JPH0442728Y2 - - Google Patents

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JPH0442728Y2
JPH0442728Y2 JP3008086U JP3008086U JPH0442728Y2 JP H0442728 Y2 JPH0442728 Y2 JP H0442728Y2 JP 3008086 U JP3008086 U JP 3008086U JP 3008086 U JP3008086 U JP 3008086U JP H0442728 Y2 JPH0442728 Y2 JP H0442728Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光素子を用いた光学式ロータリーエン
コーダに係る。
〔従来の技術〕
第4図は従来の光学式ロータリーエンコーダの
一部破断平面図、第5図は断面図、第6図は第1
のコード板と第2のコード板の各光反射部の位置
関係を示す説明図である。第5図において1は基
板、2は該基板1に取付けられた受発光素子、A
は第1のコード板で、金属板3の上面に遮光塗料
4を印刷形成することにより、塗料4の塗布して
ない部分、即ち光反射部5と塗料4が塗布されて
いる部分、即ち非反射部6の2通りのパターンが
円周方向に交互に連続形成されている。Bは第2
のコード板で、前記第1のコード板Aと同様の手
段により金属板7の上面に遮光塗料8を形成する
ことによつて、光反射部9と非反射部10の2通
りのパターンが円周方向に交互に連続形成されて
いる。11は第1のコード板Aに形成された光透
過穴、12は第1のコード板Aの回転駆動用の外
軸、13は第2のコード板Bの回転駆動用の内軸
で、外軸12と内軸13とで二重軸を構成してい
る。14は軸受、15はケースである そして、外軸12を回転することによつて、受
発光素子2から出た光を第1のコード板Aの光反
射部5で反射し、或は非反射部6で遮断すること
により、それに対応して受発光素子2から所望の
パルス信号が得られる。
また、第1のコード板Aの光透過穴11を受発
光素子2に対向せしめ状態で内軸13を回転し、
受発光素子2から出た光が第2のコード板Bの光
反射部9で反射し、或は非反射部10で遮断する
ことにより、それに対応して受発光素子2から所
望のパルス信号が得られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記の如き従来の構成だと、第6図
に示す如く第1のコード板Aの光反射部5の表面
と、第2のコード板Bの光反射部9の表面間の距
離aは、コード板Aの金属板3の板厚aとa1と、
該金属板3の裏面と第2のコード板Bの金属板7
の表面間の距離a2との和となり、金属板3の板厚
a1が加わるので、両光反射部5,9の両表面間の
距離は大となり、従つて、受発光素子2の光検出
特性が両コード板A,Bで異るという不都合があ
り、これが対策としてコード板Aの金属板3の板
厚a1を薄くすることも考えられるが、この場合は
該金属板3が剛性を失い、光検出に支障を来すと
いう問題点があつた。
更にまた、両コード板A,Bの受光面の光反射
部5,9及び非反射部6,10より成るパターン
は、金属板3,7に遮光塗料4,8を印刷するこ
とにより形成されるので高価につくという欠点が
あつた。
本考案は上記の如き従来の欠点を解消せんとす
るものであり、本考案の目的は、光受発光素子の
第1、第2の両コード板の光反射面からの光検出
特性の差を従来に比し少くすると共に、安価な光
学式ロータリーエンコーダを提供せんとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、光反射
部と非反射部を周方向に交互に連続形成すると共
に、光透過穴を設けた第1のコード板と、該第1
のコード板に対向して設けた光受発光素子と、光
反射部と非反射部を周方向に交互に連続形成せる
第2のコード板とを備え、前記光受発光素子と前
記第2コード板とが前記光透過穴を介して対向可
能になつている光学式ロータリーエンコーダにお
いて、前記第1のコード板が、前記光透過穴と複
数の穴とを有する遮光性の樹脂板と、該光透過穴
を除いて前記各穴の底部を塞ぎ前記第2のコード
板に対向する光反射性の金属板とから成り、前記
各穴から露出する前記金属板で光反射部を形成す
ると共に、各穴間に位置する前記樹脂板の表面で
非反射部を形成したことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
本考案によれば、第1のコード板の光反射部を
有する金属板と第2のコード板の光反射部を有す
る金属板を対向配置したので、両コード板の光反
射部の表面間の距離を従来に比し、短縮すること
が出来、従つて光受発光素子の第1、第2のコー
ド板よりの光検出特性の差を従来に比し少くし得
ると共に、例えば第1のコード板は、金属板と複
数の穴を形成した遮光板をモールド形成し、絶縁
物より成る遮光板の表面から金属板の一部を露出
せしめ、該露出部で似て光反射部を形成し、穴間
の遮光板面で非反射部を構成したので、従来の金
属板上に遮光塗料を印刷形成して光反射部と非反
射部より成るパターンを形成した場合に比し安価
につく。
〔実施例〕
以下本考案を添付の図面に付き説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図はロータリーエンコーダの一部破断の平面
図、第2図は断面図、第3図は両コード板の光反
射部の位置関係を示す説明図である。第2図にお
いて20は基板、21は該基板20上に取付けら
れた受発光素子、Cは第1のコード板で、厚さの
十分薄い金属板22と絶縁物より成る遮光板23
とのモールド成形により形成され、該遮光板23
には第1図に示す如く、間隔をおいて複数に穴2
4を設けて金属板22の一部を露出せしめ、この
露出部で光反射部25を形成し、穴24間の遮光
板23の表面で非反射部26を形成することによ
つて光反射部25と非反射部26を連続的に交互
に形成している。27は遮光板23及び金属板2
2を貫通して設けた光透過穴、28は第1のコー
ド板Cの回転駆動用の外軸である。Dは第2のコ
ード板で、絶縁板29の上に、放射状に複数の突
出部を有する金属板30を固定し、前記突出部で
光反射部31を、突出部間の絶縁板29の表面で
非反射部32を形成することによつて光反射部3
1と非反射部32を連続的に交互に形成してい
る。33は第2のコード板Dの回転駆動用の内軸
で、軸28と軸33とで2重軸を形成している。
なお、34は軸受、35はケースである。
そして、軸28を回転することによつて、受発
光素子21から出た光が第1のコード板Cの光反
射部25で反射し、非反射部26で遮断すること
により、それに対応して受発光素子21から所望
のパルス信号が得られる。
また、第1のコード板Cの光透過穴27を受発
光素子21に対向せしめた状態で内軸33を回転
することによつて受発光素子21から出た光が第
2のコード板Dの光反射部31で反射し、或は非
反射部32で遮断することにより、それに対応し
て受発光素子21から所望のパルス信号が得られ
る。
本考案の実施例によれば、第3図に示す如く、
第1のコード板Cの光反射部25の表面と第2の
コード板Dの光反射部31の表面間の距離bは、
金属板22の板厚b1と該金属板22の裏面と金属
板31の表面間の距離b2との和であり、従来例の
第1、第2のコード板A,Bの光反射部4,7間
の距離aより短縮し得るので、第1、第2のコー
ド板C,Dの光反射部25,31からの光受発光
素子21の光検出特性の差を従来に比し十分小さ
く設定出来る。
また、光反射部25、非反射部26を有する第
1のコード板Cはモールド成形品で形成すること
が出来るので、従来の金属板3上に遮光塗料4を
印刷形成して光反射部5、非反射部6を形成した
場合に比し遥かに安価につき、また金属板3の厚
さは十分に薄いもののモールド成形によつて十分
な剛性を確保できる。
〔考案の効果〕 本考案によれば、第1のコード板の光反射部と
第2のコード板の光反射部間の距離を従来に比し
十分短縮し得るので、第1、第2のコード板の光
反射部からの受発光素子の光検出特性の差を従来
に比し十分小さくし得るという効果を有し、また
第1のコード板はモールド成形することによつ
て、従来に比し製造原価を下げることが出来ると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図はロータリーエンコーダの一部破断平面図、第
2図は同断面図、第3図は第1のコード板と第2
のコード板の各反射部の位置関係を示す説明図、
第4〜第6図は従来例を示し、第4図は一部破断
平面図、第5図は断面図、第6図は第1のコード
板と第2のコード板の各光反射部の位置関係を示
す説明図である。 20……基板、21……受発光素子、22,3
0……金属板、23,29……絶縁板、24……
穴、25,31……光反射部、26,32……非
反射部、27……光透過穴、28……外軸、33
……内軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光反射部と非反射部を周方向に交互に連続形成
    すると共に、光透過穴を設けた第1のコード板
    と、該第1のコード板に対向して設けた光受発光
    素子と、光反射部と非反射部を周方向に交互に連
    続形成せる第2のコード板とを備え、前記光受発
    光素子と前記第2のコード板とが前記光透過穴を
    介して対向可能になつている光学式ロータリーエ
    ンコーダにおいて、前記第1のコード板が、前記
    光透過穴と複数の穴とを有する遮光性の樹脂板
    と、該光透過穴を除いて前記各穴の底部を塞ぎ前
    記第2のコード板に対向する光反射性の金属板と
    から成り、前記各穴から露出する前記金属板で光
    反射部を形成すると共に、各穴間に位置する前記
    樹脂板の表面で非反射部を形成したことを特徴と
    する光学式ロータリーエンコーダ。
JP3008086U 1986-03-04 1986-03-04 Expired JPH0442728Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3008086U JPH0442728Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04
US07/001,891 US4780610A (en) 1986-03-04 1987-01-09 Optical rotary encoder having superposed metal plate and shield plate

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JP3008086U JPH0442728Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

Publications (2)

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JPS62143214U JPS62143214U (ja) 1987-09-09
JPH0442728Y2 true JPH0442728Y2 (ja) 1992-10-09

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JP3008086U Expired JPH0442728Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP2513168B2 (ja) * 1992-11-26 1996-07-03 株式会社精工舎 回転体の位置検出装置
CN103210283A (zh) * 2010-08-19 2013-07-17 埃勒斯塔继电器有限公司 传感器头保持件
JP5751058B2 (ja) * 2011-07-20 2015-07-22 セイコーエプソン株式会社 流体輸送装置

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