JPH0442004Y2 - - Google Patents

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JPH0442004Y2
JPH0442004Y2 JP12087186U JP12087186U JPH0442004Y2 JP H0442004 Y2 JPH0442004 Y2 JP H0442004Y2 JP 12087186 U JP12087186 U JP 12087186U JP 12087186 U JP12087186 U JP 12087186U JP H0442004 Y2 JPH0442004 Y2 JP H0442004Y2
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JP
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flushing
hydraulic
valve
reduction
self
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JP12087186U
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JPS6329606U (ja
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  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パイプミル、プレートミル、バーミ
ル、サイザ等圧延機の油圧圧下装置に関するもの
である。
(従来の技術とその問題点) 従来、圧下シリンダを備えたミルの油圧圧下装
置でロールをハウジングごと本体より交換する場
合には、油圧圧下回路を着脱可能に接続してお
り、油圧圧下回路の着脱により配管内にエヤ及び
異物の作動油内混入を生じ、その結果油圧機器の
応答遅れ、バルブの詰りを起こすという欠点があ
つた。
(考案の目的) 本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なしたもので、ハウジングごとロール交換を行な
えるよう構成した圧延機において、エヤ抜き・フ
ラツシング作業を容易かつ確実に行なえるように
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る圧延機の油圧圧下装置は、圧下シ
リンダを設けたハウジングごとロール交換を行な
うよう構成した圧延機において、圧下シリンダの
ハウジング側往き配管にセルフシールカツプリン
グを介して配管接続可能なサーボバルブを含む油
圧圧下回路及び該油圧圧下回路の戻り側と圧下シ
リンダのハウジング側フラツシング用戻り配管側
とをセルフシールカツプリングを介して配管接続
可能なフラツシング用バルブを含むフラツシング
回路を設けたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に沿い説明する。
第1図はパイプミルの概略的構成を示し、図中
1は上ロール、2は下ロールで、ハウジング3内
に上下動可能に設け、かつ、圧下シリンダ4で支
持したロールチヨツク5に枢支されて互に対向配
置されると共に、カツプリング6とスピンドル7
を介して図示しない駆動装置と接続されている。
この上下ロール1,2を支持するロールチヨツク
5間にはロールバランスシリンダ8が設けられて
いる。一方、各圧下シリンダ4には、そのロツド
伸縮量から圧下位置を検出する圧下位置検出器9
が組み込まれている。
第2図は上記パイプミル用油圧圧下回路及びフ
ラツシング回路を示し、図中10はハウジング3
に設けた往き配管で、該配管10の一端にて圧下
シリンダ4の反ロツド側に接続され、他端にはセ
ルフシールカツプリングハーフ11Aが設けられ
ている。12はバルブスタンド13に設けた往き
配管で、該配管12の一端にはセルフシールカツ
プリングハーフ11Bが設けられ、中間には仕切
弁14が設けられると共に、他端はサーボバルブ
15の動作で仕切弁16を介して往き配管17に
より図示しないポンプに接続されるか、或はチエ
ツク弁18を介して戻り配管19により図示しな
いタンクに連通するよう構成されている。前記往
き配管12及び戻り配管19はリリーフバルブ2
0を介して戻り配管21により互に接続されてい
る。
また、22はハウジング3に設けたフラツシン
グ用戻り配管で、該配管22の一端にて圧下シリ
ンダ4の反ロツド側に接続され、他端にはセルフ
シールカツプリングハーフ23Aが設けられてい
る。24はバルブスタンド13に設けた戻り配管
で、該配管24の一端にはセルフシールカツプリ
ングハーフ23Bが設けられ、中間には仕切弁2
5及びフラツシング用バルブ26が設けられると
共に、他端にて前記戻り配管19に接続されてい
る。
(作用) 通常運転時、圧延ライン上のハウジング3に対
してセルフシールカツプリング11Aと11B,
23Aと23Bを連結し、フラツシング用バルブ
26を閉じたままで仕切弁14,16を全開し、
圧下位置検出器9には図示しない制御盤を接続
し、ロールバランスシリンダ8には図示しないセ
ルフシールカツプリングを介して油圧配管に接続
されると共に、圧下シリンダ4にはポンプからサ
ーボバルブ15を経て作動油を供給し、該圧下シ
リンダ4のストロークを圧下位置検出器9を利用
した制御盤によりサーボバルブ15に対しフイー
ドバツク制御するようにしておけば、上ロール1
及びロール2は、所定の位置に圧下制御されるこ
とになる。従つて、かかるロール圧下制御下の複
数ハウジング3内を材料が通過することで管の延
伸圧延工程が行なわれる。
所定ハウジング3のロール1,2をハウジング
ごと交換する場合、ポンプ等を停止し、かつ、仕
切弁16を閉じた後、セルフシールカツプリング
11Aと11B,23Aと23Bを切り離し、圧
下位置検出器9と制御盤の接続、及びロールバラ
ンスシリンダ8と油圧配管の接続を切り離した
後、クレーン等による移動でハウジング3と一緒
にロール交換が行える。
新たなハウジング3をライン上に設置した後、
セルフシールカツプリングハーフ11Aと11
B,23Aと23Bの連結、圧下位置検出器9と
制御盤の接続、ロールバランスシリンダ8と油圧
配管の接続を行なつた後、フラツシング指令信号
でサーボバルブ15を所定開度に開き、かつ、仕
切弁16及びフラツシング用バルブ26を全開さ
せてポンプを運転すると、作動油は、配管17,
12,10,22,24,19内を順次流れ、セ
ルフシールカツプリングハーフ11Aと11B,
23Aと23Bによる配管の着脱で作動油内に混
入したエヤ及び異物は、サーボバルブ15を通過
することなく作動油と共に排出される。従つて、
応答性を悪くするエヤと、サーボバルブ15の詰
まり原因となる異物とが同時に除去される。
このエヤ抜き・フラツシング作業後フラツシン
グ用バルブ26を閉じれば、フラツシング回路2
2〜26に作動油が流れず、サーボバルブ15に
よつて圧下シリンダ4の圧下制御ができるから、
通常運転に移ることが可能となる。
尚、本実施例はパイプミルに適用した例である
が、それ以外のプレートミル、ハーミル、サイザ
等圧延機でも、ハウジング交換を伴う油圧圧下装
置をもつものであれば、本考案を適用できる。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、圧下シリンダのハウジン
グ側往き配管にセルフシールカツプリングを介し
て油圧圧下回路を接続し、かつ、該圧下シリンダ
のハウジング側フラツシング用戻り配管にセルフ
シールカツプリングを介してフラツシング回路に
より油圧圧下回路の戻り側を接続し、ロール交換
後の運転に先立つて圧下シリンダからの作動油を
フラツシング回路を経てタンクに戻すことができ
るから、セルフシールカツプリングによる配管の
着脱で作動油内に混入したエヤ及び異物をサーボ
バルブに通過させずに確実に除去でき、油圧圧下
装置のサーボバルブの故障を防止し、かつ、良好
な応答性を確保し得る。また、フラツシング作業
後、フラツシング回路のフラツシング用バルブを
閉じるだけで圧下シリンダの圧下制御ができ、通
常運転にスムーズに移ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概要図、第2
図は油圧圧下装置の回路図である。 3……ハウジング、4……圧下シリンダ、10
……ハウジング側往き配管、11A,11B……
セルフシールカツプリングハーフ、12,17…
…バルブスタンド側往き配管、13……バルブス
タンド、14,16……仕切弁、15……サーボ
バルブ、19,21……バルブスタンド側戻り配
管、22……ハウジング側フラツシング用戻り配
管、23A,23B……セルフシールカツプリン
グハーフ、24……バルブスタンド側フラツシン
グ用戻り配管、25……仕切弁、26……フラツ
シング用バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧下シリンダを設けたハウジングごとロール交
    換を行うよう構成した圧延機において、圧下シリ
    ンダのハウジング側往き配管にセルフシールカツ
    プリングを介して配管接続可能なサーボバルブを
    含む油圧圧下回路及び該油圧圧下回路の戻り側と
    圧下シリンダのハウジング側フラツシング用戻り
    配管側とをセルフシールカツプリングを介して配
    管接続可能なフラツシング用バルブを含むフラツ
    シング回路を設けたことを特徴とする圧延機の油
    圧圧下装置。
JP12087186U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH0442004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12087186U JPH0442004Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12087186U JPH0442004Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6329606U JPS6329606U (ja) 1988-02-26
JPH0442004Y2 true JPH0442004Y2 (ja) 1992-10-02

Family

ID=31009599

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JP12087186U Expired JPH0442004Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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JPS6329606U (ja) 1988-02-26

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