた。
すなわち、鉄酸化物又はフェライト中の酸素イオンを適
宜の手段を介して逃避させて酸素欠陥反応体とし、該酸
素欠陥反応体に炭素化合物を反応させて反応体の表面に
炭素を析出し、該炭素を有する反応体に水を反応させて
一酸化炭素と水素との混合ガスを生成することを特徴と
する混合ガス生成方法とする。
宜の手段を介して逃避させて酸素欠陥反応体とし、該酸
素欠陥反応体に炭素化合物を反応させて反応体の表面に
炭素を析出し、該炭素を有する反応体に水を反応させて
一酸化炭素と水素との混合ガスを生成することを特徴と
する混合ガス生成方法とする。
(作用)
鉄酸化物又はフェライト(例えば、マグネタイトとする
)中の酸素イオン(02−)を適宜の手段(例えば、窒
素ガスや水素等と反応させる)により逃避させて活性の
酸素欠陥マグネタイト(Fe、04−x)を生成する。
)中の酸素イオン(02−)を適宜の手段(例えば、窒
素ガスや水素等と反応させる)により逃避させて活性の
酸素欠陥マグネタイト(Fe、04−x)を生成する。
その化学反応式を示すとつぎの通りである。
F e、oa+ z/2 N、−+Fe、40.−x+
zN。
zN。
活性の酸素欠陥マグネタイトに炭酸ガス(C0、)ある
いは炭酸ガスを含む排ガス(例えば、自動車から排出さ
れる排ガス)を接触反応させると。
いは炭酸ガスを含む排ガス(例えば、自動車から排出さ
れる排ガス)を接触反応させると。
炭酸ガスの02−イオンが取り込まれて炭酸ガスの分解
処理が行なわれる。また、マグネタイト(Fe、O,)
の表面には炭素(C)が析出する。
処理が行なわれる。また、マグネタイト(Fe、O,)
の表面には炭素(C)が析出する。
その反応式を示すとつぎの通りである。
Fe、O,−x+1/2CO,−*
Fe x O−+ 1 / 2 C
雰謂気温度を所定温度に設けてなる炭素を有するマグネ
タイトに水を接触すると、マグネタイト(Fe、04)
と混合ガス(−酸化炭素と水素)とを生成することがで
きる。その反応式は、っぎの通りである。
タイトに水を接触すると、マグネタイト(Fe、04)
と混合ガス(−酸化炭素と水素)とを生成することがで
きる。その反応式は、っぎの通りである。
炭素を付着したマグネタイト+H,O→F e 、 O
、+ G O+ H。
、+ G O+ H。
(効果)
混合ガスの生成過程において炭酸化合物、例えば地球温
暖化の元凶とされている炭酸ガスの分解を図れ、地球の
環境改善に貢献することができる。
暖化の元凶とされている炭酸ガスの分解を図れ、地球の
環境改善に貢献することができる。
また、ガスの生成に水を利用するので、−酸化炭素と水
素を含む混合ガスを安価で効率良く生成することが0J
能である。そして、該混合ガスは燃料(例えば、自動車
用燃料)として利用できるので化石燃料(例えば、ガソ
リン)の使用量の減少を図れる。
素を含む混合ガスを安価で効率良く生成することが0J
能である。そして、該混合ガスは燃料(例えば、自動車
用燃料)として利用できるので化石燃料(例えば、ガソ
リン)の使用量の減少を図れる。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、その構成について説明すると、反応室1を構成す
る反応体室2は両端を開放した中空状に形成し、薄板状
に形成した鉄酸化物又はフェライト(以下この実施例で
はマグネタイトを使用する)からなる反応体3を収容し
ており、そして外側にはこの反応体室2の室内温度をO
〜600’Cの所定温度に保持することのできる加熱器
4を設けている。そして、該反応体2は反応体室2に所
定間隔置きに設けており、また薄板状に設けているが、
例えば、キュービック形状でもよくこの形状にのみ限定
されるものでない。
る反応体室2は両端を開放した中空状に形成し、薄板状
に形成した鉄酸化物又はフェライト(以下この実施例で
はマグネタイトを使用する)からなる反応体3を収容し
ており、そして外側にはこの反応体室2の室内温度をO
〜600’Cの所定温度に保持することのできる加熱器
4を設けている。そして、該反応体2は反応体室2に所
定間隔置きに設けており、また薄板状に設けているが、
例えば、キュービック形状でもよくこの形状にのみ限定
されるものでない。
窒素ガス案内5は一端部をラッパ状に形成して前記反応
室1に着脱自在に設けるとともに中間部に分岐管6を設
け、他端部を窒素ガス供給装置(例えば、製造装置、収
容タンク等)7に着脱自在に設けている。なお、該窒素
ガス案内管5には、分岐管6から反応体室2に至る間に
開閉弁8を設け、分岐管5から窒素ガス供給装置7に至
る間に開閉弁9を設けている。
室1に着脱自在に設けるとともに中間部に分岐管6を設
け、他端部を窒素ガス供給装置(例えば、製造装置、収
容タンク等)7に着脱自在に設けている。なお、該窒素
ガス案内管5には、分岐管6から反応体室2に至る間に
開閉弁8を設け、分岐管5から窒素ガス供給装置7に至
る間に開閉弁9を設けている。
そして、前記分岐管6は一端部を閉じている案内管10
に着脱自在に設けており、また、該案内管10は所定間
隔置きに第2分岐管11a、11b、llc・・・・・
・・・・を着脱自在に設けている。なお、該第2分岐管
11a、llb、llc・・・・・・・・・は各々前記
反応室1と同様に構成した反応室1a、1b、lc・・
・・・・・・・に各々着脱自在に設けているとともに、
中間部に開閉弁12a、12b、12c・・・・・・・
・・を各々設けている。そして、分岐管1oは分岐管6
と第2分岐管11aとの間に開閉弁13dを設け1分岐
管11aと分岐管11bとの間に開閉弁13bを設け1
分岐管16bと分岐管11cとの間に開閉弁13cを設
けている(以下同様の構成としてる)。
に着脱自在に設けており、また、該案内管10は所定間
隔置きに第2分岐管11a、11b、llc・・・・・
・・・・を着脱自在に設けている。なお、該第2分岐管
11a、llb、llc・・・・・・・・・は各々前記
反応室1と同様に構成した反応室1a、1b、lc・・
・・・・・・・に各々着脱自在に設けているとともに、
中間部に開閉弁12a、12b、12c・・・・・・・
・・を各々設けている。そして、分岐管1oは分岐管6
と第2分岐管11aとの間に開閉弁13dを設け1分岐
管11aと分岐管11bとの間に開閉弁13bを設け1
分岐管16bと分岐管11cとの間に開閉弁13cを設
けている(以下同様の構成としてる)。
14は一端部をラッパ状に形成して前記反応体室2の出
口側端部に着脱自在に設け、他端部を窒素酸化物分解室
15に連通=i能に設けているガス案内管である。なお
、他の各反応室1a、lb。
口側端部に着脱自在に設け、他端部を窒素酸化物分解室
15に連通=i能に設けているガス案内管である。なお
、他の各反応室1a、lb。
1c・・・・・・・・・の各反応体室2a、2b、2c
・旧・団・の出口側端部にも前記窒素酸化物分解室15
に連通可能に設けるとともに端部をラッパ状に形成した
ガス案内管14a、14b、14c・・・・・・・・・
を各々別個に着脱自在に設けている。
・旧・団・の出口側端部にも前記窒素酸化物分解室15
に連通可能に設けるとともに端部をラッパ状に形成した
ガス案内管14a、14b、14c・・・・・・・・・
を各々別個に着脱自在に設けている。
そして、前記窒素酸化物分解室15は両端部を先細で開
放し且つ中空状に形成し、内部に室内の温度を0〜10
00℃において調節可能な発熱体16を設けるとともに
外部に断熱材17を設けている。なお、該窒素酸化物分
解室15は室内の温度を検出する温度検出センサ18を
設け、選択された温度に保持し得るように温度検出セン
サ18と発熱体16を電気的に関連する構成としている
。
放し且つ中空状に形成し、内部に室内の温度を0〜10
00℃において調節可能な発熱体16を設けるとともに
外部に断熱材17を設けている。なお、該窒素酸化物分
解室15は室内の温度を検出する温度検出センサ18を
設け、選択された温度に保持し得るように温度検出セン
サ18と発熱体16を電気的に関連する構成としている
。
19はすす供給手段(すす製造装置やすすを収容するタ
ンク等)であって、すす案内管20を介して前記窒素酸
化物分解室15と連通可能に設けている。なお、該すす
案内管20とすす供給手段19との間に開閉弁21を設
けている。
ンク等)であって、すす案内管20を介して前記窒素酸
化物分解室15と連通可能に設けている。なお、該すす
案内管20とすす供給手段19との間に開閉弁21を設
けている。
炭酸ガス供給手段22は例えば、炭酸ガスを製造する炭
酸ガス製造装置や炭酸ガスを収容する炭酸ガス収容タン
ク等であって、中間部を複数に分岐し且つ分岐側におけ
る端部をラッパ状に形成した炭酸ガス案内管23を着脱
自在に設けている。
酸ガス製造装置や炭酸ガスを収容する炭酸ガス収容タン
ク等であって、中間部を複数に分岐し且つ分岐側におけ
る端部をラッパ状に形成した炭酸ガス案内管23を着脱
自在に設けている。
そして、分岐した炭酸ガス案内管23の中間部には開閉
弁24.25を設けている。26と27はガス管である
。
弁24.25を設けている。26と27はガス管である
。
水供給装置28は水供給管29によって供給された水を
水蒸気の形態にして貯留し且つ所定場所へ供給し得る構
成としており、そして中間部を複数に分岐して分岐側に
おける端部をラッパ状に形成した水案内管30を着脱自
在に設けている。また、該分岐した水案内管30の中間
部には開閉弁31.32を設けている。
水蒸気の形態にして貯留し且つ所定場所へ供給し得る構
成としており、そして中間部を複数に分岐して分岐側に
おける端部をラッパ状に形成した水案内管30を着脱自
在に設けている。また、該分岐した水案内管30の中間
部には開閉弁31.32を設けている。
33と34は一端部をラッパ状に形成し他端部をガス液
化装置35に連通可能に設けた水素ガス案内管である。
化装置35に連通可能に設けた水素ガス案内管である。
36は液化ガス貯留タンクである。
つぎに、その作用について説明する。
まず、反応室1を窒素ガス案内管5及びガス案内管14
に取り付け、各反応室1a、lb、lc・・・・・・・
・・を第2分岐管11 al 11 be l 1 c
・・・・・・・・・及びガス案内管14a、14bv
14c・・・・・・・・・に取り付ける。そして、開閉
弁8,12a、13aを開け、他の開閉弁12b、12
c・・・・・・・・・及び13b、13c・・・・・・
・・・を閉じるとともに各反応室の各加熱器4でもって
各反応体2の室内温度を好ましい温度として約300℃
に保持する。また、発熱体16でもって窒素酸化物分解
室15の室内温度を好ましい温度として約400℃に保
持する。
に取り付け、各反応室1a、lb、lc・・・・・・・
・・を第2分岐管11 al 11 be l 1 c
・・・・・・・・・及びガス案内管14a、14bv
14c・・・・・・・・・に取り付ける。そして、開閉
弁8,12a、13aを開け、他の開閉弁12b、12
c・・・・・・・・・及び13b、13c・・・・・・
・・・を閉じるとともに各反応室の各加熱器4でもって
各反応体2の室内温度を好ましい温度として約300℃
に保持する。また、発熱体16でもって窒素酸化物分解
室15の室内温度を好ましい温度として約400℃に保
持する。
そして、開閉弁9と開閉弁21を開くと、窒素ガスは窒
素ガス供給装置7から窒素ガス案内管5を通って反応室
1の反応体室2に供給され、また分岐管6と案内管10
を通って第2分岐管11aから反応室1aの反応体室に
供給される。
素ガス供給装置7から窒素ガス案内管5を通って反応室
1の反応体室2に供給され、また分岐管6と案内管10
を通って第2分岐管11aから反応室1aの反応体室に
供給される。
すると、M’1M素ガス(N2)がマグネタイト(F
e 、04 )に接触反応して酸素欠陥マグネタイト(
F e x Oa −x )と窒素酸化物(N O)を
生成する。それを化学反応式であられすとつぎの通りで
ある。
e 、04 )に接触反応して酸素欠陥マグネタイト(
F e x Oa −x )と窒素酸化物(N O)を
生成する。それを化学反応式であられすとつぎの通りで
ある。
F e 、+04 + Z / 2 N2→F e30
a x + Z NO その後、反応室1の反応体室2から出てきた窒素酸化物
はガス案内管14を通って窒素酸化物分解室15に送り
込まれ、別の反応室1aの反応体室2aから出てきた窒
素酸化物はガス案内管14aを通って窒素酸化物分解室
15に送り込まれる。
a x + Z NO その後、反応室1の反応体室2から出てきた窒素酸化物
はガス案内管14を通って窒素酸化物分解室15に送り
込まれ、別の反応室1aの反応体室2aから出てきた窒
素酸化物はガス案内管14aを通って窒素酸化物分解室
15に送り込まれる。
また、すすはすす供給手段19によってすす案内管20
を通って窒素酸化物分解室15に供給され、ここで前記
窒素酸化物と反応する。その反応式をあられすとつぎの
通りである。
を通って窒素酸化物分解室15に供給され、ここで前記
窒素酸化物と反応する。その反応式をあられすとつぎの
通りである。
C+2NO−+ Go、+N。
したがって、窒素酸化物を分解することができる。
この処理作業を所定時間行なうと、反応体室内のマグネ
タイトから酸素イオン02−を除いた活性の酸素欠陥マ
グネタイト(F e 、04− X )を得ることがで
きる。
タイトから酸素イオン02−を除いた活性の酸素欠陥マ
グネタイト(F e 、04− X )を得ることがで
きる。
つぎに、開閉弁8.12aを閉じて他の開閉弁12b、
12c、13b、13cを開けると、窒素ガスは案内管
10を通って第2分岐管11bから反応室1bの反応体
室2bに送り込まれ、他の第2分岐管11cから反応室
1cの反応体室2Cに送り込まれる。そして、この各反
応体室2b。
12c、13b、13cを開けると、窒素ガスは案内管
10を通って第2分岐管11bから反応室1bの反応体
室2bに送り込まれ、他の第2分岐管11cから反応室
1cの反応体室2Cに送り込まれる。そして、この各反
応体室2b。
2cの中で窒素ガスはマグネタイトと接触反応して活性
の酸素欠陥マグネタイト(Fe、04−x)を生成し得
る。また、各反応体室2b、2cから呂だ窒素酸化物は
窒素酸化物分解室15に送り込まれてここですすと反応
し分解される。
の酸素欠陥マグネタイト(Fe、04−x)を生成し得
る。また、各反応体室2b、2cから呂だ窒素酸化物は
窒素酸化物分解室15に送り込まれてここですすと反応
し分解される。
なお、該実施例では2個の反応体室2に設けている反応
体3を処理しているが、1室ごとあるいは同時に全室処
理してもよく、また反応体室に窒素ガスを送り込んだ後
この反応体室を密閉あるいは略密閉状態にして反応体3
を処理してもよい。
体3を処理しているが、1室ごとあるいは同時に全室処
理してもよく、また反応体室に窒素ガスを送り込んだ後
この反応体室を密閉あるいは略密閉状態にして反応体3
を処理してもよい。
そして、該窒素ガスに代えて、例えば水素を用いたり、
あるいはエレクトロンを飛ばして活性の酸素欠陥マグネ
タイトに処理してもよく、処理手段としてこれにのみ限
定されるものでない。
あるいはエレクトロンを飛ばして活性の酸素欠陥マグネ
タイトに処理してもよく、処理手段としてこれにのみ限
定されるものでない。
そして0反応室1を窒素ガス案内管5及びガス案内管1
4から取り外してから炭酸ガス案内管23及びガス管2
6に取り付け、反応室1aを第2分岐管11a及びガス
管案内管14aから取り外してから炭酸ガス案内23及
びガス管27に取り付け、加熱器4でもって反応体室2
の室内温度を約300℃に保持し、開閉弁24.25を
開ける。
4から取り外してから炭酸ガス案内管23及びガス管2
6に取り付け、反応室1aを第2分岐管11a及びガス
管案内管14aから取り外してから炭酸ガス案内23及
びガス管27に取り付け、加熱器4でもって反応体室2
の室内温度を約300℃に保持し、開閉弁24.25を
開ける。
すると、炭酸ガスは炭酸ガス供給手段22から炭酸ガス
案内管23を通って各反応室1,1aの反応体室2に送
り込まれ、酸素欠陥マグネタイトと接触反応してマグネ
タイトを生成する。このとき。
案内管23を通って各反応室1,1aの反応体室2に送
り込まれ、酸素欠陥マグネタイトと接触反応してマグネ
タイトを生成する。このとき。
活性の炭素はマグネタイトの表面に析出して付着する。
その反応式をあられすとつぎの通りである。
Fe、04+1/2GO,→
Fe、04+1/2G
なお、使用する炭酸ガス(CO2)の一部として、反応
体3であるマグネタイトを酸素欠陥マグネタイトに処理
するときに生成した炭酸ガスを利用し得るようにしても
よい。
体3であるマグネタイトを酸素欠陥マグネタイトに処理
するときに生成した炭酸ガスを利用し得るようにしても
よい。
そして、所定時間後、開閉弁24.25を閉じて炭酸ガ
スの供給を停止してから反応室1を炭酸ガス案内管23
及びガス管26から取外し、反応室1aを炭酸ガス案内
管23及びガス管27から取り外す。
スの供給を停止してから反応室1を炭酸ガス案内管23
及びガス管26から取外し、反応室1aを炭酸ガス案内
管23及びガス管27から取り外す。
そして、該反応室1を水案内管30及び水素ガス案内管
33に取り付け、また反応室1aを水案内管30及び水
素ガス案内管34に取付けてから加熱器4でもって反応
体室2の室内温度を約300℃に保持し開閉弁24.2
5を開ける。すると、水は水案内管30を通って各反応
体室2に送り込まれ、そして炭素を有するマグネタイト
と接触するとマグネタイト(Fe、O,)と混合ガス(
−酸化炭素と水素)とを生成する。その反応式をあられ
すとつぎの通りである。
33に取り付け、また反応室1aを水案内管30及び水
素ガス案内管34に取付けてから加熱器4でもって反応
体室2の室内温度を約300℃に保持し開閉弁24.2
5を開ける。すると、水は水案内管30を通って各反応
体室2に送り込まれ、そして炭素を有するマグネタイト
と接触するとマグネタイト(Fe、O,)と混合ガス(
−酸化炭素と水素)とを生成する。その反応式をあられ
すとつぎの通りである。
炭素を付着したマグネタイト+H,O→Fe、O,+C
O+H。
O+H。
そして、生成された混合ガスはガス案内管33゜34を
通ってガス液化装置35に送り込まれ、ここで液化した
後液化ガス貯留タンク36に貯留される。以下、処理を
終えた反応室1,1aを取り外して別の反応室1b、l
cを取り付けて同様の作業を行なう。
通ってガス液化装置35に送り込まれ、ここで液化した
後液化ガス貯留タンク36に貯留される。以下、処理を
終えた反応室1,1aを取り外して別の反応室1b、l
cを取り付けて同様の作業を行なう。
従って、液化したガスを、例えば燃料用に利用する場合
には、化石燃料の使用量の減少を図れ地球環境の悪化の
原因である炭酸ガスや窒素酸化物の削減が期待できる。
には、化石燃料の使用量の減少を図れ地球環境の悪化の
原因である炭酸ガスや窒素酸化物の削減が期待できる。
また、ガスの生成に水を利用できるので安価で効率良く
製造することが可能である。
製造することが可能である。
なお、該実施例では、反応室を着脱する構成としたが、
反応室をあらかじめ設けておき、反応体3を反応室に設
けたりあるいは取り出し得る構成にしておくと便利であ
る。また、開閉弁や加熱器や発熱体を自動制御する手段
でもよい。
反応室をあらかじめ設けておき、反応体3を反応室に設
けたりあるいは取り出し得る構成にしておくと便利であ
る。また、開閉弁や加熱器や発熱体を自動制御する手段
でもよい。
図は、この発明の一実施例を示すものであって、第1図
は活性の反応体を生成する外観図、第2図は炭素を有す
る反応体を生成する外観図、第3図は混合ガスを生成す
る外観図である。
は活性の反応体を生成する外観図、第2図は炭素を有す
る反応体を生成する外観図、第3図は混合ガスを生成す
る外観図である。
Claims (1)
- 鉄酸化物又はフェライト中の酸素イオンを適宜の手段を
介して逃避させて酸素欠陥反応体とし、該酸素欠陥反応
体に炭素化合物を反応させて反応体の表面に炭素を析出
し、該炭素を有する反応体に水を反応させて一酸化炭素
と水素との混合ガスを生成することを特徴とする混合ガ
ス生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10599890A JPH044292A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 混合ガス生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10599890A JPH044292A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 混合ガス生成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044292A true JPH044292A (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=14422380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10599890A Pending JPH044292A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 混合ガス生成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044292A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007238878A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Tokyo Institute Of Technology | 木質バイオマスエネルギー転換方法及び転換システムに用いるエネルギーキャリアと転換材料 |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP10599890A patent/JPH044292A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007238878A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Tokyo Institute Of Technology | 木質バイオマスエネルギー転換方法及び転換システムに用いるエネルギーキャリアと転換材料 |
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