JPH0442192Y2 - - Google Patents

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JPH0442192Y2
JPH0442192Y2 JP14265088U JP14265088U JPH0442192Y2 JP H0442192 Y2 JPH0442192 Y2 JP H0442192Y2 JP 14265088 U JP14265088 U JP 14265088U JP 14265088 U JP14265088 U JP 14265088U JP H0442192 Y2 JPH0442192 Y2 JP H0442192Y2
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grip
opening
vehicle
frame
peripheral edge
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、吊り天井本体が張られた車体ルーフ
に装着されるアシストグリツプ装置に関する。
「従来の技術」 従来のアシストグリツプ装置としては、例え
ば、第5図から第7図にそれぞれ示すようなもの
がある。
すなわち、第5図には、車体ルーフ1の側部1
aにバー型のグリツプ本体2を単に固設したもの
が示されている。
第6図には、車体ルーフ1の側部1aに一対の
支持ブラケツト3,3が固設され、支持ブラケツ
ト3によりグリツプ本体4の両端部が出入れ可能
に支持され、それにより、グリツプ本体4中央の
握り部5が車室内側へ突出する使用状態と、側部
1aに沿つて格納される収納状態とに出没可能な
ものが示されている。
第7図には、車体ルーフ1の側部1aにグリツ
プ本体6格納用の凹部1bが形成され、グリツプ
本体6がその基端部を中心にして格納用の凹部1
bに収納される収納状態と、その握り部7を車室
内側に突出した使用状態とに揺動可能に枢支され
たものが示されている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のアシストグリ
ツプ装置では、第5図に示すものにおいては、車
体ルーフ1の側部1aに対して異質なグリツプ本
体1全体が車室内側から見え、見栄えがよくな
く、またグリツプ本体1が車室内側に突出してい
るため、例えば着座者が腕を伸ばしたりする際に
当つたりして使い勝手がよくないという問題点が
あつた。
第6図に示すものにおいては、グリツプ本体4
の握り部5が車体ルーフ1の側部1aに沿つて収
納されるため。伸ばした腕などが当たらず使い勝
手はよくなつているが、収納状態でもグリツプ本
体4全体が見え、見栄えがよくないという問題点
があつた。
第7図に示すものにおいては、前記第6図のも
のと同じように、使い勝手には考慮されている
が、収納状態でもグリツプ6全体が見え、見栄え
がよくないという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされもので、見栄えをよくするとともに、使い
勝手をよくすることができるアシストグリツプ装
置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 吊り天井本体が張られた車体ルーフに装着され
るアシストグリツプ装置において、 ルーフレールにグリツプ本体を固設し、 前記吊り天井本体に前記グリツプ本体の握り部
が覗く開口を開設し、該開口の周縁部に枠体を装
着し、 前記握り部が前記開口を通り車室内側へ相対的
に突出するよう車室内側と反対側に引つ込んだ状
態の前記開口の周縁部が前記握り部に滑らかに連
続する位置に復帰すべく、前記枠体をばね部材で
付勢したことを特徴とするアシストグリツプ装置
に存する。
「作用」 グリツプ本体を使用していない場合において、
吊り成形天井の開口の周縁部がグリツプ本体の握
り部に滑らかに接続しており、グリツプ本体の握
り部の表面のみが車室内側から見えていて、見栄
えがよく、突起感もない。
使用時においては、ばね部材の付勢力に抗して
手で開口の周縁部を車室内側と反対側へ押すと、
枠体が押され、開口の周縁部が車室内側と反対側
へ没入し、相対的に、グリツプ本体の握り部が車
室内側に突出し、そのまま握り部に手を掛けるこ
とができるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図から第4図は本考案の一実施例を示して
いる。
第1図から第3図に示すように、車体ルーフ1
0の側部にはルーフレール11が固設され、ルー
フレール11は吊り天井本体20で車室内A側か
ら覆われている。ルーフレール11と吊り天井本
体20との間には一定の〓間が形成されている。
吊り天井本体20は、塩化ビニールなどの表皮
から成り、アポートワイヤ15により吊られてい
る。吊り天井本体20には所定位置に略矩形状の
開口21開設され、開口21の周縁部22には、
周縁部22の形状保持用の同じく略矩形状の枠体
30が縫着されている。
ルーフレール11には、グリツプ本体40が固
設され、グリツプ本体40の握り部41が吊り天
井本体20側の開口21に嵌入して、開口21の
周縁部22と滑らかに連続するように形成されて
いる。
枠体30の前枠部31から脚体32が前方へ延
ばされ、脚体32の先端部33がルーフレール1
1に固定されている。これと対称的に、枠体30
の後枠部34から脚体35が後方へ延ばされ、脚
体35の先端部36がルーフレール11に固定さ
れている。枠体30と両脚体32,35とは、ば
ね材により一体的に形成されている。枠体30の
上枠部37には係合孔38が穿設されている。
ルーフレール11には、軸受部材16を介して
枢軸17が支持され、枢軸17にはロツク部材5
0が揺動可能に枢支されている。ロツク部材50
の先端部が握り部41の裏の方に延ばされ操作部
52となり、操作部52とルーフレール11との
間には、ロツク部材50を第3図において枢軸1
7を中心にして反時計方向へ付勢する圧縮ばね5
3が装着されている。
ロツク部材50には、枠体30が車室内側と反
対側へ押込まれた際係合孔38に当接し、押され
て第3図において枢軸17を中心にして時計方向
へ揺動して退き、枠体30が所定量押込まれた際
圧縮ばね53の付勢力により反時計方向へ揺動し
て前進し、枠体30を押込んだ位置に保持すべく
係合孔38に嵌合する係合突起51が形成されて
いる。
ロツク部材50の基端部は、係合突起51が係
合孔38に嵌合可能なロツク位置に前進した際ル
ーフレール11に当接するストツパ部54と成つ
ている。
次に作用を説明する。
第3図において、グリツプ本体40を使用して
いない状態では、吊り成形天井20の開口21の
周縁部22がグリツプ本体40の握り部41に滑
らかに連続しており、車室内A側からは、開口2
1を通してグリツプ本体40の握り部41の表面
のみが見えている。
グリツプ本体40を使用する場合において、脚
体32,35の付勢力に抗して吊り成形天井20
の開口21の周縁部22を車室内A側と反対側へ
押すと、枠体30が押され、開口21の周縁部2
2が車室内A側と反対側へ没入する。その没入量
に応じて、グリツプ本体40の握り部41が車室
内A側に露出する。
さらに開口21の周縁部22を車室内A側と反
対側へ押すと、枠体30側の係合孔38の縁部が
ロツク部材50の係合突起51に当接し、圧縮ば
ね53の付勢力に抗して係合突起51を押す。そ
れにより、ロツク部材50が枢軸17を中心にし
て第3図において時計方向へ揺動し、係合孔38
の縁部は係合突起51を押し退けながら車室内A
側と反対側へ移動する。
さらに開口21の周縁部22を車室内A側と反
対側へ押すと、枠体30の係合孔38の縁部が係
合突起51から外れる。それにより、圧縮ばね5
3の付勢力でロツク部材50が反時計方向へ揺動
し、係合突起51が係合孔38に嵌入する。それ
により、第4図に示すように枠体30が没入した
位置に保持され、開口21の周縁部22が大きく
車室内A側と反対側へ凹入した状態に保持され
る。
開口21の周縁部22が車室内A側と反対側へ
凹入した状態では、グリツプ本体40の握り部4
1が大きく車室内A側に露出し、そのままグリツ
プ本体40の握り部41に手を掛けることができ
る。
握り部41から手を外す際には、圧縮ばね53
の付勢力に抗してロツク部材50の操作端部52
を車室内A側と反対側へ押し込むようにする。そ
れにより、ロツク部材50が枢軸17を中心にし
て第4図において時計方向へ揺動し、係合突起5
1が枠体30側の係合孔38から離脱し、枠体3
0が脚体32,35の付勢力により車室内A側へ
移動しようとする。
次に握り部41から手を外せば、枠体30が車
室内A側へ移動し、それにともない、開口21の
周縁部22が握り部41と滑らかに連続する位置
に復帰する。
前記実施例においては、枠体30と脚体32,
35とを一体的に成形したものを示したが、別体
であつてもよい。
また、ロツク部材50をロツク位置に保持すべ
く、圧縮ばね53などを備えたものを示したが、
ロツク部材の重心を考慮すれば、ロツク部材の自
重によりロツク位置に保持するようにできること
はいうまでもない。
前記実施例に係るアシストグリツプ装置によれ
ば、枠体30が握り部41に案内されながら車室
内外方向へ変位するようにしたので、枠体30を
ガイドするものが不要となり、コストを低減する
ことができる。
「考案の効果」 本考案に係るアシストグリツプ装置によれば、
使用する際吊り天井本体を車室内側と反対側に押
込めばグリツプ本体の握り部が相対的に車室内側
に突出し、そのまま握り部を握ることができ、握
り部から手を外せばばね部材の付勢力により吊り
天井本体が握り部に滑らかに連続する位置に復帰
するようにしたので、見栄えをよくするととも
に、使い勝手をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図はアシストグリツプ装置の全体斜視
図、第2図はアシストグリツプ装置の装着状態を
示す全体斜視図、第3図はアシストグリツプ装置
の要部断面図、第4図は同じく要部断面図、第5
図から第7図はそれぞれ別の従来例を示してお
り、第5図はアシストグリツプ装置の装着状態を
示す全体斜視図、第6図はアシストグリツプ装置
の全体斜視図、第7図はアシストグリツプ装置の
要部断面図である。 10……車体ルーフ、11……ルーフレール、
20……吊り天井本体、21……開口、22……
周縁部、30……枠体、32,35……脚体(ば
ね部材)、40……グリツプ本体、41……握り
部、50……ロツク部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 吊り天井本体が張られた車体ルーフに装着され
    るアシストグリツプ装置において、 ルーフレールにグリツプ本体を固設し、 前記吊り天井本体に前記グリツプ本体の握り部
    が覗く開口を開設し、該開口の周縁部に枠体を装
    着し、 前記握り部が前記開口を通り車室内側へ相対的
    に突出するよう車室内側と反対側に引つ込んだ状
    態の前記開口の周縁部が前記握り部に滑らかに連
    続する位置に復帰すべく、前記枠体をばね部材で
    付勢したことを特徴とするアシストグリツプ装
    置。
JP14265088U 1988-10-31 1988-10-31 Expired JPH0442192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14265088U JPH0442192Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14265088U JPH0442192Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

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JPH0263241U JPH0263241U (ja) 1990-05-11
JPH0442192Y2 true JPH0442192Y2 (ja) 1992-10-05

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JP14265088U Expired JPH0442192Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

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