JPH0441305Y2 - - Google Patents

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JPH0441305Y2
JPH0441305Y2 JP12640386U JP12640386U JPH0441305Y2 JP H0441305 Y2 JPH0441305 Y2 JP H0441305Y2 JP 12640386 U JP12640386 U JP 12640386U JP 12640386 U JP12640386 U JP 12640386U JP H0441305 Y2 JPH0441305 Y2 JP H0441305Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は天びんの皿の位置決めおよび衝撃吸収
機構に関し、特に、電子式上皿天びん、直示上皿
天びん等を含む、上皿を有する重量検出機器に利
用することができる。
〈従来の技術とその問題点〉 天びんケースの上方に被測定試料を載せるため
の皿が配設された、いわゆる上皿天びんにおいて
は、その用途に応じて四辺形等の角皿を用いる場
合がある。この角皿を使つた上皿天びんでは、天
びんケースに対する皿の取付け角度に関する位置
関係に制約がある。すなわち、天びんケースに対
して皿が正規の位置から歪んで取り付けられた場
合には、外観を損ねたり、あるいは重量値の表示
部を隠してしまうことがある。また、天びんケー
スの固定部分等にコーナー部分等が接触して天び
んとしての機能を果たさなくなる場合もある。
本考案の目的は、簡単な構成のもとに、天びん
ケースに対する皿の取り付け位置を容易に正規の
関係に設定することができると同時に、皿側面へ
の衝撃荷重に対する保護機能をも有する、天びん
の皿の位置決め機構を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための構成を、実施例に
対応する第1図乃至第4図を参照しつつ説明する
と、本考案は、荷重センサ3の力点部31の上方
に固着された皿受け軸6に、被測定試料を載せる
ための皿4を支承してなる天びんにおいて、皿4
の底部に、皿受け軸6に回動自在に嵌まり込む孔
43が穿たれた円柱部41を形成するとともに、
この円柱部41の外周面には少くとも1箇所の平
坦部42を形成し、荷重センサ3には、皿4の円
柱部41の孔43を皿受け軸6に嵌め込んだ状態
で平坦部42に弾性的に当接してその平坦部42
を所定の向きに沿わせるための板ばね5を固着し
たことによつて、特徴づけられる。
〈作用〉 皿4は、その底部に設けられた孔43を皿受け
軸6に嵌め込むことによつて、この皿受け軸6の
回りを回動自在に支承されることになるが、板ば
ね5が平坦部42に弾性的に当接して平坦部42
の向きを所定の方向に沿わせるから、皿4は常に
天びんケース2に対して一定の取り付け位置関係
を保つて支持されることになる。
また、この取り付け状態において、皿4の側面
に衝撃荷重等を与えても、板ばね5の弾性力によ
る皿4の保持力を越えるモーメントが作用すれ
ば、皿4が皿受け軸6を中心に回転することにな
り、衝撃を吸収することができる。
〈実施例〉 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案実施例の要部縦断面図で、第2
図は、その天びんケース2を切断した状態で示す
−矢視図である。また第3図はその平面図で
ある。
ベース1の上方は天びんケース2で覆われてお
り、この天びんケース2の内部に荷重センサ3が
収容されている。
荷重センサ3は、その一端部がベース1に固着
されており、その他端は荷重を受ける力点部31
を形成している。この力点部31に測定すべき試
料を載せるための四角形の皿4が支持され、この
皿4は天びんケース2の上部に形成された貫通孔
を介してその外部上方に突出している。そして、
この皿4に載せられた試料の重量は、荷重センサ
3によつて検出され、天びんケース2の一辺部に
設けられた重量表示部21に表示される。
さて、皿4の荷重センサ3への取付け構造を、
第4図に示す要部斜視図を参照しつつ、以下、詳
細に説明する。
荷重センサ3の力点部31に、鉛直上方に伸び
る皿受け軸6がねじ7によつて固着されている。
また、皿4の底部には、皿4に直交して下方に伸
びる円柱部41が形成されており、この円柱部4
1にはその中心軸に沿つて孔43が穿たれてい
る。この孔43は、皿受け軸6に対して回動自在
に嵌挿することができる。
円柱部41の外周面には、互いに平行な2箇所
の平坦部42,42が形成されており、この平坦
部42,42が荷重センサ3の長手方向に沿う状
態で、皿4は天びんケース2に対して第3図に示
す正規の位置関係を保つよう構成されている。
荷重センサ3の力点部31には、この力点部3
1を下方から抱き込むようコ字形に形成された板
バネ5が、前述したねじ7によつて固着されてい
る。この板ばね5は、その両先端部から力点部3
1よりも上方に突出し、この突出部分にはそれぞ
れ荷重センサ3の長手方向に沿う内側への湾曲部
51,51が形成されている。板ばね5を力点部
31に取付けた状態では、各湾曲部51,51の
内縁間の寸法は、前述した皿4の円柱部41の平
坦部42,42間の幅寸法よりも所定量だけ小さ
く、皿4の孔43を皿受け軸6に差し込んでその
平坦部42,42を荷重センサ3の長手方向に沿
わせた状態において、板ばね5の湾曲部51,5
1がそれぞれ平坦部42,42に弾性的に当接す
るよう構成されている。
以上の構成によると、皿4を天びんケース2に
対して概略正規の位置関係となるよう、皿受け軸
6に差し込むことにより、皿4の円柱部41に設
けられた平坦部42,42が、板ばね5の湾曲部
51,51に挟み込まれてその向きが常に正確に
正規の向きに位置決めされ、弾性的に保持され
る。
また、以上の構成によれば、測定中等に誤つて
皿4の側面に衝撃力等を作用させても、位置決め
用の板ばね5の弾性的保持力を越えるモーメント
の作用によつてこの板ばね5が開くので、皿4が
皿受け軸6を中心として回転して衝撃力が吸収さ
れる。これにより、この方向への衝撃力は直接荷
重センサ3に伝達されることなく、荷重センサ3
が保護される。
更に、以上のコ字形をした板ばね5は、荷重セ
ンサ3を弾性的に抱き込んでしつかりと保持する
ことになるから、この板ばね5の荷重センサ3へ
の取付け時において、荷重センサ3に対する位置
決め用の板ばね5自体の位置ずれを生ずることな
く、皿4を挟み込む湾曲部51,51は常に荷重
センサ3の長手方向に平行に取付けられる。この
ことは、荷重センサ3と、これに支承される皿4
との位置関係は常に一定となつて、個々の構成部
品(荷重センサ3、皿4、天びんケース2等)に
互換性を持たせ得ることになる。
なお、以上の実施例では、皿4の円柱部41に
平行な2箇所の平坦部42,42を設けて、この
平坦部42,42をコ字形の板ばね5で挟み込む
ことによつて位置決めをした例を示したが、本考
案はこれに限定されることなく、第5図に示すよ
うに、位置決め用の板ばね5′をL字形にしても
よく、この場合、皿の円柱部には1箇所の平坦部
を設ければよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、荷重セ
ンサの力点部に固着された皿受け軸に回動自在に
嵌挿し得る孔を皿に設け、この孔を中心とする円
柱部には平坦部を形成して、荷重センサに固着さ
れた板ばねがこの平坦部に弾性的に当接して、皿
が所定の位置関係で荷重センサに位置決め支持さ
れるよう構成したから、簡単な構成のもとに、皿
を天びんケースに対してきわめて容易に正規の位
置関係にセツトすることができる。また、皿の側
面に対する衝撃力等は、板ばねによる弾性的な位
置決め支持であるが故に、皿がその弾性力に抗し
て皿受け軸の回りを回転することによつて吸収さ
れ、荷重センサが保護されることになる。
更に、位置決め用の板ばねをコ字形に形成して
荷重センサを抱き込むように固着すれば、前述し
たように、この板ばねを常に荷重センサに対して
一定の姿勢で取り付けられ、各部品の互換性を持
たせることができる結果、天びん製造時等におい
て個々の部品についての位置合わせのための調整
が不要となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部縦断面図、第2図
はその天びんケース2を切断した状態で示す−
矢視図、第3図はその平面図、第4図はその要
部斜視図、第5図は本考案の他の実施例の要部斜
視図である。 1……ベース、2……天びんケース、3……荷
重センサ、31……力点部、4……皿、41……
円柱部、42……平坦部、43……孔、5……板
ばね、51……湾曲部、6……皿受け軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 荷重センサの力点部の上方に固着された皿受
    け軸に、被測定材料を載せるための皿を支承し
    てなる天びんにおいて、上記皿の底部に、上記
    皿受け軸に回動自在に嵌まり込む孔が穿たれた
    円柱部を形成するとともに、この円柱部の外周
    面には少くとも1箇所の平坦部を形成し、上記
    荷重センサには、上記皿の円柱部の孔を上記皿
    受け軸に嵌め込んだ状態で上記平坦部に弾性的
    に当接して当該平坦部を所定の向きに沿わせる
    ための板ばねを固着したことを特徴とする、天
    びんの皿の位置決めおよび衝撃吸収機構。 (2) 上記円柱部の外周面に互いに平行な2箇所の
    平坦部を形成し、上記板ばねを、この2箇所の
    平坦部それぞれに当接して挟み込むようコ字形
    に形成して、このコ字形の板ばねを上記荷重セ
    ンサを抱き込むよう固着したことを特徴とす
    る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の天び
    んの皿の位置決めおよび衝撃吸収機構。
JP12640386U 1986-08-18 1986-08-18 Expired JPH0441305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12640386U JPH0441305Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12640386U JPH0441305Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6331336U JPS6331336U (ja) 1988-02-29
JPH0441305Y2 true JPH0441305Y2 (ja) 1992-09-29

Family

ID=31020175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12640386U Expired JPH0441305Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

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JP (1) JPH0441305Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9027571B2 (en) 2007-03-13 2015-05-12 The Procter & Gamble Company Tool for separating a hair bundle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9027571B2 (en) 2007-03-13 2015-05-12 The Procter & Gamble Company Tool for separating a hair bundle

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6331336U (ja) 1988-02-29

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