JPH0441980Y2 - - Google Patents

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JPH0441980Y2
JPH0441980Y2 JP6301785U JP6301785U JPH0441980Y2 JP H0441980 Y2 JPH0441980 Y2 JP H0441980Y2 JP 6301785 U JP6301785 U JP 6301785U JP 6301785 U JP6301785 U JP 6301785U JP H0441980 Y2 JPH0441980 Y2 JP H0441980Y2
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JP
Japan
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rotating body
applicator
screw rod
storage chamber
piston
Prior art date
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Expired
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JP6301785U
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JPS61180773U (ja
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軸筒内の流体収納室に摺動自在に設
けたピストンを前進させて、該流体収納室に収納
される化粧用、筆記用等の液体や粉体を軸筒先端
部の塗布部に供給するようにした塗布具に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 上記に係わる塗布具として、例えば軸筒内の流
体収納室に摺動自在に設けたピストンの後部に螺
子杆を連設し、該螺子杆の長手方向の案内溝に該
螺子杆の回転を規制しつつ長手方向のみの摺動を
可能とし得る突部を係合するとともに、該螺子杆
に螺子部を螺合せる回転体を軸筒に回転自在に配
設してなり、該回転体を軸筒に対して直接或いは
間接的に回転させることで螺子杆を回転体の回転
量に比例して前進させ、該螺子杆前部のピストン
で流体収納室の流体を軸筒先端部の塗布部に加圧
供給するようにしたものが知られている。かよう
な塗布具における前記螺子杆には、ピストンが流
体収納室前端迄摺動するに充分なストロークの螺
子山が螺子杆後端位置迄形成されている。
しかし乍ら、上述せる構造では、ピストンが流
体収納室前端迄前進した位置にあつても回転体の
螺子部が螺子杆後端部の螺子山に螺合しており、
回転体を回転すれば螺子杆を前進することが可能
な状態にあることから、回転体が回し難くなつた
のは、塗布具の故障であり、未だ使用できるもの
と誤認し易く、収納部の流体をペン先に供給せん
として過大な力で回転体を回転することにより、
塗布具の破壊(回転体が軸筒より抜けてしまう)
に到る場合も生じる。この問題はとりわけ軸筒表
面或いは軸筒自体が有色であり、ピストンの位置
が目視にて確認できない場合に応々にして起こり
得る。
(考案の目的) 本考案は上述せる問題に鑑みなされたもので、
ピストンが流体収納室前端迄前進し使用できなく
なつた状態にあつては、回転体を回転しても螺子
杆が前進しないようにして、もはや使用できない
ことを容易に確認できるようなし、使用感良好な
塗布具を提供せんとするものである。
(考案の構成) 以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づき
詳細に説明する。
第1図、第2図において、参照符号1は軸筒2
先端部に取り付けられた塗布部であつて、図示し
た例では多孔質体、繊維集束体等のペン先3にパ
イプ部4を挿入配置せるホルダー5を軸筒2先端
部に圧入固定してなるものを塗布部1として示し
たが、ホルダー5のみをもつて或いは軸筒2先端
部を小径となす等してこれを塗布部1としてもよ
い。6は軸筒2内に設けられ、前記塗布部1と連
通せる流体収納室であつて、該流体収納室6内に
は化粧用、筆記用等の液体や粉体が収納される。
7は前記流体収納室6を摺動自在なピストン8を
前部に備えてなる螺子杆であつて、該螺子杆7外
面には螺子山が刻設されているとともに、第2図
に示す如く、軸筒2内所定位置に配置される回り
止め9の突部10に摺動自在に係合せる長手方向
の案内溝11が形成されている。12は、軸筒2
内面の環状凹溝13に環状突部14を嵌合して軸
筒2に回転自在に配置された筒状の回転体であつ
て、該回転体12は前部内面に設けられた螺子部
15を前記螺子杆7の螺子山に螺合している。即
ち、回転体12を軸筒2に対して回転することで
螺子杆7を該回転体12の回転量に比例して前進
させることができるようになつている。前記せる
螺子杆7外面にはピストン8が流体収納室6前端
迄前進するに充分なストロークの螺子山が形成さ
れているとともに、その後端部には非螺子区帯l
が設けられており、即ちピストン8が流体収納室
6をもはや前進できなくなつた状態では回転体1
2を回転しても回転体12は空転するのみで螺子
杆7はそれ以上前進しないようになつている。
(作用) 以下に上述せる実施例の流体供給動作を説明す
る。
軸筒2後端の回転体12を軸筒2に対して回転
させれば、該回転体12の回転で該回転体12の
螺子部15と螺合せる螺子杆7を該回転量に比例
して前進させることができるので、該螺子杆7前
部のピストン8で流体収納室6に収納される流体
を軸筒2先端部の塗布部1に供給することができ
る。ピストン8が流体収納室6前端迄前進した状
態では、回転体12の螺子部15は非螺子区帯l
に位置することになるので、ここで回転体12を
回転しても螺子杆7は前進することがなく、該回
転体12は空転するのみであるから、不使用状態
を容易に確認することができる。
尚、上述せる実施例では螺子杆と螺合せる回転
体を直接指等で回転させるようなしたものを示し
たが、該回転体を間接的、例えばロータリー機構
やうチエツト機構を用いてノツク手段を介して回
転するようにした塗布具であつても本考案を採用
できることは勿論である。
(考案の効果) 上述せる説明で明らかな如く、本考案では軸筒
に回転自在に配置された回転体を回転すること
で、該回転体の螺子部と螺合せる螺子杆を前進さ
せ前部のピストンで流体収納室内の流体を軸筒先
端部の塗布部に供給するようにした塗布具にあつ
て、前記螺子杆の後端部に非螺子区帯を設けてな
るので、ピストンが流体収納室前端迄前進した状
態では回転体の螺子部は螺子杆の非螺子区帯に位
置することになり、回転体を回転しても螺子杆は
前進することがなく、該回転体は空転するのみで
あるから、回転体が回り難い(回らない)場合に
比し、不使用状態を容易に確認することができ
る。更に、不使用状態において回転体が回り難い
(回らない)構成の塗布具と異なり、回転体に過
大な回転力を加えて塗布具を破壊してしまうとい
つたことも起こり得ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
縦断面図、第2図は第1図のA−A線断面図であ
る。 1……塗布部、2……軸筒、6……流体収納
室、7……螺子杆、8……ピストン、12……回
転体、15……螺子部、l……非螺子区帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸筒2に回転自在に配置された回転体12を回
    転することで、該回転体12の螺子部15と螺合
    する螺子杆7を前進させ前部のピストン8で流体
    収納室6内の流体を軸筒2先端部の塗布部1に供
    給するようにした塗布具にあつて、前記螺子杆7
    の後端部に非螺子区帯lを設けてなることを特徴
    とする塗布具。
JP6301785U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0441980Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6301785U JPH0441980Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6301785U JPH0441980Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61180773U JPS61180773U (ja) 1986-11-11
JPH0441980Y2 true JPH0441980Y2 (ja) 1992-10-02

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ID=30592772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6301785U Expired JPH0441980Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JP (1) JPH0441980Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644321U (ja) * 1987-06-30 1989-01-11
JPH0637773Y2 (ja) * 1988-01-25 1994-10-05 オート株式会社 化粧液容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61180773U (ja) 1986-11-11

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