JPH0442260Y2 - - Google Patents
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- JPH0442260Y2 JPH0442260Y2 JP1986148490U JP14849086U JPH0442260Y2 JP H0442260 Y2 JPH0442260 Y2 JP H0442260Y2 JP 1986148490 U JP1986148490 U JP 1986148490U JP 14849086 U JP14849086 U JP 14849086U JP H0442260 Y2 JPH0442260 Y2 JP H0442260Y2
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- JP
- Japan
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- chain
- movable frame
- rear movable
- attached
- frame
- Prior art date
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- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 5
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Drives For Endless Conveyors (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、コンベヤにおけるテークアツプ装
置に関する。
置に関する。
従来の技術
一般に、テークアツプ装置は、複動式コンベヤ
におけるパワー・チエンに一定に張力を与えるも
のであり、この装置は搬送経路に起伏が多くかつ
搬送ピツチにバラツキが生じ易い経路を有する可
変速の複動式コンベヤ・ラインに使用されてい
る。従来のテークアツプ装置は、カウンター・ウ
エイトとばねによつてパワー・チエンの張力を一
定に保持していた(例えば実開昭58−41716号公
報参照)。
におけるパワー・チエンに一定に張力を与えるも
のであり、この装置は搬送経路に起伏が多くかつ
搬送ピツチにバラツキが生じ易い経路を有する可
変速の複動式コンベヤ・ラインに使用されてい
る。従来のテークアツプ装置は、カウンター・ウ
エイトとばねによつてパワー・チエンの張力を一
定に保持していた(例えば実開昭58−41716号公
報参照)。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、このような従来のテークアツプ
装置では、コンベヤ・ライン上に例えば乾燥オー
ブン等が設けられている場合、オーブンの稼動を
停止すると、パワー・チエンの縮みが非常に大き
く、テークアツプ装置に過負荷が作用して、これ
に充分対応することができず、テークアツプ装置
が損傷を受けるという問題があつた。
装置では、コンベヤ・ライン上に例えば乾燥オー
ブン等が設けられている場合、オーブンの稼動を
停止すると、パワー・チエンの縮みが非常に大き
く、テークアツプ装置に過負荷が作用して、これ
に充分対応することができず、テークアツプ装置
が損傷を受けるという問題があつた。
ところで、このような環境温度の激しく変化す
る用途等に使用するチエン駆動のコンベヤにおい
て、チエンの折り返しレールを有しかつ第1次カ
ウンター・ウエイトを科した可動フレームと、そ
のコンベヤ本体の側にチエン貫通ガイドを設け、
かつ第2次カウンター・ウエイトを科した可動フ
レームとを、両者の間に可調整距離をへだて直列
に並設したテークアツプ装置は、既に知られてい
た(例えば特公昭46−31496号公報参照)。
る用途等に使用するチエン駆動のコンベヤにおい
て、チエンの折り返しレールを有しかつ第1次カ
ウンター・ウエイトを科した可動フレームと、そ
のコンベヤ本体の側にチエン貫通ガイドを設け、
かつ第2次カウンター・ウエイトを科した可動フ
レームとを、両者の間に可調整距離をへだて直列
に並設したテークアツプ装置は、既に知られてい
た(例えば特公昭46−31496号公報参照)。
しかしながら、このような従来のテークアツプ
装置では、第1次可動フレームと第2次可動フレ
ームとの間にクツシヨン機構が設けられていない
ので、テークアツプ装置に過負荷が作用して、第
1次可動フレームおよびこれに科された第1次カ
ウンター・ウエイトによつて対応できなくなつた
場合には、第1次可動フレームが第2次可動フレ
ームに激しく衝突して、衝撃音が生じるおそれが
あるという問題があつた。また第2次可動フレー
ムは、テークアツプ装置に過負荷が作用した場合
にのみ作用するだけであるにもかゝわらず、第2
次カウンター・ウエイトがそのまゝ科せられてい
るので、第2次可動フレームと第2次カウンタ
ー・ウエイトとを連結するワイヤーロープないし
チエンに常時ウエイトによる負荷が作用し、該ワ
イヤーロープないしチエンが伸び切るおそれがあ
り、耐久性に劣るという問題があつた。さらに第
1次可動フレームと第2次可動フレームによる負
荷の設定がいずれもウエイトの調節によるもので
あるので、その設定が面倒であり、しかも第2次
可動フレーム側の第2次カウンター・ウエイト
は、第1次カウンター・ウエイトとは別個独立の
ものであり、通常のパワー・チエンに一定の張力
を与えてそのたるみを防止するためには、第2次
カウンター・ウエイトが全く寄与しないので、第
1次カウンター・ウエイトの軽量化を計ることが
できないという問題があつた。
装置では、第1次可動フレームと第2次可動フレ
ームとの間にクツシヨン機構が設けられていない
ので、テークアツプ装置に過負荷が作用して、第
1次可動フレームおよびこれに科された第1次カ
ウンター・ウエイトによつて対応できなくなつた
場合には、第1次可動フレームが第2次可動フレ
ームに激しく衝突して、衝撃音が生じるおそれが
あるという問題があつた。また第2次可動フレー
ムは、テークアツプ装置に過負荷が作用した場合
にのみ作用するだけであるにもかゝわらず、第2
次カウンター・ウエイトがそのまゝ科せられてい
るので、第2次可動フレームと第2次カウンタ
ー・ウエイトとを連結するワイヤーロープないし
チエンに常時ウエイトによる負荷が作用し、該ワ
イヤーロープないしチエンが伸び切るおそれがあ
り、耐久性に劣るという問題があつた。さらに第
1次可動フレームと第2次可動フレームによる負
荷の設定がいずれもウエイトの調節によるもので
あるので、その設定が面倒であり、しかも第2次
可動フレーム側の第2次カウンター・ウエイト
は、第1次カウンター・ウエイトとは別個独立の
ものであり、通常のパワー・チエンに一定の張力
を与えてそのたるみを防止するためには、第2次
カウンター・ウエイトが全く寄与しないので、第
1次カウンター・ウエイトの軽量化を計ることが
できないという問題があつた。
この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、コンベヤ・ライン上に乾燥オーブン等が設
置されていて、パワー・チエンの縮みにより過負
荷が作用したような場合にも、これに対応し得る
充分な張力をかけることができ、さらにパワー・
チエンに急激な張力がかゝつてもこれを吸収する
ことができて、テークアツプ装置の破壊を、いわ
ば3段階で、確実に防止し得、またコンベヤ・ラ
インの通常の搬送状態におけるパワー・チエンの
通常の負荷に対しても、流体圧シリンダによつて
同時に補助圧力をかけることができて、カウンタ
ー・ウエイトの軽量化を計ることができるととも
に、緊張用第2線材の伸びを防止し得て、耐久性
にすぐれており、またパワー・チエンに急激な張
力がかゝつても、前後部可動フレーム同志が互い
に衝突するようなことがなく、さらに可動フレー
ムに対する負荷の設定が容易である、コンベヤに
おけるテークアツプ装置を提供しようとするにあ
る。
決し、コンベヤ・ライン上に乾燥オーブン等が設
置されていて、パワー・チエンの縮みにより過負
荷が作用したような場合にも、これに対応し得る
充分な張力をかけることができ、さらにパワー・
チエンに急激な張力がかゝつてもこれを吸収する
ことができて、テークアツプ装置の破壊を、いわ
ば3段階で、確実に防止し得、またコンベヤ・ラ
インの通常の搬送状態におけるパワー・チエンの
通常の負荷に対しても、流体圧シリンダによつて
同時に補助圧力をかけることができて、カウンタ
ー・ウエイトの軽量化を計ることができるととも
に、緊張用第2線材の伸びを防止し得て、耐久性
にすぐれており、またパワー・チエンに急激な張
力がかゝつても、前後部可動フレーム同志が互い
に衝突するようなことがなく、さらに可動フレー
ムに対する負荷の設定が容易である、コンベヤに
おけるテークアツプ装置を提供しようとするにあ
る。
課題を解決するための手段
この考案は、上記の目的を達成するために、固
定フレームの左右両側に案内レールが備えられ、
これらの案内レールに前後一対の可動フレームが
相互に所定間隔をおいて前後動自在に保持され、
後部可動フレームに、無端状パワー・チエンの折
返し部が巻き掛けられたチエン・スプロケツトが
水平状に取り付けられ、後部可動フレームに平面
よりみて略U形の可動パワー・レール部材が無端
状パワー・チエンの折返し部に沿うように取り付
けられて、これの左右両直線部が固定側パワー・
レールの左右両端部にスライド自在に接続され、
後部可動フレームに、パワー・チエンに張力をか
けるウエイトが緊張用第1線材を介して連結され
ているコンベヤにおけるテークアツプ装置におい
て、前後両可動フレーム同志がクツシヨン機構を
介して連結され、固定フレームに、ブレーキ付き
流体圧シリンダがこれのピストン・ロツドを後方
に向けて取り付けられ、該シリンダのピストン・
ロツドの先端と前部可動フレームとが緊張用第2
線材によつて連結され、固定フレームおよび後部
可動フレームに、コンベヤ・ラインにおけるパワ
ー・チエンの過負荷による張力に基づく後部可動
フレームの前進を検知してブレーキ付き流体圧シ
リンダを作動せしめる検知装置が取り付けられて
いる、コンベヤにおけるテークアツプ装置を要旨
としている。
定フレームの左右両側に案内レールが備えられ、
これらの案内レールに前後一対の可動フレームが
相互に所定間隔をおいて前後動自在に保持され、
後部可動フレームに、無端状パワー・チエンの折
返し部が巻き掛けられたチエン・スプロケツトが
水平状に取り付けられ、後部可動フレームに平面
よりみて略U形の可動パワー・レール部材が無端
状パワー・チエンの折返し部に沿うように取り付
けられて、これの左右両直線部が固定側パワー・
レールの左右両端部にスライド自在に接続され、
後部可動フレームに、パワー・チエンに張力をか
けるウエイトが緊張用第1線材を介して連結され
ているコンベヤにおけるテークアツプ装置におい
て、前後両可動フレーム同志がクツシヨン機構を
介して連結され、固定フレームに、ブレーキ付き
流体圧シリンダがこれのピストン・ロツドを後方
に向けて取り付けられ、該シリンダのピストン・
ロツドの先端と前部可動フレームとが緊張用第2
線材によつて連結され、固定フレームおよび後部
可動フレームに、コンベヤ・ラインにおけるパワ
ー・チエンの過負荷による張力に基づく後部可動
フレームの前進を検知してブレーキ付き流体圧シ
リンダを作動せしめる検知装置が取り付けられて
いる、コンベヤにおけるテークアツプ装置を要旨
としている。
作 用
上記テークアツプ装置によれば、コンベヤの通
常の搬送状態では、コンベヤ・ラインの起伏によ
りあるいは被搬送物の荷重によるパワー・チエン
の通常の負荷に対しては、カウンター・ウエイト
の重量に基づく張力をパワー・チエンに与えるこ
とにより、これのたるみを防止する。この場合、
ブレーキ付き流体圧シリンダによつて同時に例え
ば1〜3Kg/cm2の補助圧力をかけることができ
る。このように、パワー・チエンに一定の張力を
与えてチエンの通常のたるみを防止するためにも
ブレーキ付き流体圧シリンダが寄与するため、カ
ウンター・ウエイトの軽量化を計ることができ
る。
常の搬送状態では、コンベヤ・ラインの起伏によ
りあるいは被搬送物の荷重によるパワー・チエン
の通常の負荷に対しては、カウンター・ウエイト
の重量に基づく張力をパワー・チエンに与えるこ
とにより、これのたるみを防止する。この場合、
ブレーキ付き流体圧シリンダによつて同時に例え
ば1〜3Kg/cm2の補助圧力をかけることができ
る。このように、パワー・チエンに一定の張力を
与えてチエンの通常のたるみを防止するためにも
ブレーキ付き流体圧シリンダが寄与するため、カ
ウンター・ウエイトの軽量化を計ることができ
る。
そして、例えばコンベヤ・ライン上に乾燥オー
ブンなどが設置されていて、オーブンの稼動を停
止したような場合には、パワー・チエンの縮みに
よつて該チエンに大きな張力がかゝつて、ウエイ
トが上昇せしめられ、もはやウエイトだけでは張
力に対応できなくなつたときに、後部可動フレー
ムの前進を検知装置が検知し、その信号によりブ
レーキ付き流体圧シリンダのブレーキが作動する
とともに、シリンダに圧搾空気を導入して例えば
5〜6Kg/cm2の圧力をかけ、張力に対抗すること
により、テークアツプ装置の破壊を防止すること
ができる。
ブンなどが設置されていて、オーブンの稼動を停
止したような場合には、パワー・チエンの縮みに
よつて該チエンに大きな張力がかゝつて、ウエイ
トが上昇せしめられ、もはやウエイトだけでは張
力に対応できなくなつたときに、後部可動フレー
ムの前進を検知装置が検知し、その信号によりブ
レーキ付き流体圧シリンダのブレーキが作動する
とともに、シリンダに圧搾空気を導入して例えば
5〜6Kg/cm2の圧力をかけ、張力に対抗すること
により、テークアツプ装置の破壊を防止すること
ができる。
さらにまた、パワー・チエンに急激な張力が
かゝつて後部可動フレームが急に前進せしめられ
た場合には、一対の流体圧シリンダよりなるクツ
シヨン機構によりその張力が吸収され、やはりテ
ークアツプ装置の破壊を防止することができ、結
局、いわば3段階で、テークアツプ装置の破壊を
防止することができるものである。
かゝつて後部可動フレームが急に前進せしめられ
た場合には、一対の流体圧シリンダよりなるクツ
シヨン機構によりその張力が吸収され、やはりテ
ークアツプ装置の破壊を防止することができ、結
局、いわば3段階で、テークアツプ装置の破壊を
防止することができるものである。
なお、ブレーキ付き流体圧シリンダのピスト
ン・ロツドの先端と前部可動フレームとを連結す
る緊張用第2線材には、常時は1〜3Kg/cm2の低
い補助圧力が作用するだけであるから、第2線材
が伸び切るおそれがない。
ン・ロツドの先端と前部可動フレームとを連結す
る緊張用第2線材には、常時は1〜3Kg/cm2の低
い補助圧力が作用するだけであるから、第2線材
が伸び切るおそれがない。
また前後両可動フレーム同志がクツシヨン機構
を介して連結されているため、パワー・チエンに
急激な過負荷が作用した場合でも、前後部可動フ
レーム同志が互いに衝突するようなことは全くな
い。
を介して連結されているため、パワー・チエンに
急激な過負荷が作用した場合でも、前後部可動フ
レーム同志が互いに衝突するようなことは全くな
い。
実施例
つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
この明細書において、前後および左右は第1図
を基準とし、前とは第1図左側、後とは同右側、
左とは同図図面紙葉の裏側、右とは同表側をいう
ものとする。
を基準とし、前とは第1図左側、後とは同右側、
左とは同図図面紙葉の裏側、右とは同表側をいう
ものとする。
第1図〜第3図において、1は長方形状の固定
フレームで、これの左右両側枠部が案内レール
2,2となされている。3,4は案内レール2,
2に相互に所定間隔をおいて前後動自在に保持さ
れた前後一対の可動フレームで、前部可動フレー
ム3は平面よりみて略コ形を有し、後部可動フレ
ーム4は平面よりみて略正方形を有していて、そ
れぞれ左右両側部にローラ5を備えている。前後
両可動フレーム3,4はピストン・ロツド6を後
方に向けた左右一対のエア・シリンダ7よりなる
クツシヨン機構を介して相互に所定間隔をあけた
状態に連結されている。8は後部可動フレーム4
に枢軸9によつて水平状に取り付けられかつ無端
状パワー・チエン10の折返し部が巻き掛けられ
たチエン・スプロケツト、11は後部可動フレー
ム4に無端状パワー・チエン10の折返し部に沿
うように取り付けられかつ左右両直線部11a,
11bが固定パワー・レール12の左右両端部1
2a,12b内にスライド自在に接続された平面
よりみて略U形の可動パワー・レール部材であ
る。ここで、固定側パワー・レール12は横断面
I形で、その左右両端部12a,12bの垂直壁
には、長さ方向の長孔45がそれぞれあけられて
いる。一方、可動側パワー・レール部材11の左
右両垂直部11a,11bはそれぞれ表裏一対の
溝形材により構成されていて、両溝形材が長孔4
5に挿通されたボルト46およびこれにねじ合わ
せられたナツト(図示略)とによつてパワー・レ
ール端部12a,12bの垂直壁を両側から挟む
ように連結されている。
フレームで、これの左右両側枠部が案内レール
2,2となされている。3,4は案内レール2,
2に相互に所定間隔をおいて前後動自在に保持さ
れた前後一対の可動フレームで、前部可動フレー
ム3は平面よりみて略コ形を有し、後部可動フレ
ーム4は平面よりみて略正方形を有していて、そ
れぞれ左右両側部にローラ5を備えている。前後
両可動フレーム3,4はピストン・ロツド6を後
方に向けた左右一対のエア・シリンダ7よりなる
クツシヨン機構を介して相互に所定間隔をあけた
状態に連結されている。8は後部可動フレーム4
に枢軸9によつて水平状に取り付けられかつ無端
状パワー・チエン10の折返し部が巻き掛けられ
たチエン・スプロケツト、11は後部可動フレー
ム4に無端状パワー・チエン10の折返し部に沿
うように取り付けられかつ左右両直線部11a,
11bが固定パワー・レール12の左右両端部1
2a,12b内にスライド自在に接続された平面
よりみて略U形の可動パワー・レール部材であ
る。ここで、固定側パワー・レール12は横断面
I形で、その左右両端部12a,12bの垂直壁
には、長さ方向の長孔45がそれぞれあけられて
いる。一方、可動側パワー・レール部材11の左
右両垂直部11a,11bはそれぞれ表裏一対の
溝形材により構成されていて、両溝形材が長孔4
5に挿通されたボルト46およびこれにねじ合わ
せられたナツト(図示略)とによつてパワー・レ
ール端部12a,12bの垂直壁を両側から挟む
ように連結されている。
13は緊張用第1ワイヤロープで、これの一端
は固定フレーム1の後枠部材14に接続されて、
その中間部は後部可動フレーム4後端の水平状プ
ーリ15に折返し状に巻き掛けられるとともに、
さらに固定フレーム1後端の垂直状プーリ16
と、これより上方に配置された垂直状プーリ17
とに巻き掛けられて、他端が昇降自在なウエイト
18に接続されている。19,19はウエイト1
8の左右両側に垂直状に配置された一対の案内バ
ーである。
は固定フレーム1の後枠部材14に接続されて、
その中間部は後部可動フレーム4後端の水平状プ
ーリ15に折返し状に巻き掛けられるとともに、
さらに固定フレーム1後端の垂直状プーリ16
と、これより上方に配置された垂直状プーリ17
とに巻き掛けられて、他端が昇降自在なウエイト
18に接続されている。19,19はウエイト1
8の左右両側に垂直状に配置された一対の案内バ
ーである。
20は固定フレーム1の前部上側に相互に所定
間隔をおいて渡された前後一対の横桟、21はこ
れらの横桟20に前後方向に取り付けられたブレ
ーキ付きエア・シリンダで、これのピストン・ロ
ツド22は後方に向けて突出せしめられている。
23は緊張用第2ワイヤ・ロープで、これの一端
はピストン・ロツド22の先端に接続され、その
中間部は固定フレーム1後端の垂直状プーリ24
に折り返し状に巻き掛けられて、その他端は前部
可動フレーム3にコイルばね26を内蔵した緩衝
部材25を介して接続されている。
間隔をおいて渡された前後一対の横桟、21はこ
れらの横桟20に前後方向に取り付けられたブレ
ーキ付きエア・シリンダで、これのピストン・ロ
ツド22は後方に向けて突出せしめられている。
23は緊張用第2ワイヤ・ロープで、これの一端
はピストン・ロツド22の先端に接続され、その
中間部は固定フレーム1後端の垂直状プーリ24
に折り返し状に巻き掛けられて、その他端は前部
可動フレーム3にコイルばね26を内蔵した緩衝
部材25を介して接続されている。
27はパワー・チエン10の縮み等による過負
荷に基づく後部可動フレーム4の前進を検知して
ブレーキ付きシリンダ21を作動せしめる検知装
置で、これの詳細は第4図と第5図に示されてい
る。
荷に基づく後部可動フレーム4の前進を検知して
ブレーキ付きシリンダ21を作動せしめる検知装
置で、これの詳細は第4図と第5図に示されてい
る。
同図において、28は固定フレーム1の左側案
内レール2の下側に平行状に取り付けられかつ開
口部29を右方に向けて配置された溝形の検知装
置案内用レールで、これには平面よりみて長いコ
形の移動体30が摺動自在に保持されている。3
1は移動体30の右側面に取り付けられたリミツ
ト・スイツチで、これの接触子32は上方に向け
て突出せしめられかつ前後に揺動自在となされて
いる。33は接触子32の後側において移動体3
0の右側面に設けられたボルト取付用突部で、こ
れにはナツト34が固着されるとともに、ナツト
34にねじ合わせられた間隔調節兼移動体後退用
ボルト35がその先端を前方に向けて貫通状に取
り付けられている。36はリミツト・スイツチ3
1とボルト取付用後側突部33との間に設けられ
た移動体前進用前側突部、37は後部可動フレー
ム4の下面後端部に垂下状に設けられた係合板
で、これの下端部はボルト35の先端と突部36
との間に位置せしめられている。38は係合板3
7の前側に設けられた当りで、これの前端と接触
子32の先端との間には一定の間隔が保持されて
いる。39は移動体30の左側面にスペーサ40
を介して取り付けられた板ばねよりなる移動体保
持板で、これの上下両側縁部は検知装置案内用レ
ール28の開口部29の上下両側壁に内側より当
接せしめられている。
内レール2の下側に平行状に取り付けられかつ開
口部29を右方に向けて配置された溝形の検知装
置案内用レールで、これには平面よりみて長いコ
形の移動体30が摺動自在に保持されている。3
1は移動体30の右側面に取り付けられたリミツ
ト・スイツチで、これの接触子32は上方に向け
て突出せしめられかつ前後に揺動自在となされて
いる。33は接触子32の後側において移動体3
0の右側面に設けられたボルト取付用突部で、こ
れにはナツト34が固着されるとともに、ナツト
34にねじ合わせられた間隔調節兼移動体後退用
ボルト35がその先端を前方に向けて貫通状に取
り付けられている。36はリミツト・スイツチ3
1とボルト取付用後側突部33との間に設けられ
た移動体前進用前側突部、37は後部可動フレー
ム4の下面後端部に垂下状に設けられた係合板
で、これの下端部はボルト35の先端と突部36
との間に位置せしめられている。38は係合板3
7の前側に設けられた当りで、これの前端と接触
子32の先端との間には一定の間隔が保持されて
いる。39は移動体30の左側面にスペーサ40
を介して取り付けられた板ばねよりなる移動体保
持板で、これの上下両側縁部は検知装置案内用レ
ール28の開口部29の上下両側壁に内側より当
接せしめられている。
第4図と第5図においては、係合板37がボル
ト35の先端に当接せしめられており、この状態
で例えば後部可動フレーム4が後方に移動する
と、リミツト・スイツチ31を有する移動体30
もこれに伴つて案内用レール28に沿つて後方に
移動する。また逆に後部可動フレーム4がパワ
ー・チエン10の張力によつて前進すると、当り
38が接触子32に当接し、これに基づくリミツ
ト・スイツチ31からの信号によつてブレーキ付
きエア・シリンダ21が作動する。そしてこのと
き係合板37は前側突部36に当接し、後部可動
フレーム4の前進に伴つて移動体30が一緒に前
進する。
ト35の先端に当接せしめられており、この状態
で例えば後部可動フレーム4が後方に移動する
と、リミツト・スイツチ31を有する移動体30
もこれに伴つて案内用レール28に沿つて後方に
移動する。また逆に後部可動フレーム4がパワ
ー・チエン10の張力によつて前進すると、当り
38が接触子32に当接し、これに基づくリミツ
ト・スイツチ31からの信号によつてブレーキ付
きエア・シリンダ21が作動する。そしてこのと
き係合板37は前側突部36に当接し、後部可動
フレーム4の前進に伴つて移動体30が一緒に前
進する。
41はカウンタ・ウエイト18の下限位置を検
出するリミツト・スイツチ、42は同上限位置を
検出するリミツト・スイツチである。また43は
ブレーキ付きエアシリンダ21のピストン・ロツ
ド22の最引込み位置を検出するリミツト・スイ
ツチ、44は同ピストン・ロツド22の最突出位
置を検出するリミツト・スイツチである。
出するリミツト・スイツチ、42は同上限位置を
検出するリミツト・スイツチである。また43は
ブレーキ付きエアシリンダ21のピストン・ロツ
ド22の最引込み位置を検出するリミツト・スイ
ツチ、44は同ピストン・ロツド22の最突出位
置を検出するリミツト・スイツチである。
上記において、コンベヤの通常の搬送状態で
は、コンベヤ・ラインの起伏によりあるいは被搬
送物の荷重によるパワー・チエン10の通常の負
荷に対しては、カウンター・ウエイト18の重量
に基づく張力をパワー・チエン10に与えること
により、これのたるみを防止する。この場合、ブ
レーキ付きエア・シリンダ21によつて同時に1
〜3Kg/cm2の補助圧力をかけておくのが好まし
い。パワー・チエン10の伸縮によつておよびウ
エイト18の作用によつて、後部可動レール4と
前部可動レール3とが一対のエアシリンダ7を介
して一定の間隔を保持した状態で後退あるいは前
進するとともに、可動側パワー・レール11の左
右両直線部11a,11bが固定側パワー・レー
ル12の左右両端部12a,12b内にスライド
し、全体としてパワー・レールも伸縮する。
は、コンベヤ・ラインの起伏によりあるいは被搬
送物の荷重によるパワー・チエン10の通常の負
荷に対しては、カウンター・ウエイト18の重量
に基づく張力をパワー・チエン10に与えること
により、これのたるみを防止する。この場合、ブ
レーキ付きエア・シリンダ21によつて同時に1
〜3Kg/cm2の補助圧力をかけておくのが好まし
い。パワー・チエン10の伸縮によつておよびウ
エイト18の作用によつて、後部可動レール4と
前部可動レール3とが一対のエアシリンダ7を介
して一定の間隔を保持した状態で後退あるいは前
進するとともに、可動側パワー・レール11の左
右両直線部11a,11bが固定側パワー・レー
ル12の左右両端部12a,12b内にスライド
し、全体としてパワー・レールも伸縮する。
そして、例えばコンベヤ・ライン上に乾燥オー
ブンなどが設置されていて、オーブンの稼動を停
止したような場合には、パワー・チエン10の縮
みによつて該チエン10に大きな張力がかゝつ
て、ウエイト18が上昇せしめられ、もはやウエ
イト18だけでは張力に対応できなくなつたとき
に、後部可動フレーム4の前進を上記検知装置2
7が検知して、これのリミツト・スイツチ31か
らの信号によりブレーキ付きエアシリンダ21の
ブレーキが作動するとともに、シリンダ21に圧
搾空気を導入して5〜6Kg/cm2の圧力をかけ、張
力に対抗することにより、テークアツプ装置の破
壊を防止するものである。
ブンなどが設置されていて、オーブンの稼動を停
止したような場合には、パワー・チエン10の縮
みによつて該チエン10に大きな張力がかゝつ
て、ウエイト18が上昇せしめられ、もはやウエ
イト18だけでは張力に対応できなくなつたとき
に、後部可動フレーム4の前進を上記検知装置2
7が検知して、これのリミツト・スイツチ31か
らの信号によりブレーキ付きエアシリンダ21の
ブレーキが作動するとともに、シリンダ21に圧
搾空気を導入して5〜6Kg/cm2の圧力をかけ、張
力に対抗することにより、テークアツプ装置の破
壊を防止するものである。
さらにまた、パワー・チエン10に急激な張力
がかゝつて後部可動フレーム4が急に前進せしめ
られた場合には、一対のエア・シリンダ7よりな
るクツシヨン機構によりその張力が吸収され、や
はりテークアツプ装置の破壊を防止することがで
きる。
がかゝつて後部可動フレーム4が急に前進せしめ
られた場合には、一対のエア・シリンダ7よりな
るクツシヨン機構によりその張力が吸収され、や
はりテークアツプ装置の破壊を防止することがで
きる。
考案の効果
この考案は、上述のように、固定フレームの左
右両側に案内レールが備えられ、これらの案内レ
ールに前後一対の可動フレームが相互に所定間隔
をおいて前後動自在に保持され、後部可動フレー
ムに、無端状パワー・チエンの折返し部が巻き掛
けられたチエン・スプロケツトが水平状に取り付
けられ、後部可動フレームに平面よりみて略U形
の可動パワー・レール部材が無端状パワー・チエ
ンの折返し部に沿うように取り付けられて、これ
の左右両直線部が固定側パワー・レールの左右両
端部にスライド自在に接続され、後部可動フレー
ムに、パワー・チエンに張力をかけるウエイトが
緊張用第1線材を介して連結されているコンベヤ
におけるテークアツプ装置において、前後両可動
フレーム同志がクツシヨン機構を介して連結さ
れ、固定フレームに、ブレーキ付き流体圧シリン
ダがこれのピストン・ロツドを後方に向けて取り
付けられ、該シリンダのピストン・ロツドの先端
と前部可動フレームとが緊張用第2線材によつて
連結され、固定フレームおよび後部可動フレーム
に、コンベヤ・ラインにおけるパワー・チエンの
過負荷による張力に基づく後部可動フレームの前
進を検知してブレーキ付き流体圧シリンダを作動
せしめる検知装置が取り付けられているもので、
コンベヤ・ラインの通常の搬送状態におけるパワ
ー・チエンの通常の負荷に対しては、カウンタ
ー・ウエイトの重量に基づく張力をパワー・チエ
ンに与えることにより、これのたるみを防止し得
るのは、従来と同じであるが、この場合、ブレー
キ付き流体圧シリンダによつて同時に例えば1〜
3Kg/cm2の補助圧力をかけることができ、このよ
うに、パワー・チエンの通常のたるみを防止する
さいにもブレーキ付き流体圧シリンダが寄与する
ため、カウンター・ウエイトの軽量化を計ること
ができる。
右両側に案内レールが備えられ、これらの案内レ
ールに前後一対の可動フレームが相互に所定間隔
をおいて前後動自在に保持され、後部可動フレー
ムに、無端状パワー・チエンの折返し部が巻き掛
けられたチエン・スプロケツトが水平状に取り付
けられ、後部可動フレームに平面よりみて略U形
の可動パワー・レール部材が無端状パワー・チエ
ンの折返し部に沿うように取り付けられて、これ
の左右両直線部が固定側パワー・レールの左右両
端部にスライド自在に接続され、後部可動フレー
ムに、パワー・チエンに張力をかけるウエイトが
緊張用第1線材を介して連結されているコンベヤ
におけるテークアツプ装置において、前後両可動
フレーム同志がクツシヨン機構を介して連結さ
れ、固定フレームに、ブレーキ付き流体圧シリン
ダがこれのピストン・ロツドを後方に向けて取り
付けられ、該シリンダのピストン・ロツドの先端
と前部可動フレームとが緊張用第2線材によつて
連結され、固定フレームおよび後部可動フレーム
に、コンベヤ・ラインにおけるパワー・チエンの
過負荷による張力に基づく後部可動フレームの前
進を検知してブレーキ付き流体圧シリンダを作動
せしめる検知装置が取り付けられているもので、
コンベヤ・ラインの通常の搬送状態におけるパワ
ー・チエンの通常の負荷に対しては、カウンタ
ー・ウエイトの重量に基づく張力をパワー・チエ
ンに与えることにより、これのたるみを防止し得
るのは、従来と同じであるが、この場合、ブレー
キ付き流体圧シリンダによつて同時に例えば1〜
3Kg/cm2の補助圧力をかけることができ、このよ
うに、パワー・チエンの通常のたるみを防止する
さいにもブレーキ付き流体圧シリンダが寄与する
ため、カウンター・ウエイトの軽量化を計ること
ができる。
また、例えばコンベヤ・ライン上の乾燥オーブ
ンの稼動を停止した場合に、もはやカウンター・
ウエイトだけではパワー・チエンの張力に対応で
きなくなつたとき、後部可動フレームの前進を検
知装置が検知し、その信号によりブレーキ付き流
体圧シリンダのブレーキが作動して、テークアツ
プ装置の破壊を防止することができ、さらにパワ
ー・チエンに急激な張力がかゝつて後部可動フレ
ームが急に前進せしめられた場合には、前後部可
動フレーム同志を連結するクツシヨン機構により
その張力が吸収され、やはりテークアツプ装置の
破壊を防止することができ、結局、いわば3段階
で、テークアツプ装置の破壊を防止することがで
きる。
ンの稼動を停止した場合に、もはやカウンター・
ウエイトだけではパワー・チエンの張力に対応で
きなくなつたとき、後部可動フレームの前進を検
知装置が検知し、その信号によりブレーキ付き流
体圧シリンダのブレーキが作動して、テークアツ
プ装置の破壊を防止することができ、さらにパワ
ー・チエンに急激な張力がかゝつて後部可動フレ
ームが急に前進せしめられた場合には、前後部可
動フレーム同志を連結するクツシヨン機構により
その張力が吸収され、やはりテークアツプ装置の
破壊を防止することができ、結局、いわば3段階
で、テークアツプ装置の破壊を防止することがで
きる。
しかも、ブレーキ付き流体圧シリンダのピスト
ン・ロツドの先端と前部可動フレームとを連結す
る緊張用第2線材には、常時は1〜3Kg/cm2の低
い補助圧力が作用するだけであるから、第2線材
が伸び切るおそれがなく、耐久性にすぐれてい
る。
ン・ロツドの先端と前部可動フレームとを連結す
る緊張用第2線材には、常時は1〜3Kg/cm2の低
い補助圧力が作用するだけであるから、第2線材
が伸び切るおそれがなく、耐久性にすぐれてい
る。
また前後両可動フレーム同志がクツシヨン機構
を介して連結されているため、パワー・チエンに
急激な過負荷が作用した場合でも、前後部可動フ
レーム同志が互いに衝突するようなことは全くな
い。
を介して連結されているため、パワー・チエンに
急激な過負荷が作用した場合でも、前後部可動フ
レーム同志が互いに衝突するようなことは全くな
い。
さらに前部可動フレームに対する負荷の設定、
並びに後部可動フレームに対する補助圧力の設定
が、いずれもの流体圧シリンダにおける圧力の調
節によるものであるので、その設定が容易である
という効果を奏する。
並びに後部可動フレームに対する補助圧力の設定
が、いずれもの流体圧シリンダにおける圧力の調
節によるものであるので、その設定が容易である
という効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は本考案装置の部分切欠き右側面図、第2図は同
平面図、第3図は第1図−線に沿う平面図、
第4図は検知装置部分の一部切欠き要部拡大右側
面図、第5図は第4図−線に沿う拡大断面図
である。 1……固定フレーム、2……案内レール、3…
…前部可動フレーム、4……後部可動フレーム、
7……エア・シリンダ(クツシヨン機構)、8…
…チエン・スプロケツト、10……パワー・チエ
ン、11……可動側パワー・レール、11a,1
1b……左右両直線部、12……固定側パワー・
レール、13……ワイヤ・ロープ(緊張用第1線
材)、18……カウンタ・ウエイト、21……ブ
レーキ付きエアシリンダ、22……ピストン・ロ
ツド、23……ワイヤ・ロープ(緊張用第2線
材)、27……検知装置。
は本考案装置の部分切欠き右側面図、第2図は同
平面図、第3図は第1図−線に沿う平面図、
第4図は検知装置部分の一部切欠き要部拡大右側
面図、第5図は第4図−線に沿う拡大断面図
である。 1……固定フレーム、2……案内レール、3…
…前部可動フレーム、4……後部可動フレーム、
7……エア・シリンダ(クツシヨン機構)、8…
…チエン・スプロケツト、10……パワー・チエ
ン、11……可動側パワー・レール、11a,1
1b……左右両直線部、12……固定側パワー・
レール、13……ワイヤ・ロープ(緊張用第1線
材)、18……カウンタ・ウエイト、21……ブ
レーキ付きエアシリンダ、22……ピストン・ロ
ツド、23……ワイヤ・ロープ(緊張用第2線
材)、27……検知装置。
Claims (1)
- 固定フレーム1の左右両側に案内レール2,2
が備えられ、これらの案内レール2,2に前後一
対の可動フレーム3,4が相互に所定間隔をおい
て前後動自在に保持され、後部可動フレーム4
に、無端状パワー・チエン10の折返し部が巻き
掛けられたチエン・スプロケツト8が水平状に取
り付けられ、後部可動フレーム4に平面よりみて
略U形の可動パワー・レール部材11が無端状パ
ワー・チエン10の折返し部に沿うように取り付
けられて、これの左右両直線部11a,11bが
固定側パワー・レール12の左右両端部12a,
12bにスライド自在に接続され、後部可動フレ
ーム4に、パワー・チエン10に張力をかけるウ
エイト18が緊張用第1線材13を介して連結さ
れているコンベヤにおけるテークアツプ装置にお
いて、前後両可動フレーム3,4同志がクツシヨ
ン機構7を介して連結され、固定フレーム1に、
ブレーキ付き流体圧シリンダ21がこれのピスト
ン・ロツド22を後方に向けて取り付けられ、該
シリンダ21のピストン・ロツド22の先端と前
部可動フレーム3とが緊張用第2線材23によつ
て連結され、固定フレーム1および後部可動フレ
ーム4に、コンベヤ・ラインにおけるパワー・チ
エン10の過負荷による張力に基づく後部可動フ
レーム4の前進を検知してブレーキ付き流体圧シ
リンダ21を作動せしめる検知装置27が取り付
けられている、コンベヤにおけるテークアツプ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986148490U JPH0442260Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986148490U JPH0442260Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356114U JPS6356114U (ja) | 1988-04-14 |
JPH0442260Y2 true JPH0442260Y2 (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=31062807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986148490U Expired JPH0442260Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0442260Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841716B2 (ja) * | 1976-04-27 | 1983-09-13 | ソニー株式会社 | 他励式ダイナミツクスピ−カ− |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841716U (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | 大福工営株式会社 | 無端帯状体のテ−クアップ機構 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP1986148490U patent/JPH0442260Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841716B2 (ja) * | 1976-04-27 | 1983-09-13 | ソニー株式会社 | 他励式ダイナミツクスピ−カ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356114U (ja) | 1988-04-14 |
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