JPH03285829A - 活性炭素付着マグネタイト - Google Patents

活性炭素付着マグネタイト

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JPH03285829A
JPH03285829A JP2085788A JP8578890A JPH03285829A JP H03285829 A JPH03285829 A JP H03285829A JP 2085788 A JP2085788 A JP 2085788A JP 8578890 A JP8578890 A JP 8578890A JP H03285829 A JPH03285829 A JP H03285829A
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JP
Japan
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magnetite
oxygen
carbon
activated carbon
hydrogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP2085788A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Tamaura
裕 玉浦
Norio Shudo
首藤 矩生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ALPHA CREST KK
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
ALPHA CREST KK
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、化学反応をおこす活性炭素付きのマグネタ
イトの物質に関する。
従来技術 従来からマグネタイト自体は、よく知られているが、こ
れまでのマグネタイトの表面に活性炭素を付着させた物
質は全く知られていなかった。
発明が解決しようとする問題点 炭素化合物は石油・石炭などの重要な地球資源を原料に
合成されている。限りある資源を守るための一手段とし
て炭素を出発点とする合成方法の開発が望まれているが
、その反応性の低さから実用化されていない。
問題点を解決する物 この発明は、マグネタイトの表面に、当該マグネタイト
を250℃〜700℃に保持させて該マグネタイト中の
酸素イオンを還元物質あるいは電子供与で逃避させて酸
素欠陥マグネタイトとし、これに炭素化合物を反応なら
しめて活性炭素をマグネタイト表面に付着析出させた活
性炭素付着マグネタイトである。
この発明の作用及び効果 一般に、マネタイトの分子構造内は、2価の鉄(Fe”
)が1個と3価の鉄(Fe”)が2個存在して計8価の
プラス電荷になり、これが陰イオンを保有する酸素(0
”−)4個と結び付いてFe、04の安定マグネタイト
になっている。このマグネタイトを300℃〜6oo℃
近辺の温度もとて水素(H2)を反応させると、酸素(
02−)が水(H20)になって逼げる事体が起こる。
このことはこれまで誰も知らなかった新技術であり、こ
の事実から、更に、水素を反応させないでも高電圧をマ
グネタイトにかけて電子を供与すると酸素が逃げること
から、活性化したマグネタイトが得られる。
この酸素が欠乏した活性の酸素欠陥マグネタイトに炭酸
ガスや一酸化炭素等の炭素化合物を反応させると、炭素
と結合している陰イオン物質が除かれて炭素がマグネタ
イトの表面に析出して付着し、非常に取扱い容易な活性
炭素を有する活性炭素付着マグネタイトになる。
この活性炭素付着マグネタイトは、通常の炭素よりも反
応性が高く炭素化合物を製造する化学工業用の物質とし
て広く使用できる有用な新物質である。
実施例 この発明の物質である活性炭素付着マグネタイトの製造
手段の一実施例を説明すると、第1図で示したように、
マグネタイト1をヒータ2で300℃〜600℃近辺の
温度に保持した室3内に収容して、この室3内へ水素供
給源4から水素を供給して反応させると、 Fe、04+xH,−一→Fe104−X+XH,○の
反応がおこり、水がとれて活性化した酸素欠陥マグネタ
イトFe、○、−Xになる。
次に、水素の供給を止めて、この酸素欠陥マグネタイト
に炭素化合物の一例である炭酸ガスをその発生源5から
供給して反応させると、Fe、O,−x+X/2CO7
−一→ X/ 2  C+  F  e 、O。
の反応がおこり、炭素が析出して、普通のマグネタイト
ド°e、○、の表面に活性炭素Cが付着した状態で析出
し、この発明の物質である酸素欠陥マグネタイト1aが
得られる。
尚、炭酸ガスは、高圧のもとて液化状態として反応させ
ると、反応速度が速く高能率である。
別の第2図で示す実施例は、活性化した酸素欠陥マグネ
タイトFe、○、xの製造を電子供与で行なう場合であ
る。
即ち、250℃〜700℃程度に保持したマグネタイト
に高電圧発生装W6で高電圧をかけると、陰極端子側の
マグネタイト1bから電子(e)が陽極端子側のマグネ
タイト1に放電される。このとき、陽極側のマグネタイ
ト中の鉄イオン(Fe■)が還元され、次式によって(
Fe”)となる。
Fe” +e−−−→Fe” −■ この時、陽極側のマグネタイトは電気的中性を保つ為に
マイナスの荷電を放出しようとし、 O2−イオンが消
滅するような反応が促進される。即ち、20 ” −−
m−→O、+ 4 e −■の反応が起こる。この時、
さらに余分の電子が陽極側のマグネタイト中に取り残さ
れることになるが、この電子は0式の反応によってF 
e”イオンの形成に使われる。結果的に陽極側のマグネ
タイト中にはマイナス電荷が過剰となる為、02−イオ
ンが消滅するようなポテンシャルが生じ、■式の反応が
起こる。即ち、電子が放電によって打ち込まれるのをき
っかけに、連鎖反応的にO2−イオンがマグネタイトか
ら引き抜かれることとなる。最初の放電過程を別にする
と活性化マグネタイトの形成反応は、 Fe、O,−−→Fe、○、−x+x/202となり、
1/2個の酸素が逃げて行くために、3価の鉄が2価の
鉄に還元される反応に帰着される。
換言すれば、電子が最初に強制的にマグネタイト内に投
入されるれるために同じ陰イオンを持つ酸素分子が放出
された状態を保つことが反応を開始させるのである。
このようにして酸素欠陥マグネタイトドe104−Xが
造られる。
そして、この酸素欠陥マグネタイトドe、04−Xに炭
素化合物としての炭酸ガスや一酸化炭素等を反応させる
と、前述の通り炭素がマグネタイbの表面に析出して、
この発明の物質である活性炭素付着マグネタイトが得ら
れる。
このようにして得られた活性炭素付着マグネタイトは、
酸素と反応させて炭酸ガスを発生させ、植物の成育を向
上ならしめたり、水素と反応させて簡単にメタンを得た
り、水と反応させて水素を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の物質を製造する場合の第一実施例
の一部断面の側面図、第2図は活性炭素付着マグネタイ
トの側面図、第3図は別の製法を示す断面図、第4図は
別個の活性炭素付着マグネタイトの側面図である。 図中の記号 1はマグネタイト、1aは活性炭素付着マグネタイト、
2はヒータ、3は製造時のマグネタイト収容室、4は水
素発生装置、5は炭酸ガス発生装置、6は高電圧発生装
置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  マグネタイトの表面に、当該マグネタイトを250℃
    〜700℃に保持させて該マグネタイト中の酸素イオン
    を還元物質あるいは電子供与で逃避させて酸素欠陥マグ
    ネタイトとし、これに炭素化合物を反応ならしめて活性
    炭素をマグネタイト表面に付着析出させた活性炭素付着
    マグネタイト。
JP2085788A 1990-03-30 1990-03-30 活性炭素付着マグネタイト Pending JPH03285829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020054292A (ko) * 2002-06-03 2002-07-06 김선익 원적외선 방사 축열 마그네타이트 벽돌 제조방법
JP2015501715A (ja) * 2011-11-14 2015-01-19 セペペウ カーボン プロセス アンド プラント エンジニアリング エス アーCppe Carbon Process & Plant Engineering S.A. 触媒を用いた廃ガスからのCO2及びNOx除去方法

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