JPH0441693A - 連続薄錫めっきラインにおける原板の前処理方法 - Google Patents

連続薄錫めっきラインにおける原板の前処理方法

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JPH0441693A
JPH0441693A JP14712690A JP14712690A JPH0441693A JP H0441693 A JPH0441693 A JP H0441693A JP 14712690 A JP14712690 A JP 14712690A JP 14712690 A JP14712690 A JP 14712690A JP H0441693 A JPH0441693 A JP H0441693A
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JP
Japan
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tank
electrolytic pickling
strip
cleaning
pretreatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP14712690A
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English (en)
Inventor
Kanji Imaoka
今岡 幹士
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は連続薄錫めつきラインにおける原板の前処理方
法に関するものである。
[従来の技術] 連続FN鍋めっきラインの原板の前処理方法としては、
一般に第2図に示すような通常の鍋めっきラインの原板
の前処理方法が行なわれている。
図において、1は前処理装置、2はアルカリ洗浄タンク
、3は電解酸洗タンク、4はNiめっきタンク、5はS
nめっきタンクを示す、前処理装置1は主としてアルカ
リ洗浄タンク2、電解酸洗タンク3、リンスタンク6で
構成されている。
図示しないドラグプライドルロールから入ったストリッ
プ8は、アルカリ洗浄タンク1中の通常80℃以上の熱
アルカリ溶液7を通り、10〜20A/da”の電流密
度で電解クリーニングが行なわれる0次にリンスタンク
6や回転ブラシって表面残音を洗い落とし、電解酸洗タ
ンク3に入る。電解酸洗タンク3には温度制御された1
0〜20 g/i硫酸10が満たされ、ストリップ8と
それに相対する鉛電極11との閏で通電により電解酸洗
が行なわれる6次にリンスタンク12、更にはスクラバ
13で水洗とブラシで洗浄される(鉄鋼便覧■、p40
5.昭57年)、このように前処理装置1で表面を清浄
されたストリップ8は次のめっき装置4に導かれる。め
っき装置4は薄銅めっきを可能にするための下地用のN
iめつきタンク14と、Snめつきタンク5とリンスタ
ンク15で構成されている。めっき装置4で所定の付着
量にめっきされたストリップ8はリフロー処理、化成処
理等を行ない、その後、成品としてコイル、又は切板と
される。
又特開平1−119685号公報には連続めっきライン
の前処理方法の改良として、酸洗、酸洗リンス、ミスト
スプレーを行なった後に、酸洗後に発生した再酸化スケ
ールを溶解除去し、その後にめっき前リンスを行なうこ
とが提案されている。
これによって、めっき浴底前のストリップ表面に存在す
る再酸化スケールを除去出来る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した通常の傷めつきラインの原板の
前処理方法を薄銅めつきラインの原板の前処理方法にそ
のまま適用した場合、次ぎのような問題を生じる場合が
ある。薄銅めつきラインのライン速度は300m/分の
ように高速で処理されており、前処理装置内での処理時
間が非常に短い、そのためストリップ表面の浄化が不十
分になりやすい、これは特に電解酸洗での機能が充分に
発揮出来ないことによると考えられる。このような場合
、薄錫めっき成品はストリップ表面浄化の影響が大きい
ので、格落率が高くなるという問題がある。−例として
、年間を通じ、月光たり平均2〜3%が発生しているこ
とが知られている。
特開平1−119685号公報に記載の技術は酸洗後に
発生した再酸化スケールを溶解除去し、その後にめっき
前リンスを行なうものである。
薄銅めっきラインに上記技術を適用した場合、電解酸洗
、酸洗リンス等の後に、再度酸洗槽、酸洗リンス槽を設
けることが必要であり、工程を多くし、好ましくない。
本発明は簡単に電解酸洗の機能を充分に発揮させ、スト
リップ表面の浄化を充分にして、格落率の少ない連続薄
錫めっきラインの原板の前処理方法を提供することを目
的とする。
[!1題を解決するための手段及び作用]上記目的を達
成するために、本発明は連続薄錫めっきラインにおける
、アルカリ洗浄タンク、電解酸洗タンクを具備した前処
理処理装置で薄銅めっき用原板を前処理する方法におい
て、前記電解酸洗タンクの前に酸ディップタンクを設け
、アルカリ洗浄された原板を、電解酸洗タンクで電解洗
浄する前に、該酸ディップタンク内で同じ酸性溶液で原
板を洗浄する前処理方法とするものである。
本発明では15g/♂(片面)以下、特に1、Og/♂
〈片面)以下の薄銅めっき用原板を対象にするものであ
る。1.5g/♂(片面)を超えた錫めっき用原板では
、酸デイツプをしなくても、格落品の発生が少ない。
ここにおいて、薄銅めっきはSnめっきに限定するもの
ではなく、Ni、又はNiを基成分とした下地めっきを
してもよい、Ni下地めっきの場合が一般に多く用いら
れている1本発明では原板を電解酸洗する前に、同じ酸
性溶液に酸デイツプすることが必要である。これによっ
て、電解酸洗を行なう前に、原板は同じ酸性溶液で充分
に濡れており、通電性が良く、短時間の電解酸洗でも、
充分にその機能を発揮することが出来る。酸性溶液とし
ては硫酸溶液を用いることが出来る。
[実施例コ 第1図は本発明方法に用いる前処理装置の一実施例を示
す図である。
図において、22は酸ディップタンクである。
ここでは連続1絹めっきラインの前処理装置21として
、アルカリ洗浄タンク2、酸ディップタンク22、電解
酸洗タンク3が配設されている。
ストッリプ8はアルカリ洗浄タンク2で電解脱脂され、
リンスタンク6や回転ブラシ9で表面残量を洗落とし、
酸ディップタンク22に入る。酸ディップタンク22に
は10〜20 g / 41の濃度の硫酸溶液が満たさ
れている。この硫酸溶液には、鉄濃度が10〜23g/
IIの割合で溶解している、酸ディップタンク22に導
入したストリップ8は、そこで洗浄され、表面が均一に
硫酸溶液で濡らされる。
続いてストリップ8は電解酸洗タンク3に導入され、相
対する鉛電極11との閏で通電して電解酸洗が行なわれ
る。この場合、ストリップ8の表面が同一の硫酸溶液で
均一に濡れているので通電性がよく、電解酸洗が効率よ
く行なわれる。
その後、リンスタンク12、更にはスクラバ13で水洗
とブラシで洗浄される。ストリップ8は、めっき装置に
導入され、前述の第2図に示したような工程を得て、成
品としてコイル、又は切板とされる。
次ぎに第1図に示すような本発明の前処理方法を用い、
薄銅めっき成品の表面欠陥率を実験した結果を説明する
。この場合、酸デイツプ用液の処理を除いては、同一条
件の比較を行なった。
(条件) 原板・・・0.2〜0.4龍厚みの冷延鋼板、ライン速
度・・・200〜300m/分、アルカリ洗浄液(N 
a OH) −= 60±5g/jI、浴温度・・・7
5±5℃、 酸デイツプ用液・・・ 硫酸濃度10〜20 g / IIの溶液(鉄濃度10
〜20 g / J含む)、浴温度・・・40±2℃、 電解酸洗溶液・・・ 硫酸濃度10〜20 g / Jの溶液(鉄濃度10〜
20 g / ll含む)、浴温度・・・40±2℃、 薄銅めつき成品 ・・・10禦g/♂のNi層上に800■g/♂のSn
層を形成し、リフロー処理した もの。
(実験結果) 本発明の前処理方法を用いた薄銅めつき成品は繰返し5
回の表面欠陥格落率がいずれも皆無であった。これに対
して、比較例による薄銅めつき成品は繰返し5回の表面
欠陥格落率が平均4.0%であり、本発明の前処理方法
では原板の浄化による表面欠陥格落率が副署に向上した
[発明の効果] 本発明によれば、電解酸洗タンクの前(こ酸ディップタ
ンクを設置し、電解酸洗前の原板を酸デイツプするとい
う簡単な方法によって、薄銅めっき成品の表面欠陥格落
率を皆無にし歩留力(顕著に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に用いる前処理装置の一実施例を示
す図、第2図は従来の薄銅めつきラインの一例を示す図
である。 3・・電解酸洗タンク、21・・・前処理装置、22酸
ディップタンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続薄錫めっきラインにおける、アルカリ洗浄タンク、
    電解酸洗タンクを具備した前処理装置で原板を前処理す
    る方法において、前記電解酸洗タンクの前に酸ディップ
    タンクを設け、アルカリ洗浄された原板を、電解酸洗タ
    ンクで電解洗浄する前に、該酸ディップタンクで同じ酸
    性溶液で洗浄することを特徴とする薄錫めっき用原板の
    前処理方法。
JP14712690A 1990-06-05 1990-06-05 連続薄錫めっきラインにおける原板の前処理方法 Pending JPH0441693A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000015880A1 (en) * 1998-09-11 2000-03-23 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Process for electrolytic pickling using nitric acid-free solutions
JP2012052212A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Nippon Steel Corp 鋼帯の電気ニッケルめっき設備
JP2022525782A (ja) * 2019-03-27 2022-05-19 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 電気めっき被覆前に部品を前処理する前処理方法

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