JPH0441330Y2 - - Google Patents

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JPH0441330Y2
JPH0441330Y2 JP1984088038U JP8803884U JPH0441330Y2 JP H0441330 Y2 JPH0441330 Y2 JP H0441330Y2 JP 1984088038 U JP1984088038 U JP 1984088038U JP 8803884 U JP8803884 U JP 8803884U JP H0441330 Y2 JPH0441330 Y2 JP H0441330Y2
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carrier
carriers
reaction
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reaction vessel
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JP1984088038U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は不溶性担体を用いる分析装置、特に酵
素免疫自動分析装置に関するものである。
(従来技術) 不溶性担体を用いる分析装置は種々の形式のも
のが提案されており、本願人も、例えば特開昭56
−147067号においてその一つを提案している。こ
のような不溶性担体を用いる自動分析装置におい
て、多数の反応管を回転テーブルの円周上に配置
し、このテーブルの周囲に担体投入装置、被検試
料分注装置、試薬分注装置、担体排出装置、洗浄
装置などを配置し、順次の反応管に担体を所定個
数投入しながら分析を行なうようにしたものが知
られている。このような分析装置においては、予
め決められた個数の担体を反応管に正確に投入す
ることが分析精度を確保する上で必要である。担
体投入装置も種々の形式のものが提案されてお
り、例えば特願昭58−251162号および実願昭58−
11222号に記載されている。しかし、このような
担体投入装置では必ずしも所定の個数の担体を投
入できるとは限らず、例えば1個も投入されなか
つたり、2個の担体を投入すべきところを1個し
か投入しなかつたり、1個の担体を投入すべきと
ころを2個以上も投入してしまつたりすることが
ある。従来、反応管に投入された担体をチエツク
することが提案されていなかつたため、上述した
ように誤つた個数の担体が反応管内に投入された
り、担体がまつたく投入されなかつた場合にも、
被検試料分注装置や試薬分注装置は通常のように
動作してしまうため、適切な分析が行なわれなか
つたり、被検試料だけでなく、試薬や洗浄液が無
駄に消費されてしまう欠点があつた。特に被検試
料は他の分析に使用されることが多いので、余分
にはない場合もあり、そのような場合には再検査
ができなくなる欠点もある。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した従来の欠点を除去
し、反応管に適正な個数の担体が投入されたか否
かをチエツクする装置を設けることにより、分析
精度を向上すると共に被検試料や試薬の無駄な消
費を回避することができる分析装置を提供しよう
とするものである。
(考案の概要) 本考案は、複数の反応容器とこれにあらかじめ
所定の抗体または抗原を付着させた担体を投入す
る担体投入装置を配置し、該反応容器に所定個数
の担体を投入し酵素免疫反応を行わせる自動分析
装置において、反応容器の側方から該反応容器底
部の担体を光学的に検知するかまたは反応容器上
方から反応容器中に棒を挿入して該反応容器底部
に収容されている担体に接触させ担体を機械的に
検知する担体検知装置を設けたことを特徴とする
ものである。
このような本考案の分析装置によれば、適正な
個数の担体が投入されていない反応容器は使用せ
ず、それ以降に現われる適正な個数の担体が投入
された反応容器を用いて試料分注や試薬分注を行
なうことができるので、誤つた分析結果がとり込
まれたり、試料や試薬が無駄に消費されることは
なくなる。
(実施例) 第1図は本考案による酵素免疫分析装置の一実
施例の全体の構成を示す線図である。本例ではタ
ーンテーブル1を回転自在に配置し、このターン
テーブルの円周上に多数の反応管2を配列する。
ターンテーブル1は矢印aで示す方向に間欠的に
回転するが、その停止位置をP1〜P9で示す。こ
れらの位置にある反応管に対しては所定の動作が
行なわれるようになつている。すなわち、位置
P1には予め所定の抗体または抗原を付着させた
担体を投入する担体投入装置3を配置し、順次の
反応管2内に所定個数の担体を投入する。位置
P2には本考案による担体検知装置4を設け、反
応管2内に予め決めた適正個数の担体が投入され
ているか否かを検知する。位置P3には試料分注
装置5を配置し、所定量の試料を反応管2内に分
注する。本例の分析装置は競合法によるものと
し、位置P4に、所定量の酵素標識試薬を反応管
2へ分注する標識試薬分注装置6を配置する。こ
のようにして抗原−抗体反応を行なわせる。次に
位置P5には担体に結合された抗体または抗原と、
フリーな抗体または抗原とを分離する(これを一
般にB−F分離と云う)ために、B−F分離装置
7を配置する。このB−F分離装置7は反応管2
内の検液を排出し、洗浄液または緩衝液によつて
担体および反応管を洗浄するものである。次の位
置P6には発色試薬分注装置8を設け、所定量の
発色試薬を反応管2内に分注する。この発色試薬
は担体に結合されている標識酵素の存在下で呈色
反応をするものである。位置P7には測定装置9
を設け、反応管2内の検液を吸引してフローセル
へ導き、比色測定する。位置P8には担体、検液
排出装置10を設け、反応管2内に残存している
担体および検液を排出する。最後に位置P9には
洗浄装置11を設け、反応管2の洗浄を行なう。
上述した各装置3〜11はターンテーブル1の間
欠駆動装置12と共に中央制御装置13に接続
し、ターンテーブル1の間欠送りと同期して駆動
するように構成されている。
本考案の分析装置では、担体投入装置3の直後
に担体検知装置4を設け、反応管2内に所定の個
数の担体が正確に投入されているか否かをチエツ
クする。ここで適正な個数の担体が投入されてい
る反応管については、以後の操作は通常のように
行なうが、適正な個数の担体が投入されていない
反応管については、試料分注、酵素標識試薬分
注、B−F分離、発色試薬分注および測定操作は
行なわない。このような制御は中央処理装置13
によつて行なうことができる。したがつて、試料
および試薬はもとより洗浄液または緩衝液の浪費
はなくなると共に誤つた分析結果が出力されるこ
ともなくなり、分析精度および信頼度の向上を図
ることができる。
次に本考案の分析装置に用いる担体検知装置に
ついて説明する。第2図A〜Cは担体検知装置の
一実施例を示すものであり、光学的に担体を検知
するものである。本例では1個の担体が投入され
ているときが正常なものであるとする。反応管2
は透明な材料で構成し、この反応管2の両側に光
源20と受光器21とを対向して配置する。光源
20は垂直方向に細長い平行光束を投射するよう
に構成すると共に受光器21は垂直方向に分割さ
れた第1および第2の受光領域21aおよび21
bを有するものとする。各受光領域の垂直方向の
寸法は、反応管2内に投入される担体22の直径
にほぼ等しい。したがつて、第2図Aに示すよう
に1個の担体22が反応管2内に投入されている
ときには、受光領域21aには光は入射しないが
受光領域21bには光が入射することになる。一
方、第2図Bに示すように反応管2内に担体が投
入されていないときには、両受光領域21aおよ
び21bに光が入射し、第2図Cに示すように2
個または3個以上の担体22が誤つて投入されて
いるときには、両受光領域21aおよび21bに
光は入射しないことになる。したがつて、受光領
域21aおよび21bの光電変換出力を処理する
1個の担体22が正しく反応管2内に投入されて
いるか否かを正確に検知することができる。
上述した実施例では1個の担体が投入されてい
るときを正常としたが、例えば2個の担体が投入
されている状態が正常であるとする場合にはそれ
ぞれが担体の直径にほぼ等しい長さを有する3個
の受光領域を配列するか、担体の直径のほぼ2倍
の長さを有する受光領域の上に担体の直径にほぼ
等しい長さの1個の受光領域を配列することもで
きる。
第3図A〜Cは担体検知装置の他の実施例を示
すものであり、本例では機械的に担体を検知する
ものである。本例では反応管2の軸方向に昇降す
るアーム30を設け、このアーム30に検知棒3
1を摺動自在に配置する。検知棒31には、アー
ム30からの脱落を阻止するためのストツパ31
aを一体的に形成すると共にフランジ31bを形
成して、このフランジとアーム30との間にコイ
ルバネ32を介挿する。さらに反応管2の軸線方
向に担体の直径にほぼ等しい距離だけ離間して一
対のマイクロスイツチ33および34を設け、こ
れらマイクロスイツチのアクチユエータを検知棒
31の移動通路内に突出させておく。
第3図Aに示すように反応管2内に1個の担体
22が正しく投入されている場合には、アーム3
0および検知棒31を降下させて行くと検知棒3
1の先端は担体22と当接して停止する。このと
き、アーム30は引続き降下するので、コイルバ
ネ32が圧縮される。この状態では検知棒31は
下側のマイクロスイツチ33のアクチユエータを
駆動し、マイクロスイツチ33をオンとする。一
方マイクロスイツチ34はオフとなつている。
第3図Bに示すように反応管2内に担体が投入
されていないときには、検知棒31はアーム30
と共に降下するのでマイクロスイツチ33および
34はともにオフとる。また、第3図Cに示すよ
うに2個の担体22が反応管2内に誤つて投入さ
れているときには検知棒31は第3図Aよりも上
方の位置で下降が停止されるので、検知棒31は
マイクロスイツチ33および34の双方を駆動す
るようになり、双方のマイクロスイツチともオン
となる。したがつてこれらマイクロスイツチの出
力信号を論理回路を用いて処理することにより反
応管2内に担体22が正しく1個投入されている
か否かを検知することができる。
本考案は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、種々の変形を加えることができる。例
えば上述した分析装置は競合法による酵素免疫分
析装置としたが、サンドイツチ法による酵素免疫
分析装置とすることもできるし、酵素標識以外の
螢光標識や放射性標識を用いる分析装置として構
成することもできる。また、担体検知装置も上述
した実施例以外の構成とすることもできる。例え
ば光学式のものとして、反応容器の上方から光束
を投射し、その反射光を受光する自動焦点機構を
利用したものとすることもできる。さらに適正な
個数の担体が投入されていない反応管を検知した
ときに警報を発生するように構成することもでき
る。
(考案の効果) 上述した本考案によれば、担体投入後、反応容
器に適正な個数の担体が投入されているか否かを
検知し、適正な個数の担体が投入されていない反
応容器については試料、試薬等を分注しないよう
にしたため、試料や試薬が無駄に消費されること
がなくなる。また、適正な個数の担体が投入され
た反応容器だけについて常に試料の分注が行なわ
れるので再検査の必要がなくなり、分析時間の短
縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による分析装置の一実施例の全
体の構成を示す線図、第2図A〜Cは本考案によ
る担体検知装置の一実施例を示す線図、第3図A
〜Cは担体検知装置の他の実施例を示す線図であ
る。 1……ターンテーブル、2……反応管、3……
担体投入装置、4……担体検知装置、5……試料
分注装置、6……標識試薬分注装置、7……B−
F分離装置、8……発色試薬分注装置、9……測
定装置、10……担体、検液排出装置、11……
洗浄装置、12……間欠駆動装置、13……中央
処理装置、20……光源、21……受光部、22
……担体、30……アーム、31……検知棒、3
3,34……マイクロスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の反応容器とこれにあらかじめ所定の抗体
    または抗原を付着させた担体を投入する担体投入
    装置を配置し、該反応容器に所定個数の担体を投
    入し酵素免疫反応を行わせる自動分析装置におい
    て、反応容器の側方から該反応容器底部の担体を
    光学的に検知するかまたは反応容器上方から反応
    容器中に棒を挿入して該反応容器底部に収容され
    ている担体に接触させ担体を機械的に検知する担
    体検知装置を設けたことを特徴とする自動分析装
    置。
JP8803884U 1984-06-15 1984-06-15 分析装置 Granted JPS615475U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8803884U JPS615475U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 分析装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8803884U JPS615475U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 分析装置

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Publication Number Publication Date
JPS615475U JPS615475U (ja) 1986-01-13
JPH0441330Y2 true JPH0441330Y2 (ja) 1992-09-29

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ID=30640802

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JP8803884U Granted JPS615475U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 分析装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4981266A (ja) * 1972-12-13 1974-08-06
JPS5693047A (en) * 1979-12-27 1981-07-28 Hitachi Ltd Container detector
JPS58154664A (ja) * 1982-03-10 1983-09-14 Nippon Tectron Co Ltd 生化学自動分析装置における液体秤取量確認管理方法及びその装置
JPS58223757A (ja) * 1982-06-22 1983-12-26 Union Giken:Kk 自動洗浄における液量制御方法

Patent Citations (4)

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JPS58223757A (ja) * 1982-06-22 1983-12-26 Union Giken:Kk 自動洗浄における液量制御方法

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JPS615475U (ja) 1986-01-13

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