JPH0442328B2 - - Google Patents

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JPH0442328B2
JPH0442328B2 JP63124135A JP12413588A JPH0442328B2 JP H0442328 B2 JPH0442328 B2 JP H0442328B2 JP 63124135 A JP63124135 A JP 63124135A JP 12413588 A JP12413588 A JP 12413588A JP H0442328 B2 JPH0442328 B2 JP H0442328B2
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JP
Japan
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catalyst
fired
product
oxide
titanium oxide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63124135A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6445726A (en
Inventor
Toshikuni Sera
Shigeaki Mitsuoka
Takafuru Kobayashi
Tooru Seto
Junsuke Myake
Kazumitsu Abe
Tadao Nakatsuji
Toshikatsu Baba
Toshiaki Matsuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Sakai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Sakai Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Catalysts (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野 本発明は、酸化チタン焼成品の製造方法に関
し、詳しくは、酸化チタンを主成分とし、表面積
が大きく、耐熱性にすぐれると共に、成形後の機
械的強度にすぐれ、従つて、触媒担体や、そのま
までも触媒として好適に用いることができる酸化
チタン焼成品の製造方法に関する。 従来の技術 酸化チタン焼成品を触媒担体又は触媒として用
いることは既に知られているが、担体又は触媒機
能に重要な影響を与える表面積、結晶形、耐熱
性、成形後の機械的強度等はその製造方法や添加
物質の有無、種類、量等によつて異なるため、従
来より種々の製造方法が提案されている。 例えば、酸化チタンにシリカ等の添加剤を添加
して焼成すれば、一般的には、得られる焼成品は
表面積が大きくなり、耐熱性も改善されるが、し
かし、従来におけるように、四塩化チタンや硫酸
チタンのようなチタン塩類に添加剤を添加し、中
和加水分解して、かくして生成した水酸化チタン
を焼成して酸化チタンを形成させる方法によれ
ば、加水分解によつて生成する水酸化チタンがオ
ルソチタン酸となりやすく、従つて、これを焼成
すれば、担体又は触媒として不適当なルチル型酸
化チタンになりやすい問題がある。 一方、メタチタン酸を焼成すれば、他の要因も
あるが、一般に担体や触媒として好ましい結晶形
であるアナターゼ型酸化チタンを与えることも既
に知られている。しかしながら、メタチタン酸に
シリカ等の添加剤を添加して焼成する方法によれ
ば、組成の均一な混合物を得ることが困難であ
り、特に添加剤をメタチタン酸に添加する場合に
は、メタチタン酸がゲル状であるため、添加剤を
メタチタン酸に均一に分散させることができず、
従つて、高性能の担体や触媒を得ることができな
い。 発明が解決しようとする課題 本発明は、上記した種々の問題を解決するため
になされたものであつて、添加剤として微粒子ケ
イ酸と共に、タングステン化合物及び/又はモリ
ブデン化合物を用い、且つ、これをゾル化したメ
タチタン酸に存在させて焼成することにより、メ
タチタン酸の焼成時に酸化チタンの結晶成長を抑
えて、未成長のアナターゼ型結晶に留まらしめ、
かくして、表面積が大きく、耐熱性にすぐれると
共に、成形後の機械的強度にすぐれ、従つて、触
媒担体や、或いはそのままでも触媒として好適に
用いることができる酸化チタン焼成品を得ること
ができることを見出して、本発明に至つたもので
ある。 課題を解決するための手段 本発明による酸化チタン焼成品の製造方法は、
ゾル化したメタチタン酸に、(a)微粒子ケイ酸と、
(b)酸化タングステン、焼成によつて酸化タングス
テンを形成するタングステン化合物、酸化モリブ
デン及び焼成によつて酸化モリブデンを形成する
モリブデン化合物から選ばれる少なくとも1種の
化合物を添加し、混合し、これを焼成することを
特徴とする。 本発明において用いる微粒子ケイ酸とは、ホワ
イトカーボンの別名で知られており、比表面積が
非常に大きい点に一つの特徴を有する。これら微
粒子ケイ酸は湿式法、乾式法いずれの方法によつ
て製造されたものでもよく、本発明においては通
常の市販品を用いることができる。本発明におい
て好適に用いることができる微粒子ケイ酸の市販
品としては、例えば、「フアインシール」(登録商
標、徳山曹達(株)製)、「アエロジル」(登録商標、
日本アエロジル(株)製)等を挙げることができる
が、これらの中でも特に平均粒径が10〜50mμ、
比表面積が200〜300m2/gであるものが好ましく
用いられる。 また、本発明において用いるタングステン化合
物は、酸化タングステン及び焼成によつて酸化タ
ングステンを形成する前駆体であり、この前駆体
として、例えば、メタタングステン酸アンモニウ
ム等を挙げることができる。また、同様に、本発
明において用いるモリブデン化合物は、酸化モリ
ブデン及び焼成によつて酸化モリブデンを与える
前駆体であつて、その前駆体として、例えば、モ
リブデン酸アンモニウム等を挙げることができ
る。 本発明において、微粒子ケイ酸、タングステン
化合物及びモリブデン化合物の添加量は、その合
計量が酸化チタンに基づいて5〜50重量%であ
り、5重量%よりも少ないときは、メタチタン酸
の焼成時においてその結晶成長を抑える効果が乏
しく、焼成品におけるこれら添加物の添加による
担体又は触媒性能の改善の効果が小さく、一方、
50重量%を越えるときは、ゾル化したメタチタン
酸との混合物がゲル化するため、均一な混合が困
難となると共に、得られる焼成品において、相対
的に酸化チタンの含有量が少なくなつて、これを
担体やそのままで触媒として用いるとき、酸化チ
タンに基づく担体及び触媒の性能が低下するので
好ましくない。 本発明においては、好ましくは、メタチタン酸
をゾル化し、これに微粒子ケイ酸と、上記タング
ステン化合物及びモリブデンから選ばれる少なく
とも1種の化合物を添加し、混合した後、焼成す
る。また、メタチタン酸に微粒子ケイ酸と、上記
タングステン化合物及びモリブデンから選ばれる
少なくとも1種の化合物を添加した後、メタチタ
ン酸をゾル化し、混合してもよい。いずれにして
も、一部又は全部をゾル化したメタチタン酸中に
微粒子ケイ酸と、上記化合物を存在させることが
必要であり、これによつて、これら添加剤をメタ
チタン酸と均一に混合することができる。 ゾル化の方法は特に制限されず、例えば、メタ
チタン酸を水洗して、硫酸根を大部分除去した
後、塩酸又は硝酸を加えて一部又は全部をゾル化
する。又は、特に水洗により硫酸根を除かない場
合は、メタチタン酸に塩化バリウム、塩化ストロ
ンチウム、塩化カルシウム等のアルカリ土類金属
の塩化物、若しくは硝酸バリウム、硝酸ストロン
チウム、硝酸カルシウム等のアルカリ土類金属の
硝酸塩を添加し、硫酸根を水不溶性のバリウム塩
として固定しつつ、反応混合物を一部又は全部を
ゾル化する。これらのゲル化剤の添加量は反応混
合物をどの程度ゾル化するかによつて、適宜に選
ばれる。尚、メタチタン酸ゾルは、PH1〜2以上
でゲル化するため、これにタングステン及び/又
はモリブデン化合物を十分均一に混合した後であ
れば、必要に応じてゲル化しても差支えない。 このようにして得られたメタチタン酸と、微粒
子ケイ酸と、上記タングステン及び/又はモリブ
デン化合物との混合物は、乾燥し、次いで、800
℃以下、好ましくは700〜200℃の温度で焼成し、
粉砕すれば、粉状の焼成品を得る。この場合、本
発明によれば、メタチタン酸を用いるため、焼成
において担体や触媒として好ましいアナターゼ型
酸化チタンになる。尚、焼成品をハニカム状等の
所定の形状として担体又は触媒に用いる場合、上
記混合物を乾燥して得られる乾燥品を従来より知
られている任意の方法、例えば、押出成形、転動
造粒等の方法により成形したに焼成してもよい。
また、上記の粉末状焼成品を所要形状に成形した
後、再び焼成することもできる。この場合は、所
要形状に成形した後、再び800℃以下、好ましく
は700〜200℃の温度で焼成すればよい。このよう
にして、本発明によれば、成形品としての酸化チ
タン焼成品をも得ることができる。 尚、本発明においては、上記いずれの場合にお
いても、粉末状の乾燥品又は焼成品に新たにメタ
チタン酸ゾル又はゲルを存在させて所要形状に成
形し、これを焼成すれば、機械的強度、気孔率、
比表面積、細孔分布等の諸物性を向上させること
ができると共に、焼成時の収縮率を抑えることが
できる。かかる場合のメタチタン酸ゾル又はゲル
の添加量は酸化チタン換算で成形品重量の5〜50
重量%が適当である。また、成形に際して、従来
より知られている通常の成形助剤、例えば、メチ
ルセルロース等を使用してもよいのは勿論であ
る。 尚、本発明において焼成の雰囲気は何ら制限さ
れず、空気、燃焼ガス、不活性気体等のいずれで
あつてもよい。 以上のようにして、本発明により得られる酸化
チタン焼成品は、理論により何ら限定されるもの
ではないが、微粒子ケイ酸と、タングステン化合
物及び/又はモリブデン化合物の存在により、メ
タチタン酸の焼成時に酸化チタンの結晶成長が抑
制され、未成長のアナターゼ型結晶で留まつてい
るため、得られる焼成品は表面積が大きく、耐熱
性にすぐれると共に、成形後の機械的強度にもす
ぐれ、触媒担体として、また、そのまま触媒とし
て好適に用いることができる。 本発明により得られる焼成品が未成長のアナタ
ーゼで留まつていることは、第1図に示したよう
に、そのX線スペクトルが低く、且つ、幅広いピ
ークを示すことによつて確認され、一方、顔料用
のアナターゼ型酸化チタンの場合は、そのX線ス
ペクトルを第2図に示すように、結晶が極めてよ
く成長しているため、そのピークが高く、且つ、
鋭い。 本発明による酸化チタン焼成品は担体として用
いるに好適であり、また、反応の種類によつては
そのままでも触媒として用いることができる。例
えば、上記焼成品はこのままでも、アンモニアを
還元剤とする窒素酸化物の接触還元活性を有し、
実用し得る。しかし、以上のようにして得られる
酸化チタン焼成品を担体として用い、この担体に
従来より窒素酸化物除去の触媒活性を有すること
が知られている酸化物を担持させれば、焼成品を
構成する酸化物との予期しない相乗作用により、
アンモニアを還元剤とする窒素酸化物の選択的接
触還元活性にすぐれた窒素酸化物除去用触媒を得
ることができる。 かかる窒素酸化物除去用触媒は、本発明による
酸化チタン焼成品にバナジウム、タングステン、
モリブデン、銅、鉄、クロム、マンガン及びセリ
ウムから選ばれる少なくとも1種の元素の酸化物
を担持させることによつて得ることができる。 酸化チタン焼成品に上記酸化物を担持させる方
法は、従来より触媒の調製に用いられている任意
の方法によることができ、例えば、所定形状に成
形した焼成品に前記酸化物又はその前駆体を含有
する溶液又は分散液を含浸若しくはコーテイング
した後、必要に応じて所定温度に焼成すればよ
い。また、勿論、粉末状焼成品と前記溶液又は分
散液と混練し、所要形状に成形した後、必要に応
じて所定温度に焼成することによつても、窒素酸
化物除去用触媒を得ることができる。 このような触媒を用いて、窒素酸化物を含有す
る混合ガスから窒素酸化物を除去するには、その
混合ガスが含有する窒素酸化物の0.5〜5倍モル、
好ましくは1〜2倍モルのアンモニアを加え、こ
れを触媒を充填した反応層を通過させる。反応層
は移動層、流動層、固定層等、いずれも使用でき
る。本発明による酸化チタン焼成品を担体とする
触媒は、微粒子ケイ酸を含有して耐熱性にすぐれ
るため、反応温度は200〜600℃の範囲にわたつて
よいが、好ましくは300〜500℃の範囲である。ま
た、ガスの空間速度は1000〜100000hr-1、好まし
くは3000〜300000hr-1の範囲である。 上記触媒は、窒素酸化物を含有する任意のガス
処理に用いることができるが、特に、ボイラー排
ガス、即ち、100〜1000ppmの窒素酸化物、主と
して一酸化窒素の他に、200〜2000ppmのイオウ
酸化物、主として二酸化イオウ、1〜10容量%の
酸素、5〜20容量%の炭酸ガス、5〜20容量%の
水蒸気が含有されている排ガス中の窒素酸化物を
除去するのに好適に用いることができる。 発明の効果 本発明の方法によれば、以上のように、ゾル化
したメタチタン酸に微粒子ケイ酸と、タングステ
ン化合物及びモリブデン化合物から選ばれる少な
くとも1種を存在させるので、得られる混合物に
おいてこれら化合物が均一に分散されており、し
かも、これを焼成するとき、酸化チタンが上記化
合物の作用により未成長のアナターゼ型結晶に留
まつているため、得られる焼成品は表面積が大き
く、耐熱性が顕著に改善されていると共に、成形
後の機械的強度にもすぐれる。 従つて、本発明による酸化チタン焼成品は、例
えば、窒素酸化物除去用触媒の担体として用いる
に好適である。本発明による酸化チタン焼成品を
担体として用いて得られる窒素酸化物除去用触媒
は、触媒活性を有する金属酸化物と発達の抑制さ
れたアナターゼ型酸化チタン及び微粒子ケイ酸と
の相乗作用により、厳しい使用条件の下において
も長期間にわたつて高い窒素酸化物除去活性を保
持するのみならず、二酸化イオウの三酸化イオウ
への酸化率が極めて低いので、実用的、工業的な
窒素酸化物除去触媒としてすぐれている。 実施例 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例により何ら制限されるもので
はない。尚、本発明による酸化チタン焼成品の性
質は、この焼成品を担体とする窒素酸化物除去用
触媒の性能にて評価した。 実施例 1 硫酸法による酸化チタンの製造工程より得られ
る硫酸チタン溶液を熱加水分解してメタチタン酸
を得、これを酸化チタンとして1Kg取り出し、こ
れに塩化バリウム(二水和物)80gを加えてゾル
化し、十分に撹拌、混合した。次いで、微粒子ケ
イ酸「フアインシール」(登録商標、徳山曹達(株)
製)200gと、パラタングステン酸アンモニウム
110gを含有する10%メチルアミン溶液250mlを添
加し、十分に撹拌、混合した後、100℃で12時間
乾燥し、更に500℃の温度で3時間焼成した。こ
の焼成品をサンプルミルにより粉砕し、粒度を調
整した。これに適量の水を加え、混練した後、押
出機により格子状成形物に押出成形し、常温から
100℃に加熱して乾燥し、次いで、500℃で3時間
焼成して、焼成品を得た。この焼成品をそのまま
窒素酸化物除去用触媒として使用した。 このようにして得られた焼成品のX線スペクト
ルを第1図に示す。ピークが低く、且つ、幅広い
のでアナターゼ型結晶が未成長のままで留まつて
いることが明らかである。 尚、X線スペクトルは理学電機(株)製X線回折装
置RAD−Aを用いて測定し、その測定条件は
次のとおりである。 走査速度 1゜/4分 フルスケール 1000cps 時定数 1秒 チヤート速度 10mm/分 ターゲツト 銅 管電圧 30KV 管電流 10mA 尚、比較のために、市販の顔料アナターゼ酸化
チタンのX線スペクトルを第2図に示す。測定条
件は上記において、フルスケールが4000cpsであ
る以外は上記と同じである。 実施例 2 実施例1において、パラタングステン酸アンモ
ニウムに代えて、モリブデン酸アンモニウム120
gを含有するメチルアミン溶液300mlを用いた以
外は実施例1と全く同様にして焼成品を得た。こ
れそのままで窒素酸化物除去用触媒として使用し
た。 実施例 3 実施例1で得た粉末状焼成品に、パラタングス
テン酸アンモニウム110g及びメタバナジン酸ア
ンモニウム10gを含有する10%メチルアミン溶液
250mlを添加し、混練した後、押出機により格子
状成形物に押出成形し、常温から100℃に加熱し
て乾燥し、次いで、500℃で3時間焼成し、酸化
タングステン及び酸化バナジウムを担持させた窒
素酸化物除去用触媒を得た。 実施例 4 実施例2で得た粉末状焼成品を実施例3と同様
に処理して、酸化タングステン及び酸化バナジウ
ムを担持させた窒素酸化物除去用触媒を得た。 比較例 1 実施例1において、塩化バリウムによるメタチ
タン酸のゾル化を行なわない以外は、実施例1と
全く同様にして、焼成品を得た。これをそのまま
窒素酸化物除去用触媒として用いた。 比較例 2 実施例1において、塩化バリウムによるメタチ
タン酸のゾル化を行なわず、且つ、実施例1にお
いてパラタングステン酸アンモニウムに代えて、
モリブデン酸アンモニウム120gを含有するメチ
ルアミン溶液300mlを用いた以外は実施例1と全
く同様にして焼成品を得た。これをそのままで窒
素酸化物除去用触媒として使用した。 比較例 3 比較例1において得た焼成品に、メタバナジン
酸アンモニウム10g及びシユウ酸25gを含有する
水溶液を加え、十分に混練後、押出成形し、100
℃で2時間乾燥した後、500℃で3時間焼成して、
窒素酸化物除去用触媒を得た。 比較例 4 比較例2において得た焼成品に、メタバナジン
酸アンモニウム10g及びシユウ酸25gを含有する
水溶液を加え、十分に混練後、押出成形し、100
℃で2時間乾燥した後、500℃で3時間焼成して、
窒素酸化物除去触媒を得た。 比較例 5 実施例1と同じメタチタン酸を酸化チタンとし
て1Kg取り出し、塩化バリウム(二水和物)80g
を添加し、ゾル化し、十分に撹拌、混合した後、
100℃で12時間乾燥し、更に500℃で3時間焼成し
た。これを粉砕、粒度調整した。これに微粒子ケ
イ酸「フアインシール」(登録商標、徳山曹達(株)
製)200gと、パラタングステン酸アンモニウム
110gを含有する10%メチルアミン溶液250mlを添
加し、十分に撹拌、混合した後、適量の水を加
え、混練し、押出機により格子状成形物に押出成
形し、常温から100℃に加熱して乾燥し、次いで、
500℃で3時間焼成し、窒素酸化物除去用触媒を
得た。 比較例 6 比較例5において得た焼成品を用いた以外は、
比較例3と全く同様にして、窒素酸化物除去触媒
を得た。 以上の実施例及び比較例で得た各窒素酸化物除
去用触媒に、窒素酸化物200ppm、アンモニア
200ppm、水蒸気10%、二酸化炭素12%、二酸化
イオウ800ppm、残部窒素からなる組成の混合ガ
スを温度380℃、空間速度5000hr-1にて接触させ、
窒素酸化物(NOx)除去率及び二酸化イオウ
(SO2)酸化率を測定した。結果を第1表に示す。
尚、窒素酸化物除去率(%)及び二酸化イオウ酸
化率(%)はそれぞれ次式により求めた。 窒素酸化物除去率(%)=(触媒層入口NOx濃
度−触媒層出口NOx濃度)/(触媒層入口NOx
濃度)×100 二酸化イオウ酸化率(%)=(触媒層入口SO2
度−触媒層出口SO2濃度)/(触媒層入口(SO2
+SO3)濃度)×100
INDUSTRIAL APPLICATION FIELD The present invention relates to a method for manufacturing a fired titanium oxide product, and more specifically, it contains titanium oxide as the main component, has a large surface area, has excellent heat resistance, and has excellent mechanical strength after molding. , relates to a method for producing a fired titanium oxide product that can be suitably used as a catalyst carrier or as a catalyst as it is. Conventional technology It is already known that fired titanium oxide products are used as catalyst supports or catalysts, but the surface area, crystal shape, heat resistance, mechanical strength after molding, etc., which have important effects on the support or catalyst functions, are limited. Various manufacturing methods have been proposed in the past because they differ depending on the manufacturing method and the presence/absence, type, amount, etc. of additives. For example, if additives such as silica are added to titanium oxide and fired, the resulting fired product will generally have a larger surface area and improved heat resistance. According to the method, titanium oxide is formed by adding additives to titanium or titanium salts such as titanium sulfate, neutralizing and hydrolyzing the titanium salts, and calcining the titanium hydroxide thus formed. There is a problem in that titanium hydroxide tends to become orthotitanic acid, and therefore, when it is calcined, it tends to become rutile-type titanium oxide, which is unsuitable as a carrier or catalyst. On the other hand, it is already known that if metatitanic acid is calcined, anatase-type titanium oxide, which is a crystal form that is generally preferred as a carrier or catalyst, can be obtained, although there are other factors as well. However, according to the method of adding additives such as silica to metatitanic acid and baking it, it is difficult to obtain a mixture with a uniform composition. Because it is gel-like, additives cannot be uniformly dispersed in metatitanic acid.
Therefore, it is not possible to obtain a high-performance support or catalyst. Problems to be Solved by the Invention The present invention has been made to solve the various problems described above, and uses a tungsten compound and/or a molybdenum compound as well as fine particle silicic acid as an additive. By causing titanium oxide to exist in solized metatitanic acid and firing it, it suppresses the crystal growth of titanium oxide during firing of metatitanic acid and causes it to remain in ungrown anatase-type crystals.
In this way, it is possible to obtain a fired titanium oxide product that has a large surface area, excellent heat resistance, and excellent mechanical strength after molding, and can therefore be suitably used as a catalyst carrier or as a catalyst as it is. This discovery led to the present invention. Means for Solving the Problems The method for producing a fired titanium oxide product according to the present invention includes:
To the sol-formed metatitanic acid, (a) fine particle silicic acid,
(b) At least one compound selected from tungsten oxide, a tungsten compound that forms tungsten oxide when fired, molybdenum oxide, and a molybdenum compound that forms molybdenum oxide when fired is added, mixed, and fired. It is characterized by The fine particle silicic acid used in the present invention is known by another name of white carbon, and one of its characteristics is that it has a very large specific surface area. These fine particles of silicic acid may be produced by either a wet method or a dry method, and in the present invention, ordinary commercially available products can be used. Commercial products of fine particle silicic acid that can be suitably used in the present invention include, for example, "Fine Seal" (registered trademark, manufactured by Tokuyama Soda Co., Ltd.), "Aerosil" (registered trademark,
(manufactured by Nippon Aerosil Co., Ltd.), but among these, especially those with an average particle size of 10 to 50 mμ,
Those having a specific surface area of 200 to 300 m 2 /g are preferably used. Further, the tungsten compound used in the present invention is tungsten oxide and a precursor that forms tungsten oxide by firing, and examples of this precursor include ammonium metatungstate. Similarly, the molybdenum compound used in the present invention is molybdenum oxide and a precursor that gives molybdenum oxide through calcination, and examples of the precursor include ammonium molybdate. In the present invention, the total amount of fine particle silicic acid, tungsten compound, and molybdenum compound added is 5 to 50% by weight based on titanium oxide. The effect of suppressing the crystal growth is poor, and the effect of improving the carrier or catalyst performance by adding these additives in the fired product is small.
If it exceeds 50% by weight, the mixture with sol-formed metatitanic acid will gel, making it difficult to mix uniformly, and the resulting fired product will have a relatively low titanium oxide content. When this is used as a carrier or as a catalyst as it is, it is not preferable because the performance of the carrier and catalyst based on titanium oxide deteriorates. In the present invention, preferably, metatitanic acid is made into a sol, and particulate silicic acid and at least one compound selected from the above-mentioned tungsten compound and molybdenum are added thereto, mixed, and then fired. Alternatively, after adding fine particles of silicic acid and at least one compound selected from the above-mentioned tungsten compound and molybdenum to metatitanic acid, the metatitanic acid may be sol-formed and mixed. In any case, it is necessary to make the fine particles of silicic acid and the above-mentioned compounds exist in the metatitanic acid which has been partially or completely solified, so that these additives can be uniformly mixed with the metatitanic acid. I can do it. The method of solization is not particularly limited, and for example, metatitanic acid is washed with water to remove most of the sulfuric acid groups, and then hydrochloric acid or nitric acid is added to partially or completely solize it. Alternatively, if sulfate roots are not removed by washing with water, add alkaline earth metal chlorides such as barium chloride, strontium chloride, and calcium chloride to metatitanic acid, or alkaline earth metal chlorides such as barium nitrate, strontium nitrate, and calcium nitrate. Nitrate is added to fix the sulfate radicals as water-insoluble barium salts while the reaction mixture is partially or completely solified. The amount of these gelling agents added is appropriately selected depending on the degree to which the reaction mixture is to be turned into a sol. Note that metatitanic acid sol gels at a pH of 1 to 2 or higher, so it may be gelled if necessary, as long as the tungsten and/or molybdenum compound is sufficiently uniformly mixed therein. The thus obtained mixture of metatitanic acid, particulate silicic acid, and the tungsten and/or molybdenum compound is dried, and then
℃ or less, preferably at a temperature of 700-200℃,
When crushed, a powdered baked product is obtained. In this case, according to the present invention, metatitanic acid is used, resulting in anatase-type titanium oxide, which is preferable as a carrier or catalyst in calcination. In addition, when the fired product is used as a carrier or catalyst in a predetermined shape such as a honeycomb shape, the dried product obtained by drying the above mixture can be processed by any conventionally known method, such as extrusion molding or rolling granulation. It may be molded and fired by a method such as the above.
Further, the powdered fired product described above can be molded into a desired shape and then fired again. In this case, after forming into the desired shape, it may be fired again at a temperature of 800°C or lower, preferably 700 to 200°C. In this manner, according to the present invention, a fired titanium oxide product as a molded product can also be obtained. In addition, in the present invention, in any of the above cases, if a metatitanic acid sol or gel is newly added to the powdered dried product or fired product, the product is molded into the desired shape, and then fired, the mechanical strength and porosity,
Various physical properties such as specific surface area and pore distribution can be improved, and the shrinkage rate during firing can be suppressed. In such cases, the amount of metatitanic acid sol or gel added is 5 to 50% of the weight of the molded product in terms of titanium oxide.
Weight % is appropriate. Furthermore, it is of course possible to use conventionally known general molding aids such as methyl cellulose during molding. In the present invention, the firing atmosphere is not limited at all, and may be air, combustion gas, inert gas, or the like. As described above, the fired titanium oxide product obtained according to the present invention is not limited in any way by theory, but due to the presence of fine particles of silicic acid, a tungsten compound, and/or a molybdenum compound, metatitanic acid is oxidized during firing. Because the crystal growth of titanium is suppressed and remains as ungrown anatase crystals, the resulting fired product has a large surface area, excellent heat resistance, and excellent mechanical strength after molding, making it suitable as a catalyst carrier. Moreover, it can be suitably used as a catalyst as it is. The fact that the calcined product obtained according to the present invention contains ungrown anatase is confirmed by the fact that its X-ray spectrum shows a low and broad peak, as shown in Figure 1; In the case of anatase-type titanium oxide for pigments, its X-ray spectrum is shown in Figure 2, as the crystals have grown extremely well, so the peak is high, and
sharp. The fired titanium oxide product according to the present invention is suitable for use as a carrier, and depending on the type of reaction, it can be used as it is as a catalyst. For example, the above-mentioned fired product has a catalytic reduction activity of nitrogen oxides using ammonia as a reducing agent even as it is,
It can be put into practical use. However, if the titanium oxide fired product obtained as described above is used as a carrier and an oxide known to have a catalytic activity for removing nitrogen oxides is supported on this carrier, the fired product can be formed. Due to an unexpected synergistic effect with oxides that
A catalyst for removing nitrogen oxides having excellent selective catalytic reduction activity for nitrogen oxides using ammonia as a reducing agent can be obtained. Such a catalyst for removing nitrogen oxides contains vanadium, tungsten,
It can be obtained by supporting an oxide of at least one element selected from molybdenum, copper, iron, chromium, manganese, and cerium. The method for supporting the above-mentioned oxide on the titanium oxide fired product can be any method conventionally used for preparing catalysts. For example, the above-mentioned oxide or its precursor is supported on the fired product formed into a predetermined shape. After impregnating or coating with the solution or dispersion contained therein, it may be fired to a predetermined temperature as necessary. Of course, the catalyst for removing nitrogen oxides can also be obtained by kneading the powdered calcined product with the solution or dispersion, molding it into a desired shape, and then calcining it to a predetermined temperature as necessary. can. In order to remove nitrogen oxides from a mixed gas containing nitrogen oxides using such a catalyst, 0.5 to 5 times the mole of nitrogen oxides contained in the mixed gas,
Preferably, 1 to 2 times the mole of ammonia is added, and this is passed through a reaction bed filled with a catalyst. Any of a moving bed, a fluidized bed, a fixed bed, etc. can be used as the reaction bed. The catalyst using the calcined titanium oxide product as a carrier according to the present invention contains fine particles of silicic acid and has excellent heat resistance, so the reaction temperature may range from 200 to 600°C, but preferably from 300 to 500°C. range. Further, the space velocity of the gas is in the range of 1000 to 100000 hr -1 , preferably 3000 to 300000 hr -1 . The above catalyst can be used to treat any gas containing nitrogen oxides, but in particular boiler exhaust gas, i.e. 100-1000 ppm nitrogen oxides, mainly nitrogen monoxide, as well as 200-2000 ppm sulfur oxides. It can be suitably used to remove nitrogen oxides from exhaust gas containing mainly sulfur dioxide, 1 to 10% by volume of oxygen, 5 to 20% by volume of carbon dioxide, and 5 to 20% by volume of water vapor. I can do it. Effects of the Invention According to the method of the present invention, as described above, since fine particles of silicic acid and at least one selected from a tungsten compound and a molybdenum compound are present in the sol-formed metatitanic acid, these compounds are present in the resulting mixture. It is uniformly dispersed, and when it is fired, the titanium oxide remains in the ungrown anatase crystals due to the action of the above compounds, so the fired product has a large surface area and has remarkable heat resistance. In addition to being improved, it also has excellent mechanical strength after molding. Therefore, the fired titanium oxide product according to the present invention is suitable for use as a support for a catalyst for removing nitrogen oxides, for example. The catalyst for removing nitrogen oxides obtained by using the fired titanium oxide product of the present invention as a carrier has a severe It not only maintains high nitrogen oxide removal activity over a long period of time under the conditions of use, but also has an extremely low oxidation rate of sulfur dioxide to sulfur trioxide, making it a practical and industrial nitrogen oxide removal catalyst. It is excellent as such. EXAMPLES The present invention will be explained below with reference to Examples, but the present invention is not limited to these Examples in any way. The properties of the fired titanium oxide product according to the present invention were evaluated based on the performance of a catalyst for removing nitrogen oxides using the fired product as a carrier. Example 1 A titanium sulfate solution obtained from the titanium oxide manufacturing process using the sulfuric acid method was thermally hydrolyzed to obtain metatitanic acid, and 1 kg of this was taken out as titanium oxide. 80 g of barium chloride (dihydrate) was added to this. The mixture was made into a sol and thoroughly stirred and mixed. Next, fine particle silicic acid "Fine Seal" (registered trademark, Tokuyama Soda Co., Ltd.)
) 200g and ammonium paratungstate
After adding 250 ml of a 10% methylamine solution containing 110 g and thoroughly stirring and mixing, the mixture was dried at 100°C for 12 hours and further calcined at 500°C for 3 hours. This fired product was pulverized using a sample mill to adjust the particle size. Add an appropriate amount of water to this, knead it, and then extrude it into a lattice-shaped molded product using an extruder.
It was dried by heating to 100°C, and then fired at 500°C for 3 hours to obtain a fired product. This calcined product was used as it was as a catalyst for removing nitrogen oxides. The X-ray spectrum of the fired product thus obtained is shown in FIG. Since the peak is low and broad, it is clear that the anatase crystal remains ungrown. The X-ray spectrum was measured using an X-ray diffractometer RAD-A manufactured by Rigaku Denki Co., Ltd., and the measurement conditions were as follows. Scanning speed 1°/4 minutes full scale 1000cps Time constant 1 second Chart speed 10mm/min Target Copper tube voltage 30KV Tube current 10mA For comparison, the X-ray spectrum of commercially available pigment anatase titanium oxide is shown in Figure 2. . The measurement conditions are the same as above except that the full scale is 4000 cps. Example 2 In Example 1, ammonium molybdate 120 was used instead of ammonium paratungstate.
A baked product was obtained in exactly the same manner as in Example 1, except that 300 ml of a methylamine solution containing g was used. This was used as it was as a catalyst for removing nitrogen oxides. Example 3 A 10% methylamine solution containing 110 g of ammonium paratungstate and 10 g of ammonium metavanadate was added to the powdered calcined product obtained in Example 1.
After adding 250ml and kneading, it was extruded into a lattice-shaped molded product using an extruder, heated from room temperature to 100°C to dry, and then fired at 500°C for 3 hours to support tungsten oxide and vanadium oxide. A catalyst for removing nitrogen oxides was obtained. Example 4 The powdered calcined product obtained in Example 2 was treated in the same manner as in Example 3 to obtain a catalyst for removing nitrogen oxides on which tungsten oxide and vanadium oxide were supported. Comparative Example 1 A fired product was obtained in exactly the same manner as in Example 1, except that metatitanic acid was not sol-formed using barium chloride. This was used as it was as a catalyst for removing nitrogen oxides. Comparative Example 2 In Example 1, metatitanic acid was not sol-formed with barium chloride, and ammonium paratungstate was replaced with ammonium paratungstate in Example 1.
A baked product was obtained in exactly the same manner as in Example 1, except that 300 ml of a methylamine solution containing 120 g of ammonium molybdate was used. This was used as it was as a catalyst for removing nitrogen oxides. Comparative Example 3 An aqueous solution containing 10 g of ammonium metavanadate and 25 g of oxalic acid was added to the fired product obtained in Comparative Example 1, and after thorough kneading, extrusion molding was performed.
After drying at ℃ for 2 hours, baking at 500℃ for 3 hours,
A catalyst for removing nitrogen oxides was obtained. Comparative Example 4 An aqueous solution containing 10 g of ammonium metavanadate and 25 g of oxalic acid was added to the baked product obtained in Comparative Example 2, and after thorough kneading, extrusion molding was performed.
After drying at ℃ for 2 hours, baking at 500℃ for 3 hours,
A nitrogen oxide removal catalyst was obtained. Comparative Example 5 1 kg of the same metatitanic acid as in Example 1 was taken out as titanium oxide, and 80 g of barium chloride (dihydrate) was taken out.
After adding, solizing, stirring and mixing thoroughly,
It was dried at 100°C for 12 hours and then fired at 500°C for 3 hours. This was crushed and the particle size was adjusted. This includes fine particle silicic acid "Fine Seal" (registered trademark, Tokuyama Soda Co., Ltd.)
) 200g and ammonium paratungstate
Add 250ml of a 10% methylamine solution containing 110g, stir and mix thoroughly, then add an appropriate amount of water, knead, extrude into a lattice-shaped product using an extruder, and heat from room temperature to 100℃. and dry, then
The mixture was calcined at 500°C for 3 hours to obtain a catalyst for removing nitrogen oxides. Comparative Example 6 Except for using the fired product obtained in Comparative Example 5,
A nitrogen oxide removal catalyst was obtained in exactly the same manner as in Comparative Example 3. Each of the nitrogen oxide removal catalysts obtained in the above Examples and Comparative Examples contained 200 ppm of nitrogen oxides and ammonia.
200ppm, 10% water vapor, 12% carbon dioxide, 800ppm sulfur dioxide, and the balance nitrogen are brought into contact at a temperature of 380℃ and a space velocity of 5000hr -1 .
The nitrogen oxide (NOx) removal rate and sulfur dioxide (SO 2 ) oxidation rate were measured. The results are shown in Table 1.
Note that the nitrogen oxide removal rate (%) and the sulfur dioxide oxidation rate (%) were determined by the following formulas. Nitrogen oxide removal rate (%) = (catalyst layer inlet NOx concentration - catalyst layer outlet NOx concentration) / (catalyst layer inlet NOx
concentration) x 100 Sulfur dioxide oxidation rate (%) = (catalyst layer inlet SO 2 concentration - catalyst layer outlet SO 2 concentration) / (catalyst layer inlet (SO 2
+SO 3 ) concentration) x 100

【表】 以上の結果から明らかなように、本発明による
酸化チタン焼成品を担体とする触媒によれば、窒
素酸化物除去率が高い一方、二酸化イオウ酸化率
は低く、ガス混合物中の窒素酸化物を除去する際
に三酸化イオウの生成に基づく不利益を除くこと
ができる。
[Table] As is clear from the above results, the catalyst using the calcined titanium oxide product of the present invention as a carrier has a high nitrogen oxide removal rate, but a low sulfur dioxide oxidation rate. Disadvantages due to the formation of sulfur trioxide when removing substances can be eliminated.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図は、本発明の方法により得られる酸化チ
タン焼成品のX線スペクトルを示し、第2図は、
比較のための顔料酸化チタンのX線スペクトルを
示す。
Figure 1 shows the X-ray spectrum of the fired titanium oxide product obtained by the method of the present invention, and Figure 2 shows the
The X-ray spectrum of pigment titanium oxide is shown for comparison.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 ゾル化したメタチタン酸に、(a)微粒子ケイ酸
と、(b)酸化タングステン、焼成によつて酸化タン
グステンを形成するタングステン化合物、酸化モ
リブデン及び焼成によつて酸化モリブデンを形成
するモリブデン化合物から選ばれる少なくとも1
種の化合物を添加し、混合し、これを焼成するこ
とを特徴とする酸化チタン焼成品の製造方法。
1 To the sol-formed metatitanic acid, (a) fine particle silicic acid, (b) tungsten oxide, a tungsten compound that forms tungsten oxide upon firing, molybdenum oxide, and a molybdenum compound that forms molybdenum oxide upon firing. at least 1
A method for producing a fired titanium oxide product, which comprises adding a seed compound, mixing it, and firing it.
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