JPH044191Y2 - - Google Patents
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- JPH044191Y2 JPH044191Y2 JP463082U JP463082U JPH044191Y2 JP H044191 Y2 JPH044191 Y2 JP H044191Y2 JP 463082 U JP463082 U JP 463082U JP 463082 U JP463082 U JP 463082U JP H044191 Y2 JPH044191 Y2 JP H044191Y2
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- Expired
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Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は光源の演色性検査カードに係り、物体
の表面色を比較するときに利用する光源が標準の
光Ｃと合致するかどうか、その光源の演色性を調
べるための検査カードに関するものである。
の表面色を比較するときに利用する光源が標準の
光Ｃと合致するかどうか、その光源の演色性を調
べるための検査カードに関するものである。
色は照明の光の質によつて、様々に変つて見え
る性質をもつている。従つて見本と製品との色を
比較するような場合、その照明条件が正しいかど
うかが重要な要件となつている。
る性質をもつている。従つて見本と製品との色を
比較するような場合、その照明条件が正しいかど
うかが重要な要件となつている。
物体の表面色を正しく判断するときの照明に用
いる光源は日本工業規格（JIS−Z8723）に規定
されているように原則として標準の光Ｃ或はこれ
に準じたもの例えば直射日光をさけた自然光（日
の出３時間後から日没３時間前までの北窓の光）
とされている。企業活動において、我々が色の合
致度を判定する機会は数多くあり、その場合の照
明として標準光源装置を用いることもあるが、必
ずしも標準光源装置の下で色の判定を行なえるも
のではない。このような場合、その照明条件がは
たして適当であるかが、我々にはなかなか判断が
できないという問題点があつた。
いる光源は日本工業規格（JIS−Z8723）に規定
されているように原則として標準の光Ｃ或はこれ
に準じたもの例えば直射日光をさけた自然光（日
の出３時間後から日没３時間前までの北窓の光）
とされている。企業活動において、我々が色の合
致度を判定する機会は数多くあり、その場合の照
明として標準光源装置を用いることもあるが、必
ずしも標準光源装置の下で色の判定を行なえるも
のではない。このような場合、その照明条件がは
たして適当であるかが、我々にはなかなか判断が
できないという問題点があつた。
本考案はかかる問題点を解消することを目的と
してなしたものであり、その要旨は、互いに隣接
する２枚の着色シートＡおよびＢを主体として構
成された光源の演色性検査カードにおいて、該着
色シートＡおよびＢは互に異なる色素を用いて、
標準光源の条件下でマンセル値が同一となり、該
標準光源以外の光源下では着色シートＡ，Ｂ間に
色の差が生ずるように調色して成ることを特徴と
する光源の演色性検査カードである。
してなしたものであり、その要旨は、互いに隣接
する２枚の着色シートＡおよびＢを主体として構
成された光源の演色性検査カードにおいて、該着
色シートＡおよびＢは互に異なる色素を用いて、
標準光源の条件下でマンセル値が同一となり、該
標準光源以外の光源下では着色シートＡ，Ｂ間に
色の差が生ずるように調色して成ることを特徴と
する光源の演色性検査カードである。
すなわち、本考案の光源の演色性検査カードを
検査したい照明条件の下にもつてゆき、その照明
の下で着色シートＡおよびＢの色を見ると、自然
光、標準の光Ｃおよびそれに準じた光源の場合に
は着色シートＡおよびＢとの差は殆んど生じない
が、これらの光源と相違した光源であると着色シ
ートＡおよびＢとの色の差が明確となつて現われ
るように構成されている。
検査したい照明条件の下にもつてゆき、その照明
の下で着色シートＡおよびＢの色を見ると、自然
光、標準の光Ｃおよびそれに準じた光源の場合に
は着色シートＡおよびＢとの差は殆んど生じない
が、これらの光源と相違した光源であると着色シ
ートＡおよびＢとの色の差が明確となつて現われ
るように構成されている。
以下、図面により本考案を具体的に説明する。
第１図の１は本考案の光源の演色性検査カード
であり、着色シートＡとＢが互いに隣接せしめ
て、台紙２に貼付されている。そして前記着色シ
ートＡとＢは例えば下記するように互に異なる色
素を用いて着色したプラスチツクシート或は着色
紙等である。
であり、着色シートＡとＢが互いに隣接せしめ
て、台紙２に貼付されている。そして前記着色シ
ートＡとＢは例えば下記するように互に異なる色
素を用いて着色したプラスチツクシート或は着色
紙等である。
チタンホワイト（アナターゼ型）
ジスアゾイエロー顔料
銅フタロシアニンブルー顔料
溶性アゾ系レツド顔料
〔着色シートＢに用いた色素〕
チタンホワイト（ルチル型）
チタンイエロー顔料
コバルトブルー顔料
カドミウムレツド顔料
前記の色素を用いた場合灰色を呈している。
そして着色シートＡおよびＢとしてプラスチツ
クシートを用いる場合には例えばポリ塩化ビニル
樹脂、ポリエチレンおよびポリエステル樹脂等の
プラスチツクに前記した色素を各々練り込んでこ
れをフイルム状としたものが適用される。
クシートを用いる場合には例えばポリ塩化ビニル
樹脂、ポリエチレンおよびポリエステル樹脂等の
プラスチツクに前記した色素を各々練り込んでこ
れをフイルム状としたものが適用される。
また着色シートとして紙等を用いる場合には前
記した色素を用い、それを印刷インキ、塗料等と
して紙に印刷ないしコーテイングする方法がとら
れる。
記した色素を用い、それを印刷インキ、塗料等と
して紙に印刷ないしコーテイングする方法がとら
れる。
かくのごとく構成された光源の演色性検査カー
ドを用いてこれを第３図、第４図に示すごとく、
照明燈の下にもつて行つて見ると、その照明が標
準Ｃ光源に近いと第３図のごとくＡとＢの色の差
が殆んどなく現われ、またその照明が標準Ｃ光源
より掛け離れていると第４図に示すごとく、Ａと
Ｂの色の差が現れ、その光源の演色性が不適当で
あることが判明する。
ドを用いてこれを第３図、第４図に示すごとく、
照明燈の下にもつて行つて見ると、その照明が標
準Ｃ光源に近いと第３図のごとくＡとＢの色の差
が殆んどなく現われ、またその照明が標準Ｃ光源
より掛け離れていると第４図に示すごとく、Ａと
Ｂの色の差が現れ、その光源の演色性が不適当で
あることが判明する。
従つて本考案の光源の演色性検査カードは、
プラスチツク製品、繊維製品などの色の比較
検査を行なう場所の照明の検定。
検査を行なう場所の照明の検定。
印刷物の色校正を行なう場所の照明の検定。
美術館、博物館などにおける展示作品の照明
の質の検定。
の質の検定。
小売店（衣料、インテリア用品など）の売場
の照明の質の検定。
の照明の質の検定。
などを行なう場合、それらを極めて簡便に行なえ
る利点を有する。
る利点を有する。
第１図は本考案の光源の演色性検査カードの斜
視図、第２図は第１図におけるＣ−C′線断面図、
第３図は標準Ｃ光源で本考案のカードを見た状態
を示す斜視図、第４図は光源の演色性が不適当な
照明において本考案のカードを見た状態を示す斜
視図である。 １……本考案に係る光源の演色性検査カード、
２……台紙、３……標準Ｃ光源による照明、４…
…光源の演色性が不適当な照明、Ａ，Ｂ……着色
シート、A′……Ａの着色シートの色調が変化し
た状態。
視図、第２図は第１図におけるＣ−C′線断面図、
第３図は標準Ｃ光源で本考案のカードを見た状態
を示す斜視図、第４図は光源の演色性が不適当な
照明において本考案のカードを見た状態を示す斜
視図である。 １……本考案に係る光源の演色性検査カード、
２……台紙、３……標準Ｃ光源による照明、４…
…光源の演色性が不適当な照明、Ａ，Ｂ……着色
シート、A′……Ａの着色シートの色調が変化し
た状態。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに隣接する２枚の着色シートＡ及び着色シ
ートＢを主体として構成された光源の演色性検査
カードにおいて、上記着色シートＡは下記の無彩
色顔料配合物Ａから着色され、上記着色シートＢ
は下記の無彩色顔料配合物Ｂから着色され、両者
の着色カードＡ及びＢは標準光源の条件下でマン
セル値が同一となり、上記標準光源以外の光源下
では着色シートＡと着色シートＢとの間に色の差
が生じる様に調色されていることを特徴とする光
源の演色性検査カード。 顔料組成物Ａ： チタンホワイト（アナターゼ型） ジスアゾイエロー顔料 銅フタロシアニンブルー顔料 溶性アゾ系レツド顔料 顔料組成物Ｂ： チタンホワイト（ルチル型型） チタンイエロー顔料 コバルトブルー顔料 カドミウムレツド顔料
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP463082U JPS58109036U (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 光源の演色性検査カ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP463082U JPS58109036U (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 光源の演色性検査カ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58109036U JPS58109036U (ja) | 1983-07-25 |
| JPH044191Y2 true JPH044191Y2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=30017471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP463082U Granted JPS58109036U (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 光源の演色性検査カ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58109036U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0422275Y2 (ja) * | 1984-12-07 | 1992-05-21 | ||
| JPH043040Y2 (ja) * | 1985-08-14 | 1992-01-31 | ||
| JPH0676921B2 (ja) * | 1986-02-10 | 1994-09-28 | 大日精化工業株式会社 | 光源の演色性検査カ−ド |
-
1982
- 1982-01-19 JP JP463082U patent/JPS58109036U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58109036U (ja) | 1983-07-25 |
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