JPH0442095Y2 - - Google Patents

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JPH0442095Y2
JPH0442095Y2 JP18727587U JP18727587U JPH0442095Y2 JP H0442095 Y2 JPH0442095 Y2 JP H0442095Y2 JP 18727587 U JP18727587 U JP 18727587U JP 18727587 U JP18727587 U JP 18727587U JP H0442095 Y2 JPH0442095 Y2 JP H0442095Y2
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flexible tube
mold
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link
tube
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JP18727587U
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JPH0191512U (ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は射出成形機において、往復動する物体
間に接続された油圧ホースや冷却水用ホース等の
可撓管を支持するための可撓管ハンガに関する。
(従来の技術) 例えば射出成形機には、金型を圧締又は開放す
るために固定盤とこの固定盤に対して往復動する
可動盤とが設けられている。
そして、この固定盤及び可動盤のそれぞれに固
定された固定側金型と可動側金型には、型を冷却
したり、或は型の温度を調節するための流体流路
が形成されている。
この流路内に流体を導くために、可動側金型と
固定側金型との間にかけ渡された状態で可撓管が
接続される。
従来のこの種の可撓管は、固定側金型と可動側
金型に取付けられた管接続ブロツクにその両端を
接続し、可動側金型の移動を許容し得るように、
可撓管を長くして自然垂下していた。
(考案が解決しようとする問題点) このように可撓管を自然垂下した場合は、次の
ような問題がある。
即ち、自然垂下した可撓管内に高圧流体(高速
流体)を流した場合に流体の流動衝撃によつて可
撓管が激しく揺れて、管接続ブロツクとの接続部
に大きな力が働き、可撓管の寿命が短くなるとい
う問題がある。
又、可撓管を自然垂下した場合は、その自然垂
下の底部の曲り半径が極度に小さくなり、そのた
めにこの曲り部の流動抵抗が大きくなつて更に流
動衝撃が大きくなる。
又これに加えて、可撓管の自重量及び内部流体
重量が管接続ブロツクとの接続部に加わるので、
上記流動衝撃が発生するとその部分は非常に苛酷
な状態になり、寿命が短くなるという問題があ
る。
(問題を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案は、2本のリ
ンクの一端をそれぞれ別に設けられたヒンジに揺
動自在に取付けると共に他端を可撓管支持具に取
付けた2本のリンクの共通の連結金具に回動可能
に取付けたことを特徴とする。
(作用) このように構成することにより、自然垂下した
可撓管の底部は、2本のリンクによつて支持され
る。又、可動側金型の動きは、2本のリンクの一
端を別々に設けた管接続ブロツクに揺動可能に支
持し、他端を回動可能に共通の連結金具に接続す
ることにより、連結金具側を視点として自由端で
ある管接続ブロツク側が揺動することにより可能
になる。そして、可撓管の揺れは、2本のリンク
により拘束される。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。
第1図において、1は固定側金型、2は往復動
する可動側金型である。図は、可動側金型2が固
定側金型1側に移動した状態を示す。
4は、可動側金型2と固定側金型1のそれぞれ
に取付けられた管接続ブロツクである。5は、管
接続ブロツク4に接続された可撓管であり、例え
ばゴムホース等である。6は、2本のリンクであ
り、その一端は、それぞれの管接続ブロツク4に
取付けられたヒンジ8に揺動可能に取付けられ、
その他端は、可撓管支持具7に取付けられた共通
の連結金具12に回動可能に取付けられている。
このリンク6の取付の一例を第3図及び第4図
を用いて説明すると、この例の場合は、ヒンジ8
とリンク6とは、カシメピン9にて揺動可能に一
体になつている。勿論別体にすることも可能であ
る。そして管接続ブロツク4にボルト10を植設
し、このボルト10にヒンジ8を差し込んでナツ
ト10′にて固定する。これにより、リンク6の
上端は別々に固定される。
次にリンク6の下端は、可撓管5に可撓管支持
具7を取付けて、可撓管5の自然垂下の底部に位
置決めし、次に可撓管支持具7の折り曲げフラン
ジ11に2枚の連結金具12を当てがつて両側よ
りリンク6の端部と一緒に挟み込み、ボルトナツ
ト13にて締結する。
これにより、連結金具12の連結部を頂点と
し、リンク6を二等辺とする三角形状に可撓管5
の中央部を支持した状態になる。
第1図において、リンク6の長さは、可動側金
型2が固定側金型1に閉じた状態における可撓管
5の自然垂下長さよりも短くなるようにし、可撓
管5を支持したときに自然垂下の底部が幾分持ち
上るようにし、かつ可撓管5の材質による弾性力
によつて当該底部が緩やかな曲率になるように
寸法を決定する。この寸法の調整は、例えばリ
ンク6にターンバツクル14を設けて、リンク6
の長さを調整することにより行なわれる。3は導
管である。
以上のように構成した本実施例の作用について
次に説明する。
例えば射出成形機の金型を例に説明すると、先
ず第1図に示すように、固定側金型1に可動側金
型2をスライドして型閉めをし、射出成形する。
この時の可撓管5の底部は、リンク6によつて
支持されていて緩やかな曲率になつている。これ
により、金型の冷却媒体の流動抵抗は減少され
て、可撓管5の底部を流通する際の衝撃力は発生
しない。
又、可撓管5内を高速流で流れる冷却媒体によ
つて可撓管5には、矢印A方向に揺れを生ずる
が、この揺れは、二等辺三角形の二辺を構成する
リンク6の圧縮力又は、引張り力として受け止め
られて、可撓管5の揺れが防止される。又第3図
に示す矢印B方向への揺れも幾分かは発生する
が、リンク6、ヒンジ8等の剛性力及び、可撓管
支持具7に働く可撓管5及びその内部流体の重力
とリンク6に働く引つ張り力とのバランスにより
軽減される。
次に射出成形が完了して型開きする場合は、第
2図に示すように、可動側金型2を固定側金型1
から離れる方向にスライドさせる。
このように可動側金型をスライドすることによ
り、リンク6の管接続ブロツク4側の端部の間が
開く。そして、同じ長さのリンク6により可撓管
5の中央部を可撓管支持具7で支持しているか
ら、可撓管5には無理な力が働かず、かつ、リン
ク6によつて可撓管5の自然垂下の底部を持ち上
げているから、管接続ブロツク4と可撓管5との
接続部には無理な力が加わらず又、可撓管5の自
重及び内部流体の重量が軽減される。
又、管接続ブロツク4と可撓管5との接続部に
働く力は、上述した可撓管5の揺れによるくり返
し荷重及び可撓管5の自重量と内部流体の重量以
外に、可撓管5内を流れる流体の速度エネルギが
作用するが、この速度エネルギは、リンク6の引
張り力としてその大部分を受け止める。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案による射出成形機用可
撓管ハンガによれば、2本のリンクの一端を各別
にヒンジに揺動可能に支持し、他端を可撓管支持
金具に取付けた共通の連結金具に回動可能に連結
して可撓管を支持したので、可動側金型の移動を
許容しながら、管接続ブロツクと可撓管との接続
部に働くくり返し荷重、可撓管の自重及び内部流
体の重量そして内部流体の速度エネルギによる荷
重を2本のリンクで受け持ち、可撓管の寿命を大
巾に延ばすことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例であり、
第1図は、可動側金型が固定側金型に閉じたとき
の可撓管の支持状態を示す側面図、第2図は可動
側金型が固定側金型から離れた時の可撓管の支持
状態を示す側面図、第3図は、ハンガの正面図、
第4図は第3図の左側面図である。 4……管接続ブロツク、5……可撓管、6……
リンク、8……ヒンジ、12……連結金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本のリンクの一端をそれぞれ別に設けられた
    ヒンジに揺動自在に取付けると共に他端を可撓管
    支持具に取付けた2本のリンクの共通の連結金具
    に回動可能に取付けたことを特徴とする射出成形
    機用可撓管ハンガ。
JP18727587U 1987-12-09 1987-12-09 Expired JPH0442095Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18727587U JPH0442095Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18727587U JPH0442095Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0191512U JPH0191512U (ja) 1989-06-15
JPH0442095Y2 true JPH0442095Y2 (ja) 1992-10-05

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ID=31478440

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JP18727587U Expired JPH0442095Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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JP (1) JPH0442095Y2 (ja)

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JPH0191512U (ja) 1989-06-15

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